11月14日:全国大会説明会の日
2010-11-14
今日は体育館や校外のグラウンドを確保せず,塔南高校内で「音」を追求する予定が組まれています。
また,全国大会ツアーの予算と旅程が決まった(というか,10日間で必死に詰めたというか・・・)ことをうけ,保護者をはじめとするGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんにご来校いただき,今季の全国大会参加についての説明会を開催する日でもあります。
『今日は貴重な合奏・セクがあった。コンテ中でも合奏でしていたことを活かせるように意識してやっていたけど,ちょっと細かいところになると忘れてしまっていたところがあった。そういう甘いところがあったって今日分かったから,次からはそんなことがないように頑張ろうと思いました。』

また,全国大会ツアーの予算と旅程が決まった(というか,10日間で必死に詰めたというか・・・)ことをうけ,保護者をはじめとするGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんにご来校いただき,今季の全国大会参加についての説明会を開催する日でもあります。
『今日は貴重な合奏・セクがあった。コンテ中でも合奏でしていたことを活かせるように意識してやっていたけど,ちょっと細かいところになると忘れてしまっていたところがあった。そういう甘いところがあったって今日分かったから,次からはそんなことがないように頑張ろうと思いました。』

午前中にはPit.を除くメンバー全員に対して,コンテチェンジの意図,狙っている効果,それによってショウがどのようにグレードアップされるかについて,説明が行われました。STAFF会議の中でまとまったことを,積極的にメンバーにも開示していき,想いを共有してもらおうという趣旨です。
昨季以上に事前の調整を綿密に行っているため,チェンジの度合いは数年前に比べると「ほんの少しの手直し」程度にはなっていますが,メンバーによっては難易度的な負担が大きくなる場合もあります。何のためにチェンジを実施するのかについての共通理解は,「みんなでショウ作りをすることを楽しむ」のが活動目的であるGryphonsにとっては,たいへん重要な部分です。

さらに本日は,年に一度のリペア=デイも設定されています。
本来のTONAN Brass・Gryphonsの楽器修理・調整は,突発的なケースを除き,練習がオフになる高校生試験期間に楽器を「入院」させる,という形です。
今日はJEUGIAリペアマン氏に塔南高校まで出張していただき,全国大会に向けて楽器コンディションをチェックしていただく日を設けました。大会直前には必ず何かが壊れる,というGryphonsのジンクス(伝統?)対策も兼ねています(^_^;)
金管と木管に分かれ,PARTごとの呼び出し方式で楽器をチェック,必要があれば(その場でできる範囲で)リペアもしていただきます。

メンバーへのコンテチェンジ説明会が終わった第一会議室では,現役高校生庶務会計係が,全国大会参加説明会資料の製本作業をしてくれています。
実は昨季までの当日朝出発(JR・新幹線利用)から,今季の大会日程及び前日練習見直しに合わせ,夜行バスを用いて泊数を増やした旅程へと,大きな変更を行いました。そのため,準備作業的には「例年通り」の部分が少なく,やや焦り気味の進行でしたが,何とか今日までに全行程の調整・予算作成etc.を間に合わせることができました。

第一会議室は説明会会場として設営中,そして旧体育館は今日最後のチャンクでGuardに提供をお願いしているため,HornLineのセクション合奏は中庭・渡り廊下となりました。
この場所で合奏するのは初めてなので,メンバーにとってはかなり新鮮な?合奏となったようです。

ふと気がつくと,植え込み前にSub.DM・Masakiが座り込んで何やら作業中。セクション合奏に耳を傾けている・・・のではなく,段ボールの切れっ端と荷造りヒモで何をするつもりかな?
あぁ,そうか。たぶん昨日うまくいかなかったサークル・クリーニング用のヒモたちを再調整しているんですよね?!

15:00より,第一会議室でGryphons Supporter Club全国大会参加説明会が始まります。
今までの活動の総括として,関西大会演技の映像を見ていただいた後からが,今日の本題。
全国大会までの練習日程,全国大会ツアーの旅程説明,練習及びツアー経費の説明などをさせていただきました。また,GSC会長Y氏からは,応援ツアーの案内も行っていただきました。

説明会終了後は,希望される方には練習見学をご案内します。Guardに旧体育館半面を譲ってもらって,関西大会以降では初めての全セクションによる本格的合奏。動きが付いていない分,細かいところまでチェックが入っていきます。
全国大会は,当然のことながら関西以上の演奏レベルをSTAFFとしても求めていきます。メンバーももちろん重々承知しているとは思いますが,まずしっかり意識付けをしていきたいところ。

合奏終了→撤収が終わり,メンバーたちが帰途についてから始まるのは,いつものSTAFF会議。
来週の週末で,コンテチェンジとなる部分をしっかり練習し,27日に設定されているAll STAFF Dayまでに,チェックをしていただける状態までクリーニングしておく必要があります。
その他の部分のクリーニングには時間配分をどれくらい見込んでおくべきか?
クリーニング優先順位も,各セクションによって微妙に異なるため,スケジュールの検討は(調整も含めて)かなり時間をかけなければなりません。

事務局としては,予算と旅程にゴーサインが出たところで,今日で大きな山を越えた気分。
部屋割りとバスの人数配分,そして全国大会指定席団体斡旋枠の優先順位決定が次の峠となりますが,今夜はゆっくりできそうです。
『あらためて音のことに集中してやると,できてないことがたくさんあった。今日やったこと絶対に忘れんと完璧にして,コンテでしっかり出していく。1週間のパート目標もだいぶ消化できるようになってきたし,全国まで中だるみしんと着実にレベルアップしていく。』
【本日の番外編】‥‥謎の作業の実態は?!
HornLineセクション合奏の傍らでSub.DM・Masakiが行っていた作業の成果を,夜のSTAFF会議席上で発見しました。
これってサークル・クリーニング用荷造りヒモを収納or輸送用にまとめていたの?

何と計算が間違っているまま荷造りヒモを切って作業を進めた結果,前回のサークル・クリーニング用ヒモは全て使用不可能となり,来週,新たに作り直すとのこと。
Sub.DM・Masakiが行っていたのは,地球に優しく?廃棄処分にするのではなくPit.梱包用に転用するため,渡しやすいようにまとめていたものと判明しました(^_^;)
問:律儀に一つずつに書かれた「ごめんなさい」は,はたして誰に(何に)対するものでしょうか?
1. 地球環境と資源 2. サークルを構成するメンバー 3. ヒモ代金支出を認めた事務局 4. もったいないお化け

昨季以上に事前の調整を綿密に行っているため,チェンジの度合いは数年前に比べると「ほんの少しの手直し」程度にはなっていますが,メンバーによっては難易度的な負担が大きくなる場合もあります。何のためにチェンジを実施するのかについての共通理解は,「みんなでショウ作りをすることを楽しむ」のが活動目的であるGryphonsにとっては,たいへん重要な部分です。

さらに本日は,年に一度のリペア=デイも設定されています。
本来のTONAN Brass・Gryphonsの楽器修理・調整は,突発的なケースを除き,練習がオフになる高校生試験期間に楽器を「入院」させる,という形です。
今日はJEUGIAリペアマン氏に塔南高校まで出張していただき,全国大会に向けて楽器コンディションをチェックしていただく日を設けました。大会直前には必ず何かが壊れる,というGryphonsのジンクス(伝統?)対策も兼ねています(^_^;)
金管と木管に分かれ,PARTごとの呼び出し方式で楽器をチェック,必要があれば(その場でできる範囲で)リペアもしていただきます。

メンバーへのコンテチェンジ説明会が終わった第一会議室では,現役高校生庶務会計係が,全国大会参加説明会資料の製本作業をしてくれています。
実は昨季までの当日朝出発(JR・新幹線利用)から,今季の大会日程及び前日練習見直しに合わせ,夜行バスを用いて泊数を増やした旅程へと,大きな変更を行いました。そのため,準備作業的には「例年通り」の部分が少なく,やや焦り気味の進行でしたが,何とか今日までに全行程の調整・予算作成etc.を間に合わせることができました。

第一会議室は説明会会場として設営中,そして旧体育館は今日最後のチャンクでGuardに提供をお願いしているため,HornLineのセクション合奏は中庭・渡り廊下となりました。
この場所で合奏するのは初めてなので,メンバーにとってはかなり新鮮な?合奏となったようです。

ふと気がつくと,植え込み前にSub.DM・Masakiが座り込んで何やら作業中。セクション合奏に耳を傾けている・・・のではなく,段ボールの切れっ端と荷造りヒモで何をするつもりかな?
あぁ,そうか。たぶん昨日うまくいかなかったサークル・クリーニング用のヒモたちを再調整しているんですよね?!

15:00より,第一会議室でGryphons Supporter Club全国大会参加説明会が始まります。
今までの活動の総括として,関西大会演技の映像を見ていただいた後からが,今日の本題。
全国大会までの練習日程,全国大会ツアーの旅程説明,練習及びツアー経費の説明などをさせていただきました。また,GSC会長Y氏からは,応援ツアーの案内も行っていただきました。

説明会終了後は,希望される方には練習見学をご案内します。Guardに旧体育館半面を譲ってもらって,関西大会以降では初めての全セクションによる本格的合奏。動きが付いていない分,細かいところまでチェックが入っていきます。
全国大会は,当然のことながら関西以上の演奏レベルをSTAFFとしても求めていきます。メンバーももちろん重々承知しているとは思いますが,まずしっかり意識付けをしていきたいところ。

合奏終了→撤収が終わり,メンバーたちが帰途についてから始まるのは,いつものSTAFF会議。
来週の週末で,コンテチェンジとなる部分をしっかり練習し,27日に設定されているAll STAFF Dayまでに,チェックをしていただける状態までクリーニングしておく必要があります。
その他の部分のクリーニングには時間配分をどれくらい見込んでおくべきか?
クリーニング優先順位も,各セクションによって微妙に異なるため,スケジュールの検討は(調整も含めて)かなり時間をかけなければなりません。

事務局としては,予算と旅程にゴーサインが出たところで,今日で大きな山を越えた気分。
部屋割りとバスの人数配分,そして全国大会指定席団体斡旋枠の優先順位決定が次の峠となりますが,今夜はゆっくりできそうです。
『あらためて音のことに集中してやると,できてないことがたくさんあった。今日やったこと絶対に忘れんと完璧にして,コンテでしっかり出していく。1週間のパート目標もだいぶ消化できるようになってきたし,全国まで中だるみしんと着実にレベルアップしていく。』
【本日の番外編】‥‥謎の作業の実態は?!
HornLineセクション合奏の傍らでSub.DM・Masakiが行っていた作業の成果を,夜のSTAFF会議席上で発見しました。
これってサークル・クリーニング用荷造りヒモを収納or輸送用にまとめていたの?

