大山崎練の日(その1)
2010-07-31
いよいよ「Al Hajj」コンテ読みが始まり,ショウ作りも新たな段階に入りました。
昨季はこの段階で「合宿」へと突入し,一気に動きの部分を進めていったのですが,今季は曜日の巡り合わせの関係で,合宿までに週末がもう一回入ります。
しかし,猛暑の折,炎天下を避けるとなると,屋外で練習できるのは,辛うじて15:00以降。久しぶりにコンテに入るベテラン&上級生のためにも,初めてのコンテ読みに挑む高校1年生のためにも,できるだけ時間をかけられるようにということで,大山崎町へやって来ました。

昨季はこの段階で「合宿」へと突入し,一気に動きの部分を進めていったのですが,今季は曜日の巡り合わせの関係で,合宿までに週末がもう一回入ります。
しかし,猛暑の折,炎天下を避けるとなると,屋外で練習できるのは,辛うじて15:00以降。久しぶりにコンテに入るベテラン&上級生のためにも,初めてのコンテ読みに挑む高校1年生のためにも,できるだけ時間をかけられるようにということで,大山崎町へやって来ました。

京都市内の公立高校学区再編で,ここ大山崎町も塔南高校の通学圏となっています。また,隣接する伏見区内に居住するメンバーも多く,移動については現地集合&解散が基本となりました。
京都駅集合組→JR長岡京駅合流組→体育館現地集合組と三段構えでメンバーたちが集まってきます。

野球応援などで校外への楽器&人員移動の経験はありますが,上級生たちの力量が問われるのが,この体育館練初日。
まず,楽器搬入はCarry隊の活躍場面,と言いたいところですが,コンテ読みがメインと設定されているこの日はPit.は校内での練習となり,輸送するのは管楽器とBatteryのみとなります。こうなると経費的な問題からトラックは手配されず,顧問車に収まり切らない楽器は,一般メンバーから車を募って輸送を賄います。だから今週末はどちらかというとウォームアップ程度かな?

搬入と同時進行でポイント設営を行うのはSetting係たち,通称マーカー隊です。
初めて体育館内での30m×30mフィールドの設営ですが,代々書き継がれ,受け継がれてきたSettingノートを参考に,テキパキと作業を進めて・・・おっと! どっち正面で練習するかDMに確認した? あ~,やっぱりか(-_-;)
あのね,動く絵作りを優先する場合と,Pit.を入れて音作りを優先する場合では,正面が違うし,その日どっちの練習がメインかでフィールドの設営位置もずれるの。次からは事前にDMに確認しようね。ちなみに今日はコンテ読みが目的でPit.も来てないから・・・わかるね?
当たり前なのでノートに書かれないような些細なノウハウは,時として消失するので,初めての日はやはり油断できません(v_v;)

今季のGryphonsがテーマとしている「技術向上」をはかるために,昨季までよりBasicタイムは長い目に確保されています。そしていよいよコンテ読みの続きを・・・といきたいところですが,先週,雷雨を警戒して早じまいした埋め合わせ分から,まず取りかかりましょう。
一度は読んだコンテとはいえ,今季初めてのコンテ読みなので,かなり丁寧な復習となります。

メンバーたちが先週グラウンドで読んだM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)冒頭部分を復習している間に,塔南高校へ往復。昨晩届いたばかりのM1「Al-Isla」後半部分をプリントアウトしてきました。この週末に読むコンテは全部で18図ほどになりますか。
ついでに,来週から始まる合宿要項と日程表も配りますので,よく読んでおいて下さい。

コンテを取ってきて,PART内で分けて,の次は思い思いの姿勢で寛ぎながらの予習。
この時間は毎年この状態ですね。新しいシーズンを迎えるたびに40%ほどのメンバー(高校生一学年分です)が入れ替わっても,なぜかこの風景だけは変わりません。今は休憩とコンテ予習を兼ねている時間帯なので,別にこれで問題はないのですが(^^ゞ

体育館練習といえば,欠かせないのがこのホワイトボード。今季ももちろん登場しました。DM・Motokiの書き方は「質実剛健」という感じですね~。
今日は午後・夜間の区分でお借りしているので,13:00~19:45が練習時間帯となります。できれば,今日中に楽器をつけて音をつけてM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)を動くことが目標です。
そして赤字で記された,スペシャル・イベント?も用意されております。

今日までに届いたコンテはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)のほぼ全ての絵。全部で34図あります。この後,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)へ向けての「つなぎ」に当たる絵が入る予定ですが,とりあえず34図でM1「Al-Isla」全曲といえるでしょう。
本来の想定テンポは180ですが,歩くだけでいっぱいいっぱいになってしまうと,いろいろな確認が困難になるため,コンテ読みは150前後で進められます。

17:00からは,隣接する小体育室で,大山崎中学校吹奏楽部のゲネプロを鑑賞しました。
間近にせまったコンクールの仕上げとして,毎年,この時期に小体育室を借りて本番さながらにリハーサルをしておられます。卒業生がTONAN Brassにも在籍している関係から,「うちの部員はプレッシャーに弱いので,観客席を埋めてもらえたら嬉しいのですが・・・」と依頼がありました。
Gryphonsでも,大会前は本番で実力を出しきれるよう,こうした練習に取り組んでいます。本番を想定してリハをする大切さはよくわかりますから,休憩を兼ねて協力させていただくことになりました。

小体育室前ロビーで入場待機を想定して部員を待たせている時間,前団体の自由曲をラジカセで流すというところまで「本番さながらの再現」を徹底されておられました。そして入場→Setting→演奏。コンクール会場とほぼ同じアナウンスまで入る念の入れようです。他団体の真剣なリハーサルを見せていただける機会は,メンバーたちにも,良い勉強になりました。
大山崎中学校の皆さん,ありがとうございました。コンクールでは,練習の成果を出しきれるよう,応援していますね。

今年の夏は猛暑が続くそうですが,今日の館内の気温。1Fフロアは31.5℃,2Fギャラリーで33℃と,体感しているより表示は低いようです。今日は湿度が高いせいで,より暑く感じられるのでしょうか。

さて,休憩後の練習はまず合奏から入ります。
これは練習,というよりは録音のため。明日のGuardレッスンで振付をさらに進めるため,音源が必要となったので,ここで確認を兼ねて全曲を通して録音しておくことになりました。
せっかく旧体育館よりはるかに大きな空間で合奏するので,2FギャラリーにはSTAFFが並びます。それぞれ,自分の担当するセクションのサウンドをしっかりチェックしていました。

無事に録音が終わると,再びコンテ練に戻ります。
陽が傾いて以降は,館内の暑さも次第にしのぎやすくなってきましたが,やはり練習条件として厳しいのは変わりません。そんな中,メンバーたちも休憩を取りつつがんばりました。「とりあえず」という単語はつきますが,なんとかM1「Al-Isla」を音付で動くという当初の目標は達成。
こうして楽器を演奏しながら動いていると,ようやくマーチングバンドとしての本来の姿が戻ってきたように思います。

暑かった練習を終え,締めくくりの集合。明日も同じ場所での練習が予定されているため,撤収作業も最低限となります。
今日は暑い中,みんなでよくがんばれたと思います。今日は遅くなったので,早く帰ってしっかり休養取って下さい。暑いから体調管理も気をつけましょう。明日もがんばっていきましょう!

『グラウンドでやった時よりポイントの位置がわかりやすかった! 今日は昼からやったけど,明日は朝から頑張ります!』
体育館は天候に左右されないことと,足場が良いことが嬉しい場所。暑さは厳しいものの,直射日光に焼かれることもなく,夏場の練習環境としては恵まれた方だと思います。では,また明日,がんばりましょう。
【本日の番外編】‥‥儂は飛ぶのじゃ!
Yuuto様,本日はお暑い中,お運びをいただき,恐悦至極に存じます。
「うぅむ,暑い。暑いが苦しゅうないぞ。それよりこれを見よ!」
ははぁ,ウチワでございますな,しかも2本。Yuuto様,いかに暑かろうと御自らあおぎなさるとは恐れ多きことにございます。誰ぞにお渡し下され。

「違うのじゃ! これはの,ほれ,このように持って・・・」

「えぇいっっっ」「えぇいっっっ」
Yuuto様,いったい何をしておられますので?
「見てわからんか! これは将来,空を飛ぶため,日々続けておる鍛錬じゃ!」
ははっ,さようでございましたか・・・。

「フゥゥ・・・空を飛ぶ稽古というのは疲れるもんじゃのぅ」
Yuuto様,こちらが風の通り道で涼しゅうございます。お疲れ様にございました。ごゆるりとお休み下さいませ。
「ムニャムニャ,大儀であるゾ・・・Zzz」

京都駅集合組→JR長岡京駅合流組→体育館現地集合組と三段構えでメンバーたちが集まってきます。

野球応援などで校外への楽器&人員移動の経験はありますが,上級生たちの力量が問われるのが,この体育館練初日。
まず,楽器搬入はCarry隊の活躍場面,と言いたいところですが,コンテ読みがメインと設定されているこの日はPit.は校内での練習となり,輸送するのは管楽器とBatteryのみとなります。こうなると経費的な問題からトラックは手配されず,顧問車に収まり切らない楽器は,一般メンバーから車を募って輸送を賄います。だから今週末はどちらかというとウォームアップ程度かな?

搬入と同時進行でポイント設営を行うのはSetting係たち,通称マーカー隊です。
初めて体育館内での30m×30mフィールドの設営ですが,代々書き継がれ,受け継がれてきたSettingノートを参考に,テキパキと作業を進めて・・・おっと! どっち正面で練習するかDMに確認した? あ~,やっぱりか(-_-;)
あのね,動く絵作りを優先する場合と,Pit.を入れて音作りを優先する場合では,正面が違うし,その日どっちの練習がメインかでフィールドの設営位置もずれるの。次からは事前にDMに確認しようね。ちなみに今日はコンテ読みが目的でPit.も来てないから・・・わかるね?
当たり前なのでノートに書かれないような些細なノウハウは,時として消失するので,初めての日はやはり油断できません(v_v;)

今季のGryphonsがテーマとしている「技術向上」をはかるために,昨季までよりBasicタイムは長い目に確保されています。そしていよいよコンテ読みの続きを・・・といきたいところですが,先週,雷雨を警戒して早じまいした埋め合わせ分から,まず取りかかりましょう。
一度は読んだコンテとはいえ,今季初めてのコンテ読みなので,かなり丁寧な復習となります。

メンバーたちが先週グラウンドで読んだM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)冒頭部分を復習している間に,塔南高校へ往復。昨晩届いたばかりのM1「Al-Isla」後半部分をプリントアウトしてきました。この週末に読むコンテは全部で18図ほどになりますか。
ついでに,来週から始まる合宿要項と日程表も配りますので,よく読んでおいて下さい。

コンテを取ってきて,PART内で分けて,の次は思い思いの姿勢で寛ぎながらの予習。
この時間は毎年この状態ですね。新しいシーズンを迎えるたびに40%ほどのメンバー(高校生一学年分です)が入れ替わっても,なぜかこの風景だけは変わりません。今は休憩とコンテ予習を兼ねている時間帯なので,別にこれで問題はないのですが(^^ゞ

体育館練習といえば,欠かせないのがこのホワイトボード。今季ももちろん登場しました。DM・Motokiの書き方は「質実剛健」という感じですね~。
今日は午後・夜間の区分でお借りしているので,13:00~19:45が練習時間帯となります。できれば,今日中に楽器をつけて音をつけてM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)を動くことが目標です。
そして赤字で記された,スペシャル・イベント?も用意されております。

今日までに届いたコンテはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)のほぼ全ての絵。全部で34図あります。この後,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)へ向けての「つなぎ」に当たる絵が入る予定ですが,とりあえず34図でM1「Al-Isla」全曲といえるでしょう。
本来の想定テンポは180ですが,歩くだけでいっぱいいっぱいになってしまうと,いろいろな確認が困難になるため,コンテ読みは150前後で進められます。

17:00からは,隣接する小体育室で,大山崎中学校吹奏楽部のゲネプロを鑑賞しました。
間近にせまったコンクールの仕上げとして,毎年,この時期に小体育室を借りて本番さながらにリハーサルをしておられます。卒業生がTONAN Brassにも在籍している関係から,「うちの部員はプレッシャーに弱いので,観客席を埋めてもらえたら嬉しいのですが・・・」と依頼がありました。
Gryphonsでも,大会前は本番で実力を出しきれるよう,こうした練習に取り組んでいます。本番を想定してリハをする大切さはよくわかりますから,休憩を兼ねて協力させていただくことになりました。

小体育室前ロビーで入場待機を想定して部員を待たせている時間,前団体の自由曲をラジカセで流すというところまで「本番さながらの再現」を徹底されておられました。そして入場→Setting→演奏。コンクール会場とほぼ同じアナウンスまで入る念の入れようです。他団体の真剣なリハーサルを見せていただける機会は,メンバーたちにも,良い勉強になりました。
大山崎中学校の皆さん,ありがとうございました。コンクールでは,練習の成果を出しきれるよう,応援していますね。

今年の夏は猛暑が続くそうですが,今日の館内の気温。1Fフロアは31.5℃,2Fギャラリーで33℃と,体感しているより表示は低いようです。今日は湿度が高いせいで,より暑く感じられるのでしょうか。

さて,休憩後の練習はまず合奏から入ります。
これは練習,というよりは録音のため。明日のGuardレッスンで振付をさらに進めるため,音源が必要となったので,ここで確認を兼ねて全曲を通して録音しておくことになりました。
せっかく旧体育館よりはるかに大きな空間で合奏するので,2FギャラリーにはSTAFFが並びます。それぞれ,自分の担当するセクションのサウンドをしっかりチェックしていました。

無事に録音が終わると,再びコンテ練に戻ります。
陽が傾いて以降は,館内の暑さも次第にしのぎやすくなってきましたが,やはり練習条件として厳しいのは変わりません。そんな中,メンバーたちも休憩を取りつつがんばりました。「とりあえず」という単語はつきますが,なんとかM1「Al-Isla」を音付で動くという当初の目標は達成。
こうして楽器を演奏しながら動いていると,ようやくマーチングバンドとしての本来の姿が戻ってきたように思います。

暑かった練習を終え,締めくくりの集合。明日も同じ場所での練習が予定されているため,撤収作業も最低限となります。
今日は暑い中,みんなでよくがんばれたと思います。今日は遅くなったので,早く帰ってしっかり休養取って下さい。暑いから体調管理も気をつけましょう。明日もがんばっていきましょう!

『グラウンドでやった時よりポイントの位置がわかりやすかった! 今日は昼からやったけど,明日は朝から頑張ります!』
体育館は天候に左右されないことと,足場が良いことが嬉しい場所。暑さは厳しいものの,直射日光に焼かれることもなく,夏場の練習環境としては恵まれた方だと思います。では,また明日,がんばりましょう。
【本日の番外編】‥‥儂は飛ぶのじゃ!
Yuuto様,本日はお暑い中,お運びをいただき,恐悦至極に存じます。
「うぅむ,暑い。暑いが苦しゅうないぞ。それよりこれを見よ!」
ははぁ,ウチワでございますな,しかも2本。Yuuto様,いかに暑かろうと御自らあおぎなさるとは恐れ多きことにございます。誰ぞにお渡し下され。

「違うのじゃ! これはの,ほれ,このように持って・・・」

「えぇいっっっ」「えぇいっっっ」
Yuuto様,いったい何をしておられますので?
「見てわからんか! これは将来,空を飛ぶため,日々続けておる鍛錬じゃ!」
ははっ,さようでございましたか・・・。

「フゥゥ・・・空を飛ぶ稽古というのは疲れるもんじゃのぅ」
Yuuto様,こちらが風の通り道で涼しゅうございます。お疲れ様にございました。ごゆるりとお休み下さいませ。
「ムニャムニャ,大儀であるゾ・・・Zzz」

コンテ入りの日(その2)
2010-07-25
昨日に引き続いて,今日も屋外グラウンドでのコンテ読みです。
午前中~14:00までは,炎天下の練習を避けるために塔南高校内で音練・曲練を行い,それから楽器を積み込んで移動→陽が傾き始める15:00から日没(予定)まで,屋外での練習に取り組みます。
昼間はカッと太陽が照りつける夏本番。猛暑は一週間連続なので,そろそろ身体も慣れてきたはずですが,コンテにはポツポツと穴(欠席者)がありますね。体調管理だけはしっかり行いましょう。

午前中~14:00までは,炎天下の練習を避けるために塔南高校内で音練・曲練を行い,それから楽器を積み込んで移動→陽が傾き始める15:00から日没(予定)まで,屋外での練習に取り組みます。
昼間はカッと太陽が照りつける夏本番。猛暑は一週間連続なので,そろそろ身体も慣れてきたはずですが,コンテにはポツポツと穴(欠席者)がありますね。体調管理だけはしっかり行いましょう。

今季のGryphonsでは全体として「技術向上」を一つの目標に掲げています。
そのために,コンテ読みがメインテーマの日であっても,MM(基本動作)の時間だけは昨季以上に確保してあります。
現役高校生たちの秋プログラム・コンテ入りが,例年より約一週間,後ろにずれたこともあって,高校1年生諸君はコンテを動くことに慣れておらず,昨季よりコンテを読むのに時間がかかる傾向はありますが,やはりMMは(今のところは)確保されています。

