5月15日(日)：HornLine & Batteryレッスンの日

今季最初のAll STAFF Day翌日，連続でBrassレッスンとBatteryレッスンが設定されました。
Brass インストラクターは，今季からN先生をお迎えしております。
今季Gryphonsの目標は，動きの面では「上半身を揺らさない」ボディキャリッジを身につけることです。一方，音（サウンド）の面ではシンプルに「音を一つにする」となっています。この「一つにする」範囲については，段階ごとに要求レベルが変わっていくことになるでしょうが，まずは「HornLineの音」を一つにできないことには何も始まりません。
「原点回帰」というわけで，「音を出す」以前にまず「息を吸う」ことから見直しを進めています。
『けっこう立ちっぱとか多くて，１年生しんどそうで，それ見てたら去年から比べれば自分たちは全然体力ついたなと思った。１年生が去年の自分らのようで，見てて成長が楽しみです。私たちがしっかりそのサポートできるようにしたいです。』

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N先生は3月に顔見せを兼ねて現役高校生たちを相手にレッスンを設けました。
Gryphons HornLineとしてレッスンを受けるのは今日が初めてとなります。Guardに旧体育館をまわすため，会場は第一会議室。HornLine全員が入れるよう，会議机を廊下に並べてスペースを確保。
するんは，いいんだけど何ですかこれは！(-_-;)
ただ机を外に出しゃぁいいってもんじゃないでしょうが・・・(v_v)
というわけで，設営を担当するSetting係に速攻で突っ込みが入ります。代替わり直後とはいえ，これはちょっと情けなかったかも。

今季のGryphons Batteryは，史上最大の規模になりました。おかげで想定外の買い物（SD・MT各１台）をする必要にも迫られ，事務局としては嬉しい悲鳴というところでしょうか(^_^;)
ぁあ～そうか，台数が最大規模ということは，もしかすると破れるヘッド（皮）の枚数も・・・?!
ま，心配してもしょうがないですね。やっぱり大人数でワイワイ楽しくできるのが一番ですから。
（↑もちろん大事にしてくれるに越したことはありませんが）

昼休憩を終えて，午後のチャンク頭からN先生のレッスンとなります。まずは3月のプレ=レッスン？の復習から。
ただ簡単に「息を吸う」ということをしっかり全うすることが，いかに難しいかということを全員が痛感したようです。
『今日はいつものブレスがまだまだ自己満やったなって思った。ブレストレーニングめっちゃよかった！　PARTとか家でもやったらめっちゃ良さそう！　やっぱブレスしっかりしたら音も深みあるし，何より音量・響きが自分でも全然違うって思った。』

旧体育館では，Guardの高校１年生たちがフラッグを相手に奮闘中。今季Gryphons Guardチームは20名で編成されています。就職等で昨季までの一般メンバーの多くが引退またはSTAFFとなる中，半分の10名が高校２年生，残りの60％である６名が高校１年生。今季は大人の優雅さよりフレッシュで元気よく！がGuardの持ち味になりそうですね。
『昨日からの筋肉痛がむっちゃ痛かったけど，頑張った!!　N先生にむっちゃ怒られたけど，全部自分らのために言うてくれたはることやし，1年みんなで支え合って少しずつでもできるようになって，ちょっとずつ先輩に迷惑かける量を減らしていきたいです。』

ブレスに関するチャンクが終わった時点で，いったんN先生とBrass STAFFは30分間ほどMeetingを行います。ここで年間の打ち合わせが進められたようです。Meetingの間，HornLineメンバーたちは，PARTごとに分かれて「ブレス=レッスン」の確認と復習。
『レッスンではブレスを重点的にやったので，これからしっかりできるよう練習していきたい。一般さんは厳しいけど，優しくたくさんのアドバイスをもらったので，参考にしていこうと思う。』

みんなで内緒話をしているのではありません(笑)
「息を吐く」「息を吸う」状態を人差し指を口に当て，「ブォーッ」音を出すことによって確認しています。
なるほど，「息」って目に見えないものだけに，これなら分かりやすいですね。

今季はルーキーWくんのおかげで，平均身長がアップした？クラリーズ（Clarinetたちの自称）たち。
Wood（木管楽器）で，しかもリードを用いて音を出しているClarinetでも，ブレスの部分はBrass（金管楽器）と共通です。「まじめ＆しっかり」色が強いPARTですから，復習に熱が入っているようです。
『レッスンでは主にブレスのことしか言われませんでした。それだけブレスが大切だということなので，全部，意識せんでもできるぐらいまで，やっていきたいです。』