何と計算が間違っているまま荷造りヒモを切って作業を進めた結果,前回のサークル・クリーニング用ヒモは全て使用不可能となり,来週,新たに作り直すとのこと。
Sub.DM・Masakiが行っていたのは,地球に優しく?廃棄処分にするのではなくPit.梱包用に転用するため,渡しやすいようにまとめていたものと判明しました(^_^;)
問:律儀に一つずつに書かれた「ごめんなさい」は,はたして誰に(何に)対するものでしょうか?
1. 地球環境と資源 2. サークルを構成するメンバー 3. ヒモ代金支出を認めた事務局 4. もったいないお化け

11月13日:全国大会十日前
2010-11-13
最後の地域イベント出演も終わり,あとは全国大会に向けてクリーニングな日々がスタート。
想定しているチェンジ部分は,今のところどのようにして効果をアップさせていくかが詰め切れていません。そのため,当面はチェンジが入る可能性がない,というか変更なしで全国大会までいくと決まっている部分のクォリティアップをテーマに設定して,練習が進められます。
今日はラインやブロックの精度アップが目標なので,Pit.は塔南高校で別練習となりました。
『「言われてできる」が多かった。言われて意識するんは大切やと思うけど,これからは言われる前に意識するんが大切だと思った。同じ場所のクリーニングも「次どうすればいいか」「何が原因でできてないか」しっかり考えられたら,濃い練習ができると思うから,そういうことをやっていこうと思う。』

想定しているチェンジ部分は,今のところどのようにして効果をアップさせていくかが詰め切れていません。そのため,当面はチェンジが入る可能性がない,というか変更なしで全国大会までいくと決まっている部分のクォリティアップをテーマに設定して,練習が進められます。
今日はラインやブロックの精度アップが目標なので,Pit.は塔南高校で別練習となりました。
『「言われてできる」が多かった。言われて意識するんは大切やと思うけど,これからは言われる前に意識するんが大切だと思った。同じ場所のクリーニングも「次どうすればいいか」「何が原因でできてないか」しっかり考えられたら,濃い練習ができると思うから,そういうことをやっていこうと思う。』

先週に考えた,全国大会に向けてのクリーニング・スケジュールに基づき,今日の重点項目の再確認。事前の会議が充実しているため,今シーズンはこうした朝イチ会議は珍しくなりました。
ただいま検討されているのは,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)冒頭の円形フォーメイションの精度アップについて。ハギ先生には何やら秘策があるようです。

今日は午後~夜間の区分で体育館を確保しています。重点項目となるM3「Al-Balad」ヒットの円形フォーメイションクリーニングは,17:20から30分間設定されています。
お? 今日のイラストはHrズTomomi作ですか。でも「自画像」がこれっていうのも・・・しかも全然似てないし(^_^;)

Basicタイムが始まるのを見届け,たかはし号はJR山崎駅へ。
今日はかなり遠方から,見学に来て下さる方がいらっしゃいます。
Gryphonsはどの練習日でも原則見学OKなチームですので,お気軽に声をかけて下さい。
誰かが動ける状態であれば,最寄り駅までお迎えを出すことも可能です。

ハギ先生はBasicタイム中に,Sub.DMのMasakiとRyousukeに指図して作戦準備を始めます。
2008年「ALIVE」の時,Woodの円が回転しながら移動するフォーメイションがありました。その時,ハギ先生が編み出した手法を応用して,メンバーに円を作り,回転する感覚を体得してもらうのが狙いのようです。
事前に用意するのは2色の荷造りヒモ。今回は円の直径がはるかに大きく,関係する人数も多いため,準備作業もかなりの量になっています。

館内でGuardがフィールドを使い,ハギ先生たちが準備をしている間,HornLineとBatteryは屋外でMBP(Marching Brass Practice)とBasicに取り組んでいます。体育館周辺の風景も,すっかり秋らしくなっていました。

ここでハギ先生の㊙作戦メモを入手! 早い話が数学,というか算数なんですが(^0^;)
コンテから人数をカウントし,円周を割り出し・・・と計算をして,必要なヒモの長さを書きだしてあります。
ちなみに,なにやらゴチャゴチャ書かれているのは,Sub.DMのどちらかが書いた落書きでしょう。

赤いヒモは内側のサークル用。中心に陣取ったハギ先生から,計算された長さのヒモを持った円を構成するメンバーとの間に,朝の作業で作成されたヒモを渡して並んでいきます。
円周の距離から算出して,それぞれの間隔につないだヒモと併せ持ち,まずは並んでみましょうか。

青ヒモは外側のサークル用。ハギ先生とは反対側で,Sub.DM MasakiとRyousukeが仕切ります。
実際の円の中心とは(内側サークルと同時に展開しているためです)少しずれていますが,理論と実際の見え方を確認して,まずは感覚をつかんでもらいましょう。
・・・と,と,と。あれれ,何か具合がおかしいなぁ?
想定していたようにはいかないようですね。どこかに計算ミスがあったのかも?

何度か試みてみましたが,やはりどこかに計算間違いがあったようです。
残念ながら時間がもったいないので,そこそこで打ち切り,次のメニューへと取り組みましょう。
ん?ホワイトボードのキャラが変わっていますね?! Tomomi自画像ではなく。Motoki先輩像・・・まぁ,そんなとこが妥当でしょう(^o^)

関西大会後,初めての練習でのランスルー。
これはM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) カンパニーラインができる直前の図。踊る巡礼たちの背後に,巨大な「参道」が現れます。
『M4もそろってきてるっていわれて嬉しかったけど,そろってるんなら,もっとキッチリそろえたいっておもいました。そのためには,皆で「合わせる」気持ちを持って,良いShowをしたい。』

そして熱狂のラストシーン。ユニゾンに想いを込めて鳴り響く,おそらくAl Hajj最大音量であろうラストノートです。この効果をさらに高めるため,今季ラストフォーメイションはBrassが比較的前方に集まった形となっています。
メンバー全員が最後の力を振り絞り,全力で吹いているのはわかっています。でも,ちょっとビジュアルとしては物足りないかもしれません。もっともっと「全力で吹いてます感」が視覚的に伝えられないかなぁ?
TrumpetのKazuパイをぜひ見習ってほしいところです。
『今日はクリーニングをいっぱいしたけど,ランスルーではぐちゃってなってしまうところもあったし,練習でやったことを活かせないと意味ないと思った。全国に向けて,何か成果の出せる練習を毎日していきたい。』

関西大会以来のランスルータイムは7分45秒。内容的には,今日の練習成果については反映できたと思います。
(当たり前ですが)もう夜になっているので,高速道路の照明が頼りの積み込み作業。Pit.がないので量的には少ないから,できるだけ短時間で終わらせましょうか。

メンバーたちが家路についた後,館内の「相談室」でSTAFF会議。
この時期,たかはしTは全国大会エントリー事務や,諸々の大会ツアー準備&各種調整のために忙殺されます。のんびり練習を眺めているわけにはいかず,こうした一室を確保して,一日の大半はこもりっきりで作業。早くこの季節,終わらないかなぁ・・・(v_v)

全国大会までの練習で,詰めていかねばならない宿題がまだまだ残っているので,これからが胸突き八丁の予定。どんどん寒くなっていきますが,がんばっていきましょう。
『パレーディングでM1のFやったけど,コンテの時よりピッチやばかったし,まとまりないし。どんな場所でも状況でも,いつも通りの演奏ができるように,もっと練習して考えてやっていかなあかんなって思いました。常に120%の力を出す!!』
ただいま検討されているのは,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)冒頭の円形フォーメイションの精度アップについて。ハギ先生には何やら秘策があるようです。

今日は午後~夜間の区分で体育館を確保しています。重点項目となるM3「Al-Balad」ヒットの円形フォーメイションクリーニングは,17:20から30分間設定されています。
お? 今日のイラストはHrズTomomi作ですか。でも「自画像」がこれっていうのも・・・しかも全然似てないし(^_^;)

Basicタイムが始まるのを見届け,たかはし号はJR山崎駅へ。
今日はかなり遠方から,見学に来て下さる方がいらっしゃいます。
Gryphonsはどの練習日でも原則見学OKなチームですので,お気軽に声をかけて下さい。
誰かが動ける状態であれば,最寄り駅までお迎えを出すことも可能です。

ハギ先生はBasicタイム中に,Sub.DMのMasakiとRyousukeに指図して作戦準備を始めます。
2008年「ALIVE」の時,Woodの円が回転しながら移動するフォーメイションがありました。その時,ハギ先生が編み出した手法を応用して,メンバーに円を作り,回転する感覚を体得してもらうのが狙いのようです。
事前に用意するのは2色の荷造りヒモ。今回は円の直径がはるかに大きく,関係する人数も多いため,準備作業もかなりの量になっています。

館内でGuardがフィールドを使い,ハギ先生たちが準備をしている間,HornLineとBatteryは屋外でMBP(Marching Brass Practice)とBasicに取り組んでいます。体育館周辺の風景も,すっかり秋らしくなっていました。

ここでハギ先生の㊙作戦メモを入手! 早い話が数学,というか算数なんですが(^0^;)
コンテから人数をカウントし,円周を割り出し・・・と計算をして,必要なヒモの長さを書きだしてあります。
ちなみに,なにやらゴチャゴチャ書かれているのは,Sub.DMのどちらかが書いた落書きでしょう。

赤いヒモは内側のサークル用。中心に陣取ったハギ先生から,計算された長さのヒモを持った円を構成するメンバーとの間に,朝の作業で作成されたヒモを渡して並んでいきます。
円周の距離から算出して,それぞれの間隔につないだヒモと併せ持ち,まずは並んでみましょうか。

青ヒモは外側のサークル用。ハギ先生とは反対側で,Sub.DM MasakiとRyousukeが仕切ります。
実際の円の中心とは(内側サークルと同時に展開しているためです)少しずれていますが,理論と実際の見え方を確認して,まずは感覚をつかんでもらいましょう。
・・・と,と,と。あれれ,何か具合がおかしいなぁ?
想定していたようにはいかないようですね。どこかに計算ミスがあったのかも?

