動きクリーニングの日(その2)
2010-08-29
今日も南丹市八木町へやって来ました。もう1日,動きのクリーニングを目標とした練習に取り組むため,Pit.は今日も塔南高校での別練習となっています。
この2日間の練習をとおして,場所によってはとりあえず音を出して動いているだけ,という印象しかなかった部分も,次第にコンテでデザインされたラインやブロックが浮かび上がるようになってきました。
『コンテのクリーニング楽しいです☆ きれいになった時気持ちいいー☆ 毎回きれいにできるように復習したりして自分で努力していきたいです。この土日は動きを中心にやっていたので,次は動き+音楽の表現とかをもっと細かくできるようにしていきたいです。』

この2日間の練習をとおして,場所によってはとりあえず音を出して動いているだけ,という印象しかなかった部分も,次第にコンテでデザインされたラインやブロックが浮かび上がるようになってきました。
『コンテのクリーニング楽しいです☆ きれいになった時気持ちいいー☆ 毎回きれいにできるように復習したりして自分で努力していきたいです。この土日は動きを中心にやっていたので,次は動き+音楽の表現とかをもっと細かくできるようにしていきたいです。』

猛暑の中での練習,というと大事になってくるのが水分補給。お茶とスポーツドリンクを用意する機材係の仕事も,一段と重要になってきます。水分補給用にケースで買い込む飲料の消費量は,昨季より確実に増加していますね。

2日間の動きのクリーニングを締めくくるとして,一応,ランスルーが設定されています。
重点項目として,昨日は練習時間の配分が少なかったM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)の後半アップテンポ部分のクリーニングが確保されました。
ホワイトボードを撮影しようとして気づいたのですが,実は現役大学生にはあるまじき「誤字」がありました。どうしようかと迷ったのですが,ここは我がDMの名誉のためにネタをあきらめ,セルフでツッコミ入れてる場合やないやろ(-。-;)と,訂正してもらって撮影。(一つ貸しやで?Motokiくん)

GuardのフラッグBasicを久しぶりにじっくり見させてもらいました。
使っているのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半で登場するトールフラッグ。「砂漠」「巡礼の旅」といったショウのキーワードから検討して,色とデザインが決定されました。
高校1年生Guardたちも,それなりに「らしく」見えるようにはなってきていますが,メニューによっては,回転のタイミングが揃えられないこともあり,まだまだ発展途上(←4ヵ月では当たり前ですね)のようです。

昨日は直射日光に照らされながらBasicをしなければならなかったBrass。今日はBasicタイムが午前中なので,ちゃんと日陰になっています。MBP(Marching Brass Practice)の仕切り役(今日はSTAFFのTokuパイ)が日なたで振るのはデフォルトです。

この体育館では,Woodは階段室に籠もってBasicタイムを過ごすのが通常のパターン。照明をつけても薄暗く,まともに写真が写らないため,掲載されることは少なくなります。
背後の会議室が午前中は使用されていないので,今日は屋外の日陰を利用して伸び伸び?とBasicタイム。ハーモニー練習をSTAFF Namieenが指揮をして,同じくSTAFF Yositeruくんが厳しくチェックしています。

従来のGryphonsのパターンとは異なり,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) カンパニーフロントでは,フィールドの色を一変させるデカ旗は用いない設定となっています。
今季ショウ「Al Hajj(アル・ハッジ=巡礼)」は巡礼の旅がコンセプト。ショウのクライマックスであるカンパニーフロントは,苦難の旅路の末,ようやく聖地にたどり着いた巡礼たちが迎える夜明け(日の出)のシーンに設定されています。
なので,カンパニーフロントを地平線に見立て,Guardのフラッグで昇る太陽を表現しようと試みています。来週のGuardレッスンまでにとりあえず「日の出」らしくに見えるように,コンテに少し工夫を加えてみました。

Batteryパッド練タイム,高校1年生諸君はSTAFF Hide兄の特別講座でした。
「ちゃんと叩いたら,パッドのゴムの音やなくて,木の音がするんやで」
なるほど,指のコントロール次第で,同じパッドを叩いても全く違う音がするんですね。高校1年生たちも,ちょっと驚いていました。
1人1人のクセや欠点を細かにチェックしてはアドバイス。高校1年生たちにとっては有意義な時間になったようです。

Batteryは,昼休みに入るHornLine・Guardと入れ違いでフィールド練習に取り組みます。
1時間の昼休みをずらせることで,常にフィールドを練習に用いることができます。また,Batteryとしても,自分たちの課題に自分たちのペースで取り組むことができるので歓迎されます。
この時間は,例年Batteryが叩かないことが多いバラード曲の練習と組み合わせるのが,よくあるパターンです。

動きの八木練,2日目は「午前~午後」の区分で体育館をお借りしています。こうして西日が差し込んでくるようになると,練習もあと少しになってきた段階。1日は長いようでアッという間に終わってしまいます。
練習はM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)のクリーニングに取りかかっています。最後の部分まで出番が来ない高校1年生Guardたち。出番までの待ち時間を自分たちだけで振付を確認しあって活用しています。

ようやくM4「Al-Alå」のクリーニングまでたどり着きました。ここまでの練習がどうしても押し気味で進んできたため,ここでSTAFFはランスルーをあきらめ,残された練習時間でM4のクリーニングを一定レベルまでやり通すことを選択します。
『声も出してテンション上げて練習に集中できたので,この調子でがんばろうと思った。今日はクリーニングをして,今まで微妙だった位置がしっかり自分のポイントが見直せた。だから,それをつづけてできるように周りを見てあわせたいと思う。』

ランスルーはあきらめましたが,練習の締めくくりとしてM4「Al-Alå」1曲を通して終わることにしました。その直前の休憩タイム,STAFF Yoshiteruくんが2年目以降の一般メンバーと高校2年生を集めプチ・ミーティング。内容は,今日の練習を評価した上で,今後を見通してメンバーたち自身がどういうショウを望むのか,望む成果と現実のギャップを埋める心構えは1人1人どうなのか,という問いかけでした。
『「日本一のカンパニーを歩く」ために,やっぱ色んなことが必要やと思う。何が必要か?って言われたら色々あってまとめられへんけど,自分のできること見つけてやっていく。自分は日本一のカンパニーを歩きたいから頑張る!!頑張りたい。』

M4「Al-Alå」を通し,2日間にわたる動きのクリーニング練習を終了。
Batteryと干渉する部分は,Batteryにうまく避けてもらい,Guardの日の出はとりあえず狙った雰囲気は出せているようです。あとは来週にコンテ=デザイナーM先生とGuardインストラクターH先生にお見せして,ご意見をいただくことになります。
『やっぱりクリーニングは,今までできなかったことができるようになっていくから楽しい。もっとよくするためには「0.xx」とか「だいたい」とかじゃなくて,「ぴったり1点」ねらえるように,しっかり復習しようと思った。Gryファーストショウまでの練習時間は5日間やから,1回1回の練習大切にする。』

『2日間クリーニングやって,ほとんどのコンテで自分のポイントつけた。来週やっても今日やったみたいにできるように復習して,つけるようにしたい。あとGry練はファーストショウまで5回もあるから,練習やけど本番やと思ってランスルーしたり緊張感持ってやる。』
【本日の番外編】‥‥休憩時間のお楽しみ?!
休憩タイムに扇風機前に張り込むのは定番の取材となりました。猛暑の夏,ということでちょっとしたシリーズにできるかな,と企んでいますが・・・。今日の扇風機組は,Fl.ShippeとSax.Yurikoのお二人です。


2日間の動きのクリーニングを締めくくるとして,一応,ランスルーが設定されています。
重点項目として,昨日は練習時間の配分が少なかったM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)の後半アップテンポ部分のクリーニングが確保されました。
ホワイトボードを撮影しようとして気づいたのですが,実は現役大学生にはあるまじき「誤字」がありました。どうしようかと迷ったのですが,ここは我がDMの名誉のためにネタをあきらめ,セルフでツッコミ入れてる場合やないやろ(-。-;)と,訂正してもらって撮影。(一つ貸しやで?Motokiくん)

GuardのフラッグBasicを久しぶりにじっくり見させてもらいました。
使っているのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半で登場するトールフラッグ。「砂漠」「巡礼の旅」といったショウのキーワードから検討して,色とデザインが決定されました。
高校1年生Guardたちも,それなりに「らしく」見えるようにはなってきていますが,メニューによっては,回転のタイミングが揃えられないこともあり,まだまだ発展途上(←4ヵ月では当たり前ですね)のようです。

昨日は直射日光に照らされながらBasicをしなければならなかったBrass。今日はBasicタイムが午前中なので,ちゃんと日陰になっています。MBP(Marching Brass Practice)の仕切り役(今日はSTAFFのTokuパイ)が日なたで振るのはデフォルトです。

この体育館では,Woodは階段室に籠もってBasicタイムを過ごすのが通常のパターン。照明をつけても薄暗く,まともに写真が写らないため,掲載されることは少なくなります。
背後の会議室が午前中は使用されていないので,今日は屋外の日陰を利用して伸び伸び?とBasicタイム。ハーモニー練習をSTAFF Namieenが指揮をして,同じくSTAFF Yositeruくんが厳しくチェックしています。

従来のGryphonsのパターンとは異なり,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) カンパニーフロントでは,フィールドの色を一変させるデカ旗は用いない設定となっています。
今季ショウ「Al Hajj(アル・ハッジ=巡礼)」は巡礼の旅がコンセプト。ショウのクライマックスであるカンパニーフロントは,苦難の旅路の末,ようやく聖地にたどり着いた巡礼たちが迎える夜明け(日の出)のシーンに設定されています。
なので,カンパニーフロントを地平線に見立て,Guardのフラッグで昇る太陽を表現しようと試みています。来週のGuardレッスンまでにとりあえず「日の出」らしくに見えるように,コンテに少し工夫を加えてみました。

Batteryパッド練タイム,高校1年生諸君はSTAFF Hide兄の特別講座でした。
「ちゃんと叩いたら,パッドのゴムの音やなくて,木の音がするんやで」
なるほど,指のコントロール次第で,同じパッドを叩いても全く違う音がするんですね。高校1年生たちも,ちょっと驚いていました。
1人1人のクセや欠点を細かにチェックしてはアドバイス。高校1年生たちにとっては有意義な時間になったようです。

Batteryは,昼休みに入るHornLine・Guardと入れ違いでフィールド練習に取り組みます。
1時間の昼休みをずらせることで,常にフィールドを練習に用いることができます。また,Batteryとしても,自分たちの課題に自分たちのペースで取り組むことができるので歓迎されます。
この時間は,例年Batteryが叩かないことが多いバラード曲の練習と組み合わせるのが,よくあるパターンです。

動きの八木練,2日目は「午前~午後」の区分で体育館をお借りしています。こうして西日が差し込んでくるようになると,練習もあと少しになってきた段階。1日は長いようでアッという間に終わってしまいます。
練習はM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)のクリーニングに取りかかっています。最後の部分まで出番が来ない高校1年生Guardたち。出番までの待ち時間を自分たちだけで振付を確認しあって活用しています。

ようやくM4「Al-Alå」のクリーニングまでたどり着きました。ここまでの練習がどうしても押し気味で進んできたため,ここでSTAFFはランスルーをあきらめ,残された練習時間でM4のクリーニングを一定レベルまでやり通すことを選択します。
『声も出してテンション上げて練習に集中できたので,この調子でがんばろうと思った。今日はクリーニングをして,今まで微妙だった位置がしっかり自分のポイントが見直せた。だから,それをつづけてできるように周りを見てあわせたいと思う。』

ランスルーはあきらめましたが,練習の締めくくりとしてM4「Al-Alå」1曲を通して終わることにしました。その直前の休憩タイム,STAFF Yoshiteruくんが2年目以降の一般メンバーと高校2年生を集めプチ・ミーティング。内容は,今日の練習を評価した上で,今後を見通してメンバーたち自身がどういうショウを望むのか,望む成果と現実のギャップを埋める心構えは1人1人どうなのか,という問いかけでした。
『「日本一のカンパニーを歩く」ために,やっぱ色んなことが必要やと思う。何が必要か?って言われたら色々あってまとめられへんけど,自分のできること見つけてやっていく。自分は日本一のカンパニーを歩きたいから頑張る!!頑張りたい。』

M4「Al-Alå」を通し,2日間にわたる動きのクリーニング練習を終了。
Batteryと干渉する部分は,Batteryにうまく避けてもらい,Guardの日の出はとりあえず狙った雰囲気は出せているようです。あとは来週にコンテ=デザイナーM先生とGuardインストラクターH先生にお見せして,ご意見をいただくことになります。
『やっぱりクリーニングは,今までできなかったことができるようになっていくから楽しい。もっとよくするためには「0.xx」とか「だいたい」とかじゃなくて,「ぴったり1点」ねらえるように,しっかり復習しようと思った。Gryファーストショウまでの練習時間は5日間やから,1回1回の練習大切にする。』

『2日間クリーニングやって,ほとんどのコンテで自分のポイントつけた。来週やっても今日やったみたいにできるように復習して,つけるようにしたい。あとGry練はファーストショウまで5回もあるから,練習やけど本番やと思ってランスルーしたり緊張感持ってやる。』
【本日の番外編】‥‥休憩時間のお楽しみ?!
休憩タイムに扇風機前に張り込むのは定番の取材となりました。猛暑の夏,ということでちょっとしたシリーズにできるかな,と企んでいますが・・・。今日の扇風機組は,Fl.ShippeとSax.Yurikoのお二人です。

動きクリーニングの日(その1)
2010-08-28
巡り合わせの関係で,今季は8月末になって初めて,ここ,南丹市八木町へやってきました!
Gryphonsにとっては,ホームグラウンドといえる体育館です。今季も,今日を皮切りに8日間ほど,お世話になることになっています。
先週のAll STAFF Dayで,京都府大会(ファーストショウ)までの構成・演出プランが確定したため,今日からはショウのクォリティを上げるための練習を予定しています。まず,コンテを演奏しながら正確に動き,ラインやブロックをきちんと描けるようにすることから取りかかりました。
Pit.人たちは,先週のPit.レッスンで出された課題を消化するため,この土日は塔南高校で練習しています。

Gryphonsにとっては,ホームグラウンドといえる体育館です。今季も,今日を皮切りに8日間ほど,お世話になることになっています。
先週のAll STAFF Dayで,京都府大会(ファーストショウ)までの構成・演出プランが確定したため,今日からはショウのクォリティを上げるための練習を予定しています。まず,コンテを演奏しながら正確に動き,ラインやブロックをきちんと描けるようにすることから取りかかりました。
Pit.人たちは,先週のPit.レッスンで出された課題を消化するため,この土日は塔南高校で練習しています。

高速道路無料化社会実験とかで無償化されているため,やたらと交通量が増えた(また,沓掛から大山崎への延長工事のため,沓掛ICまでの国道9号線はメチャ混みでした↓)京都縦貫道を亀岡千代川ICで降りて約10分強。古風な鉄骨組の橋を渡ると,懐かしい屋根が見えてきます。
玄関を入ったところに,この看板がありました。
いやぁ,ちょっと照れますね。ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

勝手知ったる体育館ですので,場所の調整などはほとんど必要がありません。というはずだったんですが,誤算だったのは,今日お借りしているのが「午後~夜間」区分だったということ。
BrassがBasicを行っている,この一角,午前中であれば確実に日陰なのですが,昼を過ぎると直射日光にさらされてしまう場所でした。Brass諸君にとっては,ちょっと気の毒なBasicタイムとなりました。

この体育館でBatteryが押し込められるのは,器具倉庫となります。ちょうどBrassが壁一つ隔てた屋外でBasicをしている場所に当たります。
Battery諸君(高校1年生とルーキーさん除く)は,既に慣れっこになっているはずですが,とにかく毎年我慢してもらっています。ところで,ほとんど不審者状態のSub.DM・Ryousukeは,こんなところで何をしているのかな?

一番最初のストレッチ&MMが省略されている,今日のホワイトボード。
どうやらDM・Motokiは,語り続けてシーズンを乗り越える覚悟と見ました。
まぁ,それならそれで良いとは思いますが,7の数字に地味に眼(耳?)を生やしたぐらいでは,ネタとしては少し物足りないかも・・・。

今日の練習テーマは「動きのクリーニング」なので,演奏をするよりも,まず,音を出さずにきちんと動いてラインを描いてみよう,というところから始まります。今日はPit.が来ていないので,体育館の長辺を左右にとって,正面を南西側に取りました。
STAFFは2Fのトレーニング機器が置いてあるフロアから,全体を俯瞰します。
『クリーニングに入ってきました。1回1回良くなったりすると同時に,スタイル・ラインでもたくさんの課題があって落ち込みそうな感じですが,1度ノートに整理して解決に努めます。』

この時期になってくると,Guardの振付がだんだん苦しくなってきます。
昨季はもう少し余裕があったように思うのですが,コンテのチェンジに対応して振付にもチェンジが入り,残された練習時間の中で振りを揃えていくのがGuardの宿命かもしれません。
今日はM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) の振りを屋外で練習。日陰になっていて助かりました。
実はM4は,関西大会までの間に一部のコンテが書き換えられる予定。Guardのコンテもチェンジが入るため,この部分の振付は京都府大会専用として,自分たちで考案して練習しています。

体育館のロビー掲示板をふと見ると,こんな貼り紙がありました。
そういえば昨季,このキャラクターの愛称募集が張り出されていたのを思い出しました。昨年12月20日「ラスト八木練の日」のことですが,宿題シリーズでアップしました(辛うじて間に合わせた,ともいう ^_^;)ので,よろしければご覧下さい。
当時のDM・N兄の応募作は「アスポちゃん」だったようですが,どうやら落選したようですねぇ。

日が暮れて,ようやく気温が下がってきた頃,練習も最後のチャンク,M4「Al-Alå」のクリーニングに入ってきました。Gryショウのカンパニーフロント以降のENDINGとしては,今までにはないパターンで動いています。
メンバーたちはこの絵を“扇風機”と呼んでいるようですが,いくつかのラインが渦巻き状に回転し,最後には太陽を象徴する円に収束する,という形です。

休憩時間中に転がって手足を振るわせているのは,Tp.ベテランメンバーのMayuBarとMahちゃんのお二人。詳しい事情は訊き損ねてしまいましたが,手足の鬱血を解消して筋肉疲労を軽減させようとでもしているのでしょうか?
何にせよ,傍から見ている限り,殺虫剤をブッかけられたゴ○○リのようだな,というのが率直な印象ですね(^0^;)

太陽の光を表したオレンジ&ゴールドのフラッグを振るGuardの中で,最後の音を吹き伸ばして,ショウは終わります。京都府大会バージョンでは,Guardが黄金色の雲のように位置していますが,All STAFF Dayでの協議の結果,HornLine(太陽)をGuardが取り囲むようにして,より一体感を増すようにチェンジが入ることが予定されています。

夜間区分は21:00までとなっていますが,練習自体は19:30に終了。今日はクリーニングがメインなので,ランスルーは最初から予定していません。明日も,午前~午後の区分でこの体育館での練習が予定されているので,積み込み&撤収はなし。
JR組が20:00前に出発して,急に静かになった体育館では,明日の練習メニューを検討するSTAFF会議が行われています。

『クリーニングしんどいけど楽しい\(^。^)/』
『今日は初八木練でした!! 8時前まであって,けっこうばててしまったし,早く寝て,明日に備えて体調管理していこうと思います。あと,今日M1とM4のクリーニングをして,今までよりもポイントにしっかりつけるようになった所いっぱいあるし,復習をして,次にやる時は絶対忘れないように,コンテに注意すること・気づいたことを書き込んでいきます!!』
【本日の番外編】‥‥猛暑に負けるな?!
●その1:扇風機前の人々
このGry的日常にも過去何度か登場している扇風機。休憩時間中にこの前で待っていると,メンバーたちが実に様々な表情を見せてくれます。2010年は「猛暑の年」と記憶されることになるでしょうから,この人たちをシリーズにしていくのも一つの手かもしれません・・・。

●その2:塩分補給
大量に汗をかくと,水分だけでは汗と共に流出した塩分が不足し,熱けいれん(熱中症の一症状)が起こりやすくなるそうです。熱中症対応マニュアルには生理的食塩水を飲ませること,と書いてあったりします。
救護のサポーターをしてくれているMorimichiYomeが持ち込んできたのがこの飴。
いろいろなアイディアがあるもんです。ちなみに試食してみたTokuパイにお味を尋ねたところ,
「しょっぱくて,酸っぱかったです!」
とのことでした。たぶんNewと大書されている「梅塩味」を食されたのでしょうね(^。^)

玄関を入ったところに,この看板がありました。
いやぁ,ちょっと照れますね。ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

勝手知ったる体育館ですので,場所の調整などはほとんど必要がありません。というはずだったんですが,誤算だったのは,今日お借りしているのが「午後~夜間」区分だったということ。
BrassがBasicを行っている,この一角,午前中であれば確実に日陰なのですが,昼を過ぎると直射日光にさらされてしまう場所でした。Brass諸君にとっては,ちょっと気の毒なBasicタイムとなりました。

この体育館でBatteryが押し込められるのは,器具倉庫となります。ちょうどBrassが壁一つ隔てた屋外でBasicをしている場所に当たります。
Battery諸君(高校1年生とルーキーさん除く)は,既に慣れっこになっているはずですが,とにかく毎年我慢してもらっています。ところで,ほとんど不審者状態のSub.DM・Ryousukeは,こんなところで何をしているのかな?