Batteryは,STAFF Hide兄が,アメリカ仕込みのMMを叩き込んでいるようです。
見ていると,昨季なら秋以降に取り組んでいたメニューを7月段階から始めていますね。
Batteryは昨季より高校1年生の比率が大幅に高くなっていますが,Hide兄特製?メニューにも,大汗をかきながらも,がんばってついていってます。
でも,くれぐれも無理はしないようにお願いします。なんてったって,夏はこれからが本番ですから。

コンテ入りと同時に,にわかに忙しくなったのが現役高校生の機材係。2年生3名と1年生6名の計9名で構成されています。
合奏時のキーボードやアンプ・指揮譜面台などの準備が,今までの仕事のメインでしたが,コンテ練が始まると,それに水分補給関係が加わります。
給水器2台のうち,片方にはお茶,もう片方にはスポーツドリンク。各PARTにつき1人に持参させた氷を投入して,休憩ごとに冷たい飲料が飲めるようにしておくのも,機材係の重要な職務となっています。

もちろん,100人を超えるチームなので,あくまで自分で自分自身の水分補給の手立てを講じておくのが原則。それでも,夏場は飲みきってしまう場合も多いので,機材係の職責は大変重要です。
休憩が終わり,みんながフィールドに駆け出していっても,次の休憩に備えて残量をチェックし,追加の氷を投入してから,練習へ合流します。黙々と作業をしているのはおそらく今日が初作業でしょう,Bar.Namie。地味だけどみんなの練習を支えている大切な仕事なので,よろしくお願いしますね。

今日のコンテ読みを仕切るSTAFF陣。総指揮は昨日に引き続いてSTAFF Kiku氏。DM・MotokiとMM STAFFのNamieenがサポートにつきます。今日は脚立を2台輸送して,STAFFが全体を俯瞰しやすいようにしました。
正面に脚立2台は,グラウンド練習では当たり前の状態だったはずなのですが,5月で代替わりした時に,こういった些細な事柄がうまく伝承されないことが時々発生します。何もかも全てをマニュアル化して残すわけにもいかず(ていうかこの程度のことは自分の目で去年見ていたでしょう?2年生!)頭が痛いところです。

伝承がうまく行っていないため,もう一度教えてもらわねばならない年も,一連の失敗をやり終えてしまうと,高校2年生たちは立派に仕事を果たしてくれるようになります。で,それがうまく次代に伝承されるかというと・・・今どきは100%安心はしていられないでしょうね・・・(v_v;)
さて,コンテ練を後方から眺めてみましょう。ずいぶんSTAFF陣が小さく見えます。手ぶら拡声器「パワギガ+」の威力は絶大ですね。Kiku氏のコメントが目の前のようによく聞こえます。

本来なら,今あるコンテを全図読み,さらに楽器を持って音を出して動いてみるまでが今日の目標でした。ところが,昨日に続いて雷雲が近づいてくる雰囲気。今日は南からです。
あのように雲底から地上まで灰色で閉ざされている様子だと,今,京都府南部方面に猛烈な雨も降っていますね。昨日よりもかなり小さいとはいえ,遠雷の音も聞こえます。

しばらく様子を注視していて,ここまで雨と雷雲が移動してくる気配もあまりなかったのですが,やはり「避難場所がないグラウンド」という状況では,無理押しは禁物。せっかく楽器を輸送しただけに,音を出さずとも,せめて楽器を持ってコンテを動いてみたかったのですが,ここはグッと我慢です。
今日も日没ギリギリまで,練習を続けることを予定していたのですが,早めに切り上げることになりました。

通称“北組”と呼ばれている南区以北在住者と,これも通称“エンジン組”と呼ばれているバイクや車(送迎含む)自力移動者たちが塔南高校へ戻り,楽器を搬入して一日が終了。
しかしSTAFFには,来週や合宿中の練習スケジュール調整のため,会議が残っています。次の土日は今季初の体育館練習。今週の進捗状況を参考に,スケジュールを検討します。

人生2度目のGryコンテ入りに臨んだ高校2年生の感想。
『昨年とちがって,体力的にも精神的にも先が見えてる面で少し余裕があるから,練習も楽しいです(昨年よりも)‥‥昨年は楽器持って動くだけで精一杯でした(>_<) 1年生,がんばろうね』
さすが1シーズンのキャリアは伊達ではないコメントでした。一方,高校1年生は・・・。
『今,自分に出来ることをしなあかんと思う。コンテの読み方は絶対先輩に負けるから,せめて声は先輩に勝つ!!』
初コンテに右往左往しながらも意気軒昂というところでしょうか?!
コンテ練は始まったばかりですが,チームのこれからの成長が楽しみです。
【本日の番外編:その1】‥‥傷も成長?!
Tp.ベテランメンバーのMahちゃんは,チーム内でも「豪快で思い切りの良い男前の運転をするドライバー」として名を馳せております。社会人として,今では自分のKカーを所有する彼女ですが,楽器輸送を要する場面では,お家の車を借り出して協力してくれます。
あー去年の傷,まだ直していないんだ・・・って,あれ! なんか傷が大きくなってへん?!
「アハハ・・・1ヶ月前くらいにフツーに家の駐車場,出ようとしたんやけど,何かゴリゴリッてゆうたし・・・ハッハハハーッ(^○^)」
そりゃ,このサイズの車,Kカー感覚でハンドル切ったらね~(/_;)

【本日の番外編:その2】‥‥おぉ!御髪(おぐし)が!
Yuuto様,お久しゅうございます。しばらくご無沙汰いたしておる間に,夏向きの涼しげな御髪(おぐし)に改められましたようで・・・。ますますもって凛々しいお姿,まことに若君と呼ぶにふさわしいと存じます!

「どこが夏向きじゃ! 言うな! 言うなぁぁぁ・・・!」
おぉ,これは父君,Yuuto様,いかがなされたのでございましょうか?
「いやいや,これこそKikui家代々の伝統ぞ。この父も幼少のみぎり,夏ともなれば同じような髪形をしておったのじゃ」
ははっ,なるほど,これぞご先祖代々より伝わるKikui家の習わしでございましたか!
Yuuto様も,これで名実ともにKikui家の御長男でございますな,僭越ながら御祝い申し上げます。

「いやじゃ! 父君の幼少時とはもう時代が異なるのじゃ! 今は21世紀ぞ! 儂はもっと今風の髪形が好みなのじゃぁぁぁぁぁ・・・」
いやいやYuuto様,お家の伝統と申すものは,大切にしてゆかねばなりませんぞ,ゆめゆめお迷いなきよう!
いったん御切りになってしまった御髪は,伸びるまではあきらめが肝要かと存じますが(^。^)

そのために,コンテ読みがメインテーマの日であっても,MM(基本動作)の時間だけは昨季以上に確保してあります。
現役高校生たちの秋プログラム・コンテ入りが,例年より約一週間,後ろにずれたこともあって,高校1年生諸君はコンテを動くことに慣れておらず,昨季よりコンテを読むのに時間がかかる傾向はありますが,やはりMMは(今のところは)確保されています。

Batteryは,STAFF Hide兄が,アメリカ仕込みのMMを叩き込んでいるようです。
見ていると,昨季なら秋以降に取り組んでいたメニューを7月段階から始めていますね。
Batteryは昨季より高校1年生の比率が大幅に高くなっていますが,Hide兄特製?メニューにも,大汗をかきながらも,がんばってついていってます。
でも,くれぐれも無理はしないようにお願いします。なんてったって,夏はこれからが本番ですから。

コンテ入りと同時に,にわかに忙しくなったのが現役高校生の機材係。2年生3名と1年生6名の計9名で構成されています。
合奏時のキーボードやアンプ・指揮譜面台などの準備が,今までの仕事のメインでしたが,コンテ練が始まると,それに水分補給関係が加わります。
給水器2台のうち,片方にはお茶,もう片方にはスポーツドリンク。各PARTにつき1人に持参させた氷を投入して,休憩ごとに冷たい飲料が飲めるようにしておくのも,機材係の重要な職務となっています。

もちろん,100人を超えるチームなので,あくまで自分で自分自身の水分補給の手立てを講じておくのが原則。それでも,夏場は飲みきってしまう場合も多いので,機材係の職責は大変重要です。
休憩が終わり,みんながフィールドに駆け出していっても,次の休憩に備えて残量をチェックし,追加の氷を投入してから,練習へ合流します。黙々と作業をしているのはおそらく今日が初作業でしょう,Bar.Namie。地味だけどみんなの練習を支えている大切な仕事なので,よろしくお願いしますね。

今日のコンテ読みを仕切るSTAFF陣。総指揮は昨日に引き続いてSTAFF Kiku氏。DM・MotokiとMM STAFFのNamieenがサポートにつきます。今日は脚立を2台輸送して,STAFFが全体を俯瞰しやすいようにしました。
正面に脚立2台は,グラウンド練習では当たり前の状態だったはずなのですが,5月で代替わりした時に,こういった些細な事柄がうまく伝承されないことが時々発生します。何もかも全てをマニュアル化して残すわけにもいかず(ていうかこの程度のことは自分の目で去年見ていたでしょう?2年生!)頭が痛いところです。

伝承がうまく行っていないため,もう一度教えてもらわねばならない年も,一連の失敗をやり終えてしまうと,高校2年生たちは立派に仕事を果たしてくれるようになります。で,それがうまく次代に伝承されるかというと・・・今どきは100%安心はしていられないでしょうね・・・(v_v;)
さて,コンテ練を後方から眺めてみましょう。ずいぶんSTAFF陣が小さく見えます。手ぶら拡声器「パワギガ+」の威力は絶大ですね。Kiku氏のコメントが目の前のようによく聞こえます。

本来なら,今あるコンテを全図読み,さらに楽器を持って音を出して動いてみるまでが今日の目標でした。ところが,昨日に続いて雷雲が近づいてくる雰囲気。今日は南からです。
あのように雲底から地上まで灰色で閉ざされている様子だと,今,京都府南部方面に猛烈な雨も降っていますね。昨日よりもかなり小さいとはいえ,遠雷の音も聞こえます。

しばらく様子を注視していて,ここまで雨と雷雲が移動してくる気配もあまりなかったのですが,やはり「避難場所がないグラウンド」という状況では,無理押しは禁物。せっかく楽器を輸送しただけに,音を出さずとも,せめて楽器を持ってコンテを動いてみたかったのですが,ここはグッと我慢です。
今日も日没ギリギリまで,練習を続けることを予定していたのですが,早めに切り上げることになりました。

通称“北組”と呼ばれている南区以北在住者と,これも通称“エンジン組”と呼ばれているバイクや車(送迎含む)自力移動者たちが塔南高校へ戻り,楽器を搬入して一日が終了。
しかしSTAFFには,来週や合宿中の練習スケジュール調整のため,会議が残っています。次の土日は今季初の体育館練習。今週の進捗状況を参考に,スケジュールを検討します。

人生2度目のGryコンテ入りに臨んだ高校2年生の感想。
『昨年とちがって,体力的にも精神的にも先が見えてる面で少し余裕があるから,練習も楽しいです(昨年よりも)‥‥昨年は楽器持って動くだけで精一杯でした(>_<) 1年生,がんばろうね』
さすが1シーズンのキャリアは伊達ではないコメントでした。一方,高校1年生は・・・。
『今,自分に出来ることをしなあかんと思う。コンテの読み方は絶対先輩に負けるから,せめて声は先輩に勝つ!!』
初コンテに右往左往しながらも意気軒昂というところでしょうか?!
コンテ練は始まったばかりですが,チームのこれからの成長が楽しみです。
【本日の番外編:その1】‥‥傷も成長?!
Tp.ベテランメンバーのMahちゃんは,チーム内でも「豪快で思い切りの良い男前の運転をするドライバー」として名を馳せております。社会人として,今では自分のKカーを所有する彼女ですが,楽器輸送を要する場面では,お家の車を借り出して協力してくれます。
あー去年の傷,まだ直していないんだ・・・って,あれ! なんか傷が大きくなってへん?!
「アハハ・・・1ヶ月前くらいにフツーに家の駐車場,出ようとしたんやけど,何かゴリゴリッてゆうたし・・・ハッハハハーッ(^○^)」
そりゃ,このサイズの車,Kカー感覚でハンドル切ったらね~(/_;)

【本日の番外編:その2】‥‥おぉ!御髪(おぐし)が!
Yuuto様,お久しゅうございます。しばらくご無沙汰いたしておる間に,夏向きの涼しげな御髪(おぐし)に改められましたようで・・・。ますますもって凛々しいお姿,まことに若君と呼ぶにふさわしいと存じます!

「どこが夏向きじゃ! 言うな! 言うなぁぁぁ・・・!」
おぉ,これは父君,Yuuto様,いかがなされたのでございましょうか?
「いやいや,これこそKikui家代々の伝統ぞ。この父も幼少のみぎり,夏ともなれば同じような髪形をしておったのじゃ」
ははっ,なるほど,これぞご先祖代々より伝わるKikui家の習わしでございましたか!
Yuuto様も,これで名実ともにKikui家の御長男でございますな,僭越ながら御祝い申し上げます。

「いやじゃ! 父君の幼少時とはもう時代が異なるのじゃ! 今は21世紀ぞ! 儂はもっと今風の髪形が好みなのじゃぁぁぁぁぁ・・・」
いやいやYuuto様,お家の伝統と申すものは,大切にしてゆかねばなりませんぞ,ゆめゆめお迷いなきよう!
いったん御切りになってしまった御髪は,伸びるまではあきらめが肝要かと存じますが(^。^)

コンテ入りの日(その1)
2010-07-24
梅雨明けから一週間,ついに2010ショウ「Al Hajj」コンテ入りの日を迎えました。
STAFFが企画会議を始めて既に半年以上が経過しています。とうとう,具体的な形として目の前に現れる日は,何年たっても特別な日となります。
高校1年生が30m×30mの大会フィールドでコンテを動くのも,今日が初めて。メンバーにとってもショウ作りの新しい段階がスタートしました。

STAFFが企画会議を始めて既に半年以上が経過しています。とうとう,具体的な形として目の前に現れる日は,何年たっても特別な日となります。
高校1年生が30m×30mの大会フィールドでコンテを動くのも,今日が初めて。メンバーにとってもショウ作りの新しい段階がスタートしました。

デザイナーM先生から送信されてきたのは,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)の冒頭の17図まで。ファーストヒットまでがメインの部分です。
ビジュアル会議の中で,議論して方向性と漠然としたイメージだけだったものを,こうして120余名がポイントに立つ形で具体化するのは大変な作業だと思います。現役高校生秋プログラム60数名の(しかもフィールドは12m×10mのステージサイズ)ですら,四苦八苦して描いている身としては,さすがと言うほかありません。

さぁ,コンテ入り! と張り切りたいところですが,今週末は体育館を押さえておりません。野球部がもし勝ち進めば,この週末も野球応援が入ってくる可能性が(一応)あったため,年間計画の中では確保に動けなかったのです。
この猛暑の真っ昼間に,屋外練習というのはGryphonsでは御法度なので,14時までは校内での音練が中心になります。
1時間だけですが,今日コンテ入りするM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)合奏も行いました。

旧体育館の残る半面では,いつものようにGuardチームが練習を続けています。
ライフル隊の振付練習も,次第に形が見えてきました。いつ見ても,昨年とガラリと変わったトリッキーなトスや振付が新鮮です。
演じる方は難易度がはね上がって大変そうですが,しっかりモノにしてもらいたいと思います。

合奏も終わりに近づいたころ,チーフSushiがGuard全員を招集しました。どうやらコンテNo.の伝達が行われるようです。
あくまで,今日届いた範囲内での判断になりますが,Guard No.1からNo.27のうち,誰が何番のポジションを担当するかをSTAFF Takapikoくんと検討していたようです。
Guardの場合,手具交換でフィールドから出るたびに,コンテNo.がリセットされますが,初めて自分のポジションをもらう高校1年生たちはちょっと緊張しているようです。

合奏が予定より少し伸びましたが,グラウンドへの移動も事故なく完了。今日は30m×30mの大会フィールドでは初めてのコンテ読みなので,おそらく演奏して動くには至らないだろう,と想定して楽器は輸送していません。
コンテ練機材と人間だけなので,積み込みもなくちゃっちゃと移動も終わりました。
まずはいつものMM(基本動作)から動きの練習スタート。
次にコンテ入りが控えているせいか,旧体育館でもMMよりも緊迫感があるような気がします。

いよいよコンテ入り。予想したとおり(というか例年通り,でしょうか)やはり高校1年生たちは戸惑いの方が先に立つようです。
コンテにあるポイントと自分との位置関係を,実際のフィールドに設営されているポイントと自分自身に脳内で置き換えるのが,まだまだ慣れていないせいでしょう。
『コンテ3枚目で徐々に動き出すF2(注:FluteのNo.2)なのでどうなるのかめっちゃ不安です(笑) Gry初コンテは現役と違ってフィールドもめちゃ広いし,人数もめっちゃ多いからめっちゃ迷子になってしまいました(>_<)』
まぁ,だいたいGryコンテ初日の高校1年生は,毎年こんな状況なので,あまり気にしなくていいと思いますよ。ほら,上級生やベテランメンバーが,ほぼマンツーマンでアドバイスしてくれるでしょう?

