ラスト八木練の日
2009-12-20
全国大会から一週間。Gryphons2009「Liberation」最後の練習は,南丹市八木町です。
23日に迫ったWinter Marching Party in KYOTOでのラストショウに向けて,メンバーたちは最後の頑張りを見せてくれました。

23日に迫ったWinter Marching Party in KYOTOでのラストショウに向けて,メンバーたちは最後の頑張りを見せてくれました。

楽器を降ろし終わったたかはし号に残されているのは,養生用テープ120本。Winter Marching Party in KYOTO会場の府立体育館に敷き詰めるシートを固定するために購入したものです。かさばるので楽器積み込みがやや苦しくなるのですが,平日に購入する余裕がないため,某ホームセンターで前もって準備しておくことにしました。

メンバーたちがBasicに取りかかる頃,STAFFは2009年度最後の朝イチ会議。

そしてできあがった最後の練習のスケジュールがこれです。
動きそのものは軽く復習程度でさらっていく代わりに,全国大会までに磨ききれなかった演奏面での課題を(限られた時間ではありますが)できるだけ消化しておきたいということになりました。
体育館のロビーに,この施設のマスコットキャラクター愛称募集の貼り紙がありました。DM・N兄のアイディアは「アスポちゃん」だそうですね。

いつもなら器具倉庫に押し込められるBatteryたち。今日はPit.がセクション練習をするために会議室をお借りしています。Pit.とHornLineがM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」の合奏をしている間,空いている会議室を使って曲練。ごくたまにはこういう幸運もあります。

一方,体育館ではM4合奏中。DM・N兄が指揮,ギャラリーからハギ先生がチェック。特にハーモニーの響きをしっかり作っていくことに主眼が置かれています。

空いているフィールド後方を使い,Guardはカンパニーフロント・デカ旗振付を1列になって確認しています。1列になっているのは角度のズレが分かりやすいように,ということでしょう。

M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」を練習する時は,コンテの左右へのはみ出しが大きく横幅が必要なため,正面の位置を変更して長辺を左右に取ります。すると前後がキチキチになるため,Pit.は壁に張りつき状態。Timpaniを丸く並べる余裕もなくて横一列で演奏することになります。
担当しているMikuは,本来ならイスの上でグルグル回りながら叩く譜面を,横飛びにピョンピョン移動して叩くことになるので大変です。それでも,すぐ真後ろをHornLineがスッ飛んでいきます。

南丹市八木町へ来るのは今シーズンはこれが最後。というか今シーズンの練習自体が今日で終わりです。そして23日のラストショウを終えると,1シーズン苦楽を共にしてきたGryphons2009の仲間たちが,全員で集まる機会はもうありません。
休憩時間になれば,名残を惜しんだメンバーたちがあちらこちらで記念写真を撮っています。

玄関口に置いてあった「歓迎グリフォンズ様」の看板前でも,Battery人たちが記念写真を撮っています。変わったロゴのTシャツ着てるやん? なるほど,東京で買ってきたんやね?!
じゃ,ちょっとネタにもらっていい?

GSC(Gryphons Supporter Club)のY氏も,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使用する「羽根」のLEDを最終調整中。手に持って振り回すだけに断線したり,物足りないからと贈灯したりと,今シーズンは「羽根」のメンテナンスを黙々と進めて下さいました。
最後の最後まで面倒を見ていただき,ありがとうございます!

最後の練習の最後はランスルー。この巨大なヴェールが飛んでいくのを見るのもあと何回あるでしょうか。もしかすると,次のランスルーがラストショウになるかもしれません。TakapikoくんもNabeちゃんも,心してライフルをキャッチして下さい。

そういえば,Battery人たちの「衣装に負けないぞ」作戦は,最後の練習日でも実施されていますね。夏の暑い盛りから真冬に突入した今の時期まで,とうとうやり抜きましたか。

Winter Marching Party in KYOTOには演技時間規定はもちろんありませんので,もはやランスルータイムは計測しませんでしたが,たぶん8分ぐらいだったでしょう。
練習が終わっても,撤収や積み込みと並行してメンバーたちがあちこちで写真を撮っていました。こちらはGuardチームの写真撮影。ネタ用に横で1枚便乗させていただきました。

Gryphons2009もいよいよあと1日,Winter Marching Party in KYOTO当日を残すのみとなりました。このメンバーたちが顔を揃えるのもあと1日。毎年のことながら,この時期は達成感より一抹の寂しさの方が勝るように感じます。23日がいよいよ「Liberation」ラストショウ,メンバーみんなで作り上げてきたショウを心ゆくまで楽しんでくれれば,と思います。
【本日の番外編】‥‥再会?
練習が終わって外へ出ると,既に暗くなった体育館前に,クリスマス用の電飾が輝いていました。
そうそう,毎年この電飾ですよね?! 去年も一昨年も見たなぁ。また,来年も見られるかな?


メンバーたちがBasicに取りかかる頃,STAFFは2009年度最後の朝イチ会議。

そしてできあがった最後の練習のスケジュールがこれです。
動きそのものは軽く復習程度でさらっていく代わりに,全国大会までに磨ききれなかった演奏面での課題を(限られた時間ではありますが)できるだけ消化しておきたいということになりました。
体育館のロビーに,この施設のマスコットキャラクター愛称募集の貼り紙がありました。DM・N兄のアイディアは「アスポちゃん」だそうですね。

いつもなら器具倉庫に押し込められるBatteryたち。今日はPit.がセクション練習をするために会議室をお借りしています。Pit.とHornLineがM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」の合奏をしている間,空いている会議室を使って曲練。ごくたまにはこういう幸運もあります。

一方,体育館ではM4合奏中。DM・N兄が指揮,ギャラリーからハギ先生がチェック。特にハーモニーの響きをしっかり作っていくことに主眼が置かれています。

空いているフィールド後方を使い,Guardはカンパニーフロント・デカ旗振付を1列になって確認しています。1列になっているのは角度のズレが分かりやすいように,ということでしょう。

M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」を練習する時は,コンテの左右へのはみ出しが大きく横幅が必要なため,正面の位置を変更して長辺を左右に取ります。すると前後がキチキチになるため,Pit.は壁に張りつき状態。Timpaniを丸く並べる余裕もなくて横一列で演奏することになります。
担当しているMikuは,本来ならイスの上でグルグル回りながら叩く譜面を,横飛びにピョンピョン移動して叩くことになるので大変です。それでも,すぐ真後ろをHornLineがスッ飛んでいきます。

南丹市八木町へ来るのは今シーズンはこれが最後。というか今シーズンの練習自体が今日で終わりです。そして23日のラストショウを終えると,1シーズン苦楽を共にしてきたGryphons2009の仲間たちが,全員で集まる機会はもうありません。
休憩時間になれば,名残を惜しんだメンバーたちがあちらこちらで記念写真を撮っています。

玄関口に置いてあった「歓迎グリフォンズ様」の看板前でも,Battery人たちが記念写真を撮っています。変わったロゴのTシャツ着てるやん? なるほど,東京で買ってきたんやね?!
じゃ,ちょっとネタにもらっていい?

GSC(Gryphons Supporter Club)のY氏も,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使用する「羽根」のLEDを最終調整中。手に持って振り回すだけに断線したり,物足りないからと贈灯したりと,今シーズンは「羽根」のメンテナンスを黙々と進めて下さいました。
最後の最後まで面倒を見ていただき,ありがとうございます!

最後の練習の最後はランスルー。この巨大なヴェールが飛んでいくのを見るのもあと何回あるでしょうか。もしかすると,次のランスルーがラストショウになるかもしれません。TakapikoくんもNabeちゃんも,心してライフルをキャッチして下さい。

そういえば,Battery人たちの「衣装に負けないぞ」作戦は,最後の練習日でも実施されていますね。夏の暑い盛りから真冬に突入した今の時期まで,とうとうやり抜きましたか。

Winter Marching Party in KYOTOには演技時間規定はもちろんありませんので,もはやランスルータイムは計測しませんでしたが,たぶん8分ぐらいだったでしょう。
練習が終わっても,撤収や積み込みと並行してメンバーたちがあちこちで写真を撮っていました。こちらはGuardチームの写真撮影。ネタ用に横で1枚便乗させていただきました。

Gryphons2009もいよいよあと1日,Winter Marching Party in KYOTO当日を残すのみとなりました。このメンバーたちが顔を揃えるのもあと1日。毎年のことながら,この時期は達成感より一抹の寂しさの方が勝るように感じます。23日がいよいよ「Liberation」ラストショウ,メンバーみんなで作り上げてきたショウを心ゆくまで楽しんでくれれば,と思います。
【本日の番外編】‥‥再会?
練習が終わって外へ出ると,既に暗くなった体育館前に,クリスマス用の電飾が輝いていました。
そうそう,毎年この電飾ですよね?! 去年も一昨年も見たなぁ。また,来年も見られるかな?