一番最初のストレッチ&MMが省略されている,今日のホワイトボード。
どうやらDM・Motokiは,語り続けてシーズンを乗り越える覚悟と見ました。
まぁ,それならそれで良いとは思いますが,7の数字に地味に眼(耳?)を生やしたぐらいでは,ネタとしては少し物足りないかも・・・。

今日の練習テーマは「動きのクリーニング」なので,演奏をするよりも,まず,音を出さずにきちんと動いてラインを描いてみよう,というところから始まります。今日はPit.が来ていないので,体育館の長辺を左右にとって,正面を南西側に取りました。
STAFFは2Fのトレーニング機器が置いてあるフロアから,全体を俯瞰します。
『クリーニングに入ってきました。1回1回良くなったりすると同時に,スタイル・ラインでもたくさんの課題があって落ち込みそうな感じですが,1度ノートに整理して解決に努めます。』

この時期になってくると,Guardの振付がだんだん苦しくなってきます。
昨季はもう少し余裕があったように思うのですが,コンテのチェンジに対応して振付にもチェンジが入り,残された練習時間の中で振りを揃えていくのがGuardの宿命かもしれません。
今日はM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) の振りを屋外で練習。日陰になっていて助かりました。
実はM4は,関西大会までの間に一部のコンテが書き換えられる予定。Guardのコンテもチェンジが入るため,この部分の振付は京都府大会専用として,自分たちで考案して練習しています。

体育館のロビー掲示板をふと見ると,こんな貼り紙がありました。
そういえば昨季,このキャラクターの愛称募集が張り出されていたのを思い出しました。昨年12月20日「ラスト八木練の日」のことですが,宿題シリーズでアップしました(辛うじて間に合わせた,ともいう ^_^;)ので,よろしければご覧下さい。
当時のDM・N兄の応募作は「アスポちゃん」だったようですが,どうやら落選したようですねぇ。

日が暮れて,ようやく気温が下がってきた頃,練習も最後のチャンク,M4「Al-Alå」のクリーニングに入ってきました。Gryショウのカンパニーフロント以降のENDINGとしては,今までにはないパターンで動いています。
メンバーたちはこの絵を“扇風機”と呼んでいるようですが,いくつかのラインが渦巻き状に回転し,最後には太陽を象徴する円に収束する,という形です。

休憩時間中に転がって手足を振るわせているのは,Tp.ベテランメンバーのMayuBarとMahちゃんのお二人。詳しい事情は訊き損ねてしまいましたが,手足の鬱血を解消して筋肉疲労を軽減させようとでもしているのでしょうか?
何にせよ,傍から見ている限り,殺虫剤をブッかけられたゴ○○リのようだな,というのが率直な印象ですね(^0^;)

太陽の光を表したオレンジ&ゴールドのフラッグを振るGuardの中で,最後の音を吹き伸ばして,ショウは終わります。京都府大会バージョンでは,Guardが黄金色の雲のように位置していますが,All STAFF Dayでの協議の結果,HornLine(太陽)をGuardが取り囲むようにして,より一体感を増すようにチェンジが入ることが予定されています。

夜間区分は21:00までとなっていますが,練習自体は19:30に終了。今日はクリーニングがメインなので,ランスルーは最初から予定していません。明日も,午前~午後の区分でこの体育館での練習が予定されているので,積み込み&撤収はなし。
JR組が20:00前に出発して,急に静かになった体育館では,明日の練習メニューを検討するSTAFF会議が行われています。

『クリーニングしんどいけど楽しい\(^。^)/』
『今日は初八木練でした!! 8時前まであって,けっこうばててしまったし,早く寝て,明日に備えて体調管理していこうと思います。あと,今日M1とM4のクリーニングをして,今までよりもポイントにしっかりつけるようになった所いっぱいあるし,復習をして,次にやる時は絶対忘れないように,コンテに注意すること・気づいたことを書き込んでいきます!!』
【本日の番外編】‥‥猛暑に負けるな?!
●その1:扇風機前の人々
このGry的日常にも過去何度か登場している扇風機。休憩時間中にこの前で待っていると,メンバーたちが実に様々な表情を見せてくれます。2010年は「猛暑の年」と記憶されることになるでしょうから,この人たちをシリーズにしていくのも一つの手かもしれません・・・。

●その2:塩分補給
大量に汗をかくと,水分だけでは汗と共に流出した塩分が不足し,熱けいれん(熱中症の一症状)が起こりやすくなるそうです。熱中症対応マニュアルには生理的食塩水を飲ませること,と書いてあったりします。
救護のサポーターをしてくれているMorimichiYomeが持ち込んできたのがこの飴。
いろいろなアイディアがあるもんです。ちなみに試食してみたTokuパイにお味を尋ねたところ,
「しょっぱくて,酸っぱかったです!」
とのことでした。たぶんNewと大書されている「梅塩味」を食されたのでしょうね(^。^)

All STAFF Day(その2)
2010-08-22
今季は,6月に全セクションの楽譜がそろった段階で1回目のAll STAFF Dayを行いました。
今日は,コンテがランスルーできる程度に仕上がった段階で,当初の想定通りの効果が得られているかどうかを検討する,2回目のAll STAFF Dayです。
今日のレッスンでは,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)~M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)~M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)までの3曲を,観客の拍手をいただきつつも,ある意味有機的に一体化させようというテーマも予定されています。具体的にはM1ラストがフェード=アウトしていくところへM2がフェード=インしてくる,というような形を想定しています。
果たして,思惑通り上手くつながるでしょうか?

今日は,コンテがランスルーできる程度に仕上がった段階で,当初の想定通りの効果が得られているかどうかを検討する,2回目のAll STAFF Dayです。
今日のレッスンでは,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)~M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)~M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)までの3曲を,観客の拍手をいただきつつも,ある意味有機的に一体化させようというテーマも予定されています。具体的にはM1ラストがフェード=アウトしていくところへM2がフェード=インしてくる,というような形を想定しています。
果たして,思惑通り上手くつながるでしょうか?

All STAFF Dayは全国的に活躍しておられる先生方に,一堂に会していただくため,ほぼ8ヵ月前から,年間計画の中で日程調整を進めています。その日が天候に左右されては一大事ですので,毎年,何が何でも,で体育館確保に動きます。
今日は滋賀県S社体育館をお借りできることになりました。今年もお世話になります。毎年のことながら,格別のご配慮をいただき,ありがとうございます。
JRと路線バスを使えば,何とかたどり着くことも可能な所ですが,練習後のバス便数やメンバーの消耗度を考慮して,観光バスを手配しました。

琵琶湖はこの時期,水のシーズン真っ只中です。
この体育館には窓がそう多くは設けてありませんが,数少ない窓を開けると,湖上を吹き渡ってきた風が(京都と違って)とても涼しく感じられます。予報では今日も厳しい暑さになるはず。小まめな休憩と水分補給を心がけて乗り切るしかありません。

アレンジャーW先生を除く,全てのインストラクターの先生方が来られる,ということで,チーム内のSTAFFもほぼ全員が顔を揃えています。
Basicタイムには,ほんの少しSTAFF会議。全体の流れはメーリングリストで打ち合わせ済みですが,先生方との協議に備え,口頭でも大筋について再度確認しておきます。

All STAFF Dayでは,まず現状を把握していただくため,ランスルーを見ていただき,その上でSTAFF会議を行って,今日の練習(チェンジを含む)の進め方を協議する,という流れとなります。
その際,できるだけ本番の大会と視覚的に近づけようということで,Guardは衣装も手具も本番用を用いることになります。
そのため,ちょっと暑いかもしれませんが,午前中のBasicからコスチュームに着替えた状態で。

この体育館に来ると,BatteryのBasicは,観覧席外側のロビー?と決まっています。ところがこちらが南西向きなんですね。今年初めて意識しました。とにかく暑いんです。
汗っかきらしいBD5番の高校1年生Obamaなど,プールに飛び込んだみたいな汗をかいております。
スペースも天井高も倉庫や更衣室に比べれば,たっぷりとありますが,今日はちょっと大変なBasicになりました。(STAFF会議もこの場所なので,暑さと戦いながらの話し合いとなりました)

朝イチ会議の結果,DM・Motokiが描き上げた本日のホワイトボード。
今季ショウ「Al Hajj」の行く末が決まる重要な日とあって,精神的余裕がないのでしょうか,空いたスペースは開き直っているとしか思えない文字で埋められております(v_v)
「細かい事は言いません!」って,そんな言い訳しなくても,まぁ,いいんですけどね・・・。

コーディネイトのE先生やPit.のM先生に,今季ショウを初めて生で見て&聞いていただく,朝イチ・ランスルー。(コンテデザイン&BrassのM先生とGuardのH先生には先週にチェックしていただいています)
タイムは8分09秒と,ほぼ昨日並みです。本来のショウ所要時間は,M1~M3の曲間つなぎができあがった時点でないと測定できないことになります。

昼食休憩込みで約2時間のSTAFF会議を終え,午後からはいよいよレッスン開始。
まず,各セクションに分かれて,BatteryとPit.はそれぞれ技術的・楽譜的課題に,Guardはさらなる振付に,HornLineはコンテの微修正とクリーニングに取りかかることになりました。

M先生のレッスンは,メンバーとの対話や,メンバー相互の話し合いを多く含むのが特徴。
「次はこうしたら上手くいく,と考えられている人?」
一応,多くは手を挙げてはおりますが,ビシッと自信ありげな者,おずおずと中途半端に挙げる者など,反応は様々です。自信がないならないで,もう少し話し合ってみましょうか?
自信を持てるようになるには,何をしたら良いと思いますか?
『歩いてる時にムダに体力使ってるって分かりました。あたまの音のスピードをしっかりつけていきたいです。M1のDのななめは,はじめの時よりどんどんよくなってきてるし,自分はいつも下がれへんとか1人1人分かってるし,もっとみんなで話し合ってよくしていきたいです。』

All STAFF Dayでも,レッスンのポイントが他に向かっている間,どうしても他のメンバーには待ち時間が生じます。
STAFFからは,各PARTやセクションごとに,その時間を有効活用していくことを求められています。
Hrズたちが取り組んでいるのは,M2「Al-Nahl」のFollow the Leaderの動きですね。PARTリーダーKartinが指示を飛ばしています。

それにしても今年の猛暑は大変です。
体育館の方が朝8:00から最上部の窓を開けて換気をしておいて下さっていたのですが,観覧席背後にある温度計が12:30の時点では34℃,ランスルー前の16:00過ぎの時点ではさらに36℃まで上昇していました。
体感的には37~8℃あるような気分ですね。湿度が下がった感もなく,この目盛りを見てもちょっと信じがたい思いもありますが・・・。

フロアまで降りると,明らかに観覧席より気温が低いですが,それでも「暑い」の範囲にしっかり入ります。
そんな環境の中で,メンバーたちはがんばって練習を進めました。
今日できる範囲での細かな修正が行われ,特にM1「Al-Isla」~M2「Al-Nahl」~M3「Al-Balad」を有機的につなげる作業は,ほぼ当初の想定通りにできあがりました。
今日行われたチェンジを全て含んで2回目のランスルー。
曲間をつなげられたので,タイムは7分59秒となりました。あとは,今は抑えているアップテンポ部分を当初の目標テンポに上げ,ゆっくりした部分でテンポが伸びていかないようにメンバーたちが習熟していけば,規定の8分間に収まるメドが立ちました。

今日一日で,ファーストショウはほぼ固まりました。2010ショウ「Al Hajj」も,とりあえず完成ということになりますね。
ただし,コンテを一部書き換えるような大きなチェンジを9月19日京都府大会(ファーストショウ)後に取り組んでいく予定になっています。まだまだこのショウは進化を続けることでしょう。
『ASDでめっちゃ成長できたと思います。どんどん周りの人と話をするっていうのに慣れてきたので,すぐこうした方がいいというアドバイスがうかぶようになりました。時間を決めてサッサッと行動という事を現役の練習でも使っていきたいです。今日いっぱい学べてよかったです。頑張ろう!!』
【本日の番外編】‥‥Guardシャツ完成!
Gryphonsのメンバーたちは,PARTごと(もしくはセクションごと)に独自のTシャツを作ることが伝統になっています。今季の一番はGuardシャツでした。M2「Al-Nahl」にちなんだブルーが今年のカラーですね。
え~と,ちょっと分かりにくいですが背中に「Act 2010 Al Hajj」のロゴと祈るアラビア女性のイラスト,左袖に駱駝,そして胸に魔法のランプから煙のように出てきた「Color Guard」のロゴが入っています。

本当はチーフSushiに背中のプリントを,Natsumiに左袖と胸のロゴを見せてもらって写真に納めようとしたのですが,まぁ,その,いかにもGuardらしいというか・・・アッという間に集合写真になってしまいまして・・・(^_^;)
苦し紛れにアップを合成いたしました次第です,ハイ。
今日は滋賀県S社体育館をお借りできることになりました。今年もお世話になります。毎年のことながら,格別のご配慮をいただき,ありがとうございます。
JRと路線バスを使えば,何とかたどり着くことも可能な所ですが,練習後のバス便数やメンバーの消耗度を考慮して,観光バスを手配しました。

琵琶湖はこの時期,水のシーズン真っ只中です。
この体育館には窓がそう多くは設けてありませんが,数少ない窓を開けると,湖上を吹き渡ってきた風が(京都と違って)とても涼しく感じられます。予報では今日も厳しい暑さになるはず。小まめな休憩と水分補給を心がけて乗り切るしかありません。

アレンジャーW先生を除く,全てのインストラクターの先生方が来られる,ということで,チーム内のSTAFFもほぼ全員が顔を揃えています。
Basicタイムには,ほんの少しSTAFF会議。全体の流れはメーリングリストで打ち合わせ済みですが,先生方との協議に備え,口頭でも大筋について再度確認しておきます。

All STAFF Dayでは,まず現状を把握していただくため,ランスルーを見ていただき,その上でSTAFF会議を行って,今日の練習(チェンジを含む)の進め方を協議する,という流れとなります。
その際,できるだけ本番の大会と視覚的に近づけようということで,Guardは衣装も手具も本番用を用いることになります。
そのため,ちょっと暑いかもしれませんが,午前中のBasicからコスチュームに着替えた状態で。

この体育館に来ると,BatteryのBasicは,観覧席外側のロビー?と決まっています。ところがこちらが南西向きなんですね。今年初めて意識しました。とにかく暑いんです。
汗っかきらしいBD5番の高校1年生Obamaなど,プールに飛び込んだみたいな汗をかいております。
スペースも天井高も倉庫や更衣室に比べれば,たっぷりとありますが,今日はちょっと大変なBasicになりました。(STAFF会議もこの場所なので,暑さと戦いながらの話し合いとなりました)

朝イチ会議の結果,DM・Motokiが描き上げた本日のホワイトボード。
今季ショウ「Al Hajj」の行く末が決まる重要な日とあって,精神的余裕がないのでしょうか,空いたスペースは開き直っているとしか思えない文字で埋められております(v_v)
「細かい事は言いません!」って,そんな言い訳しなくても,まぁ,いいんですけどね・・・。

コーディネイトのE先生やPit.のM先生に,今季ショウを初めて生で見て&聞いていただく,朝イチ・ランスルー。(コンテデザイン&BrassのM先生とGuardのH先生には先週にチェックしていただいています)
タイムは8分09秒と,ほぼ昨日並みです。本来のショウ所要時間は,M1~M3の曲間つなぎができあがった時点でないと測定できないことになります。

昼食休憩込みで約2時間のSTAFF会議を終え,午後からはいよいよレッスン開始。
まず,各セクションに分かれて,BatteryとPit.はそれぞれ技術的・楽譜的課題に,Guardはさらなる振付に,HornLineはコンテの微修正とクリーニングに取りかかることになりました。

M先生のレッスンは,メンバーとの対話や,メンバー相互の話し合いを多く含むのが特徴。
「次はこうしたら上手くいく,と考えられている人?」
一応,多くは手を挙げてはおりますが,ビシッと自信ありげな者,おずおずと中途半端に挙げる者など,反応は様々です。自信がないならないで,もう少し話し合ってみましょうか?
自信を持てるようになるには,何をしたら良いと思いますか?
『歩いてる時にムダに体力使ってるって分かりました。あたまの音のスピードをしっかりつけていきたいです。M1のDのななめは,はじめの時よりどんどんよくなってきてるし,自分はいつも下がれへんとか1人1人分かってるし,もっとみんなで話し合ってよくしていきたいです。』

All STAFF Dayでも,レッスンのポイントが他に向かっている間,どうしても他のメンバーには待ち時間が生じます。
STAFFからは,各PARTやセクションごとに,その時間を有効活用していくことを求められています。
Hrズたちが取り組んでいるのは,M2「Al-Nahl」のFollow the Leaderの動きですね。PARTリーダーKartinが指示を飛ばしています。

それにしても今年の猛暑は大変です。
体育館の方が朝8:00から最上部の窓を開けて換気をしておいて下さっていたのですが,観覧席背後にある温度計が12:30の時点では34℃,ランスルー前の16:00過ぎの時点ではさらに36℃まで上昇していました。
体感的には37~8℃あるような気分ですね。湿度が下がった感もなく,この目盛りを見てもちょっと信じがたい思いもありますが・・・。

フロアまで降りると,明らかに観覧席より気温が低いですが,それでも「暑い」の範囲にしっかり入ります。
そんな環境の中で,メンバーたちはがんばって練習を進めました。
今日できる範囲での細かな修正が行われ,特にM1「Al-Isla」~M2「Al-Nahl」~M3「Al-Balad」を有機的につなげる作業は,ほぼ当初の想定通りにできあがりました。
今日行われたチェンジを全て含んで2回目のランスルー。
曲間をつなげられたので,タイムは7分59秒となりました。あとは,今は抑えているアップテンポ部分を当初の目標テンポに上げ,ゆっくりした部分でテンポが伸びていかないようにメンバーたちが習熟していけば,規定の8分間に収まるメドが立ちました。

今日一日で,ファーストショウはほぼ固まりました。2010ショウ「Al Hajj」も,とりあえず完成ということになりますね。
ただし,コンテを一部書き換えるような大きなチェンジを9月19日京都府大会(ファーストショウ)後に取り組んでいく予定になっています。まだまだこのショウは進化を続けることでしょう。
『ASDでめっちゃ成長できたと思います。どんどん周りの人と話をするっていうのに慣れてきたので,すぐこうした方がいいというアドバイスがうかぶようになりました。時間を決めてサッサッと行動という事を現役の練習でも使っていきたいです。今日いっぱい学べてよかったです。頑張ろう!!』
【本日の番外編】‥‥Guardシャツ完成!
Gryphonsのメンバーたちは,PARTごと(もしくはセクションごと)に独自のTシャツを作ることが伝統になっています。今季の一番はGuardシャツでした。M2「Al-Nahl」にちなんだブルーが今年のカラーですね。
え~と,ちょっと分かりにくいですが背中に「Act 2010 Al Hajj」のロゴと祈るアラビア女性のイラスト,左袖に駱駝,そして胸に魔法のランプから煙のように出てきた「Color Guard」のロゴが入っています。

本当はチーフSushiに背中のプリントを,Natsumiに左袖と胸のロゴを見せてもらって写真に納めようとしたのですが,まぁ,その,いかにもGuardらしいというか・・・アッという間に集合写真になってしまいまして・・・(^_^;)
苦し紛れにアップを合成いたしました次第です,ハイ。
Pit合わせの日
2010-08-21
世間の大部分では「夏休み」というのは8月末までだそうですが,前後期4ターム制の塔南高校では,27日(金)から授業が再開されます。というわけで,今日は夏休み最後の週末。
明日に迫ったAll STAFF Dayに備え,音楽面での整理を行うため,伏見区内で練習です。
今日はPit.とHornLine・Batteryとの演奏面での調整がメインテーマとなります。

明日に迫ったAll STAFF Dayに備え,音楽面での整理を行うため,伏見区内で練習です。
今日はPit.とHornLine・Batteryとの演奏面での調整がメインテーマとなります。

今日はPit.が参加するということで,合宿以来,久しぶりにトラックが動きました。
今季お願いしているのは,塔南高校のすぐ近くにあるM運輸さんです。
Carry隊にとっては,トラックが動く日は活躍の見せ所。ハギ号・たかはし号と4tトラックと,3台分の楽器&機材の積み降ろしとチェックに大忙しです。
その仕事ぶりを厳しく査定している?ハギ先生の図。

今日は全セクションがワンフロアで練習をすることになります。一日の予定そのものは,事前に調整が終わっていますが,Basicなどの場所の割り振りなど,現地でないとできないことは,朝イチに打ち合わせをしながら決定していきます。

この体育館でのBasicタイムは,GuardとBrassがフロアを分け合い,WoodとBatteryが更衣室に分かれ,Pit.は壁際に寄る,というのがいつものパターン。
BatteryがBasicを始めると,周囲では会話もできなくなってしまいますから,Battery押し込めは定番となります。Woodは取材し損ねましたが,逆に自分たちの音を聴くために更衣室に籠もっています。
更衣室は器具倉庫よりも快適で,熱中症対策にと体育館を管理している京都市体協さんが冷房まで入れて下さいましたm(_ _)m
取材に行くと涼しくてホッとしたのですが,かなり耳が痛かったので,残念ながら長居はできませんでした(^0^;)

F先生の振付に果敢に挑戦を続けているGuardライフル隊。8月も後半になってくると,次第にライフルが手に付いてくるようになり,その余裕がボディワークに回っていきつつあるようです。
まだまだゴールは遠い状態ですが,振付の雰囲気はだんだん出せるようになってきたと感じました。

DM・Motoki謹製,本日のホワイトボード。
なぁ,これって“遊び心”どころか,個人情報垂れ流しになってへんか? ちょっと自棄が入ってる気がするんやけど(・o・)
これ,このまま載せてもええの?と問うてみると,「大丈夫です!」と本人から即答をもらったので,そのまま掲載しております。来る9月23日(←まことに遺憾?ながらスクールガイダンスのためGry練はオフですが・・・)には,ぜひ我らのDMにみんなでシイタケをプレゼントしてあげましょう!