今日の初コンテ読みを仕切るのは,STAFF Kikuちゃん。合奏の時に威力を発揮した手ぶら拡声器「パワギガ+」をコンテ練の時にも活用してもらいます。
ハギ先生は「ちょっと面倒くさい」と言って,スイッチ付ハンドマイクで合奏を指導していましたが,コンテ練では脚立上が定位置ということもあり,「手ぶら」で出来るヘッドセットに装着された方のマイクを使用。
── おぉ,なかなかカッコいいですよ!
「えへへ,そうですかぁ?! じゃ,こんな感じで!」ビシッ
── ネタ提供ありがとうございます。(^^)v

コンテ練の時,Sub.DMは後方でメトロノームとメガフォンを抱え,メンバーにテンポを提供するのが主なお仕事。
── あれ,その肩掛けベルト,ちょっと豪華になってない?
── なるほど,附属のベルトは細くて痛そうで嫌なんだ。それってギター用じゃないの? フックをワイヤーで固定して自作したんか。
これは「こだわり」と評すべきか,「マメ」と評すべきか・・・(^^ゞ

例年なら,高校1年生も秋プログラムのコンテを動いて一週間以上たってから,Gryコンテ入りを迎えていました。しかし今年は行事の関係で,秋プロOpenerのコンテ入りが昨日。しかも旧体育館の割当の関係で,実質1時間ちょっとしか読んでいません。
つまり,今季はマーチングに関しては,ほぼ「ド初心者」状態のままGryコンテに突入。高校1年生たちには,ちょっと気の毒なスケジュールになってしまいました。
『Al Hajjコンテ入り! 秋プロのコンテもやったとこで,もうパニックww 秋プロと違ってGryは広いけど人数が多い! 動いてたら色んな人とぶつかりそうになって怖かった。』

MMのころは照りつけていた太陽も,いつの間にか雲の彼方です。遠望すると,比叡山が雲に隠れ,どうやら京都市北方では雷雨になっている様子。
南区のこのあたりには遠雷の響きが届くだけですが,何せここはいざという時の逃げ場所がまったくないグラウンドです。大事をとって早めに練習を切り上げることにしました。
『Gryの初コンテ入りでした。昨日旧体でやったサイズとは違い,とても広いので,自分に近いポイントを見つけるのも一苦労でした。でも慣れてきて,コールがかかった時に落ち着いてセットしたりドレス確認できたりできたのはよかったです。』
そう,まずできることから,ベストを尽くすというのが良いですね。

さて,配布された全図を読み切ることはできませんでしたが,いよいよコンテ入りを済ませ,2010「Al Hajj」シーズンも,いよいよ本格的な段階に入ってきました。
『初めてで分からん事もいっぱいやけど,分からん事はすぐに聞く,調べるをして,次までに絶対消化します!! MMでやってる事をもっとコンテに使う←これも目標です。あっ!ちなみにジャズランつま先からつけるようになりました☆笑』
とは,Bar.Ayameのご感想。そうですね。高校1年生がなかなか思うとおりに動けないのは,毎年当たり前のことですから,焦らずとも大丈夫です。こうして意欲を持ち続けて練習に臨めば,一ヶ月ほどでかなり一人前のメンバーになれますよ!
最後の一言は・・・あぁ先週に掲載したMMの件ですね(^。^)
【本日の番外編】‥‥今日の「日除け」大賞!
「帽子を含めた日除け対策を各自で万全にして下さい!」
たしかにDM・Motokiはそう指示を出していたことは承知しています。で,今日一番「重武装」なのは間違いなく君ですね,Mizuhaちゃん。このまま銀行とか入ったら間違いなく警報ベル押されそうなぐらいの完璧な日除けスタイルです(^^)
── そうか,日に焼けるとヒリヒリする体質なんでしっかり守る,それはたしかに大事やな。
でも今日ネタ不足なので一枚いただきますね(^_^)b

ビジュアル会議の中で,議論して方向性と漠然としたイメージだけだったものを,こうして120余名がポイントに立つ形で具体化するのは大変な作業だと思います。現役高校生秋プログラム60数名の(しかもフィールドは12m×10mのステージサイズ)ですら,四苦八苦して描いている身としては,さすがと言うほかありません。

さぁ,コンテ入り! と張り切りたいところですが,今週末は体育館を押さえておりません。野球部がもし勝ち進めば,この週末も野球応援が入ってくる可能性が(一応)あったため,年間計画の中では確保に動けなかったのです。
この猛暑の真っ昼間に,屋外練習というのはGryphonsでは御法度なので,14時までは校内での音練が中心になります。
1時間だけですが,今日コンテ入りするM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)合奏も行いました。

旧体育館の残る半面では,いつものようにGuardチームが練習を続けています。
ライフル隊の振付練習も,次第に形が見えてきました。いつ見ても,昨年とガラリと変わったトリッキーなトスや振付が新鮮です。
演じる方は難易度がはね上がって大変そうですが,しっかりモノにしてもらいたいと思います。

合奏も終わりに近づいたころ,チーフSushiがGuard全員を招集しました。どうやらコンテNo.の伝達が行われるようです。
あくまで,今日届いた範囲内での判断になりますが,Guard No.1からNo.27のうち,誰が何番のポジションを担当するかをSTAFF Takapikoくんと検討していたようです。
Guardの場合,手具交換でフィールドから出るたびに,コンテNo.がリセットされますが,初めて自分のポジションをもらう高校1年生たちはちょっと緊張しているようです。

合奏が予定より少し伸びましたが,グラウンドへの移動も事故なく完了。今日は30m×30mの大会フィールドでは初めてのコンテ読みなので,おそらく演奏して動くには至らないだろう,と想定して楽器は輸送していません。
コンテ練機材と人間だけなので,積み込みもなくちゃっちゃと移動も終わりました。
まずはいつものMM(基本動作)から動きの練習スタート。
次にコンテ入りが控えているせいか,旧体育館でもMMよりも緊迫感があるような気がします。

いよいよコンテ入り。予想したとおり(というか例年通り,でしょうか)やはり高校1年生たちは戸惑いの方が先に立つようです。
コンテにあるポイントと自分との位置関係を,実際のフィールドに設営されているポイントと自分自身に脳内で置き換えるのが,まだまだ慣れていないせいでしょう。
『コンテ3枚目で徐々に動き出すF2(注:FluteのNo.2)なのでどうなるのかめっちゃ不安です(笑) Gry初コンテは現役と違ってフィールドもめちゃ広いし,人数もめっちゃ多いからめっちゃ迷子になってしまいました(>_<)』
まぁ,だいたいGryコンテ初日の高校1年生は,毎年こんな状況なので,あまり気にしなくていいと思いますよ。ほら,上級生やベテランメンバーが,ほぼマンツーマンでアドバイスしてくれるでしょう?

今日の初コンテ読みを仕切るのは,STAFF Kikuちゃん。合奏の時に威力を発揮した手ぶら拡声器「パワギガ+」をコンテ練の時にも活用してもらいます。
ハギ先生は「ちょっと面倒くさい」と言って,スイッチ付ハンドマイクで合奏を指導していましたが,コンテ練では脚立上が定位置ということもあり,「手ぶら」で出来るヘッドセットに装着された方のマイクを使用。
── おぉ,なかなかカッコいいですよ!
「えへへ,そうですかぁ?! じゃ,こんな感じで!」ビシッ
── ネタ提供ありがとうございます。(^^)v

コンテ練の時,Sub.DMは後方でメトロノームとメガフォンを抱え,メンバーにテンポを提供するのが主なお仕事。
── あれ,その肩掛けベルト,ちょっと豪華になってない?
── なるほど,附属のベルトは細くて痛そうで嫌なんだ。それってギター用じゃないの? フックをワイヤーで固定して自作したんか。
これは「こだわり」と評すべきか,「マメ」と評すべきか・・・(^^ゞ

例年なら,高校1年生も秋プログラムのコンテを動いて一週間以上たってから,Gryコンテ入りを迎えていました。しかし今年は行事の関係で,秋プロOpenerのコンテ入りが昨日。しかも旧体育館の割当の関係で,実質1時間ちょっとしか読んでいません。
つまり,今季はマーチングに関しては,ほぼ「ド初心者」状態のままGryコンテに突入。高校1年生たちには,ちょっと気の毒なスケジュールになってしまいました。
『Al Hajjコンテ入り! 秋プロのコンテもやったとこで,もうパニックww 秋プロと違ってGryは広いけど人数が多い! 動いてたら色んな人とぶつかりそうになって怖かった。』

MMのころは照りつけていた太陽も,いつの間にか雲の彼方です。遠望すると,比叡山が雲に隠れ,どうやら京都市北方では雷雨になっている様子。
南区のこのあたりには遠雷の響きが届くだけですが,何せここはいざという時の逃げ場所がまったくないグラウンドです。大事をとって早めに練習を切り上げることにしました。
『Gryの初コンテ入りでした。昨日旧体でやったサイズとは違い,とても広いので,自分に近いポイントを見つけるのも一苦労でした。でも慣れてきて,コールがかかった時に落ち着いてセットしたりドレス確認できたりできたのはよかったです。』
そう,まずできることから,ベストを尽くすというのが良いですね。

さて,配布された全図を読み切ることはできませんでしたが,いよいよコンテ入りを済ませ,2010「Al Hajj」シーズンも,いよいよ本格的な段階に入ってきました。
『初めてで分からん事もいっぱいやけど,分からん事はすぐに聞く,調べるをして,次までに絶対消化します!! MMでやってる事をもっとコンテに使う←これも目標です。あっ!ちなみにジャズランつま先からつけるようになりました☆笑』
とは,Bar.Ayameのご感想。そうですね。高校1年生がなかなか思うとおりに動けないのは,毎年当たり前のことですから,焦らずとも大丈夫です。こうして意欲を持ち続けて練習に臨めば,一ヶ月ほどでかなり一人前のメンバーになれますよ!
最後の一言は・・・あぁ先週に掲載したMMの件ですね(^。^)
【本日の番外編】‥‥今日の「日除け」大賞!
「帽子を含めた日除け対策を各自で万全にして下さい!」
たしかにDM・Motokiはそう指示を出していたことは承知しています。で,今日一番「重武装」なのは間違いなく君ですね,Mizuhaちゃん。このまま銀行とか入ったら間違いなく警報ベル押されそうなぐらいの完璧な日除けスタイルです(^^)
── そうか,日に焼けるとヒリヒリする体質なんでしっかり守る,それはたしかに大事やな。
でも今日ネタ不足なので一枚いただきますね(^_^)b

野球応援の日(その3)
2010-07-22
驀進応援団2010の応援3回目,再びわかさスタジアム京都へ戻ってきました。対戦するのは昨年の準々決勝で敗れた強豪・龍谷大学附属平安高校。野球部員たちも昨年のリベンジに燃えている旨,お伺いしています。
この日の予報では,京都市内の最高気温は37℃と予想されています。試合は14:00からの第3試合。これは暑さとの戦いにもなりそうですね。暑さに負けないよう,でも無理をしないよう,がんばって応援しましょう!

この日の予報では,京都市内の最高気温は37℃と予想されています。試合は14:00からの第3試合。これは暑さとの戦いにもなりそうですね。暑さに負けないよう,でも無理をしないよう,がんばって応援しましょう!

塔南高校では昨日から夏の集中学習会(補習)が始まっています。多くの部員が出席するため,この期間の練習は午後開始で計画されています。第3試合であることが幸いして,午前中の集中学習会には,ちゃんと出席することができました。
学習会終了が11:50,バス積込開始が12:10と,少しスケジュールはタイトですが,何とか無事に塔南高校を出発。
それにしても,この暑さ,既に相当きています。

わかさスタジアム京都へ到着。この球場での応援も今年2回目なので,部員たちの動きや準備もスムーズです。東山vs京都すばるの第2試合は,この時点で7回表京都すばるの攻撃中でした。どうやら延長戦には入らなさそうな試合展開なので,さっそく応援準備に入ります。
Guard(チアリーダー)たちはスタンド裏1階でストレッチ。

HornLineも,午前中は集中学習会(補習)のため,球場へ着いてからウォームアップを始めます。
前の試合が続いている中でまともに音出しするわけにはいかないので,BatteryとPit.は板打ち,Brassはマウスピースを使って唇をほぐしておくことにしました。
残念ながらWoodたちは待機です。

バスの運転手氏が「あちこちの道路の温度標示は39℃でしたよ。久世橋の上では40℃になってました」と教えて下さいました。朝から直射日光に照らされ続けているスタンドは,熱くてコンクリートには直接座れないくらいです。スタンドでは40℃は軽く越えている感がありますね。
今日のGuard(チアガール)の配置は,バンドの上にブロック状に並ぶようにしました。1塁側からチェックしてくれたハギ先生によれば「下から野球部→バンド→チアガールと面で見えていい感じです」とのこと。
そうですか!そうなるとあと何回かやりたいですね。がんばれ野球部!

バンドとチアガールの間に位置するBattery&Pit.たち。次の課題は,野球部員が担当している団太鼓(大太鼓)と,バンドのPerc.とのタイミングがずれることが多いことでしょうか。
間にバンドが挟まっていて,直線距離で約10m離れています。たしかにこれでは合いにくそうです。なんか解決策はありますかね?
「大学時代の応援団では,一番前にPerc.をもってきてましたが・・・」
なるほど,最前列にPerc.・・・たしかにずっと合いやすいはずですね。それに,TubaでPerc.たちが指揮見にくいというんも解消できそうやけど,指揮してたら太鼓以外に何も聞こえへん気がする・・・(^_^;)
とりあえず次回の課題ということで・・・。

そんな会話を知ってか知らずか,今日も元気に叩き続ける団太鼓くん。今年も,団太鼓くんはとてもリズム感がよく,試合展開に夢中になってずれることがあっても,すぐ気がついてリカバリをしてくれるので,指揮もしやすいです。
さぁ,試合は同点のまま終盤へ突入,ますますヒートアップしていますが,球場内の熱気は心なしか緩んできたように感じられます。最後までがんばっていきましょう。
『楽しんで応援できた。心から楽しめて振りに「頑張ってほしい」という思いを込めれた。』(Guard・2年)

ところが8回裏,塔南高校エース森脇投手が,平安の4番打者にタイムリー2塁打を浴び,勝ち越しを許してしまいました。後続はピシャリと抑えたものの,9回表が突然最後の攻撃になった塔南高校。逆転のランナーまで出しながらあと1本が出ず,1-2で2年連続で敗北を喫しました。

全国大会めざして一年間がんばって練習する,という点では,マーチングでも野球でも根っこは同じ部分がありますから,部員たちもそれぞれの想いで試合終了を見届けます。
『暑い中,みんな負けずに最後まで吹いて,全力を出しきれたと思うので良かったです。これからどんどん暑くなると思うけど,暑さを言いわけにして甘えることは絶対にしないようにします。試合は負けて残念でした。次は私たちががんばります。』(Wood・2年)

入れ替わり立ち替わりで多くの部員が休みながら応援を続けました。幸いなことに,早め早めにスタンド裏の日陰で休ませたおかげか,重症者は出ませんでした。
試合終了後,ベンチ入りの野球部員全員からお礼の言葉をいただきました。野球部保護者会の皆さまからも,お礼の言葉をいただきました。こちらこそ,バスの手配から水分補給までいろいろとサポートをいただき,ありがとうございました。
『とりあえず今年は去年以上に暑かった気がします。‥‥楽器が割れなくて本間に良かったです。今年の野球応援は去年出なかった音や吹けなかったとこが普通に吹けるようになっていたので,一応、一年で技術的に前進してるみたいなので安心しました(笑) これからのコンテ練習,野球応援以上に暑い日もあるだろうけど暑さに負けずに頑張っていきます。』(Wood・2年)

暑さで気分が悪くなって休んでいたCarry隊Haruka。軽症のため自分で歩けるのですが,速攻でクーラーが効いているバスの中に送り込まれます。代わって積込を担当するのは,Carry隊1年生AyanaとFumika。
自分らだけで積み込みできそう?という問いに対して,「はい,何度か見てるし積み方は分かります!」と力強い返事。Carry隊でも下級生がドンドン伸びてきているようです。これならこれからの仕事もバッチリいけそうですね。じゃ,よろしく頼みます!

