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Gry的日常

TONAN Marching Band The Gryphonsの活動をご紹介します。

ファーストショウの日(後編)

昼のリハーサル,そして多目的ホールでのMM,サブアリーナのチューニングと,本番前にやるべきことは全て順調にこなすことができました。あとは,昨日までの練習成果をお客さんの前でご披露するだけ。これが今日最後の,そして最大のハードルとなります。
『今日,金賞とれました! おめでとう! そして関西がんばりましょ! 色んな人たちの前で何かするんって,すごく楽しいなっ!って思う。人に見せれるまでのことは,ものすごく大変やけど,見てもらって拍手とかもらえることが本間にうれしかった! 自分的にめっちゃ楽しめたし,よかった! けど,終わり・GOALじゃなくて,新しいSTARTやし,今まで以上に気合い入れてがんばってく!』
091916ファーストショウの日(後編)

サブアリーナから移動して入場口待機。Pit.サポート隊はPit.人たちと正面下手側の扉前で,同じように待機時間を過ごしているはずです。
今日ここに来るのは2回目とはいえ,リハと本番ではみんなの緊張感もかなり異なります。
リハの時からこれだけ緊張感を持って臨めるようになれれば,STAFFとしても本番で安心して送り出せるはずですが,人間,そう都合良くはなれないもの。さんざん話を聞かされ,メンバー諸君も理屈では理解しているでしょうが,やはり扉前では独特の雰囲気に包まれてしまいます。
091917待機2
押し黙ったままの者,手を繋ぎ合う者,ことさらにこやかにふるまう者など,この場を乗り切るのは各人各様。それぞれのやり方で,できるだけ通常のランスルーに近い気持ちへ持っていこうとしていました。
ある本で,大リーグのイチロー選手はベンチから打席に向かう時,どちらの足から踏み出すかまで,同じルーティンを頑なに守っている,という話を読みました。(←その最後が左手で右肩袖を少しまくり上げる,というあの動作だそうです) GryにはGryのルーティンが確立できればよいのですが・・・。
『とても緊張してたけど,魔法の言葉,パートと本番前一緒に手つないで,とても安心して本番出れた。緊張しすぎて,あせってコンテやらなくて良かった。』
091918待機3
M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)は,神の啓示をイメージしたシーンから始まります。Guardをワラワラと取り囲んだHornLineが,スッと満月(円)になり,その満月が半月へ三日月へと欠けていく中で,神への祈りが始まる,という演出になっています。
『最初は全然緊張しなくて,自分ではいつも通りにABPとかMMとか出来たけど,やっぱり前の人の演奏が終わると,いきなり緊張し出してきて「うわー,どうしよう」とか思っている内にいつの間にか始まって,いつの間にか終わってしまった感じでした。でも,魔法の言葉は,めっちゃ勇気づけられました。関西大会では,もう少し楽しみたいと思います。』
091919M1冒頭
祈りに続くファーストヒット部分は,そのまま三日月がモチーフになっています。M1「Al-Isla」後半はタイトルにもなっている,砂漠を行く夜の旅。激しいリズムと攻撃的な音色で,容易に人間をよせつけない荒々しい大自然の厳しさを表現したい部分です。
『1st Showめっちゃ緊張した。リハの時,だいぶボロボロやって,本番ではけっこうできたけど,関西ではリハはできひんって言われたし,1発目から実力発揮できるようにしていかなあかんと思った。金賞もらえたのはうれしいけど,自分としてはミスもいくつかしてしまって,ラインからちょっとずれてたり,とかもあって,すごい悔しかった。関西では,こんな思いをしなくていいように,今日のことを活かして,関西に向けてがんばっていく。』
091920M1ヒット
M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)からは一転して柔らかいサウンドへ変わります。
この曲の冒頭で登場するのはMelophoneのDuet Solo。Kartinと高校2年生Tomomiの息はよく合っていました。あとはもう少し音程感を精密にして,もっとブレンドした響きが出せると,雰囲気がさらに良くなるでしょう。