全国大会の日(後編)
2009-12-13
STAFFが密かに心配していた渋滞に引っかかることもなく,バスは順調に走行して,ほぼ想定していた時刻にさいたまスーパーアリーナへ到着。さっそくチェックインを済ませてメンバーたちはCA(コミュニケーションアリーナ)へ入りました。
今年で6回目になるスーパーアリーナですが,何度来ても「バカバカしいくらいに」と表現するしかない巨大さ・広大さに圧倒されます。
ここが,Gryphons 2009「Liberation~自由への飛翔~」,練習の成果を出し切る大舞台です。

今年で6回目になるスーパーアリーナですが,何度来ても「バカバカしいくらいに」と表現するしかない巨大さ・広大さに圧倒されます。
ここが,Gryphons 2009「Liberation~自由への飛翔~」,練習の成果を出し切る大舞台です。

指定されていた楽器搬入時間になると2台の楽器トラックも進入。リハ用の30m×30mフィールドを2面+同じくらいの面積に各団体楽器置き場を設定した上に,トラックを直接乗り入れて余裕で搬出入・・・とにかく広大としか言いようがありません。

過去,全国大会ツアー中に様々なものが壊れてきました。全国大会本番直前になると,狙い澄ましたように何かが壊れるのは,もはやお約束と言ってもいいのではないでしょうか?
今年壊れたのはPit.のティンパニ。ペダル部分に取り付けられている移動用キャスターを固定するネジが折れたようです。
リペアとして工具箱とともに同行してもらっているJ社・S氏に今年もお世話になりました。

16:06~16:18の12分間が,Gryphonsに割り当てられているCAでのリハ時間。
ここでのメニューはMM(基本動作)から。既に何回もシミュレーションを重ねてきましたので,STAFFからほとんど指示らしい指示もなく,淡々と進みます。
音出し禁止のCAでは,カウントを刻む音とかすかな足音だけが響きます。

続いてファーストヒットまで,エアー&バルヴ(息を吹き込みピストンを操作するだけ)で動いてみます。ショウの“つかみ”としてのポイントであること,そして何よりも最初の動きだけでも動いてメンバーの気持ちをほぐすことが狙いです。
『朝の練習の時とか全然実感わいてなくて,さいたまスーパーアリーナに入ってからめっちゃ緊張しました。でも,舞台袖(?)で待機してる時に観客席とか天井の明るいライトとか見てたらどんどん緊張なくなってきて,初めての全国やけど自分でもびっくりするくらい冷静に出来ました。練習の時に言われてた注意とかも,その場所になったら誰かが頭の中で喋ったみたぃにはっきり思いだせました。』

16:28~16:38の12分間はチューニングルーム,Pit.とGuardはこの時点から入場口待機です。
過去さいたまスーパーアリーナに来た際,全て出演順が奇数番のため,CAでリハに使うAフィールドも,チューニングルームBも,毎年同じルート。
『関西→全国までホンマにあっという間やった!! 練習ではMMは基本スタイル~歩くスタイルまでめっちゃ気にしてやった。あと体に力が入りすぎひんように意識してやった。曲の面では,今まで自分たちが気にしてきたことを一通り見直して,した。全員で曲をあわせた時は,先にPARTで見直したところはちゃんとできた☆』

チューニングルームにHornLine&Batteryが入ったのを見届けて,さいたまスーパーアリーナを3/4周+3F上階まで移動して観客席へ。今年は『神の手』ハギ先生の抽選順が下位であったため,ちょっと角っこでの観戦となりました。
16:58,いよいよGryphonsの順番。ここからは,各団体に割り当てられている撮影席でGSC・N氏が撮影して下さった写真を使用しています。
『スーパーアリーナの様子は全く想像出来なくて,入った途端また緊張しました。本番前の待機中は緊張がピークで泣きそうでしたΩÅΩ; 入ったら広かったけど意外と平常心で出来たと思います。個人的には小さなミスはあったと思うけどそれに動じることなく出来たと思います。』

M1前半「Prolog(プロローグ)」
3階席でも例の「シェーンブルン宮殿門扉が開く音」はしっかり聴き取れました(-。-;)
大きなヴェールがフィールドいっぱいに拡がりますが,裾からどんどん黒ずんでいく,という場面。縫い上げていただいたGSCの皆さま,ありがとうございました。
『本番15分前ぐらいに一気に緊張がキターーーー=3 でも落ち着いて本番できた!! しっかり記憶もあるし(笑) 1年の時より,1つ1つ考えながら,周りも見ながらできたかな♪』

黒い蛾のように,バタフライ・フラッグを構えたGuardチームが走り込んできます。
『とりあえず,めっちゃ緊張してました。お昼ご飯を食べる前から緊張しててどうしようも無かったです(・・;) MBPしたり楽器を吹くと,割といつも通り吹けたのでちょっと安心しました。』

『スーパーアリーナについて去年も思ったけど,デカイ!! フィールド練習では,けっこう緊張した。でも周りを見たら,今まで一緒にやってきたメンバーやし,けっこうリラックスできた。コンテはA~の図がよくくずれやすいから,イメージをしてやった。』
Gryphonsはブロックでの動きを苦手としてきた過去がありますが,ここは何度も(文字通り直前まで!)正確さを求めて取り組んできたところです。まずまず,という感じでしょうか。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」
WoodフィーチャーとGuardチーム全員で踊るトールフラッグが見せ場の部分。
『旗は結構ばらけやすい手具やし,合わせるのめちゃ頑張ってよかったです。本番コンテで動いているとき旗見たら,いつもばらばらで合わなかったところがそろっていてポールまで合ってたんで,本番の力ってすごいなって改めて知りました。』

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」は,一転してしっとりと歌い上げるバラード。今季ショウのビジュアル・モチーフである「羽根」「翼」を駆使して「自由に憧れるエリザベートの心」を表現します。
『関西より落ち着いてまわり見れていたし,よくやっていた事を覚えていたと思いました。でも,終わって,できていない事ばっかうかんできて泣いてしまった。』

『私の中では普段のランスルーよりも,全国のショウのほうが出来たって思ってます。全国大会でのショウは本間に全部記憶に残ってるし,自分が何を成功して何を失敗したかとかもはっきり覚えてて,全国のフィールドの感触(周りの音がどれだけ聴こえるか,自分の音がどんな響きかたするか,体育館との違い)なども覚えてるんで,来年にいかしたいです。』

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」ではエリザベートとフランツ=ヨーゼフのすれ違いの日々を「混沌」をモチーフにして表現しています。Battery,ライフル隊,トールフラッグがHornLineと複雑に絡み合い,動き回ります。
『自分的には,去年と同様,いつものランスルーみたいな感じでけっこう緊張もせず,集中してできました。・・・終わってみて,ラインとかやっぱり練習の時のほうがきれいやったし,順位にとても不安でした。5位をもらってホッとする自分がいたけど,やっぱりガックリする自分もいました。』

M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」では,まずBatteryをフィーチャー。そして縛りつけられた魂を象徴するチェーン(鎖)を手にしたGuardチームと,激しくリズムを叩くBatteryが,檻のように取り囲み,次第に狭まっていくHornLineの枠中で動きます。
『大会はとにかく緊張しました。でも,さいたまスーパーアリーナはとにかく広くて,スネアを叩いててとても気持ち良かったです。なにもかもが初めての出来事で,練習では辛い日々が続いた時もありましたが,今までやってこれて本当に良かったです。とてもいい体験ができました!ありがとうございました。』

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」の冒頭,エリザベートの魂を縛っていた鎖は,トートの力によって解き放たれます。
ようやく自由になったエリザベートの歓喜の歌が高らかに鳴り響きます。色の洪水とカンパニーフロントは,Gryphonsショウのお約束の一つ。今年はゴージャスな色合いを選びました。
『デカ旗は出ていくときに今までの事全部思い出して,泣いちゃって,最初笑えなかったです。でも笑わなと思ってがんばって笑ってたら,知らんうちに涙が止まってて・・・最後走るところでみんなの顔見ながら走ってたら,また泣けてきて,M4は涙が止まらなかったですね。』

STAFFとしては音のタイミングやラインの乱れなど,練習ではもう少しクォリティが高かった部分がもったいない気持ちはありますが,ハードなスケジュールを乗り越えて,シーズンを通してめざしてきたショウを堂々と演じてくれたと思います。
二年連続第5位という結果は,喜ぶべきなのか,悔しがるべきなのか,ちょっと複雑な表情のメンバーもいましたが,概ね,『めっちゃ緊張したけれどあっというまに終わった。めっちゃ楽しかったです(*^^*)』という辺りが大勢でしょうか。
閉会式を終え,宿泊先の九段会館へ。昨年度の好評を受けて,今夜も中華料理のテーブルバイキングをセッティングしました。全国大会の緊張から解放されて,いい笑顔が並びます。

ガツガツと食卓にかじりつくメンバーの雰囲気が,やや穏やかになった頃合いを見計らって,恒例のハギ先生によるジャッジ分析。
関西大会ジャッジの講評はみんなしっかり研究して臨んだ全国大会ですが,審査員が変わると(当然と言えば当然ですが)見ている&聴いているポイントが全く違いますね。

一夜明けた 14日(月),メンバー諸君は思い思いに東京で一日研修。
一方STAFFは九段会館の一室をお借りして缶詰に。早くもGryphons 2010ショウの構想が具体化されていきます。(→今までチャレンジしたことがない地域を舞台としたショウを検討中!)
会議終了後,反対方向の電車に間違って乗ってしまった一部メンバーの荷物をタクシーに積み込んで東京駅へ。16時50分発のぞみ121号に全員無事に乗車して,京都駅に帰ってきたのが19時11分。新幹線コンコースで全国大会ツアー最後の集合です。