『今日はあつくていっぱいたおれた子いたけど無事バスでみんな帰ってこれてよかったです。』(High-Brass・2年)
今日のように過酷な環境でがんばったり,体調を自分でコントロールして休んだり,という経験は,貴重なものだったと思います。顧問としては,副部長の感想と同じく,誰一人病院行きにならなかったことが何よりでした。
今年の驀進応援団は終わってしまいましたが,TONAN BrassとGryphonsにとっては,これからがシーズンの山場。3回の応援経験を生かして,ますます伸びていってほしいと思います。
学習会終了が11:50,バス積込開始が12:10と,少しスケジュールはタイトですが,何とか無事に塔南高校を出発。
それにしても,この暑さ,既に相当きています。

わかさスタジアム京都へ到着。この球場での応援も今年2回目なので,部員たちの動きや準備もスムーズです。東山vs京都すばるの第2試合は,この時点で7回表京都すばるの攻撃中でした。どうやら延長戦には入らなさそうな試合展開なので,さっそく応援準備に入ります。
Guard(チアリーダー)たちはスタンド裏1階でストレッチ。

HornLineも,午前中は集中学習会(補習)のため,球場へ着いてからウォームアップを始めます。
前の試合が続いている中でまともに音出しするわけにはいかないので,BatteryとPit.は板打ち,Brassはマウスピースを使って唇をほぐしておくことにしました。
残念ながらWoodたちは待機です。

バスの運転手氏が「あちこちの道路の温度標示は39℃でしたよ。久世橋の上では40℃になってました」と教えて下さいました。朝から直射日光に照らされ続けているスタンドは,熱くてコンクリートには直接座れないくらいです。スタンドでは40℃は軽く越えている感がありますね。
今日のGuard(チアガール)の配置は,バンドの上にブロック状に並ぶようにしました。1塁側からチェックしてくれたハギ先生によれば「下から野球部→バンド→チアガールと面で見えていい感じです」とのこと。
そうですか!そうなるとあと何回かやりたいですね。がんばれ野球部!

バンドとチアガールの間に位置するBattery&Pit.たち。次の課題は,野球部員が担当している団太鼓(大太鼓)と,バンドのPerc.とのタイミングがずれることが多いことでしょうか。
間にバンドが挟まっていて,直線距離で約10m離れています。たしかにこれでは合いにくそうです。なんか解決策はありますかね?
「大学時代の応援団では,一番前にPerc.をもってきてましたが・・・」
なるほど,最前列にPerc.・・・たしかにずっと合いやすいはずですね。それに,TubaでPerc.たちが指揮見にくいというんも解消できそうやけど,指揮してたら太鼓以外に何も聞こえへん気がする・・・(^_^;)
とりあえず次回の課題ということで・・・。

そんな会話を知ってか知らずか,今日も元気に叩き続ける団太鼓くん。今年も,団太鼓くんはとてもリズム感がよく,試合展開に夢中になってずれることがあっても,すぐ気がついてリカバリをしてくれるので,指揮もしやすいです。
さぁ,試合は同点のまま終盤へ突入,ますますヒートアップしていますが,球場内の熱気は心なしか緩んできたように感じられます。最後までがんばっていきましょう。
『楽しんで応援できた。心から楽しめて振りに「頑張ってほしい」という思いを込めれた。』(Guard・2年)

ところが8回裏,塔南高校エース森脇投手が,平安の4番打者にタイムリー2塁打を浴び,勝ち越しを許してしまいました。後続はピシャリと抑えたものの,9回表が突然最後の攻撃になった塔南高校。逆転のランナーまで出しながらあと1本が出ず,1-2で2年連続で敗北を喫しました。

全国大会めざして一年間がんばって練習する,という点では,マーチングでも野球でも根っこは同じ部分がありますから,部員たちもそれぞれの想いで試合終了を見届けます。
『暑い中,みんな負けずに最後まで吹いて,全力を出しきれたと思うので良かったです。これからどんどん暑くなると思うけど,暑さを言いわけにして甘えることは絶対にしないようにします。試合は負けて残念でした。次は私たちががんばります。』(Wood・2年)

入れ替わり立ち替わりで多くの部員が休みながら応援を続けました。幸いなことに,早め早めにスタンド裏の日陰で休ませたおかげか,重症者は出ませんでした。
試合終了後,ベンチ入りの野球部員全員からお礼の言葉をいただきました。野球部保護者会の皆さまからも,お礼の言葉をいただきました。こちらこそ,バスの手配から水分補給までいろいろとサポートをいただき,ありがとうございました。
『とりあえず今年は去年以上に暑かった気がします。‥‥楽器が割れなくて本間に良かったです。今年の野球応援は去年出なかった音や吹けなかったとこが普通に吹けるようになっていたので,一応、一年で技術的に前進してるみたいなので安心しました(笑) これからのコンテ練習,野球応援以上に暑い日もあるだろうけど暑さに負けずに頑張っていきます。』(Wood・2年)

暑さで気分が悪くなって休んでいたCarry隊Haruka。軽症のため自分で歩けるのですが,速攻でクーラーが効いているバスの中に送り込まれます。代わって積込を担当するのは,Carry隊1年生AyanaとFumika。
自分らだけで積み込みできそう?という問いに対して,「はい,何度か見てるし積み方は分かります!」と力強い返事。Carry隊でも下級生がドンドン伸びてきているようです。これならこれからの仕事もバッチリいけそうですね。じゃ,よろしく頼みます!

『今日はあつくていっぱいたおれた子いたけど無事バスでみんな帰ってこれてよかったです。』(High-Brass・2年)
今日のように過酷な環境でがんばったり,体調を自分でコントロールして休んだり,という経験は,貴重なものだったと思います。顧問としては,副部長の感想と同じく,誰一人病院行きにならなかったことが何よりでした。
今年の驀進応援団は終わってしまいましたが,TONAN BrassとGryphonsにとっては,これからがシーズンの山場。3回の応援経験を生かして,ますます伸びていってほしいと思います。
野球応援の日(その2)
2010-07-20
今日から塔南高校は夏休みに入っています。
また,保護者懇談最終日ということで,集中学習会(補習)は明日21日からのため,心置きなく応援に集中することができました。
保護者懇談期間中は,校内で音出しできる時間が限られてしまうため,当初の予定なら今日はオフ日。勝ち進んだ場合の試合予定も19日だったので,応援翌日のオフとしても都合が良いね,という話だったのですが,雨天による日程変更で思惑通りとはいきませんでした。

また,保護者懇談最終日ということで,集中学習会(補習)は明日21日からのため,心置きなく応援に集中することができました。
保護者懇談期間中は,校内で音出しできる時間が限られてしまうため,当初の予定なら今日はオフ日。勝ち進んだ場合の試合予定も19日だったので,応援翌日のオフとしても都合が良いね,という話だったのですが,雨天による日程変更で思惑通りとはいきませんでした。

今日の試合は太陽ヵ丘球場第1試合・対桃山高校戦。第1試合は9:00開始なので,途中の道路状況や現地での行動&準備時間を想定して,塔南高校出発は7:00としました。集合から出発までの積込時間を少しでも短縮するため,前日練習終了時に1階の教室に応援に必要な楽器・機材をあらかじめ集積しておきました。それでもバス出発が7:00となると集合するのは6:45となります。

物の移動で活躍するのがCarry隊。今季のCarry隊はYuuki隊長をはじめ2年生6名,1年生11名で構成されています。デッキに楽器を詰め込んでいくのは上級生が担当。1年生は積込補助や積込チェック(=積み込んだ物をCarry表と照らし合わせてチェックしていく)を主に担当します。
こうして,積込方法や指示出しの様子を見ておいて,来年に生かしていってもらいたいものです。

一応,五十日(ごとび)の平日の通勤時間帯,ということで早めに出発していますが,道路状況はスムーズでした。約40分で府立山城総合運動公園太陽ヵ丘へ到着。
楽器をバスから降ろす時も,球場までの移動の時も,とにかく物が動く時に先頭に立つのがCarry隊です。今シーズンの輸送は始まったばかり。今シーズン,よろしくお願いしますね。

早めに球場についたまでは良かったものの,その後の楽器出しやSettingで部員たちはちょっとノンビリし過ぎました。余裕があったはずが,ごく短時間ウォームアップしただけで試合開始になってしまい,やや吹き出しがアタフタしているようです。
う~~ん・・・時計は目の前のスコアボードにでっかいのがあるのに・・・(-。-;)
集団行動に関して,リーダーたちは動きが良くなってきていますが,多くの部員が受け身の指示待ち「お客さん」状態では,これからの活動でちょっと困りますよ(-_-;)

たしかに昨年はこの球場で応援したことはなく,誰一人状況を知らないというのはありましたが,それと現地に来ての行動が遅いのは別問題のように思います。
チームの一員として各個人が自発的に行動できるようになるまで,もう少し時間がかかりそうですね。

初戦の配置はGuard(チアガール)が吹奏楽部(バンド)と野球部員(応援団)の中にラインとして位置している形でした。
球場の反対側からチェックしてみたところ,華やかなコスチュームとポンポンで踊っているとはいえ,どうも集団に埋もれて存在感が薄いように感じました。
そこで,今日はスタンド手前から,野球部員(応援団)→吹奏楽部(バンド)→Guard(チアガール)という3つのブロックでそれぞれの存在が引き立つようにレイアウトしてみました。

球場スタンドの状況により,全体が横に長~く広がってしまうのがどうかなと思ったのですが,演奏にも演技にも大きな支障はなさそうです。今日は反対側から音やビジュアルをチェックする余裕がなかったのですが,見に行ってもらったハギ先生によれば「それぞれの存在がしっかり目立って良い感じでした」とのこと。
じゃ,今後の驀進応援団はこの形でいってみましょうか。

対戦相手桃山高校,今日は終業式でしょうか。野球部員だけの応援団でがんばっています。
それはそれとして,暑くても驀進応援団として気合いを入れて演奏していきましょう。
相手校応援席後方にはためいている朝日新聞社旗が,今日のFocus Point。球場での演奏は,遠くへ届く音を一生懸命に吹くという意味で,マーチングバンドにとっても良い練習の機会となります。

試合は息詰まる投手戦となりました。塔南高校エース森脇投手は,序盤に連打を浴びてピンチを招いたものの後続を断ち切って無得点に抑えました。結局,許したヒットはこの2本だけで桃山高校打線を完封。この夏2回目の校歌を歌うことができました。

桃山高校の投手も力投し,塔南高校打線も1点のみ。緊迫感あふれる接戦でした。でも,これでもう一度わかさスタジアム京都で応援することができますね。
淡々と試合が進んだため,所要時間も2時間かかっていません。もちろん30℃はとっくに越えていますが,第1試合ということもあり,まだ気温が上がりきらない比較的恵まれた条件で助かりました。

応援終了後,試合に出ていた野球部員たちが挨拶に来てくれました。
次は昨年準々決勝で敗退した,因縁の龍谷大学附属平安高校戦ですね。第3試合なので相当の暑さが予想されますが,がんばって応援したいと思います。

先発したCarry隊がバスの所在を確認し,全員が移動開始。
人の移動を仕切るのは「総務」とひとくくりにされる部長・副部長たち。府大会開会式のリハと本番,野球応援初戦と経験を積んできました。4回目となる今日の統率ぶりは,まだ時間の読みが甘いですが合格点に達しているでしょう。
こちらも今シーズンの仕事は始まったばかり。これからが総務のがんばりどころです。

塔南高校に戻ってから楽器を片づけ,午後は予定通りオフとなりました。午前中とはいえ,かなり暑い中での応援でしたから,心身ともにリラックスして過ごして下さい。
明日は秋プロの練習が本格的にスタート。そして野球応援もまだ続きます。

物の移動で活躍するのがCarry隊。今季のCarry隊はYuuki隊長をはじめ2年生6名,1年生11名で構成されています。デッキに楽器を詰め込んでいくのは上級生が担当。1年生は積込補助や積込チェック(=積み込んだ物をCarry表と照らし合わせてチェックしていく)を主に担当します。
こうして,積込方法や指示出しの様子を見ておいて,来年に生かしていってもらいたいものです。

一応,五十日(ごとび)の平日の通勤時間帯,ということで早めに出発していますが,道路状況はスムーズでした。約40分で府立山城総合運動公園太陽ヵ丘へ到着。
楽器をバスから降ろす時も,球場までの移動の時も,とにかく物が動く時に先頭に立つのがCarry隊です。今シーズンの輸送は始まったばかり。今シーズン,よろしくお願いしますね。

早めに球場についたまでは良かったものの,その後の楽器出しやSettingで部員たちはちょっとノンビリし過ぎました。余裕があったはずが,ごく短時間ウォームアップしただけで試合開始になってしまい,やや吹き出しがアタフタしているようです。
う~~ん・・・時計は目の前のスコアボードにでっかいのがあるのに・・・(-。-;)
集団行動に関して,リーダーたちは動きが良くなってきていますが,多くの部員が受け身の指示待ち「お客さん」状態では,これからの活動でちょっと困りますよ(-_-;)

たしかに昨年はこの球場で応援したことはなく,誰一人状況を知らないというのはありましたが,それと現地に来ての行動が遅いのは別問題のように思います。
チームの一員として各個人が自発的に行動できるようになるまで,もう少し時間がかかりそうですね。

初戦の配置はGuard(チアガール)が吹奏楽部(バンド)と野球部員(応援団)の中にラインとして位置している形でした。
球場の反対側からチェックしてみたところ,華やかなコスチュームとポンポンで踊っているとはいえ,どうも集団に埋もれて存在感が薄いように感じました。
そこで,今日はスタンド手前から,野球部員(応援団)→吹奏楽部(バンド)→Guard(チアガール)という3つのブロックでそれぞれの存在が引き立つようにレイアウトしてみました。

球場スタンドの状況により,全体が横に長~く広がってしまうのがどうかなと思ったのですが,演奏にも演技にも大きな支障はなさそうです。今日は反対側から音やビジュアルをチェックする余裕がなかったのですが,見に行ってもらったハギ先生によれば「それぞれの存在がしっかり目立って良い感じでした」とのこと。
じゃ,今後の驀進応援団はこの形でいってみましょうか。

対戦相手桃山高校,今日は終業式でしょうか。野球部員だけの応援団でがんばっています。
それはそれとして,暑くても驀進応援団として気合いを入れて演奏していきましょう。
相手校応援席後方にはためいている朝日新聞社旗が,今日のFocus Point。球場での演奏は,遠くへ届く音を一生懸命に吹くという意味で,マーチングバンドにとっても良い練習の機会となります。

試合は息詰まる投手戦となりました。塔南高校エース森脇投手は,序盤に連打を浴びてピンチを招いたものの後続を断ち切って無得点に抑えました。結局,許したヒットはこの2本だけで桃山高校打線を完封。この夏2回目の校歌を歌うことができました。

桃山高校の投手も力投し,塔南高校打線も1点のみ。緊迫感あふれる接戦でした。でも,これでもう一度わかさスタジアム京都で応援することができますね。
淡々と試合が進んだため,所要時間も2時間かかっていません。もちろん30℃はとっくに越えていますが,第1試合ということもあり,まだ気温が上がりきらない比較的恵まれた条件で助かりました。

応援終了後,試合に出ていた野球部員たちが挨拶に来てくれました。
次は昨年準々決勝で敗退した,因縁の龍谷大学附属平安高校戦ですね。第3試合なので相当の暑さが予想されますが,がんばって応援したいと思います。

先発したCarry隊がバスの所在を確認し,全員が移動開始。
人の移動を仕切るのは「総務」とひとくくりにされる部長・副部長たち。府大会開会式のリハと本番,野球応援初戦と経験を積んできました。4回目となる今日の統率ぶりは,まだ時間の読みが甘いですが合格点に達しているでしょう。
こちらも今シーズンの仕事は始まったばかり。これからが総務のがんばりどころです。

塔南高校に戻ってから楽器を片づけ,午後は予定通りオフとなりました。午前中とはいえ,かなり暑い中での応援でしたから,心身ともにリラックスして過ごして下さい。
明日は秋プロの練習が本格的にスタート。そして野球応援もまだ続きます。
曲作りの日々(その4)
2010-07-19
昨日に引き続き猛暑日となった3連休最終日。Gryphonsのメンバーたちは元気に練習していました。
コンテ入りを来週に控え,曲作りに専念できる最後の機会。3日連続でGry練が入るのは,年間を通しても珍しいパターンです。初日に野球応援が入ったので,2.5日とも言えますが・・・。
ブログ担当者としては,曲作りで毎回同じ練習パターンがこうも続くと,暑い以外にネタがそろそろ苦しくなってきました。もしかして何か壊れたりなんかしないだろうか・・・と脳内の悪魔が囁く今日この頃です。

コンテ入りを来週に控え,曲作りに専念できる最後の機会。3日連続でGry練が入るのは,年間を通しても珍しいパターンです。初日に野球応援が入ったので,2.5日とも言えますが・・・。
ブログ担当者としては,曲作りで毎回同じ練習パターンがこうも続くと,暑い以外にネタがそろそろ苦しくなってきました。もしかして何か壊れたりなんかしないだろうか・・・と脳内の悪魔が囁く今日この頃です。

今日もGuardと昼休みをずらせてのMM(基本動作)練。今日の新しいお題は「Focus Point(フォークポイント)」です。
マーチングでは,最大で30~40mほど左右にバンドが広がります。そうしたフォーメイションでも,音楽演奏の一体感を保つために,全員がフィールド前方の一点(Focus Point)に,自分のベルを向けて音を集めるように演奏します。
今日のFocus Pointは,バレーボールネットを固定する支柱の上に乗せられた青いファイル。旧体育館を横切っていきながら,自分のベルは常にこの青いファイルに向けておく,という練習です。

Focus Pointがすぐ目の前にある最前列と,一番後方では角度が大きく変わります。また,自分が移動するにつれて,ベルの位置も次第に動いていかなければなりません。
身体を限界まで捻らないよう,正面にFocus Pointが来たところでForward MarchからRear Marchへと身体の向きを変えるDirection Changeも必要となります。このメニューが,コンテ前のMMメニューの最終段階なので,今までのMMを全て駆使するような形になっています。