何度か試みてみましたが,やはりどこかに計算間違いがあったようです。
残念ながら時間がもったいないので,そこそこで打ち切り,次のメニューへと取り組みましょう。
ん?ホワイトボードのキャラが変わっていますね?! Tomomi自画像ではなく。Motoki先輩像・・・まぁ,そんなとこが妥当でしょう(^o^)

関西大会後,初めての練習でのランスルー。
これはM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) カンパニーラインができる直前の図。踊る巡礼たちの背後に,巨大な「参道」が現れます。
『M4もそろってきてるっていわれて嬉しかったけど,そろってるんなら,もっとキッチリそろえたいっておもいました。そのためには,皆で「合わせる」気持ちを持って,良いShowをしたい。』

そして熱狂のラストシーン。ユニゾンに想いを込めて鳴り響く,おそらくAl Hajj最大音量であろうラストノートです。この効果をさらに高めるため,今季ラストフォーメイションはBrassが比較的前方に集まった形となっています。
メンバー全員が最後の力を振り絞り,全力で吹いているのはわかっています。でも,ちょっとビジュアルとしては物足りないかもしれません。もっともっと「全力で吹いてます感」が視覚的に伝えられないかなぁ?
TrumpetのKazuパイをぜひ見習ってほしいところです。
『今日はクリーニングをいっぱいしたけど,ランスルーではぐちゃってなってしまうところもあったし,練習でやったことを活かせないと意味ないと思った。全国に向けて,何か成果の出せる練習を毎日していきたい。』

関西大会以来のランスルータイムは7分45秒。内容的には,今日の練習成果については反映できたと思います。
(当たり前ですが)もう夜になっているので,高速道路の照明が頼りの積み込み作業。Pit.がないので量的には少ないから,できるだけ短時間で終わらせましょうか。

メンバーたちが家路についた後,館内の「相談室」でSTAFF会議。
この時期,たかはしTは全国大会エントリー事務や,諸々の大会ツアー準備&各種調整のために忙殺されます。のんびり練習を眺めているわけにはいかず,こうした一室を確保して,一日の大半はこもりっきりで作業。早くこの季節,終わらないかなぁ・・・(v_v)

全国大会までの練習で,詰めていかねばならない宿題がまだまだ残っているので,これからが胸突き八丁の予定。どんどん寒くなっていきますが,がんばっていきましょう。
『パレーディングでM1のFやったけど,コンテの時よりピッチやばかったし,まとまりないし。どんな場所でも状況でも,いつも通りの演奏ができるように,もっと練習して考えてやっていかなあかんなって思いました。常に120%の力を出す!!』
11月7日:祥栄ふれあい祭りの日
2010-11-07
今日は祥栄ふれあい祭り本番の日。
Gryphonsの活動は,市外の体育館で練習し,大会で演じることがほとんどとなりました。今日は,地域の皆さまにマーチングを楽しんでいただける貴重な機会です。
塔南高校吹奏楽部として,単独でマーチング活動していたころから,祥栄学区のイベントには,何度も招待していただきました。全国大会に出るようになってからも,毎年お世話になっています。
現役高校生たちにとっては,自分たちだけで作り上げてきた「秋プロ2010」ラストショウの舞台であり,思い入れのあるイベントです。
『今日は最後の秋プロショウで,今までやって来たことを精一杯出せたし,よかった。Gryショウは少し疲れが出てしまって,自分の中ではいまいち良くなかったなぁと思った。』

Gryphonsの活動は,市外の体育館で練習し,大会で演じることがほとんどとなりました。今日は,地域の皆さまにマーチングを楽しんでいただける貴重な機会です。
塔南高校吹奏楽部として,単独でマーチング活動していたころから,祥栄学区のイベントには,何度も招待していただきました。全国大会に出るようになってからも,毎年お世話になっています。
現役高校生たちにとっては,自分たちだけで作り上げてきた「秋プロ2010」ラストショウの舞台であり,思い入れのあるイベントです。
『今日は最後の秋プロショウで,今までやって来たことを精一杯出せたし,よかった。Gryショウは少し疲れが出てしまって,自分の中ではいまいち良くなかったなぁと思った。』

会場となる祥栄小学校は,塔南高校の正門から東へ約300mほど。HornLineメンバーは,塔南高校でウォームアップを済ませ,そのまま楽器を手に徒歩で移動するのが毎年のパターンです。
もともと地域でもっとも近い小学校ということで,様々な交流があった小学校です。特に,塔南高校に教育みらい科が開設されてからは,授業実習や交流授業などが盛んに行われています。

全セクションが控室に割り当てていただいている祥栄小学校体育館に集結。本番前に最後のミュージックランスルーを行います。当日にコンテを一切動かず,合奏でのみランスルーをしてから本番に臨む,という流れは,まさに全国大会と同じ。このパターンでどこまで日頃の練習成果を出し切れるか,というテストケースにもなります。
M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)ファーストヒット。おぉ,あまり気づいていませんでしたが,Pit.のAkaneが叩くバスドラム,まさに仁王立ちです。カッコいいですね!!

祥栄ふれあい祭りは10:00からスタート。その開会式のアトラクションがTONAN BrassとGryphonsの出番です。まずは現役高校生たちによる開会ファンファーレから。

学園祭ショウでファーストショウを迎えた「秋プロ2010」,5月の楽譜配布から7月のコンテ入りを経て,9月から校内&地域でショウをしてきました。4回目となる今日がラストショウ,Guardショウ「Get it on」から始まり,「Malagueña(マラゲーニャ)」へと続きます。
9月のファーストショウでは少し危なっかしさが先に立ったGuardチームも,今では堂々の演技。

チャック=マンジョーネ「Land of Make Believe」の冒頭には,Melophone・NakakoとA.Sax・HarunaのHornsリーダー・コンビによるデュエットソロがあります。こちらも当初のぎこちない演奏が,だいぶこなれてきました。たった2ヶ月あまりですが,彼女たちなりの成長が感じられますね。
『秋プロLAST SHOW。あっちゅー間やった(;ω;)・・・確実に不完全燃焼。後悔だらけ・・・。その分,次はもっと確実にしたい。次って演奏会になるんかな? それまでにもっと吹けるように・・・ならな。』

「秋プロ2010」フィナーレを飾るのは「Impossible Dream~見果てぬ夢~」,セルバンテスの作品「ドン・キホーテ」をもとにしたミュージカル「ラ・マンチャの男」で歌われる名曲です。曲の冒頭と,カンパニー直前に2回,Melophoneソロが登場します。
オーディションの結果,見事にソロを射止めたのはTomomi。彼女はGryphons 2010「Al Hajj」でも,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)において,高校生ながらデュエットソロの1人として演奏している実力者。最後となる今日も,安定したソロを披露してくれました。

「秋プロ2010」ラストショウも無事に終演。
Pit.楽器搬入&移動とBatteryスタンドの回収,フラッグ類のSettingなど場面転換に少しお時間をいただいてから,いよいよGry2010「Al Hajj」の登場となります。バンドとGuardの人数が一挙に1.5倍になるのですが,純粋な増加分以上にスケールが大きくなるのは,やはり30m×30mを前提にデザインされたショウであるからでしょう。(←秋プロは間口12m×奥行10mのステージサイズです)
M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半,Guard全員でトールフラッグを振るシーンも,距離が近い分,大迫力です。

本番としての条件は,足場といい,演技が始まるまでの流れといい,十二分に集中力を高めるという点でいえば,難しい本番です。しかも,現役高校生たちにとっては,秋プロ~Gryショウを連続して演じるという,1シーズンに1回しかないパターン。(←梅小路ふれあいコンサートではGryショウは立奏)
では,秋プロ感想の中でも,一番ネガティブ系だった彼女にもう一度登場してもらいましょう(^_^;)
『Gryもこのままやと不完全で終わってまう。連れてってもらうって,本間に楽しくない。全力で喜べへんし,全力で悔しがれへんし,全力で笑えへんし,全力で泣けへんし。自分だけの問題じゃないのが,一番しんどいと思った。けど,本間に全力出しきれたら,それが楽しいんやろうなって思った。』
うん,いろいろ思うところはあるでしょうね。でも,楽しいんやろなって分かっているなら目指せるし,全力で目指し続けたら,何かは得られるモノがあるんじゃないかな?

Guard系の人たちは,HornLineに比べると,解決の道筋が見えているため?でしょうか,かなりポジティブに考える傾向の人が多いようです。それとも,Guardみたいに目立つことを喜ぶようなセクションを好むのは,こういう発想の人たちが多いからでしょうか(^0^;)
M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) のラスト部分,さんざん走り回ったあげくに笑顔を要求される彼女たち,今日は距離が近くで表情がよく伝わる,ということで一段と張り切って演じています。
『今日はフラッグ絡まりすぎてテンパってしまいました。これが関西とか全国やったらあかんし,全国までによく絡まるところはどうやったら絡まないかを考えていきたいです。』

これも毎年のことながら,演技終了後には地域の方たちが営業している模擬店で,豚汁とヤキソバを振る舞っていただきました。ちょっと早めのお昼休みというところですが,これがまた美味しいとあって,ショウを演じることと同じくらいに,メンバーが楽しみにしているものです。
ショウが無事に終わって緊張がほぐれたこともあり,美味しいモノを口にしているということもあり,メンバーたちの笑顔もくつろいでいます。
地域の皆さん,今年もありがとうございました&ごちそうさまでした!

