久我地区体育祭の日
2009-09-27
今日は久我地区体育祭で「Liberation」ショウをご披露する日。
この久我地区体育祭は,今思えばはるかな大昔,塔南高校吹奏楽部が初めて演奏会でマーチングステージを披露した(第4回演奏会でした=ちなみに2009年度は5月に第24回演奏会を開催しています)時,たまたま部員保護者として観に来ていただいていた方が,こちらの体育振興会役員をされていたのが縁となって以来,20年にわたってご招待をいただいています。まさにTONAN Brassがマーチング活動をスタートさせたその年から(天候や試験週間とバッティングした年度を除いて)参加させていただいているイベントです。
さて,今季初の屋外での「Liberation」ショウの出来はどうだったのでしょうか?
この久我地区体育祭は,今思えばはるかな大昔,塔南高校吹奏楽部が初めて演奏会でマーチングステージを披露した(第4回演奏会でした=ちなみに2009年度は5月に第24回演奏会を開催しています)時,たまたま部員保護者として観に来ていただいていた方が,こちらの体育振興会役員をされていたのが縁となって以来,20年にわたってご招待をいただいています。まさにTONAN Brassがマーチング活動をスタートさせたその年から(天候や試験週間とバッティングした年度を除いて)参加させていただいているイベントです。
さて,今季初の屋外での「Liberation」ショウの出来はどうだったのでしょうか?

集合時間は7:00AM。Gryphonsとしてはかなり早い部類に入りますね。
毎年控室に使わせていただいている神川小学校体育館で,まずは身体を目覚めさせるところから,一日がスタート。

グラウンドにポイントを設営した後,ざっくりとショウ全体を通して「場当たり」をしておきます。現役高校生はこの後そのまま開会式入場行進に参加するのでユニフォーム着用姿。一般メンバーは開会式には参加しないので黒ずくめとなりました。GuardもTシャツで揃えただけで,フラッグ・手具等も用意しない簡易方式。もちろん,早朝の住宅街で音を出すわけにもいかないので,HornLineとBatteryもエアー&バルブ(息を吹き込んで指だけ動かす)とリム打ちです。

8:30,予定通りに開会式から体育祭が始まりました。体振旗?に続いて入場行進を先導するのは現役高校生パレード隊。曲はパレード曲として毎年レパートリーになっているスーザ作曲の「マンハッタン・ビーチ」です。
とはいっても,今季パレードが予定されているのは本日限り。二週間前から楽譜を配り,三日前に初合奏,二日前に旧体育館をグルグル回りながら一度だけ練習したパレードです。短い練習時間でちゃんと演奏して歩けるのは,やはりマーチングバンドとして積み重ねてきたMM(基本動作)の賜物でしょうか。

先頭のバナー,そしてGryphonsとTONAN Brassの通常編制では存在しないシンバルを担当しているのはPit.人たちです。
実は彼女たちにとっては,今日だけが動いて演奏する機会となります。Pit.として活動する彼女たちにはMMの積み重ね,というものは一切ないのですが,わずか60分ほどのパレード練習で,立派にその役割を果たしています。

トラックをグルリと一周してから,所定のエリアに停止し,向きをアバウトに変更して立奏に移ります。この「アバウトに」というのは,現役高校生たちにはかなり不安材料となります。
「エリアに着いたら先頭から止まっていく→止まった人はゆっくりと左へ90度向きを変える→向きを変え終わったら足を止めるが曲は演奏し続ける」ことだけが決まり事なのですが,拍数もタイミングも全て厳格に揃えていくマーチングショウばかりを練習してきただけに,状況に合わせて自分で適当に動いていく,というのは新鮮であり,不安でもあり・・・といったところでしょうか?

開会式終了後は,午前のプログラム途中に組み込まれているGryphonsショウの準備に入ります。現役高校生も休憩を取ってから,一般メンバーたちと一緒にセクションに分かれてBasicタイム。
小学校の体育館には(幸いなことに?)押し込められるスペースがないため,Batteryも同じ館内でBasic。このような状況で一番たいへんなのは,音量的にいくとWood(木管)でしょうか・・・。

一通りBasicが終わると,準備の仕上げとして合奏へ。
大会本番当日に,Gryphonsが練習としてコンテを動くことは(物理的に困難という事情もあって)ありません。京都府マーチングコンテストでもそうですが,全曲通しは合奏のみとなるのが通例。メンバーは(がんばって練習してきた自分自身のためにも)大会本番に一発でコンテ練の成果を全て出しきることが最重要課題となります。

つまり,今日は本番と同じ場所で「場当たり」ができただけ,恵まれた環境ということですね。
そして与えられた環境の中で,メンバー諸君は「一発で自分の今までの成果を出し切る」という,とても重要な練習をしているのです。ショウを演じることだけで全力を振り絞っている高校1年生は,まだこの境地にはたどり着けていないかもしれませんが・・・。

合奏隊形に並ぶと,おおよそ半面を占めます。Guardチームは残りの半面で,思い思いに最後にさらっておきたい振付を確認。合奏されている演奏に合わせて通しで踊ってみているのはライフル隊。

熱戦が続くあまり,競技進行が遅れ気味で待機時間がやや長くなってしまいました。長く待たされることはメンバーの集中力が切れる要素なので,STAFFとしては,ちょっと時間配分を誤った感があります。とはいっても,競技の所要時間を明確に予測できるわけもないので,ある程度は仕方ないのですが・・・。
STAFFの心配をよそに,メンバー諸君はかなりしっかりショウを演じてくれています。フラッグ・トスは屋外の風がある環境では,風に流されてドロップする場合もありますが,何とかリカバー。
しかし,120名が同時に動き回ると,砂ボコリが・・・。

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」冒頭のGuard・Rinaのソロ。相変わらず上手ですね。ちょっと脚を痛めているようですが,さすが,安定しています。
Gryphonsのショウは,観客席から見下ろした状態(←大会本番)を意識して,コンテも演出も考案されていますから,このように同じ平面に観客がいらっしゃるシチュエーションは,正直に言って「ちょっと苦手」なのです。せっかくのRinaの名演技も,後方のお客さんには見えづらかったりしますから・・・。

ショウ全体のタイムは7分48秒。人前での演技なので,いつものランスルーより緊張度が高いせいか,テンポがややアップ気味ということでしょう。
こうして晴天の屋外で見ると,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗の継ぎ足し部分がはっきりと見えます。頭の中で継ぎ足し部分をカットしたフラッグをイメージしてみると,「やって正解」という感じもよ~く分かりますね。

今日は気温が高く,体調を崩したメンバーが多かったため,屋外でのコンテ練は中止して,学校へ戻りました。HornLineとGuard・Pit.は軽くMeetingをすませた後,楽器&シートのメンテナンスとPART練習になりました。
次回の体育館練習でも使用するブルーシートは,丁寧に水拭きして砂ボコリをぬぐっておきましょう。

一方,BatteryはA先生のレッスンが組まれています。久我の本番終了後から急いで学校へ戻ってレッスンに備えました。肝心のレッスンの内容は・・・見ていた時間帯では,腕を高く上げてガツンガツンに決める練習などでしたが,カッコいいけど「見ていて耳が痛かった」というのが正直な感想でした。

久我地区体育祭出演で,9月の練習も一区切り。現役高校生たちが10月5日(月)からの2ターム末テスト前になる関係で,10月3日(土)・4日(日)は練習オフとなります。
高校生諸君は本業に専念する2週間。Marchingにかける情熱と時間を,そっくり学業にふり向けてがんばりましょう。
問題作りと採点と成績処理と・・・(v_v) 顧問もがんばります。
【本日の番外編】・・・砂ボコリ!
約1時間に及んだ待機時間,グラウンドでは綱引きなどの力のこもった熱戦がくり広げられておりました。熱気とともに舞い上がるのが砂ボコリ。最近雨が少なかったですからね・・・。
お,すごいな,鍵盤に字ぃ書けるくらい,砂ボコリ積もってへんか? ほらほら!
なぁ,ハギ先生には内緒やで(^_^)b

毎年控室に使わせていただいている神川小学校体育館で,まずは身体を目覚めさせるところから,一日がスタート。

グラウンドにポイントを設営した後,ざっくりとショウ全体を通して「場当たり」をしておきます。現役高校生はこの後そのまま開会式入場行進に参加するのでユニフォーム着用姿。一般メンバーは開会式には参加しないので黒ずくめとなりました。GuardもTシャツで揃えただけで,フラッグ・手具等も用意しない簡易方式。もちろん,早朝の住宅街で音を出すわけにもいかないので,HornLineとBatteryもエアー&バルブ(息を吹き込んで指だけ動かす)とリム打ちです。

8:30,予定通りに開会式から体育祭が始まりました。体振旗?に続いて入場行進を先導するのは現役高校生パレード隊。曲はパレード曲として毎年レパートリーになっているスーザ作曲の「マンハッタン・ビーチ」です。
とはいっても,今季パレードが予定されているのは本日限り。二週間前から楽譜を配り,三日前に初合奏,二日前に旧体育館をグルグル回りながら一度だけ練習したパレードです。短い練習時間でちゃんと演奏して歩けるのは,やはりマーチングバンドとして積み重ねてきたMM(基本動作)の賜物でしょうか。

先頭のバナー,そしてGryphonsとTONAN Brassの通常編制では存在しないシンバルを担当しているのはPit.人たちです。
実は彼女たちにとっては,今日だけが動いて演奏する機会となります。Pit.として活動する彼女たちにはMMの積み重ね,というものは一切ないのですが,わずか60分ほどのパレード練習で,立派にその役割を果たしています。

トラックをグルリと一周してから,所定のエリアに停止し,向きをアバウトに変更して立奏に移ります。この「アバウトに」というのは,現役高校生たちにはかなり不安材料となります。
「エリアに着いたら先頭から止まっていく→止まった人はゆっくりと左へ90度向きを変える→向きを変え終わったら足を止めるが曲は演奏し続ける」ことだけが決まり事なのですが,拍数もタイミングも全て厳格に揃えていくマーチングショウばかりを練習してきただけに,状況に合わせて自分で適当に動いていく,というのは新鮮であり,不安でもあり・・・といったところでしょうか?

開会式終了後は,午前のプログラム途中に組み込まれているGryphonsショウの準備に入ります。現役高校生も休憩を取ってから,一般メンバーたちと一緒にセクションに分かれてBasicタイム。
小学校の体育館には(幸いなことに?)押し込められるスペースがないため,Batteryも同じ館内でBasic。このような状況で一番たいへんなのは,音量的にいくとWood(木管)でしょうか・・・。

一通りBasicが終わると,準備の仕上げとして合奏へ。
大会本番当日に,Gryphonsが練習としてコンテを動くことは(物理的に困難という事情もあって)ありません。京都府マーチングコンテストでもそうですが,全曲通しは合奏のみとなるのが通例。メンバーは(がんばって練習してきた自分自身のためにも)大会本番に一発でコンテ練の成果を全て出しきることが最重要課題となります。

つまり,今日は本番と同じ場所で「場当たり」ができただけ,恵まれた環境ということですね。
そして与えられた環境の中で,メンバー諸君は「一発で自分の今までの成果を出し切る」という,とても重要な練習をしているのです。ショウを演じることだけで全力を振り絞っている高校1年生は,まだこの境地にはたどり着けていないかもしれませんが・・・。

合奏隊形に並ぶと,おおよそ半面を占めます。Guardチームは残りの半面で,思い思いに最後にさらっておきたい振付を確認。合奏されている演奏に合わせて通しで踊ってみているのはライフル隊。

熱戦が続くあまり,競技進行が遅れ気味で待機時間がやや長くなってしまいました。長く待たされることはメンバーの集中力が切れる要素なので,STAFFとしては,ちょっと時間配分を誤った感があります。とはいっても,競技の所要時間を明確に予測できるわけもないので,ある程度は仕方ないのですが・・・。
STAFFの心配をよそに,メンバー諸君はかなりしっかりショウを演じてくれています。フラッグ・トスは屋外の風がある環境では,風に流されてドロップする場合もありますが,何とかリカバー。
しかし,120名が同時に動き回ると,砂ボコリが・・・。

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」冒頭のGuard・Rinaのソロ。相変わらず上手ですね。ちょっと脚を痛めているようですが,さすが,安定しています。
Gryphonsのショウは,観客席から見下ろした状態(←大会本番)を意識して,コンテも演出も考案されていますから,このように同じ平面に観客がいらっしゃるシチュエーションは,正直に言って「ちょっと苦手」なのです。せっかくのRinaの名演技も,後方のお客さんには見えづらかったりしますから・・・。

ショウ全体のタイムは7分48秒。人前での演技なので,いつものランスルーより緊張度が高いせいか,テンポがややアップ気味ということでしょう。
こうして晴天の屋外で見ると,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗の継ぎ足し部分がはっきりと見えます。頭の中で継ぎ足し部分をカットしたフラッグをイメージしてみると,「やって正解」という感じもよ~く分かりますね。

今日は気温が高く,体調を崩したメンバーが多かったため,屋外でのコンテ練は中止して,学校へ戻りました。HornLineとGuard・Pit.は軽くMeetingをすませた後,楽器&シートのメンテナンスとPART練習になりました。
次回の体育館練習でも使用するブルーシートは,丁寧に水拭きして砂ボコリをぬぐっておきましょう。

一方,BatteryはA先生のレッスンが組まれています。久我の本番終了後から急いで学校へ戻ってレッスンに備えました。肝心のレッスンの内容は・・・見ていた時間帯では,腕を高く上げてガツンガツンに決める練習などでしたが,カッコいいけど「見ていて耳が痛かった」というのが正直な感想でした。