MM後半には,今季初めてのブロック練習(四角の形を各自で保ちながら全員同時に動く)も組み込まれていました。特にRear Marchの際に,縦&横のラインを維持できないケースが目立ちます。
とにかく,コンテ入りまでに,コンテの中で必要になるであろうMM(基本動作)については,一通り体験して理論だけでも理解しておいてもらおうという計画になっています。
個人個人の力量アップは,夏休みから秋にかけて,各自がしっかり取り組むことになります。

昼休みの後半,STAFF・Tokupaiに召集され,スコアを持ってある教室に集まったのはPARTリーダーたち。
今季「ハーモニー感を大事にした演奏」をテーマに掲げるGryphons HornLineには,「和音係」なるものが存在しています。係を担当するSub.DM・Ryousukeがスコアをアナリーゼ(分析)して,「Al Hajj」各曲のハーモニー構成や,HornLineとして響きを作っていく上での(現時点でめざす)注意点などを伝えます。
Tokupai「五度の2音の響きから,次の小節で三度が入ってメジャーなコードになるから,ここをしっかり作ることが,まず大事や思います。」

午後の最後のチャンクは,今日もGuardに半面を譲ってもらって旧体育館での合奏。
大学のテストでいないDM・Motokiに代わり,今日の指揮を務めるのは,これが指揮デビューのSub.DM・Ryousukeです。
今日の合奏は,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)とM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)に取り組みました。

M2「Al-Nahl」はバラード曲で,Batteryを入れずにアレンジしてあります。そこで前半はBatteryは教室で練習し,HornLineとPit.が合奏,後半にBatteryは合流してM1「Al-Isla」という流れとなりました。
いつもなら,後方でメトを操作しているSub.DM・Ryousukeが前で振っているため,舞台上にポツンとメガフォンが鎮座しています。(←ワイヤレスで手元からメトのクリック音を飛ばしています)

それにしても今日は暑いです。昨日よりもまた一段と気温が上がっているのではないでしょうか?
え?一応36℃ですか。じゃあ130人ほどが練習しているこの旧体育館の中は・・・余り考えない方がよさそうですね(v_v)
合奏しているHornLine・Battery・Pit.も,残り半面で練習しているGuardチームも,体調管理にはくれぐれも気をつけて頑張って下さいね。

コンテ入り前の最後の週末は,梅雨から突然真夏へと気候が急激に変化する中,何とか想定していた成果を上げることができたようです。
さぁ,いよいよ来週はコンテ入り!(の予定)
現役高校生諸君は,野球応援もまだあります。それに夏の集中学習会も始まります。
暑さに負けず,応援&コンテ&学習会に全力で取り組むために,くどいようですが,体調管理をしっかりしていきましょう!
【本日の番外編】・・・かわいい?! かわいい?!
似たようなスケジュールの練習も4日目となると,ネタ枯れ状態に陥ります。
何かないかとウロウロしていると,バッタリ出会ったのは昼休み中のGuard一般メンバーたち。
ん? Asukaさん,何か言いたいことでも?

Asuka「ちょっとこの靴下見て下さいよ~ かわいいでしょ~♪」
おー,そうだねぇ・・・(. .;)
Mirai「かわいいのだったら,私のなんか耳付ですよーほら~」
あ,ほんまやな~,いろいろあるんやー(^_^;)
Asuka「ひでのはトトロやし~,ほれ,こっち来(き)いなぁ」
で,3人揃ったところでパチリ。む,さすがはチーフSushi。さり気なく絵の中に入りますね(^。^)

というわけで,今日の番外編は「かわいい靴下シリーズ」です。
えぇい,もういいや。
こうなったら毒喰らわば皿まで,Upも掲載してしまいましょ!
<(_ _)>やっぱり脳味噌が少しゆだってきてるのかなぁ・・・京の夏は今年も格別の暑さのようです。

マーチングでは,最大で30~40mほど左右にバンドが広がります。そうしたフォーメイションでも,音楽演奏の一体感を保つために,全員がフィールド前方の一点(Focus Point)に,自分のベルを向けて音を集めるように演奏します。
今日のFocus Pointは,バレーボールネットを固定する支柱の上に乗せられた青いファイル。旧体育館を横切っていきながら,自分のベルは常にこの青いファイルに向けておく,という練習です。

Focus Pointがすぐ目の前にある最前列と,一番後方では角度が大きく変わります。また,自分が移動するにつれて,ベルの位置も次第に動いていかなければなりません。
身体を限界まで捻らないよう,正面にFocus Pointが来たところでForward MarchからRear Marchへと身体の向きを変えるDirection Changeも必要となります。このメニューが,コンテ前のMMメニューの最終段階なので,今までのMMを全て駆使するような形になっています。

MM後半には,今季初めてのブロック練習(四角の形を各自で保ちながら全員同時に動く)も組み込まれていました。特にRear Marchの際に,縦&横のラインを維持できないケースが目立ちます。
とにかく,コンテ入りまでに,コンテの中で必要になるであろうMM(基本動作)については,一通り体験して理論だけでも理解しておいてもらおうという計画になっています。
個人個人の力量アップは,夏休みから秋にかけて,各自がしっかり取り組むことになります。

昼休みの後半,STAFF・Tokupaiに召集され,スコアを持ってある教室に集まったのはPARTリーダーたち。
今季「ハーモニー感を大事にした演奏」をテーマに掲げるGryphons HornLineには,「和音係」なるものが存在しています。係を担当するSub.DM・Ryousukeがスコアをアナリーゼ(分析)して,「Al Hajj」各曲のハーモニー構成や,HornLineとして響きを作っていく上での(現時点でめざす)注意点などを伝えます。
Tokupai「五度の2音の響きから,次の小節で三度が入ってメジャーなコードになるから,ここをしっかり作ることが,まず大事や思います。」

午後の最後のチャンクは,今日もGuardに半面を譲ってもらって旧体育館での合奏。
大学のテストでいないDM・Motokiに代わり,今日の指揮を務めるのは,これが指揮デビューのSub.DM・Ryousukeです。
今日の合奏は,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)とM2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)に取り組みました。

M2「Al-Nahl」はバラード曲で,Batteryを入れずにアレンジしてあります。そこで前半はBatteryは教室で練習し,HornLineとPit.が合奏,後半にBatteryは合流してM1「Al-Isla」という流れとなりました。
いつもなら,後方でメトを操作しているSub.DM・Ryousukeが前で振っているため,舞台上にポツンとメガフォンが鎮座しています。(←ワイヤレスで手元からメトのクリック音を飛ばしています)

それにしても今日は暑いです。昨日よりもまた一段と気温が上がっているのではないでしょうか?
え?一応36℃ですか。じゃあ130人ほどが練習しているこの旧体育館の中は・・・余り考えない方がよさそうですね(v_v)
合奏しているHornLine・Battery・Pit.も,残り半面で練習しているGuardチームも,体調管理にはくれぐれも気をつけて頑張って下さいね。

コンテ入り前の最後の週末は,梅雨から突然真夏へと気候が急激に変化する中,何とか想定していた成果を上げることができたようです。
さぁ,いよいよ来週はコンテ入り!(の予定)
現役高校生諸君は,野球応援もまだあります。それに夏の集中学習会も始まります。
暑さに負けず,応援&コンテ&学習会に全力で取り組むために,くどいようですが,体調管理をしっかりしていきましょう!
【本日の番外編】・・・かわいい?! かわいい?!
似たようなスケジュールの練習も4日目となると,ネタ枯れ状態に陥ります。
何かないかとウロウロしていると,バッタリ出会ったのは昼休み中のGuard一般メンバーたち。
ん? Asukaさん,何か言いたいことでも?

Asuka「ちょっとこの靴下見て下さいよ~ かわいいでしょ~♪」
おー,そうだねぇ・・・(. .;)
Mirai「かわいいのだったら,私のなんか耳付ですよーほら~」
あ,ほんまやな~,いろいろあるんやー(^_^;)
Asuka「ひでのはトトロやし~,ほれ,こっち来(き)いなぁ」
で,3人揃ったところでパチリ。む,さすがはチーフSushi。さり気なく絵の中に入りますね(^。^)

というわけで,今日の番外編は「かわいい靴下シリーズ」です。
えぇい,もういいや。
こうなったら毒喰らわば皿まで,Upも掲載してしまいましょ!
<(_ _)>やっぱり脳味噌が少しゆだってきてるのかなぁ・・・京の夏は今年も格別の暑さのようです。

曲作りの日々(その3)
2010-07-18
高校1年生にとって初めての野球応援翌日,3連休真ん中の日の練習は,応援で疲れ果てたらしい高校生たち数名を欠きながらも,暑さに負けじと進められました。やはり,梅雨から一足飛びに真夏に突入したことで,身体に疲労が(ストレスが?)貯まりやすくなっているのかもしれません。
これからの暑い季節,体育館やグラウンドで動き回りながらショウ作りを進めていくことになりますから,ゆっくりで良いので身体を暑さに馴らしていきましょう。
コンテ入り(予定)を来週に控え,暑さの中でメンバーたちは曲作りに励みます。

これからの暑い季節,体育館やグラウンドで動き回りながらショウ作りを進めていくことになりますから,ゆっくりで良いので身体を暑さに馴らしていきましょう。
コンテ入り(予定)を来週に控え,暑さの中でメンバーたちは曲作りに励みます。

しかし,というか,もちろん,というか,今日も昼休みをGuardと1時間ずらせ,旧体育館全面を使用してのMM(基本動作)練は組みました。
今日の新メニューは「ジャズラン」と称されているもの。フィールドのポイントは,日本では5m間隔で打たれていますが,その1ポイント間5mを4歩で歩きます。
「歩きます」とは言うものの,テンポに合わせるとほぼ走っているような雰囲気です。実際のショウの中では,ほんの数秒間あるかないかという動き方ですが,基本動作の一つなのでがんばって習得しましょう。

初めてということもあり,同じ説明を聞いて取り組んでいるはずなのに,いろいろなバリエーションが見られますね。本来なら全員が同じ歩幅で,横一列であるべきですが,「かけっこのゴール」状態になっているのは,初めてだから,ということにしておきましょう。
これこれAyameさん,背筋がスッと伸びて目線が真っ直ぐ前なのはすごく良いですけど,ジャズランの場合はFM(フォワードマーチ)と違って爪先から着地するんですよ(^_^;)

15:00からは,今日もGuardに半面を譲ってもらって合奏。
連休二日間で「Al Hajj」M1~4を一通り詰めていく予定になっています。今日はM3「Al-Balad」(アル=バラド/街),M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の2曲に取り組む計画になっています。

さて,本日より強力な秘密兵器が登場しました。こちら「手ぶら拡声器」と申しまして,充電式バッテリ駆動の箱形メガフォンです。首や肩からぶら下げて使います。
Gryphonsが練習で愛用(酷使?)しているワイヤレスメガフォンをかつて購入した,南豆無線電機から購入しました。ヘッドセットで装着するタイプのマイクが附属していますが,オプションのスイッチ付ハンドピンマイクを合わせて購入しました。さて,では合奏で実際にハギ先生に使っていただきましょう。

旧体半面での合奏隊形の場合,最前列のPit.から最後列のBatteryまで,直線距離で約12~15mほどあるでしょうか。横幅も約15mあります。しかも,残りの半面でGuardが練習している関係で,とても静粛とはいえない環境です。
指示を出すハギ先生がいくら声を張り上げても,離れたメンバーにはなかなか聴き取れません。先週の合奏を見ていて,これを使えば合奏の効率が大幅にアップする(そしてハギ先生の夏バテ進行にもブレーキがかかる?)のでは,というのが購入理由です。
通常のメガフォンより価格は高いのですが,使ってみれば納得の性能。メガフォンではベルの指向性があって,幅広く位置する大人数を相手に使うのは難しいのですが,これは真横にいてもちゃんと声が届きます。

毎週,毎週,後半の2時間を半面で練習してもらっているGuard。ライフル隊・トールフラッグ・踊り手隊と,3つに分かれてそれぞれの振付を練習しています。
目新しいのは,やはりこの踊り手隊でしょう。M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で,ライフル隊ともにHornLine・Batteryと絡みます。

この時期のGuardは,振付練習と並行して,布地から裁断して切り出したパーツを縫い合わせてのフラッグ制作も進めています。
時にはこうして練習を停めて,STAFFからフラッグの細かい仕様変更などが伝えられます。
全手具の完成目標は,8月22日。この日は動きと音楽とビジュアルの最終調整を検討するためにAll STAFF Dayが設定されています。そこで本番と同じビジュアルを見ていただくため,Guardたちは裁縫にも励みます。

M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で,Pit.ではなくBatteryスネアドラム方面からシャンシャンいう音色が聞こえてきます。不思議に思って見に行くと,スティックを持ち替えてホルダーからサッと取り出したのは・・・。
おぉ,面白そうなものを使っているじゃないですか。Kikuちゃん,これって何?

Battery STAFF Kiku氏によると,これは「ジングル=スティック」というものらしいです。
ふぅん,タンバリンのパーツを組み込んだみたいなスティックなんて,初めて見たよ。
世の中にはいろいろ変わったものが製造されてるんですねぇ(^。^)

練習終了後は恒例のSTAFF会議予定決めバージョン。明日,DM・Motokiは大学のテストがあるため,来週の予定を今日のうちに検討しておきます。
最初のコンテ読みができるかどうか(コンテが届くかどうか)が不確定要素ですが,とりあえず届く前提で予定は組み立てられました。コンテ入り初日は体育館ではなく,屋外のグラウンドを予定していますので,午前中~昼過ぎまでは校内で,午後遅くから移動してコンテ入り,というプランになっています。

世間では3連休(そういえば17日は祇園祭山鉾巡行だったはず)ですが,Gryphonsは3練習。シーズン中はごく普通のことなので,既に感覚はマヒしているかもしれませんね(^_^;)
コンテ入り(予定)までに,あとGry時間で1日あります。明日は海の日ですが,もう少し曲作りにがんばってみましょうか。
今日の新メニューは「ジャズラン」と称されているもの。フィールドのポイントは,日本では5m間隔で打たれていますが,その1ポイント間5mを4歩で歩きます。
「歩きます」とは言うものの,テンポに合わせるとほぼ走っているような雰囲気です。実際のショウの中では,ほんの数秒間あるかないかという動き方ですが,基本動作の一つなのでがんばって習得しましょう。

初めてということもあり,同じ説明を聞いて取り組んでいるはずなのに,いろいろなバリエーションが見られますね。本来なら全員が同じ歩幅で,横一列であるべきですが,「かけっこのゴール」状態になっているのは,初めてだから,ということにしておきましょう。
これこれAyameさん,背筋がスッと伸びて目線が真っ直ぐ前なのはすごく良いですけど,ジャズランの場合はFM(フォワードマーチ)と違って爪先から着地するんですよ(^_^;)

15:00からは,今日もGuardに半面を譲ってもらって合奏。
連休二日間で「Al Hajj」M1~4を一通り詰めていく予定になっています。今日はM3「Al-Balad」(アル=バラド/街),M4「Al-Alå」(アル=アァラー/偉大なる者)の2曲に取り組む計画になっています。

さて,本日より強力な秘密兵器が登場しました。こちら「手ぶら拡声器」と申しまして,充電式バッテリ駆動の箱形メガフォンです。首や肩からぶら下げて使います。
Gryphonsが練習で愛用(酷使?)しているワイヤレスメガフォンをかつて購入した,南豆無線電機から購入しました。ヘッドセットで装着するタイプのマイクが附属していますが,オプションのスイッチ付ハンドピンマイクを合わせて購入しました。さて,では合奏で実際にハギ先生に使っていただきましょう。

旧体半面での合奏隊形の場合,最前列のPit.から最後列のBatteryまで,直線距離で約12~15mほどあるでしょうか。横幅も約15mあります。しかも,残りの半面でGuardが練習している関係で,とても静粛とはいえない環境です。
指示を出すハギ先生がいくら声を張り上げても,離れたメンバーにはなかなか聴き取れません。先週の合奏を見ていて,これを使えば合奏の効率が大幅にアップする(そしてハギ先生の夏バテ進行にもブレーキがかかる?)のでは,というのが購入理由です。
通常のメガフォンより価格は高いのですが,使ってみれば納得の性能。メガフォンではベルの指向性があって,幅広く位置する大人数を相手に使うのは難しいのですが,これは真横にいてもちゃんと声が届きます。

毎週,毎週,後半の2時間を半面で練習してもらっているGuard。ライフル隊・トールフラッグ・踊り手隊と,3つに分かれてそれぞれの振付を練習しています。
目新しいのは,やはりこの踊り手隊でしょう。M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で,ライフル隊ともにHornLine・Batteryと絡みます。

この時期のGuardは,振付練習と並行して,布地から裁断して切り出したパーツを縫い合わせてのフラッグ制作も進めています。
時にはこうして練習を停めて,STAFFからフラッグの細かい仕様変更などが伝えられます。
全手具の完成目標は,8月22日。この日は動きと音楽とビジュアルの最終調整を検討するためにAll STAFF Dayが設定されています。そこで本番と同じビジュアルを見ていただくため,Guardたちは裁縫にも励みます。

M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で,Pit.ではなくBatteryスネアドラム方面からシャンシャンいう音色が聞こえてきます。不思議に思って見に行くと,スティックを持ち替えてホルダーからサッと取り出したのは・・・。
おぉ,面白そうなものを使っているじゃないですか。Kikuちゃん,これって何?