全国大会は終わりましたが,京都で演じる「ラスト=ショウ」が残っています!
Winter Marching Party in KYOTOまでGry時間であと1日。シーズンの集大成として,今までで最高の「Liberation」を演じてもらいたいと思います。
『結果の5位は順位だけ見ると去年と同じだけど,自分は精一杯出来ました。だから,結果は満足です。それにやっぱり楽しかったです。あと1回のShow!! 練習も1回しか無いけど頑張りたいです(・∀・)』
【本日の番外編】・・・大好きです!!!
夕食が終わり,メンバーたちがそれぞれの部屋へ戻るころ,Erimiさんは食卓を回って何やら集めております。
── なんかめちゃ嬉しそうやね?! そうか,ライチ大好物なんだ。
STAFF席ではハギ先生だけがパクパク食しておられました。今日のデザートの中では一番人気がなかったようです。
── えぇんちゃう,みんなは要らなさそうやからたくさん食べて下さい(^o^)

とは言ったものの,翌朝,一晩で20数個が彼女のお腹に納まったと伺うと,少し心配になりました。鉄壁の胃袋ですね~(^_^;)
【第37回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会】
■マーチングバンド部門 一般の部
1位 天理教愛町分教会吹奏楽団(東海)・・・グランプリ
2位 創価ルネサンスバンガード(関東)
3位 YOKOHAMA ROBINS(関東)
4位 THE YOKOHAMA SCOUTS Drum&Bugle Corps(関東)
5位 TONAN Marching Band The Gryphons(関西)
6位 GENESIS(関東)・・・小編成最優秀賞
7位 とみやマーチングエコーズ(東北)
8位 創価鹿児島サザンブレイズ(九州)
9位 FUKUOKA Dream Scouts performance Corps(九州)
10位 豊田市ジュニアマーチングバンド TOYOTA Illusion Magic(東海)
11位 JOKERS Drum & Bugle Corps(関西)
12位 Imperial Sound Drum & Bugle Corps(東海)
13位 SENDAI Verdures(東北)
14位 Tokushima Indigoes Drum & Bugle Corps(四国)
15位 Sensational ZIP Drum&Bugle Corps(東北)
16位 THE STAR OF PHOENIX(北陸)

過去,全国大会ツアー中に様々なものが壊れてきました。全国大会本番直前になると,狙い澄ましたように何かが壊れるのは,もはやお約束と言ってもいいのではないでしょうか?
今年壊れたのはPit.のティンパニ。ペダル部分に取り付けられている移動用キャスターを固定するネジが折れたようです。
リペアとして工具箱とともに同行してもらっているJ社・S氏に今年もお世話になりました。

16:06~16:18の12分間が,Gryphonsに割り当てられているCAでのリハ時間。
ここでのメニューはMM(基本動作)から。既に何回もシミュレーションを重ねてきましたので,STAFFからほとんど指示らしい指示もなく,淡々と進みます。
音出し禁止のCAでは,カウントを刻む音とかすかな足音だけが響きます。

続いてファーストヒットまで,エアー&バルヴ(息を吹き込みピストンを操作するだけ)で動いてみます。ショウの“つかみ”としてのポイントであること,そして何よりも最初の動きだけでも動いてメンバーの気持ちをほぐすことが狙いです。
『朝の練習の時とか全然実感わいてなくて,さいたまスーパーアリーナに入ってからめっちゃ緊張しました。でも,舞台袖(?)で待機してる時に観客席とか天井の明るいライトとか見てたらどんどん緊張なくなってきて,初めての全国やけど自分でもびっくりするくらい冷静に出来ました。練習の時に言われてた注意とかも,その場所になったら誰かが頭の中で喋ったみたぃにはっきり思いだせました。』

16:28~16:38の12分間はチューニングルーム,Pit.とGuardはこの時点から入場口待機です。
過去さいたまスーパーアリーナに来た際,全て出演順が奇数番のため,CAでリハに使うAフィールドも,チューニングルームBも,毎年同じルート。
『関西→全国までホンマにあっという間やった!! 練習ではMMは基本スタイル~歩くスタイルまでめっちゃ気にしてやった。あと体に力が入りすぎひんように意識してやった。曲の面では,今まで自分たちが気にしてきたことを一通り見直して,した。全員で曲をあわせた時は,先にPARTで見直したところはちゃんとできた☆』

チューニングルームにHornLine&Batteryが入ったのを見届けて,さいたまスーパーアリーナを3/4周+3F上階まで移動して観客席へ。今年は『神の手』ハギ先生の抽選順が下位であったため,ちょっと角っこでの観戦となりました。
16:58,いよいよGryphonsの順番。ここからは,各団体に割り当てられている撮影席でGSC・N氏が撮影して下さった写真を使用しています。
『スーパーアリーナの様子は全く想像出来なくて,入った途端また緊張しました。本番前の待機中は緊張がピークで泣きそうでしたΩÅΩ; 入ったら広かったけど意外と平常心で出来たと思います。個人的には小さなミスはあったと思うけどそれに動じることなく出来たと思います。』

M1前半「Prolog(プロローグ)」
3階席でも例の「シェーンブルン宮殿門扉が開く音」はしっかり聴き取れました(-。-;)
大きなヴェールがフィールドいっぱいに拡がりますが,裾からどんどん黒ずんでいく,という場面。縫い上げていただいたGSCの皆さま,ありがとうございました。
『本番15分前ぐらいに一気に緊張がキターーーー=3 でも落ち着いて本番できた!! しっかり記憶もあるし(笑) 1年の時より,1つ1つ考えながら,周りも見ながらできたかな♪』

黒い蛾のように,バタフライ・フラッグを構えたGuardチームが走り込んできます。
『とりあえず,めっちゃ緊張してました。お昼ご飯を食べる前から緊張しててどうしようも無かったです(・・;) MBPしたり楽器を吹くと,割といつも通り吹けたのでちょっと安心しました。』

『スーパーアリーナについて去年も思ったけど,デカイ!! フィールド練習では,けっこう緊張した。でも周りを見たら,今まで一緒にやってきたメンバーやし,けっこうリラックスできた。コンテはA~の図がよくくずれやすいから,イメージをしてやった。』
Gryphonsはブロックでの動きを苦手としてきた過去がありますが,ここは何度も(文字通り直前まで!)正確さを求めて取り組んできたところです。まずまず,という感じでしょうか。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」
WoodフィーチャーとGuardチーム全員で踊るトールフラッグが見せ場の部分。
『旗は結構ばらけやすい手具やし,合わせるのめちゃ頑張ってよかったです。本番コンテで動いているとき旗見たら,いつもばらばらで合わなかったところがそろっていてポールまで合ってたんで,本番の力ってすごいなって改めて知りました。』

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」は,一転してしっとりと歌い上げるバラード。今季ショウのビジュアル・モチーフである「羽根」「翼」を駆使して「自由に憧れるエリザベートの心」を表現します。
『関西より落ち着いてまわり見れていたし,よくやっていた事を覚えていたと思いました。でも,終わって,できていない事ばっかうかんできて泣いてしまった。』

『私の中では普段のランスルーよりも,全国のショウのほうが出来たって思ってます。全国大会でのショウは本間に全部記憶に残ってるし,自分が何を成功して何を失敗したかとかもはっきり覚えてて,全国のフィールドの感触(周りの音がどれだけ聴こえるか,自分の音がどんな響きかたするか,体育館との違い)なども覚えてるんで,来年にいかしたいです。』

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」ではエリザベートとフランツ=ヨーゼフのすれ違いの日々を「混沌」をモチーフにして表現しています。Battery,ライフル隊,トールフラッグがHornLineと複雑に絡み合い,動き回ります。
『自分的には,去年と同様,いつものランスルーみたいな感じでけっこう緊張もせず,集中してできました。・・・終わってみて,ラインとかやっぱり練習の時のほうがきれいやったし,順位にとても不安でした。5位をもらってホッとする自分がいたけど,やっぱりガックリする自分もいました。』

M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」では,まずBatteryをフィーチャー。そして縛りつけられた魂を象徴するチェーン(鎖)を手にしたGuardチームと,激しくリズムを叩くBatteryが,檻のように取り囲み,次第に狭まっていくHornLineの枠中で動きます。
『大会はとにかく緊張しました。でも,さいたまスーパーアリーナはとにかく広くて,スネアを叩いててとても気持ち良かったです。なにもかもが初めての出来事で,練習では辛い日々が続いた時もありましたが,今までやってこれて本当に良かったです。とてもいい体験ができました!ありがとうございました。』

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」の冒頭,エリザベートの魂を縛っていた鎖は,トートの力によって解き放たれます。
ようやく自由になったエリザベートの歓喜の歌が高らかに鳴り響きます。色の洪水とカンパニーフロントは,Gryphonsショウのお約束の一つ。今年はゴージャスな色合いを選びました。
『デカ旗は出ていくときに今までの事全部思い出して,泣いちゃって,最初笑えなかったです。でも笑わなと思ってがんばって笑ってたら,知らんうちに涙が止まってて・・・最後走るところでみんなの顔見ながら走ってたら,また泣けてきて,M4は涙が止まらなかったですね。』