久我地区体育祭出演で,9月の練習も一区切り。現役高校生たちが10月5日(月)からの2ターム末テスト前になる関係で,10月3日(土)・4日(日)は練習オフとなります。
高校生諸君は本業に専念する2週間。Marchingにかける情熱と時間を,そっくり学業にふり向けてがんばりましょう。
問題作りと採点と成績処理と・・・(v_v) 顧問もがんばります。
【本日の番外編】・・・砂ボコリ!
約1時間に及んだ待機時間,グラウンドでは綱引きなどの力のこもった熱戦がくり広げられておりました。熱気とともに舞い上がるのが砂ボコリ。最近雨が少なかったですからね・・・。
お,すごいな,鍵盤に字ぃ書けるくらい,砂ボコリ積もってへんか? ほらほら!
なぁ,ハギ先生には内緒やで(^_^)b

関西大会への歩み(第四歩)
2009-09-26
久我地区体育祭出演の前日,最後の調整をする日。
シルバーウィーク中,3日連続練習をしてから中二日でのGry練,この一週間のうち五日間も練習&本番が入るなんて,密度からいうとチーム始まって以来ではないでしょうか?
たかはしTは,第31回マーチングバンド関西大会中学校・高校部門のお手伝いをするために,舞洲アリーナへ行くことになりましたので,ここからはメンバー提供の写真を使ってレポートいたしましょう。
シルバーウィーク中,3日連続練習をしてから中二日でのGry練,この一週間のうち五日間も練習&本番が入るなんて,密度からいうとチーム始まって以来ではないでしょうか?
たかはしTは,第31回マーチングバンド関西大会中学校・高校部門のお手伝いをするために,舞洲アリーナへ行くことになりましたので,ここからはメンバー提供の写真を使ってレポートいたしましょう。

朝イチ会議のメンバーも,今日は新鮮な顔ぶれ。現役高校生Stretchリーダーたちが加わっています。どうやら議題は練習予定ではなく,MM(基本動作)練習のメニューについてのようですね。MMは,高校1年生を中心に,個人レベルでのテクニック的向上が重要な課題と位置づけているので,メニューに何を加え,何を意識していくかを協議しているはずです。

今季のGryphonsでは,Sub.DM・Marinがお休みの時,HornLineやBatteryの中から後方指揮に誰かが回るのがお約束になっています。
例えばM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」をさらう時は,楽譜がないBatteryの誰かが立つとか,他の曲ではその時点でSTAFFに捕まっていないPARTから1名が後方指揮に回る,とかしてやり繰りします。
Gryphonsでは今季Sub.DMをまだ若干名必要としています。どなたか,私たちのショウ作りに興味をお持ちの方,ぜひ一度ご連絡を!

地域イベントとはいっても,長年ご招待いただいている大事な本番。そしてどんな舞台でも,自分たちのショウにベストを尽くすのがGryphonsのモットーです。
実は,大会でショウを演じるより,足元の条件といい,ポイントの見にくさといい,地域行事でショウをする方が,はるかに難易度が高いのも事実。恥ずかしくない演技をお見せできるように,念入りにコンテをさらっておきます。

自慢のノドを披露する・・・じゃなくて観客席から音ズレをチェックする(たぶん)ハギ先生。
後方のStretchリーダーYukkeroは動きのチェック?
とするとBaritone Ryousukeは音のチェックかな?

DM・N兄はいつも通りの指揮姿。傍らに立ってサポートするのはBattery・Hide兄。

そして後方で指揮するのは「弟」バインダーでお馴染みのTuba・N弟くん。
昨季までの「夫婦DM」にかわって,今季は「兄弟DM」実現!のようです。
どうですか? 後方指揮のご感想は?

H先生から「120%ノードロップ&ノーミス!」を課されている,M1前半「Prolog(プロローグ)」冒頭のHighトス(←ライフルは7回転しているそうです)
Men’s GuardはM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」には出番がないため,ひたすら黙々と投げ続けているのがいつもの姿。
今日もTakapikoくんは投げ続けます。

「投げれども,投げれども・・・」とジッと手を見る・・・。
ちょっと痛そうですね,大丈夫ですか?

カメラマンに専念する人間がいない日は,ランスルーの写真などは入手できません。
ハギ先生・DM・N兄を中心に,翌日の本番準備はしっかりできたようです。
明日は朝が早いので,みんなしっかり休養を取って下さい。
【本日の番外編】・・・「梨だ!」
8月に合宿でお世話になったロッヂあさひさんより,今年もメンバーに梨が届けられました。今年も「梨が来ました」というお知らせがメールで流された直後から,みんな次々に受取りに殺到。「冷やした方が美味しいよ」と忠告してあげたのですが,はたして帰宅するまで我慢できたのかな?(一般メンバー諸君には27日配布予定)
ロッヂあさひのみなさん,今年も美味しい梨をありがとうございました!



今季のGryphonsでは,Sub.DM・Marinがお休みの時,HornLineやBatteryの中から後方指揮に誰かが回るのがお約束になっています。
例えばM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」をさらう時は,楽譜がないBatteryの誰かが立つとか,他の曲ではその時点でSTAFFに捕まっていないPARTから1名が後方指揮に回る,とかしてやり繰りします。
Gryphonsでは今季Sub.DMをまだ若干名必要としています。どなたか,私たちのショウ作りに興味をお持ちの方,ぜひ一度ご連絡を!

地域イベントとはいっても,長年ご招待いただいている大事な本番。そしてどんな舞台でも,自分たちのショウにベストを尽くすのがGryphonsのモットーです。
実は,大会でショウを演じるより,足元の条件といい,ポイントの見にくさといい,地域行事でショウをする方が,はるかに難易度が高いのも事実。恥ずかしくない演技をお見せできるように,念入りにコンテをさらっておきます。

自慢のノドを披露する・・・じゃなくて観客席から音ズレをチェックする(たぶん)ハギ先生。
後方のStretchリーダーYukkeroは動きのチェック?
とするとBaritone Ryousukeは音のチェックかな?

DM・N兄はいつも通りの指揮姿。傍らに立ってサポートするのはBattery・Hide兄。

そして後方で指揮するのは「弟」バインダーでお馴染みのTuba・N弟くん。
昨季までの「夫婦DM」にかわって,今季は「兄弟DM」実現!のようです。
どうですか? 後方指揮のご感想は?

H先生から「120%ノードロップ&ノーミス!」を課されている,M1前半「Prolog(プロローグ)」冒頭のHighトス(←ライフルは7回転しているそうです)
Men’s GuardはM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」には出番がないため,ひたすら黙々と投げ続けているのがいつもの姿。
今日もTakapikoくんは投げ続けます。

「投げれども,投げれども・・・」とジッと手を見る・・・。
ちょっと痛そうですね,大丈夫ですか?

カメラマンに専念する人間がいない日は,ランスルーの写真などは入手できません。
ハギ先生・DM・N兄を中心に,翌日の本番準備はしっかりできたようです。
明日は朝が早いので,みんなしっかり休養を取って下さい。
【本日の番外編】・・・「梨だ!」
8月に合宿でお世話になったロッヂあさひさんより,今年もメンバーに梨が届けられました。今年も「梨が来ました」というお知らせがメールで流された直後から,みんな次々に受取りに殺到。「冷やした方が美味しいよ」と忠告してあげたのですが,はたして帰宅するまで我慢できたのかな?(一般メンバー諸君には27日配布予定)
ロッヂあさひのみなさん,今年も美味しい梨をありがとうございました!


関西大会への歩み(第三歩)
2009-09-23
シルバーウィーク最終日,練習会場となったのは滋賀県草津市。かつてGryphonsにとって全国大会出場がまだ「夢」の段階であった頃,初めて「体育館」というものをお借りして練習したのがここでした。そのシーズンはたしか3回ほど体育館をお借りし,3回とも草津市だったと記憶しています。
近年はなかなか確保することができず,久しぶりに来てみると,堤防で行き止まりのはずだったところが4車線の立派な道路になっていました。「突き当たりを右折して・・・」という過去の記憶を頼りに走ってきたので,危うく通り過ぎてしまうところでした。

近年はなかなか確保することができず,久しぶりに来てみると,堤防で行き止まりのはずだったところが4車線の立派な道路になっていました。「突き当たりを右折して・・・」という過去の記憶を頼りに走ってきたので,危うく通り過ぎてしまうところでした。

どこへ行っても朝イチのSTAFF会議は定例化しています。今日はSub.DM・Marinがお休みのため,後方のSub.DMは,HornLineから入れ替わり立ち替わりで務めることになりました。
Batteryを代表して?今日はHide兄も参加。会議に参加しているように見えているGuardチーフSushiとGuard・Hideは,昨日のレッスンでチェンジが入ったライフル隊のポジションをチェックして割り振っているところのようです。

本日のホワイトボードは,DM・N兄のボヤキ付スペシャル。
この体育館は,幅がギリギリ30mしか確保できないため,クリーニングする部分については慎重に検討する必要があります。
ところで最下部には今日から「ランチ」を「Lunch」と表記する宣言も。
“諸事情”って何かわかる?といろいろな人に尋ねたところ,高校1年生がもっとも早く正解に達する傾向が顕著でした。
やはり最年少=いちばん若い=いちばん脳味噌も柔らかい,ということなのでしょうか(^^)

屋外で音出しができない(←できる方が珍しい)体育館では,Basicタイムは必ず押し込められるのがBatteryの宿命。今日は更衣室です。
実はこの体育館の更衣室に入るのは私も初めて。意外と広くて立派なのに驚きました。
しかし,この環境で耳栓が不要なBattery人たちの神経には,到底ついていけません。早々に退散するとしましょう。

M1「Prolog(プロローグ)」冒頭で出てくる「王冠&ヴェール」も,関西大会へ向けてグレードアップを図ることになりました。予算的には想定外ですが,たしかに,ヴェール改造によってショウ全体の視覚的統一感やインパクトが向上することも確かであると思います。
Gryphonsは営利企業ではありませんから,メンバーの負担増につながらない範囲で,ショウのために必要なところには何とかやり繰りして資金を回していくべきだと考えます。
今日はグレードアップ計画立案のためのデータをGSCの皆さんと協力して収集しました。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭,Flugel Hornのしっとりしたソロに乗って登場するGuardデュエット。エリザベートの魂を縛っていた「ハプスブルグの伝統&皇后としての責任」の鎖が,ゆっくりと解けていく中から現れます。
Gryphonsのストーリー上は,死神トートによって束縛から解放されたエリザベート,という設定になっていますが・・・。

ファーストショウでは,どうしても登場に「もたつき」感がぬぐえなかったため,HornLineの動きの方に小さなチェンジ(←該当者は5名程度)を加えてみました。うん,これなら鎖の環の真ん中から二人がゆっくり歩み出る形になりそうです。

このデュエットダンスは,リフトなどの大技も入っています。
演じているのはTakapikoくんと高校2年生GuardのSari。最初のころは,SariがTakapikoくんを勢いよく引っ張るように出てきたため,「女の子がぐいぐいリードしてたら雰囲気でないよ。草食系男子は19世紀にはおらんから(^。^;)」なんて突っ込みも入っていました。
近ごろは少し19世紀生まれのレディらしくなったかな?

体育館の幅が30mを少し越える程度のため,カンパニーフロントは文字通り横幅いっぱいとなります。両端は壁際ギリギリを歩いています。こうなると,実際以上に迫力満点に見えますね(^^)
撮影している人間が入る余地もありませんから,そろそろドアの外へ退避しなければ・・・。

アップテンポ部分を「走る」にはスペースがありませんが,カンパニーフロントは大丈夫。約40cmほど継ぎ足しただけで,この場面もきらびやかな色で溢れかえるようになりました。
いつものシーン,といってしまえばそのとおりですが,Gryphonsのショウ作りでは一気にフィールドを染めることで場面を切り替えることを大切にしているので,これでかなり良くなったと感じています。毎シーズン,色こそ違え似たような場面になりますが,Guardの振付等をよく見ると,少しずつ新しい要素が加えられています。

カンパニーフロント直前のターンで,ちょっと動き的に違和感があるかなぁ,ということで拍数をチェンジしてみました。全員でやっていても効率が悪いだろう,ということで「フィールドタイム」を約15分間。PART単位に分かれてお互いにチェックし合いながらチェンジを確認してもらいましょう。

狭いロビー以外は館内飲食禁止ですから,メンバーのほとんどは屋外で昼食。ほぼPARTもしくはセクションごとに集まってワイワイガヤガヤ・・・お楽しみタイムです。
運動公園内の体育館。暑さの盛りも過ぎているから,雨さえ降っていなければ,快適な昼休みとなります。
ロビーにはDM・N兄が一人,おにぎりを頬張りながら何やら午後の練習を検討中していました。

今日のBatteryはカフスのみ着装。「衣装に負けない」トレーニングは継続中のようです。
目的とする点は理解できるのですが,ひところに比べればかなり涼しくなったとはいえ,蒸れませんかねぇ?!