Battery STAFF Kiku氏によると,これは「ジングル=スティック」というものらしいです。
ふぅん,タンバリンのパーツを組み込んだみたいなスティックなんて,初めて見たよ。
世の中にはいろいろ変わったものが製造されてるんですねぇ(^。^)

練習終了後は恒例のSTAFF会議予定決めバージョン。明日,DM・Motokiは大学のテストがあるため,来週の予定を今日のうちに検討しておきます。
最初のコンテ読みができるかどうか(コンテが届くかどうか)が不確定要素ですが,とりあえず届く前提で予定は組み立てられました。コンテ入り初日は体育館ではなく,屋外のグラウンドを予定していますので,午前中~昼過ぎまでは校内で,午後遅くから移動してコンテ入り,というプランになっています。

世間では3連休(そういえば17日は祇園祭山鉾巡行だったはず)ですが,Gryphonsは3練習。シーズン中はごく普通のことなので,既に感覚はマヒしているかもしれませんね(^_^;)
コンテ入り(予定)までに,あとGry時間で1日あります。明日は海の日ですが,もう少し曲作りにがんばってみましょうか。
野球応援の日(その1)
2010-07-17
開会式は「梅雨の晴れ間」で,出演できましたが,その後は毎日のように雨,雨,雨・・・。
当初の組合せでは14日(水)第3試合に予定されていた塔南高校の初戦は,3日間も後ろへずれました。今までも雨天ノーゲームだとか,夕立による試合中断とかを経験してきているだけに,あまり心穏やかな展開とは言い難い一週間でしたが,どうやら梅雨も明けてしまうようです。
今年の「驀進応援団」は,吹奏楽部が90名余,野球部80名余の約180名で構成されています。塔南高校の伝統で,初戦からフル体制で球場に「驀進応援団」が乗り込むことになっていますが,やはり大量の公欠届提出は気後れするもの。その意味では授業に全出席できたのは何よりでした。
今日の初戦は京都共栄学園高校との対戦です。

当初の組合せでは14日(水)第3試合に予定されていた塔南高校の初戦は,3日間も後ろへずれました。今までも雨天ノーゲームだとか,夕立による試合中断とかを経験してきているだけに,あまり心穏やかな展開とは言い難い一週間でしたが,どうやら梅雨も明けてしまうようです。
今年の「驀進応援団」は,吹奏楽部が90名余,野球部80名余の約180名で構成されています。塔南高校の伝統で,初戦からフル体制で球場に「驀進応援団」が乗り込むことになっていますが,やはり大量の公欠届提出は気後れするもの。その意味では授業に全出席できたのは何よりでした。
今日の初戦は京都共栄学園高校との対戦です。

野球応援がずれ込んできたため,本来は今日の午後に予定していたBrass&HornLineレッスンを,M先生にお願いして午前中に振り替えていただきました。
曲作りに専念できる最後の週末ですから,ハーモニーから歌い方まで,入念にチェックしてもらいます。基本的には,お互いがお互いの音について話し合う=言葉にすることによって,個人個人の演奏に対する姿勢を作っていく形でレッスンが進みました。

土曜日午前中の旧体育館はバドミントン部が割り振られているため,Guardたちは屋外で練習。
校門前では高校1年生を中心に,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)で演じられるトールフラッグの振付を練習しています。
Guardとして練習を始めてほぼ2ヵ月,少し前のGryでは難易度が高いとされていたパラレル=トスも軽々と決めてしまいます。

中庭グリーンベルトでは,ライフル隊の上級生たちが,やはり振付の練習中。
筋力がついたのか,それともF先生の振付をやや整理したためか,以前ほど頻繁にライフルを落とすことはなくなったようですね。
それでも,今はまだ何とか落とさずにライフルを回すだけでいっぱいいっぱいの様子です。

食堂前では,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で登場する,街のお祭り「踊り手」隊が振付を確認中。
この振付は先週のレッスンで降ろされたばかりなので,「手だけ」「脚だけ」とパーツごとに角度や高さを細かくチェックしています。なぜ食堂前かといえば,ドアや窓のガラスが鏡代わりになるためです。言葉で指摘されるよりも,自分の姿を自分で確認する方が早いのは当然。同じ場所で野球部員が素振りやシャドーピッチングをしていることもあります。

13:00レッスン終了後,やや遅めの昼休み。
校門前にバスが到着し,積込に取りかかったのは,昨日までの梅雨空がどっかへ行ってしまって,真夏の太陽が照りつける14:10。第4試合で夕方に向かう時間帯とはいえ,かなりの暑さが予想されます。

約20分ほどでわかさスタジアム京都へ到着。着いてみると前の試合は既に終盤にさしかかっています。どうやら第1~3試合にコールドゲームなどがあったりして進行がやや早まっているようですね。
本来の予定通りであれば試合開始は16:00,もしかすると1時間ほど待機かなと考えていましたが,余裕を見て正解だったようです。
しばらく待機の後,いよいよ応援開始。

いったん指揮をハギ先生にお任せして,球場の反対側から音のチェックに向かいました。こうして反対側から見ると,あらためて「人数多いな~」と感じました。
しかし,肝心のコンバットマーチの演奏が,どうも今ひとつピリッとしないというか,スッキリしませんねぇ・・・。
ハギ先生と相談の上,TrumpetとHornの位置を入れ替えたり,団太鼓(野球部員が叩く大太鼓)を指揮者側に寄せたりと調整を加えました。部員にも「最初の音をもっと大切に!」等の指示が入り,終盤に向けて次第に演奏がまとまってきたようです。

試合は塔南高校エース森脇投手が,7安打を浴びながら要所を抑えて完封。打線も初回から爆発し,5-0で勝ちました。

今年もわかさスタジアム京都でまず一回目の校歌を歌うことができ,応援している側としても嬉しく思いました。次の試合は・・・3連休明けの20日,対桃山高校戦です。太陽ヵ丘球場第1試合,ということは,塔南高校を7:00出発くらいでしょうか?

今年最初の野球応援は,いきなりの真夏日。それでも何とか重症者も出ず,全員がバスに乗車して帰校できました。
今日の課題は運営面では「集団行動」がまだまだ甘いこと。指示が出るまでボーッと立っているだけの者や,楽器集積時に自分自身が作業の邪魔になっていることに気付かない者,指示がとんできても後方へ回そうとしない者など,100人ちかくの人数で行動するために必要な能力はまだ身についていませんね。

演奏面での課題は,「本番」でただ一度きりのはずの演奏に対する執着心がないこと。1回裏の応援では曲頭から入れなかったり,メロディが全員消えてしまったり等,あまりほめられた演奏ではありませんでした。回を追うごとに良くなってきましたが,マーチングの大会では1回目が審査の対象。何回目かに実力を発揮しても無意味です。
今季Gryphonsの70%を占める現役高校生が「チームの一員としての自分自身」をどう育てていくかは,今季の仕上がりを左右する重大な課題。これから何度,野球応援があるかはわかりませんが,こういう機会にしっかり考えて動けるようになってもらいたいものです。
曲作りに専念できる最後の週末ですから,ハーモニーから歌い方まで,入念にチェックしてもらいます。基本的には,お互いがお互いの音について話し合う=言葉にすることによって,個人個人の演奏に対する姿勢を作っていく形でレッスンが進みました。

土曜日午前中の旧体育館はバドミントン部が割り振られているため,Guardたちは屋外で練習。
校門前では高校1年生を中心に,M1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)で演じられるトールフラッグの振付を練習しています。
Guardとして練習を始めてほぼ2ヵ月,少し前のGryでは難易度が高いとされていたパラレル=トスも軽々と決めてしまいます。

中庭グリーンベルトでは,ライフル隊の上級生たちが,やはり振付の練習中。
筋力がついたのか,それともF先生の振付をやや整理したためか,以前ほど頻繁にライフルを落とすことはなくなったようですね。
それでも,今はまだ何とか落とさずにライフルを回すだけでいっぱいいっぱいの様子です。

食堂前では,M3「Al-Balad」(アル=バラド/街)で登場する,街のお祭り「踊り手」隊が振付を確認中。
この振付は先週のレッスンで降ろされたばかりなので,「手だけ」「脚だけ」とパーツごとに角度や高さを細かくチェックしています。なぜ食堂前かといえば,ドアや窓のガラスが鏡代わりになるためです。言葉で指摘されるよりも,自分の姿を自分で確認する方が早いのは当然。同じ場所で野球部員が素振りやシャドーピッチングをしていることもあります。

13:00レッスン終了後,やや遅めの昼休み。
校門前にバスが到着し,積込に取りかかったのは,昨日までの梅雨空がどっかへ行ってしまって,真夏の太陽が照りつける14:10。第4試合で夕方に向かう時間帯とはいえ,かなりの暑さが予想されます。

約20分ほどでわかさスタジアム京都へ到着。着いてみると前の試合は既に終盤にさしかかっています。どうやら第1~3試合にコールドゲームなどがあったりして進行がやや早まっているようですね。
本来の予定通りであれば試合開始は16:00,もしかすると1時間ほど待機かなと考えていましたが,余裕を見て正解だったようです。
しばらく待機の後,いよいよ応援開始。

いったん指揮をハギ先生にお任せして,球場の反対側から音のチェックに向かいました。こうして反対側から見ると,あらためて「人数多いな~」と感じました。
しかし,肝心のコンバットマーチの演奏が,どうも今ひとつピリッとしないというか,スッキリしませんねぇ・・・。
ハギ先生と相談の上,TrumpetとHornの位置を入れ替えたり,団太鼓(野球部員が叩く大太鼓)を指揮者側に寄せたりと調整を加えました。部員にも「最初の音をもっと大切に!」等の指示が入り,終盤に向けて次第に演奏がまとまってきたようです。

試合は塔南高校エース森脇投手が,7安打を浴びながら要所を抑えて完封。打線も初回から爆発し,5-0で勝ちました。

今年もわかさスタジアム京都でまず一回目の校歌を歌うことができ,応援している側としても嬉しく思いました。次の試合は・・・3連休明けの20日,対桃山高校戦です。太陽ヵ丘球場第1試合,ということは,塔南高校を7:00出発くらいでしょうか?

今年最初の野球応援は,いきなりの真夏日。それでも何とか重症者も出ず,全員がバスに乗車して帰校できました。
今日の課題は運営面では「集団行動」がまだまだ甘いこと。指示が出るまでボーッと立っているだけの者や,楽器集積時に自分自身が作業の邪魔になっていることに気付かない者,指示がとんできても後方へ回そうとしない者など,100人ちかくの人数で行動するために必要な能力はまだ身についていませんね。

演奏面での課題は,「本番」でただ一度きりのはずの演奏に対する執着心がないこと。1回裏の応援では曲頭から入れなかったり,メロディが全員消えてしまったり等,あまりほめられた演奏ではありませんでした。回を追うごとに良くなってきましたが,マーチングの大会では1回目が審査の対象。何回目かに実力を発揮しても無意味です。
今季Gryphonsの70%を占める現役高校生が「チームの一員としての自分自身」をどう育てていくかは,今季の仕上がりを左右する重大な課題。これから何度,野球応援があるかはわかりませんが,こういう機会にしっかり考えて動けるようになってもらいたいものです。
曲作りの日々(その2)
2010-07-11
いよいよコンテ入りがいよいよ秒読み段階となるこの時期,最後のあがきとばかりに,セクション&合奏にみっちり取り組むように練習が設定されています。
「マーチングとは音楽を視覚的に表現するものである」がモットーのGryphonsとしては,動き出す前に演奏面でのクォリティをできるだけアップしておきたいもの。コンテとして動き出すと,メンバーとしてはどうしても「動くこと」を優先しがちなことは,過去の経験でSTAFFも十分承知しているからこそ,でしょう。
そのため,今季はハーモニーやアーティキュレーションを昨年より厳しくチェックして,音楽を演奏することを重視する土台を固めようとしているわけです。

「マーチングとは音楽を視覚的に表現するものである」がモットーのGryphonsとしては,動き出す前に演奏面でのクォリティをできるだけアップしておきたいもの。コンテとして動き出すと,メンバーとしてはどうしても「動くこと」を優先しがちなことは,過去の経験でSTAFFも十分承知しているからこそ,でしょう。
そのため,今季はハーモニーやアーティキュレーションを昨年より厳しくチェックして,音楽を演奏することを重視する土台を固めようとしているわけです。

未だコンテ入りしないこの時期は,たしかに曲作りの日々ですが,マーチングバンドたるもの,全く身体を動かさないわけにはいきません。
そこで定番のスケジュールは,Guardと昼休みをずらせて1時間のMM(基本動作練)タイムを設定し,コンテの中で使う基本的な動きのパターンを練習する,という形になります。
5月のレギュラーシーズン始動から,まずAttention(気をつけ)の姿勢確認から始め,Forward March(フォワードマーチ=前進)からRear March(リアマーチ=後進)と次第にグレードを上げてきました。
この時期には,Front to Stage(ベルを正面に向けたまま動く)まで進んでいます。

MMタイムを仕切るのは,TONAN Brass内でStretchリーダーと呼ばれる係です。ストレッチや筋力トレーニングから始まって,マーチングに必要な身体能力向上をはかるメニューを作成し,指導するのが主な仕事となります。
昨季DM・N兄は,今季はMM担当STAFFとして,次のメニューを説明する現役高校生Stretchリーダーの仕事ぶりを見守りっています。

1時間が過ぎると,Guardと入れ替わりに昼休みへ。午後からはセクション練習と合奏,と再び曲作り練習に戻ります。
Brassセクションは第一会議室でセクション基礎合奏。Brass全員が一つの教室には入りきれないため,基本的なレベルと意識をBrass全体で共有していきたいこの時期は,会議室でセクションを組むことが多くなります。
DM・MotokiやSub.DM・Ryousuke始め,今季は充実したSTAFFがメンバーを支えてくれています。

Gryphons Brassセクションは,「ハーモニー感を大事にした演奏」を今季のテーマに掲げています。そのためにBrass STAFFヤタオ氏がハーモニー練習曲を作りました。
「Al Hajj 1」から「Al Hajj 4」までのタイトルが付けられたこれらの楽譜は,実際の「Al Hajj」M1~M4までの楽譜で使われているコード進行を元にしたもの。「Al Hajj」は多くの曲がマイナー(短調)系のハーモニーを使っているので,響きを作っていくのがメジャー(長調)系よりも難しいため,このような練習曲にして少しでもハーモニーの響きに耳慣れるように,という試みです。

15:00より全セクションが旧体育館へ移動して合奏となります。
本日,合奏で取り組むのは,6月20日のSTAFF会議で協議され,一部のPARTに少し修正が加えられた改訂版。HornLine的には,これがほぼ完成版楽譜となるはずです。ただ,実際にコンテで動きながら演奏した時点で,再度の見直しがある可能性は残っていますが・・・。

申し訳ありませんが,合奏時間中,Guardは今日も半面で何とか練習してもらうことになります。
お,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で使うブルーフラッグがもう出来上がりましたか。
そうか,一本ずつは単色なので縫う分には簡単ですよね。
でも26本でこれを振ったら,かなり雄大な「河」が表現できるのではないでしょうか。こうなると,この演技をコンテ上で早く見たいなぁと期待がふくらんできます。

先週のF先生レッスンを経て,Gryphons2010ライフル隊の陣容も定まったようです。
ライフル隊が登場するのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)とM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)の2場面。M3「Al-Balad」では,民族楽器を模した手具を持つダンスチームと絡む計画にもなっています。奥で練習しているのは,その踊り手さんたちのようですね。

民族楽器といえば,ここはぜひともPit.をご紹介しなければならないでしょう!
先日,ハギ先生は一山の段ボール箱をJEUJIAより受け取っています。どうやら6月13日番外編「このほぼフル装備に見えるのが,今季はスタートラインですか?」という危惧は着々と現実化しているようです。
で,いつのまにか高校1年生Pit.Marikoの足元にソッと佇んでいる,これはいったい何ですか?

はぁ,「ダラブッカ」・・・ですか。あまり耳にしたことがない楽器ですねぇ。
なるほど,アラビア音楽では広く使われているメジャーな打楽器なんですね。お,Marimoも持って2台体制ですか。大きい方は座って叩く,ということはイスが必要になるんですか?
どうやら今年のPit.はエスニックなテイストを追求して民族楽器が多数ラインナップされるとお見受けしました。鍵盤楽器にドンドン支柱が増殖して重装備になっていく,という予想ははずれるかもしれません。

コンテ入りの日まで曲練習に専念できる残された期間はGry時間であと2日間。その間にどこまでクォリティを追求し,コンテの中で生かしていけるのか,暑さが本格化する前に,練習はますますヒートアップすることが予想されます。
暑い夏を乗り切って,ファーストショウで「Al Hajj」がその姿を現す日が楽しみになってきました。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様練習御視察
御休憩中のところ失礼いたします。漏れ伺うところでは,近ごろYuuto様におかせられましては太鼓道の修行がさらにお進みになられたとか・・・。
「む,まぁ大したことではないがのぅ。何せ我が家は先代より太鼓を極める家系じゃからな。」

して今回は何を研鑽されておられるのでしょう?
「ん,これじゃ! 今はこのマラカスを極めんと日々励んでおるところであるぞ。いかに血筋に恵まれているとはいえ,まずは地道に修業することこそ肝要なのじゃ」
ははっ,何よりも平素より向上心が大切との御言葉と承ります。さすがはYuuto様,感服仕りました!