STAFFとしては音のタイミングやラインの乱れなど,練習ではもう少しクォリティが高かった部分がもったいない気持ちはありますが,ハードなスケジュールを乗り越えて,シーズンを通してめざしてきたショウを堂々と演じてくれたと思います。
二年連続第5位という結果は,喜ぶべきなのか,悔しがるべきなのか,ちょっと複雑な表情のメンバーもいましたが,概ね,『めっちゃ緊張したけれどあっというまに終わった。めっちゃ楽しかったです(*^^*)』という辺りが大勢でしょうか。
閉会式を終え,宿泊先の九段会館へ。昨年度の好評を受けて,今夜も中華料理のテーブルバイキングをセッティングしました。全国大会の緊張から解放されて,いい笑顔が並びます。

ガツガツと食卓にかじりつくメンバーの雰囲気が,やや穏やかになった頃合いを見計らって,恒例のハギ先生によるジャッジ分析。
関西大会ジャッジの講評はみんなしっかり研究して臨んだ全国大会ですが,審査員が変わると(当然と言えば当然ですが)見ている&聴いているポイントが全く違いますね。

一夜明けた 14日(月),メンバー諸君は思い思いに東京で一日研修。
一方STAFFは九段会館の一室をお借りして缶詰に。早くもGryphons 2010ショウの構想が具体化されていきます。(→今までチャレンジしたことがない地域を舞台としたショウを検討中!)
会議終了後,反対方向の電車に間違って乗ってしまった一部メンバーの荷物をタクシーに積み込んで東京駅へ。16時50分発のぞみ121号に全員無事に乗車して,京都駅に帰ってきたのが19時11分。新幹線コンコースで全国大会ツアー最後の集合です。

全国大会は終わりましたが,京都で演じる「ラスト=ショウ」が残っています!
Winter Marching Party in KYOTOまでGry時間であと1日。シーズンの集大成として,今までで最高の「Liberation」を演じてもらいたいと思います。
『結果の5位は順位だけ見ると去年と同じだけど,自分は精一杯出来ました。だから,結果は満足です。それにやっぱり楽しかったです。あと1回のShow!! 練習も1回しか無いけど頑張りたいです(・∀・)』
【本日の番外編】・・・大好きです!!!
夕食が終わり,メンバーたちがそれぞれの部屋へ戻るころ,Erimiさんは食卓を回って何やら集めております。
── なんかめちゃ嬉しそうやね?! そうか,ライチ大好物なんだ。
STAFF席ではハギ先生だけがパクパク食しておられました。今日のデザートの中では一番人気がなかったようです。
── えぇんちゃう,みんなは要らなさそうやからたくさん食べて下さい(^o^)

とは言ったものの,翌朝,一晩で20数個が彼女のお腹に納まったと伺うと,少し心配になりました。鉄壁の胃袋ですね~(^_^;)
【第37回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会】
■マーチングバンド部門 一般の部
1位 天理教愛町分教会吹奏楽団(東海)・・・グランプリ
2位 創価ルネサンスバンガード(関東)
3位 YOKOHAMA ROBINS(関東)
4位 THE YOKOHAMA SCOUTS Drum&Bugle Corps(関東)
5位 TONAN Marching Band The Gryphons(関西)
6位 GENESIS(関東)・・・小編成最優秀賞
7位 とみやマーチングエコーズ(東北)
8位 創価鹿児島サザンブレイズ(九州)
9位 FUKUOKA Dream Scouts performance Corps(九州)
10位 豊田市ジュニアマーチングバンド TOYOTA Illusion Magic(東海)
11位 JOKERS Drum & Bugle Corps(関西)
12位 Imperial Sound Drum & Bugle Corps(東海)
13位 SENDAI Verdures(東北)
14位 Tokushima Indigoes Drum & Bugle Corps(四国)
15位 Sensational ZIP Drum&Bugle Corps(東北)
16位 THE STAR OF PHOENIX(北陸)
全国大会の日(前編)
2009-12-13
いよいよGryphons 2009「Liberation~自由への飛翔~」の成果を披露する全国大会。
練習会場の都合により,始発の新幹線で京都出発→バスで片道1時間30分かけて練習会場へ往復,とメンバーにとってはハードなスケジュールになってしまいました。
今まで有形無形の形でご支援をいただいた皆さまのため,そしてシーズンを通して練習にがんばって取り組んできた自分自身のためにも,悔いのない演技をしてくれれば,と思います。
スケジュール的にはハードですが,せめてメンバー諸君がスムーズにフィールドまでたどり着けるよう,STAFFもがんばりましょう。

練習会場の都合により,始発の新幹線で京都出発→バスで片道1時間30分かけて練習会場へ往復,とメンバーにとってはハードなスケジュールになってしまいました。
今まで有形無形の形でご支援をいただいた皆さまのため,そしてシーズンを通して練習にがんばって取り組んできた自分自身のためにも,悔いのない演技をしてくれれば,と思います。
スケジュール的にはハードですが,せめてメンバー諸君がスムーズにフィールドまでたどり着けるよう,STAFFもがんばりましょう。

とうてい朝とは思えない夜明け前の真っ暗な中,京都駅八条口に集合。
東京方面始発・のぞみ200号は6時15分発車ですから,移動や万一の遅刻に備えて設定された集合時間は5時45分・・・。今年は電車ダイヤのために1~2分遅れる(←始発に乗っても京都駅到着がほぼ集合時間というケースです)メンバーを除き,全員が刻限までにきちんと顔を揃え,事務局としては一安心。

ホームへ移動して始発列車の到着を待ちます。ここは恒例の新幹線とのツーショットを1枚。ではTrumpetのベテランを中心にということで。はい,パチリ!
おぉ今朝ののぞみは予想外に速いな・・・。

東に向かってひた走るのぞみ200号。関ヶ原を抜け,岐阜県内に入ったころ,ようやく夜が明け始めます。
東京までの車内は,いつもの風景。早朝集合で不足した睡眠を取る者,朝食を楽しむ者,過去のランスルー映像を見てイメージトレーニングする者・・・etc.
ハギ先生はいつものように採点かな?・・・おっとまるで死体のようになって爆睡中でしたか。
ドラメーズでは,眠るSub.DMたちを横目にDM・N兄が本日のスケジュールを反復して確認。気持ちはわかるけど,一日は長いからね。もう少し肩の力を抜いていきましょう(^_^)b

今年の富士山は雲に隠れて見えませんでしたが,8時26分,定刻通り東京駅に到着。
そのまま移動して今度は東北・上越新幹線に乗換えます。乗車するのは8時52分発はやて9号。
練習会場での練習時間を有効に活用するため,Guardたちはのぞみ車内の洗面所で本番用メーキャップと髪のセットを済ませています。(←バス車内では揺れたり匂いがこもるなどいろいろ支障があるからだそうです)

東京駅を発車して約25分,8時17分はやて9号は大宮駅に到着。ここからはバスに分乗して昼食&練習会場である入間郡越生町にある「ウェルサンピア埼玉おごせ」へ移動します。

駅前のロータリーにバスを(しかも3台)留め置くことができないため,大宮駅から3分ほど徒歩移動。チームとして集団移動中は2列が原則ですが,かなりの長さになります。
昨季は池袋に練習会場を確保できましたから,大宮市内を歩くのも2年ぶりですね。

前回(←オペラ座を取り上げたGry2007は140人バンドでした)大宮駅からバスに乗車した時は,人数が多い+楽器と荷物が多い=Carry隊が悪戦苦闘,といった状況から発車するまで30分近くのロスが生じました。
今回は楽器トラック2台なので,この後バスに管楽器を積載する予定がなく,全員の荷物をデッキに放り込むだけでOK。ほぼ予定通りに大宮を出発することができました。

大宮市内から約1時間30分,埼玉県東部をほぼ横断して入間郡越生町「ウェルサンピア埼玉おごせ」に到着。ここでは昼食とウォームアップを行います。
昨夜,京都で積み込んだ楽器トラック2台も無事に合流できました。

昼食のメニューは前回(Gry2007)と同じカレーセット。
前回は自分で好きなだけよそって食べる形式だったため,長蛇の列ができて時間的にロスが大きかったという反省から,今回は最初からどんどん並べておいてもらって,メンバーがそこへ座る,という形式に変更しました。
もちろん,お代わりは自由ですから,欲しい人は(←もちろん練習に支障がない範囲で!)ドンドン食べて下さい。

練習会場のスペースを勘案して,第1陣HornLine→第2陣Battery・Pit.・Guardと交代で昼食とウォームアップを済ませる予定になっています。狭いフロアをウォームアップ時だけでも全面を使うことができるようにという計画。
昼食を先に終えたHornLineは,第2陣が昼食をとっている間,ストレッチから開始。京都から行動をともにしている応援ボードもその様子を見守っています。

12時00分からは全セクションが練習タイムに入ります。このケースでは,Wood(木管楽器)は自分たちの音が全く聞き取れなくなるのが確実であるため,お願いして昼食会場を特別に使わせてもらえることになりました。
え?カレーの匂いがするって? ちゃんと音が聞こえるんだから贅沢は言いっこなし!