この体育館は正面側の壁に鏡が設けられています。Guardたちは自分たちの演技をチェックするのに重宝していました。HornLineとしては・・・とりあえず面白い絵にはなります(^^ゞ

今日はSTAFFが手薄なこともあって,DM・N兄も2階観覧席最前部で指揮を振りながらチェックも入れるという態勢。プレーイングSTAFFのヤタオ氏も,楽器片手にほとんど上から音のチェックをしています。

メロディーの歌い方などに話が及ぶと,言葉で語るよりもこっちが早いとばかりに自分で模範演奏。
「みんなの歌い方はこんな感じだけど」『♪~』
「え~~~でもこの場面ならこっちの方がもっと気持ちが入ると思いませんか?」『♪~』
「百聞は一見にしかず」と申しますが,たしかに「百語は一聴にしかず」ですね。

練習の締めくくりはランスルー。今日も細かいチェンジや,音色のチェックが入りましたが,肝心なのはショウ全体を通した時に,パーツとして一部を取り出して練習した,そういったチェンジやアドバイスをきちんと反映させること。Pit.抜きのランスルーとしてはまずまず今日の成果を出せたところが多かったように思います。
ランスルータイムは7分54秒でした。テンポキープにはまだ課題が残っています。

シルバーウィークに,夏休み以来の3日連続練習を組みました。9月27日久我地区体育祭出演に向けて,HornLine・Battery・Guardの動きの調整はほぼ予定通りに消化できたと思います。
メンバーたちもGryphons2009「Liberation」を次第に自分のものにできてきた印象を受ける場面が増えてきました。
今季は例年以上に音色などのレベルが高いので,ショウの内容理解をこれから進める中で,さらに大化けする可能性も秘めています。10月の「全講師レッスン(All STAFF Day)」に向けて,STAFFにも検討課題がまだ残っています。
Batteryを代表して?今日はHide兄も参加。会議に参加しているように見えているGuardチーフSushiとGuard・Hideは,昨日のレッスンでチェンジが入ったライフル隊のポジションをチェックして割り振っているところのようです。

本日のホワイトボードは,DM・N兄のボヤキ付スペシャル。
この体育館は,幅がギリギリ30mしか確保できないため,クリーニングする部分については慎重に検討する必要があります。
ところで最下部には今日から「ランチ」を「Lunch」と表記する宣言も。
“諸事情”って何かわかる?といろいろな人に尋ねたところ,高校1年生がもっとも早く正解に達する傾向が顕著でした。
やはり最年少=いちばん若い=いちばん脳味噌も柔らかい,ということなのでしょうか(^^)

屋外で音出しができない(←できる方が珍しい)体育館では,Basicタイムは必ず押し込められるのがBatteryの宿命。今日は更衣室です。
実はこの体育館の更衣室に入るのは私も初めて。意外と広くて立派なのに驚きました。
しかし,この環境で耳栓が不要なBattery人たちの神経には,到底ついていけません。早々に退散するとしましょう。

M1「Prolog(プロローグ)」冒頭で出てくる「王冠&ヴェール」も,関西大会へ向けてグレードアップを図ることになりました。予算的には想定外ですが,たしかに,ヴェール改造によってショウ全体の視覚的統一感やインパクトが向上することも確かであると思います。
Gryphonsは営利企業ではありませんから,メンバーの負担増につながらない範囲で,ショウのために必要なところには何とかやり繰りして資金を回していくべきだと考えます。
今日はグレードアップ計画立案のためのデータをGSCの皆さんと協力して収集しました。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭,Flugel Hornのしっとりしたソロに乗って登場するGuardデュエット。エリザベートの魂を縛っていた「ハプスブルグの伝統&皇后としての責任」の鎖が,ゆっくりと解けていく中から現れます。
Gryphonsのストーリー上は,死神トートによって束縛から解放されたエリザベート,という設定になっていますが・・・。

ファーストショウでは,どうしても登場に「もたつき」感がぬぐえなかったため,HornLineの動きの方に小さなチェンジ(←該当者は5名程度)を加えてみました。うん,これなら鎖の環の真ん中から二人がゆっくり歩み出る形になりそうです。

このデュエットダンスは,リフトなどの大技も入っています。
演じているのはTakapikoくんと高校2年生GuardのSari。最初のころは,SariがTakapikoくんを勢いよく引っ張るように出てきたため,「女の子がぐいぐいリードしてたら雰囲気でないよ。草食系男子は19世紀にはおらんから(^。^;)」なんて突っ込みも入っていました。
近ごろは少し19世紀生まれのレディらしくなったかな?

体育館の幅が30mを少し越える程度のため,カンパニーフロントは文字通り横幅いっぱいとなります。両端は壁際ギリギリを歩いています。こうなると,実際以上に迫力満点に見えますね(^^)
撮影している人間が入る余地もありませんから,そろそろドアの外へ退避しなければ・・・。

アップテンポ部分を「走る」にはスペースがありませんが,カンパニーフロントは大丈夫。約40cmほど継ぎ足しただけで,この場面もきらびやかな色で溢れかえるようになりました。
いつものシーン,といってしまえばそのとおりですが,Gryphonsのショウ作りでは一気にフィールドを染めることで場面を切り替えることを大切にしているので,これでかなり良くなったと感じています。毎シーズン,色こそ違え似たような場面になりますが,Guardの振付等をよく見ると,少しずつ新しい要素が加えられています。

カンパニーフロント直前のターンで,ちょっと動き的に違和感があるかなぁ,ということで拍数をチェンジしてみました。全員でやっていても効率が悪いだろう,ということで「フィールドタイム」を約15分間。PART単位に分かれてお互いにチェックし合いながらチェンジを確認してもらいましょう。

狭いロビー以外は館内飲食禁止ですから,メンバーのほとんどは屋外で昼食。ほぼPARTもしくはセクションごとに集まってワイワイガヤガヤ・・・お楽しみタイムです。
運動公園内の体育館。暑さの盛りも過ぎているから,雨さえ降っていなければ,快適な昼休みとなります。
ロビーにはDM・N兄が一人,おにぎりを頬張りながら何やら午後の練習を検討中していました。

今日のBatteryはカフスのみ着装。「衣装に負けない」トレーニングは継続中のようです。
目的とする点は理解できるのですが,ひところに比べればかなり涼しくなったとはいえ,蒸れませんかねぇ?!

この体育館は正面側の壁に鏡が設けられています。Guardたちは自分たちの演技をチェックするのに重宝していました。HornLineとしては・・・とりあえず面白い絵にはなります(^^ゞ

今日はSTAFFが手薄なこともあって,DM・N兄も2階観覧席最前部で指揮を振りながらチェックも入れるという態勢。プレーイングSTAFFのヤタオ氏も,楽器片手にほとんど上から音のチェックをしています。

メロディーの歌い方などに話が及ぶと,言葉で語るよりもこっちが早いとばかりに自分で模範演奏。
「みんなの歌い方はこんな感じだけど」『♪~』
「え~~~でもこの場面ならこっちの方がもっと気持ちが入ると思いませんか?」『♪~』
「百聞は一見にしかず」と申しますが,たしかに「百語は一聴にしかず」ですね。

練習の締めくくりはランスルー。今日も細かいチェンジや,音色のチェックが入りましたが,肝心なのはショウ全体を通した時に,パーツとして一部を取り出して練習した,そういったチェンジやアドバイスをきちんと反映させること。Pit.抜きのランスルーとしてはまずまず今日の成果を出せたところが多かったように思います。
ランスルータイムは7分54秒でした。テンポキープにはまだ課題が残っています。

シルバーウィークに,夏休み以来の3日連続練習を組みました。9月27日久我地区体育祭出演に向けて,HornLine・Battery・Guardの動きの調整はほぼ予定通りに消化できたと思います。
メンバーたちもGryphons2009「Liberation」を次第に自分のものにできてきた印象を受ける場面が増えてきました。
今季は例年以上に音色などのレベルが高いので,ショウの内容理解をこれから進める中で,さらに大化けする可能性も秘めています。10月の「全講師レッスン(All STAFF Day)」に向けて,STAFFにも検討課題がまだ残っています。
関西大会への歩み(第二歩)
2009-09-22
関西大会へ向けて,最初の体育館での練習は亀岡から始まりました。ファーストショウまでは,ショウ全体の大まかな流れをしっかり表現することを目標に練習を進めてきましたが,関西大会へ向けて,細部をしっかりクリーニングしていくことにも時間とエネルギーを注いでいくことになります。一方で,MM(基本動作)については,高校1年生を中心に個人レベルでのテクニック的向上が重要な課題となっています。
また,27日(土)には,2年ぶりとなる久我地区体育祭での招待演技という本番も控えており,ご招待いただいた以上,少しでもファーストショウより向上した演奏演技で臨みたいところです。

また,27日(土)には,2年ぶりとなる久我地区体育祭での招待演技という本番も控えており,ご招待いただいた以上,少しでもファーストショウより向上した演奏演技で臨みたいところです。

今日の体育館は,それなりに公共交通機関で行けそうな所にありますが,ギリギリまで練習したメンバー諸君の体力的・精神的疲労度,そして明日23日まで三日連続でGry練が組まれていることを考慮して,貸切バスを手配。少しでもメンバーの負担を軽減する価値がある,と判断しました。
今日も手配したのは2台。たまたまですが,今年は野球応援(←毎年必ずこの会社です)から始まってずっと同じ会社のバスにお世話になっているような気がします。

何といっても「シルバーウィーク」期間中の移動。たとえ1時間ほどかかっても,9:00からの体育館使用時間に間に合うようにと考えて,7:15集合→7:30出発→8:30到着というスケジュールを立てました。
ところが拍子抜けするぐらい,あまりにもすんなりと体育館へ到着。「1時間ほどかかっても大丈夫」どころか30分ほどで到着してしまいました。まだ8:00を少し回ったぐらいだな。

体育館に入れるのは9:00からなので,時間が余ってしまいました。それならそれで,屋外でできることから練習を開始しましょうか。
楽器運搬をしてきた車から楽器を降ろして入口に積み上げた後は,ストレッチ&トレーニング。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」でGuardが持つデカ旗。サイズアップのための継ぎ足しができたようです。ん~と・・・? たしかYucchiさんが裁断していたのは昨日では?
Guardレッスンに間に合わせるためでしょうか,みんながんばったんですね!
さて,その効果はどうでしょうか?

この体育館では,アリーナをお借りすると,もれなく「役員室」と称する小会議室が附属してきます。事務作業や朝イチ会議には,大変ありがたいですね。
今日はGuardレッスンがメインとなる一日ですが,HornLineなどからも「もっとPART練習の時間を確保して欲しい」という要望が寄せられているとのこと。さて?

結局,午前中2時間,HornLine&BatteryにはPART(またはセクション)練習を確保し,Guardチームにはフィールド全面をレッスンに確保することになりました。
Guardの昼休みの間,HornLineとBatteryはコンテの細かいクリーニングに取り組みます。

幸いなことに,この体育館ではBatteryも含めて屋外の音出しが許されています。
雨さえ降っていなければ,場所的に困ることはありません。
Low-BrassはセクションリーダーTokuパイとWadacchiが前に出てセクション練のようです。

BatteryはSD(スネアドラム)・MT(マルチ=テナー)・BD(バスドラム)に分かれてのPART練習。ファーストショウまでは,とにかく楽譜通りに叩きながら何とかコンテを動くこと,に時間とエネルギーの大半を注ぎ込んできましたが,そろそろハンドアクションなど,細かいギミックや演出も入ってきたようです。

中学生の頃にPercussionをしていたKuwajii。
しかし高校時代はHr吹きだったため,Gryphonsで始めて本格的なBatteryに参加しました。それでもファーストショウまでは(たぶん本人はかなり必死だったかもしれませんが・・・)ばっちりクリア。
しかし,他のベテランや毎日練習している現役高校生に比べると,全般的なテクニックの土台がまだ固まっていないのも事実。時間に余裕がある今日は,Hide兄からマンツーマンで特訓を受けています。

体育館の横には休耕田?一面にコスモスの花が咲いています。「夢コスモス園」というイベントのようですが,今日はまだ“プレ=オープン”だとか。
そういえば去年,この体育館をお借りしたのは11月末頃でしたので,花の見頃もとっくに過ぎており,看板だけが目立ってどこかに花があるのかな?という程度だったように記憶しています。
亀岡でのコスモスの見ごろがいつなのか,あまり詳しくありませんが,開催時期からみて,もう少し先のようですね。それでも今日の時点でかなりの花が咲いていました。

館内のフロアでは,H先生の指導が炸裂しています。
ファーストショウまでは,時間とGuardチームの負担を考えて「仮」でついていた(←実は昨季ショウ「ALIVE」とほとんど同じ振付でした)M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗の演技。関西大会に向けて今日から本格的な振付が入ります。
今季のデカ旗は2本合わせると一対の「翼」に見えるようにデザインが考案されました。このデザインを生かすような振付をつけていかなければなりません。

午前レッスンの後半は,やはりファーストショウではごく短時間に「仮」で走った最後のアップテンポ部分の調整がメインテーマ。
大きなフラッグが十分拡がって色のダイナミックスが最大になるように。そしてスピード感。
ただ単に走っているだけに見えるシーンですが,走るルートとタイミングは,試行錯誤を重ねてしっかり計算されたものです。
やはりほんの少しとはいえ「継ぎ足し」の効果は絶大のようです。色のボリューム感が想定していたイメージになっていますね。正直なところ,フラッグの形状のわずかな違いで,これだけ視覚的効果に差が出るとは思いませんでした。まだまだ奥が深い世界です。

Guardチームが昼休みの間,HornLineとBatteryはフィールドを独占してコンテ練。
STAFFがこの1時間のテーマとして選んだのはM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」最後の部分。フロアいっぱいに広がったHornLineの四角形が,回転しながら収束していくという絵で,エリザベートの魂を閉じ込める「ハプスブルグの伝統&皇后としての責任」の牢獄を象徴するシーンですね。
大きな絵がダイナミックに回転し,30m×30mから大きく角がはみ出すため,この体育館ぐらいのフロア面積がないとしっかりクリーニングすることが困難,というのが選択理由です。

その四角形の中にBatteryとGuardが閉じ込められていくのですが,HornLineの四角形はBatteryと干渉する形になっていて,その部分だけが一時的に潰れないとうまく回転&収束ができません。ファーストショウまでは,とりあえずスピード感が衰えなければ可,としてきたのですが,関西(そして全国)大会では,もう少し「しっかり見せて」いかなければなりません。
各自のポイントテープを駆使し,何拍目から潰れ始めるか→何拍目でキッチリした四角形に復帰するか,これも何度か拍数を変えてトライしながら,一番それらしく見えるパターンを探っていきます。

