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Gry的日常

TONAN Marching Band The Gryphonsの活動をご紹介します。

ファーストショウ二日前(前編)

塔南高校学園祭で秋プロ2008ファーストショウの舞台を踏み,高校1年生も人前でマーチングを演じる経験を積んで,一回り成長できたかもしれません。
そして今週末はいよいよGryphonsメンバーとしての人前での初本番,そしてファーストショウを迎えることになりました。
13日(土)は梅小路ふれあいコンサート,14日(日)は京都文化祭典開会式,そして15日(祝)は京都府マーチングコンテストにオープン参加して,「ALIVE」のフルショウを初めてご披露します。
本番3連発,という結果的にかなりハードな日程になってしまいましたが,それぞれの舞台を踏むことで,演じる側としての心構えや移動&準備への対応をしっかり身につけていって欲しいと思います。
091301ファーストショウ二日前

本番3連発の初日。今日は会場スペースの関係で「ALIVE」は立奏&Guardショウで演じますが,明後日には京都府マーチングコンテストでのファーストショウ。明日も体育館を確保していないため,天候によっては,これが最後のコンテ練になるかもしれません。
昼からは,今日と明日の立奏&Guardショウのリハをしておかねばなりませんから,午前中だけで,集中してコンテ練をしたいもの。DM.Sonyさんもホワイトボードで檄を飛ばします。
091302今日のWB
ファーストショウまでに,大きな体育館で全てのPit.楽器を本番通りに並べられるのは,今日が最後。ハギ先生の指導・監督のもとに,現役高校生Pit.チーフMarimoのプランに従っての「搬出入練習」も組みました。
HornLineからPit.サポートに回ってくるメンバーに, Pit.人たちが,それぞれ担当する楽器の位置や持つべき場所について,実物を前にしながらレクチャーしています。
この「搬出入練習」が始まると,いやがうえにも本番直前ムードが高まります。
091303搬出入練習
今季のPit.人で,もっとも多くの種類の楽器を叩く人,といえば間違いなくこのMizukiさんでしょう。あまりに多すぎてVibraphone本体に全てを装着することが不可能,ということで,別にPercussionラックを前に設置して,シンバルいろいろ,ハイハット,タム,クラッシャーなど,これでもかとばかりに並んでいます。
これ一度に叩くわけじゃないよね? そりゃそうだ,千手観音でもなければ不可能ですよね。
091304千手観音?
練習時間が非常に限定されているので,当初は予定していなかったランスルー。
15日の「ALIVE」ファーストショウを控えて,どうしてもGuardから全体の流れを確認しておきたいという要望があり,午前練習の最後に組み込みました。
タイム的には7分59秒台。やはりまだバンド全体がテンポをきちんととることができていないようです。
091305ランスルー
昼休みをはさんで,短い午後練習は今日の梅小路ふれあいコンサートと明日の京都文化祭典開会式のリハーサル。
梅小路ふれあいコンサートは,現役高校生による秋プロ2008と,Gryphons「ALIVE」の立奏&Guardショウの二本立てでプログラムを構成しています。
メジャーをラインテープで留めて特設ステージをフロアに取り,その中でリハを進めますが,30m×30mに比べると,ステージサイズはものすごく狭く小さく感じます。
091306秋プロ練
続いて後半の「ALIVE」立奏&Guardショウのリハーサル。
Gry・GuardチーフSushi嬢が,狭いスペースに合わせてメンバーの出入りと担当をやり繰りしてくれましたが,ここでSTAFFからダメ出し。
1シーンあたりのメンバー数が2人とか3人では,どうしてもビジュアルとして貧相に見えてしまうため,スペース的に振付が可能な限界まで人数を増やすことを要求しました。
また,ラストシーンには,ぜひGry本番用の中旗を出す,それも5本は出して欲しいという無理難題?の大嵐。