そこで定番のスケジュールは,Guardと昼休みをずらせて1時間のMM(基本動作練)タイムを設定し,コンテの中で使う基本的な動きのパターンを練習する,という形になります。
5月のレギュラーシーズン始動から,まずAttention(気をつけ)の姿勢確認から始め,Forward March(フォワードマーチ=前進)からRear March(リアマーチ=後進)と次第にグレードを上げてきました。
この時期には,Front to Stage(ベルを正面に向けたまま動く)まで進んでいます。

MMタイムを仕切るのは,TONAN Brass内でStretchリーダーと呼ばれる係です。ストレッチや筋力トレーニングから始まって,マーチングに必要な身体能力向上をはかるメニューを作成し,指導するのが主な仕事となります。
昨季DM・N兄は,今季はMM担当STAFFとして,次のメニューを説明する現役高校生Stretchリーダーの仕事ぶりを見守りっています。

1時間が過ぎると,Guardと入れ替わりに昼休みへ。午後からはセクション練習と合奏,と再び曲作り練習に戻ります。
Brassセクションは第一会議室でセクション基礎合奏。Brass全員が一つの教室には入りきれないため,基本的なレベルと意識をBrass全体で共有していきたいこの時期は,会議室でセクションを組むことが多くなります。
DM・MotokiやSub.DM・Ryousuke始め,今季は充実したSTAFFがメンバーを支えてくれています。

Gryphons Brassセクションは,「ハーモニー感を大事にした演奏」を今季のテーマに掲げています。そのためにBrass STAFFヤタオ氏がハーモニー練習曲を作りました。
「Al Hajj 1」から「Al Hajj 4」までのタイトルが付けられたこれらの楽譜は,実際の「Al Hajj」M1~M4までの楽譜で使われているコード進行を元にしたもの。「Al Hajj」は多くの曲がマイナー(短調)系のハーモニーを使っているので,響きを作っていくのがメジャー(長調)系よりも難しいため,このような練習曲にして少しでもハーモニーの響きに耳慣れるように,という試みです。

15:00より全セクションが旧体育館へ移動して合奏となります。
本日,合奏で取り組むのは,6月20日のSTAFF会議で協議され,一部のPARTに少し修正が加えられた改訂版。HornLine的には,これがほぼ完成版楽譜となるはずです。ただ,実際にコンテで動きながら演奏した時点で,再度の見直しがある可能性は残っていますが・・・。

申し訳ありませんが,合奏時間中,Guardは今日も半面で何とか練習してもらうことになります。
お,M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)で使うブルーフラッグがもう出来上がりましたか。
そうか,一本ずつは単色なので縫う分には簡単ですよね。
でも26本でこれを振ったら,かなり雄大な「河」が表現できるのではないでしょうか。こうなると,この演技をコンテ上で早く見たいなぁと期待がふくらんできます。

先週のF先生レッスンを経て,Gryphons2010ライフル隊の陣容も定まったようです。
ライフル隊が登場するのはM1「Al-Isla」(アル=イスラー/夜の旅)とM3「Al-Balad」(アル=バラド/街)の2場面。M3「Al-Balad」では,民族楽器を模した手具を持つダンスチームと絡む計画にもなっています。奥で練習しているのは,その踊り手さんたちのようですね。

民族楽器といえば,ここはぜひともPit.をご紹介しなければならないでしょう!
先日,ハギ先生は一山の段ボール箱をJEUJIAより受け取っています。どうやら6月13日番外編「このほぼフル装備に見えるのが,今季はスタートラインですか?」という危惧は着々と現実化しているようです。
で,いつのまにか高校1年生Pit.Marikoの足元にソッと佇んでいる,これはいったい何ですか?

はぁ,「ダラブッカ」・・・ですか。あまり耳にしたことがない楽器ですねぇ。
なるほど,アラビア音楽では広く使われているメジャーな打楽器なんですね。お,Marimoも持って2台体制ですか。大きい方は座って叩く,ということはイスが必要になるんですか?
どうやら今年のPit.はエスニックなテイストを追求して民族楽器が多数ラインナップされるとお見受けしました。鍵盤楽器にドンドン支柱が増殖して重装備になっていく,という予想ははずれるかもしれません。

コンテ入りの日まで曲練習に専念できる残された期間はGry時間であと2日間。その間にどこまでクォリティを追求し,コンテの中で生かしていけるのか,暑さが本格化する前に,練習はますますヒートアップすることが予想されます。
暑い夏を乗り切って,ファーストショウで「Al Hajj」がその姿を現す日が楽しみになってきました。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様練習御視察
御休憩中のところ失礼いたします。漏れ伺うところでは,近ごろYuuto様におかせられましては太鼓道の修行がさらにお進みになられたとか・・・。
「む,まぁ大したことではないがのぅ。何せ我が家は先代より太鼓を極める家系じゃからな。」

して今回は何を研鑽されておられるのでしょう?
「ん,これじゃ! 今はこのマラカスを極めんと日々励んでおるところであるぞ。いかに血筋に恵まれているとはいえ,まずは地道に修業することこそ肝要なのじゃ」
ははっ,何よりも平素より向上心が大切との御言葉と承ります。さすがはYuuto様,感服仕りました!

高校野球開会式の日
2010-07-10
今日は夏の高校野球・京都府大会開会式。
朝日新聞京都総局から,開会式演奏隊の出演依頼が飛び込んできたのが5月末。マーチングバンドとしての編成に合わせて,楽譜を少し手直しして練習を始めたのが6月から。テスト期間を挟んで実質3週間ほどで本番を迎えました。
編成はGuardを除く1・2年生の現役部員に,お手伝いを申し出てくれた3年生を合わせ71名バンド。一年間,練習に打ち込んできた京都の高校球児全員の晴れ舞台を任されるわけですから,部員たちにもプレッシャーはかなりあったと思います。
毎年演奏を担当しておられた京都府警音楽隊の日程が合わなかったそうですが,今年は司会も高校生,演奏も高校生が担当して,主役である球児を含めて高校生が作る開会式にしたい,と高野連理事長からもお言葉をいただきました。
心配されていた天気も「梅雨の晴れ間」でいけそうです。
朝日新聞京都総局から,開会式演奏隊の出演依頼が飛び込んできたのが5月末。マーチングバンドとしての編成に合わせて,楽譜を少し手直しして練習を始めたのが6月から。テスト期間を挟んで実質3週間ほどで本番を迎えました。
編成はGuardを除く1・2年生の現役部員に,お手伝いを申し出てくれた3年生を合わせ71名バンド。一年間,練習に打ち込んできた京都の高校球児全員の晴れ舞台を任されるわけですから,部員たちにもプレッシャーはかなりあったと思います。
毎年演奏を担当しておられた京都府警音楽隊の日程が合わなかったそうですが,今年は司会も高校生,演奏も高校生が担当して,主役である球児を含めて高校生が作る開会式にしたい,と高野連理事長からもお言葉をいただきました。
心配されていた天気も「梅雨の晴れ間」でいけそうです。

開会式そのものは10:00開始ですが,77校の高校球児たちより後に球場入りすると,身動きがとれなくなりそうです。そのため,学校集合は7:15→出発7:30となりました。
Pit.系はハギ号へ,HornLineとBatteryはバスに積み込みます。「演奏隊」ということで出番がないGuardチームは,いつもどおり9:00に集合して学校で練習することになっています。

バスは順調に走行し,約20分でわかさスタジアム京都へ到着。開会式までまだ2時間以上あるので,さすがにまだ人もまばら(狙い通り!)です。
昨日に一度リハーサルに来ていて,控室までの動線は各自が把握していますから,バスからの移動はスムーズでした。

控室として割り当てていただいたのは,3塁側特別内野席。反対側の1塁側は,プラカードを担当する洛西高校の生徒が入っています。
わかさスタジアム京都は,野球応援で通い慣れた球場。スタンドへの出入りは慣れていますが,ここは普段は入らない部分なので,ちょっと新鮮な気分でしょうか。
まずは楽器を出して個人個人でウォームアップから。

昨日のリハーサルはずっと雨が降っていたため,屋外で演奏はできず,特別内野席の窓?から演奏しただけで終わっています。開会式は雨天決行のため,雨天時は特別内野席で演奏と伺っていますので,図らずも「雨天バージョン・リハ」となりました。
昨日,雨の中1回だけしか歩けなかったプラカード隊も,念入りに再チェックをしています。

ウォームアップが済んだところで,セクションごとに分かれてBasic。
WoodとBrassはグラウンドに出て芝生の上で行いました。Pit.は本番の演奏位置に近い3塁ベンチ付近です。
ただ,時刻が午前8時台とまだ朝早いため,さすがにBatteryが屋外でBasicを叩くことは,ちょっと気が引けました。どうせ音は外へガンガン響きますが,せめて,ということで・・・悪いけど,特別内野席の中でやってくれるかな?

Basic終了後,昨日のリハーサルは雨で外へ出られなかったため,9:30までリハーサルをします。
本番の演奏位置に並んで,入場曲「野球大会行進曲」から退場曲「栄冠は君に輝くまで」を順にさらっていきます。
チェックするのは昨日確かめられなかった球場での聞こえ方。1塁側にハギ先生に行ってもらい,聞こえ方に影響するベルのFocus Point(どこに向かって音を飛ばすか)から隊形まで綿密にチェック。
何度か隊形を変更したり,Focus Pointもあちこち試してみて,ベスト(ベター?)なマッチングを探ります。

何とか「これなら」というSettingを見つけることができ,9:30から休憩を入れることができました。
談笑する者,楽器を磨く者など,部員たちは思い思いに本番に向けて準備しながら寛いでいます。楽器は演奏位置に既にSetting済みなので,BD隊の高校1年生5名は手元にあるものを叩きながら復習に余念がありません。

9:55,進行表通りにスタンバイ。10:00のファンファーレ吹奏によって,いよいよ開会式本番が始まりました。
10:00~10:25,出場77校の選手が入場する入場行進が最大の山場。「高校野球行進曲」をいったい何回演奏したのか,自分でもカウントできないくらいでしたが,最後まで集中力を切らすことなく,演奏を続けることができました。知らない間に,君たち,ずいぶんたくましくなっていますね。
『行進曲のベル操作,25分間間違えなかった☆』(1年)
その後,国旗&大会旗掲揚→優勝旗返還→選手退場まで,予定通り1時間の開会式の間,演奏した各曲は,それぞれ練習してきた分だけはしっかり演奏に出すことができました。
『開会式の間,姿勢を崩さず,暑いのも痛いのも我慢できた』(1年)

何とか大役を果たせて一安心。今日は京都の高校球児全員を応援しましたが,次にここへ来る時は,スタンドから塔南高校野球部を応援する時です。たぶん,暑い(熱い?)応援になるでしょうが,しっかり演奏していきましょう。
5月から運営を引き継いだ2年生も,集団行動を指揮する経験値が上がるにつれて,少しずつ「上級生らしく」なってきました。
【本日の番外編】‥‥陸海空自衛隊合同コンサート
神戸文化ホールで開催された陸海空自衛隊合同コンサートに行って来ました。
アレンジャーW先生の伝手(コネ?)で,昼の部・夕方の部あわせて20枚も入場券を都合していただけたので,昼の部は一般メンバーに,夕方の部は現役高校生に振り分けました。

海上自衛隊東京音楽隊,航空自衛隊航空中央音楽隊,陸上自衛隊中央音楽隊の合同コンサート。
学生時代にEuphoniumを吹いていた私としては,CDでしか聴いたことがない世界的Euphonium奏者,航空中央音楽隊所属の外囿祥一郎氏の生演奏を,しかも協奏曲で聴けたことが何よりでした。
たった1本でバンドを圧倒して会場の空気を全て振動させるような音。肌で感じる音の感覚はCDでは絶対にわからないものです。
一流バンドの演奏を生で聴ける貴重な機会となりました。一般メンバーにも高校生にも,とても良い勉強の機会になったと思います。W先生ありがとうございました!

Pit.系はハギ号へ,HornLineとBatteryはバスに積み込みます。「演奏隊」ということで出番がないGuardチームは,いつもどおり9:00に集合して学校で練習することになっています。

バスは順調に走行し,約20分でわかさスタジアム京都へ到着。開会式までまだ2時間以上あるので,さすがにまだ人もまばら(狙い通り!)です。
昨日に一度リハーサルに来ていて,控室までの動線は各自が把握していますから,バスからの移動はスムーズでした。

控室として割り当てていただいたのは,3塁側特別内野席。反対側の1塁側は,プラカードを担当する洛西高校の生徒が入っています。
わかさスタジアム京都は,野球応援で通い慣れた球場。スタンドへの出入りは慣れていますが,ここは普段は入らない部分なので,ちょっと新鮮な気分でしょうか。
まずは楽器を出して個人個人でウォームアップから。

昨日のリハーサルはずっと雨が降っていたため,屋外で演奏はできず,特別内野席の窓?から演奏しただけで終わっています。開会式は雨天決行のため,雨天時は特別内野席で演奏と伺っていますので,図らずも「雨天バージョン・リハ」となりました。
昨日,雨の中1回だけしか歩けなかったプラカード隊も,念入りに再チェックをしています。

ウォームアップが済んだところで,セクションごとに分かれてBasic。
WoodとBrassはグラウンドに出て芝生の上で行いました。Pit.は本番の演奏位置に近い3塁ベンチ付近です。
ただ,時刻が午前8時台とまだ朝早いため,さすがにBatteryが屋外でBasicを叩くことは,ちょっと気が引けました。どうせ音は外へガンガン響きますが,せめて,ということで・・・悪いけど,特別内野席の中でやってくれるかな?

Basic終了後,昨日のリハーサルは雨で外へ出られなかったため,9:30までリハーサルをします。
本番の演奏位置に並んで,入場曲「野球大会行進曲」から退場曲「栄冠は君に輝くまで」を順にさらっていきます。
チェックするのは昨日確かめられなかった球場での聞こえ方。1塁側にハギ先生に行ってもらい,聞こえ方に影響するベルのFocus Point(どこに向かって音を飛ばすか)から隊形まで綿密にチェック。
何度か隊形を変更したり,Focus Pointもあちこち試してみて,ベスト(ベター?)なマッチングを探ります。

何とか「これなら」というSettingを見つけることができ,9:30から休憩を入れることができました。
談笑する者,楽器を磨く者など,部員たちは思い思いに本番に向けて準備しながら寛いでいます。楽器は演奏位置に既にSetting済みなので,BD隊の高校1年生5名は手元にあるものを叩きながら復習に余念がありません。

9:55,進行表通りにスタンバイ。10:00のファンファーレ吹奏によって,いよいよ開会式本番が始まりました。
10:00~10:25,出場77校の選手が入場する入場行進が最大の山場。「高校野球行進曲」をいったい何回演奏したのか,自分でもカウントできないくらいでしたが,最後まで集中力を切らすことなく,演奏を続けることができました。知らない間に,君たち,ずいぶんたくましくなっていますね。
『行進曲のベル操作,25分間間違えなかった☆』(1年)
その後,国旗&大会旗掲揚→優勝旗返還→選手退場まで,予定通り1時間の開会式の間,演奏した各曲は,それぞれ練習してきた分だけはしっかり演奏に出すことができました。
『開会式の間,姿勢を崩さず,暑いのも痛いのも我慢できた』(1年)

何とか大役を果たせて一安心。今日は京都の高校球児全員を応援しましたが,次にここへ来る時は,スタンドから塔南高校野球部を応援する時です。たぶん,暑い(熱い?)応援になるでしょうが,しっかり演奏していきましょう。
5月から運営を引き継いだ2年生も,集団行動を指揮する経験値が上がるにつれて,少しずつ「上級生らしく」なってきました。
【本日の番外編】‥‥陸海空自衛隊合同コンサート
神戸文化ホールで開催された陸海空自衛隊合同コンサートに行って来ました。
アレンジャーW先生の伝手(コネ?)で,昼の部・夕方の部あわせて20枚も入場券を都合していただけたので,昼の部は一般メンバーに,夕方の部は現役高校生に振り分けました。

海上自衛隊東京音楽隊,航空自衛隊航空中央音楽隊,陸上自衛隊中央音楽隊の合同コンサート。
学生時代にEuphoniumを吹いていた私としては,CDでしか聴いたことがない世界的Euphonium奏者,航空中央音楽隊所属の外囿祥一郎氏の生演奏を,しかも協奏曲で聴けたことが何よりでした。
たった1本でバンドを圧倒して会場の空気を全て振動させるような音。肌で感じる音の感覚はCDでは絶対にわからないものです。
一流バンドの演奏を生で聴ける貴重な機会となりました。一般メンバーにも高校生にも,とても良い勉強の機会になったと思います。W先生ありがとうございました!