Batteryは今日も衣装とカフス着用で練習に臨んでいます。BatteryチーフShimigonの言によれば「衣装やカフスに負けない力強さを身につける!」のだそうです。
HornLineと違って腕を動かすだけで出す音で勝負するのがBattery。肩から腕にかかる「衣装の物理的抵抗」に慣れることも,重要な練習のようですね。

この体育館の午前・午後区分は9:00~18:00。締めくくりのランスルーが始まったのは17:25でした。はたして今日の練習成果をランスルーで出しきれるか?
HornLineとBatteryが今日の重点課題として取り組んだM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」ラスト部分。テンポが加速していきながら,HornLineの四角形がGuardとBatteryを閉じ込めていきます。Batteryが左右に揺れる度に,四角形の一部が潰れているのがお分かりでしょうか?
うん,かなりスッキリしてきた感じですね。

そしてGuardレッスンの最重要テーマだったM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗演技。こちらも視覚的効果としては,ファーストショウから一段階グレードが上がりました。アップテンポの「Run」は,インターバルのコントロール(個人的走力の差?)がこれから,という感じですが,やはりスピード感はアップした印象。

Pit.が校内練習で参加していないため,音ズレ調整は行っていませんが,コンテのクリーニング第一歩としては,しっかりできた一日だったと思います。
ちなみにランスルータイムは7分50秒でした。
明日はシルバーウィーク最終日。久しぶりの滋賀県での練習となります。
【本日の番外編その1】・・・(T.T)
Tp先頭を突っ走る社会人Mahちゃんは,男前の豪快な運転でも知られています。かつて狭い道で電柱に側面がゴリッとしても,「前進あるのみ!」を貫いたパットン将軍のような思いきりの良さが身上。
そんなMahちゃんの通算5回目の武勇伝は,昨日のグラウンドの帰り道。グラウンド出入口のコンクリート製門柱?と思いっきり仲良くしてきたようです。
思い返せば娘が免許を取って以来4度,Mahちゃんが武勇を発揮する度にコツコツと自ら修繕をしてきたGSC会長の父Y氏。「今度ばかりは業者にお願いしなければ・・・」と車以上に凹んでおられました。
合掌。

【本日の番外編その2】・・・(^。^;)
Pit.が動かない日は(経費節減のため)トラックも動きません。
でも今日はGuardレッスンでデカ旗振付が入る大事な日。デカ旗は何としてでも運ばなければなりません!
かくしてハギ号に突っ込まれたデカ旗の被害をもろに受けたのは助手席(ちゃんとシートベルトは着装可能)担当のTsuruくん。でも意外に楽しそうですね・・・。

今日も手配したのは2台。たまたまですが,今年は野球応援(←毎年必ずこの会社です)から始まってずっと同じ会社のバスにお世話になっているような気がします。

何といっても「シルバーウィーク」期間中の移動。たとえ1時間ほどかかっても,9:00からの体育館使用時間に間に合うようにと考えて,7:15集合→7:30出発→8:30到着というスケジュールを立てました。
ところが拍子抜けするぐらい,あまりにもすんなりと体育館へ到着。「1時間ほどかかっても大丈夫」どころか30分ほどで到着してしまいました。まだ8:00を少し回ったぐらいだな。

体育館に入れるのは9:00からなので,時間が余ってしまいました。それならそれで,屋外でできることから練習を開始しましょうか。
楽器運搬をしてきた車から楽器を降ろして入口に積み上げた後は,ストレッチ&トレーニング。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」でGuardが持つデカ旗。サイズアップのための継ぎ足しができたようです。ん~と・・・? たしかYucchiさんが裁断していたのは昨日では?
Guardレッスンに間に合わせるためでしょうか,みんながんばったんですね!
さて,その効果はどうでしょうか?

この体育館では,アリーナをお借りすると,もれなく「役員室」と称する小会議室が附属してきます。事務作業や朝イチ会議には,大変ありがたいですね。
今日はGuardレッスンがメインとなる一日ですが,HornLineなどからも「もっとPART練習の時間を確保して欲しい」という要望が寄せられているとのこと。さて?

結局,午前中2時間,HornLine&BatteryにはPART(またはセクション)練習を確保し,Guardチームにはフィールド全面をレッスンに確保することになりました。
Guardの昼休みの間,HornLineとBatteryはコンテの細かいクリーニングに取り組みます。

幸いなことに,この体育館ではBatteryも含めて屋外の音出しが許されています。
雨さえ降っていなければ,場所的に困ることはありません。
Low-BrassはセクションリーダーTokuパイとWadacchiが前に出てセクション練のようです。

BatteryはSD(スネアドラム)・MT(マルチ=テナー)・BD(バスドラム)に分かれてのPART練習。ファーストショウまでは,とにかく楽譜通りに叩きながら何とかコンテを動くこと,に時間とエネルギーの大半を注ぎ込んできましたが,そろそろハンドアクションなど,細かいギミックや演出も入ってきたようです。

中学生の頃にPercussionをしていたKuwajii。
しかし高校時代はHr吹きだったため,Gryphonsで始めて本格的なBatteryに参加しました。それでもファーストショウまでは(たぶん本人はかなり必死だったかもしれませんが・・・)ばっちりクリア。
しかし,他のベテランや毎日練習している現役高校生に比べると,全般的なテクニックの土台がまだ固まっていないのも事実。時間に余裕がある今日は,Hide兄からマンツーマンで特訓を受けています。

体育館の横には休耕田?一面にコスモスの花が咲いています。「夢コスモス園」というイベントのようですが,今日はまだ“プレ=オープン”だとか。
そういえば去年,この体育館をお借りしたのは11月末頃でしたので,花の見頃もとっくに過ぎており,看板だけが目立ってどこかに花があるのかな?という程度だったように記憶しています。
亀岡でのコスモスの見ごろがいつなのか,あまり詳しくありませんが,開催時期からみて,もう少し先のようですね。それでも今日の時点でかなりの花が咲いていました。

館内のフロアでは,H先生の指導が炸裂しています。
ファーストショウまでは,時間とGuardチームの負担を考えて「仮」でついていた(←実は昨季ショウ「ALIVE」とほとんど同じ振付でした)M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗の演技。関西大会に向けて今日から本格的な振付が入ります。
今季のデカ旗は2本合わせると一対の「翼」に見えるようにデザインが考案されました。このデザインを生かすような振付をつけていかなければなりません。

午前レッスンの後半は,やはりファーストショウではごく短時間に「仮」で走った最後のアップテンポ部分の調整がメインテーマ。
大きなフラッグが十分拡がって色のダイナミックスが最大になるように。そしてスピード感。
ただ単に走っているだけに見えるシーンですが,走るルートとタイミングは,試行錯誤を重ねてしっかり計算されたものです。
やはりほんの少しとはいえ「継ぎ足し」の効果は絶大のようです。色のボリューム感が想定していたイメージになっていますね。正直なところ,フラッグの形状のわずかな違いで,これだけ視覚的効果に差が出るとは思いませんでした。まだまだ奥が深い世界です。

Guardチームが昼休みの間,HornLineとBatteryはフィールドを独占してコンテ練。
STAFFがこの1時間のテーマとして選んだのはM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」最後の部分。フロアいっぱいに広がったHornLineの四角形が,回転しながら収束していくという絵で,エリザベートの魂を閉じ込める「ハプスブルグの伝統&皇后としての責任」の牢獄を象徴するシーンですね。
大きな絵がダイナミックに回転し,30m×30mから大きく角がはみ出すため,この体育館ぐらいのフロア面積がないとしっかりクリーニングすることが困難,というのが選択理由です。

その四角形の中にBatteryとGuardが閉じ込められていくのですが,HornLineの四角形はBatteryと干渉する形になっていて,その部分だけが一時的に潰れないとうまく回転&収束ができません。ファーストショウまでは,とりあえずスピード感が衰えなければ可,としてきたのですが,関西(そして全国)大会では,もう少し「しっかり見せて」いかなければなりません。
各自のポイントテープを駆使し,何拍目から潰れ始めるか→何拍目でキッチリした四角形に復帰するか,これも何度か拍数を変えてトライしながら,一番それらしく見えるパターンを探っていきます。

Batteryは今日も衣装とカフス着用で練習に臨んでいます。BatteryチーフShimigonの言によれば「衣装やカフスに負けない力強さを身につける!」のだそうです。
HornLineと違って腕を動かすだけで出す音で勝負するのがBattery。肩から腕にかかる「衣装の物理的抵抗」に慣れることも,重要な練習のようですね。

この体育館の午前・午後区分は9:00~18:00。締めくくりのランスルーが始まったのは17:25でした。はたして今日の練習成果をランスルーで出しきれるか?
HornLineとBatteryが今日の重点課題として取り組んだM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」ラスト部分。テンポが加速していきながら,HornLineの四角形がGuardとBatteryを閉じ込めていきます。Batteryが左右に揺れる度に,四角形の一部が潰れているのがお分かりでしょうか?
うん,かなりスッキリしてきた感じですね。

そしてGuardレッスンの最重要テーマだったM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」デカ旗演技。こちらも視覚的効果としては,ファーストショウから一段階グレードが上がりました。アップテンポの「Run」は,インターバルのコントロール(個人的走力の差?)がこれから,という感じですが,やはりスピード感はアップした印象。

Pit.が校内練習で参加していないため,音ズレ調整は行っていませんが,コンテのクリーニング第一歩としては,しっかりできた一日だったと思います。
ちなみにランスルータイムは7分50秒でした。
明日はシルバーウィーク最終日。久しぶりの滋賀県での練習となります。
【本日の番外編その1】・・・(T.T)
Tp先頭を突っ走る社会人Mahちゃんは,男前の豪快な運転でも知られています。かつて狭い道で電柱に側面がゴリッとしても,「前進あるのみ!」を貫いたパットン将軍のような思いきりの良さが身上。
そんなMahちゃんの通算5回目の武勇伝は,昨日のグラウンドの帰り道。グラウンド出入口のコンクリート製門柱?と思いっきり仲良くしてきたようです。
思い返せば娘が免許を取って以来4度,Mahちゃんが武勇を発揮する度にコツコツと自ら修繕をしてきたGSC会長の父Y氏。「今度ばかりは業者にお願いしなければ・・・」と車以上に凹んでおられました。
合掌。

【本日の番外編その2】・・・(^。^;)
Pit.が動かない日は(経費節減のため)トラックも動きません。
でも今日はGuardレッスンでデカ旗振付が入る大事な日。デカ旗は何としてでも運ばなければなりません!
かくしてハギ号に突っ込まれたデカ旗の被害をもろに受けたのは助手席(ちゃんとシートベルトは着装可能)担当のTsuruくん。でも意外に楽しそうですね・・・。

関西大会への歩み(第一歩)
2009-09-21
例年ならば,ファーストショウを終えた時点で,Gry時間で「関西大会7~6日前」となるのですが,今年は何と16日もあります。しかし,目標とする全国代表を勝ち得た場合,全国大会まではGry時間では8日間しかないということでもあります。
いかに関西大会までに,全国で通用するレベルまでに仕上げていくか,長いスパンの中でメンバーには高いレベルが求められるため,STAFFとしても気が抜けない16日となりそうです。
9月も半ばを過ぎると,やや暑さが残るとはいえ,一日中屋外でも何とかなるだろう,ということで,今日は朝から夕方まで,HornLineとBatteryが屋外グラウンドで練習することになっています。
Guardは明日のレッスンに備えて,振付の確認がメインとなるため,校内の旧体育館で練習。
Pit.は例によって輸送の関係で校内練習となりました。

いかに関西大会までに,全国で通用するレベルまでに仕上げていくか,長いスパンの中でメンバーには高いレベルが求められるため,STAFFとしても気が抜けない16日となりそうです。
9月も半ばを過ぎると,やや暑さが残るとはいえ,一日中屋外でも何とかなるだろう,ということで,今日は朝から夕方まで,HornLineとBatteryが屋外グラウンドで練習することになっています。
Guardは明日のレッスンに備えて,振付の確認がメインとなるため,校内の旧体育館で練習。
Pit.は例によって輸送の関係で校内練習となりました。

朝イチのSTAFF会議。
体育館ではないので,いつものホワイトボードは出てきませんが,DM・N兄を中心に,練習の時間配分を調整するため,HornLine STAFFヤタオ氏・Battery STAFF Kikuちゃんとともに,打ち合わせを。

おや? TpのTsuruくんがPARTリーダーを集めて何か配っていますね?

鶴の・・・いやTsuruくんのプレゼントは,何と自作の「歌詞プリント」でした。
ファーストショウを何とかクリアした「Liberation」ショウは,関西大会に向けて音や動きのテクニック的なレベル向上とともに,個人個人がショウの内容を消化して表現していくことも求められます。
関西大会へ向けての初日に配布とは,いいタイミングでした!
Tsuruくん,どうもありがとう!