『京都府大会でのファーストショウは楽しみながらできた。本番前はめっちゃ緊張したけど何とかやりとげました。リハの時,めっちゃパニくってた自分を思い出します。なんか風景とかポイントとかがいつもと違うし焦ってました。関西ではリハがないって聞かされて正直,不安です。でも関西までに時間あるし,不安を無くすために頑張って練習していきたい。自信持って「私達のショウを見て下さい」って胸はってフロアに出れたらいいなと思います。』
091921M2デュエット
M2「Al-Nahl」はタイトル通り,巡礼の旅に出た一行が渡る大河(旅のルートとしてはナイル川に見立てています)がGuardによって表現されます。M1と同じ大自然でも,こちらは人々を包み込み,潤いと恵みを与えてくれる大自然。音色や振付もそれにふさわしいものにしていきたい部分です。
『昨年は自分のことで必死やって,全然まわり見れてへんかったけど,今年は「あ,ここあかん」とか「ここはこうしな」とか考えて歩けたかなって思いました。学校でビデオ見たけど,コンテ中にできてへんなって思ったとこは,やっぱできてへんかったし,ちゃんと克服したいです。』
091922M2フラッグ
M2のラストシーンはPiccolo SoloとGuardが絡みます。Piccoloを吹くのは高校2年生Shippe。今日はファーストショウ&Gryショウ初ソロと初物ダブルとなった彼女ですが,堂々と吹ききってくれました。
『昨年とちがって心に余裕をもって演技することができたけど,Soloは少し緊張しました。M2→M3の伸ばしの音がすごく長く感じてしんどかったです。』
091923M2ソリスト
大河を越えてオアシスの街にやってくると,ちょうどお祭りの真っ最中でした!
というのがM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)の設定です。3曲目は構成上「起・承・転・結」の「転」にあたる部分となります。今までのGryphonsでは,ここで世界が崩壊したり,魂が縛られたりというダークな表現が多かったのですが,今季は珍しくハチャメチャにハッピーに表現することになっています。
『楽しくできた!! 今までで自分なりに1番良いものが出せたと思う。リハのおかげ☆ でも,もっと磨かんとあかんとこいっぱいあるし,これからの練習に向けてのやる気が増した一日(本番)になった。M3はしゃぎすぎたかも。』
091924M3タール
4人のアラビア美女?に囲まれても,あくまで硬派を貫くのは,BatteryチーフShimiゴンのSD(スネアドラム)Solo。太鼓命の彼に対しては,ライフルNatsumiの果敢なアタックも効果があまりないようですね(^。^)
091925M3ソリスト
M3「Al-Balad」には,HrズたちやWoodセクションのSoliもフィーチャーされていますが,やはり主役はBatteryとGuardたち。特にBattery人にとっては「Al Hajj」の中でここが最大の見せ場なので,いつも張り切って叩きまくっております。
『Gryのファーストショウは,とても楽しめたと思う。M3の楽しく吹くところも楽しかったし,今までの練習よりも吹けたように思うし,「日本一のカンパニー」をつくるには,まだ遠いけど,このファーストショウをきっかけに,どんな風にショウを作っていけばいいか分かったし,よくするにはどこを直せばいいかも分かったし,ファーストショウから始められるようにもっとショウを良くしていこうと思った。』
091926M3Battery
M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) は,苦難の旅を乗り越え,ようやく聖地にたどり着いた巡礼たちが夜明けを迎え,昇る太陽に神を見る設定です。今までのGryphonsでは,カンパニー1歩目に合わせてフィールドの色を一気に塗り替えることが多かったのですが,今季は「日の出」を表現するため,しだいに色が拡がっていく演出になっています。