今日の練習はPit.が合流しての音に関する調整がメインテーマ。
練習のパターンは,まず合奏して,コンテ入り前の音楽を中心に行っていた練習をもう一度思い起こしてもらい,その上でコンテで同じ演奏を求める,という形式で進められました。

しかし,動きが入る分,どうしても合奏時よりもコンテを動きながらの方が雑な演奏になってしまうのは(現時点では)致し方ないところ。むしろ,動かない合奏とコンテを動いた時のギャップをメンバーが自覚する事が,現時点では重要なポイントかも知れません。

この体育館では,フィールド後方Sub.DMの頭上に観覧席が張り出しています。指揮台に上がると,先々代Sub.DM・Kiku氏は首が傾きました。先代Sub.DM・Marinは辛うじて直立を維持していました。今季Sub.DMのRyousukeは・・・上がる事ができませんでした(^_^;)

今日の締めくくりは今季2回目となるランスルー。Gryphons2010「Al Hajj」のカンパニーフロントは,今までのGryphonsとは一味違うように,プランニングされています。
従来は一気にフィールドの色を変える事,が演出の主要なテーマだったのですが,今季はビジュアルの構成にも,ショウの設定とストーリーをより反映するように検討しました。
ただし,現時点のランスルーでは,まだ当初の目論見が十分に実現できたとは言いづらいのも事実。この部分もAll STAFF Day以降の課題となっていく予定です。

ランスルータイムは8分06秒。
アップテンポ部分を(崩壊してしまうが故に)所定のテンポまで上げていないこと,及び曲間のフェード=インやフェード=アウトを行わずに,そのまま演奏してつないでいる事を考えると,現在のタイムはあくまで「途中経過」といえます。STAFFとしても,今日の時点でタイム的にどうこうという動揺はありません。
撤収を終えての終わりの集合。いよいよ明日は今季ショウの方向性を見極めるAll STAFF Day。猛暑が続きますが,今日までの成果はしっかり出して有意義な一日にしましょう。

『最近,コンテに慣れてきて練習が前より楽しくなってきました。まだまだ苦手な所があるけれど,練習つみかさねて少しずつ自分の苦手とか不安を無くしていきたいです。そのためにはやっぱ予習・復習がだ大切やと思うし続けていく。M4の最後の方のコンテで自分が円の中心に行くコンテがあります。そこはやっぱスタイルのことをもっと意識して歩かないとあかんと思うし,全体的にコンテ中のスタイルをキレイにしていきたいです。』
【本日の番外編】‥‥団長!御靴はここにございます!
今季団長Chuusukeくんの,おNewの上履きがこれでございます。
この靴を自分のモノと混同して履き間違える者は,チーム内では有り得ないでしょう。
さて,こうなると副団長とかDMは何かしてくれないのか,気になりますね。
まさか見て見ぬ振りはないでしょう?(とネタ提供の可能性に舌なめずり!)
でも,このパターンを真似るとなると,脚が3本,必要になる役職もあるな・・・(^。^)

今季お願いしているのは,塔南高校のすぐ近くにあるM運輸さんです。
Carry隊にとっては,トラックが動く日は活躍の見せ所。ハギ号・たかはし号と4tトラックと,3台分の楽器&機材の積み降ろしとチェックに大忙しです。
その仕事ぶりを厳しく査定している?ハギ先生の図。

今日は全セクションがワンフロアで練習をすることになります。一日の予定そのものは,事前に調整が終わっていますが,Basicなどの場所の割り振りなど,現地でないとできないことは,朝イチに打ち合わせをしながら決定していきます。

この体育館でのBasicタイムは,GuardとBrassがフロアを分け合い,WoodとBatteryが更衣室に分かれ,Pit.は壁際に寄る,というのがいつものパターン。
BatteryがBasicを始めると,周囲では会話もできなくなってしまいますから,Battery押し込めは定番となります。Woodは取材し損ねましたが,逆に自分たちの音を聴くために更衣室に籠もっています。
更衣室は器具倉庫よりも快適で,熱中症対策にと体育館を管理している京都市体協さんが冷房まで入れて下さいましたm(_ _)m
取材に行くと涼しくてホッとしたのですが,かなり耳が痛かったので,残念ながら長居はできませんでした(^0^;)

F先生の振付に果敢に挑戦を続けているGuardライフル隊。8月も後半になってくると,次第にライフルが手に付いてくるようになり,その余裕がボディワークに回っていきつつあるようです。
まだまだゴールは遠い状態ですが,振付の雰囲気はだんだん出せるようになってきたと感じました。

DM・Motoki謹製,本日のホワイトボード。
なぁ,これって“遊び心”どころか,個人情報垂れ流しになってへんか? ちょっと自棄が入ってる気がするんやけど(・o・)
これ,このまま載せてもええの?と問うてみると,「大丈夫です!」と本人から即答をもらったので,そのまま掲載しております。来る9月23日(←まことに遺憾?ながらスクールガイダンスのためGry練はオフですが・・・)には,ぜひ我らのDMにみんなでシイタケをプレゼントしてあげましょう!

今日の練習はPit.が合流しての音に関する調整がメインテーマ。
練習のパターンは,まず合奏して,コンテ入り前の音楽を中心に行っていた練習をもう一度思い起こしてもらい,その上でコンテで同じ演奏を求める,という形式で進められました。

しかし,動きが入る分,どうしても合奏時よりもコンテを動きながらの方が雑な演奏になってしまうのは(現時点では)致し方ないところ。むしろ,動かない合奏とコンテを動いた時のギャップをメンバーが自覚する事が,現時点では重要なポイントかも知れません。

この体育館では,フィールド後方Sub.DMの頭上に観覧席が張り出しています。指揮台に上がると,先々代Sub.DM・Kiku氏は首が傾きました。先代Sub.DM・Marinは辛うじて直立を維持していました。今季Sub.DMのRyousukeは・・・上がる事ができませんでした(^_^;)

今日の締めくくりは今季2回目となるランスルー。Gryphons2010「Al Hajj」のカンパニーフロントは,今までのGryphonsとは一味違うように,プランニングされています。
従来は一気にフィールドの色を変える事,が演出の主要なテーマだったのですが,今季はビジュアルの構成にも,ショウの設定とストーリーをより反映するように検討しました。
ただし,現時点のランスルーでは,まだ当初の目論見が十分に実現できたとは言いづらいのも事実。この部分もAll STAFF Day以降の課題となっていく予定です。

ランスルータイムは8分06秒。
アップテンポ部分を(崩壊してしまうが故に)所定のテンポまで上げていないこと,及び曲間のフェード=インやフェード=アウトを行わずに,そのまま演奏してつないでいる事を考えると,現在のタイムはあくまで「途中経過」といえます。STAFFとしても,今日の時点でタイム的にどうこうという動揺はありません。
撤収を終えての終わりの集合。いよいよ明日は今季ショウの方向性を見極めるAll STAFF Day。猛暑が続きますが,今日までの成果はしっかり出して有意義な一日にしましょう。

『最近,コンテに慣れてきて練習が前より楽しくなってきました。まだまだ苦手な所があるけれど,練習つみかさねて少しずつ自分の苦手とか不安を無くしていきたいです。そのためにはやっぱ予習・復習がだ大切やと思うし続けていく。M4の最後の方のコンテで自分が円の中心に行くコンテがあります。そこはやっぱスタイルのことをもっと意識して歩かないとあかんと思うし,全体的にコンテ中のスタイルをキレイにしていきたいです。』
【本日の番外編】‥‥団長!御靴はここにございます!
今季団長Chuusukeくんの,おNewの上履きがこれでございます。
この靴を自分のモノと混同して履き間違える者は,チーム内では有り得ないでしょう。
さて,こうなると副団長とかDMは何かしてくれないのか,気になりますね。
まさか見て見ぬ振りはないでしょう?(とネタ提供の可能性に舌なめずり!)
でも,このパターンを真似るとなると,脚が3本,必要になる役職もあるな・・・(^。^)

初ランスルーの日
2010-08-15
今日も大山崎町で練習です。暑いです。
また,今日はGuardインストラクターH先生と,コンテデザイナーM先生をお迎えします。
一通りはコンテが動けるようになった(はず!)ので,Guardやビジュアル(視覚的効果)の調整をするのが目的。来週に予定されているAll STAFF Dayで有効に時間を使えるよう,下準備としてビジュアル系は整理をある程度先行させておこうという狙いもあります
来週はPit.が参加して音楽の整理がメインになるので,メンバー諸君も,動きに関することはできるだけ今日中にメドを立てていきましょう。
『今日,Wadaさんに「ターンする1歩が早い」とか「ベルがちょっと低い」とか「ラインからはみ出してる」って言ってもらったけど,それを自分で分かるようになりたいし,そのためにはMMとかでしっかり確認して,次のAll STAFFの日には苦手な所が1つでも減るようにしたいです。』

また,今日はGuardインストラクターH先生と,コンテデザイナーM先生をお迎えします。
一通りはコンテが動けるようになった(はず!)ので,Guardやビジュアル(視覚的効果)の調整をするのが目的。来週に予定されているAll STAFF Dayで有効に時間を使えるよう,下準備としてビジュアル系は整理をある程度先行させておこうという狙いもあります
来週はPit.が参加して音楽の整理がメインになるので,メンバー諸君も,動きに関することはできるだけ今日中にメドを立てていきましょう。
『今日,Wadaさんに「ターンする1歩が早い」とか「ベルがちょっと低い」とか「ラインからはみ出してる」って言ってもらったけど,それを自分で分かるようになりたいし,そのためにはMMとかでしっかり確認して,次のAll STAFFの日には苦手な所が1つでも減るようにしたいです。』

1日の始まりはストトレ(ストレッチ&トレーニング)とMM(基本動作練)から始まります。
これはトレーニングで行っている「シェイプ・アップ」というメニュー。
この時間帯はストレッチリーダーという役職を担当している高校2年生が,DMやMM担当STAFFと相談しながら運営しています。

毎回,毎回,「遊び心が欲しい~」とDM・Motokiに懇願していたら,今日は「戦隊モノ風のレタリングで勝負します!」と宣言されました。・・・で,「発汗戦隊」ときましたか・・・う~~む,たしかに「風」ですがねぇ(^0^;)
ま,今日は「ランスルー」も小っちゃくても一応は赤文字だし,とりあえず良しとしておきましょう。

あぁ,ボディワークはまだ上級生と下級生の差がよく分かるなぁ,と何の気なしにGuardのBasicを見ていました。こちらに近づいてきたのを見ると,右端は高校1年生Yuiじゃないですか。
そういえば,バレエを習っていた経歴の持ち主だったっけ。手具の扱いはともかく,ボディワークはしっかりできていますね。
Yuiと同じように動けている,左端の2年生Mayoは,バレエ経験無し&中学時代バドミントン部だったはず。1シーズンの経験でここまでできるようになるということでしょう。

HornLineのウォームアップは屋外でやってもらいました。
(アリーナではGuardがフィールドを使っています)

GuardインストラクターH先生のご到着を待って,1曲ずつ通していきました。コンテで動いているショウを見るのはH先生も初めてなので,Guardの振付とコンテで振っている位置,そして動きと振付のバランスなどをチェックしていただきます。

猛暑からの待避所(救護所?)兼用で,STAFF会議用に研修室(会議室)をお借りすることができました。個人的に暑さに弱いことがわかっているメンバーは,休憩の度にここで体温を下げるように指示。
その傍らで,ビジュアル系のSTAFF会議が進められます。
議題は,コンテとGuardの調整。1曲ずつH先生に見ていただき,問題と思う箇所を出し合っていきます。研修室のホワイトボードはすぐに一杯になってしまいました。
今日これからGuardだけでできること,午後から来られるデザイナーM先生と一緒に解決すること,今後の課題に残しておくこと,に仕分けてレッスン&練習に取りかかることになりました。

課題の一つがこれです。
M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の演出と立ち位置調整を解決するため,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)に街の踊り手として高校1年生Guardを出していこうと検討しました。すると,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)でフィールドを出て行く場所からでは,拍数的に間に合わず,M4「Al-Alå」にも支障が生じることが判明。
とりあえずフィールド後方を大移動してみましたが・・・。
あーこんな大人数が走ってたら,絶対に眼がこっちにいってしまいそうですね~(_ _;)

そこでSTAFF会議で出てきたアイディアがこれです。
M2「Al-Nahl」のラスト部分,HornLineが作る曲線の背後を,ブルーフラッグを掲げてGuardが駆け抜けるというもの。M2「Al-Nahl」は河の情景を表現した曲なので,最後に一筋の水の流れが彼方へ消えていく・・・という演出にして,同時に高校1年生が後方で移動する分を稼いでしまおう,という一石二鳥を狙ってみました。
おぉ,なかなか良い感じになりそうです!(→というわけでこのチェンジは正式採用となりました)

通常,こうしたレッスンが入る日の練習は,スポットが当たっているPART(もしくはコンテの該当地域)以外の人たちは,STAFFがあれこれ調整している間,待っている時間が長くなるものです。
メンバー諸君は,そうした「待ち時間」を有効活用して,自分たちの課題を解決するための時間に利用するようにしています。
で,今はM4「Al-Alå」でGuardがHornLineをスルーする場面を調整中。Battery人たちは,音を出さない(後方のチェンジの指示が聴き取れなくなるので)ように,楽譜を復習しています。

今日できる範囲のことはチェンジを入れ,すぐにその場で調整できないことは,チェンジの方向性orプランを決定しました。ビジュアル系のことはこれで一区切り,あとはメンバーが来週のAll STAFF Dayで,インストラクターの先生方がチェック&判断できるよう,ある程度は習熟しておくことが目標となります。
暑くても有意義だった一日の締めくくりはお待ちかねの初ランスルー。
クリックを抜くと崩壊するのでクリック付で,しかもテンポがまだ上げられない180や200の部分は160程度です。まぁ,「初」らしいランスルーですが,シーズン最初のランスルーは,やはり記念すべきものでしょう。大きな山を一つ越えられた気がしました。

来週の練習では,合宿以来でPit.が合流します。とりあえず動いて演奏してる状態でAll STAFF Dayを迎えるメドが立ち,STAFFたちは少し安心できました。
猛暑の中,たった3週間ほど(Gry時間では1週間もない?!)で,ここまでがんばったメンバーに拍手!
『これだけの練習でこのコンテについていけてることはすごいことらしいです。皆さま,自信を持ちましょう。コンテが全部きて,ショウがどんどんできあがっていって,ドリル練習もどんどん楽しくなってきてるなぁ・・・と感じております。』
【本日の番外編】‥‥Guard衣装届く!
Max社より,「Al Hajj」のGuard衣装が届きました。
例年,この時期に設定されているAll STAFF Dayに間に合うように,発注が行われています。今年もありがとうございました。今季のコスチュームは,もちろん“アラビア”感120%を意識したデザインです。
さっそく誰かに着てもらってネタに!
ということでチーフSushi嬢にお願いしました。満面の笑顔とポーズは,特にリクエストしたわけではありません。さすがはチーフ,サービス精神(ショウマンシップ?)バッチリですねー(^。^)

これはトレーニングで行っている「シェイプ・アップ」というメニュー。
この時間帯はストレッチリーダーという役職を担当している高校2年生が,DMやMM担当STAFFと相談しながら運営しています。

毎回,毎回,「遊び心が欲しい~」とDM・Motokiに懇願していたら,今日は「戦隊モノ風のレタリングで勝負します!」と宣言されました。・・・で,「発汗戦隊」ときましたか・・・う~~む,たしかに「風」ですがねぇ(^0^;)
ま,今日は「ランスルー」も小っちゃくても一応は赤文字だし,とりあえず良しとしておきましょう。

あぁ,ボディワークはまだ上級生と下級生の差がよく分かるなぁ,と何の気なしにGuardのBasicを見ていました。こちらに近づいてきたのを見ると,右端は高校1年生Yuiじゃないですか。
そういえば,バレエを習っていた経歴の持ち主だったっけ。手具の扱いはともかく,ボディワークはしっかりできていますね。
Yuiと同じように動けている,左端の2年生Mayoは,バレエ経験無し&中学時代バドミントン部だったはず。1シーズンの経験でここまでできるようになるということでしょう。

HornLineのウォームアップは屋外でやってもらいました。
(アリーナではGuardがフィールドを使っています)

GuardインストラクターH先生のご到着を待って,1曲ずつ通していきました。コンテで動いているショウを見るのはH先生も初めてなので,Guardの振付とコンテで振っている位置,そして動きと振付のバランスなどをチェックしていただきます。

猛暑からの待避所(救護所?)兼用で,STAFF会議用に研修室(会議室)をお借りすることができました。個人的に暑さに弱いことがわかっているメンバーは,休憩の度にここで体温を下げるように指示。
その傍らで,ビジュアル系のSTAFF会議が進められます。
議題は,コンテとGuardの調整。1曲ずつH先生に見ていただき,問題と思う箇所を出し合っていきます。研修室のホワイトボードはすぐに一杯になってしまいました。
今日これからGuardだけでできること,午後から来られるデザイナーM先生と一緒に解決すること,今後の課題に残しておくこと,に仕分けてレッスン&練習に取りかかることになりました。

課題の一つがこれです。
M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の演出と立ち位置調整を解決するため,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)に街の踊り手として高校1年生Guardを出していこうと検討しました。すると,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)でフィールドを出て行く場所からでは,拍数的に間に合わず,M4「Al-Alå」にも支障が生じることが判明。
とりあえずフィールド後方を大移動してみましたが・・・。
あーこんな大人数が走ってたら,絶対に眼がこっちにいってしまいそうですね~(_ _;)

そこでSTAFF会議で出てきたアイディアがこれです。
M2「Al-Nahl」のラスト部分,HornLineが作る曲線の背後を,ブルーフラッグを掲げてGuardが駆け抜けるというもの。M2「Al-Nahl」は河の情景を表現した曲なので,最後に一筋の水の流れが彼方へ消えていく・・・という演出にして,同時に高校1年生が後方で移動する分を稼いでしまおう,という一石二鳥を狙ってみました。
おぉ,なかなか良い感じになりそうです!(→というわけでこのチェンジは正式採用となりました)

通常,こうしたレッスンが入る日の練習は,スポットが当たっているPART(もしくはコンテの該当地域)以外の人たちは,STAFFがあれこれ調整している間,待っている時間が長くなるものです。
メンバー諸君は,そうした「待ち時間」を有効活用して,自分たちの課題を解決するための時間に利用するようにしています。
で,今はM4「Al-Alå」でGuardがHornLineをスルーする場面を調整中。Battery人たちは,音を出さない(後方のチェンジの指示が聴き取れなくなるので)ように,楽譜を復習しています。

今日できる範囲のことはチェンジを入れ,すぐにその場で調整できないことは,チェンジの方向性orプランを決定しました。ビジュアル系のことはこれで一区切り,あとはメンバーが来週のAll STAFF Dayで,インストラクターの先生方がチェック&判断できるよう,ある程度は習熟しておくことが目標となります。
暑くても有意義だった一日の締めくくりはお待ちかねの初ランスルー。
クリックを抜くと崩壊するのでクリック付で,しかもテンポがまだ上げられない180や200の部分は160程度です。まぁ,「初」らしいランスルーですが,シーズン最初のランスルーは,やはり記念すべきものでしょう。大きな山を一つ越えられた気がしました。

来週の練習では,合宿以来でPit.が合流します。とりあえず動いて演奏してる状態でAll STAFF Dayを迎えるメドが立ち,STAFFたちは少し安心できました。
猛暑の中,たった3週間ほど(Gry時間では1週間もない?!)で,ここまでがんばったメンバーに拍手!
『これだけの練習でこのコンテについていけてることはすごいことらしいです。皆さま,自信を持ちましょう。コンテが全部きて,ショウがどんどんできあがっていって,ドリル練習もどんどん楽しくなってきてるなぁ・・・と感じております。』
【本日の番外編】‥‥Guard衣装届く!
Max社より,「Al Hajj」のGuard衣装が届きました。
例年,この時期に設定されているAll STAFF Dayに間に合うように,発注が行われています。今年もありがとうございました。今季のコスチュームは,もちろん“アラビア”感120%を意識したデザインです。
さっそく誰かに着てもらってネタに!
ということでチーフSushi嬢にお願いしました。満面の笑顔とポーズは,特にリクエストしたわけではありません。さすがはチーフ,サービス精神(ショウマンシップ?)バッチリですねー(^。^)

ラストコンテの日
2010-08-14
ハチ北合宿より帰ってから3日間のオフの後,ランスルーをめざして練習再開。
デザイナーM先生からは,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) のカンパニー以降からラストフォーメイションまでのコンテが送信されてきています。
やはり京都という所は半端じゃなく暑い街です。涼しいハチ北高原から一転して猛暑の体育館でのコンテ読みとなりましたが,メンバー諸君はがんばってくれました。

デザイナーM先生からは,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) のカンパニー以降からラストフォーメイションまでのコンテが送信されてきています。
やはり京都という所は半端じゃなく暑い街です。涼しいハチ北高原から一転して猛暑の体育館でのコンテ読みとなりましたが,メンバー諸君はがんばってくれました。

この週末の練習は大山崎町へやって来ました。体育館をお借りしているのは午後~夜間の時間帯となります。午前中,学校近辺の部員とエンジン組(自力移動の一般メンバー)で顧問車に楽器を積載。
今週末の目標が「最後までのコンテを読むこと」とランスルーできるまで習熟すること」に設定されているため,Pit.人たちは学校でセクション練習となりました。
幸い曇り空だし,体育館使用時間が始まるまでの隙間時間を利用して,先にストレッチをすませておきましょうか。

「弟よ,その時間配分は甘いんちゃうかな?」
「そんなことないで,兄さん! これでもちゃんと考えてんやから!」
という会話ではありません。
コンテ読みと習熟のバランスをどれくらいにするか?について協議中です。体育館内の環境(つまり暑さ)とメンバーの消耗度(疲労度?)も考慮していかなければならないので,いろいろと難しい選択となります。
現実的に考えると「何とかランスルーまで持ち込みたい」という野望がスケジュールをタイトにしているということになりますが・・・。

そしてできあがった本日のホワイトボード。う~~ん・・・猛暑の折からあっさり淡泊に,でしょうか。
おぉ,実にさりげなく(赤字にもなってへんで!)「ランスルー」の文字まで(℃゜)
初ランスルーだったらこの日のタイトル相当やろ? それやのに,こんな淡泊で許されるのか?!
餃子を売り込んでいる場合とちゃうような気がしますが(^_^;)

そんなSTAFF間のせめぎ合いをよそに,メンバーたちはM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) ラストまでのコンテを取っていきます。今季はカンパニーフロント後のアップテンポ部分が例年より長めなので,コンテ枚数でもカンパニー以降がM4の半分を占めています。

M4「Al-Alå」後半アップテンポは,楽譜上の指定は200。それなのに「これでもか」というぐらいに動いています。(←これは200までテンポを上げるのは大変そうです)
ラインで構成される渦巻き形(やはり太陽がモチーフだから?)が回転しながら最後は円に収斂していく,という雰囲気ですね。
トータルの印象としては,過去のGryショウのラスト=シーンとは,かなり趣が異なるエンディングになっています。

ちょっと手間取りましたが,何とかM4「Al-Alå」後半のNewコンテは,とりあえず音を出して動けるレベルまではたどり着きました。
あとは,合宿以来,動いていないM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅),M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河),M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)の復習に取りかかります。
おっと,合宿で急いで読んだうえに3日間のオフが挟まったせいでしょうか。なかなかすんなりとはいかないようです。

ラスト=フォーメイションのコンテ。「Al Hajj」は巡礼の旅を描いているショウなので,ファーストヒットは「月」がモチーフになっています。砂漠の旅は灼熱の昼間を避けて夜にすることが多く,月の光は優しい導きの光だそうです。(イスラーム文化センターHPで勉強しました)
これに対して,カンパニーフロントは夜明けを表しているので,ラスト=フォーメイションは「太陽」がモチーフになっています。
それにしてもキレイに製本してありますね。