楽器をグラウンドに送り届けた後,明日以降の練習で必要なものを取りに,いったん学校へ。
Guardは旧体育館いっぱいを使って,Basicタイム中。

その傍らでは,N先生とSTAFFのYucchiさんが作業中。N先生は男性用コスチュームのドレスアップのための寸法データを採取中。Yucchiさんは布の裁断。
ファーストショウまでの練習過程で,どうもM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」で登場するデカ旗が「小さく見える(v_v)」と問題になっていました。旗のトータルサイズ自体は昨年並みなのですが,「翼」をイメージした切り込みを入れた形状のため,小さく見えてしまうようです。
とりあえず,ファーストショウを終えたら,少し継ぎ足しをしてサイズアップをしてみようということになりました。今日はその継ぎ足し部分の裁断をしているところです。

第一会議室では,Gryphons Supporter Clubの方々がM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」で使用する手具を調整して下さっています。
明日のGuardレッスンで,関西大会仕様をH先生にチェックしてもらう準備ですね。
ひととおり手具が揃ってからもいろいろと修正&変更が加わるのは,毎年のこととはいえ,練習と作業を両立させるのはなかなか困難なこと。GSCの皆さんのサポートのおかげで,Guardチームは練習する時間が確保できています。

事務局関係の仕事を終え,グラウンドに戻ります。
真っ昼間は,やや汗ばむ陽気とはいえ,そこは9月。「暑さ寒さも彼岸まで」ともいいますが,やはり真夏とは大違いですね。マーチングの練習には,寒さに震えるより,汗をかいている方が何となく似合っている気もします。これぐらいの季節がちょうど良いのかもしれません。

フィールド後方で今日もがんばるSub.DM・Marin。
Carry隊の一覧表が語源と思われますが,チーム内で「ロングさん」とよばれる脚立の上で指揮を振ります。DM・N兄またはSTAFF・Kikuちゃんが「メト付でお願いします!」「こんどは指揮だけで!」と,いろいろなアプローチで練習を進めるのに合わせ,「ロングさん」から降りてメトを担いだり,また昇って指揮を振ったりと大忙し。

そんなにがんばっているSub.DM・Marinですが,カンパニーフロントなど,全員が前に向いているシーンでは・・・。いやいや,後方のSub.DMにチーム全員が全てを託す場面もあります!
Sub.DMなしでは,Gryphonsのショウは成立しません。よろしくお願いしますねm(_ _)m

ファーストショウを終えた時点で,M1前半「Prolog(プロローグ)」に大きなチェンジを入れることになりました。今日の最後のチャンクで,Newコンテ読みが組まれています。
チェンジの目的は2つ。
第一にファーストヒットのステージング(楽器の位置)を変更することで,ファーストヒットの音色をよりショウのイメージに沿ったものへ近づけること。
第二に,ヴェールの通過にHornLineのフォーメイションが障害とならないようにすること,ですね。

Newコンテを読みながら,何やらにニコニコと嬉しそうなのはTubaの面々。

「前や!」「しかもド真ん中やで!」
ファーストヒットの音色で,やはり「運命」とか「伝統」の重みを音色でも表現していこうとよりLowなバランスを追求するため,なんと「オペラ座の怪人」に続いて,ファーストヒットでTubaが一番前の「ド」センターに位置することになりました!
ベース担当として,後方を動くのが常であるTubaたちにとって,これはまた一世一代の聴かせどころ。ニンマリするのも無理ありませんね(^。^)
張り切っていってみましょう!

世間では“シルバーウィーク”と称される5連休。
目の前の名神高速道路は,一日中ノロノロ運転が続いていました。
(今日は渋滞が何十Kmであろうが,他人事なのがちょっと嬉しい?ですね・・・)

丸一日屋外練というのも,今のGryphonsではちょっと変わったシチュエーション(かつてはこれが当たり前だった時期もありましたが・・・)
何はともあれ,Newコンテはしっかり読み込んで,演奏しながら動ける状態まではいくことができました。シルバーウィーク練もあと二日,体育館を確保できていますから,Newコンテも含めてしっかり自分たちのショウにしていきましょう!

ファーストショウを終え,とりあえずショウ作りの次のステップに進んだ一日目。当初想定した成果を上げることはできたようです。
練習後には,各PARTリーダーが集まって,明日&明後日の練習の目標や内容について協議が行われます。如何に目標達成に近づくか?について,これから関西大会までの練習で,その真価が問われます。

今季Gryphonsがめざす高みは,チーム全員でショウ作りに取り組む,というもっとも普遍的にして,もっとも困難な課題。
最長老30代から15歳までの年代の幅があるのがGryphonsの宿命。その中で,全員が一つの目標を共有しながら,自分なりにショウ内容を理解・表現していくという課題に向かって,今日から再スタートです。
さて,関西大会までの(例年に比べると)長い練習期間を,ショウのレベルアップにどうつなげていくか? これからの取り組みが問われています。
【本日の番外編その1】・・・「俺は弟だっ!」
この春から大学生のDM・N兄の弟くんです。

ま,そんなあからさまにアピールせんでも・・・みなさんご存知のことやし,よろしおすやおまへんか・・・?
【番外編その2】・・・「孤高の?」

いやぁ,何となく絵になっていたもんで・・・(^^ゞ
体育館ではないので,いつものホワイトボードは出てきませんが,DM・N兄を中心に,練習の時間配分を調整するため,HornLine STAFFヤタオ氏・Battery STAFF Kikuちゃんとともに,打ち合わせを。

おや? TpのTsuruくんがPARTリーダーを集めて何か配っていますね?

鶴の・・・いやTsuruくんのプレゼントは,何と自作の「歌詞プリント」でした。
ファーストショウを何とかクリアした「Liberation」ショウは,関西大会に向けて音や動きのテクニック的なレベル向上とともに,個人個人がショウの内容を消化して表現していくことも求められます。
関西大会へ向けての初日に配布とは,いいタイミングでした!
Tsuruくん,どうもありがとう!

楽器をグラウンドに送り届けた後,明日以降の練習で必要なものを取りに,いったん学校へ。
Guardは旧体育館いっぱいを使って,Basicタイム中。

その傍らでは,N先生とSTAFFのYucchiさんが作業中。N先生は男性用コスチュームのドレスアップのための寸法データを採取中。Yucchiさんは布の裁断。
ファーストショウまでの練習過程で,どうもM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」で登場するデカ旗が「小さく見える(v_v)」と問題になっていました。旗のトータルサイズ自体は昨年並みなのですが,「翼」をイメージした切り込みを入れた形状のため,小さく見えてしまうようです。
とりあえず,ファーストショウを終えたら,少し継ぎ足しをしてサイズアップをしてみようということになりました。今日はその継ぎ足し部分の裁断をしているところです。

第一会議室では,Gryphons Supporter Clubの方々がM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」で使用する手具を調整して下さっています。
明日のGuardレッスンで,関西大会仕様をH先生にチェックしてもらう準備ですね。
ひととおり手具が揃ってからもいろいろと修正&変更が加わるのは,毎年のこととはいえ,練習と作業を両立させるのはなかなか困難なこと。GSCの皆さんのサポートのおかげで,Guardチームは練習する時間が確保できています。

事務局関係の仕事を終え,グラウンドに戻ります。
真っ昼間は,やや汗ばむ陽気とはいえ,そこは9月。「暑さ寒さも彼岸まで」ともいいますが,やはり真夏とは大違いですね。マーチングの練習には,寒さに震えるより,汗をかいている方が何となく似合っている気もします。これぐらいの季節がちょうど良いのかもしれません。

フィールド後方で今日もがんばるSub.DM・Marin。
Carry隊の一覧表が語源と思われますが,チーム内で「ロングさん」とよばれる脚立の上で指揮を振ります。DM・N兄またはSTAFF・Kikuちゃんが「メト付でお願いします!」「こんどは指揮だけで!」と,いろいろなアプローチで練習を進めるのに合わせ,「ロングさん」から降りてメトを担いだり,また昇って指揮を振ったりと大忙し。

そんなにがんばっているSub.DM・Marinですが,カンパニーフロントなど,全員が前に向いているシーンでは・・・。いやいや,後方のSub.DMにチーム全員が全てを託す場面もあります!
Sub.DMなしでは,Gryphonsのショウは成立しません。よろしくお願いしますねm(_ _)m

ファーストショウを終えた時点で,M1前半「Prolog(プロローグ)」に大きなチェンジを入れることになりました。今日の最後のチャンクで,Newコンテ読みが組まれています。
チェンジの目的は2つ。
第一にファーストヒットのステージング(楽器の位置)を変更することで,ファーストヒットの音色をよりショウのイメージに沿ったものへ近づけること。
第二に,ヴェールの通過にHornLineのフォーメイションが障害とならないようにすること,ですね。

Newコンテを読みながら,何やらにニコニコと嬉しそうなのはTubaの面々。

「前や!」「しかもド真ん中やで!」
ファーストヒットの音色で,やはり「運命」とか「伝統」の重みを音色でも表現していこうとよりLowなバランスを追求するため,なんと「オペラ座の怪人」に続いて,ファーストヒットでTubaが一番前の「ド」センターに位置することになりました!
ベース担当として,後方を動くのが常であるTubaたちにとって,これはまた一世一代の聴かせどころ。ニンマリするのも無理ありませんね(^。^)
張り切っていってみましょう!

世間では“シルバーウィーク”と称される5連休。
目の前の名神高速道路は,一日中ノロノロ運転が続いていました。
(今日は渋滞が何十Kmであろうが,他人事なのがちょっと嬉しい?ですね・・・)

丸一日屋外練というのも,今のGryphonsではちょっと変わったシチュエーション(かつてはこれが当たり前だった時期もありましたが・・・)
何はともあれ,Newコンテはしっかり読み込んで,演奏しながら動ける状態まではいくことができました。シルバーウィーク練もあと二日,体育館を確保できていますから,Newコンテも含めてしっかり自分たちのショウにしていきましょう!

ファーストショウを終え,とりあえずショウ作りの次のステップに進んだ一日目。当初想定した成果を上げることはできたようです。
練習後には,各PARTリーダーが集まって,明日&明後日の練習の目標や内容について協議が行われます。如何に目標達成に近づくか?について,これから関西大会までの練習で,その真価が問われます。

今季Gryphonsがめざす高みは,チーム全員でショウ作りに取り組む,というもっとも普遍的にして,もっとも困難な課題。
最長老30代から15歳までの年代の幅があるのがGryphonsの宿命。その中で,全員が一つの目標を共有しながら,自分なりにショウ内容を理解・表現していくという課題に向かって,今日から再スタートです。
さて,関西大会までの(例年に比べると)長い練習期間を,ショウのレベルアップにどうつなげていくか? これからの取り組みが問われています。
【本日の番外編その1】・・・「俺は弟だっ!」
この春から大学生のDM・N兄の弟くんです。

ま,そんなあからさまにアピールせんでも・・・みなさんご存知のことやし,よろしおすやおまへんか・・・?
【番外編その2】・・・「孤高の?」

いやぁ,何となく絵になっていたもんで・・・(^^ゞ
スクールガイダンスの日
2009-09-19
今日は塔南高校スクールガイダンス(学校説明会)が開催されました。500名を越える中学生と保護者をお迎えし,午前中からみらい科説明会&授業体験,午後から普通科体験授業・普通科説明会と,全教職員と生徒会など関係生徒諸君がフル稼働しています。
吹奏楽部も9時55分から,みらい科説明会で歓迎演奏(Guardショウ・秋プロより2曲)を,
15時00分から,普通科説明会で歓迎演奏(舞台で立奏+Guard演技)と驀進応援団(野球部が秋季大会二次戦当日のため,チアガールだけでしたが)を行いました。
さらに15時30分過ぎから部活体験。事前の申込だけで約70名となったため,9月に入ってから総務と進め方やメニューを検討し,「せっかく体験に来てくれた中学生に楽しんでもらい,満足して帰ってもらう」ことを目標に準備を進めてきました。
まずは秋プロのフル・ショウを鑑賞していただき,そのあと旧体育館全面を使って部活体験をしてもらいました。(←そのため,申し訳ありませんが保護者の皆さんには舞台上へ移動をお願いしました。ご協力ありがとうございました!)

吹奏楽部も9時55分から,みらい科説明会で歓迎演奏(Guardショウ・秋プロより2曲)を,
15時00分から,普通科説明会で歓迎演奏(舞台で立奏+Guard演技)と驀進応援団(野球部が秋季大会二次戦当日のため,チアガールだけでしたが)を行いました。
さらに15時30分過ぎから部活体験。事前の申込だけで約70名となったため,9月に入ってから総務と進め方やメニューを検討し,「せっかく体験に来てくれた中学生に楽しんでもらい,満足して帰ってもらう」ことを目標に準備を進めてきました。
まずは秋プロのフル・ショウを鑑賞していただき,そのあと旧体育館全面を使って部活体験をしてもらいました。(←そのため,申し訳ありませんが保護者の皆さんには舞台上へ移動をお願いしました。ご協力ありがとうございました!)

中学生に構え方を教えているのはTrumpetの高校1年生たち。
TONAN BrassでもGryphonsでも最年少組で,上級生や一般メンバーから指導されている姿しか目にしておらず,そのせいか何となく自信なさげに見えることが多い彼女たち。不思議なもので,中学生を前にしたとたん“先輩”らしき風格が漂います。
「先輩を作るのは後輩である」というのはどうやら真理のようです。

今日の部活体験の「秘密兵器」
総務(部長&副部長)が手作りしたプレートに,各自が手書きで書き込んだ「名札」です。荷造り用のヒモで首からぶら下げてます。
できるだけフレンドリーな雰囲気で部活体験してもらおう,ということで「本名」ではなく「ニックネーム」で作ることになりました。あとはPARTと出身中学校さえ書き込めば,デザインも字体も自由に,という方式。
さて,中学生の皆さんにはどんな印象だったのでしょう?

Battery体験コーナー。ステージサイズの秋プロでは,BatteryはPit.の横で動きません。(というかスペース的に動けません,が正しい・・・)
そのため,体験もスタンドに載せた状態で行うことになります。ただ叩いているだけで部活体験が楽しめるだろうか?
「私らもマーチング用のドラムで,高校生と一緒にメニューやって,けっこう楽しかったですよ」
なるほど,スティック握って叩いていれば幸せ,という人たちが入部してBatteryへの道を選んできたわけね・・・こうして今のBattery人たちがあるんですな(^0^;)
ならば,部活体験用にスネアドラムとマルチテナーをもう1台ずつ用意しとこうか?