あと数時間で本番ですが,うちのGuardチームの実力なら大丈夫,とSTAFFは確信しています。大変でしょうが,今日のショウも大事な一つの本番,見せられる範囲でベストを尽くしましょう!
091307Gryショウ練
14時で練習を切り上げていったん解散。梅小路ふれあいコンサートの会場である梅小路公園へ各自で移動。お家の方のサポートで車で移動する者,自分の脚力に物を言わせて自転車で移動する者など,さまざまな移動方法がありましたが,全員開演時間の少し前には無事に梅小路公園に到着。(迷ったメンバーもいないわけではなかったのですが,何とかたどり着けました!)
先着したメンバーが徐々に顧問車やトラックからの楽器降ろしと搬入をボチボチ進めます。
楽器は降ろしても,すぐにはケースから出しません。だって・・・
091308会場入り
梅小路ふれあいコンサートといえば,昨年度は出番前にゲリラ豪雨に見舞われ,演奏することなく終わってしまった苦い記憶が・・・。二年前は試験直前で出演できず,三年前は秋プロのOpener演奏中にやはり夕立が襲来して中断しています。
「三度目の正直」で,今年こそ演奏&演技を最後までご披露できるのでしょうか?
それとも「二度あることは三度ある」のでしょうか?
ハギ先生などは,それまでの天候がどうであれ,ここへ来れば雨が降るもの,と半ば信じ込んでいるのかもしれません。
「備えあれば憂いなし」
GSC・N氏にお借りした大きな簡易テントを,到着後ただちに,晴れ渡った空の下で広げてすでに万全の体勢。
091309備えあれば
さらに,楽器を積み込んできた4tトラックも,公園通路のPit.脇に停車しておいてもらい,万一の降雨の際には「避難所」とするように手配するという念の入れよう。
その前で組み立てるはずのMarimbaを徹底的にバラしているハギハラ工房とPit.人たち。
どうやら輸送中の振動から,Marimbaに不具合が生じたようで,完璧にバラしての修理&調整作業中のようです。
091310分解修理1
日頃の手入れ不足か何かへの不満をブツブツぼやきながら,作業を進めるハギハラ工房の傍らで,いつもながらテンションが高いPit.人たち。Marimbaのフレーム側をせっせと磨きながらも,ハギ先生のぼやきも全く意に介していない風に見えますが・・・。
091311分解修理2
Batteryどもは,どれだけヒマがあっても練習台さえあれば大丈夫な方々。
昨年の教訓からギリギリまでケースから楽器を出さないよう厳命され,また,開演時間が近づいて楽器を吹くわけにはいかないHornLineたちが「いいなぁ」と羨ましがっています。
ん? 人数がちょっと少ないな・・・。スネアとBD隊はいるけど,マルチは?
091312Batteryたち1
マルチ・テナーの三人衆(Yabecchiは事情によりこの週末は不参加)は少し離れたところにいました。Yuuki君が本番に備えて3台のチューニングを軽く調整しています。高校生TomokoとKanakoさんは,やはり練習台とお友達状態。KanakoさんがTomokoに最後の特訓中,かな?
091313Batteryたち2
さらにその先では,Guardたちが曲を歌いながら最後の確認中。
これでフラッグを持っていれば,華やかなGuardたちですから,十分「絵」になるのですが,単に面倒くさかったのか,テーマが立ち位置と出入りの確認だったからか,それとも一般市民へのうっかり危害を防止するためか,すべてエアーで演技中。
でもこれって一般の通行人さんからすると何やら歌いながら笑顔満開で珍妙な手振りで踊っているようにしか見えません。「この娘たちはいったい何をしてるんや??」ということになるでしょうね。
091314Guardチーム
空に雲が広がるたびに「来るか?来ないか?」と健康に悪い会話が続きますが,全般的な傾向として,次第に雲量が増えてきているような気がします。
はたして,今年こそ梅小路ふれあいコンサートで演奏できるのでしょうか?
出番は進行表では17時40分予定。プログラムの前半から少し進行が遅れ気味なので,早く演奏してしまいたい気分の私たちはジリジリしながら待ち続けます。
(→後編:「梅小路ふれあいコンサートの日」に続く)

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