Meeting後の後半では，基礎合奏用のコラールを用いてのレッスンとなります。
N先生は音大で授業も担当されているせいか，ずーっとコラールを同じようにさらっていくのではなく，４曲のコラールごとに目標ややり方をガラリと変えて，メンバーに飽きさせません。（←この辺りは教科は違うとはいえ，同業者としては勉強になります）
例えば突如始まった「ノンブレス生き残り選手権」。まったく息継ぎをしないで１曲吹ききるというお題。Tuba奏者でもあるN先生自身も挑戦され，全員の注目を集めました。
ちなみに優勝者はなんとB.Sax GAY君。顔を真っ赤にしながら唯一人全曲をノンブレスで吹ききりました(^^)v

N先生のレッスンは，HornLineメンバーにとってもかなり刺激的だったようです。
これからの成長に期待が持てそうです。
さて，一日の最後はいつものようにSTAFF会議で締めくくり。
来週は塔南高校が試験一週間前部活停止期間にはいっている関係で，Gryphonsの練習もオフとなります。
現役高校生たちは，本業である学業中心の生活に，しっかり取り組みましょう。

Gryphons2011レギュラーシーズンは，順調に動き出しています。
現在，Woodで１名，Pit.で４名，Sub.Drum Major１名に空きポストが残っています。
Tp.については，見学希望段階で正式な入団意志の表明はいただけていませんが，ありがたいことに埋まってしまう可能性が出ています。
今季も多くのメンバー・STAFFとともに，ショウ作りを楽しめることになって，嬉しく思います。
一方で，仕事も例年並みに山積みされることも確定したわけですが・・・(>_<)
ま，まずはメーリングリストの立ち上げと，衣装系の申込み文書作成から取りかかりましょうか(^0^;)

5月14日(土)：MMレッスンの日（All STAFF Dayその１）

2011レギュラーシーズン二日目となる土曜日。コーディネイターE先生，Battery・A先生，Guard・H先生をお迎えしてのAll STAFF Day。Gryphonsでの習慣として，この呼称を使っていますが，レッスンのあり方もやや変わった現在では，厳密に言えば「All」ではありません。
が，そこはGryphonsにとっては節目となる格別重要なレッスン日ということで，今季も3回設定されています。

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ところが，今日は卒部生で元Gryメンバー同士の結婚式があるというおめでたい日でもありました。
たかはしTは式から出席，ハギ先生も披露宴から出席のため，今日はスタッフのN兄がレポートさせていただきま～す！

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土曜午前の旧体育館は，バドミントン部に割り当てられている関係で，今日は朝から中庭でＭＢＰ（Marching Brass Practice）です。
夏なら暑さでバテてしまうところですが，まだまだ心地よい気候なので気持ちよく練習できました。
『今日，KatowoがチューニングB♭出せはった!!　おめでとう。（注：Katowoは楽器初心者の高校１年生）　今が一番大変やと思うし，楽器吹くとか無理！って思うかもやけど，あきらめんと自分のペースで焦らずにがんばってほしい。去年の私らもそうやったし，いつかみんな持てるようになる！がんばろう!!』

講師の先生方がお見えになり，全員集合してご挨拶。「よろしくお願いしまーす！」
高校１年生とルーキーさんにとっては，Gryphonsを外から支えていただいている先生方との初顔合わせとなります。厳しい時もありますが，メンバーの成長を心から応援していただいてもいるので，わからないことはどんどん質問していきましょう！

今日のレッスンはＭＭがメイン。
マーチングの基本，「そろえること」についてレクチャーを受けました。
そろえることはまず２人から，そして上級生だけでブロックベーシック。
これは高校１年生にはまだ少し早いかな・・・んじゃ，今日はとりあえず見学しておいてもらいましょうか。
心配しなくても，これからモリモリ動けるようになるからね。
『今日のレッスンで，ちゃんと考えなあかんこと，いっぱい教えてもらったし，次のMMとかコンテとかで活かしていこうと思うし，毎回意識していこうと思った。』
『中学の時に間違って学んでいた部分とかもあって，結構あせったりしたけど，先輩とかが優しく教えてくれはったことが嬉しかったです。いろんな事を覚えなきゃいけなくて，頭の中でゴチャゴチャになってしまいそうだけど，頑張って次から活かしていけるようにします★』