体育館の片隅では,昨日に引き続きGSC(Gryphons Supporter Club)のN氏・Y氏が作業中。
本番に備えてM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使う「羽根」を最終調整していただいています。併せて,関西大会より増灯したLEDの電池も,新品に交換してもらっています。本当にギリギリまでお世話になって,ありがとうございました。

ウェルサンピア埼玉おごせ附属の体育館は30m×30mの大会フィールドが確保できません。動きの練習はあきらめて,楽器のウォームアップ(Guardは振付確認)と合奏と,サウンド関係だけに取り組むことになります。(→来季,全国切符を入手できるようであれば,当日動けるリハ会場確保を!という要望はありますが,さて・・・?!)
約1時間30分の練習時間,最後のチャンクは合奏とミュージックランスルーで締めくくります。

半面はGuardチームが使います。合奏の音楽に合わせて振りをさらうこともあります。
合奏中は仕事がないSub.DM・Takaaki君は,もっぱら自分自身の指揮を練習。

もう一人のSub.DM・Marinは,いつものようにメガホンを抱えて待機。前で仕切っているハギ先生が「クリック入れて!」「クリックなしで!」とポンポン飛ばしてくる指示にサッと対応します。
Sub.DM修業を始めて半年,頼もしく成長してくれました! 今日もよろしくお願いしますね。

予定通り,13時30分に練習を切り上げます。
ここでCarry隊に与えられた時間は何と15分間。トラック2台に積み分けるので,スピードアップが期待できるとはいえ,13時45分にはバス出発というスケジュールとなっています。もちろん,全員で楽器梱包&移動を行うのですが,積込はCarry隊の仕事。
ここでの積込は「余裕を持ってさいたまスーパーアリーナへ入れるか」を直接左右することになるため,Carry隊は各自の立ち位置や役割について綿密なシミュレーションを重ねてきました。
その結果,みごとに課題をクリア!
ほぼ予定通りの時刻,バスはさいたまスーパーアリーナへ向かって動き出します。
(→後編へ続く)
東京方面始発・のぞみ200号は6時15分発車ですから,移動や万一の遅刻に備えて設定された集合時間は5時45分・・・。今年は電車ダイヤのために1~2分遅れる(←始発に乗っても京都駅到着がほぼ集合時間というケースです)メンバーを除き,全員が刻限までにきちんと顔を揃え,事務局としては一安心。

ホームへ移動して始発列車の到着を待ちます。ここは恒例の新幹線とのツーショットを1枚。ではTrumpetのベテランを中心にということで。はい,パチリ!
おぉ今朝ののぞみは予想外に速いな・・・。

東に向かってひた走るのぞみ200号。関ヶ原を抜け,岐阜県内に入ったころ,ようやく夜が明け始めます。
東京までの車内は,いつもの風景。早朝集合で不足した睡眠を取る者,朝食を楽しむ者,過去のランスルー映像を見てイメージトレーニングする者・・・etc.
ハギ先生はいつものように採点かな?・・・おっとまるで死体のようになって爆睡中でしたか。
ドラメーズでは,眠るSub.DMたちを横目にDM・N兄が本日のスケジュールを反復して確認。気持ちはわかるけど,一日は長いからね。もう少し肩の力を抜いていきましょう(^_^)b

今年の富士山は雲に隠れて見えませんでしたが,8時26分,定刻通り東京駅に到着。
そのまま移動して今度は東北・上越新幹線に乗換えます。乗車するのは8時52分発はやて9号。
練習会場での練習時間を有効に活用するため,Guardたちはのぞみ車内の洗面所で本番用メーキャップと髪のセットを済ませています。(←バス車内では揺れたり匂いがこもるなどいろいろ支障があるからだそうです)

東京駅を発車して約25分,8時17分はやて9号は大宮駅に到着。ここからはバスに分乗して昼食&練習会場である入間郡越生町にある「ウェルサンピア埼玉おごせ」へ移動します。

駅前のロータリーにバスを(しかも3台)留め置くことができないため,大宮駅から3分ほど徒歩移動。チームとして集団移動中は2列が原則ですが,かなりの長さになります。
昨季は池袋に練習会場を確保できましたから,大宮市内を歩くのも2年ぶりですね。

前回(←オペラ座を取り上げたGry2007は140人バンドでした)大宮駅からバスに乗車した時は,人数が多い+楽器と荷物が多い=Carry隊が悪戦苦闘,といった状況から発車するまで30分近くのロスが生じました。
今回は楽器トラック2台なので,この後バスに管楽器を積載する予定がなく,全員の荷物をデッキに放り込むだけでOK。ほぼ予定通りに大宮を出発することができました。

大宮市内から約1時間30分,埼玉県東部をほぼ横断して入間郡越生町「ウェルサンピア埼玉おごせ」に到着。ここでは昼食とウォームアップを行います。
昨夜,京都で積み込んだ楽器トラック2台も無事に合流できました。

昼食のメニューは前回(Gry2007)と同じカレーセット。
前回は自分で好きなだけよそって食べる形式だったため,長蛇の列ができて時間的にロスが大きかったという反省から,今回は最初からどんどん並べておいてもらって,メンバーがそこへ座る,という形式に変更しました。
もちろん,お代わりは自由ですから,欲しい人は(←もちろん練習に支障がない範囲で!)ドンドン食べて下さい。

練習会場のスペースを勘案して,第1陣HornLine→第2陣Battery・Pit.・Guardと交代で昼食とウォームアップを済ませる予定になっています。狭いフロアをウォームアップ時だけでも全面を使うことができるようにという計画。
昼食を先に終えたHornLineは,第2陣が昼食をとっている間,ストレッチから開始。京都から行動をともにしている応援ボードもその様子を見守っています。

12時00分からは全セクションが練習タイムに入ります。このケースでは,Wood(木管楽器)は自分たちの音が全く聞き取れなくなるのが確実であるため,お願いして昼食会場を特別に使わせてもらえることになりました。
え?カレーの匂いがするって? ちゃんと音が聞こえるんだから贅沢は言いっこなし!

体育館の片隅では,昨日に引き続きGSC(Gryphons Supporter Club)のN氏・Y氏が作業中。
本番に備えてM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使う「羽根」を最終調整していただいています。併せて,関西大会より増灯したLEDの電池も,新品に交換してもらっています。本当にギリギリまでお世話になって,ありがとうございました。

ウェルサンピア埼玉おごせ附属の体育館は30m×30mの大会フィールドが確保できません。動きの練習はあきらめて,楽器のウォームアップ(Guardは振付確認)と合奏と,サウンド関係だけに取り組むことになります。(→来季,全国切符を入手できるようであれば,当日動けるリハ会場確保を!という要望はありますが,さて・・・?!)
約1時間30分の練習時間,最後のチャンクは合奏とミュージックランスルーで締めくくります。

半面はGuardチームが使います。合奏の音楽に合わせて振りをさらうこともあります。
合奏中は仕事がないSub.DM・Takaaki君は,もっぱら自分自身の指揮を練習。

もう一人のSub.DM・Marinは,いつものようにメガホンを抱えて待機。前で仕切っているハギ先生が「クリック入れて!」「クリックなしで!」とポンポン飛ばしてくる指示にサッと対応します。
Sub.DM修業を始めて半年,頼もしく成長してくれました! 今日もよろしくお願いしますね。

予定通り,13時30分に練習を切り上げます。
ここでCarry隊に与えられた時間は何と15分間。トラック2台に積み分けるので,スピードアップが期待できるとはいえ,13時45分にはバス出発というスケジュールとなっています。もちろん,全員で楽器梱包&移動を行うのですが,積込はCarry隊の仕事。
ここでの積込は「余裕を持ってさいたまスーパーアリーナへ入れるか」を直接左右することになるため,Carry隊は各自の立ち位置や役割について綿密なシミュレーションを重ねてきました。
その結果,みごとに課題をクリア!
ほぼ予定通りの時刻,バスはさいたまスーパーアリーナへ向かって動き出します。
(→後編へ続く)
全国大会前日!
2009-12-12
Gryphons 2009もいよいよ大詰め。思い返せばあっという間だったようにも思えますが,いよいよ今日は全国大会前日。半年間(STAFFとしては一年間ですが)追求してきたエリザベートの世界「Liberation」を表現することに対する評価が下る日が目前となりました。
全国大会前最後の練習は京都市伏見区で。京都市教委のご厚意で確保したホームグラウンドで,メンバーたちは最後の調整に臨みます。

全国大会前最後の練習は京都市伏見区で。京都市教委のご厚意で確保したホームグラウンドで,メンバーたちは最後の調整に臨みます。

明日はコンテを動くことができませんから,今日が最後の練習と思って臨みます。
例によって会場入りから本番までのシミュレーションから始まり,一通りショウを確認していくことになります。

で,決まった予定がこのホワイトボード。書かれているとおり「最後のあがき!!」なスケジュールになっています。
この段階になったら,技術的にどこかが劇的に伸びるということは考えられないので,今までの練習成果を明日どうやって出しきっていくか,を一人一人が考えてメニューに取り組むことが目標となります。

