ファーストショウ三日前
2008-09-07
今日は府内で会場を確保できませんでした。
塔南高校も学園祭前日で旧体育館や教室が使用できない,ということで,何とか校外で会場を確保するべく,STAFFが奔走。
昨季にさる伝手を頼って使用を許可していただいたS社の体育館を,今季も何回か使わせていただけることになりました。学校長が本社まで足を運んでいただくなど,多くの方のご尽力をいただき,たいへん感謝しております。ありがとうございました。

S社体育館は琵琶湖のほとりにあります。
路線バスがないわけではないのですが,練習終了後の時間帯には便がなく,チャーター料金とメンバーの疲労度とを秤にかけて,貸切バスを手配することにしました。
9時からの使用開始時間に合わせて塔南高校を出発するとなると,7時30分。
そのため,バスに乗車するメンバーの集合は7時15分になりました。

S社体育館は建物の2Fと3Fをぶち抜いて設けられており,2Fがアリーナのフロア,3Fはちょっとした観客席となっています。
フロア周辺の廊下もご覧の通りの広さで,Pit.とBatteryが2・3Fに分かれてBasicをするのも余裕です。
エレベーターで運び上げた楽器の梱包をほどいて,組立に忙しいPit.人たち。

楽器機材係のチームは水分補給の準備。暑い時期は毎回の練習に必ず用意します。
今のメニューは麦茶とアクエリアスの二本立て。各PART2名の割当で氷を持参してもらい,給水器をセット。Tawaji,カメラ目線ありがとう。

広いフロアとはいえ,HornLine+Battery=89名がMMに半面を使い,Guardチーム23名がポイント確認で半面を使うとなると,空きスペースもやや不足。
ホワイトボードを前に,今日の練習予定を最終思案中のDM.Sonyさん,成り行きで指揮台下へ引きこもることに。
ほら,世間でよく“ピラミッドパワー”なんて怪しい話があるじゃないですか。案外,そこの方が良い知恵が浮かぶかもしれませんよ(^_^)b

“ピラミッドパワー”が作用したかどうかはわかりませんが,これが熟慮に熟慮を重ねた本日の練習計画。
次週の3連休は三日とも本番が入っている関係で,天候次第では体育館を確保できている土曜日に少し調整ができる程度になります。何が何でも今日中にファーストショウのメドをつけなければならないという前提があるのが辛いところです。

ここのフロアは広いので,Guardチームが正規フィールドをフル使用していても,HornLineが一列でMBP(Marching Brass Practice)が可能です。
Guardはコンテ位置の修正に取組中。

Pit.人たちは楽器の組立を終え,Basicの真っ最中。
通常は,前方で聞き耳を立てているハギ先生が,今日は後方でゆったり構えているのが,いつもと違うところでしょうか。

そして3Fの廊下?では,轟音を響かせてBatteryがBasic中。
とりあえず単純にスペースという点でいえば,昨日の更衣室よりやや広いぐらいで,「押し込められている」という見方ができるかもしれません。しかし,ご覧のように天井が高いゴージャスな内装の空間だけに,更衣室よりはるかにリッチな気分でBasicができます。

まず,M1からコンテ練スタート。
昨日,念入りにタイミングの取り方を調整したファーストヒットの復習から。
この体育館では,Pit.前方に20mほどの空間があるため,大会本番により近い状況で,音のタイミングや飛び方,音量のバランスなどをチェックすることが可能です。
演奏している側にとっても,大会のイメージがつかみやすいはず。

明日8日から関西大会指定席券が販売開始になるので,団体斡旋10枚の購入権を誰が手にするか,という抽選を昼休みに実施しました。事前に購入希望を募って13名が応募。「2枚×5名様」の当選枠をめざします。
まず申込受付順に自分のエントリー番号を引き,次いで今季の“ゴッドハンド”に指名されたメトロノーム株式会社代表取締役兼Sub.DM兼チューバマンことN兄が当選番号を引く手順です。

N兄が引いた番号が当選番号となり,次々に4名が購入権を得て,残るは1名。
自称「クジ運がない」DM.Sonyさん,昨季はこの関西大会分でみごと購入権をゲット,さらに全国大会でも購入順位の上位を獲得しております。
「夢よもう一度」という必死の願いも虚しく,最後にゴッドハンドN兄の手にあったのも別人の番号。
「あ~去年で運,使い果たした~~(T.T)」とひとしきり嘆いておられました。
(その後,館内のいずこからか得体の知れないかすかな悲鳴が聞こえたという噂も・・・?)