午後から始まったレッスン。中身が濃かっただけに，あっという間に時間がたちました。
ベテランでも改めてそろえることに理解が深まった１日でした。
『初めはできなかったことも何回もやるにつれ，何となく分かってきた。しんどかったけど，とても楽しく学べたのでよかったです。いまはKANETOに演奏面では負けてますが，歩く方では絶対負けません!!　だから今日のレッスンでメモしたことを今後に活かしていきたいと思いました。』

毎回の練習に参加できるわけではないようですが，GuardにSupport STAFF（準STAFF？）がやってきました！　みんなプレイヤーとしてGryphons Guardチームの伝統を作ってきた人たちです。
今季，Guard STAFFは，「準」を含めると一体何人になるんでしょうか(汗)。
でも，どのセクションも今年はより一層力を入れています！　これからの成長が楽しみです！
『H先生初レッスンで，ダンスの振りもライフルの振りも下ろしてもらいました。ダンスとか特に１年生棒立ち姿があって，もっと私らが早く覚えて１年生に教えてあげなあかんと思った。自分に必死になりすぎてました。これからはもっと周りを見れるようにしたいです。』

明日15日は，HornLineのレッスンが予定されています。
Gryphons2011の陣容も，この日がとりあえず募集期限となっていましたが，コンテ制作上の都合から，まだ数枠の空きポストが残りました。これから，半月ほどかけて，理想の人数に近づけるようにあちこちに声をかけていくことになります。
対象PARTは限られていますが，Gryphons2011で一緒にショウ作りをしてみようかとお考えの方は，ぜひ一度ご連絡下さい。（→詳しくはGry的日常「メンバー募集」記事をご覧下さい！）

【本日の番外編】‥‥Tairyu & Akimuおめでとう！
新郎・新婦ともに塔南高校吹奏楽部41期生です。
Gryメンバーとしても，全国大会に初出場した2004年「Beyond The Dream」には新婦Akimuが，初めてスーパーアリーナに出場した2005年「Hope for Tomorrow」には新郎Tairyuが参加していました。
本日はおめでとうございます！
All STAFF Dayという日でしたが，ハギ先生ともども祝福に駆けつけました。（もっとも披露宴終了後に礼服のままで練習に戻ることにはなりましたが・・・）
披露宴に出席していた第41期生諸君と記念の一枚。メンバー諸君には申し訳ないですが，久しぶりの顔を見られて，楽しいひとときを過ごさせていただきました。
お幸せに!!

5月8日(日)：Gryphons2011始動の日

さすがに7日(土)だけはオフをもらえましたが，演奏会の疲れもまだ抜けた気がしない8日(日)，Gryphonsは2011レギュラーシーズン始動の日を迎えました。昨年秋以降から企画に取りかかっていた2011ショウ「風になる（仮題）」の取り組みが本格的にスタート。フレッシュな高校１年生とルーキーさんを迎えて，新しい出会とこれからの可能性にドキドキする日でもあります。
『今日からシーズンSTART！・・・一般さん，なかなか多いなぁ。特にBT。今年，May，Haruka，Honoka引きつづきGryするってゆってくれてよかった(笑)　ゆってぃはしてくれるんかな・・・。今年は何だか見知らぬ方々があらわれるなぁ。たくさんの人がGry来てくれはってうれしいなー！　いいShow作っていきましょう！』

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レギュラーシーズンの幕開けを告げるのは，毎年おなじみのSTAFF紹介兼ショウ概要説明会。今季も会場となった第一会議室にメンバーが集結しました。
今季Gryphonsは，さまざまな風と，その風によってうつりゆく空の表情を音楽と演技で表現することに挑戦します。
ショウの構成はシンプルに３曲。すべて邦人作曲家の作品を取り上げました。風，という単語から当初は「風の谷のナウシカ」をメインテーマに取り上げる方向で進めていましたが，企画が進むにつれて，その世界がどんどん広がって「ナウシカ」の谷だけには収まりきれなくなってしまいました。

ナウシカの楽曲は一部に使われてはいますが，もっと「風」をテーマにスケールの大きな表現をめざすことを計画しています。人々を脅かす嵐，生活を癒す恵みの風，などなど・・・。
M２のバラードも時間を長く確保し，しっかり曲を歌い込むことをめざします。原曲のプロモーションDVDを鑑賞してイメージ作りを行いました。