大会本番前シミュレーションのメニューは,今日までの練習で何回か体験しているので,メンバーも慣れたもの。コミュニケーションアリーナ(CA)のフィールドでの12分間の使い方は,STAFFからの一言で次々に流れていくようになりました。
チューニングルームを想定した12分間だけは,本番と違ってPit.も叩いての合奏にしてあります。

CAでは音を出すことは厳禁,そして安全面の配慮から,ウォームアップ時間中に30m×30mのフィールドからはみ出すことも禁止されています。無音でコンテの要所をさらう場合,コンテが30m枠からはみ出している部分は,メンバーが立ち位置を変更して納まりきるように工夫しています。
シミュレーションを繰り返したことにより,自分がどこではみ出さないように気をつけるか,該当メンバーと周囲の者はしっかり理解できています。当日になってあわてないために,これも大事な練習ですね。

全国大会タイムテーブル・シミュレーションの仕上げは朝イチ・ランスルー。
そういえば,純白から黒ずんでいく,このヴェールが伸びていく後ろ姿もあと数回しか見られないということですね。
ということは,シェーンブルン宮殿の門扉が開く「例の音」を聴かされるのも,あと数回か!\(^O^)/

朝イチ・ランスルーの後は,ホワイトボードの予定に従い,M1「Prolog(プロローグ)~Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」から順に,ショウを確認していきます。
全国大会を明日に控え,「この場で改善が期待できること」をしていくしかありません。そこで,サウンドのバランスや,音のタイミングの取り方をもう一度確認していくことが中心になります。

昼休みにはGSC・N氏が持ち込んだスクリーンに,プロジェクターで朝イチ・ランスルーの映像が上映されました。ここの2Fロビーは,Low-Brassがよく巣くっているスペースですが,今日は映像を確認するため,入れ替わり立ち替わりでメンバーがやって来ます。

練習と並行して,全国大会に向けたいろいろな準備も進められています。
懸案の一つは,フィールドへの搬出入に際して,鍵盤に例の「門扉(の擬音を出す黒板)」を積載ため,鍵盤が傷つかないように養生をすること。近くのホームセンターで,両面テープ付のスポンジ=テープを発見。これを黒板の脚や本体の要所にPit.人たちが貼りつけます。
大会前日,ということで「楽器磨き隊」が出没するのも恒例の風景。そうそう,フィールドに出る直前に補給する水分も忘れずに用意しておかねば・・・。

「門扉(の擬音を出す黒板)」の鍵盤積載モード(完成形!)です。
鍵盤に当たる部分に黒いスポンジ=テープが貼りつけられているのがお判りでしょうか?
関西大会仕様ではあまりにも無様だったので,「何とかしよう」と思っていたのを,前日になってようやく何とかできました。
OK!これなら晴れ舞台に引っ張り出しても大丈夫でしょう!

「この余ってるの使ったら,鎖の脱落防止にならんかな・・・。」
ハギ先生の工夫は,たとえ大会前日になっても終わりません。
「ん~~~・・・。ちょっとスッキリいかんな~」

メンバーが最後の確認に取り組んでいるころ,2Fロビーではもう一つの作業が進行中。
GSC(Gryphons Supporter Club)のY氏とS氏が,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使う羽根を調整中。縁取りにLEDを仕込んであるのですが,練習から酷使されて接触不良を起こす羽根が急増。今日は応急手当です。
Kikui家のプリンスはお昼寝?中。

全国大会応援ボードのメッセージも,ほぼ満開状態になっています。
たくさんのご声援,ありがとうございます!

休憩時間には,メンバーたちも熱心にメッセージを読んでいました。
「あっ!○○さんの,あった!」
「どれ?どれ? ほんまやー!」

そして一日の練習を締めくくるのは(たとえ全国大会前日といえども)やはりランスルー。本番を想定して帽子着用なのも,もう見慣れてきました。(Batteryの衣装に負けないぞ作戦は,既に日常風景と化しております)
大会本番までにコンテを動くのはこれが最後。メンバーの気合いも頂点に達しております。では,入場からどうぞ!

多くの皆さんが応援に駆けつけて下さったのですが,さすがにここはホームグラウンド。演技そのものは,練習の成果を十分発揮できたものでした。もちろん,時間さえあればこれからでも何とかしたい部分は残っていますが,これだけ出しきれれば良しとしましょう。
願わくば,せめて今夜ぐらいの演技を,明日,さいたまスーパーアリーナのフィールドで演じてくれんことを・・・。

ランスルータイムは7分49秒。
タイム的にも安定しており,少なくともタイムオーバーに関しては(相当の事故でも起こらない限り)心配なさそうです。
練習が終わって全国大会に向けての積込にCarry隊が追われます。王冠とヴェールなど,大道具が増加したこと,Pit.やTubaの本数が増えたことから,今季の全国大会は4t一台では積載が難しい,とのハギ先生の判断。予算的には増加するものの,必要に迫られて(まさかTuba手持ちで新幹線にも乗れませんから・・・苦笑)もう1台,2tトラックを手配しました。

幸いなことに,練習会場費を支援していただいている塔南高校PTAより,練習会場費が浮いた分,2台目のトラック輸送費に援助を振り替えていただけることになり,予算的危機はクリアできました。
積込終了後,STAFFは(楽器をトラックに積み込んで)空になったハギ号車内で最後の打ち合わせ。(お,彦ニャンのぬいぐるみじゃないですか,ハギ先生の趣味も意外に・・・)

いよいよ明日は全国大会。とにかく今まで練習してきたことを思いきり出しきってくれさえすれば,STAFFとしては満足できるのではないかと思います。
その前に!
明日は始発の「のぞみ」に乗車。早朝の集合に全員が寝坊せずに揃うかどうか(・・・自分自身も含めて,です。もちろん)心配になってきました。事務局としては,無事に新幹線が京都駅を発車することさえできれば,全国大会は,半分,終わったようなものです。
みんなお疲れ様。早く寝て寝坊しないでね!
【本日の番外編1】・・・寄附金贈呈
GSC(Gryphons Supporter Club)は,毎年フリーマーケットに出店して,売上金を遠征費用の足しにと寄附して下さっています。
11月下旬,今年も盛況だったそうで,本日,N氏より贈呈していただきました。
多くの皆さんの応援に応えるよう,メンバー・STAFFともども頑張ってきます!
GSCの皆さん,ありがとうございました。

【本日の番外編2】・・・先輩からの差し入れは?!
全国大会を明日に控え,先代DM・SonyさんからDM・N兄への差し入れは「Big Katu」
去年の全国大会前にもらった差し入れが「結果が良かったから・・・今年も『大っきく勝つ!』ということで(^^)」とのことでした。

例によって会場入りから本番までのシミュレーションから始まり,一通りショウを確認していくことになります。

で,決まった予定がこのホワイトボード。書かれているとおり「最後のあがき!!」なスケジュールになっています。
この段階になったら,技術的にどこかが劇的に伸びるということは考えられないので,今までの練習成果を明日どうやって出しきっていくか,を一人一人が考えてメニューに取り組むことが目標となります。

大会本番前シミュレーションのメニューは,今日までの練習で何回か体験しているので,メンバーも慣れたもの。コミュニケーションアリーナ(CA)のフィールドでの12分間の使い方は,STAFFからの一言で次々に流れていくようになりました。
チューニングルームを想定した12分間だけは,本番と違ってPit.も叩いての合奏にしてあります。

CAでは音を出すことは厳禁,そして安全面の配慮から,ウォームアップ時間中に30m×30mのフィールドからはみ出すことも禁止されています。無音でコンテの要所をさらう場合,コンテが30m枠からはみ出している部分は,メンバーが立ち位置を変更して納まりきるように工夫しています。
シミュレーションを繰り返したことにより,自分がどこではみ出さないように気をつけるか,該当メンバーと周囲の者はしっかり理解できています。当日になってあわてないために,これも大事な練習ですね。

全国大会タイムテーブル・シミュレーションの仕上げは朝イチ・ランスルー。
そういえば,純白から黒ずんでいく,このヴェールが伸びていく後ろ姿もあと数回しか見られないということですね。
ということは,シェーンブルン宮殿の門扉が開く「例の音」を聴かされるのも,あと数回か!\(^O^)/

朝イチ・ランスルーの後は,ホワイトボードの予定に従い,M1「Prolog(プロローグ)~Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」から順に,ショウを確認していきます。
全国大会を明日に控え,「この場で改善が期待できること」をしていくしかありません。そこで,サウンドのバランスや,音のタイミングの取り方をもう一度確認していくことが中心になります。

昼休みにはGSC・N氏が持ち込んだスクリーンに,プロジェクターで朝イチ・ランスルーの映像が上映されました。ここの2Fロビーは,Low-Brassがよく巣くっているスペースですが,今日は映像を確認するため,入れ替わり立ち替わりでメンバーがやって来ます。

練習と並行して,全国大会に向けたいろいろな準備も進められています。
懸案の一つは,フィールドへの搬出入に際して,鍵盤に例の「門扉(の擬音を出す黒板)」を積載ため,鍵盤が傷つかないように養生をすること。近くのホームセンターで,両面テープ付のスポンジ=テープを発見。これを黒板の脚や本体の要所にPit.人たちが貼りつけます。
大会前日,ということで「楽器磨き隊」が出没するのも恒例の風景。そうそう,フィールドに出る直前に補給する水分も忘れずに用意しておかねば・・・。

「門扉(の擬音を出す黒板)」の鍵盤積載モード(完成形!)です。
鍵盤に当たる部分に黒いスポンジ=テープが貼りつけられているのがお判りでしょうか?
関西大会仕様ではあまりにも無様だったので,「何とかしよう」と思っていたのを,前日になってようやく何とかできました。
OK!これなら晴れ舞台に引っ張り出しても大丈夫でしょう!