コンテ製本といえば,マーチング・ミュージック社が「マイドリ帳」という商品を出しています。Gryphonsでは購入していないのですが,A5サイズのバインダーを利用してコンテ用に使用している者はいます。
昨季は「弟」と大書してあったり(←現DMです)したものですが,今季はいろいろなバリエーションが出てきました。どうやらLow-Brass内のローカルな流行のようですが。
コンテをクリップで留めているだけだと,練習中にバサーッとばらまいてしまうこともあり,その度に練習がストップするので,できれば全員きちんと製本はして欲しいな,と思います。

体育館の外は,すでに陽が沈んで暗くなっています。猛暑もこの時間帯になるとさすがにやわらぎ,外から入ってくる風も,熱風から温風ぐらいになりました。
いつもの練習パターンよりも頻繁に休憩を入れながらも,何とかM1「Al-Isla」を復習するところまでは,計画通りに練習を進めることができました。

結局,今日のところは時間切れということでランスルーをあきらめ,各曲のコンテ習熟に徹することになりました。初ランスルーは明日へ持ち越しです。
『今日はとにかく暑かった。しんどくなる人も結構いたから,体調管理は気をつけようと思った。M4のラストまできて頭パニックやったけど,何回かやっている間に,だんだん慣れてきた。でも,まだ不安な所が何カ所かあるから家でしっかり復習していく!』

『コンテとかで出来ていないところがいっぱいあんのに体力がついてきてくれへん。体力も落ちてる気するし↓ もっと効率よく練習できるように研究する!! 明日は負けへん!』
いったい何に勝つつもりなのかは定かではありませんが,意欲はビンビン伝わってきますね。
体調に気をつけながら,明日こそ初ランスルーめざして,がんばりましょう!
今週末の目標が「最後までのコンテを読むこと」とランスルーできるまで習熟すること」に設定されているため,Pit.人たちは学校でセクション練習となりました。
幸い曇り空だし,体育館使用時間が始まるまでの隙間時間を利用して,先にストレッチをすませておきましょうか。

「弟よ,その時間配分は甘いんちゃうかな?」
「そんなことないで,兄さん! これでもちゃんと考えてんやから!」
という会話ではありません。
コンテ読みと習熟のバランスをどれくらいにするか?について協議中です。体育館内の環境(つまり暑さ)とメンバーの消耗度(疲労度?)も考慮していかなければならないので,いろいろと難しい選択となります。
現実的に考えると「何とかランスルーまで持ち込みたい」という野望がスケジュールをタイトにしているということになりますが・・・。

そしてできあがった本日のホワイトボード。う~~ん・・・猛暑の折からあっさり淡泊に,でしょうか。
おぉ,実にさりげなく(赤字にもなってへんで!)「ランスルー」の文字まで(℃゜)
初ランスルーだったらこの日のタイトル相当やろ? それやのに,こんな淡泊で許されるのか?!
餃子を売り込んでいる場合とちゃうような気がしますが(^_^;)

そんなSTAFF間のせめぎ合いをよそに,メンバーたちはM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者) ラストまでのコンテを取っていきます。今季はカンパニーフロント後のアップテンポ部分が例年より長めなので,コンテ枚数でもカンパニー以降がM4の半分を占めています。

M4「Al-Alå」後半アップテンポは,楽譜上の指定は200。それなのに「これでもか」というぐらいに動いています。(←これは200までテンポを上げるのは大変そうです)
ラインで構成される渦巻き形(やはり太陽がモチーフだから?)が回転しながら最後は円に収斂していく,という雰囲気ですね。
トータルの印象としては,過去のGryショウのラスト=シーンとは,かなり趣が異なるエンディングになっています。

ちょっと手間取りましたが,何とかM4「Al-Alå」後半のNewコンテは,とりあえず音を出して動けるレベルまではたどり着きました。
あとは,合宿以来,動いていないM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅),M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河),M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)の復習に取りかかります。
おっと,合宿で急いで読んだうえに3日間のオフが挟まったせいでしょうか。なかなかすんなりとはいかないようです。

ラスト=フォーメイションのコンテ。「Al Hajj」は巡礼の旅を描いているショウなので,ファーストヒットは「月」がモチーフになっています。砂漠の旅は灼熱の昼間を避けて夜にすることが多く,月の光は優しい導きの光だそうです。(イスラーム文化センターHPで勉強しました)
これに対して,カンパニーフロントは夜明けを表しているので,ラスト=フォーメイションは「太陽」がモチーフになっています。
それにしてもキレイに製本してありますね。

コンテ製本といえば,マーチング・ミュージック社が「マイドリ帳」という商品を出しています。Gryphonsでは購入していないのですが,A5サイズのバインダーを利用してコンテ用に使用している者はいます。
昨季は「弟」と大書してあったり(←現DMです)したものですが,今季はいろいろなバリエーションが出てきました。どうやらLow-Brass内のローカルな流行のようですが。
コンテをクリップで留めているだけだと,練習中にバサーッとばらまいてしまうこともあり,その度に練習がストップするので,できれば全員きちんと製本はして欲しいな,と思います。

体育館の外は,すでに陽が沈んで暗くなっています。猛暑もこの時間帯になるとさすがにやわらぎ,外から入ってくる風も,熱風から温風ぐらいになりました。
いつもの練習パターンよりも頻繁に休憩を入れながらも,何とかM1「Al-Isla」を復習するところまでは,計画通りに練習を進めることができました。

結局,今日のところは時間切れということでランスルーをあきらめ,各曲のコンテ習熟に徹することになりました。初ランスルーは明日へ持ち越しです。
『今日はとにかく暑かった。しんどくなる人も結構いたから,体調管理は気をつけようと思った。M4のラストまできて頭パニックやったけど,何回かやっている間に,だんだん慣れてきた。でも,まだ不安な所が何カ所かあるから家でしっかり復習していく!』

『コンテとかで出来ていないところがいっぱいあんのに体力がついてきてくれへん。体力も落ちてる気するし↓ もっと効率よく練習できるように研究する!! 明日は負けへん!』
いったい何に勝つつもりなのかは定かではありませんが,意欲はビンビン伝わってきますね。
体調に気をつけながら,明日こそ初ランスルーめざして,がんばりましょう!
ハチ北合宿(最終日)
2010-08-10
朝から夜までマーチング漬けのハチ北合宿。今年は天気に恵まれ,順調すぎるくらいにスケジュールを消化することが出来ました。成果はかなり得られたと思います。
ログの感想を読む限りでは,高校2年生たちは,「去年よりしんどかった」派と「余裕がある分,いろいろ考えて取り組めた」派に分かれますね。
高校1年生(&ルーキー諸氏)は,これが初めての合宿だったので,去年との比較ができません。
『1日目からだいぶ疲れて,4日も続けてられへんと思ったけど,意外とあっという間で,今となれば楽しかったなと思います。色んな意味で成長したなと感じました。』
練習しまくったなりに,成長の手応えは自分でも感じているようでした。

ログの感想を読む限りでは,高校2年生たちは,「去年よりしんどかった」派と「余裕がある分,いろいろ考えて取り組めた」派に分かれますね。
高校1年生(&ルーキー諸氏)は,これが初めての合宿だったので,去年との比較ができません。
『1日目からだいぶ疲れて,4日も続けてられへんと思ったけど,意外とあっという間で,今となれば楽しかったなと思います。色んな意味で成長したなと感じました。』
練習しまくったなりに,成長の手応えは自分でも感じているようでした。

合宿最終日のスケジュールを書いたホワイトボード。
今年は天候に関する懸念が全くないので,朝イチから人手を動員してPit.を屋根下まで降ろしておき,コンテ練の頭から合流する計画になっています。「遊び心はどこだ!」とネタを迫られたDM・Motokiことドラメガネくん,(開き直って?)語りに入ってますね。

はい,今日はBasicタイムを取材に回るヒマはありません。何とかコンテ練が始まるまでに,昨日の分の個人ログに目を通してしまわなければ・・・(^_^;)
大量の個人ログを捌くのも今日で一区切りかと思うと,少しホッとします。

さぁ,最後のコンテ練がスタート。
今さらですが,メンバーたちが音を集めているFocus Pointは,DM・Motokiの後方に立つ電柱に設定されています。上の太いアングルと,中程の電線のちょうど中間,というのが指定されたポイントです。
ちなみにTo The Box(ベルアップした状態)は,電柱後方の樹木の天辺となります。
フィールド全体を俯瞰するSTAFFは,更衣室(プレハブ)の階段を上がって2階入口前に陣取ります。

M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)は,オアシスの街を訪れると,人々が祭りの踊りを楽しそうに踊っている情景を描く予定です。
コンテ読みの段階では,こうして立っているだけのHr.ズたちも,いずれは多少なりともお祭りにきている人々を演じてもらうことになるでしょう。その節にはよろしくね。

M3「Al-Balad」の主役はBattery&Pit.に設定されています。いつもはHornLineの後方を動いていることが多いBatteryも,Pit.と合わせやすいよう(そして目立つように)前へ出てきます。All高校1年生で編成された今季のBass Drum隊も,短いながらもソロが一つ作られました。ほらほら,せっかくの見せ場なんだから,インターバル(左右の間隔)まできっちり決めていきましょう。

そして,今季もここまできました。M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の見せ場はやはりカンパニーフロント。「日本一のカンパニーを歩く」が目標に決まった直後だけに,メンバーたちもここでグッと表情が変わります。
合宿で読むコンテは,カンパニーラインになるところまでで終わっていて,肝心の一歩目を踏み出すことはないのですが,やはりカンパニーフロントを描くと,気持ちが高ぶるようです。

おや,Sub.DM・Ryousukeくん,コードにまみれて何してるん?
ほほぅ,メト&メガフォン・モバイル=モードNo.1,とな。たしかにメトをコントロールしながら,自由自在にBatteryの後ろにはりつけるよね。その左肩に2個ぶら下がってるのは,ひょっとしてフットスイッチか・・・(^_^;)
え? どうですって言われても・・・そ,そうだね,何事でもチャレンジする気持ちって大事だよね,うん。これからも効率の良い練習めざしてトライを続けていきましょう。うん,ぜひそうしましょう(^◇^;)

いよいよ合宿最後の全曲通しにチャレンジする時間。コンテがあるのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)からM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)のカンパニーまでなので,そこまでは動いて演奏します。M4後半からは,カンパニーラインのままで立奏することになります。
5日間合宿の全成果を出し切るための「全曲通し」なので,メンバーはちょっとフォーマルな気持ちになりますね。
Batteryにはシェル保護用にまいてあるカバーをはずして臨むよう,STAFF Hide兄より指示が出ました。気分だけでも大会本番モードです。

さらに今季初の「円陣」が登場。DM・Motokiくんにとって,初めての全曲通しですから,ここはしっかり決めたい,とのこと。多くの高校1年生たちにとっては初めての経験なので,円陣になるまで少し戸惑っていたようですが,ちょっぴりだけど「一人前になった感」も味わえたかもしれません?!
「気合い入れていくぞー!!」「おぉーーっ!」
決め方が不揃いなのは「初めて」だから,ということで・・・(^_^;)

合宿最後の,そしてコンテ入りして初めての「全曲通し」,ついにスタートです。
今年は5日間晴れまくっていたのですが,この頃から急速に雲が広がってきました。
まぁ,いいでしょう。あと20~30分間ほど天気が持ちこたえたら,合宿は晴れOnlyで終わりました!と胸を張って宣言できるはずですし・・・。

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)のラストシーン,大きなソロをもらった(押しつけられた?)のは高校2年生Piccolo担当のShippe。合宿中は微熱が続いて万全の体調ではなかったのですが,今日はしっかりソロを決めてくれました。
本人曰く『健康のありがたさとご飯を食べなかったら大変なことになるってことが,しっかり勉強できました。』
今季はソリストですから,昨年以上に体調管理(コンディションも含めて)をよろしくお願いしますね。

雨が降り出すこともなく,「全曲通し」は無事に終了。メンバーたちも,それなりの達成感は得られたようです。
『4泊5日,みんなと過ごして,みんなの知らなかった部分とかがいっぱい知れてよかったです。合宿の間でカンパニーまでコンテが来て,不安で覚えるのも大変だったけど,一応カンパニーまで通すことが出来てよかった。カンパニーは見てるだけですごく感動してたので,自分がやるってなって,すごく楽しみになりました。もっともっと練習して,練習面だけでなく,生活面でも“当たり前のことを当たり前にできるように”なって,Gryphonsのメンバー全員で「日本一のカンパニー」をめざしたいと思いました。』

昼食後に積み込み中,とつぜん激しい雨。今年ハチ北高原にきて初めて目にする雨粒ですね。
それでも長続きはせず,撤収と積み込みを終えてバスに向かう頃には止んでいます。
いよいよ猛暑の下界へ帰るとなると,ハチ北高原の涼しさが急に名残惜しくなってきました。

ロッヂあさひ・まつみやの皆さん総出で見送っていただきました。
今年も騒々しいメンバーの面倒をいろいろ見ていただき,ありがとうございました。来年までどうかお元気で!

『5日間で,けっこうコンテには慣れたと思う。今は,まだ,ついていくんでいっぱいいっぱいやけど,早くポイント覚えて練習が楽しいと思えるようになりたいな。曲も吹きたいし,動いているときのスタイルも,もっと気にしたいし・・・1こずつ確実にしていこう! あと,色んな人と仲良くなれた! 「他人のベストを信じる」は,まだ今はムリやけど,そうゆう関係になりたいな! 5日間ハードな練習頑張った自分をほめたい(笑)』
【本日の番外編】‥‥足湯の悦楽
バスを追いかけるようにハチ北を出発した顧問車。楽器と機材とバス酔いガールズを乗せ,ロッヂあさひから45分,道の駅ようか「但馬蔵」で最初の休憩を取りました。ここには誰でも入れる足湯があって,京都までの長旅に備えて英気を養うため,一休みするのが慣例となっています。
相当気持ちいい足湯なんですが,雨を引き連れて移動しているため,座面が少し濡れている状態。立ち湯ですかね,こりゃ。

そこへ突然襲いかかる激しい雨。しかし,ハギ先生は動じません。
スタスタと車に戻ったかと思うと傘を持って戻ってきました。何としてでも足湯を満喫するおつもりのようです。でも座面がさっきよりかなり濡れてますよ?!
「いやいや,こうしてタオルを敷けば大丈夫ですよ,ハハハ・・・」と余裕でジャボン!
おっとハギ先生!ズボンの裾まくってないっすよ! あ~あ,ちょっと濡れちゃいましたね。
写真は「いや~ぁ,失敗してしまいました(^_^)」と笑みを浮かべた後,悠々と足湯を嗜むハギ先生の勇姿?です。(ちなみに後方ではバス酔いガールズたちが笑い転げておりますが・・・)
最後の最後にマンガのようなネタをありがとうございました。

今年は天候に関する懸念が全くないので,朝イチから人手を動員してPit.を屋根下まで降ろしておき,コンテ練の頭から合流する計画になっています。「遊び心はどこだ!」とネタを迫られたDM・Motokiことドラメガネくん,(開き直って?)語りに入ってますね。

はい,今日はBasicタイムを取材に回るヒマはありません。何とかコンテ練が始まるまでに,昨日の分の個人ログに目を通してしまわなければ・・・(^_^;)
大量の個人ログを捌くのも今日で一区切りかと思うと,少しホッとします。

さぁ,最後のコンテ練がスタート。
今さらですが,メンバーたちが音を集めているFocus Pointは,DM・Motokiの後方に立つ電柱に設定されています。上の太いアングルと,中程の電線のちょうど中間,というのが指定されたポイントです。
ちなみにTo The Box(ベルアップした状態)は,電柱後方の樹木の天辺となります。
フィールド全体を俯瞰するSTAFFは,更衣室(プレハブ)の階段を上がって2階入口前に陣取ります。

M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)は,オアシスの街を訪れると,人々が祭りの踊りを楽しそうに踊っている情景を描く予定です。
コンテ読みの段階では,こうして立っているだけのHr.ズたちも,いずれは多少なりともお祭りにきている人々を演じてもらうことになるでしょう。その節にはよろしくね。

M3「Al-Balad」の主役はBattery&Pit.に設定されています。いつもはHornLineの後方を動いていることが多いBatteryも,Pit.と合わせやすいよう(そして目立つように)前へ出てきます。All高校1年生で編成された今季のBass Drum隊も,短いながらもソロが一つ作られました。ほらほら,せっかくの見せ場なんだから,インターバル(左右の間隔)まできっちり決めていきましょう。

そして,今季もここまできました。M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の見せ場はやはりカンパニーフロント。「日本一のカンパニーを歩く」が目標に決まった直後だけに,メンバーたちもここでグッと表情が変わります。
合宿で読むコンテは,カンパニーラインになるところまでで終わっていて,肝心の一歩目を踏み出すことはないのですが,やはりカンパニーフロントを描くと,気持ちが高ぶるようです。

おや,Sub.DM・Ryousukeくん,コードにまみれて何してるん?
ほほぅ,メト&メガフォン・モバイル=モードNo.1,とな。たしかにメトをコントロールしながら,自由自在にBatteryの後ろにはりつけるよね。その左肩に2個ぶら下がってるのは,ひょっとしてフットスイッチか・・・(^_^;)
え? どうですって言われても・・・そ,そうだね,何事でもチャレンジする気持ちって大事だよね,うん。これからも効率の良い練習めざしてトライを続けていきましょう。うん,ぜひそうしましょう(^◇^;)

いよいよ合宿最後の全曲通しにチャレンジする時間。コンテがあるのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)からM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)のカンパニーまでなので,そこまでは動いて演奏します。M4後半からは,カンパニーラインのままで立奏することになります。
5日間合宿の全成果を出し切るための「全曲通し」なので,メンバーはちょっとフォーマルな気持ちになりますね。
Batteryにはシェル保護用にまいてあるカバーをはずして臨むよう,STAFF Hide兄より指示が出ました。気分だけでも大会本番モードです。

さらに今季初の「円陣」が登場。DM・Motokiくんにとって,初めての全曲通しですから,ここはしっかり決めたい,とのこと。多くの高校1年生たちにとっては初めての経験なので,円陣になるまで少し戸惑っていたようですが,ちょっぴりだけど「一人前になった感」も味わえたかもしれません?!
「気合い入れていくぞー!!」「おぉーーっ!」
決め方が不揃いなのは「初めて」だから,ということで・・・(^_^;)

合宿最後の,そしてコンテ入りして初めての「全曲通し」,ついにスタートです。
今年は5日間晴れまくっていたのですが,この頃から急速に雲が広がってきました。
まぁ,いいでしょう。あと20~30分間ほど天気が持ちこたえたら,合宿は晴れOnlyで終わりました!と胸を張って宣言できるはずですし・・・。

M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)のラストシーン,大きなソロをもらった(押しつけられた?)のは高校2年生Piccolo担当のShippe。合宿中は微熱が続いて万全の体調ではなかったのですが,今日はしっかりソロを決めてくれました。
本人曰く『健康のありがたさとご飯を食べなかったら大変なことになるってことが,しっかり勉強できました。』
今季はソリストですから,昨年以上に体調管理(コンディションも含めて)をよろしくお願いしますね。

雨が降り出すこともなく,「全曲通し」は無事に終了。メンバーたちも,それなりの達成感は得られたようです。
『4泊5日,みんなと過ごして,みんなの知らなかった部分とかがいっぱい知れてよかったです。合宿の間でカンパニーまでコンテが来て,不安で覚えるのも大変だったけど,一応カンパニーまで通すことが出来てよかった。カンパニーは見てるだけですごく感動してたので,自分がやるってなって,すごく楽しみになりました。もっともっと練習して,練習面だけでなく,生活面でも“当たり前のことを当たり前にできるように”なって,Gryphonsのメンバー全員で「日本一のカンパニー」をめざしたいと思いました。』

昼食後に積み込み中,とつぜん激しい雨。今年ハチ北高原にきて初めて目にする雨粒ですね。
それでも長続きはせず,撤収と積み込みを終えてバスに向かう頃には止んでいます。
いよいよ猛暑の下界へ帰るとなると,ハチ北高原の涼しさが急に名残惜しくなってきました。

ロッヂあさひ・まつみやの皆さん総出で見送っていただきました。
今年も騒々しいメンバーの面倒をいろいろ見ていただき,ありがとうございました。来年までどうかお元気で!

『5日間で,けっこうコンテには慣れたと思う。今は,まだ,ついていくんでいっぱいいっぱいやけど,早くポイント覚えて練習が楽しいと思えるようになりたいな。曲も吹きたいし,動いているときのスタイルも,もっと気にしたいし・・・1こずつ確実にしていこう! あと,色んな人と仲良くなれた! 「他人のベストを信じる」は,まだ今はムリやけど,そうゆう関係になりたいな! 5日間ハードな練習頑張った自分をほめたい(笑)』
【本日の番外編】‥‥足湯の悦楽
バスを追いかけるようにハチ北を出発した顧問車。楽器と機材とバス酔いガールズを乗せ,ロッヂあさひから45分,道の駅ようか「但馬蔵」で最初の休憩を取りました。ここには誰でも入れる足湯があって,京都までの長旅に備えて英気を養うため,一休みするのが慣例となっています。
相当気持ちいい足湯なんですが,雨を引き連れて移動しているため,座面が少し濡れている状態。立ち湯ですかね,こりゃ。

そこへ突然襲いかかる激しい雨。しかし,ハギ先生は動じません。
スタスタと車に戻ったかと思うと傘を持って戻ってきました。何としてでも足湯を満喫するおつもりのようです。でも座面がさっきよりかなり濡れてますよ?!
「いやいや,こうしてタオルを敷けば大丈夫ですよ,ハハハ・・・」と余裕でジャボン!
おっとハギ先生!ズボンの裾まくってないっすよ! あ~あ,ちょっと濡れちゃいましたね。
写真は「いや~ぁ,失敗してしまいました(^_^)」と笑みを浮かべた後,悠々と足湯を嗜むハギ先生の勇姿?です。(ちなみに後方ではバス酔いガールズたちが笑い転げておりますが・・・)
最後の最後にマンガのようなネタをありがとうございました。

ハチ北合宿第四日(後編)
2010-08-09
合宿最後の夕食は,メンバー全員が楽しみにしている「納会」です。
ネタとその展開は毎年同じだし,メンバーは入れ替わっても騒いでいる情景そのものも毎年そっくりさんだし・・・。というわけで「今年こそは落とそう」と毎年思いつつ,撮ってしまった写真は活用したいから,という消極的な理由と,本番と練習以外の活動状況もネタとしては貴重では・・・という不純?な動機で今年も登場と相成りました。
DM・Motokiのホワイトボードにあるように「騒げ!叫べ!歌え!踊れ!!」の夕食風景です。

ネタとその展開は毎年同じだし,メンバーは入れ替わっても騒いでいる情景そのものも毎年そっくりさんだし・・・。というわけで「今年こそは落とそう」と毎年思いつつ,撮ってしまった写真は活用したいから,という消極的な理由と,本番と練習以外の活動状況もネタとしては貴重では・・・という不純?な動機で今年も登場と相成りました。
DM・Motokiのホワイトボードにあるように「騒げ!叫べ!歌え!踊れ!!」の夕食風景です。

この「納会」と称するバイキング方式の夕食は,ロッヂまつみやに宿泊している一般メンバーも合流して行われます。今夜だけは夜練もなく,夕食の後は花火大会も企画されております。
さぁ今年もロッヂあさひさんのご厚意により,ズラリとご馳走が並びました!
もちろん,始まる直前にフタを撤去していただくよう,しっかり打ち合わせは済ませてあります(^。^)
(フタを撤去しなければならない理由につきましては,2008年度合宿第四日をご参照下さい)

恒例の部長挨拶。第49代部長Yumiは,先代Mahoほどには緊張していなかったようで,あっさり挨拶をすませました。もちろん,部長の一言をメンバーがどこまで真剣に聞いていたかというと,この点は同じような感じでしょうね。大多数のメンバーにとって,この部長挨拶は,「よ~い,ドン!」の「よ~い」にあたる部分に過ぎないというのは,ほぼ間違いのないことでしょうから・・・(v_v)

「それでは,いただきま~す!」
部長のコールを号砲に,バイキングエリアに殺到する集団。ありがたいことに,今年もSTAFF席が別途設けられ,STAFF一同は,この生存競争に参加せずにすみました。
フタがないので,いくら飢えても取り皿をきちんと使うしかないやろう(^。^)
(_ _;)おいおい,お盆の上に取り皿並べて,はちょっとグレーゾーンじゃないでしょうか?!