多くのメンバーがホッとくつろいでいる時間も,仕事に励むのは,Pit.人とCarry隊。
食事後にHornLine,BatteryとGuardは,自分たちの楽器・手具を自分たちで運んで帰校しますが,大物楽器はハギ号でピストン輸送しなければなりません。これは本番終了後から作業が続き,積込の合間にごちそうをいただくことになります。
しかし,ほぼ毎週のように積み込み作業を重ねてきた彼ら彼女らは,11月ともなれば全員が積込と輸送に関してはベテラン。テキパキと積み込む姿は危なげなく,安心して見ていられます,よね?ハギ先生?

午後からは,全員塔南高校へ戻っての練習。
今日は,全国大会へ向けての再出発という意味合いもあるので,もう一度初心に返り,Basicをメインに,音に関する練習を半日かけてじっくりやろう,という設定になっています。Wood,Hi-Brass,Lo-Brass,Battery,Pit,Guardとそれぞれセクションに分かれ,もう一度基本的なところから確認。
『昼からの練習は基礎ばっかりやって,やっぱり基礎は大事だし,できてないところとか,いっぱい分かったし,今日決めた目標とかを,ちゃんとできるようにしたい。』

BatteryもBasicと曲練に午後を費やします。午後いっぱいを使って,かなり詰めた練習を行った模様ですね。MT・Yabecchiが「俺は煮詰まった~」と別室でダウンしていたくらいですから・・・(_ _;)
(一応,本人の知らぬ間に一枚ゲットしたのですが,武士の情け(笑)で不掲載です)

Guardチームも,それぞれの振付の精度を上げるべく,精進に余念がありません。これはM1「Al-Isla」後半,最後のプッシュにあるトールフラッグ45°トスの練習風景。投げ上げたフラッグが45°斜めに傾いて回っている,というトスです。難易度的には,今のGry・Guardチームにとっては中級程度,というところでしょうか。
でも,回転する角度やタイミングなど,100%完璧に全員が揃えられるわけでもありません。まだまだ完成とはいえません。現状で満足しないことが成長へのエネルギーです。

旧体育館舞台上では,すでに全国大会までの日程を見据えて,次回以降の練習日程の中で「何を」「どれぐらい」時間をかけ,「いつまでに」「どこまで」レベルを持っていこうか,を議題にSTAFF会議が進んでいます。全国大会までの日数(つまりかけられる練習時間)は限られます。その中で,やりたいことと必要な時間,さらにそれによって得られる効果等々を天秤にかけ,ハギ先生とDM・Motokiを中心にスケジュールを決定していきます。

Guardチームではこの時期,全国大会に向け,関西大会までは見送ってきたさらなるドレスアップやグレードアップを用意します。関西大会までは,その準備の手間よりも振りの完成度を上げる方に優先順位があるため,本来狙っていた視覚効果を全て実現させるのではなく,全国大会出場権を得るまで封印しておくのが例年の流れ。メンバーの体力的・時間的負担とショウの効果をバランス良く持っていくための計画的措置です。
M1「Al-Isla」の冒頭,Guardはチェインフラッグをチャドル風にかぶって踊り始める演出になっていますが,さらにアラビア風のイメージを強くアピールするため,全国大会ではヴェールのような布を顔の前に垂らして,眼だけを出す形にすることにしました。今日の締めくくりとして,そのための布が配布され,採寸と裁断についてのレクチャーが行われました。一見するとまるで銀行強盗の打ち合わせのようですが・・・(^◇^;)

こうしてGryphonsは今シーズン最後の地域イベントと,秋プロ2010ラストショウを無事に終え,いよいよ全国大会に向けて全員で一丸となってクォリティアップを図る季節を迎えました。
泣いても笑ってもあと少し,みんなで頑張っていきましょう!
ところで,今日は本番が地域でということで,特に地元出身メンバーの中には,帰宅後にもいろいろあった一日だったようです(笑)
『お母さんが,今日撮った秋プロShow見まくってる(泣) 私は見たくない(見たけど汗)』
【本日の番外編】‥‥紙一重?!
今季DMを努めますMotoki。ノリの良さでも前DMであり,兄でもあるMasakiに後れを取りません。
いいですねぇ,このノリ!
一年中ネタ日照りに悩む事務局としては,ありがたいの一言です。今日もカメラ片手にウロウロしていると,さっそく「美味しい~~!」パフォーマンスを披露してくれました。
今や立派なベテランの域に達したKyota氏も友情出演です。

「えぇっ?! まだまだネタ足りませんか?」「ではでは~~っっっっっ!」と一気食いのおまけ付き。
いやぁ,さすがは兄弟! 血は争えませんねぇ(^^ゞ
ご協力,感謝です。でも,よい子は真似しないで下さいね(^-^)b
「腹も身のうち」と申します。消化には絶対良くないですから・・・。

もともと地域でもっとも近い小学校ということで,様々な交流があった小学校です。特に,塔南高校に教育みらい科が開設されてからは,授業実習や交流授業などが盛んに行われています。

全セクションが控室に割り当てていただいている祥栄小学校体育館に集結。本番前に最後のミュージックランスルーを行います。当日にコンテを一切動かず,合奏でのみランスルーをしてから本番に臨む,という流れは,まさに全国大会と同じ。このパターンでどこまで日頃の練習成果を出し切れるか,というテストケースにもなります。
M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)ファーストヒット。おぉ,あまり気づいていませんでしたが,Pit.のAkaneが叩くバスドラム,まさに仁王立ちです。カッコいいですね!!

祥栄ふれあい祭りは10:00からスタート。その開会式のアトラクションがTONAN BrassとGryphonsの出番です。まずは現役高校生たちによる開会ファンファーレから。

学園祭ショウでファーストショウを迎えた「秋プロ2010」,5月の楽譜配布から7月のコンテ入りを経て,9月から校内&地域でショウをしてきました。4回目となる今日がラストショウ,Guardショウ「Get it on」から始まり,「Malagueña(マラゲーニャ)」へと続きます。
9月のファーストショウでは少し危なっかしさが先に立ったGuardチームも,今では堂々の演技。

チャック=マンジョーネ「Land of Make Believe」の冒頭には,Melophone・NakakoとA.Sax・HarunaのHornsリーダー・コンビによるデュエットソロがあります。こちらも当初のぎこちない演奏が,だいぶこなれてきました。たった2ヶ月あまりですが,彼女たちなりの成長が感じられますね。
『秋プロLAST SHOW。あっちゅー間やった(;ω;)・・・確実に不完全燃焼。後悔だらけ・・・。その分,次はもっと確実にしたい。次って演奏会になるんかな? それまでにもっと吹けるように・・・ならな。』

「秋プロ2010」フィナーレを飾るのは「Impossible Dream~見果てぬ夢~」,セルバンテスの作品「ドン・キホーテ」をもとにしたミュージカル「ラ・マンチャの男」で歌われる名曲です。曲の冒頭と,カンパニー直前に2回,Melophoneソロが登場します。
オーディションの結果,見事にソロを射止めたのはTomomi。彼女はGryphons 2010「Al Hajj」でも,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)において,高校生ながらデュエットソロの1人として演奏している実力者。最後となる今日も,安定したソロを披露してくれました。

「秋プロ2010」ラストショウも無事に終演。
Pit.楽器搬入&移動とBatteryスタンドの回収,フラッグ類のSettingなど場面転換に少しお時間をいただいてから,いよいよGry2010「Al Hajj」の登場となります。バンドとGuardの人数が一挙に1.5倍になるのですが,純粋な増加分以上にスケールが大きくなるのは,やはり30m×30mを前提にデザインされたショウであるからでしょう。(←秋プロは間口12m×奥行10mのステージサイズです)
M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半,Guard全員でトールフラッグを振るシーンも,距離が近い分,大迫力です。

本番としての条件は,足場といい,演技が始まるまでの流れといい,十二分に集中力を高めるという点でいえば,難しい本番です。しかも,現役高校生たちにとっては,秋プロ~Gryショウを連続して演じるという,1シーズンに1回しかないパターン。(←梅小路ふれあいコンサートではGryショウは立奏)
では,秋プロ感想の中でも,一番ネガティブ系だった彼女にもう一度登場してもらいましょう(^_^;)
『Gryもこのままやと不完全で終わってまう。連れてってもらうって,本間に楽しくない。全力で喜べへんし,全力で悔しがれへんし,全力で笑えへんし,全力で泣けへんし。自分だけの問題じゃないのが,一番しんどいと思った。けど,本間に全力出しきれたら,それが楽しいんやろうなって思った。』
うん,いろいろ思うところはあるでしょうね。でも,楽しいんやろなって分かっているなら目指せるし,全力で目指し続けたら,何かは得られるモノがあるんじゃないかな?

Guard系の人たちは,HornLineに比べると,解決の道筋が見えているため?でしょうか,かなりポジティブに考える傾向の人が多いようです。それとも,Guardみたいに目立つことを喜ぶようなセクションを好むのは,こういう発想の人たちが多いからでしょうか(^0^;)
M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) のラスト部分,さんざん走り回ったあげくに笑顔を要求される彼女たち,今日は距離が近くで表情がよく伝わる,ということで一段と張り切って演じています。
『今日はフラッグ絡まりすぎてテンパってしまいました。これが関西とか全国やったらあかんし,全国までによく絡まるところはどうやったら絡まないかを考えていきたいです。』

これも毎年のことながら,演技終了後には地域の方たちが営業している模擬店で,豚汁とヤキソバを振る舞っていただきました。ちょっと早めのお昼休みというところですが,これがまた美味しいとあって,ショウを演じることと同じくらいに,メンバーが楽しみにしているものです。
ショウが無事に終わって緊張がほぐれたこともあり,美味しいモノを口にしているということもあり,メンバーたちの笑顔もくつろいでいます。
地域の皆さん,今年もありがとうございました&ごちそうさまでした!