「この余ってるの使ったら,鎖の脱落防止にならんかな・・・。」
ハギ先生の工夫は,たとえ大会前日になっても終わりません。
「ん~~~・・・。ちょっとスッキリいかんな~」

メンバーが最後の確認に取り組んでいるころ,2Fロビーではもう一つの作業が進行中。
GSC(Gryphons Supporter Club)のY氏とS氏が,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でGuardが使う羽根を調整中。縁取りにLEDを仕込んであるのですが,練習から酷使されて接触不良を起こす羽根が急増。今日は応急手当です。
Kikui家のプリンスはお昼寝?中。

全国大会応援ボードのメッセージも,ほぼ満開状態になっています。
たくさんのご声援,ありがとうございます!

休憩時間には,メンバーたちも熱心にメッセージを読んでいました。
「あっ!○○さんの,あった!」
「どれ?どれ? ほんまやー!」

そして一日の練習を締めくくるのは(たとえ全国大会前日といえども)やはりランスルー。本番を想定して帽子着用なのも,もう見慣れてきました。(Batteryの衣装に負けないぞ作戦は,既に日常風景と化しております)
大会本番までにコンテを動くのはこれが最後。メンバーの気合いも頂点に達しております。では,入場からどうぞ!

多くの皆さんが応援に駆けつけて下さったのですが,さすがにここはホームグラウンド。演技そのものは,練習の成果を十分発揮できたものでした。もちろん,時間さえあればこれからでも何とかしたい部分は残っていますが,これだけ出しきれれば良しとしましょう。
願わくば,せめて今夜ぐらいの演技を,明日,さいたまスーパーアリーナのフィールドで演じてくれんことを・・・。

ランスルータイムは7分49秒。
タイム的にも安定しており,少なくともタイムオーバーに関しては(相当の事故でも起こらない限り)心配なさそうです。
練習が終わって全国大会に向けての積込にCarry隊が追われます。王冠とヴェールなど,大道具が増加したこと,Pit.やTubaの本数が増えたことから,今季の全国大会は4t一台では積載が難しい,とのハギ先生の判断。予算的には増加するものの,必要に迫られて(まさかTuba手持ちで新幹線にも乗れませんから・・・苦笑)もう1台,2tトラックを手配しました。

幸いなことに,練習会場費を支援していただいている塔南高校PTAより,練習会場費が浮いた分,2台目のトラック輸送費に援助を振り替えていただけることになり,予算的危機はクリアできました。
積込終了後,STAFFは(楽器をトラックに積み込んで)空になったハギ号車内で最後の打ち合わせ。(お,彦ニャンのぬいぐるみじゃないですか,ハギ先生の趣味も意外に・・・)

いよいよ明日は全国大会。とにかく今まで練習してきたことを思いきり出しきってくれさえすれば,STAFFとしては満足できるのではないかと思います。
その前に!
明日は始発の「のぞみ」に乗車。早朝の集合に全員が寝坊せずに揃うかどうか(・・・自分自身も含めて,です。もちろん)心配になってきました。事務局としては,無事に新幹線が京都駅を発車することさえできれば,全国大会は,半分,終わったようなものです。
みんなお疲れ様。早く寝て寝坊しないでね!
【本日の番外編1】・・・寄附金贈呈
GSC(Gryphons Supporter Club)は,毎年フリーマーケットに出店して,売上金を遠征費用の足しにと寄附して下さっています。
11月下旬,今年も盛況だったそうで,本日,N氏より贈呈していただきました。
多くの皆さんの応援に応えるよう,メンバー・STAFFともども頑張ってきます!
GSCの皆さん,ありがとうございました。

【本日の番外編2】・・・先輩からの差し入れは?!
全国大会を明日に控え,先代DM・SonyさんからDM・N兄への差し入れは「Big Katu」
去年の全国大会前にもらった差し入れが「結果が良かったから・・・今年も『大っきく勝つ!』ということで(^^)」とのことでした。

全国大会出場報告会の日・他
2009-12-09
12月9日(水),京都市教育委員会で全国大会出場報告会が行われました。吹奏楽部員からは,部長Maho・副部長Maika・次期部長Yumiの3名が,授業終了後に京都市役所を訪問しました。


高桑三男・京都市教育長より「今年も上位めざして頑張って下さい」という励ましの言葉と激励金をいただきました。

つづいて,部長Mahoが全国大会へ向けての決意と抱負を述べました。

約30分の報告会を終え,出席した全員で記念写真。励ましに応えて,全国大会本番ではぜひ練習の成果を出し切ってもらいたいものです。フィールドに送り出すまではSTAFFも大きな役割を分担していますから,気持ちが引き締まります。

________________________________________
12月11日(金),塔南高校PTA,同窓会,愛校会より全国大会出場に対する激励金授与式がありました。全国選抜大会へ出場する弓道部も一緒です。
吹奏楽部からは部長Maho・副部長のNana・Yukaの3名が列席。

塔南高校仁科周博学校長,PTA会長W氏,愛校会会長N氏より励ましの言葉と激励金をいただきました。

最後に,吹奏楽部・弓道部代表がそれぞれ全国大会にむけての決意と抱負を述べます。吹奏楽部からはもちろん部長Maho。教育長出場報告会でも経験済みなので,堂々たる決意表明。いやぁすっかり貫禄がついてきましたね!

こうして滞りなく授与式は終了。
お忙しい中,お時間を割いて下さってありがとうございました。

つづいて,部長Mahoが全国大会へ向けての決意と抱負を述べました。

約30分の報告会を終え,出席した全員で記念写真。励ましに応えて,全国大会本番ではぜひ練習の成果を出し切ってもらいたいものです。フィールドに送り出すまではSTAFFも大きな役割を分担していますから,気持ちが引き締まります。

________________________________________
12月11日(金),塔南高校PTA,同窓会,愛校会より全国大会出場に対する激励金授与式がありました。全国選抜大会へ出場する弓道部も一緒です。
吹奏楽部からは部長Maho・副部長のNana・Yukaの3名が列席。

塔南高校仁科周博学校長,PTA会長W氏,愛校会会長N氏より励ましの言葉と激励金をいただきました。

最後に,吹奏楽部・弓道部代表がそれぞれ全国大会にむけての決意と抱負を述べます。吹奏楽部からはもちろん部長Maho。教育長出場報告会でも経験済みなので,堂々たる決意表明。いやぁすっかり貫禄がついてきましたね!

こうして滞りなく授与式は終了。
お忙しい中,お時間を割いて下さってありがとうございました。
全国大会二日前
2009-12-05
塔南高校では,第3タームテストが12月7日(月)から始まります。この週末は試験一週間前期間に入っています。顧問としては,現役高校生諸君の学業成績も非常に気になるところですが
全国大会一週間前でもあり,土曜日にだけ特別に練習を設定しました。
この日に練習が組まれていることは5月のレギュラーシーズン始動日から発表されているので,高校生諸君も,この一日を練習に費やすことを前提に試験準備を進めているはずです。(よね?! よね?!(^0^;)

全国大会一週間前でもあり,土曜日にだけ特別に練習を設定しました。
この日に練習が組まれていることは5月のレギュラーシーズン始動日から発表されているので,高校生諸君も,この一日を練習に費やすことを前提に試験準備を進めているはずです。(よね?! よね?!(^0^;)

今日を除くと,全国大会本番までに残された練習は前日の1回のみ。しかし,大会前日という日は,今までの復習と確認で終わってしまうのが通例です。
実質的には「練習」として取り組むのは今日が最後,STAFFの朝イチ会議でも真剣なやり取りが続きます。

とはいえ,この時期になると克服すべき技術的な課題はどこか,ほぼ決まってきています。
その中で,今日がんばることである程度のレベルアップが期待できそうなことをメインに,一日の練習メニューが決まりました。

一週間後の全国大会当日を見すえて,ウォームアップからMM(基本動作)&Basicタイムまで,ほぼ当日と同じぐらいの時間配分で進めます。朝のMMメニューは,さいたまスーパーアリーナのCA(コミュニケーション・アリーナ)での12分間に行うものだけになっています。
Guardは衣装慣れするために,この時期,1日一回はコスチューム着用でランスルーをしております。

さて,いよいよ本番当日を想定した朝イチのランスルー。
すでに王冠とヴェールの動きは,ほぼ確実なラインで安定しているので,STAFFとしても安心して見ていることができます。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」ラストシーン。Guard24名全員が一つのラインに並んでのトス。
Guard初心者の高校1年生も含めて,昨季以上に難易度の高い振付がついていますが,よくここまでがんばってきたな,と思います。フラッグで演技している限り,ドロップすることはほとんどありませんね。回転の過程まで揃えられるともっとよい演技になるのですが・・・。

ランスルータイムは7分46秒。演技時間はほぼ10秒以内の幅に納まって安定しています。
よほどのトラブルがない限り,制限時間についてはクリアできるはず。
ランスルー後,Guardは通常の練習着に着替えます。

Pit.Mikuが振り回しているのは,ただの「鎖」です。
「Liberation」では,エリザベートの魂を縛るオーストリア皇帝家の伝統・格式,そして皇后の責務の象徴として,「鎖」を手具として用いています。しかし,振付の中で手具として使うには,本物の金属製では危険なため,プラスチック製のものを使用しています。ただ,その音が「カラカラ・・・」と軽いのが難点。
そこでハギ先生がPit.に本物の「鎖」PARTを作りました。「ジャラジャラッ」と重厚な金属音に期待しましょう。

シェーンブルク宮殿の門扉=黒板(←この門扉の音は未だに慣れません)も健在です。
本来は校内でさまざまな催し等の案内表示をするための黒板を借りております。
それはいいのですが,積み込む前に書かれていることを消去するぐらいはしておきましょうよ・・・(-。-;)
あれっそういえば,そのMarimba,Gryステッカーがまだ貼ってないですね?