今季のGryphonsは，Basic系のメニューを全面的に見直し，新生Gryphonsとして新たなステップを踏み出そうと試みています。ストレッチメニューも，MM（基本動作）も全て２月から“チェンジ”が進行中。動きの面では，まず「スタイル」にこだわることよりも「上半身を揺らさない」で動く，ボディキャリッジを最重要視していくことになっています。
ショウの中ではまず使わないハイステップでのマークタイム（足踏み）もその一環。目的である「揺らさない」を視覚的に確認するために，水を入れたペットボトルを持ちながら行っています。
天気が良いので，Guardに旧体育館を提供してMMは中庭を使って行いました。

HornLine，最後のチャンクは基礎合奏。中庭から第一会議室へと移動します。
指導するのは今季HornLine STAFFを担当するTokuパイとKazuパイのご両人。従来のコラールも併用されますが，新しいコラール譜も配布され，あちこちに「新しいぞ感」があふれるレギュラーシーズン初日となりました。

17:00練習終了後，一日の最後は旧体育館で全員集合。
今日は説明会以降，HornLineはPARTごとの自己紹介→PART練→MM→基礎合奏に取り組みました。Basicがメインの日は，セクションごとに場所も時間進行もバラバラで進みます。せめて大人数バンドでもお互いが何をしているかを共有する機会に，ということで各セクションからシーズン初日に何を取り組んだかという報告を全員の前で行うことにしました。
『今日からGry2011のシーズンがスタートです。Saxは現役の人数は減ったけど，一般さん含めると去年より多いです。それにみんな上手くて正直不安だらけやけど，周りの上手い人からいっぱいいろんなこと学んでいって，上手くなれるように頑張ります!!　あと，すごく名前覚えるんが苦手なんで，土日しか一般さんは会えへんけど，一日も早く名前と顔が一致するように努力します。』

集合が終わり，メンバー諸君が後かたづけ→下校と流れるのをよそに，第一会議室ではこれも恒例のSTAFF会議。
来週の土日予定の調整が議題です。コンテ入りまでは，STAFFも各セクションでバラバラな一日を送ることが多くなるので，STAFF間のコミュニケーションをしっかり確保していくことも，シーズンを通してメンバーの練習を支えていくための大切な仕事となります。

早くも来週にはコーディネイト・E先生をお迎えして，最初のAll STAFF Dayがあります。
メンバー募集が14日(土)〆切とさせていただいたのも，この日程をにらんでのことです。しかし，現状では割り切れるような人数で編成するには若干苦しいのも事実。埋まりきらない「空きポスト」を埋めていく作業が待っています。
今のところ，全体の人数は昨年並みかそれ以上となることがほぼ確実ですが，Guardは昨年よりはかなり少なくなりそうです。対照的にBatteryはもしかしたらあふれちゃうかも？!

【本日の番外編】‥‥ドラメ家に新家族誕生!!
本来は4月29日に御誕生が御予定されておりました，ドラメ家の弟君，Hiroto様は，おっとりとした御気性ゆえかなかなかお出ましになりませんでした。
レギュラーシーズン始動に合わせ，満を持しての御出座でございます。祝着至極に存じます。
兄君Yuuto様との御兄弟そろってのGryデビュー，誠に待ち遠しく感じまする。

塔南高校吹奏楽部第26回演奏会ありがとうございました

京都市立塔南高校吹奏楽部　TONAN Marching Band The Gryphons
第26回演奏会




多数の皆さまにご来場・ご声援をいただき，盛会のうちに幕を下ろすことができました。
連休明けからは部員が代替わりし，新たな体制がスタートします。
Gryphons2011レギュラーシーズンも，5月8日(日)から始まります。

これからも「全員でショウを作ること楽しむ」ことを大切に，メンバー・STAFFともども頑張っていきたいと思います。かわらぬご支援・ご声援よろしくお願い申し上げます。

また，当日会場において「東日本大震災義援金」の募集をさせていただきましたところ，
￥68,159
の義援金が寄せられました。

また，出演した一般メンバーより￥7,150，
Gryphons Supporter Clubより￥17,400
の義援金をあずかりました。

第26回演奏会で集まった義援金は，総計で￥92,709となりました。
5月9日に日本赤十字社を東北関東大震災義援金に振り込みさせていただきました。
ご協力，ありがとうございました。