多くのメンバーがホッとくつろいでいる時間も,仕事に励むのは,Pit.人とCarry隊。
食事後にHornLine,BatteryとGuardは,自分たちの楽器・手具を自分たちで運んで帰校しますが,大物楽器はハギ号でピストン輸送しなければなりません。これは本番終了後から作業が続き,積込の合間にごちそうをいただくことになります。
しかし,ほぼ毎週のように積み込み作業を重ねてきた彼ら彼女らは,11月ともなれば全員が積込と輸送に関してはベテラン。テキパキと積み込む姿は危なげなく,安心して見ていられます,よね?ハギ先生?

午後からは,全員塔南高校へ戻っての練習。
今日は,全国大会へ向けての再出発という意味合いもあるので,もう一度初心に返り,Basicをメインに,音に関する練習を半日かけてじっくりやろう,という設定になっています。Wood,Hi-Brass,Lo-Brass,Battery,Pit,Guardとそれぞれセクションに分かれ,もう一度基本的なところから確認。
『昼からの練習は基礎ばっかりやって,やっぱり基礎は大事だし,できてないところとか,いっぱい分かったし,今日決めた目標とかを,ちゃんとできるようにしたい。』

BatteryもBasicと曲練に午後を費やします。午後いっぱいを使って,かなり詰めた練習を行った模様ですね。MT・Yabecchiが「俺は煮詰まった~」と別室でダウンしていたくらいですから・・・(_ _;)
(一応,本人の知らぬ間に一枚ゲットしたのですが,武士の情け(笑)で不掲載です)

Guardチームも,それぞれの振付の精度を上げるべく,精進に余念がありません。これはM1「Al-Isla」後半,最後のプッシュにあるトールフラッグ45°トスの練習風景。投げ上げたフラッグが45°斜めに傾いて回っている,というトスです。難易度的には,今のGry・Guardチームにとっては中級程度,というところでしょうか。
でも,回転する角度やタイミングなど,100%完璧に全員が揃えられるわけでもありません。まだまだ完成とはいえません。現状で満足しないことが成長へのエネルギーです。

旧体育館舞台上では,すでに全国大会までの日程を見据えて,次回以降の練習日程の中で「何を」「どれぐらい」時間をかけ,「いつまでに」「どこまで」レベルを持っていこうか,を議題にSTAFF会議が進んでいます。全国大会までの日数(つまりかけられる練習時間)は限られます。その中で,やりたいことと必要な時間,さらにそれによって得られる効果等々を天秤にかけ,ハギ先生とDM・Motokiを中心にスケジュールを決定していきます。

Guardチームではこの時期,全国大会に向け,関西大会までは見送ってきたさらなるドレスアップやグレードアップを用意します。関西大会までは,その準備の手間よりも振りの完成度を上げる方に優先順位があるため,本来狙っていた視覚効果を全て実現させるのではなく,全国大会出場権を得るまで封印しておくのが例年の流れ。メンバーの体力的・時間的負担とショウの効果をバランス良く持っていくための計画的措置です。
M1「Al-Isla」の冒頭,Guardはチェインフラッグをチャドル風にかぶって踊り始める演出になっていますが,さらにアラビア風のイメージを強くアピールするため,全国大会ではヴェールのような布を顔の前に垂らして,眼だけを出す形にすることにしました。今日の締めくくりとして,そのための布が配布され,採寸と裁断についてのレクチャーが行われました。一見するとまるで銀行強盗の打ち合わせのようですが・・・(^◇^;)

こうしてGryphonsは今シーズン最後の地域イベントと,秋プロ2010ラストショウを無事に終え,いよいよ全国大会に向けて全員で一丸となってクォリティアップを図る季節を迎えました。
泣いても笑ってもあと少し,みんなで頑張っていきましょう!
ところで,今日は本番が地域でということで,特に地元出身メンバーの中には,帰宅後にもいろいろあった一日だったようです(笑)
『お母さんが,今日撮った秋プロShow見まくってる(泣) 私は見たくない(見たけど汗)』
【本日の番外編】‥‥紙一重?!
今季DMを努めますMotoki。ノリの良さでも前DMであり,兄でもあるMasakiに後れを取りません。
いいですねぇ,このノリ!
一年中ネタ日照りに悩む事務局としては,ありがたいの一言です。今日もカメラ片手にウロウロしていると,さっそく「美味しい~~!」パフォーマンスを披露してくれました。
今や立派なベテランの域に達したKyota氏も友情出演です。

「えぇっ?! まだまだネタ足りませんか?」「ではでは~~っっっっっ!」と一気食いのおまけ付き。
いやぁ,さすがは兄弟! 血は争えませんねぇ(^^ゞ
ご協力,感謝です。でも,よい子は真似しないで下さいね(^-^)b
「腹も身のうち」と申します。消化には絶対良くないですから・・・。

11月6日:関西反省会と祥栄練習の日
2010-11-06
関西大会が終わってまだ三日目,すぐに次の練習日となりました。
通常,関西大会の次の練習日に反省会を設けるのですが,そのための準備期間としては例年になく厳しかったようです。特に,審査員がカセットテープ(未だに?!)に吹き込んで下さった講評を,すべてテキストに起こしていく作業が大変。いつもなら一週間かけられるのに,たった二日でということになり,割り当てられた担当者は辛かったようです。
そして,11月最初の週末は,毎年ご招待いただいている祥栄ふれあい祭りの本番があります。いつもお世話になっている地域のイベントなので,いいショウをお見せするためにも,しっかり練習しておきたいところです。
『今日,自分で思ったのが「M2・M3・M4自然に笑えてる!」でした。M4の笑顔,前からほめてもらってりして,めっちゃ嬉しかったから,他の表情もこれからもっとできるようになりたいです。明日で秋プロLastやし,後悔しいひんように楽しみたいです!』

通常,関西大会の次の練習日に反省会を設けるのですが,そのための準備期間としては例年になく厳しかったようです。特に,審査員がカセットテープ(未だに?!)に吹き込んで下さった講評を,すべてテキストに起こしていく作業が大変。いつもなら一週間かけられるのに,たった二日でということになり,割り当てられた担当者は辛かったようです。
そして,11月最初の週末は,毎年ご招待いただいている祥栄ふれあい祭りの本番があります。いつもお世話になっている地域のイベントなので,いいショウをお見せするためにも,しっかり練習しておきたいところです。
『今日,自分で思ったのが「M2・M3・M4自然に笑えてる!」でした。M4の笑顔,前からほめてもらってりして,めっちゃ嬉しかったから,他の表情もこれからもっとできるようになりたいです。明日で秋プロLastやし,後悔しいひんように楽しみたいです!』

午前中は関西大会反省会。こうした時に会場として使用している第1会議室が模擬試験で使用中のため,多少の無理を承知で音楽室に全員を詰め込んでしまいました。
全景ビデオを視聴し,さらに審査員のコメントが吹き込まれた講評テープ(全体的視覚効果・音楽効果など)を聴きます。それぞれのキャプション(管楽器・打楽器・Guardの技術等)別の講評テープは,別途それぞれのセクションで聴いてもらうこととして,STAFFからは関西大会までの課程に関するコメントと,全国大会までにどこを追求していくかの見通しが説明されます。

午後からは明日の祥栄ふれあい祭りの会場である,祥栄小学校グラウンドでの現地練習。
毎年,地域の皆さんの準備作業と一緒に,場当たりを兼ねた練習をさせていただいています。
土のグラウンドにポイントをはるマーカー隊。センターの位置は毎年同じなので,近頃ようやくすんなりと設営できるようになりました。縦センターラインをまっすぐ南北ラインに沿って作るのがやや難しいのですが・・・。

明日のふれあい祭りでは,現役高校生のショウ「秋プロ2010」と,Gryphons「Al Hajj」の二本立てで地域の皆さんに楽しんでいただくことになっています。練習配分の都合上,午後の前半はGryショウ,後半は秋プロの練習に充てるのも恒例。
ポイント設営が終わったら,さっそく「Al Hajj」の場当たりから始めましょう。

すでにお気づきかもしれませんが,今日はほぼ全員がオレンジのキャップを揃って着用しております。
じつはこれ,関西大会出演団体に人数分配布される「出演記念グッズ」です。
毎年,ペンケースやポーチなど,さまざまなグッズをいただくのですが,今年度はこのキャップでした。午前中に行った反省会で,パンフレットとともにメンバーに配布したものです。
11月に入ったとはいえ,今日は強い日射しのもとでの屋外練習。コンディションに気を遣ったSTAFFから「ちょうど良いのがあるじゃないか」と帽子着用令が出されましたので・・・。

今日はみんな練習着なのでバラバラな服装ですが,こうしてキャップだけでもそろえると,何となくビシッと一体感が出てくるのが不思議なところ。やはりユニフォームの効用というのは大したものですね。

観客席から見下ろした状態を想定して演出が組み立てられているGryショウは,同じ平面で見る場合,お客さんが受け取る印象が大きく変わります。
その一方で,Batteryフィーチャーなど,距離が近いのでスティックワークや様々なギミックが,大会フィールドよりハッキリ分かる,という面もあります。

実際は一週間もたっていないのですが,舞洲アリーナでカンパニーを演じていたのが,ずいぶん昔のように感じます。屋外で演奏を聴いていると,メンバーがめざしている「日本一のカンパニー」に到達するには,まだまだ課題が多いなぁ,というのが正直な印象。
さいたまスーパーアリーナは,条件としては屋外に近い,というのに音量的にもう一息。あと少し音圧が感じられると良いのですが・・・。足の運びのタイミング,爪先のスタイル統一も,まだまだ伸び代が見受けられますね。