大会会場では,他団体の楽器と混じり合わないよう,楽器ケースにはチームステッカーを貼っています。Pit.の大物楽器にも必ず貼っておくのですが,このMarimbaは今季に購入したものでしたね。一週間前とはいえ,気がついてよかったです。
はい,これで大会準備完了?!

大会準備といえば,忘れちゃいけないのが入退場練習。
ショウそのものの練習はもちろん重要ですが,練習してきたショウを100%出しきるためには,ショウが始まるまでの過程が肝心。
入場の最重要課題は,ショウに必要な楽器・手具その他を一気に搬入できるかどうか,です。
Gryphonsの鍵盤楽器はアクースタロンという樹脂製または金属製。車輪がついているので,入退場時にはカートとしても活用されます。

関西大会と違って,入場で移動する距離が2倍以上になるため,もう一度,サポート隊も含めて入退場体制を見直し,時間を確保して練習しておきます。
搬入&搬出というのは,もっぱらPit.とGuardの楽器&手具です。というわけで,Gryphonsでは入退場指揮を一手に仕切るのはハギ先生となります。

今季ショウ「Liberation」では,Pit.大物楽器をはるかに越える体積を有する王冠&ヴェールを搬入しなければなりません。しかも,ショウの中でキレイに広がるように,あらかじめきちんと畳まれているため,これを崩さないように所定の位置にセットしなければなりません。
この難題は人海戦術で何とかクリア。

それぞれのメニューに取り組んでいると,あっという間に一日が過ぎていきます。
練習の最後は,本日2回目となるランスルー。朝イチのランスルーと異なり,ショウ全体を通す中で,まず今日1日の練習成果を全て出しきることが目標となります。
Batteryの「衣装に負けないぞ」作戦も完遂目前ですね。

ランスルーの仕上がりそのものは,だいぶクリアにはなってきた感がありますが,ハーモニーのゴージャス感やサウンドの厚みが出てくると,もっといいショウになると思います。

ランスルータイムは安心の7分52秒。
さぁ泣いても笑っても練習はあと1回。
今シーズン,みんなで作り上げてきたものを全て出しきるため,自分は何をその1日で取り組むべきなのか,メンバー諸君がしっかり考えて臨んでくれることを期待しましょう。
【本日の番外編】・・・応援ボード登場
毎年GSC(Gryphons Supporter Club)が制作する,Gryphons全国大会応援ボードが完成し,本日の練習から登場しました。
背景画を手がけたのは昨年に引き続きClarinet.Rina。今季ショウ冒頭の王冠とヴェールを背景に,ラブラブっぽいお二人はエリザベートとフランツ=ヨーゼフ2世でしょうか?
一番最初の応援ボードが花束をイメージしたものだったせいでしょうか,応援メッセージを書き込む用紙は花形が多いようです。

実質的には「練習」として取り組むのは今日が最後,STAFFの朝イチ会議でも真剣なやり取りが続きます。

とはいえ,この時期になると克服すべき技術的な課題はどこか,ほぼ決まってきています。
その中で,今日がんばることである程度のレベルアップが期待できそうなことをメインに,一日の練習メニューが決まりました。

一週間後の全国大会当日を見すえて,ウォームアップからMM(基本動作)&Basicタイムまで,ほぼ当日と同じぐらいの時間配分で進めます。朝のMMメニューは,さいたまスーパーアリーナのCA(コミュニケーション・アリーナ)での12分間に行うものだけになっています。
Guardは衣装慣れするために,この時期,1日一回はコスチューム着用でランスルーをしております。

さて,いよいよ本番当日を想定した朝イチのランスルー。
すでに王冠とヴェールの動きは,ほぼ確実なラインで安定しているので,STAFFとしても安心して見ていることができます。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」ラストシーン。Guard24名全員が一つのラインに並んでのトス。
Guard初心者の高校1年生も含めて,昨季以上に難易度の高い振付がついていますが,よくここまでがんばってきたな,と思います。フラッグで演技している限り,ドロップすることはほとんどありませんね。回転の過程まで揃えられるともっとよい演技になるのですが・・・。

ランスルータイムは7分46秒。演技時間はほぼ10秒以内の幅に納まって安定しています。
よほどのトラブルがない限り,制限時間についてはクリアできるはず。
ランスルー後,Guardは通常の練習着に着替えます。

Pit.Mikuが振り回しているのは,ただの「鎖」です。
「Liberation」では,エリザベートの魂を縛るオーストリア皇帝家の伝統・格式,そして皇后の責務の象徴として,「鎖」を手具として用いています。しかし,振付の中で手具として使うには,本物の金属製では危険なため,プラスチック製のものを使用しています。ただ,その音が「カラカラ・・・」と軽いのが難点。
そこでハギ先生がPit.に本物の「鎖」PARTを作りました。「ジャラジャラッ」と重厚な金属音に期待しましょう。

シェーンブルク宮殿の門扉=黒板(←この門扉の音は未だに慣れません)も健在です。
本来は校内でさまざまな催し等の案内表示をするための黒板を借りております。
それはいいのですが,積み込む前に書かれていることを消去するぐらいはしておきましょうよ・・・(-。-;)
あれっそういえば,そのMarimba,Gryステッカーがまだ貼ってないですね?

大会会場では,他団体の楽器と混じり合わないよう,楽器ケースにはチームステッカーを貼っています。Pit.の大物楽器にも必ず貼っておくのですが,このMarimbaは今季に購入したものでしたね。一週間前とはいえ,気がついてよかったです。
はい,これで大会準備完了?!

大会準備といえば,忘れちゃいけないのが入退場練習。
ショウそのものの練習はもちろん重要ですが,練習してきたショウを100%出しきるためには,ショウが始まるまでの過程が肝心。
入場の最重要課題は,ショウに必要な楽器・手具その他を一気に搬入できるかどうか,です。
Gryphonsの鍵盤楽器はアクースタロンという樹脂製または金属製。車輪がついているので,入退場時にはカートとしても活用されます。

関西大会と違って,入場で移動する距離が2倍以上になるため,もう一度,サポート隊も含めて入退場体制を見直し,時間を確保して練習しておきます。
搬入&搬出というのは,もっぱらPit.とGuardの楽器&手具です。というわけで,Gryphonsでは入退場指揮を一手に仕切るのはハギ先生となります。

今季ショウ「Liberation」では,Pit.大物楽器をはるかに越える体積を有する王冠&ヴェールを搬入しなければなりません。しかも,ショウの中でキレイに広がるように,あらかじめきちんと畳まれているため,これを崩さないように所定の位置にセットしなければなりません。
この難題は人海戦術で何とかクリア。

それぞれのメニューに取り組んでいると,あっという間に一日が過ぎていきます。
練習の最後は,本日2回目となるランスルー。朝イチのランスルーと異なり,ショウ全体を通す中で,まず今日1日の練習成果を全て出しきることが目標となります。
Batteryの「衣装に負けないぞ」作戦も完遂目前ですね。

ランスルーの仕上がりそのものは,だいぶクリアにはなってきた感がありますが,ハーモニーのゴージャス感やサウンドの厚みが出てくると,もっといいショウになると思います。

ランスルータイムは安心の7分52秒。
さぁ泣いても笑っても練習はあと1回。
今シーズン,みんなで作り上げてきたものを全て出しきるため,自分は何をその1日で取り組むべきなのか,メンバー諸君がしっかり考えて臨んでくれることを期待しましょう。
【本日の番外編】・・・応援ボード登場
毎年GSC(Gryphons Supporter Club)が制作する,Gryphons全国大会応援ボードが完成し,本日の練習から登場しました。
背景画を手がけたのは昨年に引き続きClarinet.Rina。今季ショウ冒頭の王冠とヴェールを背景に,ラブラブっぽいお二人はエリザベートとフランツ=ヨーゼフ2世でしょうか?
一番最初の応援ボードが花束をイメージしたものだったせいでしょうか,応援メッセージを書き込む用紙は花形が多いようです。

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