必死で移動して撮影範囲に飛び込んできたNanaが持っているのは,中学生に体験を募集するためのプラカード。これは中学生の皆さんに,まず体験してみたいセクションを選んでもらってザッと振り分けていくため,総務が作ったものです。
最初に振り分けた楽器・セクションで最後まで体験を続けるのもOK,また途中で別のセクションへ移ってもらってもOK,という方式なので,Pit.体験希望者を熱烈募集中だったようですね。

Guardの場合は,例年,ポンポン振付体験&フラッグBasic体験と,メニューは決まっているとのこと。現在,Guardチームに所属している彼女たちも,かつてスクールガイダンスに来校した時「これが楽しかったです」という記憶があるそうで,ならば今年もそれでいこうということになりました。

現役高校生Guardチームは現在15名。体験希望の中学生につきっきりで,フラッグBasicを教えています。4ヵ月前は今日来てくれた中学生と同様,全く何も知らない・できない状態だった高校1年生が,今や立派にコーチ役を務めています。
体験を見守っていた保護者の方から「うちの娘は中学でCl.を吹いてましたが,今,見てたらGuard行っちゃってるんです。何も知らない子でもできるもんなんでしょうか?」というご質問をいただきました。
大丈夫です。現在のGuardチームでも,バレエ経験者やダンス経験者の方が珍しいぐらいで,ダンス的なことは未経験の人たちがほとんど。毎年みんな秋になる頃には,関西でも有数のレベルまで成長できています。

事前にLow-Brassに「自分たちがスクールガイダンスに来た時,何がしたかった?楽しかった?」と尋ねたところ,「中学校にはなかったマーチング用の楽器を持ってみたかった・吹いてみたかった」という答え。
ならば,ということでMelophone(吹奏楽ならHorn)・Baritone(吹奏楽ならTrombone)・Euphonium(肩に担ぐマーチング用)・Tuba(肩に担ぐマーチング用)の体験メニューは,楽器を〔持ってみよう→吹いてみよう→構えてみよう〕という流れで行うことになりました。

TrumpetとWood(Flute・Clarinet・Saxophone)は,吹奏楽と同じ楽器を使用していますから,今さら吹いてみようでもないでしょうね,という話になりました。そこでTrumpetとWoodは,楽器を〔持ってみよう→吹いてみよう〕を飛ばして,いきなり〔構えてみよう〕から始めて,〔コールサインを知ろう→構えて動いてみよう〕まで,どんどん進めていくことになりました。

スクールガイダンス進行表では,部活体験は17時00分までとなっていました。
実際には約1時間ほど,部活体験の時間があったわけですが,ほとんどの中学生が熱心に体験に参加してくれました。
お,Baritoneも〔構えて動いてみよう〕段階まで取り組み始めましたね。

締めくくりは部長Mahoのあいさつで。
「今日は部活体験に参加していただき,ありがとうございました!」
「来年4月から,皆さんと一緒にマーチングできることを楽しみにしています」

長年,吹奏楽に関わっていると,やはり高校野球などに比べてマイナーな世界であることは,よく実感できます。さらにマーチングは吹奏楽の世界?の中でのマイノリティ(←コンクールの参加団体数から一目瞭然ですよね)ではないかという自覚もあります。
それだけに,こうしてマーチングの部活体験に多くの中学生が来てくれるのは,とても嬉しいことでした。部長Mahoと同じく,来年から一緒にショウ作りに参加してくれる人が増えることを願うばかりです。
そうそう,個人的に今日もっとも大事件だったのは,新採当時の吹奏楽部員だった「コマちゃん」が母親として来校してくれたこと,でしょうか。いや,お懐かしい!
若かりしあの頃は,今と比べてはるかにのどかな顧問ライフだったような気がします。来年度からご縁があったら,その節にはまたよろしくお願いしますね。
【本日の番外編】・・・力持ち?
Trumpetなどは搬入時にPitサポートへ人手を供出することが多く,一人で4~5本持つのは,よくある光景。Baritoneは,やはり1本2kgを越えますから,4本持ちはなかなか大変そうですね。がんばれ「もっさん」!
くれぐれもTubaやEup.の人は真似をしないように・・・。(あ,ネタがない時なら・・・いやいや,やっぱり遠慮して下さい(^_^;)

TONAN BrassでもGryphonsでも最年少組で,上級生や一般メンバーから指導されている姿しか目にしておらず,そのせいか何となく自信なさげに見えることが多い彼女たち。不思議なもので,中学生を前にしたとたん“先輩”らしき風格が漂います。
「先輩を作るのは後輩である」というのはどうやら真理のようです。

今日の部活体験の「秘密兵器」
総務(部長&副部長)が手作りしたプレートに,各自が手書きで書き込んだ「名札」です。荷造り用のヒモで首からぶら下げてます。
できるだけフレンドリーな雰囲気で部活体験してもらおう,ということで「本名」ではなく「ニックネーム」で作ることになりました。あとはPARTと出身中学校さえ書き込めば,デザインも字体も自由に,という方式。
さて,中学生の皆さんにはどんな印象だったのでしょう?

Battery体験コーナー。ステージサイズの秋プロでは,BatteryはPit.の横で動きません。(というかスペース的に動けません,が正しい・・・)
そのため,体験もスタンドに載せた状態で行うことになります。ただ叩いているだけで部活体験が楽しめるだろうか?
「私らもマーチング用のドラムで,高校生と一緒にメニューやって,けっこう楽しかったですよ」
なるほど,スティック握って叩いていれば幸せ,という人たちが入部してBatteryへの道を選んできたわけね・・・こうして今のBattery人たちがあるんですな(^0^;)
ならば,部活体験用にスネアドラムとマルチテナーをもう1台ずつ用意しとこうか?

必死で移動して撮影範囲に飛び込んできたNanaが持っているのは,中学生に体験を募集するためのプラカード。これは中学生の皆さんに,まず体験してみたいセクションを選んでもらってザッと振り分けていくため,総務が作ったものです。
最初に振り分けた楽器・セクションで最後まで体験を続けるのもOK,また途中で別のセクションへ移ってもらってもOK,という方式なので,Pit.体験希望者を熱烈募集中だったようですね。

Guardの場合は,例年,ポンポン振付体験&フラッグBasic体験と,メニューは決まっているとのこと。現在,Guardチームに所属している彼女たちも,かつてスクールガイダンスに来校した時「これが楽しかったです」という記憶があるそうで,ならば今年もそれでいこうということになりました。

現役高校生Guardチームは現在15名。体験希望の中学生につきっきりで,フラッグBasicを教えています。4ヵ月前は今日来てくれた中学生と同様,全く何も知らない・できない状態だった高校1年生が,今や立派にコーチ役を務めています。
体験を見守っていた保護者の方から「うちの娘は中学でCl.を吹いてましたが,今,見てたらGuard行っちゃってるんです。何も知らない子でもできるもんなんでしょうか?」というご質問をいただきました。
大丈夫です。現在のGuardチームでも,バレエ経験者やダンス経験者の方が珍しいぐらいで,ダンス的なことは未経験の人たちがほとんど。毎年みんな秋になる頃には,関西でも有数のレベルまで成長できています。

事前にLow-Brassに「自分たちがスクールガイダンスに来た時,何がしたかった?楽しかった?」と尋ねたところ,「中学校にはなかったマーチング用の楽器を持ってみたかった・吹いてみたかった」という答え。
ならば,ということでMelophone(吹奏楽ならHorn)・Baritone(吹奏楽ならTrombone)・Euphonium(肩に担ぐマーチング用)・Tuba(肩に担ぐマーチング用)の体験メニューは,楽器を〔持ってみよう→吹いてみよう→構えてみよう〕という流れで行うことになりました。

TrumpetとWood(Flute・Clarinet・Saxophone)は,吹奏楽と同じ楽器を使用していますから,今さら吹いてみようでもないでしょうね,という話になりました。そこでTrumpetとWoodは,楽器を〔持ってみよう→吹いてみよう〕を飛ばして,いきなり〔構えてみよう〕から始めて,〔コールサインを知ろう→構えて動いてみよう〕まで,どんどん進めていくことになりました。

スクールガイダンス進行表では,部活体験は17時00分までとなっていました。
実際には約1時間ほど,部活体験の時間があったわけですが,ほとんどの中学生が熱心に体験に参加してくれました。
お,Baritoneも〔構えて動いてみよう〕段階まで取り組み始めましたね。

締めくくりは部長Mahoのあいさつで。
「今日は部活体験に参加していただき,ありがとうございました!」
「来年4月から,皆さんと一緒にマーチングできることを楽しみにしています」

長年,吹奏楽に関わっていると,やはり高校野球などに比べてマイナーな世界であることは,よく実感できます。さらにマーチングは吹奏楽の世界?の中でのマイノリティ(←コンクールの参加団体数から一目瞭然ですよね)ではないかという自覚もあります。
それだけに,こうしてマーチングの部活体験に多くの中学生が来てくれるのは,とても嬉しいことでした。部長Mahoと同じく,来年から一緒にショウ作りに参加してくれる人が増えることを願うばかりです。
そうそう,個人的に今日もっとも大事件だったのは,新採当時の吹奏楽部員だった「コマちゃん」が母親として来校してくれたこと,でしょうか。いや,お懐かしい!
若かりしあの頃は,今と比べてはるかにのどかな顧問ライフだったような気がします。来年度からご縁があったら,その節にはまたよろしくお願いしますね。
【本日の番外編】・・・力持ち?
Trumpetなどは搬入時にPitサポートへ人手を供出することが多く,一人で4~5本持つのは,よくある光景。Baritoneは,やはり1本2kgを越えますから,4本持ちはなかなか大変そうですね。がんばれ「もっさん」!
くれぐれもTubaやEup.の人は真似をしないように・・・。(あ,ネタがない時なら・・・いやいや,やっぱり遠慮して下さい(^_^;)

ファーストショウの日
2009-09-13
昨日から一転して晴れ。今季ファーストショウは天候には恵まれました。
7月末のコンテ入りから合宿を含んで一ヶ月半(Gry時間では約二週間),「Liberation」フル・ショウを初めて人前でご披露する記念すべき日です。
舞台は毎年オープン参加で出場している京都府マーチングコンテスト。今年は昨年より5団体ほど出演団体が減少したため,出演時間も1時間ほど繰り上がることになりました。例年なら午前いっぱいを練習してから移動していたのですが,今年はそうもいかないようです。

7月末のコンテ入りから合宿を含んで一ヶ月半(Gry時間では約二週間),「Liberation」フル・ショウを初めて人前でご披露する記念すべき日です。
舞台は毎年オープン参加で出場している京都府マーチングコンテスト。今年は昨年より5団体ほど出演団体が減少したため,出演時間も1時間ほど繰り上がることになりました。例年なら午前いっぱいを練習してから移動していたのですが,今年はそうもいかないようです。

例年,少しでも練習を確保しようと,集合時間を8時30分に繰り上げていましたが,今季はそれでも2時間程度しか練習できないことになりました。前半1時間のウォームアップをすませて全メンバーが旧体育館に集合。メンバーの大多数が本番に備えて「黒ずくめ」で合奏に参加しているので,いつもの合奏風景と少し違います。

本番を想定してクリックなしで合奏。Sub.DM・MarinはDM・N兄を横目で見ながら,自分の指揮をシンクロさせる練習をしているところですね。音のチェックはハギ先生が担当。

Batteryは,本番での演奏を想定して,カフス着用で合奏に参加しています。
カフスは腕に巻き付けるため,どうしてもフリーの状態とは感覚が異なってしまうので,できるだけ慣れておこうということのようです。

10時30分に合奏終了→積み込み→11時00分出発と,予定していたとおりにバスが動き出しました。この辺はメンバー全員の協力と努力の結果ですね。車内で昼食を摂りつつ,渋滞もなく順調にバスは走行し,予定していた12時00分に太陽ヵ丘へ到着。リハーサル・ルーティンの開始が13時22分なので,想定したとおりの動きで準備を進められます。

大会搬入時にもっとも多忙を極めるのがPit.人たち。積み込みキャパの関係から,解体して積み込まれた鍵盤楽器等の組み立てから,彼らの本番は始まります。一つの鍵盤楽器から何本ものアームを生やし,シンバルやグロッケンまで取り付けなければなりません。
こういう時,天気がよいとスペースをゆったり使えるので,本当に助かります。

本来の予定では,昨日の体育館できっちりたたんだ状態で梱包し,そのまま太陽ヵ丘のフィールドまで運び込むことを想定していました。
ところが,CarryとGuardの意思疎通がうまくいかなかったため,積み込み時にヴェールを外されてしまい,結局現地でたたみ直すことに(v_v)
天気が良くて本当によかったと思います。これが雨天ならこの作業は不可能=ファーストショウにヴェールを出すことが不可能,となったことは間違いありません。

フラッグの梱包を解き,本番仕様にたたみ直す作業を終えて,Guard諸君も少し一息。
吹奏楽連盟のコンテストは,シンフォニックバンドがそのまま歩き出す,というコンセプトから「華美なコスチューム」は用いない形式なので,他団体の服装はシンプルなものがほとんど。
舞台用メーキャップを施し,キラキラの衣装の彼女たちは大いに目立っておりました。

一方,HornLineは体育館反対側の屋根下に,楽器を置くスペースを確保できました。
ブルーシートの上に整然と並べられた楽器群。「マーチングとは揃えることである」がGryphonsのモットー。メンバーへの指導も,全員の「音・タイミング・動き・心情」を揃えていくためにも,まずは(誰でもできる)靴や楽器を揃えることから始めましょう,となります。ゆえに「楽器を置くのも美しく置くべし」。
こういうことは何も言わずにできるようにはなりましたが,まだ「揃えよう」が浸透しきっていない部分がまだ残っているのも正直なところ。まだまだ発展途上チームですね。