日頃は庶務会計をビシバシ切り回すShippe。どうやらお目当ての食材はゲットできたようです。
そうか,よかったねぇ。練習の疲れなど吹っ飛んだみたいで・・・(^0^;)

それぞれがそれぞれの獲物を持ち帰り,会食スタート。ここからは多くを語る必要はなさそうです。
高校1年生なのにObamaがかなり大きな態度で目立っているここはBattery&Pit.人たちのコーナー。
一般メンバー2年目なのに奥ゆかしいKuwaじい君は隅の方でニコニコしております。

今季は高校生がメインとなるLow-Brass席。年令幅が狭いだけに,団結力でハーモニーをしっかり聞かせてもらいたいものです。

こちらはTubaが多く集まっているな。Kantarouくん,いい笑顔です。楽しんでますか?

このシチュエーションでGuardチームの面々が楽しんでいないわけはありません。
やぁ,お疲れさん。あと半日あるからがんばろうね。

性格はともかく,この状況の中では比較的おとなしい印象のWoodたち。Gayくんは首を左右に振るだけで2枚の写真にしっかり入っていますね。周囲の女子軍団に押されがちで何となく派手なことから一線を引いているようなところがあるGayくんですが,さすがはSax.を自分の楽器に選んだだけのことはあるのかもしれません。

あれだけ並んでいたご馳走の群れが,あらかたメンバーたちの胃袋内に納まった頃合いで,「出し物」と称されるアトラクションが始まります。
まずは今季STAFFのTokuパイとWadacchi,そしてSub.DM・RyousukeとTubaのFuyukiくんによるアンサンブル。そういえば朝6:00頃からTubaの音が聞こえていましたっけ。

高校生諸君は練習についていくだけで精一杯なためか,この「出し物」まで回す余力はないようです。出てくるのは一般メンバーばかり,というのもどうかとは思いますが,さすがに彼らは経験値が高い分,こうしたことに割く気力は十分残っています。
昨年,好評を博した「野菜の気持ち」
メンバーを若干入れ替えてのリバイバル公演です。


そして納会の出し物といえば,もはや「定番」と言っていいでしょう。団長Chusuke氏のアコースティック・ライブ。
昨季までコンビを組んでいた先代DM・N兄は,仕事の都合により今季は下界暮らしをしているため,ワンマンでの演奏となりました。
曲はもちろん「ボクとカルピス」で決まりです。

ご馳走を全て胃袋に納めてしまうと,お風呂タイムと並行しながらの花火大会。今年もJR二条駅前の某にこにこやで,段ボール箱満杯に大人買いしてきました。
今年の担当係は,やや地味な花火がお好みのようで,打ち上げ花火よりも手持ちの花火が多かったように記憶しています。
今夜はお風呂と花火でお終い,夜練はなしです。合宿最後の夜をみんな楽しんで下さい。



「騒げ!叫べ!歌え!踊れ!!」というキャッチフレーズの割には,おとなしい印象が残る今季の納会。みんなそれぞれのペースで楽しんでいました。
さて,合宿も明日午前中で終了。猛暑の下界へ帰ることになります。涼しいハチ北高原での最後の練習,有意義なものにするためにも,夜更かしは程々に!
【本日の番外編】‥‥血筋?!
花火大会を尻目に一般メンバーは麓のハチ北温泉湯治の郷へ。今夜は何か面白いものがおいてありました。着用するマッサージ機,だそうです。試供品のようなので,さっそくDM・Motokiが試してみました。ご感想は?
「マッサージというより,ちょっと締めつけられる感じで・・・」
なるほど,ではネタに1枚・・・おっと良い表情ですねぇ~,マッサージされている感バッチリやで。でも一昨年に兄が似たようなネタをしていることを覚えてるかな?
やはり血筋は争えないようです(^^)

さぁ今年もロッヂあさひさんのご厚意により,ズラリとご馳走が並びました!
もちろん,始まる直前にフタを撤去していただくよう,しっかり打ち合わせは済ませてあります(^。^)
(フタを撤去しなければならない理由につきましては,2008年度合宿第四日をご参照下さい)

恒例の部長挨拶。第49代部長Yumiは,先代Mahoほどには緊張していなかったようで,あっさり挨拶をすませました。もちろん,部長の一言をメンバーがどこまで真剣に聞いていたかというと,この点は同じような感じでしょうね。大多数のメンバーにとって,この部長挨拶は,「よ~い,ドン!」の「よ~い」にあたる部分に過ぎないというのは,ほぼ間違いのないことでしょうから・・・(v_v)

「それでは,いただきま~す!」
部長のコールを号砲に,バイキングエリアに殺到する集団。ありがたいことに,今年もSTAFF席が別途設けられ,STAFF一同は,この生存競争に参加せずにすみました。
フタがないので,いくら飢えても取り皿をきちんと使うしかないやろう(^。^)
(_ _;)おいおい,お盆の上に取り皿並べて,はちょっとグレーゾーンじゃないでしょうか?!

日頃は庶務会計をビシバシ切り回すShippe。どうやらお目当ての食材はゲットできたようです。
そうか,よかったねぇ。練習の疲れなど吹っ飛んだみたいで・・・(^0^;)

それぞれがそれぞれの獲物を持ち帰り,会食スタート。ここからは多くを語る必要はなさそうです。
高校1年生なのにObamaがかなり大きな態度で目立っているここはBattery&Pit.人たちのコーナー。
一般メンバー2年目なのに奥ゆかしいKuwaじい君は隅の方でニコニコしております。

今季は高校生がメインとなるLow-Brass席。年令幅が狭いだけに,団結力でハーモニーをしっかり聞かせてもらいたいものです。

こちらはTubaが多く集まっているな。Kantarouくん,いい笑顔です。楽しんでますか?

このシチュエーションでGuardチームの面々が楽しんでいないわけはありません。
やぁ,お疲れさん。あと半日あるからがんばろうね。

性格はともかく,この状況の中では比較的おとなしい印象のWoodたち。Gayくんは首を左右に振るだけで2枚の写真にしっかり入っていますね。周囲の女子軍団に押されがちで何となく派手なことから一線を引いているようなところがあるGayくんですが,さすがはSax.を自分の楽器に選んだだけのことはあるのかもしれません。

あれだけ並んでいたご馳走の群れが,あらかたメンバーたちの胃袋内に納まった頃合いで,「出し物」と称されるアトラクションが始まります。
まずは今季STAFFのTokuパイとWadacchi,そしてSub.DM・RyousukeとTubaのFuyukiくんによるアンサンブル。そういえば朝6:00頃からTubaの音が聞こえていましたっけ。

高校生諸君は練習についていくだけで精一杯なためか,この「出し物」まで回す余力はないようです。出てくるのは一般メンバーばかり,というのもどうかとは思いますが,さすがに彼らは経験値が高い分,こうしたことに割く気力は十分残っています。
昨年,好評を博した「野菜の気持ち」
メンバーを若干入れ替えてのリバイバル公演です。


そして納会の出し物といえば,もはや「定番」と言っていいでしょう。団長Chusuke氏のアコースティック・ライブ。
昨季までコンビを組んでいた先代DM・N兄は,仕事の都合により今季は下界暮らしをしているため,ワンマンでの演奏となりました。
曲はもちろん「ボクとカルピス」で決まりです。

ご馳走を全て胃袋に納めてしまうと,お風呂タイムと並行しながらの花火大会。今年もJR二条駅前の某にこにこやで,段ボール箱満杯に大人買いしてきました。
今年の担当係は,やや地味な花火がお好みのようで,打ち上げ花火よりも手持ちの花火が多かったように記憶しています。
今夜はお風呂と花火でお終い,夜練はなしです。合宿最後の夜をみんな楽しんで下さい。



「騒げ!叫べ!歌え!踊れ!!」というキャッチフレーズの割には,おとなしい印象が残る今季の納会。みんなそれぞれのペースで楽しんでいました。
さて,合宿も明日午前中で終了。猛暑の下界へ帰ることになります。涼しいハチ北高原での最後の練習,有意義なものにするためにも,夜更かしは程々に!
【本日の番外編】‥‥血筋?!
花火大会を尻目に一般メンバーは麓のハチ北温泉湯治の郷へ。今夜は何か面白いものがおいてありました。着用するマッサージ機,だそうです。試供品のようなので,さっそくDM・Motokiが試してみました。ご感想は?
「マッサージというより,ちょっと締めつけられる感じで・・・」
なるほど,ではネタに1枚・・・おっと良い表情ですねぇ~,マッサージされている感バッチリやで。でも一昨年に兄が似たようなネタをしていることを覚えてるかな?
やはり血筋は争えないようです(^^)

ハチ北合宿(第四日/前編)
2010-08-09
一般メンバー下山組が,下界で職場や学校へ向かっているのと同じ頃,ここハチ北高原では合宿四日目の練習が始まっています。
今年の合宿はとにかく晴れまくっています。そのため,高校2年生たちは経験値が上がっているはずなのに「今年の合宿は去年よりずっとしんどい・・・」と不思議がっています。去年は雨バージョンばかりでコンテ練の時間が平年の半分強でしたからね。これが本来のGryコンテ合宿のペースだったはずです。
たしかにしんどいけど,伸びもその分大きいはずなので,あと1.5日,がんばっていきましょう!

今年の合宿はとにかく晴れまくっています。そのため,高校2年生たちは経験値が上がっているはずなのに「今年の合宿は去年よりずっとしんどい・・・」と不思議がっています。去年は雨バージョンばかりでコンテ練の時間が平年の半分強でしたからね。これが本来のGryコンテ合宿のペースだったはずです。
たしかにしんどいけど,伸びもその分大きいはずなので,あと1.5日,がんばっていきましょう!

朝食後,ドヤドヤとメンバーたちが出ていく喧騒が収まり,静けさを取り戻したロビーで始まるのはPit.人たちの板打ち。
Pit.はマーチングバンドで唯一,コンテを動かないPART。そのため,トレーニングもMM(基本動作練)もほとんど縁がない人たちです。でも叩くための腕関係のトレーニングは日々しっかりと積んでいます。
メトロノームに合わせてひたすらイスを叩き続ける,この板打ちも,他PARTの人間がおもしろ半分で挑戦したら,腕が筋肉痛になることはおそらく間違いないでしょう。

いっちゃ~く第1コースFuyukiくん。にちゃ~く第6コースBacchoくん。・・・おっとこれは駆けっこじゃなく,MM(基本動作練)のジャズランだった(^_^;)
このメニューに取り組んで一ヶ月近くですが,5m4歩は未だ個人差が埋まらないようです。本来ならば全員同着,もとい横一線でポイントに達していなければなりません。ベルもあちこち好きな方向ではなく,前方に固定されていなければなりません。まぁ,まずはポイントまでしっかりたどり着くことが先決。
がんばれTubaたち!

おぉ!Cl.たちはけっこう横一線をKeepして動けています。身長差がかなりあるPARTなんですが,よく合わせています。ウンウン,爪先から地面に付くところもだいたいできていますね。ほんのかすかにテンポの取り方がずれていますが,この時期なら大したものです。この調子でがんばりましょう。

テント支柱には,今日もDM・Motoki謹製のホワイトボードが掲げられています。最近,彼は「ドラメガネ」を自称しているのですが,やはり兄のような心和むネタ,じゃなくて遊び心が欲しい・・・。たとえば「ランチはまずいのでこれからはLunchと表記します(カット付)」に匹敵するような・・・。たしかに納会のところだけ,少しはっちゃけていますが,それ以外はハート1つだけではね~。

午前中のネタが少ないのは,個人的に「合宿個人ログ」で午前がほとんど終わるため,取材ができないのが原因です。
この合宿個人ログは,今年から始めました。一人一人が合宿中に「今日気付いたこと」「明日やろうと思ったこと」各3項目ずつ,加えて一日の感想を書く日誌のようなものです。一日に書くスペースはB6(ハガキより少し大きめ)ですが,読んでコメントする方は全部で90枚以上・・・(T.T)

自分で企画したから自業自得とはいうものの,これはかなり大変な作業になりました。(ほんの少しだけ激しく後悔)
二日目からはBatteryとPit.はハギ先生とO先生に引き受けてもらいましたが,焼け石に水,かも・・・。
明日,合宿最終日は午前中だけで練習終了。ということはBasicタイムを取材できる機会は今日しかないかもしれない,とあわてて撮影に回った次第です。
Woodは直射日光を避けてテント下で行っています。

Batteryは,道路を挟んで向かい側の駐車場にポイントを設営して,PART練をしています。MMもBattery単独で,ここを使ってやっているようです。すみません,何せまだ昨日のログが半分残ってるため,駆け足取材なものでm(_ _)m

午後イチの音練タイム。今日はロビーでHornLineとPit.の合同セクション練習となっています。一般メンバー下山組の分だけ,スペースに余裕が持てるから?
昨年までは午後イチの定番がHornLine&Pit.合奏でしたから,そうではありません。たまたま,今年は曲作りの段取りとして,合奏が今日にずれ込んだから,というのが理由でした。

だから,昼食後に屋根下で叩きまくるBattery,というのも実は一番見慣れている光景。
一般メンバーの比率が高いスネアドラムは,一瞬だけ高校生3人になってしまいましたが,一般メンバーでありながら平日の方に都合が付いたKuwaじい君が合流しました。
Kuwaじい,お疲れ。ところでコンテは今日にM4カンパニーまで行くから,がんばってね(^。^)
先週末に欠席したKuwaじい君は,合宿1.5日でM1ヒットからM4カンパニーまでを読んで動く,という難題が待っています。

お! ティンパニがセンターとっている!
Pit.のティンパニってフィールドに向かって左端が定位置のはずでしたよね?! ハギ先生,これはいったいどういう理由で?
はぁ,アラビア系のリズムをもっとアピールしたいので中央に持ってきたらどう聞こえるか,テストというわけですか。Pit.の見え方がかなり変わっておもしろいと思いますよ(^。^)
見え方はどうでもいい? もちろんそうなんですけど・・・(^0^;)。
でもよかったねTiharu,センター取れて。景色が新鮮? そりゃぁそうでしょうね(^^)

とはいえ,Tiharuも嬉しがってばかりはいられません。センターにティンパニを持ってきた効果をいろいろと確認するハギ先生,休憩になってもあれこれトライを繰り返します。
「う~~ん・・・ちょっとジングル感が足りひんかなぁ・・・」
ツカツカとBatteryへ歩み寄り,ジングルスティックを借り上げてきました。
「試しにこれでタンバリン叩いてみてくれるかな? はい,5,6,7,8!」
♪シャン,シャシャシャン,シャン,シャシャシャン
「う~~~んん・・・」
まだまだ悩みは尽きないようです。

現在,コンテ練を進めているM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)に,今のところ出番がない高校1年生Guardたち。BatteryがPARTで使っている隣の駐車場でMMに取り組んでいます。
Guardはあまり本格的にMMをしてこなかったのですが,8日にコンテ読みを見ていたGuard STAFFのYucchi姉さんが,あまりの体たらくに業を煮やし,Takapikoくんに厳命して下山したそうです。
「せめてちゃんと5mを8歩で歩くくらいまでは合宿中に指導しといて!」
写真では分かりにくいですが,歩いている足元には62.5cm間隔でクリップが置いてあります。

私事で恐縮ですが,実は合宿直前にデジカメを買い換えました。これが10倍ズームが付いている機種でして,この性能を駆使してGry的日常に新機軸を付け加えられないかと,あれこれ模索しております。
たとえば,これなんかどうでしょう?
休憩中にシンバルの音色に陶酔するハギ先生の図,とか。本当は叩き方のレクチャー風景なんですが,ここまでアップにするといろいろと工夫できそうな・・・そういうわけで【本日の番外編】も試作品(お遊びともいう)です(^0^;)

一日の締めくくりは,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)から,今日読んだばかりのM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)までの全曲通し。コンテがあるのはカンパニーまでなので,その後の部分はそのままの位置での立奏です。
おぉすごいな。さすがKuwaじい君,1シーズンの経験は伊達ではありません。1日で一緒に叩いて動けるなんて,昨年なら有り得なかったですよね?

『今日は声を出してテンション上げていけた。常に,今の自分の100%をKeepできるように声だしてテンション上げていきたい。やっぱり吹いて歩けるようになると楽しいし,うれしかったから,もっと楽しい練習になるようにどんどん成果を上げていきたい。』
『M1~M4カンパニーまで通した。1年生も吹きながら動ける所が結構あるみたいやから,1年生にとっても合宿はいっぱい成長できたなと思いました。』
『カンパニーまで読めてうれしかった! M1~M4までの通しはミス無しでできたのでよかった! 明日も元気にがんばろう!』
いよいよ合宿も明日まで!
【本日の番外編】‥‥戯曲「Batteryと体操」全一幕
── ハチ北合宿。コンテ練の休憩中である。フィールド後方にはBatteryが置いたままになっている。
── メンバーの大半はテントに戻って休憩中であるが,マルチテナーを担当するChusukeとTakizawaは後方にいる。
Chuusuke(唐突に叫ぶ)「Battery体操第1~用ぅー意っ,始めっ!」
Takizawa(少し驚きながら)「へ?何すか? なんで体操なんかするんすか?」
── 居合わせたO先生はニコニコと見守るが積極的に参加はしない。

Chuusuke(元気よく)「はいっ いち! にぃ! いち! にぃ!」
Takizawa(少しやけくそ気味に)「さん! しぃ! さん! しぃ!」

── フィールド前方のテント下で高校1年生3人が休憩している。
Gay(投げやり気味に)「この暑いのに何か元気なことやってるで~」
Kantarou(ため息とともに)「四日目やのに,力,あり余ってんのやなぁ」
── 同じBatteryのObama,関わり合いを避けたいのか,視線をそむけたままである。
Obama「ゴクっゴクっごっくん・・・」

── 体操はますます激しさを増す。コンテを一人復習中のAyumi,かけ声に気づく。
Ayumi(独り言で)「あの人ら休憩中やのに何してるんやろ? そんな体力あったらコンテ復習したらええのに・・・」(視線は少し冷たく,蔑むように)

── テント下から,Obama以外のBD隊4名が駆けよってきて合流する。
4名(口々に)「きゃーっ」「私らも~!」「はーい一緒にやりま~す!」
Chuusuke(ますます張り切って)「はいっ いち! にぃ! いち! にぃ!」
Takizawa+4名(元気よく)「さん! しぃ! さん! しぃ!」
── O先生,相変わらずニコニコと見守りつつ,自分は傍観者を貫く

── 盛り上がる体操を無視してAyumiは黙々とコンテを復習している。
Ayumi(独り言で)「今晩納会もあるのに体力勝負なんか付き合えへんわ。見んとこ,見んとこ。え~と,私の次のポイントは,と。」

── 突如,メガフォンを通したDM・Motokiの声が響き渡る。
「それでは始めまぁす。M3頭の位置に行って下さぁ~い!」
── ようやくコンテ練が再開する。しかし誰も体操のことは触れない・・・。
(影の声)あれっオチはどこっ?オチはっ?
注:この作品はフィクションであり,実在するいかなる団体及び個人とも関係ありません。
Pit.はマーチングバンドで唯一,コンテを動かないPART。そのため,トレーニングもMM(基本動作練)もほとんど縁がない人たちです。でも叩くための腕関係のトレーニングは日々しっかりと積んでいます。
メトロノームに合わせてひたすらイスを叩き続ける,この板打ちも,他PARTの人間がおもしろ半分で挑戦したら,腕が筋肉痛になることはおそらく間違いないでしょう。

いっちゃ~く第1コースFuyukiくん。にちゃ~く第6コースBacchoくん。・・・おっとこれは駆けっこじゃなく,MM(基本動作練)のジャズランだった(^_^;)
このメニューに取り組んで一ヶ月近くですが,5m4歩は未だ個人差が埋まらないようです。本来ならば全員同着,もとい横一線でポイントに達していなければなりません。ベルもあちこち好きな方向ではなく,前方に固定されていなければなりません。まぁ,まずはポイントまでしっかりたどり着くことが先決。
がんばれTubaたち!