「どこにタイミングを合わせていくか」という確認は,昨日一通り終えているため,今日のコンテ練はサクサク進行します。
音楽も振付も,だんだんぎこちなさが取れてきて,何とか想定していた雰囲気が見えてきました。

昨年11月に来たときは気づきませんでしたが,3F観客席の壁に温湿度計がかけてあるのを発見。
ジッと座ってコンテ練を見ているだけで,腕に汗が浮いてくるのが見えるにも関わらず,この表示。
おかしいなぁ,体感的には35度前後はあるように感じるのですが・・・(_ _;)

今日のランスルーは,当初の計画通り,帽子着用で行います。
さすがにこの時期,長袖のユニフォームを着てまでドレスリハを組む意味はないと思いますが,帽子は視界がかなり制約されますから,本番に近い見え方でランスルーを経験しておくことは重要です。
特に高校1年生と一般ルーキーは,Gryphonsの帽子を着用してのマーチングは今日が初めてですね。また感想聞かせてもらいたいな。

今日のランスルーは(帽子着用で見かけ上,そろって見えた?)ショウとしては,今までの中では,比較的まとまっていた方だったと思います。
動きの面では「目も当てられない」ほど乱れたところはありませんが,音の方では「ここで来て欲しい!」という部分や,繊細な音色が欲しい「p」部分に物足りなさが残りました。
タイム的には7分58秒56。規定では音出から音終わりまで8分以内,ですから,かろうじてセーフということになります。

合奏でタイムを計測したときは,およそ7分45秒前後で全曲ランスルーをしていました。
曲間に多少の「間」が入ったとはいえ,ここまでギリギリなのは,曲のテンポ感がまだ十分つかめていないため,動いたときに当初の想定より伸びる部分が多いと言うことでしょう。
18時に撤収し,積み込みを終えて体育館前に集合。

この週末のハードスケジュールを,暑さに負けずメンバーががんばってくれたおかげで,どうにかファーストショウ成功という光が,かすかに見えてくるようになりました。
もちろん動きも音楽も,もっともっと精度を上げていかなければなりませんが,「ALIVE」で表現したい世界の雰囲気は,少しずつ見ている側にも感じられるようになってきていると思います。
今まで作ってきた土台の上に,これからは一人一人が,テンポ感をしっかりつかむこと,8分間のペース配分をつかむこと,などを積み上げていきましょう。
塔南高校も学園祭前日で旧体育館や教室が使用できない,ということで,何とか校外で会場を確保するべく,STAFFが奔走。
昨季にさる伝手を頼って使用を許可していただいたS社の体育館を,今季も何回か使わせていただけることになりました。学校長が本社まで足を運んでいただくなど,多くの方のご尽力をいただき,たいへん感謝しております。ありがとうございました。

S社体育館は琵琶湖のほとりにあります。
路線バスがないわけではないのですが,練習終了後の時間帯には便がなく,チャーター料金とメンバーの疲労度とを秤にかけて,貸切バスを手配することにしました。
9時からの使用開始時間に合わせて塔南高校を出発するとなると,7時30分。
そのため,バスに乗車するメンバーの集合は7時15分になりました。

S社体育館は建物の2Fと3Fをぶち抜いて設けられており,2Fがアリーナのフロア,3Fはちょっとした観客席となっています。
フロア周辺の廊下もご覧の通りの広さで,Pit.とBatteryが2・3Fに分かれてBasicをするのも余裕です。
エレベーターで運び上げた楽器の梱包をほどいて,組立に忙しいPit.人たち。

楽器機材係のチームは水分補給の準備。暑い時期は毎回の練習に必ず用意します。
今のメニューは麦茶とアクエリアスの二本立て。各PART2名の割当で氷を持参してもらい,給水器をセット。Tawaji,カメラ目線ありがとう。

広いフロアとはいえ,HornLine+Battery=89名がMMに半面を使い,Guardチーム23名がポイント確認で半面を使うとなると,空きスペースもやや不足。
ホワイトボードを前に,今日の練習予定を最終思案中のDM.Sonyさん,成り行きで指揮台下へ引きこもることに。
ほら,世間でよく“ピラミッドパワー”なんて怪しい話があるじゃないですか。案外,そこの方が良い知恵が浮かぶかもしれませんよ(^_^)b

“ピラミッドパワー”が作用したかどうかはわかりませんが,これが熟慮に熟慮を重ねた本日の練習計画。
次週の3連休は三日とも本番が入っている関係で,天候次第では体育館を確保できている土曜日に少し調整ができる程度になります。何が何でも今日中にファーストショウのメドをつけなければならないという前提があるのが辛いところです。