時間が限られた学校での練習は,音に関することばかりに集中したので,動きに関しては太陽ヵ丘に到着してから取り組む,という計画になっています。楽器を出して並べ終えてから,体育館脇の空き地を利用してストレッチをしました。

メンバーたちがストレッチをしているわずかな時間を利用して,Battery STAFFのKikuちゃんは,Batteryのチューニングを最終確認。

13時22分,タイムテーブル通りの時間で,リハーサル・ルーティンに入ります。
まず,体育館東側広場で動きのリハーサル。ここは音出しができません。靴も土足指定なので,ショウ演技用の黒靴以外で行います。

いちおう30m×30mはありますが,ベンチやポールがあってフル・ショウを動くスペースはありません。また,制約が多いこの場所で動きだけランスルーしてもあまり意味はなさそうです。かえってうまくいかなかった場合,メンバーが動揺を抱えたまま初めてのフィールドに立つ(特に高校1年生)ことは避けよう,という方針です。
そのため,ここのリハでは,いつものMM(基本動作)メニューを3~4分しただけで終了。
残りの時間は靴を履き替えて小体育館へ入場する準備に充てます。

ここでは,Guardも思い思いに振付の確認をするだけです。フィールドへの搬入に備えて,他の手具類は搬入担当者単位にまとめてあったりするため,M1トールフラッグだけを使っています。

13時29分から,小体育館で音のリハーサル。
この時間帯の使い方はパターンが決まってきています。HornLineが整列するまでに先に入ったBatteryが叩き,その後HornLineのチューニングとなります。今年はチューニングに少し手間取ってしまったため,チューニングだけで時間切れ。
チューニング後に少し音を出す部分をカットしました。

小体育館から移動して入場口待機。閉ざされたドアの向こうから,前の団体演技が漏れ聞こえてきます。
どこの大会でも,この時間がもっとも辛い時間帯。STAFFはいろいろなことを想定して胃がキリキリしております。メンバーたちは外見から見る限りでは表情が落ち着いているので,たぶん大丈夫でしょう。
さぁ,記念すべきファーストショウ,楽しんできて下さい!

ショウの出来は・・・やはり練習で崩壊するケースが目立ったM1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」は,ファーストショウでも崩壊していました。全体の映像を確認しないとわかりませんが,指揮台後方の壁際で見ている範囲でも,音楽や動きの面で,練習で課題となっていた部分は,ファーストショウでもうまくいっていないところがほとんどでした。
逆に,練習時にできていた部分は,それなりに出しきれていたようにも思います。
『去年すごく緊張していてあまり覚えていないけど,今回はけっこう「あ,次○○せな」とか思い出せたのでよかったです(^^)』

塔南高校へ戻って楽器を片づけてから反省会。残念ながら全体映像を見ることはできず,ファーストショウの出来具合を客観的にメンバーが検証することはできませんでした。
それ以外の部分,ファーストショウまでの練習の持っていき方や,その中でのメンバーとしての役割,これからのメンタル的・テクニック的課題の分析は,各PARTごとに時間を取って話し合ってもらい,みんなの前でPARTリーダーが発表するという形式で交流しました。
『Gryにとっては初めての本番,1年生はどやったかな? 自分は2回目やから昨年よりかは落ち着いてできたと思う。今年のマーコンはめっちゃ早く感じたし,私的にはすごく楽しかったです。色んな人に良かったよって言ってもらえて嬉しかったけど,まだまだ練習必要な部分もいっぱいあるから,皆でもっと上目指して頑張っていこう!』

書記を務めていただいたのはSTAFF兼プレイヤーのヤタオ氏。ご苦労様です。
『本番でわ,頭がまっ白であんまりおぼえていない。Norioさんが「頭がまっ白になったとしても,体がおぼえていることがあるからそれぐらいまで練習が必要だ」と言われて,自分ではがんばっているつもりだけど,それはまだまだあまかったと思った。』
『全体的にすごく後悔してる子とかもいたけど,逆にいつもよりキレイな所もあったし,今日思ったことを忘れないで関西大会に向けて頑張りたいです!!』

練習でできたところは何とか,できないことが多かったところは崩壊,というのが大まかな「Liberation」ファーストショウの評になるでしょうか。「練習は正直」であるという原則が確認できた形ですね。
ファーストショウを終え,いよいよ来週から関西大会への道程が始まります。メンバー諸君,これからが本当のショウ作りを楽しむ季節ですよ。今年の関西大会は11月8日と例年より遅い目です。Gry時間でも14日間の練習時間がありますので,たっぷり楽しめるというものです。
というわけで,世間で言うところのシルバーウィーク練習のスケジュールを確認するSTAFF&PARTリーダー会議。

そういえば,ファーストショウのショウタイムは7分56秒。
やはりM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でテンポがちょっと伸びたのがタイムに影響しているのでしょうか?
とりあえず,Gryphons2009「Liberation」は,ファーストショウという節目を何とかクリアすることができました。とはいえ,「ショウ作り」という点では「やっとスタートラインに立った」というところ。これからもよりクォリティを上げていくために,メンバー・STAFFともどもがんばっていきたいと思います。
今後もご声援のほど,よろしくお願いいたします。
【本日の番外編】・・・靴「風呂敷」とは?!
土足を入れておくのに,レジ袋などを持参して「靴袋」として利用するのは,当たり前です。
しかし,今日Batteryで見つけたのは,何と土足を「風呂敷で包む」という発想。
Battery STAFF Kikuちゃんが移動させようとしているのが,問題の物件です。
たしかに「日本の伝統」とはいえ,これは初めて見かけたケースですね!
最近の考え方では,これも立派な「Eco」になるのでしょうか?


本番を想定してクリックなしで合奏。Sub.DM・MarinはDM・N兄を横目で見ながら,自分の指揮をシンクロさせる練習をしているところですね。音のチェックはハギ先生が担当。

Batteryは,本番での演奏を想定して,カフス着用で合奏に参加しています。
カフスは腕に巻き付けるため,どうしてもフリーの状態とは感覚が異なってしまうので,できるだけ慣れておこうということのようです。

10時30分に合奏終了→積み込み→11時00分出発と,予定していたとおりにバスが動き出しました。この辺はメンバー全員の協力と努力の結果ですね。車内で昼食を摂りつつ,渋滞もなく順調にバスは走行し,予定していた12時00分に太陽ヵ丘へ到着。リハーサル・ルーティンの開始が13時22分なので,想定したとおりの動きで準備を進められます。

大会搬入時にもっとも多忙を極めるのがPit.人たち。積み込みキャパの関係から,解体して積み込まれた鍵盤楽器等の組み立てから,彼らの本番は始まります。一つの鍵盤楽器から何本ものアームを生やし,シンバルやグロッケンまで取り付けなければなりません。
こういう時,天気がよいとスペースをゆったり使えるので,本当に助かります。

本来の予定では,昨日の体育館できっちりたたんだ状態で梱包し,そのまま太陽ヵ丘のフィールドまで運び込むことを想定していました。
ところが,CarryとGuardの意思疎通がうまくいかなかったため,積み込み時にヴェールを外されてしまい,結局現地でたたみ直すことに(v_v)
天気が良くて本当によかったと思います。これが雨天ならこの作業は不可能=ファーストショウにヴェールを出すことが不可能,となったことは間違いありません。

フラッグの梱包を解き,本番仕様にたたみ直す作業を終えて,Guard諸君も少し一息。
吹奏楽連盟のコンテストは,シンフォニックバンドがそのまま歩き出す,というコンセプトから「華美なコスチューム」は用いない形式なので,他団体の服装はシンプルなものがほとんど。
舞台用メーキャップを施し,キラキラの衣装の彼女たちは大いに目立っておりました。

一方,HornLineは体育館反対側の屋根下に,楽器を置くスペースを確保できました。
ブルーシートの上に整然と並べられた楽器群。「マーチングとは揃えることである」がGryphonsのモットー。メンバーへの指導も,全員の「音・タイミング・動き・心情」を揃えていくためにも,まずは(誰でもできる)靴や楽器を揃えることから始めましょう,となります。ゆえに「楽器を置くのも美しく置くべし」。
こういうことは何も言わずにできるようにはなりましたが,まだ「揃えよう」が浸透しきっていない部分がまだ残っているのも正直なところ。まだまだ発展途上チームですね。

時間が限られた学校での練習は,音に関することばかりに集中したので,動きに関しては太陽ヵ丘に到着してから取り組む,という計画になっています。楽器を出して並べ終えてから,体育館脇の空き地を利用してストレッチをしました。

メンバーたちがストレッチをしているわずかな時間を利用して,Battery STAFFのKikuちゃんは,Batteryのチューニングを最終確認。

13時22分,タイムテーブル通りの時間で,リハーサル・ルーティンに入ります。
まず,体育館東側広場で動きのリハーサル。ここは音出しができません。靴も土足指定なので,ショウ演技用の黒靴以外で行います。

いちおう30m×30mはありますが,ベンチやポールがあってフル・ショウを動くスペースはありません。また,制約が多いこの場所で動きだけランスルーしてもあまり意味はなさそうです。かえってうまくいかなかった場合,メンバーが動揺を抱えたまま初めてのフィールドに立つ(特に高校1年生)ことは避けよう,という方針です。
そのため,ここのリハでは,いつものMM(基本動作)メニューを3~4分しただけで終了。
残りの時間は靴を履き替えて小体育館へ入場する準備に充てます。

ここでは,Guardも思い思いに振付の確認をするだけです。フィールドへの搬入に備えて,他の手具類は搬入担当者単位にまとめてあったりするため,M1トールフラッグだけを使っています。

13時29分から,小体育館で音のリハーサル。
この時間帯の使い方はパターンが決まってきています。HornLineが整列するまでに先に入ったBatteryが叩き,その後HornLineのチューニングとなります。今年はチューニングに少し手間取ってしまったため,チューニングだけで時間切れ。
チューニング後に少し音を出す部分をカットしました。

小体育館から移動して入場口待機。閉ざされたドアの向こうから,前の団体演技が漏れ聞こえてきます。
どこの大会でも,この時間がもっとも辛い時間帯。STAFFはいろいろなことを想定して胃がキリキリしております。メンバーたちは外見から見る限りでは表情が落ち着いているので,たぶん大丈夫でしょう。
さぁ,記念すべきファーストショウ,楽しんできて下さい!

ショウの出来は・・・やはり練習で崩壊するケースが目立ったM1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」は,ファーストショウでも崩壊していました。全体の映像を確認しないとわかりませんが,指揮台後方の壁際で見ている範囲でも,音楽や動きの面で,練習で課題となっていた部分は,ファーストショウでもうまくいっていないところがほとんどでした。
逆に,練習時にできていた部分は,それなりに出しきれていたようにも思います。
『去年すごく緊張していてあまり覚えていないけど,今回はけっこう「あ,次○○せな」とか思い出せたのでよかったです(^^)』

塔南高校へ戻って楽器を片づけてから反省会。残念ながら全体映像を見ることはできず,ファーストショウの出来具合を客観的にメンバーが検証することはできませんでした。
それ以外の部分,ファーストショウまでの練習の持っていき方や,その中でのメンバーとしての役割,これからのメンタル的・テクニック的課題の分析は,各PARTごとに時間を取って話し合ってもらい,みんなの前でPARTリーダーが発表するという形式で交流しました。
『Gryにとっては初めての本番,1年生はどやったかな? 自分は2回目やから昨年よりかは落ち着いてできたと思う。今年のマーコンはめっちゃ早く感じたし,私的にはすごく楽しかったです。色んな人に良かったよって言ってもらえて嬉しかったけど,まだまだ練習必要な部分もいっぱいあるから,皆でもっと上目指して頑張っていこう!』

書記を務めていただいたのはSTAFF兼プレイヤーのヤタオ氏。ご苦労様です。
『本番でわ,頭がまっ白であんまりおぼえていない。Norioさんが「頭がまっ白になったとしても,体がおぼえていることがあるからそれぐらいまで練習が必要だ」と言われて,自分ではがんばっているつもりだけど,それはまだまだあまかったと思った。』
『全体的にすごく後悔してる子とかもいたけど,逆にいつもよりキレイな所もあったし,今日思ったことを忘れないで関西大会に向けて頑張りたいです!!』

練習でできたところは何とか,できないことが多かったところは崩壊,というのが大まかな「Liberation」ファーストショウの評になるでしょうか。「練習は正直」であるという原則が確認できた形ですね。
ファーストショウを終え,いよいよ来週から関西大会への道程が始まります。メンバー諸君,これからが本当のショウ作りを楽しむ季節ですよ。今年の関西大会は11月8日と例年より遅い目です。Gry時間でも14日間の練習時間がありますので,たっぷり楽しめるというものです。
というわけで,世間で言うところのシルバーウィーク練習のスケジュールを確認するSTAFF&PARTリーダー会議。

そういえば,ファーストショウのショウタイムは7分56秒。
やはりM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」でテンポがちょっと伸びたのがタイムに影響しているのでしょうか?
とりあえず,Gryphons2009「Liberation」は,ファーストショウという節目を何とかクリアすることができました。とはいえ,「ショウ作り」という点では「やっとスタートラインに立った」というところ。これからもよりクォリティを上げていくために,メンバー・STAFFともどもがんばっていきたいと思います。
今後もご声援のほど,よろしくお願いいたします。
【本日の番外編】・・・靴「風呂敷」とは?!
土足を入れておくのに,レジ袋などを持参して「靴袋」として利用するのは,当たり前です。
しかし,今日Batteryで見つけたのは,何と土足を「風呂敷で包む」という発想。
Battery STAFF Kikuちゃんが移動させようとしているのが,問題の物件です。
たしかに「日本の伝統」とはいえ,これは初めて見かけたケースですね!
最近の考え方では,これも立派な「Eco」になるのでしょうか?