おぉ!Cl.たちはけっこう横一線をKeepして動けています。身長差がかなりあるPARTなんですが,よく合わせています。ウンウン,爪先から地面に付くところもだいたいできていますね。ほんのかすかにテンポの取り方がずれていますが,この時期なら大したものです。この調子でがんばりましょう。

テント支柱には,今日もDM・Motoki謹製のホワイトボードが掲げられています。最近,彼は「ドラメガネ」を自称しているのですが,やはり兄のような心和むネタ,じゃなくて遊び心が欲しい・・・。たとえば「ランチはまずいのでこれからはLunchと表記します(カット付)」に匹敵するような・・・。たしかに納会のところだけ,少しはっちゃけていますが,それ以外はハート1つだけではね~。

午前中のネタが少ないのは,個人的に「合宿個人ログ」で午前がほとんど終わるため,取材ができないのが原因です。
この合宿個人ログは,今年から始めました。一人一人が合宿中に「今日気付いたこと」「明日やろうと思ったこと」各3項目ずつ,加えて一日の感想を書く日誌のようなものです。一日に書くスペースはB6(ハガキより少し大きめ)ですが,読んでコメントする方は全部で90枚以上・・・(T.T)

自分で企画したから自業自得とはいうものの,これはかなり大変な作業になりました。(ほんの少しだけ激しく後悔)
二日目からはBatteryとPit.はハギ先生とO先生に引き受けてもらいましたが,焼け石に水,かも・・・。
明日,合宿最終日は午前中だけで練習終了。ということはBasicタイムを取材できる機会は今日しかないかもしれない,とあわてて撮影に回った次第です。
Woodは直射日光を避けてテント下で行っています。

Batteryは,道路を挟んで向かい側の駐車場にポイントを設営して,PART練をしています。MMもBattery単独で,ここを使ってやっているようです。すみません,何せまだ昨日のログが半分残ってるため,駆け足取材なものでm(_ _)m

午後イチの音練タイム。今日はロビーでHornLineとPit.の合同セクション練習となっています。一般メンバー下山組の分だけ,スペースに余裕が持てるから?
昨年までは午後イチの定番がHornLine&Pit.合奏でしたから,そうではありません。たまたま,今年は曲作りの段取りとして,合奏が今日にずれ込んだから,というのが理由でした。

だから,昼食後に屋根下で叩きまくるBattery,というのも実は一番見慣れている光景。
一般メンバーの比率が高いスネアドラムは,一瞬だけ高校生3人になってしまいましたが,一般メンバーでありながら平日の方に都合が付いたKuwaじい君が合流しました。
Kuwaじい,お疲れ。ところでコンテは今日にM4カンパニーまで行くから,がんばってね(^。^)
先週末に欠席したKuwaじい君は,合宿1.5日でM1ヒットからM4カンパニーまでを読んで動く,という難題が待っています。

お! ティンパニがセンターとっている!
Pit.のティンパニってフィールドに向かって左端が定位置のはずでしたよね?! ハギ先生,これはいったいどういう理由で?
はぁ,アラビア系のリズムをもっとアピールしたいので中央に持ってきたらどう聞こえるか,テストというわけですか。Pit.の見え方がかなり変わっておもしろいと思いますよ(^。^)
見え方はどうでもいい? もちろんそうなんですけど・・・(^0^;)。
でもよかったねTiharu,センター取れて。景色が新鮮? そりゃぁそうでしょうね(^^)

とはいえ,Tiharuも嬉しがってばかりはいられません。センターにティンパニを持ってきた効果をいろいろと確認するハギ先生,休憩になってもあれこれトライを繰り返します。
「う~~ん・・・ちょっとジングル感が足りひんかなぁ・・・」
ツカツカとBatteryへ歩み寄り,ジングルスティックを借り上げてきました。
「試しにこれでタンバリン叩いてみてくれるかな? はい,5,6,7,8!」
♪シャン,シャシャシャン,シャン,シャシャシャン
「う~~~んん・・・」
まだまだ悩みは尽きないようです。

現在,コンテ練を進めているM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)に,今のところ出番がない高校1年生Guardたち。BatteryがPARTで使っている隣の駐車場でMMに取り組んでいます。
Guardはあまり本格的にMMをしてこなかったのですが,8日にコンテ読みを見ていたGuard STAFFのYucchi姉さんが,あまりの体たらくに業を煮やし,Takapikoくんに厳命して下山したそうです。
「せめてちゃんと5mを8歩で歩くくらいまでは合宿中に指導しといて!」
写真では分かりにくいですが,歩いている足元には62.5cm間隔でクリップが置いてあります。

私事で恐縮ですが,実は合宿直前にデジカメを買い換えました。これが10倍ズームが付いている機種でして,この性能を駆使してGry的日常に新機軸を付け加えられないかと,あれこれ模索しております。
たとえば,これなんかどうでしょう?
休憩中にシンバルの音色に陶酔するハギ先生の図,とか。本当は叩き方のレクチャー風景なんですが,ここまでアップにするといろいろと工夫できそうな・・・そういうわけで【本日の番外編】も試作品(お遊びともいう)です(^0^;)

一日の締めくくりは,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)から,今日読んだばかりのM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)までの全曲通し。コンテがあるのはカンパニーまでなので,その後の部分はそのままの位置での立奏です。
おぉすごいな。さすがKuwaじい君,1シーズンの経験は伊達ではありません。1日で一緒に叩いて動けるなんて,昨年なら有り得なかったですよね?

『今日は声を出してテンション上げていけた。常に,今の自分の100%をKeepできるように声だしてテンション上げていきたい。やっぱり吹いて歩けるようになると楽しいし,うれしかったから,もっと楽しい練習になるようにどんどん成果を上げていきたい。』
『M1~M4カンパニーまで通した。1年生も吹きながら動ける所が結構あるみたいやから,1年生にとっても合宿はいっぱい成長できたなと思いました。』
『カンパニーまで読めてうれしかった! M1~M4までの通しはミス無しでできたのでよかった! 明日も元気にがんばろう!』
いよいよ合宿も明日まで!
【本日の番外編】‥‥戯曲「Batteryと体操」全一幕
── ハチ北合宿。コンテ練の休憩中である。フィールド後方にはBatteryが置いたままになっている。
── メンバーの大半はテントに戻って休憩中であるが,マルチテナーを担当するChusukeとTakizawaは後方にいる。
Chuusuke(唐突に叫ぶ)「Battery体操第1~用ぅー意っ,始めっ!」
Takizawa(少し驚きながら)「へ?何すか? なんで体操なんかするんすか?」
── 居合わせたO先生はニコニコと見守るが積極的に参加はしない。

Chuusuke(元気よく)「はいっ いち! にぃ! いち! にぃ!」
Takizawa(少しやけくそ気味に)「さん! しぃ! さん! しぃ!」

── フィールド前方のテント下で高校1年生3人が休憩している。
Gay(投げやり気味に)「この暑いのに何か元気なことやってるで~」
Kantarou(ため息とともに)「四日目やのに,力,あり余ってんのやなぁ」
── 同じBatteryのObama,関わり合いを避けたいのか,視線をそむけたままである。
Obama「ゴクっゴクっごっくん・・・」

── 体操はますます激しさを増す。コンテを一人復習中のAyumi,かけ声に気づく。
Ayumi(独り言で)「あの人ら休憩中やのに何してるんやろ? そんな体力あったらコンテ復習したらええのに・・・」(視線は少し冷たく,蔑むように)

── テント下から,Obama以外のBD隊4名が駆けよってきて合流する。
4名(口々に)「きゃーっ」「私らも~!」「はーい一緒にやりま~す!」
Chuusuke(ますます張り切って)「はいっ いち! にぃ! いち! にぃ!」
Takizawa+4名(元気よく)「さん! しぃ! さん! しぃ!」
── O先生,相変わらずニコニコと見守りつつ,自分は傍観者を貫く

── 盛り上がる体操を無視してAyumiは黙々とコンテを復習している。
Ayumi(独り言で)「今晩納会もあるのに体力勝負なんか付き合えへんわ。見んとこ,見んとこ。え~と,私の次のポイントは,と。」

── 突如,メガフォンを通したDM・Motokiの声が響き渡る。
「それでは始めまぁす。M3頭の位置に行って下さぁ~い!」
── ようやくコンテ練が再開する。しかし誰も体操のことは触れない・・・。
(影の声)あれっオチはどこっ?オチはっ?
注:この作品はフィクションであり,実在するいかなる団体及び個人とも関係ありません。
ハチ北合宿(第三日)
2010-08-08
合宿も三日目に入り,元気いっぱいの高校生たちにも,そろそろ慣れない集団生活や練習の疲れが蓄積されてくる頃合いです。その一方で,Marchingしかすることがない(できない?)日々が続くにつれ,技術面でも行動面でもグッと伸び始めるメンバーも増えてきました。(←本人はあまり自覚していないかもしれませんが)
一般メンバーが練習に参加してほぼフルバンド体制で練習できるのは,今日で最後となります。どんどん成果を積み重ねていきましょう!

一般メンバーが練習に参加してほぼフルバンド体制で練習できるのは,今日で最後となります。どんどん成果を積み重ねていきましょう!

今季は,ロッヂあさひの朝食終わり間際,ホワイトボードを抱えたDM・Motokiがロビーに現れるのが日常風景となりました。朝食を済ませた高校生たちに今日の練習メニューを案内し,ホワイトボードを掲示していきます。(コンテ練になるとフィールドへ運ばれてテント支柱にぶら下がります)
昨日のミーティングで決まった「目標」がさっそくデカデカと書き込まれていますね。

M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)コンテ(カンパニーフロントまで)を送信した旨,デザイナーM先生から携帯メールに連絡がありました。ファイルを受信するために山を降りて45分,e-mobileのエリアとなっている八鹿市街までやって来ました。
折良く某ホームセンターがあったので,駐車場の片隅をちょっとお借りし,無事に受信成功です。

ロッヂあさひに戻ると,ちょうど昼食タイム。昼食だけはロッヂまつみやに宿泊している一般メンバーも,ロッヂあさひで一緒に食べるのが伝統。大人数バンドでメンバー相互のコミュニケーションを図る目的から,昼食の席割りは抽選で決まるのも伝統です。
STAFFを含めて130人の大昼食会。今日のメニューはドライカレーです。

昼食後には,後片付けもそこそこに,昨日の練習最後にM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)~M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)を通した時に撮影したビデオが上映されました。昼間なので,照明を消しても少し見づらいですが,自分たちが演じている「Al Hajj」がどんな風に見えているのか,みんな興味津々です。

例によって午後一番は,一番気温が高い時間帯ということで音関連のメニューとなります。今日もロビーはHornLineセクション合奏となりました。Pit.は昨日と同じ屋根下,Batteryはフィールドのテント下,となります。

合奏~コンテ練の前半,顧問部屋では午前中に受信してきたM4「Al-Alå」コンテのプリントアウトに追われます。顧問は今年も究極の職住接近(約30cm)生活を過ごしている合宿ですが,A4用紙に2図プリント×120枚,これを全9図分プリントするには約75分かかります。
プリンターが旧式のせいか,それとも紙が湿気っているのか,両端が丸まってうまく用紙が重なりません。出てきた紙をバサバサ撒き散らすため,プリンターに付きっきり・・・というかプリンターの下請け?状態となります。

プリントアウトが終わってコンテ練に合流。今日も夕立の心配は一切いらなさそうな良い天気です。
メンバーの負担を鑑み,今日中に無理にでもM4「Al-Alå」を読むことは断念することになりました。
今夜も宿泊するメンバーには,夜に配布して明日までに予習してもらい,今夕に下山する一般メンバーには「お土産」として持って帰ってもらうことにします。

「今日の日除け大賞」は文句なしでPit.Hirokoさんに決定いたしました!
その格好で不用意に銀行へ入ったら,間違いなく通報モノですね(^^)
惜しむらくは腕の日除けが考慮されていないことです。ここも完璧なら史上最高点?をマークできたかもしれません。

鍵盤の陰に不審人物を発見!
君,君,そんなところでいったい何をしとるんだね?! あ~ん?
「ははは・・・,いえ,STAFFとして見るのに後ろの人が邪魔かなぁ~?なんて・・・それに意外とここよく見えるんですよね~(^0^;)」
そうかもしれませんがTakapikoくん,もう少しやり方は選んだ方が・・・(^_^;)

順調に練習が進んだので,今日の最後には「ほぼフルバンド体制での練習」の集大成として,M1「Al-Isla」~M3「Al-Balad」の3曲を通してみることになりました。まだメトのクリック音を外せる状態ではありませんし,アップテンポ部分も160が関の山。
1曲ごとにショウを停め,次の曲を頭の中で整理する時間を作りつつ通していきます。
コンテを読んで二日目,メンバーたちは大変よくがんばっているといえますが,“ランスルー”と呼ぶには少し苦しいでしょうか。

『M1~M3通した! なんとかついていけたけど必死やし,スタイルもぐちゃぐちゃ(>_<) 色々いっぱいいっぱいで,すぐネガティヴになってく(>_<) でもM3の最後の図に立ったとき,めっちゃうれしかったし,まだまだ形になってないかもやけど本間にうれしかった!』
『M1・2・3通しましたぁ。初M1~M3ランスルー。あとでビデオ見たらM1のC’はきこえたけど,M3のWoodフィーチャー☆Pitに負けてて,なーんもきこえませんでした(>_<)!!! くーやーしーいー もっと響かすっっ』

練習終了後の集合で「下山組は18:45まつみや前集合!」との連絡がありました。
見送りのために行ってみたら,練習が終わったとたんスイッチが切れたのか,荷造りが手間取ったのか,しばらく経ってようやく集合完了。この脚の痒みをどうしてくれる・・・(-_-;)
気を取り直して恒例の記念写真を1枚。
あれっ??やけに静かだと思ったら,こういう時に一番にぎやかなK田くんはどこ?

京都まで皆さんとお供いたしますドライバーは,昨季TubaメンバーのNorio氏。勤め先が中京圏へと異動したため,今季はサポーター?として時々Gryphonsを手伝ってくれています。今回は観光バスをチャーターするほど一般メンバー土日組がいない,という話を耳にして,マイクロバスの手配とドライバーを担当してくれました。
ありがとうございます! Norioさん,お疲れ様です。道中,気をつけて!

ロッヂあさひ&まつみやさんからも,見送りに駆けつけて下さいました。
今年もありがとうございました!お元気で!
「それでは出発いたしま~す。」
あ,K田くんは後輩の介抱を手伝ってくれていたようでした。
「も一回写真!写真撮ろ!」と叫んでいましたが,皆に取り押さえられたようです。


22:00からのミーティングで合宿第三日も無事に終了。夜のロビーでは,いつものようにO先生を囲んでBatteryたちの暗譜大会が始まりました。
練習台を叩く音をBGMに,Carry隊長Yuukiとハギ先生は14日(土)体育館練習Carry表を検討中。合宿後は三日間のオフが入るため,帰校後の搬入時に体育館へ輸送するものとしないものに分けて教室に集積することとなり,仕分け作業の段取りを打ち合わせます。
Brass STAFFのTokuパイとWadacchiは,ハーモニー作りのための理論をどう説明するかを協議していました。

一般メンバーの大部分が下山しましたが,今年は高校生の比率が多いため,コンテの穴は例年よりかなり少なそうです。明日はいよいよ今日配布したM4「Al-Alå」を読みにかかります。
寝る前にコンテの予習をしておきましょう。
しかし,合宿も終盤にさしかかり,だんだん疲れもたまりつつあるはずなので,無理はしないで睡眠はしっかり取りましょう。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様のお成り~☆
「ふわわぁ~・・・朝早かっただけに,なんとも眠いのぅ」
Yuuto様におかせられましては,此度は京よりわざわざのお運び,まことに畏れ入ります。ただいまセクション合奏中でござります。
「ん,そのようじゃの。苦しゅうない,そのまま進めさせい」
ははっ ありがたきお言葉。

「どうも物足りん演奏じゃな。だいたいリズム感がなっておらんわ。打楽器はおらんのか?」
申し訳ございません。鍵盤と太鼓どもは,ただいま,別の場所でセクション練習をいたしておりまして・・・。
「よい。儂が手本を見せてとらせようぞ。ほれ!こうじゃ,このようにな。」
もったいのうございます。ありがたき幸せ!

「ついでに申すとな,鍵盤のメロディもこのようにな・・・」
ははっ,直々の御指導,まことに恐縮に存じます。

昨日のミーティングで決まった「目標」がさっそくデカデカと書き込まれていますね。

M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)コンテ(カンパニーフロントまで)を送信した旨,デザイナーM先生から携帯メールに連絡がありました。ファイルを受信するために山を降りて45分,e-mobileのエリアとなっている八鹿市街までやって来ました。
折良く某ホームセンターがあったので,駐車場の片隅をちょっとお借りし,無事に受信成功です。

ロッヂあさひに戻ると,ちょうど昼食タイム。昼食だけはロッヂまつみやに宿泊している一般メンバーも,ロッヂあさひで一緒に食べるのが伝統。大人数バンドでメンバー相互のコミュニケーションを図る目的から,昼食の席割りは抽選で決まるのも伝統です。
STAFFを含めて130人の大昼食会。今日のメニューはドライカレーです。

昼食後には,後片付けもそこそこに,昨日の練習最後にM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)~M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)を通した時に撮影したビデオが上映されました。昼間なので,照明を消しても少し見づらいですが,自分たちが演じている「Al Hajj」がどんな風に見えているのか,みんな興味津々です。

例によって午後一番は,一番気温が高い時間帯ということで音関連のメニューとなります。今日もロビーはHornLineセクション合奏となりました。Pit.は昨日と同じ屋根下,Batteryはフィールドのテント下,となります。

合奏~コンテ練の前半,顧問部屋では午前中に受信してきたM4「Al-Alå」コンテのプリントアウトに追われます。顧問は今年も究極の職住接近(約30cm)生活を過ごしている合宿ですが,A4用紙に2図プリント×120枚,これを全9図分プリントするには約75分かかります。
プリンターが旧式のせいか,それとも紙が湿気っているのか,両端が丸まってうまく用紙が重なりません。出てきた紙をバサバサ撒き散らすため,プリンターに付きっきり・・・というかプリンターの下請け?状態となります。

プリントアウトが終わってコンテ練に合流。今日も夕立の心配は一切いらなさそうな良い天気です。
メンバーの負担を鑑み,今日中に無理にでもM4「Al-Alå」を読むことは断念することになりました。
今夜も宿泊するメンバーには,夜に配布して明日までに予習してもらい,今夕に下山する一般メンバーには「お土産」として持って帰ってもらうことにします。

「今日の日除け大賞」は文句なしでPit.Hirokoさんに決定いたしました!
その格好で不用意に銀行へ入ったら,間違いなく通報モノですね(^^)
惜しむらくは腕の日除けが考慮されていないことです。ここも完璧なら史上最高点?をマークできたかもしれません。

鍵盤の陰に不審人物を発見!
君,君,そんなところでいったい何をしとるんだね?! あ~ん?
「ははは・・・,いえ,STAFFとして見るのに後ろの人が邪魔かなぁ~?なんて・・・それに意外とここよく見えるんですよね~(^0^;)」
そうかもしれませんがTakapikoくん,もう少しやり方は選んだ方が・・・(^_^;)

順調に練習が進んだので,今日の最後には「ほぼフルバンド体制での練習」の集大成として,M1「Al-Isla」~M3「Al-Balad」の3曲を通してみることになりました。まだメトのクリック音を外せる状態ではありませんし,アップテンポ部分も160が関の山。
1曲ごとにショウを停め,次の曲を頭の中で整理する時間を作りつつ通していきます。
コンテを読んで二日目,メンバーたちは大変よくがんばっているといえますが,“ランスルー”と呼ぶには少し苦しいでしょうか。

『M1~M3通した! なんとかついていけたけど必死やし,スタイルもぐちゃぐちゃ(>_<) 色々いっぱいいっぱいで,すぐネガティヴになってく(>_<) でもM3の最後の図に立ったとき,めっちゃうれしかったし,まだまだ形になってないかもやけど本間にうれしかった!』
『M1・2・3通しましたぁ。初M1~M3ランスルー。あとでビデオ見たらM1のC’はきこえたけど,M3のWoodフィーチャー☆Pitに負けてて,なーんもきこえませんでした(>_<)!!! くーやーしーいー もっと響かすっっ』

練習終了後の集合で「下山組は18:45まつみや前集合!」との連絡がありました。
見送りのために行ってみたら,練習が終わったとたんスイッチが切れたのか,荷造りが手間取ったのか,しばらく経ってようやく集合完了。この脚の痒みをどうしてくれる・・・(-_-;)
気を取り直して恒例の記念写真を1枚。
あれっ??やけに静かだと思ったら,こういう時に一番にぎやかなK田くんはどこ?

京都まで皆さんとお供いたしますドライバーは,昨季TubaメンバーのNorio氏。勤め先が中京圏へと異動したため,今季はサポーター?として時々Gryphonsを手伝ってくれています。今回は観光バスをチャーターするほど一般メンバー土日組がいない,という話を耳にして,マイクロバスの手配とドライバーを担当してくれました。
ありがとうございます! Norioさん,お疲れ様です。道中,気をつけて!

ロッヂあさひ&まつみやさんからも,見送りに駆けつけて下さいました。
今年もありがとうございました!お元気で!
「それでは出発いたしま~す。」
あ,K田くんは後輩の介抱を手伝ってくれていたようでした。
「も一回写真!写真撮ろ!」と叫んでいましたが,皆に取り押さえられたようです。


22:00からのミーティングで合宿第三日も無事に終了。夜のロビーでは,いつものようにO先生を囲んでBatteryたちの暗譜大会が始まりました。
練習台を叩く音をBGMに,Carry隊長Yuukiとハギ先生は14日(土)体育館練習Carry表を検討中。合宿後は三日間のオフが入るため,帰校後の搬入時に体育館へ輸送するものとしないものに分けて教室に集積することとなり,仕分け作業の段取りを打ち合わせます。
Brass STAFFのTokuパイとWadacchiは,ハーモニー作りのための理論をどう説明するかを協議していました。

一般メンバーの大部分が下山しましたが,今年は高校生の比率が多いため,コンテの穴は例年よりかなり少なそうです。明日はいよいよ今日配布したM4「Al-Alå」を読みにかかります。
寝る前にコンテの予習をしておきましょう。
しかし,合宿も終盤にさしかかり,だんだん疲れもたまりつつあるはずなので,無理はしないで睡眠はしっかり取りましょう。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様のお成り~☆
「ふわわぁ~・・・朝早かっただけに,なんとも眠いのぅ」
Yuuto様におかせられましては,此度は京よりわざわざのお運び,まことに畏れ入ります。ただいまセクション合奏中でござります。
「ん,そのようじゃの。苦しゅうない,そのまま進めさせい」
ははっ ありがたきお言葉。

「どうも物足りん演奏じゃな。だいたいリズム感がなっておらんわ。打楽器はおらんのか?」
申し訳ございません。鍵盤と太鼓どもは,ただいま,別の場所でセクション練習をいたしておりまして・・・。
「よい。儂が手本を見せてとらせようぞ。ほれ!こうじゃ,このようにな。」
もったいのうございます。ありがたき幸せ!