曲作りの日々(その1)
2010-07-04
コンテ入りまであとGry時間で一週間を切り,曲作りにだけ専念できるのも残り少なくなってきました。
コンテ入りまでにできる限り演奏のクォリティを上げておこうと,今日はBrassとBatteryのレッスンが設定されています。Batteryレッスンは午前中から,Brassは自分たちでウォームアップと一通りのBasic&曲練を終えた午後から始まりました。

コンテ入りまでにできる限り演奏のクォリティを上げておこうと,今日はBrassとBatteryのレッスンが設定されています。Batteryレッスンは午前中から,Brassは自分たちでウォームアップと一通りのBasic&曲練を終えた午後から始まりました。

BrassはまずHigh-Brass(Trumpet&Horn)とLow-Brass(Baritone,Euphonium,Tuba)に分かれて,基礎練で音色や音量をテーマにレッスン。第一会議室の両側に分かれて音合戦?
BatteryはAll STAFF Dayでチェックした項目をもとに,楽譜の微調整も入っているようです。

楽譜をその場で調整するSTAFF Kiku氏。使っているのはBatteryチーフSゴンの私物ですが・・・。
GryphonsではアレンジャーW先生を含め,某社製の「finale」を使って楽譜を作っています。
楽譜ソフトとしては標準ともいえるメジャーなものですが,困ったことに新しいバージョンで楽譜を編集すると,旧バージョンではそのファイルを読み込めません。
やりとりする各人のバージョン統一が悩みの種ですね。

その場で楽譜を手直ししても,プリントアウトできる環境が整っていないため,メンバーに伝えるのは昔ながら?の手法となります。
「タッツツタツツタッ,こんな感じで!」
とりあえず叩いてみせて,メモさせて,で曲を形にしていきます。プリントアウトしてちゃんとした楽譜がもらえるのは後日となりますが,何とか今日のうちに微調整は終わりそうです。

今日はレッスンによっていないWood(木管)たちは,教室でセクション練。
前に立って仕切っているのは(写真には入りませんでしたが・・・)今季Wood STAFFのYoshiteru君とNamieenです。
そうですね,今年は特にSaxophoneがSopranoからBaritoneまでズラリと並び,充実しています。
昨年よりやや少ないClarinetたちも「フィールドで存在感を出す!」と意気込んでいます。
Fluteは・・・m(_ _)mまだ訊けていないのですが,たぶん(絶対)同じように意気込んでいるでしょう。

第一会議室でのレッスン後半は,Brassセクション合奏。指揮はDMのMotokiが務めます。
今季のBrassセクションの課題(テーマ?)は「しっかり響くハーモニー」となっています。ただ大きな音量を出すだけではなく,同PARTや他の楽器と音色をブレンドし,さらに曲のハーモニー感をアピールすることをめざしています。

All STAFF Dayの時には宝の持ち腐れに終わったフットスイッチ。テスト期間中にメトのメモリも含めてしっかり調整してきたようですね。
テンポの変わり目でも,振りながら足元で次々にメトのメモリを切り換えて指揮を続けます。
さすがはDM! すでにスコアは自分のものにしているようですね。

一日の練習が終わると,もはや恒例となったSTAFF会議。議題は来週の練習予定について,です。
今季はSTAFFが充実した分,お互いの情報共有には時間的コストをかけざるを得ません。この第一会議室にはホワイトボードがあるので,多人数で会議する時の能率アップに役立ちます。

個人的にはたまにはリアルタイムで「龍馬伝」が見たいと思うのですが,次の練習をまわすための準備として,どうしても外せない会議なので・・・。STAFFの責任分担や動き方も5月に比べるとうまくかみ合うようになってきているので,今後の会議時間短縮に期待したいところです。
さて,来週もGryでは曲練が続きますが,現役高校生はその前に「高校野球京都府大会開会式演奏隊」という大舞台が待っています。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様御臨席次第
Yuuto様におかせられましては,毎週のお役目,ご苦労様にございます。ご指導のほど,何とぞよろしくお願い申し上げます。
「うむ,苦しゅうないぞ,まずはそのほうどもで進めてみせい。」
ははっ,ありがたきお言葉。

「これ,そのような甘い見通しでどうするのじゃ! えぇぃ,そこじゃ,そこを考え直せというのがわからんか!」
はっ,直々のご指摘,まことに畏れ入ります。さっそく改めさせていただきます。

BatteryはAll STAFF Dayでチェックした項目をもとに,楽譜の微調整も入っているようです。

楽譜をその場で調整するSTAFF Kiku氏。使っているのはBatteryチーフSゴンの私物ですが・・・。
GryphonsではアレンジャーW先生を含め,某社製の「finale」を使って楽譜を作っています。
楽譜ソフトとしては標準ともいえるメジャーなものですが,困ったことに新しいバージョンで楽譜を編集すると,旧バージョンではそのファイルを読み込めません。
やりとりする各人のバージョン統一が悩みの種ですね。

その場で楽譜を手直ししても,プリントアウトできる環境が整っていないため,メンバーに伝えるのは昔ながら?の手法となります。
「タッツツタツツタッ,こんな感じで!」
とりあえず叩いてみせて,メモさせて,で曲を形にしていきます。プリントアウトしてちゃんとした楽譜がもらえるのは後日となりますが,何とか今日のうちに微調整は終わりそうです。

今日はレッスンによっていないWood(木管)たちは,教室でセクション練。
前に立って仕切っているのは(写真には入りませんでしたが・・・)今季Wood STAFFのYoshiteru君とNamieenです。
そうですね,今年は特にSaxophoneがSopranoからBaritoneまでズラリと並び,充実しています。
昨年よりやや少ないClarinetたちも「フィールドで存在感を出す!」と意気込んでいます。
Fluteは・・・m(_ _)mまだ訊けていないのですが,たぶん(絶対)同じように意気込んでいるでしょう。

第一会議室でのレッスン後半は,Brassセクション合奏。指揮はDMのMotokiが務めます。
今季のBrassセクションの課題(テーマ?)は「しっかり響くハーモニー」となっています。ただ大きな音量を出すだけではなく,同PARTや他の楽器と音色をブレンドし,さらに曲のハーモニー感をアピールすることをめざしています。

All STAFF Dayの時には宝の持ち腐れに終わったフットスイッチ。テスト期間中にメトのメモリも含めてしっかり調整してきたようですね。
テンポの変わり目でも,振りながら足元で次々にメトのメモリを切り換えて指揮を続けます。
さすがはDM! すでにスコアは自分のものにしているようですね。

一日の練習が終わると,もはや恒例となったSTAFF会議。議題は来週の練習予定について,です。
今季はSTAFFが充実した分,お互いの情報共有には時間的コストをかけざるを得ません。この第一会議室にはホワイトボードがあるので,多人数で会議する時の能率アップに役立ちます。

個人的にはたまにはリアルタイムで「龍馬伝」が見たいと思うのですが,次の練習をまわすための準備として,どうしても外せない会議なので・・・。STAFFの責任分担や動き方も5月に比べるとうまくかみ合うようになってきているので,今後の会議時間短縮に期待したいところです。
さて,来週もGryでは曲練が続きますが,現役高校生はその前に「高校野球京都府大会開会式演奏隊」という大舞台が待っています。
【本日の番外編】‥‥Yuuto様御臨席次第
Yuuto様におかせられましては,毎週のお役目,ご苦労様にございます。ご指導のほど,何とぞよろしくお願い申し上げます。
「うむ,苦しゅうないぞ,まずはそのほうどもで進めてみせい。」
ははっ,ありがたきお言葉。

「これ,そのような甘い見通しでどうするのじゃ! えぇぃ,そこじゃ,そこを考え直せというのがわからんか!」
はっ,直々のご指摘,まことに畏れ入ります。さっそく改めさせていただきます。

野球部壮行会とライフルレッスンの日
2010-07-03
塔南高校第2ターム中テスト終了直後,毎年恒例の野球部壮行会が開催されました。
夏の京都府大会もあと一週間に迫り,野球部も毎日の練習に熱が入るころ。Gryphons2010「Al Hajj」の練習と並行して,TONAN Brassでも,Guardはチアリーディングに,HornLine&Percussionはコンバットマーチの練習に取り組みます。HornLine&Percussionは,今年は高校野球京都府大会開会式出演が決まっており,6月中にはそちらの練習にも力を入れてきました。
また,今季はたまたま壮行会当日にライフルレッスンが入ってしまったため,例年と異なり,壮行会のチアリーダーは高校1年生だけの演技となります。彼女たちにとってはGuardになって初めて人前で踊る初舞台。しかも,頼るべき上級生がいないという状況となりました。
夏の京都府大会もあと一週間に迫り,野球部も毎日の練習に熱が入るころ。Gryphons2010「Al Hajj」の練習と並行して,TONAN Brassでも,Guardはチアリーディングに,HornLine&Percussionはコンバットマーチの練習に取り組みます。HornLine&Percussionは,今年は高校野球京都府大会開会式出演が決まっており,6月中にはそちらの練習にも力を入れてきました。
また,今季はたまたま壮行会当日にライフルレッスンが入ってしまったため,例年と異なり,壮行会のチアリーダーは高校1年生だけの演技となります。彼女たちにとってはGuardになって初めて人前で踊る初舞台。しかも,頼るべき上級生がいないという状況となりました。

ライフルレッスンは10:00開始。
土曜日の午前中は,通常バドミントン部が旧体育館を使用する割り振りになっているため,F先生のご都合で土曜となる今日のレッスンは,午前中が第一会議室を利用してのBasic,午後が旧体育館へ移動しての振付練の二本立てで計画されています。
さて,一ヶ月のBasic回数5倍増,効果(=筋力Up)はあったでしょうか?

一般&上級生がライフルレッスンを受けている間,高校1年生たちは布地の裁断に取りかかります。
旧体がバドミントン部,第一会議室がライフルレッスンのため,ちょっと狭いですが教室にマットを敷いての作業。布地に型紙をおいて型を取り,フラッグのパーツを切り出していきます。
初めての裁断にしては,ずいぶん手際が良いですね。

今季のフラッグは,「アラビア」「砂漠」をイメージしたカラーを中心に,デザイン的にはシンプルな印象になっているのではないでしょうか?
M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)では,やはり「水」をイメージしたカラー。Gryphonsでは珍しいブルー系のフラッグです。

13:00より野球部壮行会が始まりました。
まずは旧体後方より,バンドとチアガール(←レッスンに参加していないGuard高校1年生にとっては初舞台!)が作る花道を通って野球部員102名が入場。
曲は7月10日(土)京都府大会開会式で入場行進に演奏する「全国高等学校野球大会行進曲」。
例年なら,コンバットマーチの中の1曲を選んで演奏する場面ですが,今年は本番と同じ曲を練習の意味で演奏させていただきました。

「校歌斉唱」「野球部後援会長あいさつ」「監督あいさつ」と着々と進行します。
今日は雨天のため,野球部の練習試合は中止だったようですが,気温が高くならず,演奏する側のコンディションとしてはまずまずでした。

壮行会におけるTONAN Brassの見せ場は「吹奏楽部激励演奏」です。
レッスン中の2年生を除いたGuard高校1年生11名が,コンバットマーチ4曲メドレーに合わせて踊ります。上級生抜きで壮行会を演じることが決まってから,密かに?昼休み等に練習を重ねた成果を発揮します。肘の伸び具合が物足りないのと膝が閉じていないのは,まぁ今のところは良しとしましょう。

約30分余りで野球部壮行会も無事に終了。
野球部員退場には,7月10日(土)京都府大会開会式で「選手退場」時に演奏する「高校野球大会歌」を演奏。世間一般には「栄冠は君に輝く」という副題の方が通りがよい,高校野球のシンボルともいえる曲です。
今年の野球部壮行会は,甲子園でも,実際に入退場に使用されている楽曲を使用しているのがTONAN Brass的には目玉ですね。

野球部壮行会が終了後,野球部保護者会と入れ替わる形で,ライフルレッスンは旧体へ移動。午後のメニューはライフル隊の振付です。
おぉっと・・・見ていると,もう「壮絶」としか言いようがない振付ですね。昨季までと難易度がケタ違いです(¨;)

だいたいライフルを両手で保持している時間帯がほとんどない,という時点でレベルがすごく高そう・・・。
さすがはF先生,見本に踊ってみせていただくと,「アラビア」感120%ですが,果たしてGryライフル隊はこの振付をモノにできるでしょうか?

一般メンバーや上級生が「アラビア感120%な壮絶振付」に四苦八苦している間,初舞台の壮行会を終えて一息ついた高校1年生たちは,自分たちでトールフラッグの振付を練習しています。
お互いの振付をチェックし合っているのを見ていると,個人差はまだありますが,彼女たちが上級生に追いついてくるのもそう遠くない日のように見えました。

高校1年生たちの校内での初舞台は,大きな破綻もなく務めることができました。
一週間後には,高校野球京都府大会開会式という大舞台もあります。これから野球応援~ハチ北合宿~学園祭での秋プロファーストショウ~「Al Hajj」ファーストショウと,今季のTONAN BrassとGryphonsのショウ作りが本格化します。
体調管理をしっかり行い(もちろん,宿題も着実に取り組み),自分たちの力を伸ばしていって欲しいところです。
土曜日の午前中は,通常バドミントン部が旧体育館を使用する割り振りになっているため,F先生のご都合で土曜となる今日のレッスンは,午前中が第一会議室を利用してのBasic,午後が旧体育館へ移動しての振付練の二本立てで計画されています。
さて,一ヶ月のBasic回数5倍増,効果(=筋力Up)はあったでしょうか?

一般&上級生がライフルレッスンを受けている間,高校1年生たちは布地の裁断に取りかかります。
旧体がバドミントン部,第一会議室がライフルレッスンのため,ちょっと狭いですが教室にマットを敷いての作業。布地に型紙をおいて型を取り,フラッグのパーツを切り出していきます。
初めての裁断にしては,ずいぶん手際が良いですね。

今季のフラッグは,「アラビア」「砂漠」をイメージしたカラーを中心に,デザイン的にはシンプルな印象になっているのではないでしょうか?
M2「Al-Nahl」(アル=ナフル/河)では,やはり「水」をイメージしたカラー。Gryphonsでは珍しいブルー系のフラッグです。

13:00より野球部壮行会が始まりました。
まずは旧体後方より,バンドとチアガール(←レッスンに参加していないGuard高校1年生にとっては初舞台!)が作る花道を通って野球部員102名が入場。
曲は7月10日(土)京都府大会開会式で入場行進に演奏する「全国高等学校野球大会行進曲」。
例年なら,コンバットマーチの中の1曲を選んで演奏する場面ですが,今年は本番と同じ曲を練習の意味で演奏させていただきました。

「校歌斉唱」「野球部後援会長あいさつ」「監督あいさつ」と着々と進行します。
今日は雨天のため,野球部の練習試合は中止だったようですが,気温が高くならず,演奏する側のコンディションとしてはまずまずでした。

壮行会におけるTONAN Brassの見せ場は「吹奏楽部激励演奏」です。
レッスン中の2年生を除いたGuard高校1年生11名が,コンバットマーチ4曲メドレーに合わせて踊ります。上級生抜きで壮行会を演じることが決まってから,密かに?昼休み等に練習を重ねた成果を発揮します。肘の伸び具合が物足りないのと膝が閉じていないのは,まぁ今のところは良しとしましょう。

約30分余りで野球部壮行会も無事に終了。
野球部員退場には,7月10日(土)京都府大会開会式で「選手退場」時に演奏する「高校野球大会歌」を演奏。世間一般には「栄冠は君に輝く」という副題の方が通りがよい,高校野球のシンボルともいえる曲です。
今年の野球部壮行会は,甲子園でも,実際に入退場に使用されている楽曲を使用しているのがTONAN Brass的には目玉ですね。

野球部壮行会が終了後,野球部保護者会と入れ替わる形で,ライフルレッスンは旧体へ移動。午後のメニューはライフル隊の振付です。
おぉっと・・・見ていると,もう「壮絶」としか言いようがない振付ですね。昨季までと難易度がケタ違いです(¨;)

だいたいライフルを両手で保持している時間帯がほとんどない,という時点でレベルがすごく高そう・・・。
さすがはF先生,見本に踊ってみせていただくと,「アラビア」感120%ですが,果たしてGryライフル隊はこの振付をモノにできるでしょうか?

一般メンバーや上級生が「アラビア感120%な壮絶振付」に四苦八苦している間,初舞台の壮行会を終えて一息ついた高校1年生たちは,自分たちでトールフラッグの振付を練習しています。
お互いの振付をチェックし合っているのを見ていると,個人差はまだありますが,彼女たちが上級生に追いついてくるのもそう遠くない日のように見えました。

高校1年生たちの校内での初舞台は,大きな破綻もなく務めることができました。
一週間後には,高校野球京都府大会開会式という大舞台もあります。これから野球応援~ハチ北合宿~学園祭での秋プロファーストショウ~「Al Hajj」ファーストショウと,今季のTONAN BrassとGryphonsのショウ作りが本格化します。
体調管理をしっかり行い(もちろん,宿題も着実に取り組み),自分たちの力を伸ばしていって欲しいところです。
| HOME |