『Gry 1st Show,けっこう落ちついて挑めた! 個人的にミスはなかったし良かった。去年とは大違い。今まで練習してきたことを前日に整理したし,本番前の待機時間も1人で妄想ランスルーしたし,本番はいつも通りにいけた。M3はほんまに楽しめた! Motoki先輩もニコニコやったし,自然とニコニコしながら吹けた!! M4はカンパニー思いっきり吹けたし気持ちよかった。Motoki先輩の表情に何度も救われた!!‥‥まだまだやと思うけど,メンバーが1つになって一緒に一歩を踏み出せたんが何よりもうれしかった。お客さんにも,このチームワーク伝わってたらいいなて思いました。』
091927M4カンパニー
M4「Al-Alå」のラストシーン,空に輝く太陽に見立てたHornLineが一カ所に集まり,空いているスペースをGuardのフラッグが埋める,という形になっています。これもGryphonsのラスト=フォーメイションとしては珍しい構成。今季の特色の一つですね。
『中学の時に合同した後にみたマーチングショウは,もっとすごかって,カンパニーのとことか,毎回,絶対「とりはだ」やった。でも,ビデオ見ても,そんなんなくて,吹いてる時も「カンパニーや」みたいな気持ちで,なんかイヤやった。自分が入って吹きながら感動できるカンパニーにしたい。後でDVDとか見て「とりはだ」たつぐらい,自分が中学の時感動したみたいに,自分も感動してもらえるカンパニーを歩きたいて改めて思った。今日のビデオで皆がどう思ったかは分からへんけど,自分は感動出来ひんかった。それが一番悔しかった。関西ではもっと感動できるショウにしたい。その為に何が必要か,もっと考えて,明日からの練習,また気合い入れて頑張りましょ\(^O^)/』
091928M4ラスト
オープン参加していたマーチングコンテストとは違い,京都府大会ではファーストショウが審査されます。これもGryphonsでは珍しいことなので,メンバーのメンタルについてSTAFFはいろいろと気を揉みました。ありがたいことに,未熟な部分を多々残しているファーストショウにもかかわらず,「金賞」をいただくことができました。
閉会式の式典演奏も無事に終え,学校へ戻ると,一日の締めくくりは反省会。
通算7回目のランスルーとなったファーストショウのタイムは7分55秒。奇しくも前日のランスルーと全く同じタイムでした。メンバーの大部分が平常心でショウを演じてくれた結果でしょうか。
間違いなく,これは会場でリハをすることができた成果でしょう。関西大会にはリハーサルはありませんから,ここで安心するわけにはいかないと考えられます。
091929反省会
メンバーたちが帰宅した後は,恒例のSTAFF会議。
来週は毎年ご招待いただいている久我地区体育祭本番があります。また,そろそろM4「Al-Alå」カンパニー以降のアップテンポ部分改訂版コンテが届くはずなので,10月10日に設定されている第3回All STAFF Dayまでに,どのようにチェンジを組み入れていくかという計画も決めておかねばなりません。
体育館を確保していない週末なので,天候によるバージョン分けも必要でしょう。
091930STAFF会議
『今年は事前にリハがあったので,本番は特に大きなミスもなく,落ち着いて演奏演技することができました。でも例年通りなら,あの音ズレしまくりのリハが本番やったんやなと思うと本当にゾッとしました。関西はリハなんかないし,これから一発目に全部出しきることがほんまに大事になってくると思います。本番では練習の80%しか出せないとよく言いますが,だったら私達は120%の練習をしなきゃいけないと思います。関西までの時間,Gry練も現役練も絶対に無駄にしないようにしたいです。』

【本日の番外編】‥‥豹変!劇的ビフォア・アフター
●ビフォア‥‥扉前の脳内ランスルー
一言も発せず,扉の前でひたすら指揮をさらうDM・Motoki。
ねぇねぇMotokiくん,顔が・・・お顔が怖いよぉ~<(;_;)>
(↑何のかんのいっても兄貴とやってることは同じやな・・・血は水よりも濃し,ってほんまなんやねぇ~)
091931本番直前
●アフター‥‥演技終了直後
リリースノートを合図に撤収作業がスタート。DM・Motokiのみ挨拶のために観客席に向き直ります。
いやぁ~実にスッキリと晴れ晴れとした良い表情ですねぇ(^0^;)
これって,いわゆる,一つの開放感ってやつでしょうか?
ファーストショウお疲れ様でした!
091932本番直後

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