「ついでに申すとな,鍵盤のメロディもこのようにな・・・」
ははっ,直々の御指導,まことに恐縮に存じます。

ハチ北合宿(第二日)
2010-08-07
雨ばかりでヤキモキした昨年とは異なり,今日も好天に恵まれ,夏空が広がります。
今朝5:30集合で京都を出発した一般メンバーも無事に練習に合流。こうして土日の二日間,ほぼフルバンド体制での練習です。今年は天候に恵まれている分,この二日間でどこまでコンテ読みが進められるかは,メンバー&STAFF次第ということになります。
帽子と水分を忘れずに,しっかり眠って,しっかり食べて,がんばっていきましょう!

今朝5:30集合で京都を出発した一般メンバーも無事に練習に合流。こうして土日の二日間,ほぼフルバンド体制での練習です。今年は天候に恵まれている分,この二日間でどこまでコンテ読みが進められるかは,メンバー&STAFF次第ということになります。
帽子と水分を忘れずに,しっかり眠って,しっかり食べて,がんばっていきましょう!

合宿の朝は6:30に轟きわたる「おはよう太鼓」で始まります。
最初の朝ということだからでしょうか?
いつものBatteryセットに加えてPit.からダラブッカや風鑼(フェンルオ)まで動員した豪華メンバーでの公演ですね。

7:00からの朝食を済ませた後,すぐに練習が始まります。体育館ではお馴染みのホワイトボード,今年はハチ北高原にもご登場。DM・Motokiの太々とした文字も見慣れてきました。大きな時計が添えてあるのは,「時間守れよ!」ともう一度念押ししている感がありますね(^_^;)

初日に読んだM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)は,既に読んだ者が演奏して動き,今朝から合宿に合流した一般メンバーが一緒に動きながら読む,という形でコンテ読み終了。
今日のメインはM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)のコンテ読みです。フルバンド体制は今日明日の二日間なので,最低でもこの2曲は吹いて動ける状態まで持っていきたいというのが目標です。

今日のコンテ読みを仕切るのは,STAFF・Kikuちゃん,サポートがDM・Motokiの体制。それにしても良い天気になりました。雲がほとんど見あたらない青空です。

M3「Al-Balad」ではほとんど出番がないGuard高校1年生たち。コンテ読みの時間帯は,トールフラッグのBasicに充てられます。指導をするのは今季はGuard STAFFとして活躍してくれているTakapikoくん。

昼食を挟んで,午後にはセクション単位の音の時間を設けます。高原とはいっても,やはり真っ昼間の時間帯は避けておこうという考えです。(Guardは空いているフィールドを使って自分たちのポジション確認をしていますが・・・)
HornLineはロビーでセクション合奏,Pit.は屋外の屋根下で曲練,Batteryはフィールドのテント下でPART練と分かれました。
なんでハギ号が後部ドア開けてあんなとこに停めてあるんやろ?と思ったら,ハギ先生用の日除けのようですね(^0^;)


ん! いつのまにかダラブッカが鍵盤楽器から生えていませんか?
へぇぇ~こんなスタンドが製造されているんですか~(..;)
アラビア民族楽器がどんどん増えるでしょう,とハギ先生から伺った時には,今年はニョキニョキ楽器が生えない年なんだろうと考えたのは甘かったようです。こんなスタンドって年間にどんだけ売れるものなのか,想像もつきません。もしかして,アラブ圏では一家に1個くらいはあるもんでしょうか?
ジングルスティックもそうですが,世の中には変わった(需要がそんなにあるとは思えない)モノを作っている会社があるんですねぇ・・・。

午後の後半からPit.人たちが大移動を開始。ハギ号&たかはし号である程度はピストン輸送をしますが,積み込みの人手がコンテ読み中なので,転がせる楽器はできるだけ転がしてくる方が能率がよいと判断されたようです。

雨にたたられた昨季,Pit.人たちはほとんど室内練習でしたが,今季は早々とフィールド練に参加できました。高校生がほとんどを占めるため,ハギ先生的には「後ろから聞こえるバンドの音にできるだけ慣れさせたい」のだそうです。だから「この天気ならサッサとあげてしまいます」となりました。
そう,もし,今日これから夕立が襲ってきたら,ピットの中に強力な「雨女」がいる,ということが確定するでしょう(^。^)

Pit.譜が確定するまでの間は,ハギ先生の最大の関心事はHornLine・BatteryとPit.とのバランス。後ろで動いているコンテ練にはとりあえずタッチせず,Pit.に張りついています。マレットやスティックの変更を指示したり,奏法そのものに注文をつけたりと大忙し。数少ない一般メンバーMarimoにも,ダラブッカの奏法をレクチャーしています。

今日中にM3「Al-Balad」を吹いて動いてしまいたいところでしたが,いろいろと手間取ってしまい,今日は読み終わったところで終了することになりました。明日はM1「Al-Isla」からM3「Al-Balad」までを吹いて動くことをめざします。
明日の練習終了後に下山する一般メンバーには,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)はお土産として持ち帰ってもらい,実際に読むのは次の週末になると思われます。

例年,合宿では一般メンバーはお隣のロッヂまつみやで,高校生はロッヂあさひに宿泊することになっています。朝食・夕食はそれぞれのロッジで摂ります。今日のメニューはすき焼きですね。
とりあえず,今年も目を覆うような惨状は見あたらず,何とか真っ当といえる範囲で,調理&食事が進んでいるようです。

2軒のロッヂの風呂では,時間内にシフトを回しきることが大変なので,一般メンバーから希望者を募って約1.5kmの山道を下り,麓の温泉街にあるハチ北温泉「湯治の郷」へ通います。毎年,お世話になっているので,受付の職員さんとも顔なじみになってしまいました。
今年は京都から一般メンバーを乗せてきたマイクロバス1台に銭湯組全員が乗車。旅行社勤めという職業柄か,それとも性分なのか,バスに乗るとK田くんはマイクを握らずにはいられないようです。
「皆さま,狭い車内,短い道中ではございますが,ごゆっくりおくつろぎ下さいませ」

汗を流してサッパリしたところで,恒例の銭湯組記念写真。K田くんはここでもあれやこれやと指図して愛用の一眼レフでパシャパシャと撮影しています。それに便乗してこちらも一枚。
はい,次こっちで撮るよ~,せぇーのぉーでぇ・・・カシャ!

銭湯組も2コマ目からは夜練に合流,今日も一日のスケジュールは無事に終了しました。
その後はミーティングが入ります。今夜はメンバー全員でのミーティングからスタート。議題は昨夜に予備協議をしていた,
1. 「技術向上」を掲げて進めている現在のスケジュール方針についての中間評価,
2. 技術を向上させて自分たちGryphonsは何をめざすのか,
の2点。特に2番目の項目は,全員で「目標」を共有するためにかなり時間を割きました。
いかにもGryメンバーらしいと思いますが,Gryphonsの目標は「日本一のカンパニー」に決まりました。
ちなみに不変の活動目的は,「感動できるショウをみんなで作り上げる」こと。当然ですが,これは議題候補にすらあがりません。

その後,セクション単位に分かれてのミーティングに移ります。ロビーでそのまま話し合うのはHornLineたち。
「日本一のカンパニー」とは何か?
個人的にもチーム全体としても技術的・音楽的クォリティを高めるのはもちろん,最後にカンパニーフロントを一歩踏み出すまでの過程の全て,“このメンバーと共にしか踏み出せない一歩”であるために培うメンバーシップとチームワークなど,何もかもを含めて日本一の「一歩」を作り上げること,ということで今夜は終わりました。
これからは,何が日本一なのか,自分は日本一のカンパニーを歩くために何をするべきか,メンバー全員が自分に問いかけ続けることが求められます。
『今までのGryで私は見てる側で,特にエリザベートとか「いけーっ!!」てゆわはってから何かひきつけられるように見入ってた。そんな風に観客の人に感動を与えられるようなカンパニーにしたい。正直めっちゃ不安やけど,これから毎日目標立てて練習する。』

ミーティング終了後のロビーは合宿夜のいつもの風景。明日の予定決めをするSTAFF。明日のメニューを打ち合わせるストリー会議。Settingのお二人はどうやら明日の昼食の座席配置を検討中のようです。会議がない人も思い思いに夜を過ごします。一般ルーキーのYousuke氏は,愛器を黙々と整備していました。

ふだんは練習メニューに追われ,活動の根源に関わるようなことを全員で話し合う機会は,なかなか設けられません。合宿の夜の使い方としては,とても有意義なミーティングだったと思います。
『今日のミーティングでこれからのGryをどんな感じでするのかを考えて,そのためには自分がどんな事をすればいいのかを考えて,新しい目標が自分の中やGry全体でも考えられたので,これからはその目標に向かって全力でつき進みます。私は吹ける! 私は日本一のカンパニーを歩く!』
【本日の番外編】‥‥早う起きなはれ!
「おはよう太鼓」は,朝早くてもきちんとウォームアップを済ませてから実施されています。
「よっしゃ~,そろそろいくでぇー」
「先輩,オバマがいません!」
「どこ行っとんや?」
「まだ寝てるんちゃいますか~?」
「なに~っ! 早う言わんかいな,それ!」

かくしてオバマこと高校1年生Atsushiくんは風鑼(フェンルオ)に寝込みを襲われることとなりました。
『クワァア~~ン!』
「ぬわぁ!」
巻き添えになった同室男子諸君には申し訳ないですが,朝イチからのネタ提供,感謝感激ですm(_ _)m

最初の朝ということだからでしょうか?
いつものBatteryセットに加えてPit.からダラブッカや風鑼(フェンルオ)まで動員した豪華メンバーでの公演ですね。

7:00からの朝食を済ませた後,すぐに練習が始まります。体育館ではお馴染みのホワイトボード,今年はハチ北高原にもご登場。DM・Motokiの太々とした文字も見慣れてきました。大きな時計が添えてあるのは,「時間守れよ!」ともう一度念押ししている感がありますね(^_^;)

初日に読んだM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)は,既に読んだ者が演奏して動き,今朝から合宿に合流した一般メンバーが一緒に動きながら読む,という形でコンテ読み終了。
今日のメインはM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)のコンテ読みです。フルバンド体制は今日明日の二日間なので,最低でもこの2曲は吹いて動ける状態まで持っていきたいというのが目標です。

今日のコンテ読みを仕切るのは,STAFF・Kikuちゃん,サポートがDM・Motokiの体制。それにしても良い天気になりました。雲がほとんど見あたらない青空です。

M3「Al-Balad」ではほとんど出番がないGuard高校1年生たち。コンテ読みの時間帯は,トールフラッグのBasicに充てられます。指導をするのは今季はGuard STAFFとして活躍してくれているTakapikoくん。

昼食を挟んで,午後にはセクション単位の音の時間を設けます。高原とはいっても,やはり真っ昼間の時間帯は避けておこうという考えです。(Guardは空いているフィールドを使って自分たちのポジション確認をしていますが・・・)
HornLineはロビーでセクション合奏,Pit.は屋外の屋根下で曲練,Batteryはフィールドのテント下でPART練と分かれました。
なんでハギ号が後部ドア開けてあんなとこに停めてあるんやろ?と思ったら,ハギ先生用の日除けのようですね(^0^;)


ん! いつのまにかダラブッカが鍵盤楽器から生えていませんか?
へぇぇ~こんなスタンドが製造されているんですか~(..;)
アラビア民族楽器がどんどん増えるでしょう,とハギ先生から伺った時には,今年はニョキニョキ楽器が生えない年なんだろうと考えたのは甘かったようです。こんなスタンドって年間にどんだけ売れるものなのか,想像もつきません。もしかして,アラブ圏では一家に1個くらいはあるもんでしょうか?
ジングルスティックもそうですが,世の中には変わった(需要がそんなにあるとは思えない)モノを作っている会社があるんですねぇ・・・。

午後の後半からPit.人たちが大移動を開始。ハギ号&たかはし号である程度はピストン輸送をしますが,積み込みの人手がコンテ読み中なので,転がせる楽器はできるだけ転がしてくる方が能率がよいと判断されたようです。

雨にたたられた昨季,Pit.人たちはほとんど室内練習でしたが,今季は早々とフィールド練に参加できました。高校生がほとんどを占めるため,ハギ先生的には「後ろから聞こえるバンドの音にできるだけ慣れさせたい」のだそうです。だから「この天気ならサッサとあげてしまいます」となりました。
そう,もし,今日これから夕立が襲ってきたら,ピットの中に強力な「雨女」がいる,ということが確定するでしょう(^。^)

Pit.譜が確定するまでの間は,ハギ先生の最大の関心事はHornLine・BatteryとPit.とのバランス。後ろで動いているコンテ練にはとりあえずタッチせず,Pit.に張りついています。マレットやスティックの変更を指示したり,奏法そのものに注文をつけたりと大忙し。数少ない一般メンバーMarimoにも,ダラブッカの奏法をレクチャーしています。

今日中にM3「Al-Balad」を吹いて動いてしまいたいところでしたが,いろいろと手間取ってしまい,今日は読み終わったところで終了することになりました。明日はM1「Al-Isla」からM3「Al-Balad」までを吹いて動くことをめざします。
明日の練習終了後に下山する一般メンバーには,M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)はお土産として持ち帰ってもらい,実際に読むのは次の週末になると思われます。

例年,合宿では一般メンバーはお隣のロッヂまつみやで,高校生はロッヂあさひに宿泊することになっています。朝食・夕食はそれぞれのロッジで摂ります。今日のメニューはすき焼きですね。
とりあえず,今年も目を覆うような惨状は見あたらず,何とか真っ当といえる範囲で,調理&食事が進んでいるようです。

2軒のロッヂの風呂では,時間内にシフトを回しきることが大変なので,一般メンバーから希望者を募って約1.5kmの山道を下り,麓の温泉街にあるハチ北温泉「湯治の郷」へ通います。毎年,お世話になっているので,受付の職員さんとも顔なじみになってしまいました。
今年は京都から一般メンバーを乗せてきたマイクロバス1台に銭湯組全員が乗車。旅行社勤めという職業柄か,それとも性分なのか,バスに乗るとK田くんはマイクを握らずにはいられないようです。
「皆さま,狭い車内,短い道中ではございますが,ごゆっくりおくつろぎ下さいませ」

汗を流してサッパリしたところで,恒例の銭湯組記念写真。K田くんはここでもあれやこれやと指図して愛用の一眼レフでパシャパシャと撮影しています。それに便乗してこちらも一枚。
はい,次こっちで撮るよ~,せぇーのぉーでぇ・・・カシャ!

銭湯組も2コマ目からは夜練に合流,今日も一日のスケジュールは無事に終了しました。
その後はミーティングが入ります。今夜はメンバー全員でのミーティングからスタート。議題は昨夜に予備協議をしていた,
1. 「技術向上」を掲げて進めている現在のスケジュール方針についての中間評価,
2. 技術を向上させて自分たちGryphonsは何をめざすのか,
の2点。特に2番目の項目は,全員で「目標」を共有するためにかなり時間を割きました。
いかにもGryメンバーらしいと思いますが,Gryphonsの目標は「日本一のカンパニー」に決まりました。
ちなみに不変の活動目的は,「感動できるショウをみんなで作り上げる」こと。当然ですが,これは議題候補にすらあがりません。

その後,セクション単位に分かれてのミーティングに移ります。ロビーでそのまま話し合うのはHornLineたち。
「日本一のカンパニー」とは何か?
個人的にもチーム全体としても技術的・音楽的クォリティを高めるのはもちろん,最後にカンパニーフロントを一歩踏み出すまでの過程の全て,“このメンバーと共にしか踏み出せない一歩”であるために培うメンバーシップとチームワークなど,何もかもを含めて日本一の「一歩」を作り上げること,ということで今夜は終わりました。
これからは,何が日本一なのか,自分は日本一のカンパニーを歩くために何をするべきか,メンバー全員が自分に問いかけ続けることが求められます。
『今までのGryで私は見てる側で,特にエリザベートとか「いけーっ!!」てゆわはってから何かひきつけられるように見入ってた。そんな風に観客の人に感動を与えられるようなカンパニーにしたい。正直めっちゃ不安やけど,これから毎日目標立てて練習する。』

ミーティング終了後のロビーは合宿夜のいつもの風景。明日の予定決めをするSTAFF。明日のメニューを打ち合わせるストリー会議。Settingのお二人はどうやら明日の昼食の座席配置を検討中のようです。会議がない人も思い思いに夜を過ごします。一般ルーキーのYousuke氏は,愛器を黙々と整備していました。

ふだんは練習メニューに追われ,活動の根源に関わるようなことを全員で話し合う機会は,なかなか設けられません。合宿の夜の使い方としては,とても有意義なミーティングだったと思います。
『今日のミーティングでこれからのGryをどんな感じでするのかを考えて,そのためには自分がどんな事をすればいいのかを考えて,新しい目標が自分の中やGry全体でも考えられたので,これからはその目標に向かって全力でつき進みます。私は吹ける! 私は日本一のカンパニーを歩く!』
【本日の番外編】‥‥早う起きなはれ!
「おはよう太鼓」は,朝早くてもきちんとウォームアップを済ませてから実施されています。
「よっしゃ~,そろそろいくでぇー」
「先輩,オバマがいません!」
「どこ行っとんや?」
「まだ寝てるんちゃいますか~?」
「なに~っ! 早う言わんかいな,それ!」

かくしてオバマこと高校1年生Atsushiくんは風鑼(フェンルオ)に寝込みを襲われることとなりました。
『クワァア~~ン!』
「ぬわぁ!」
巻き添えになった同室男子諸君には申し訳ないですが,朝イチからのネタ提供,感謝感激ですm(_ _)m

ハチ北合宿(第一日)
2010-08-06
いよいよ今年も合宿が始まりました。猛暑に襲われている下界を離れ,爽やかな(はず?!)高原で過ごすMarching三昧(というか練習の嵐?)の五日間。
この合宿の目的は,第一にコンテ読みを進めること。第二に,生活を共にすることによってメンバー相互のコミュニケーションを図り,チームワークの土台を固めること。
五日間,お世話になるのは今季もハチ北高原・ロッジあさひ。今季も朝から晩まで騒々しい一団を,皆さんで温かく迎えて下さいました。

この合宿の目的は,第一にコンテ読みを進めること。第二に,生活を共にすることによってメンバー相互のコミュニケーションを図り,チームワークの土台を固めること。
五日間,お世話になるのは今季もハチ北高原・ロッジあさひ。今季も朝から晩まで騒々しい一団を,皆さんで温かく迎えて下さいました。

バス2台に分乗して一路ハチ北高原をめざします。途中の休憩は定番の「やまがたや」で。もう1回休憩が予定されていますが,ふだんメンバーたちが慣れ親しんでいるコンビニはここで五日間のお別れとなります。一番に駆け込んできたのは副部長を務めるGuard・Maya。
うわ,バス今着いたばかりやろ?! えっらい早いな~(^_^;)
「はいっ!速攻で走ってきました(笑)」
バスの出発時間を守らせる立場上,レジが混むことを予想してのダッシュだったようです。駐車場なので出入りする車には気をつけてね。

13:20頃,ほぼ予定通りの時間にロッヂあさひへ到着。楽器搬入が始まります。
国道9号線では36℃が表示されており,この日お隣の鳥取県では38.4℃が記録されたそうですが,ここは爽やかな風が吹いています。

「今年も五日間よろしくお願いします!」
楽器と荷物を運び終えると,まずはロッヂあさひの皆さんにご挨拶。さぁ,朝から晩までMarching漬けの合宿スタートです。

各自が持参した昼食を済ませた後,さっそく練習準備に取りかかります。Pit.人たちは解体・梱包して輸送されてきた大型鍵盤楽器の組み立て作業。少し前に共鳴管などの清掃作業は済ませているので,今日は組み立てるだけになります。まだ慣れていない高校1年生たちには,2年生がどんどん指示。

Pit.人が組み立てる一方では,出発前にプリントアウトしてきたM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)最後のつなぎ部分4図,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)全10図,そしてM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)全21図が配布されています。
この五日間の練習で,M1~M3までの全曲と後ほど送信されてくる予定のM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)前半部を吹いて動けるようになる。これが合宿の目標となります。

14:30からの練習開始に備え,マーカー隊は14:10からフィールドのポイント設営に取りかかります。ロッヂあさひから徒歩1分,スキー客のための駐車場が合宿中の練習会場。下地がコンクリート舗装のため,ポイントは布ガムテープを使用しています。
写真で見ると,太陽が照りつけていかにも暑そうですが,湿度が低いせいでしょうか,心地よい爽やかな風が吹いていて,「高原」効果はバッチリです。

いつもは猛暑と闘いながら,校門前などで練習しているGuardチームも,今日は快適な環境でのBasic。
『今日は1日目やけど,環境が変わってもメニューはいっしょやし,これから5日間頑張ろうと思いました。今日言われたことは明日言われないように,今日の夜に確認しておくようにする。』


そしてコンテ練開始。まず先週大山崎で読んだM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半部分をサラッと復習します。続いてM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)への“つなぎ”部分のコンテから,Newコンテ読みを始めます。

M2「Al-Nahl」は大河の情景を描いたバラード。コンテも河をイメージした流れるような絵になっています。今日はごく短時間だったこともあり,楽器をつけずにM2を動いたところでコンテ練が終わりました。
『M2きましたー!!! 河やから停まらずに流れるように動くんと,最後の右前から崩れるのはM2―☆って感じでめっちゃすてきです(^o^)』

合宿の練習は午後だけでは終わりません。夕食後はお風呂タイム&夜練。50分3コマで同じPARTもしくはセクションで2コマ練習1コマお風呂になるようにシフトが組まれています。Pit.楽器移動が難しい関係で,ロビーはBattery&Pit.合同のPercussionセクションになるのは今季も同じです。

夜のフィールドではTrumpetのロングトーンが響いています。他のTp.メンバーはまだお風呂後の休憩時間でしょうか。マンツーマンの特訓というには,ノンビリした印象でしたが・・・。

Low-Brassは後半のチャンクでセクションを組みました。水田を挟んだ道路に一つだけ灯った街灯があるので,真っ暗というわけではありませんが,楽譜を見ることは難しい明るさ,メニューは音色を中心とした基礎練となります。指導するのは今季Low-Brass STAFFのTokuパイ。
『今日M2を読んだ。そして今日も時間について注意されてしまった・・・。当たり前のこととまとめてはダメだが,当たり前のことができていない。・・・5日間でなおせること,やれることをPARTでできるようになったらいいな!ってか,なる!』