ここのフロアは広いので,Guardチームが正規フィールドをフル使用していても,HornLineが一列でMBP(Marching Brass Practice)が可能です。
Guardはコンテ位置の修正に取組中。

Pit.人たちは楽器の組立を終え,Basicの真っ最中。
通常は,前方で聞き耳を立てているハギ先生が,今日は後方でゆったり構えているのが,いつもと違うところでしょうか。

そして3Fの廊下?では,轟音を響かせてBatteryがBasic中。
とりあえず単純にスペースという点でいえば,昨日の更衣室よりやや広いぐらいで,「押し込められている」という見方ができるかもしれません。しかし,ご覧のように天井が高いゴージャスな内装の空間だけに,更衣室よりはるかにリッチな気分でBasicができます。

まず,M1からコンテ練スタート。
昨日,念入りにタイミングの取り方を調整したファーストヒットの復習から。
この体育館では,Pit.前方に20mほどの空間があるため,大会本番により近い状況で,音のタイミングや飛び方,音量のバランスなどをチェックすることが可能です。
演奏している側にとっても,大会のイメージがつかみやすいはず。

明日8日から関西大会指定席券が販売開始になるので,団体斡旋10枚の購入権を誰が手にするか,という抽選を昼休みに実施しました。事前に購入希望を募って13名が応募。「2枚×5名様」の当選枠をめざします。
まず申込受付順に自分のエントリー番号を引き,次いで今季の“ゴッドハンド”に指名されたメトロノーム株式会社代表取締役兼Sub.DM兼チューバマンことN兄が当選番号を引く手順です。

N兄が引いた番号が当選番号となり,次々に4名が購入権を得て,残るは1名。
自称「クジ運がない」DM.Sonyさん,昨季はこの関西大会分でみごと購入権をゲット,さらに全国大会でも購入順位の上位を獲得しております。
「夢よもう一度」という必死の願いも虚しく,最後にゴッドハンドN兄の手にあったのも別人の番号。
「あ~去年で運,使い果たした~~(T.T)」とひとしきり嘆いておられました。
(その後,館内のいずこからか得体の知れないかすかな悲鳴が聞こえたという噂も・・・?)

「どこにタイミングを合わせていくか」という確認は,昨日一通り終えているため,今日のコンテ練はサクサク進行します。
音楽も振付も,だんだんぎこちなさが取れてきて,何とか想定していた雰囲気が見えてきました。

昨年11月に来たときは気づきませんでしたが,3F観客席の壁に温湿度計がかけてあるのを発見。
ジッと座ってコンテ練を見ているだけで,腕に汗が浮いてくるのが見えるにも関わらず,この表示。
おかしいなぁ,体感的には35度前後はあるように感じるのですが・・・(_ _;)

今日のランスルーは,当初の計画通り,帽子着用で行います。
さすがにこの時期,長袖のユニフォームを着てまでドレスリハを組む意味はないと思いますが,帽子は視界がかなり制約されますから,本番に近い見え方でランスルーを経験しておくことは重要です。
特に高校1年生と一般ルーキーは,Gryphonsの帽子を着用してのマーチングは今日が初めてですね。また感想聞かせてもらいたいな。

今日のランスルーは(帽子着用で見かけ上,そろって見えた?)ショウとしては,今までの中では,比較的まとまっていた方だったと思います。
動きの面では「目も当てられない」ほど乱れたところはありませんが,音の方では「ここで来て欲しい!」という部分や,繊細な音色が欲しい「p」部分に物足りなさが残りました。
タイム的には7分58秒56。規定では音出から音終わりまで8分以内,ですから,かろうじてセーフということになります。

合奏でタイムを計測したときは,およそ7分45秒前後で全曲ランスルーをしていました。
曲間に多少の「間」が入ったとはいえ,ここまでギリギリなのは,曲のテンポ感がまだ十分つかめていないため,動いたときに当初の想定より伸びる部分が多いと言うことでしょう。
18時に撤収し,積み込みを終えて体育館前に集合。

この週末のハードスケジュールを,暑さに負けずメンバーががんばってくれたおかげで,どうにかファーストショウ成功という光が,かすかに見えてくるようになりました。
もちろん動きも音楽も,もっともっと精度を上げていかなければなりませんが,「ALIVE」で表現したい世界の雰囲気は,少しずつ見ている側にも感じられるようになってきていると思います。
今まで作ってきた土台の上に,これからは一人一人が,テンポ感をしっかりつかむこと,8分間のペース配分をつかむこと,などを積み上げていきましょう。