午後の前半2時間がGryショウ練習タイム。いつもの感覚では,まだまだ練習が続くような気分の中で,とりあえずランスルーを行います。
M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で,「大河」を表現しているGuardたちの表情も,この間合いではとても良く分かってしまいます。ちょっと今日は固めかな?
明日は午前中の本番ですが,しっかりスイッチをONにして臨みたいところです。

祥栄ふれあい祭りでは,もちろん時間制限も審査もありません。また,全国大会に向けて,細かい部分ですが調整が入ってきて,関西大会と同じ演技を本番で行うのは明日が最後となります。
そのため,今日のランスルーではタイムを計測しませんでした。
午後の後半は現役高校生のショウ「秋プロ2010」の練習。9月の学園祭,梅小路ふれあいコンサート,スクールガイダンスと本番を演じてきた「秋プロ2010」は,祥栄ふれあい祭りがラストショウとなります。
『Gry練まではちゃんと唇ふるえてたけど,秋プロのマラゲーニャで力はいってしまって全然鳴ってくれなかった。ファンファーレもカスやった。明日の本番は口固まらんように力入れない&ちょっとの休みでも唇ほぐして,2本のShowをやりきる!』

『今日,インポッシブル(ドリーム)のメロディほめられて,自分たちがもってるイメージを出せてきてるなって思いました。マラゲーニャのfとか,まだ物足りひん感じがしたし,ブラストのマラゲとLand(of Make Believe)のイメージ忘れずにやっていきたいです。秋プロラストやし,今までのどの本番よりもよく! おもいっきり楽しみたいです!』
全景ビデオを視聴し,さらに審査員のコメントが吹き込まれた講評テープ(全体的視覚効果・音楽効果など)を聴きます。それぞれのキャプション(管楽器・打楽器・Guardの技術等)別の講評テープは,別途それぞれのセクションで聴いてもらうこととして,STAFFからは関西大会までの課程に関するコメントと,全国大会までにどこを追求していくかの見通しが説明されます。

午後からは明日の祥栄ふれあい祭りの会場である,祥栄小学校グラウンドでの現地練習。
毎年,地域の皆さんの準備作業と一緒に,場当たりを兼ねた練習をさせていただいています。
土のグラウンドにポイントをはるマーカー隊。センターの位置は毎年同じなので,近頃ようやくすんなりと設営できるようになりました。縦センターラインをまっすぐ南北ラインに沿って作るのがやや難しいのですが・・・。

明日のふれあい祭りでは,現役高校生のショウ「秋プロ2010」と,Gryphons「Al Hajj」の二本立てで地域の皆さんに楽しんでいただくことになっています。練習配分の都合上,午後の前半はGryショウ,後半は秋プロの練習に充てるのも恒例。
ポイント設営が終わったら,さっそく「Al Hajj」の場当たりから始めましょう。

すでにお気づきかもしれませんが,今日はほぼ全員がオレンジのキャップを揃って着用しております。
じつはこれ,関西大会出演団体に人数分配布される「出演記念グッズ」です。
毎年,ペンケースやポーチなど,さまざまなグッズをいただくのですが,今年度はこのキャップでした。午前中に行った反省会で,パンフレットとともにメンバーに配布したものです。
11月に入ったとはいえ,今日は強い日射しのもとでの屋外練習。コンディションに気を遣ったSTAFFから「ちょうど良いのがあるじゃないか」と帽子着用令が出されましたので・・・。

今日はみんな練習着なのでバラバラな服装ですが,こうしてキャップだけでもそろえると,何となくビシッと一体感が出てくるのが不思議なところ。やはりユニフォームの効用というのは大したものですね。

観客席から見下ろした状態を想定して演出が組み立てられているGryショウは,同じ平面で見る場合,お客さんが受け取る印象が大きく変わります。
その一方で,Batteryフィーチャーなど,距離が近いのでスティックワークや様々なギミックが,大会フィールドよりハッキリ分かる,という面もあります。

実際は一週間もたっていないのですが,舞洲アリーナでカンパニーを演じていたのが,ずいぶん昔のように感じます。屋外で演奏を聴いていると,メンバーがめざしている「日本一のカンパニー」に到達するには,まだまだ課題が多いなぁ,というのが正直な印象。
さいたまスーパーアリーナは,条件としては屋外に近い,というのに音量的にもう一息。あと少し音圧が感じられると良いのですが・・・。足の運びのタイミング,爪先のスタイル統一も,まだまだ伸び代が見受けられますね。

午後の前半2時間がGryショウ練習タイム。いつもの感覚では,まだまだ練習が続くような気分の中で,とりあえずランスルーを行います。
M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で,「大河」を表現しているGuardたちの表情も,この間合いではとても良く分かってしまいます。ちょっと今日は固めかな?
明日は午前中の本番ですが,しっかりスイッチをONにして臨みたいところです。

祥栄ふれあい祭りでは,もちろん時間制限も審査もありません。また,全国大会に向けて,細かい部分ですが調整が入ってきて,関西大会と同じ演技を本番で行うのは明日が最後となります。
そのため,今日のランスルーではタイムを計測しませんでした。
午後の後半は現役高校生のショウ「秋プロ2010」の練習。9月の学園祭,梅小路ふれあいコンサート,スクールガイダンスと本番を演じてきた「秋プロ2010」は,祥栄ふれあい祭りがラストショウとなります。
『Gry練まではちゃんと唇ふるえてたけど,秋プロのマラゲーニャで力はいってしまって全然鳴ってくれなかった。ファンファーレもカスやった。明日の本番は口固まらんように力入れない&ちょっとの休みでも唇ほぐして,2本のShowをやりきる!』

『今日,インポッシブル(ドリーム)のメロディほめられて,自分たちがもってるイメージを出せてきてるなって思いました。マラゲーニャのfとか,まだ物足りひん感じがしたし,ブラストのマラゲとLand(of Make Believe)のイメージ忘れずにやっていきたいです。秋プロラストやし,今までのどの本番よりもよく! おもいっきり楽しみたいです!』
11月3日:関西大会の日
2010-11-03
いよいよGryphons2010「Al Hajj(巡礼)~夜明けへの旅路~」の仕上がりが問われる第32回マーチングバンド関西大会当日を迎えました。9月のファーストショウから,細かい修正を加え,演出にさらに磨きをかけ,満を持してこの日を迎えることができました。
『めっちゃ緊張して,ほんまにあっと言う間に終わってしまって,でも,楽しく吹けたって言うのは覚えてて,みたいな不思議な感じでした。ただ,少しまちがえたりしてしまって,あまり納得はいってませんが,その分,全国で全力を出し切ってやろうと思います。』
『本番は不安もあったけど,落ち着いて1つ1つ出来たし,上手く出来たと思う。いろいろあったし,めっちゃしんどいこと多かったけど,ここまで来れて良かった。まだまだ自分にもパートにも全体にも伸びしろあると思うし,これから全国に向けて今まで以上に考えて練習に取り組みたい。』

『めっちゃ緊張して,ほんまにあっと言う間に終わってしまって,でも,楽しく吹けたって言うのは覚えてて,みたいな不思議な感じでした。ただ,少しまちがえたりしてしまって,あまり納得はいってませんが,その分,全国で全力を出し切ってやろうと思います。』
『本番は不安もあったけど,落ち着いて1つ1つ出来たし,上手く出来たと思う。いろいろあったし,めっちゃしんどいこと多かったけど,ここまで来れて良かった。まだまだ自分にもパートにも全体にも伸びしろあると思うし,これから全国に向けて今まで以上に考えて練習に取り組みたい。』

今季は,「まさかここにはこないだろう」という推定により,1月時点から年間計画で体育館を確保しておりました。結果的に,もろに関西大会とぶつかることに‥‥(v_v)
これをプラスに転ずるべく,午前中を使ってしっかり練習をしてから舞洲アリーナへ乗り込んでいく流れで,大会へチャレンジすることになりました。このパターンはGryphonsにとって初めての経験となりますが,メンバー諸君は対応する能力があるはずだと思っていますので,そんなに心配しているわけではありません。

今日のホワイトボード,まずは体育館練習版。
練習,というより今日午前は「復習」タイムという位置づけ。午後からも体育館は確保できているのですが,会場に着いてから,周囲の環境にメンバーがなじむ時間を確保することを考え,早めに練習を切り上げて移動することになっています。
(もちろん,万一の交通事情を考慮して,という部分もあります)

コンテ練は,M1「Al Isla」(アル=イスラー/夜の旅)からM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) まで,ショウを一通り復習する流れ。いつもは前からしか見ていないので,今日は後方から見てみました。
お,TubaとかBatteryとか,この場面ではあまり目がいきにくいPARTも,それぞれかなりカッコいいことしているじゃないですか?!