22:00からはMeeting。今夜は1階大部屋2つで,1年生・2年生が分かれてのミーティング。
今年の1年生は,人数的にGryphons2010のほぼ半数を占める大集団。それだけにお互いのコミュニケーションを積極的に作っていかないとバラバラのままでシーズンが終わりそうです。
というわけで,今夜は自己紹介ならぬPART対抗名前当てクイズ大会,だそうです。一人ずつ胸に番号を貼り付け,順番に立っていきます。他の1年生たちは手持ちの紙にフルネームを記入していき,最後にPARTごとに集計して正解率を競うという趣向。名前と顔を一致させることはコミュニケーションの第一歩ですから,良い企画ですね。

隣の部屋では,昨年はホンワカしたミーティングを楽しんでいた2年生たちが,じっくりシビアな話し合い。上級生になると合宿の目標とか,今シーズンの課題と目標とか,真剣な協議が続いたようです。

不思議なことに空いてしまったロビーでは,初日から合宿に参加している数少ない一般メンバーとSTAFFによるミーティング。こちらでは明日夜のGry全体ミーティングに備えた予備協議が議題となっています。「技術向上」を掲げて進めている現在のスケジュール方針について,3ヵ月分の状況を検討しての中間評価,そして向上した技術(あくまで予定ですが)を用いて,自分たちGryphonsは何をめざすのか。チーム全員の最大公約数となる「目標」を一言の分かりやすい言葉にできないか?が話し合われました。

Meeting終了後は自由時間となります。寝たい人が眠れるよう,22:00以降は楽器の音出しはしないこと,部屋ではしゃべらないこと,が合宿マナーとなっています。
Batteryたちは練習台を使って恒例の暗譜大会開始。合宿が終わるまでに全曲暗譜を目標に,毎晩がんばることになります。暗譜大会を主催するのは新鋭O先生。巷の噂によるとハギ先生よりはまだ優しい(甘い?)とか・・・。

Batteryたちの暗譜大会を横目に,Pit.人たちはマレットの毛糸まき。これも合宿夜の風物詩ですね。今年の高校1年生たちは手先が器用な人たちなんでしょうか? 見ている限りでは淡々と作業が進んでいるようです。

こちらは合宿夜の恒例となっているストリー会議。明日のMMメニューが議題です。
手前のテーブルでは顧問と部長・副部長4名による「総務会議」も行われています。撮影している当事者はその会議中に「ちょっと待ってね」とあちこちネタを取材してまわっております。というわけで,仕方ないとはいえ,いつも総務会議だけは写真がありません。

『初日,M2はじめはすごく焦ったけど,大体覚えれた。明日までには完璧にM1・M2覚えれるようにしたいです。カウントは大きく正確に言うようにする☆ 明日も頑張ります。』
明朝5:30出発で一般メンバー主力が山へ上がってきて,合宿もフルバンド体制になります。コンテ読みもエンジン全開です。復習は程々にして,まずはしっかり睡眠を取りましょう!
うわ,バス今着いたばかりやろ?! えっらい早いな~(^_^;)
「はいっ!速攻で走ってきました(笑)」
バスの出発時間を守らせる立場上,レジが混むことを予想してのダッシュだったようです。駐車場なので出入りする車には気をつけてね。

13:20頃,ほぼ予定通りの時間にロッヂあさひへ到着。楽器搬入が始まります。
国道9号線では36℃が表示されており,この日お隣の鳥取県では38.4℃が記録されたそうですが,ここは爽やかな風が吹いています。

「今年も五日間よろしくお願いします!」
楽器と荷物を運び終えると,まずはロッヂあさひの皆さんにご挨拶。さぁ,朝から晩までMarching漬けの合宿スタートです。

各自が持参した昼食を済ませた後,さっそく練習準備に取りかかります。Pit.人たちは解体・梱包して輸送されてきた大型鍵盤楽器の組み立て作業。少し前に共鳴管などの清掃作業は済ませているので,今日は組み立てるだけになります。まだ慣れていない高校1年生たちには,2年生がどんどん指示。

Pit.人が組み立てる一方では,出発前にプリントアウトしてきたM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)最後のつなぎ部分4図,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)全10図,そしてM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)全21図が配布されています。
この五日間の練習で,M1~M3までの全曲と後ほど送信されてくる予定のM4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)前半部を吹いて動けるようになる。これが合宿の目標となります。

14:30からの練習開始に備え,マーカー隊は14:10からフィールドのポイント設営に取りかかります。ロッヂあさひから徒歩1分,スキー客のための駐車場が合宿中の練習会場。下地がコンクリート舗装のため,ポイントは布ガムテープを使用しています。
写真で見ると,太陽が照りつけていかにも暑そうですが,湿度が低いせいでしょうか,心地よい爽やかな風が吹いていて,「高原」効果はバッチリです。

いつもは猛暑と闘いながら,校門前などで練習しているGuardチームも,今日は快適な環境でのBasic。
『今日は1日目やけど,環境が変わってもメニューはいっしょやし,これから5日間頑張ろうと思いました。今日言われたことは明日言われないように,今日の夜に確認しておくようにする。』


そしてコンテ練開始。まず先週大山崎で読んだM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)後半部分をサラッと復習します。続いてM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)への“つなぎ”部分のコンテから,Newコンテ読みを始めます。

M2「Al-Nahl」は大河の情景を描いたバラード。コンテも河をイメージした流れるような絵になっています。今日はごく短時間だったこともあり,楽器をつけずにM2を動いたところでコンテ練が終わりました。
『M2きましたー!!! 河やから停まらずに流れるように動くんと,最後の右前から崩れるのはM2―☆って感じでめっちゃすてきです(^o^)』

合宿の練習は午後だけでは終わりません。夕食後はお風呂タイム&夜練。50分3コマで同じPARTもしくはセクションで2コマ練習1コマお風呂になるようにシフトが組まれています。Pit.楽器移動が難しい関係で,ロビーはBattery&Pit.合同のPercussionセクションになるのは今季も同じです。

夜のフィールドではTrumpetのロングトーンが響いています。他のTp.メンバーはまだお風呂後の休憩時間でしょうか。マンツーマンの特訓というには,ノンビリした印象でしたが・・・。

Low-Brassは後半のチャンクでセクションを組みました。水田を挟んだ道路に一つだけ灯った街灯があるので,真っ暗というわけではありませんが,楽譜を見ることは難しい明るさ,メニューは音色を中心とした基礎練となります。指導するのは今季Low-Brass STAFFのTokuパイ。
『今日M2を読んだ。そして今日も時間について注意されてしまった・・・。当たり前のこととまとめてはダメだが,当たり前のことができていない。・・・5日間でなおせること,やれることをPARTでできるようになったらいいな!ってか,なる!』

22:00からはMeeting。今夜は1階大部屋2つで,1年生・2年生が分かれてのミーティング。
今年の1年生は,人数的にGryphons2010のほぼ半数を占める大集団。それだけにお互いのコミュニケーションを積極的に作っていかないとバラバラのままでシーズンが終わりそうです。
というわけで,今夜は自己紹介ならぬPART対抗名前当てクイズ大会,だそうです。一人ずつ胸に番号を貼り付け,順番に立っていきます。他の1年生たちは手持ちの紙にフルネームを記入していき,最後にPARTごとに集計して正解率を競うという趣向。名前と顔を一致させることはコミュニケーションの第一歩ですから,良い企画ですね。

隣の部屋では,昨年はホンワカしたミーティングを楽しんでいた2年生たちが,じっくりシビアな話し合い。上級生になると合宿の目標とか,今シーズンの課題と目標とか,真剣な協議が続いたようです。

不思議なことに空いてしまったロビーでは,初日から合宿に参加している数少ない一般メンバーとSTAFFによるミーティング。こちらでは明日夜のGry全体ミーティングに備えた予備協議が議題となっています。「技術向上」を掲げて進めている現在のスケジュール方針について,3ヵ月分の状況を検討しての中間評価,そして向上した技術(あくまで予定ですが)を用いて,自分たちGryphonsは何をめざすのか。チーム全員の最大公約数となる「目標」を一言の分かりやすい言葉にできないか?が話し合われました。

Meeting終了後は自由時間となります。寝たい人が眠れるよう,22:00以降は楽器の音出しはしないこと,部屋ではしゃべらないこと,が合宿マナーとなっています。
Batteryたちは練習台を使って恒例の暗譜大会開始。合宿が終わるまでに全曲暗譜を目標に,毎晩がんばることになります。暗譜大会を主催するのは新鋭O先生。巷の噂によるとハギ先生よりはまだ優しい(甘い?)とか・・・。

Batteryたちの暗譜大会を横目に,Pit.人たちはマレットの毛糸まき。これも合宿夜の風物詩ですね。今年の高校1年生たちは手先が器用な人たちなんでしょうか? 見ている限りでは淡々と作業が進んでいるようです。

こちらは合宿夜の恒例となっているストリー会議。明日のMMメニューが議題です。
手前のテーブルでは顧問と部長・副部長4名による「総務会議」も行われています。撮影している当事者はその会議中に「ちょっと待ってね」とあちこちネタを取材してまわっております。というわけで,仕方ないとはいえ,いつも総務会議だけは写真がありません。

『初日,M2はじめはすごく焦ったけど,大体覚えれた。明日までには完璧にM1・M2覚えれるようにしたいです。カウントは大きく正確に言うようにする☆ 明日も頑張ります。』
明朝5:30出発で一般メンバー主力が山へ上がってきて,合宿もフルバンド体制になります。コンテ読みもエンジン全開です。復習は程々にして,まずはしっかり睡眠を取りましょう!
大山崎練の日(その2)
2010-08-01
大山崎練習二日目。今日は午前・午後の時間帯でお借りしているので,8:45集合となります。
昨日と同様に,京都駅集合組→JR長岡京駅合流組→体育館現地集合組と三段構えの移動でした。昨日よりも少し蒸しているような感じの天気が気になりますが,メンバーたちは今朝も元気で集合に参加しています。
さぁ,それでは今日も一日がんばっていきましょう!

昨日と同様に,京都駅集合組→JR長岡京駅合流組→体育館現地集合組と三段構えの移動でした。昨日よりも少し蒸しているような感じの天気が気になりますが,メンバーたちは今朝も元気で集合に参加しています。
さぁ,それでは今日も一日がんばっていきましょう!

練習前は,楽器をケースから出したりして慌ただしい雰囲気。Carry隊とマーカー隊は二日連続の場合,二日目朝は仕事がありませんが,毎日必ず仕事があるのが楽器機材係。今日も各PARTに持ってこさせた氷を給水器に投入して,水分補給の準備に大忙しです。
「あーっ氷かたまってて出てこぅへん!! えいっ! えぇいっ!」
急いでいるのはわかるけど,そんなに振り回してもあまり効果はないような・・・(^_^;)

そして体育館練では,これも恒例の朝イチSTAFF会議。
ただし,今季は前週の練習後に綿密な予定決め会議が組まれている関係で,朝イチではざっくりと確認するだけにとどまっています。メーリングリストで流された練習予定を修正する必要はほとんど無いようですね。

かくして書き上がったのが今日のホワイトボード。う~ん,今季2枚目も黒字で太々と必要な情報のみが記されています。やはり「質実剛健」としか言いようがないですね。ネタとしては兄のような遊び心が欲しいかも・・・。

昨日はコンテ印刷のために塔南高校へ往復していたので,体育館でのBasicタイムを見るのは今季初めてです。メニュー的には昨季までと大きな変更は全くありませんが,見るのが今季初ということで,とりあえず「バランス」のシーンなどを撮ってみました。

MBP(Marching Brass Practice)も,こうしてBrass全員でできるのは体育館ならでは。塔南高校での練習では,1教室には到底入りきらないし,第1会議室でも1列では納まりません。この形でのMBPも昨日が初めて,ということになりますね。そのせいでしょうか,最初に美しく半円を描くというところで,けっこうもたついていました。高校1年生はまだまだ戸惑うことが多いようです。

そして昨日の復習からコンテ練開始。
こちらは平均年齢が10代まで下がって大幅に若返った?Baritoneライン。音色や動きの技術については,まだまだこれから,というBaritoneたちですが,楽器の重さに負けずに,しっかり中音を支えていって下さいね。

今季から若返ったといえば,こちらのTubaも同様です。社会人メンバーの転勤や,学生メンバーの就職などが重なり,今季はTubaも平均年齢が10代となりました。動きながらでも,本数分の響きをしっかり作っていくことが今季の課題でしょうか。Euphoniumも合わせて,若いLow-Brassが伸び盛りパワーで成長していってくれることを期待しましょう。

もともと現役高校生主体で構成され,平均年齢が低いのが通例だったBD(バスドラム)隊。今季はAll現役高校生となりました。チームの心臓として,リズムの中心を支える重要なPARTだけに,5人で力を合わせて楽しく上達していって下さいね。
そうそう,楽器の重さが意外とあるから,腰を労って無理しないことも大切です。

あれ,今日はホワイトボードが書き換えられてますね?!
どうやら午前の状況を鑑み,昼食中に検討して,午後からの予定を組み直したようです。というか,各練習チャンクの細密な中味を考えて発表した,という感じですね。
そうか,毎回こうなれば,これからは1日につきホワイトボードだけで2枚のネタになるかも(^。^)

今日は昨日よりも館内の気温が高くなっています。そもそも京都府南部(というか西日本全体)が猛暑で,開けられるだけ開け放った扉から吹き込む風も「生温い」を通り越して「温風」に感じられるという,練習にはもっとも厳しい条件。
急遽,空いていた研修室をお借りして冷房を入れ,休憩時や気分が悪くなった場合の避難(避暑?)場所としました。

さて,HornLineがフィールド全面を使う時間帯では,何をとりあげるべきでしょう?
「吹いて動くだけの段階は昨日でいけてるので,今日の最後は何を目標にしよか?」と昼食時に相談が進められます。来週から合宿ということも踏まえ,今日の目標が決定。
その1はM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)ファーストヒットのフォーメイション,そしてテンポがアップしてからのラインがスルーする3枚となりました。夜の旅で旅人たちを導く三日月がモチーフのフォーメイション,今季「Al Hajj」では,こうした「月」がモチーフになる場面が多くなりそうです。

Batteryが後方の別ラインなので,HornLineだけの時間帯は三日月クリーニングが適当であろうと判断されたのですが,Brassの一員でありながら三日月ラインに参加していないのがTuba。申し訳ないけどPARTで何か課題見つけて練習しといてね,という話で落ち着きました。
楽器の大きさもあるでしょうが,SetUp(構え)などの基本動作が,思うようにレベルアップしないということらしく,空いているフィールドを使ってひたすらSet UpとSet Downを練習していました。

今日の目標,その2はM1「Al-Isla」後半のアップテンポ部分を,想定されている180で動いてみよう,という練習。チャンク(塊)ごとに,徐々にテンポを上げ,180で何とか動ければ次のチャンクに取り組む,という方法で行われました。このテンポで動いてちゃんと演奏する,というゴールを体感しておくことが目的です。
『自分は動くんに必死であんまり吹けへんかったけど,先輩とか一般さんが吹いたはる中で動いてたら,改めて自分Gryphonsのメンバーなんや~て思ってうれしかった。今まで見てる側で,めっちゃ憧れやったし,その中に入ってるんやーて思ったら,実感わかへんし,なんか変な感じしたけど,とりあえず,この中に入れてんのがすごいうれしかった。あとは吹けたらな~(>_<)』
うん,これからですから,ここめざしてがんばって上手くなっていきましょう。

最後にはM1「Al-Isla」全曲をテンポで通します。今日のコンテ練を仕切ったのは,今季はMM担当STAFFの前DM・N兄。そして前で指揮を振るのは弟のDM・Motoki。
2Fギャラリーから兄が声をかけます。「テンポ180でM1全通し,みんな,いけますか~?!」
── ハイ!
1Fフロアで弟がコールをかけます。「それでは構えます,Set!」「1! 2! 3! 4!」
──そんなん,「いけません」なんて絶対言えへんように問いかけられたら,もう「ハイ!」いうしかあらへんやんか~・・・(T.T)
とは某メンバーの言。
こうして二人はめでたく「鬼兄弟」の異名を獲得したのでした(^_^;)

『今日は初めてM1のコンテ180で通しました。ついていくのに必死でスタイルに気を配れなかったので,次ゆっくりやる時とか時間がある時とかにスタイルをしっかり見てきれいに大きく見えるスタイルで歩けるようにします』
コンテを昨日読み終えたばかりなのに,グチャグチャとはいえテンポで動いて通せるなんて・・・。メンバーたちは大変だったと思いますが,STAFFとしても感心するほかありません。
ほら,高校生は前向きに捉えてますよ! さぁ,合宿もがんばっていきましょう!
「あーっ氷かたまってて出てこぅへん!! えいっ! えぇいっ!」
急いでいるのはわかるけど,そんなに振り回してもあまり効果はないような・・・(^_^;)

そして体育館練では,これも恒例の朝イチSTAFF会議。
ただし,今季は前週の練習後に綿密な予定決め会議が組まれている関係で,朝イチではざっくりと確認するだけにとどまっています。メーリングリストで流された練習予定を修正する必要はほとんど無いようですね。

かくして書き上がったのが今日のホワイトボード。う~ん,今季2枚目も黒字で太々と必要な情報のみが記されています。やはり「質実剛健」としか言いようがないですね。ネタとしては兄のような遊び心が欲しいかも・・・。

昨日はコンテ印刷のために塔南高校へ往復していたので,体育館でのBasicタイムを見るのは今季初めてです。メニュー的には昨季までと大きな変更は全くありませんが,見るのが今季初ということで,とりあえず「バランス」のシーンなどを撮ってみました。

MBP(Marching Brass Practice)も,こうしてBrass全員でできるのは体育館ならでは。塔南高校での練習では,1教室には到底入りきらないし,第1会議室でも1列では納まりません。この形でのMBPも昨日が初めて,ということになりますね。そのせいでしょうか,最初に美しく半円を描くというところで,けっこうもたついていました。高校1年生はまだまだ戸惑うことが多いようです。

そして昨日の復習からコンテ練開始。
こちらは平均年齢が10代まで下がって大幅に若返った?Baritoneライン。音色や動きの技術については,まだまだこれから,というBaritoneたちですが,楽器の重さに負けずに,しっかり中音を支えていって下さいね。

今季から若返ったといえば,こちらのTubaも同様です。社会人メンバーの転勤や,学生メンバーの就職などが重なり,今季はTubaも平均年齢が10代となりました。動きながらでも,本数分の響きをしっかり作っていくことが今季の課題でしょうか。Euphoniumも合わせて,若いLow-Brassが伸び盛りパワーで成長していってくれることを期待しましょう。

もともと現役高校生主体で構成され,平均年齢が低いのが通例だったBD(バスドラム)隊。今季はAll現役高校生となりました。チームの心臓として,リズムの中心を支える重要なPARTだけに,5人で力を合わせて楽しく上達していって下さいね。
そうそう,楽器の重さが意外とあるから,腰を労って無理しないことも大切です。

あれ,今日はホワイトボードが書き換えられてますね?!
どうやら午前の状況を鑑み,昼食中に検討して,午後からの予定を組み直したようです。というか,各練習チャンクの細密な中味を考えて発表した,という感じですね。
そうか,毎回こうなれば,これからは1日につきホワイトボードだけで2枚のネタになるかも(^。^)

今日は昨日よりも館内の気温が高くなっています。そもそも京都府南部(というか西日本全体)が猛暑で,開けられるだけ開け放った扉から吹き込む風も「生温い」を通り越して「温風」に感じられるという,練習にはもっとも厳しい条件。
急遽,空いていた研修室をお借りして冷房を入れ,休憩時や気分が悪くなった場合の避難(避暑?)場所としました。

さて,HornLineがフィールド全面を使う時間帯では,何をとりあげるべきでしょう?
「吹いて動くだけの段階は昨日でいけてるので,今日の最後は何を目標にしよか?」と昼食時に相談が進められます。来週から合宿ということも踏まえ,今日の目標が決定。
その1はM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)ファーストヒットのフォーメイション,そしてテンポがアップしてからのラインがスルーする3枚となりました。夜の旅で旅人たちを導く三日月がモチーフのフォーメイション,今季「Al Hajj」では,こうした「月」がモチーフになる場面が多くなりそうです。

Batteryが後方の別ラインなので,HornLineだけの時間帯は三日月クリーニングが適当であろうと判断されたのですが,Brassの一員でありながら三日月ラインに参加していないのがTuba。申し訳ないけどPARTで何か課題見つけて練習しといてね,という話で落ち着きました。
楽器の大きさもあるでしょうが,SetUp(構え)などの基本動作が,思うようにレベルアップしないということらしく,空いているフィールドを使ってひたすらSet UpとSet Downを練習していました。

今日の目標,その2はM1「Al-Isla」後半のアップテンポ部分を,想定されている180で動いてみよう,という練習。チャンク(塊)ごとに,徐々にテンポを上げ,180で何とか動ければ次のチャンクに取り組む,という方法で行われました。このテンポで動いてちゃんと演奏する,というゴールを体感しておくことが目的です。
『自分は動くんに必死であんまり吹けへんかったけど,先輩とか一般さんが吹いたはる中で動いてたら,改めて自分Gryphonsのメンバーなんや~て思ってうれしかった。今まで見てる側で,めっちゃ憧れやったし,その中に入ってるんやーて思ったら,実感わかへんし,なんか変な感じしたけど,とりあえず,この中に入れてんのがすごいうれしかった。あとは吹けたらな~(>_<)』
うん,これからですから,ここめざしてがんばって上手くなっていきましょう。

最後にはM1「Al-Isla」全曲をテンポで通します。今日のコンテ練を仕切ったのは,今季はMM担当STAFFの前DM・N兄。そして前で指揮を振るのは弟のDM・Motoki。
2Fギャラリーから兄が声をかけます。「テンポ180でM1全通し,みんな,いけますか~?!」
── ハイ!
1Fフロアで弟がコールをかけます。「それでは構えます,Set!」「1! 2! 3! 4!」
──そんなん,「いけません」なんて絶対言えへんように問いかけられたら,もう「ハイ!」いうしかあらへんやんか~・・・(T.T)
とは某メンバーの言。
こうして二人はめでたく「鬼兄弟」の異名を獲得したのでした(^_^;)

『今日は初めてM1のコンテ180で通しました。ついていくのに必死でスタイルに気を配れなかったので,次ゆっくりやる時とか時間がある時とかにスタイルをしっかり見てきれいに大きく見えるスタイルで歩けるようにします』
コンテを昨日読み終えたばかりなのに,グチャグチャとはいえテンポで動いて通せるなんて・・・。メンバーたちは大変だったと思いますが,STAFFとしても感心するほかありません。
ほら,高校生は前向きに捉えてますよ! さぁ,合宿もがんばっていきましょう!
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