Gry的日常

塔南高校吹奏楽部第30回演奏会は，さる5月2日(土)・3日(祝)の2回公演に，2,200名余りの皆さまにご来場いただき，盛会のうちに幕を下ろすことができました。
開催にあたりご指導ご協力いただきました学校長はじめ塔南高校教職員の方々，快く合同演奏に参加していただいた神川・久世中学校の皆さま，及び日々の活動にご支援ご声援下さいました地域並びに保護者・Gryphons Supporter Clubの関係各位に厚く御礼申し上げます。

Gryphons2015「春風に花を散らすと見る夢は」
ただいまショウメンバー募集中です!!
平安末期の歌人である西行法師の和歌，
「春風に　花を散らすと見る夢は　覚めても胸の騒ぐなりけり」
からイメージした「きれいでカッコいい和風ショウ」をめざして，桜の花が散る美しさ，人の想いを表現することに挑戦します！
練習見学は「いつでもどこでも大歓迎」です！メールフォームからお気軽にご連絡下さい。
5月9日(土)12:00，ショウ概要説明会から，2015レギュラーシーズンが始まります。

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第1部ジョイントステージは，「春を染める」と題して2日公演では久世中学校＆神川中学校吹奏楽部との合同演奏，3日公演では30回記念として歴代OBOGとの合同演奏を行いました。

「ルパン５世vs“迷”探偵コナン」と題した第2部バラエティステージは，映画撮影現場という設定で，王様な監督と，ちょっと抜けているＡＤとの掛け合いを軸に，歌ありダンスありのステージで構成してみました。
（ダンスで中心となって活躍するのは，もちろんColorGuardチームです）
映画「ナイトミュージアム」を想定した曲目では，A.Sax.Soloをフィーチャー。映画キャストのダンスの傍らで大道具のモアイが風船を膨らませ，最後に割ってみせる演出が好評でした。
もっとも喜んでいただけたのが，ルパン５世が歌う「きよしのズンドコ節」。アンケートでも多くの皆さんから絶賛をいただきました。（風呂場での特訓が報われてよかったね，ルパンくん！）

第3部は，もちろん演奏会最大の見せ場，Marchingステージ。
最初に登場するのは，Gryphons2014「Justice or Mercy 〜正義か愛か〜」です。
全国大会で演奏した曲目そのままに，演出はステージサイズを考慮してもう一度練り直し，現役高校生部員だけで演じます。デザインする立場からすると，これだけの面積にこれだけの人数がひしめくという状況は「悪夢」以外の何者でもないのですが(^0^;)

続いて一般メンバーも加わってPit.ショウ→Perc.ショウへと続きます。この演奏会のためだけに編成されたSpecialチームですが，さすがに息はピッタリ合っていて，今まで練習を積み重ねてきたことが窺われます。
ColorGuardショウも，今回は現役高校生部員と一般メンバーが入れ替わり立ち替わりで演じる合同タイプとなっています。

そして，大人の魅力120％全開！の一般メンバーショウ。今回はホルストの名曲「THE PLANETS」から構成されており，次々と斬新な演出が繰り出されました。
最後を飾るのは現役高校生だけのショウ，「The Rock’n’roll teens Create」
今回は，The Moody Blues，Led Zeppelin，Emerson, Lake & Palmer，Aerosmithと，ロックの大御所の名曲を並べた意欲的なプログラムです。

今どきの高校生は，（企画選曲担当者を含め）こうしたロックの名曲なんて全く知らなかったのですが，参考音源をいろいろと聞き比べて，少しはJ-Pop以外の音楽，特に洋楽について新しい発見ができたかもしれません。
演奏するのは往年の名曲ですが，演出は若さと勢いを全面に押し出す形で考案してみました。

アンコールはもはや定番，おなじみとなった「Greased Lightnin’」
一般メンバーや，裏方（STAFF）として演奏会を支えてくれた１年生部員も全員，舞台と客席に飛び出して，お客さんとともに楽しみます。

こうして，第30回演奏会も無事に終了。涙，涙の３年生紹介（顧問にとっては演奏会でもっともハードな曲かも?!）を無事に終え，TONAN Brassも新学年をようやく迎えることとなりました。
息つく間もなく，Gry2015シーズンと現役54期が始まります。

ところで，今回の演奏会で行った現役ショウは，6月13日(土)に開催される塔南高校第1回学校説明会部活紹介，そして，14日(日)嵐山若葉まつりでもご披露する予定です。少しブランクがあり（間に中間テストが・・・）クォリティ的には演奏会レベルにまで戻せるかは，いささか心許ないのですが，今回見逃した方は，ぜひこの機会にご覧下さい！