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)では,まずソロの後,次第にブルーのフラッグを持つGuardが増えていく構成になっています。踊り始めは当然注目を集めることが想定されるので,この部分を担当するのは,経験豊富な一般メンバーになってしまいます。表情やボディワークは,Guardの経験値もさることながら,人生経験も大きな影響があるようです。

楽器演奏の場合は,演奏される「音」そのものが表現です。だから,一般的に楽器を演奏する人たちにとって,「表情」という単語は,感覚的には少し縁遠いことが多いようです。
しかし,マーチングショウというのは「Visual=視覚」も重要な要素。となると,楽器演奏をするメンバーにも,そこそこの「演技力」は欲しいもの。そこで,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)冒頭,お祭りに興じるオアシスの人たちをPit.人たちにも演じてもらいましょう,ということになりました。
「表情」「演技」がほとんど本職のGuardに取り囲まれるPit.人たち。最初は植物のように無表情で身体もこわばっていましたが,近頃はけっこう人間らしく見えるようになってきました。
午後の大会でもその調子でいきましょうね。

まさに関西大会のできを占うランスルー。大会本番を一人一人がイメージして臨むために,入退場付となります。欲を言えば,本番と同様にチューニングから10分ほどの待機を挟んで,といきたいところですが,今日は時間が貴重なので省略されました。

やはり大会当日ということで,やや気負いが目立つランスルーでしたが,練習してきた成果はしっかり見せて(聞かせて)もらえたように思います。あとは舞洲アリーナへの移動→本番ルーティンの中で,いかに平常心を保って自分たちのショウを演じられるかどうか,に全てがかかってきます。
大会役員の業務もあるので,ランスルーを見届けたところで,楽器積込を待たずに急いで体育館を出発。

第二京阪道路も阪神高速も順調な流れ。予定通りに舞洲アリーナへ無事に到着しました。
Gryphons本隊もバス3台に分乗し,こちらも予定時間までに会場入り終了。STAFFとしては,まず第一関門は無事にクリアできました。
舞洲アリーナは,周辺での音出しや練習は自由にできます。バスを下車してデッキに積み込んだ管楽器を集積する周りでは,他団体が最後の調整に余念がありません。経験の浅い高校生が多い今シーズン,この大会会場特有の雰囲気にメンバーが飲み込まれないように,がSTAFFにとっての第二の関門です。

バスのデッキに収まらない大型楽器(つまりPit.系)は別途トラックで輸送します。現地でできるだけ組み立て作業を少なくするため,鍵盤楽器を分解しないで積載すると,管楽器が収まらなくなるため,塔南高校~体育館~舞洲アリーナを貸切バスで移動するメリットを最大限に活用しました。
その意味では,例年以上にメンバーには余裕があるはず,ですね。STAFFとしてもそこは期待したいところです。

いつものホワイトボードも舞洲アリーナまで,ちゃんとお供しております。おぉ,いつのまにか到着後バージョンに書き換えられています。DM・Motokiくんもなかなかやりますな。もしかして走行中のバス車内で書いたのでしょうか?
「つづきはあ・と・で」なんてありますが,結局その続きは見られないままでしたが・・・(^_^;)

以前,スクールガイダンス代休日を活用して平日に舞洲アリーナ練習を組んでいたシーズンもありましたが,実施形態が変わったため,ほとんどの高校1年生は初めて舞洲アリーナのフロアに立ちます。本番で実力を発揮するためにも,事前に会場の雰囲気を感じてもらおうと,PART単位で出演者席に見学に行かせます。
そして,合奏から最後のミュージックランスルー。いつもどおりの演奏にSTAFFも少し安心。

別入口から入場するPit.人たちとお別れして,HornLine・BatteryとGuardはSub.アリーナへ。
ここでチューニングを行い,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)のファーストヒットまでを少し合奏します。練習というよりは,音を出すことでもう一度全員のスイッチをしっかりONにしようという意図がメイン。メンバーのメンタル調整の意味合いが強い時間帯ですね。

Guardはここまでくるとすることはほとんどありません。余っているスペースを使って,思い思いに気になる振り付けをさらいます。フラッグの大部分は,きちんと畳まれているため,ここで使えるのはトールフラッグのごく一部とライフルのみ。
今シーズンのライフル振り付けは,今までより格段にレベルアップされているため,ライフル隊に入っているGuardたちは,もっぱらライフルの確認に余念がありません。

そして入場口での待機が最後の試練となります。
ドアの向こうからは,一つ前の団体の熱演が響いてきます。自分たちはほとんどすることがないので,いやが上にも緊張感だけが膨れあがってくる10分間。
ここでSTAFFからは服装チェック(靴ひも等の確認)の指示が出ます。さらにもう一つのお題は「赤い入場ラインをどちらの足で踏み越えるのか,決めておいて下さい」でした。さぁ,フィールドに立つまでの自分をしっかりイメージできたかな?

いよいよ本番演技開始。M1「Al-Isla」のファーストヒットは,練習通りに決まりました。ここを平常心で乗り切れたなら,普段通りの実力をショウで見せられるはず。STAFFとしてもまずは一安心です。
『体育館練で、しっかりリハできたこともあったし、そのランスルーをバスの中で見れたのはすごい大きかったです。1st Hitのトリルが聞こえてたのは、めっちゃ嬉しかったです。でも何回も練習して、みんなで「決めよ!」って思ってたラインが崩れてしまったのは悔しかったです。』

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で大河を表現したフラッグも音楽もピタリとハマりました。フロアがむき出しのため,色合いの鮮やかさという点では,もう一つという気もしましたが・・・。
『関西大会1位,めっちゃ嬉しいです!! 今もまだ,全然実感ありません。ほんまに嬉しいです。だけど,次は全国があるし,できることはまだたくさんあると思うし,もっともっと頑張らなあかんと思いました。旗からまってしまったけど落とさなかったし,表情も意識できたし,京都府大会よりかはうまくできたと思いました。だけど,全国では関西大会よりもっとうまくなって,悔いのない演技をしたいです! やけど,ほんま待機の時は緊張しました(>_<) でも,あの10分間はほんまに楽しかったし,全国でできてほんまに嬉しいです!!』

M3「Al-Balad」冒頭,「表情」「演技」得意とするGuardに取り囲まれ,「野菜畑にならんと!(野菜のように無表情になるな!)」と突っ込まれ続けてきたPit.人たち。どうやら大会本番では,にこやかにお祭りに参加できたようです。
『関西大会!!! とにかくめっちゃくちゃ楽しかったし,自然と笑顔出た。1年の時は不安とかあって自分にいっぱいいっぱいやったけど,2年なってやっぱり不安はあるけど,役職とかで頑張って回りの事とか見れるようになって,より楽しめたし,マーチングはやっぱり楽しい。しんどいけどやっててよかったし,これがあるからまた頑張ろうと思うし,頑張る!!! 全国では完璧なショウを楽しんでやりたい!』

Shimiゴンが熱演するM3「Al-Balad」スネアドラムソロ。このソロに絡むにあたり,“魔性の女”を演じて下さいという無体な注文をつけられたGuard・Natsumiも,みごとに応えてくれました。
『フィールドに上がるまで全然緊張しなかったけど,立った瞬間にすごい緊張した。始まったらいつものランスルーと一緒の感じやけど,1回ずつ注意点を思い出しながらていねいに動けた。ただ,M3のリアのジャズランの時に,床がツルツルで踏み切れなかったので,どんな時でもどんな場所でも正確に行けるように工夫していきたい。』

あっという間にM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)のカンパニーライン。
聖地にたどり着いた巡礼たちが仰ぎ見る日の出を金色のフラッグとカンパニーラインで表現してみました。Guard・Ayamiが演じる巡礼もしっかり絵の中にハマっています。
『初めての関西大会。めーっちゃ緊張した。全国行けるか本間に不安で怖かった。本番はあっという間に終わったけど,自分なりには楽しめた。結果発表は全国行けるってわかった瞬間号泣した。でもここで気抜かんと,気持ち切りかえて全国までの練習時間の1分1秒もムダにしないで頑張る。☆全員で日本一のカンパニーを日本一の音量で!!☆』

演技時間は手元の時計で7分41秒。本番ということが多少は緊張したのか,少しテンポ(曲の間?)が速くなったようですが,これなら平常心で演じられた,といっても良いでしょう。
別な意味での緊張があった閉会式。今季から表彰方式が変更され,順位ではなく「金賞・銀賞・銅賞」がコールされ,その後に全国代表団体が発表される形式となりました。
『全国決まってよかった(;ω;) ほんまにめっちゃ不安やった‥‥。けど,改めて今まで頑張ってきて良かったって心の底から思える。この感動は言葉にできません(笑) 去年よりもめっちゃ嬉しいです。今日まで,自分で言うのもあれやけど,めっちゃ頑張ってきたと思う。そんだけ頑張ってきたから,その分感動も大きいし,結果発表前の不安もでかかった。頑張ってきて良かった。全国でもこう言えるように頑張る!!』
『初めて行く舞洲アリーナで色々不安はありました。いざ本番が始まってみたら,一瞬で気をつけることが変わるので,その一瞬一瞬を大切に必死で頑張りました。自分的にはラインずれてたり,音合わなかったり色々ありましたが,全体として考えたらそんなに大きいことではなさそうでした。けど全国てなったら,ほんまにもっと細かいとこまで合うまでやらないといけないなと思いました。とりあえず関西1位めっちゃうれしかったです。』

Gryphons2010「Al Hajj」は,金賞(第1位)を獲得し,全国大会代表に選ばれました。
これも,Gryphons Supporter Club,塔南高校生徒・教職員をはじめ,Gryphonsを応援して下さる多くのみなさまのご声援の賜物と思います。
ありがとうございました!
『二日前から緊張してたけど,本番では落ち着いてできた。1年の時は無我夢中でしてたけど,今回は自分の苦手な所とか考えながらできた。結果発表の時めっちゃドキドキで,全国出場とGryの名前呼ばれた時,涙がいっぱい出てきた。でも,バス乗り場に行く時に,他団体の人が泣いてはって,めっちゃ悔しかったと思う。その人たちの分も背負って全国に行くから,気を引きしめて練習したい。』
これをプラスに転ずるべく,午前中を使ってしっかり練習をしてから舞洲アリーナへ乗り込んでいく流れで,大会へチャレンジすることになりました。このパターンはGryphonsにとって初めての経験となりますが,メンバー諸君は対応する能力があるはずだと思っていますので,そんなに心配しているわけではありません。

今日のホワイトボード,まずは体育館練習版。
練習,というより今日午前は「復習」タイムという位置づけ。午後からも体育館は確保できているのですが,会場に着いてから,周囲の環境にメンバーがなじむ時間を確保することを考え,早めに練習を切り上げて移動することになっています。
(もちろん,万一の交通事情を考慮して,という部分もあります)

コンテ練は,M1「Al Isla」(アル=イスラー/夜の旅)からM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) まで,ショウを一通り復習する流れ。いつもは前からしか見ていないので,今日は後方から見てみました。
お,TubaとかBatteryとか,この場面ではあまり目がいきにくいPARTも,それぞれかなりカッコいいことしているじゃないですか?!

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)では,まずソロの後,次第にブルーのフラッグを持つGuardが増えていく構成になっています。踊り始めは当然注目を集めることが想定されるので,この部分を担当するのは,経験豊富な一般メンバーになってしまいます。表情やボディワークは,Guardの経験値もさることながら,人生経験も大きな影響があるようです。

楽器演奏の場合は,演奏される「音」そのものが表現です。だから,一般的に楽器を演奏する人たちにとって,「表情」という単語は,感覚的には少し縁遠いことが多いようです。
しかし,マーチングショウというのは「Visual=視覚」も重要な要素。となると,楽器演奏をするメンバーにも,そこそこの「演技力」は欲しいもの。そこで,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)冒頭,お祭りに興じるオアシスの人たちをPit.人たちにも演じてもらいましょう,ということになりました。
「表情」「演技」がほとんど本職のGuardに取り囲まれるPit.人たち。最初は植物のように無表情で身体もこわばっていましたが,近頃はけっこう人間らしく見えるようになってきました。
午後の大会でもその調子でいきましょうね。

まさに関西大会のできを占うランスルー。大会本番を一人一人がイメージして臨むために,入退場付となります。欲を言えば,本番と同様にチューニングから10分ほどの待機を挟んで,といきたいところですが,今日は時間が貴重なので省略されました。

やはり大会当日ということで,やや気負いが目立つランスルーでしたが,練習してきた成果はしっかり見せて(聞かせて)もらえたように思います。あとは舞洲アリーナへの移動→本番ルーティンの中で,いかに平常心を保って自分たちのショウを演じられるかどうか,に全てがかかってきます。
大会役員の業務もあるので,ランスルーを見届けたところで,楽器積込を待たずに急いで体育館を出発。

第二京阪道路も阪神高速も順調な流れ。予定通りに舞洲アリーナへ無事に到着しました。
Gryphons本隊もバス3台に分乗し,こちらも予定時間までに会場入り終了。STAFFとしては,まず第一関門は無事にクリアできました。
舞洲アリーナは,周辺での音出しや練習は自由にできます。バスを下車してデッキに積み込んだ管楽器を集積する周りでは,他団体が最後の調整に余念がありません。経験の浅い高校生が多い今シーズン,この大会会場特有の雰囲気にメンバーが飲み込まれないように,がSTAFFにとっての第二の関門です。

バスのデッキに収まらない大型楽器(つまりPit.系)は別途トラックで輸送します。現地でできるだけ組み立て作業を少なくするため,鍵盤楽器を分解しないで積載すると,管楽器が収まらなくなるため,塔南高校~体育館~舞洲アリーナを貸切バスで移動するメリットを最大限に活用しました。
その意味では,例年以上にメンバーには余裕があるはず,ですね。STAFFとしてもそこは期待したいところです。

いつものホワイトボードも舞洲アリーナまで,ちゃんとお供しております。おぉ,いつのまにか到着後バージョンに書き換えられています。DM・Motokiくんもなかなかやりますな。もしかして走行中のバス車内で書いたのでしょうか?
「つづきはあ・と・で」なんてありますが,結局その続きは見られないままでしたが・・・(^_^;)

以前,スクールガイダンス代休日を活用して平日に舞洲アリーナ練習を組んでいたシーズンもありましたが,実施形態が変わったため,ほとんどの高校1年生は初めて舞洲アリーナのフロアに立ちます。本番で実力を発揮するためにも,事前に会場の雰囲気を感じてもらおうと,PART単位で出演者席に見学に行かせます。
そして,合奏から最後のミュージックランスルー。いつもどおりの演奏にSTAFFも少し安心。

別入口から入場するPit.人たちとお別れして,HornLine・BatteryとGuardはSub.アリーナへ。
ここでチューニングを行い,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)のファーストヒットまでを少し合奏します。練習というよりは,音を出すことでもう一度全員のスイッチをしっかりONにしようという意図がメイン。メンバーのメンタル調整の意味合いが強い時間帯ですね。

Guardはここまでくるとすることはほとんどありません。余っているスペースを使って,思い思いに気になる振り付けをさらいます。フラッグの大部分は,きちんと畳まれているため,ここで使えるのはトールフラッグのごく一部とライフルのみ。
今シーズンのライフル振り付けは,今までより格段にレベルアップされているため,ライフル隊に入っているGuardたちは,もっぱらライフルの確認に余念がありません。

そして入場口での待機が最後の試練となります。
ドアの向こうからは,一つ前の団体の熱演が響いてきます。自分たちはほとんどすることがないので,いやが上にも緊張感だけが膨れあがってくる10分間。
ここでSTAFFからは服装チェック(靴ひも等の確認)の指示が出ます。さらにもう一つのお題は「赤い入場ラインをどちらの足で踏み越えるのか,決めておいて下さい」でした。さぁ,フィールドに立つまでの自分をしっかりイメージできたかな?

いよいよ本番演技開始。M1「Al-Isla」のファーストヒットは,練習通りに決まりました。ここを平常心で乗り切れたなら,普段通りの実力をショウで見せられるはず。STAFFとしてもまずは一安心です。
『体育館練で、しっかりリハできたこともあったし、そのランスルーをバスの中で見れたのはすごい大きかったです。1st Hitのトリルが聞こえてたのは、めっちゃ嬉しかったです。でも何回も練習して、みんなで「決めよ!」って思ってたラインが崩れてしまったのは悔しかったです。』

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で大河を表現したフラッグも音楽もピタリとハマりました。フロアがむき出しのため,色合いの鮮やかさという点では,もう一つという気もしましたが・・・。
『関西大会1位,めっちゃ嬉しいです!! 今もまだ,全然実感ありません。ほんまに嬉しいです。だけど,次は全国があるし,できることはまだたくさんあると思うし,もっともっと頑張らなあかんと思いました。旗からまってしまったけど落とさなかったし,表情も意識できたし,京都府大会よりかはうまくできたと思いました。だけど,全国では関西大会よりもっとうまくなって,悔いのない演技をしたいです! やけど,ほんま待機の時は緊張しました(>_<) でも,あの10分間はほんまに楽しかったし,全国でできてほんまに嬉しいです!!』

M3「Al-Balad」冒頭,「表情」「演技」得意とするGuardに取り囲まれ,「野菜畑にならんと!(野菜のように無表情になるな!)」と突っ込まれ続けてきたPit.人たち。どうやら大会本番では,にこやかにお祭りに参加できたようです。
『関西大会!!! とにかくめっちゃくちゃ楽しかったし,自然と笑顔出た。1年の時は不安とかあって自分にいっぱいいっぱいやったけど,2年なってやっぱり不安はあるけど,役職とかで頑張って回りの事とか見れるようになって,より楽しめたし,マーチングはやっぱり楽しい。しんどいけどやっててよかったし,これがあるからまた頑張ろうと思うし,頑張る!!! 全国では完璧なショウを楽しんでやりたい!』

Shimiゴンが熱演するM3「Al-Balad」スネアドラムソロ。このソロに絡むにあたり,“魔性の女”を演じて下さいという無体な注文をつけられたGuard・Natsumiも,みごとに応えてくれました。
『フィールドに上がるまで全然緊張しなかったけど,立った瞬間にすごい緊張した。始まったらいつものランスルーと一緒の感じやけど,1回ずつ注意点を思い出しながらていねいに動けた。ただ,M3のリアのジャズランの時に,床がツルツルで踏み切れなかったので,どんな時でもどんな場所でも正確に行けるように工夫していきたい。』

あっという間にM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)のカンパニーライン。
聖地にたどり着いた巡礼たちが仰ぎ見る日の出を金色のフラッグとカンパニーラインで表現してみました。Guard・Ayamiが演じる巡礼もしっかり絵の中にハマっています。
『初めての関西大会。めーっちゃ緊張した。全国行けるか本間に不安で怖かった。本番はあっという間に終わったけど,自分なりには楽しめた。結果発表は全国行けるってわかった瞬間号泣した。でもここで気抜かんと,気持ち切りかえて全国までの練習時間の1分1秒もムダにしないで頑張る。☆全員で日本一のカンパニーを日本一の音量で!!☆』

演技時間は手元の時計で7分41秒。本番ということが多少は緊張したのか,少しテンポ(曲の間?)が速くなったようですが,これなら平常心で演じられた,といっても良いでしょう。
別な意味での緊張があった閉会式。今季から表彰方式が変更され,順位ではなく「金賞・銀賞・銅賞」がコールされ,その後に全国代表団体が発表される形式となりました。
『全国決まってよかった(;ω;) ほんまにめっちゃ不安やった‥‥。けど,改めて今まで頑張ってきて良かったって心の底から思える。この感動は言葉にできません(笑) 去年よりもめっちゃ嬉しいです。今日まで,自分で言うのもあれやけど,めっちゃ頑張ってきたと思う。そんだけ頑張ってきたから,その分感動も大きいし,結果発表前の不安もでかかった。頑張ってきて良かった。全国でもこう言えるように頑張る!!』
『初めて行く舞洲アリーナで色々不安はありました。いざ本番が始まってみたら,一瞬で気をつけることが変わるので,その一瞬一瞬を大切に必死で頑張りました。自分的にはラインずれてたり,音合わなかったり色々ありましたが,全体として考えたらそんなに大きいことではなさそうでした。けど全国てなったら,ほんまにもっと細かいとこまで合うまでやらないといけないなと思いました。とりあえず関西1位めっちゃうれしかったです。』

Gryphons2010「Al Hajj」は,金賞(第1位)を獲得し,全国大会代表に選ばれました。
これも,Gryphons Supporter Club,塔南高校生徒・教職員をはじめ,Gryphonsを応援して下さる多くのみなさまのご声援の賜物と思います。
ありがとうございました!
『二日前から緊張してたけど,本番では落ち着いてできた。1年の時は無我夢中でしてたけど,今回は自分の苦手な所とか考えながらできた。結果発表の時めっちゃドキドキで,全国出場とGryの名前呼ばれた時,涙がいっぱい出てきた。でも,バス乗り場に行く時に,他団体の人が泣いてはって,めっちゃ悔しかったと思う。その人たちの分も背負って全国に行くから,気を引きしめて練習したい。』
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