ファーストショウ前日&梅小路ふれあいコンサートの日
2009-09-12
あっという間にファーストショウ前日の練習になってしまいました。高校1年生も現役秋プロでマーチングバンド・メンバーとしてデビューは果たしたものの,やはり全国大会を視野に入れて構成されているGryphonsショウは,秋プロとはまた違った重みがあります。(←動きや演奏で要求されるレベルも,どうしても秋プロより高めになります。)
校内の先生方や同級生・先輩など,いわば身内で披露したショウと,「全国大会バンド」として演技も含めた全ての行動を見られる外部の行事では,プレッシャーもひときわかもしれません。
今できるベストのショウをご披露できるよう,今日一日を大事に活用していきましょう。
また,夕方からは毎年ご招待いただいている梅小路ふれあいコンサートの出演もあります。Gryショウとしっかり切り替えて,二度目の本番をいいショウにしていきたいところです。

校内の先生方や同級生・先輩など,いわば身内で披露したショウと,「全国大会バンド」として演技も含めた全ての行動を見られる外部の行事では,プレッシャーもひときわかもしれません。
今できるベストのショウをご披露できるよう,今日一日を大事に活用していきましょう。
また,夕方からは毎年ご招待いただいている梅小路ふれあいコンサートの出演もあります。Gryショウとしっかり切り替えて,二度目の本番をいいショウにしていきたいところです。

昨日まで快晴続きだった天気が一転して雨。
夕方から行われる梅小路ふれあいコンサートは,雨天の場合は近隣の梅小路小学校体育館開催となります。今年で13回目のふれあいコンサート,体育館での開催は過去2回(うちTONAN Brassは1回経験)しかありません。
検討の結果,体育館での舞台スペースが限定されるため,Guard演技を無理に詰め込んで演じるより,梅小路ふれあいコンサートはHornLine・Battery・Pit.による立奏のみとし,Guardは17時までお借りしている体育館で,ファーストショウに備えた練習に取り組むことになりました。
8時45分からの搬入時点では,まださほど降っていませんが・・・。

朝イチのDM&STAFF会議。今日は梅小路ふれあいコンサートに備えたメニューも必要になるため,通常の体育館練習とは異なる気配りが必要となります。

梅小路ふれあいコンサートの練習及び移動があるため,17時まで体育館を確保していますが,Gryショウの練習は午前中までで切り上げ,ランスルーを昼休み前にもってきます。また,通常練習なら1時間は確保する昼休みも,今日は30分ぐらいしか割り当てられません。
練習時間全体の総量は少ないので,これで頑張って1日を乗り切ってもらいましょうか。

ウォームアップで“押し込め”られた,いつものBattery。この更衣室でのウォームアップも今季2回目となりますが,気分を変えて前回とは逆にBD側から撮影してみました。

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭,Baritoneソロを吹くWadacchiと絡むのは,Guardチーフ・Sushiのソロ・ダンス。ゆったりとしたテンポで踊っているので,あまり意識したことはないのですが,身体全体を駆使した大きな振りです。

マーチングで「投げる」といえばGuardチームのトス。
M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」でGuardチーム全員がアークを描いて一斉に投げるのが,このポーズ付のトス。
最近,Gry Guardチームが関西大会でフラッグトスをドロップすることは,Guard初心者の高校1年生を含めてもほとんどありません。しかし,フラッグ以外のボディワークの個人差をこれからいかに狭めていくかが課題となっています。このトスも全員のタイミングとポーズを一定の範囲に収めていくこと,そしてトスの隊形であるアークをキレイに作ることなど,これからの課題が山積しています。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」でもう一つ,三角形に並んだGuardチームが投げるパラレルトス。ヘリコプターの回転翼のように,床面と並行に回転させながらトスするします。素人から見るとキャッチも一段と難しいように思うのですが,これも易々と投げています。
ただ,キレイな三角形で投げられるように,コンテのポジションを前後の振付を踊りながらキープすることは,やはり課題として残っています。

「Liberation」は,HornLineも昨年以上に大きな動きが多く盛り込まれています。動いているのがフィールド後方なので,正面からショウを見ていると気づきにくいのが,M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」で回転する正方形,向かって左奥の角部分。
ここにTubaが位置するのですが,角が大きく回る図では,ほとんど走っているかのように動いています。こうして写真だけ見ていると人間業のようには見えませんが,初心者の高校1年生も含めて,これが意外に動けてしまう絵なんですね。
でも高校1年生は,見てすぐおわかりになるように,この絵の中でベルをコントロールする余裕まではまだありません。ちゃんと吹けているかどうかも・・・ちょっと微妙でしょうか。
この辺りは,これからの彼女たちの「伸びしろ」でもあります。期待しましょう。

「走る」といえば, M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」最後のアップテンポ部分のデカ旗たち。毎年のショウで既にお馴染みの風景ですが,今季ショウ「Liberation」でも,最後はフィールド枠からさらにはみ出して,デカ旗が駆け抜けます。
フィールド全体を色で染め上げるためにも,デカ旗を活用してスピード感を出すためにも,このパターンが攻めるのが常套手段となります。(デカ旗でトスをするのはかなり困難なので・・・)
かくしてGry Guardチームは,ショウ・ラストシーンでは渾身の力で走ることになります。これも,ちゃんと間隔を維持して,決められた拍数で決められた距離を走るのは,それなりに練習が必要になります。

あれれハギ先生,例の黒板,いつのまにか2台ですか(_ _;)
あれだけ聞こえるんだから,1台で十分なのでは(-。-;)?
「ウィーンのシェーンブルン宮殿の門は両開きでしょ? だから両側にないとね(*^^)b」
そ,そうなんですか・・・宮殿の門は見たことないけど,説得力はありますね(^_^;)
あ~でもこの音に耐えられない私としては,シェーンブルン宮殿というより「地獄の門扉」なのでは,と思うのですが・・・。(ネタ撮影のため耳を塞ぐことができない・・・シャッター押すだけで寿命が削られる気分です)


12時10分,予定よりちょっと早めにランスルー。明日の午前中は合奏のみで太陽ヵ丘体育館へ移動しますから,ファーストショウ前にコンテを動けるのは,これが最後の機会。メンバー全員が自分たちが描く図形と動きを確認して欲しいものです。ランスルータイムは7分53秒と,この時期としてはまずまず。
デカ旗たちの走りは,まだまだ乱れますが,雰囲気はだんだん出てきている感じです。
今日のランスルーを見た限りでは,明日は練習でうまくいったバージョンを出来れば,そこそこ恥ずかしくないショウができるとは思いますが,そこを完璧に読み切れないのが,神様ならぬ人間の悲しいところ。
どうやら今年もファーストショウはSTAFFにとって心臓に負担がかかるショウになるのは避けられそうにありません(v_v)

ランスルーを終え,体育館の広さを想定して合奏だけをすませると,17時まで残って練習に取り組むGuardチームを残して,いったん解散→15時30分に梅小路小学校へ再集合。
Pit.楽器等を搬入し終えると,出番が来るまではちょっと長めの待機となります。梅小路公園での開催なら,場所が確保できるので,各セクションが思い思いに復習をしていた時間帯ですが,梅小路小学校では,出演団体が譲り合って待機のため,いろいろな過ごし方が見られます。
Tpはプログラムに掲載されている楽譜を見ながら出演者全員の合同演奏曲「ふるさと」を小声で合唱中。(→恒例の合同演奏は今年はスペースの関係からカットされました)
「誰かちょっと違うで,ハモらんがな(-。-;)」

待機時間がどれほど長くても,スティックと練習台さえあればBattery人たちに「退屈」の2文字はあり得ません。まして本番前ともなれば「中毒」と思われようがお構いなし。心ゆくまで叩き続けていました。
音出しできない狭い場所で待機する場合でも,思いっきり練習できるのは,Batteryだけですね。

16時に開演するまでに,ある程度Pit.楽器を搬入しておかなければなりません。
理由の一つはGryphonsの鍵盤楽器等を「共有楽器」として他の出演団体にお貸しするため。
第二に,待機場所の校舎内に置いておくスペース確保が難しいため,そして第三に出番直前の舞台転換を短くするため。
搬入の合間を見て,Pit.のNanaとYukaがビブラフォンのペダルを補修中。さすがはハギハラ工房直属のPit.パート。工具の使い方にも習熟しております。

ま,なんのかんのといっても,もっとも有効な待機時間の使い方はこれかもしれません。
副団長NorioさんはマーチングのキャリアはGryでも有数のベテラン。本番に備えて気力・体力をしっかり温存しておく姿勢は,経験から来る知恵でしょうか。どんなところでも休息を取れるのもベテランならでは!

DM・N兄&N弟と,Baritone Wadacchiは同じ中学校の吹奏楽部出身。出演団体の一つ,下京中学校吹奏楽部の顧問をされているH先生は,彼らが洛南中学校時代,吹奏楽部顧問や学級担任としてお世話になった先生です。TONAN BrassもH先生が洛南中学在任中は,現役高校生の演奏会合同演奏で,いろいろとお世話になっていました。(→その節はありがとうございました!)
待機時間の間,しばし思い出話や近況報告に花が咲く,の図。

主催者の少年補導委員会の方々が懸命に運営をして下さいますが,一つの出入口で各団体を回していくため,どうしても場面転換に時間がかかってしまいます。
TONAN Brass & Gryphonsの本番は予定よりかなり遅れてスタート。
なお,指揮台の設営位置をやや誤ったため,ご心配をおかけいたしましたが,私の頭蓋骨は大丈夫でしたm(_ _)m(←会場におられた方にしかわからないネタで申し訳ありません)
TONAN Brassの秋プロ曲立奏に続いて,Gryphons2009「Liberation」を全曲演奏。

かなり強い雨が降り続けている中,大勢の皆さんがこの梅小路ふれあいコンサートに来て下さっていました。地域にしっかり根付いているイベントなんですね。
Gryphonsとしても,30m×30mで演じるフル・ショウをご披露できなくて申し訳ありませんが,せめて演奏だけでショウの雰囲気をお伝えしようと頑張りました。
(立奏は動いている時と違って音楽がかなり丁寧→動いてもこれくらい吹ける,というのはこれからのコンテ練の課題ですね(v_v;)

今日の梅小路ふれあいコンサートでは,体育館開催ということでHornLine・Battery・Pit.が出演,Guardは体育館を独占して振付&コンテ練という変則的な形になりました。
少々無理をすればGuard演技も何とかなりそうな舞台設定でしたが,Guardチームとしてはファーストショウ前日に自分たちの演技を追求できる貴重な機会となったようです。
主催されている少年補導委員会の皆さま,今年もお世話になり,ありがとうございました!
【本日の番外編その1】・・・GuardのTシャツできました!
全セクションの先陣を切って,Guard・Tシャツが完成したと聞き,さっそくネタにさせていただきました。今季Tシャツ,背中は「Liberation」のモチーフとなっている「翼」をあしらっただけのシンプルな構成ですね。前のプリントも良い感じですよ。ん?左袖のキャラは何ですかね?
は?!「トート様」ですか。ずいぶん可愛い黄泉の帝王ですな(^0^;)

【本日の番外編その2】・・・(祝)ドラメ家にBABY誕生!
政権交代が決まった8月30日,ドラメ家に新しい家族が加わりました。体重3406gの悠人(ゆうと)くんです。
前DM・Sonyさんの懐妊発表以来,チーム内でも何かと(勝手に)話題になっていたのがドラメ家BABYのネーミング。「やはり太鼓関係の字でないと(^。^)」「鼓(つづみ)なら男女どっちでも使えるで(^_^)b」「いや,漢字はどうでもいいけど,やっぱ男の子ならグリオ,女の子ならグリコで決まりでは(^^)」「指揮するドラメ家だけに琢人(たくと)とか(*^^)v」「ドラメは指揮棒(タクト)持ってへんで(-。-;)」・・・。
Kikuちゃんおめでとうございます! Sonyさんもお疲れさまでした。
胎教に「Liberation」合奏を聴いていた悠人くん,またそのうち英才教育?を兼ねて練習見に来るときに連れてきて下さいね。


夕方から行われる梅小路ふれあいコンサートは,雨天の場合は近隣の梅小路小学校体育館開催となります。今年で13回目のふれあいコンサート,体育館での開催は過去2回(うちTONAN Brassは1回経験)しかありません。
検討の結果,体育館での舞台スペースが限定されるため,Guard演技を無理に詰め込んで演じるより,梅小路ふれあいコンサートはHornLine・Battery・Pit.による立奏のみとし,Guardは17時までお借りしている体育館で,ファーストショウに備えた練習に取り組むことになりました。
8時45分からの搬入時点では,まださほど降っていませんが・・・。

朝イチのDM&STAFF会議。今日は梅小路ふれあいコンサートに備えたメニューも必要になるため,通常の体育館練習とは異なる気配りが必要となります。

梅小路ふれあいコンサートの練習及び移動があるため,17時まで体育館を確保していますが,Gryショウの練習は午前中までで切り上げ,ランスルーを昼休み前にもってきます。また,通常練習なら1時間は確保する昼休みも,今日は30分ぐらいしか割り当てられません。
練習時間全体の総量は少ないので,これで頑張って1日を乗り切ってもらいましょうか。

ウォームアップで“押し込め”られた,いつものBattery。この更衣室でのウォームアップも今季2回目となりますが,気分を変えて前回とは逆にBD側から撮影してみました。

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭,Baritoneソロを吹くWadacchiと絡むのは,Guardチーフ・Sushiのソロ・ダンス。ゆったりとしたテンポで踊っているので,あまり意識したことはないのですが,身体全体を駆使した大きな振りです。

マーチングで「投げる」といえばGuardチームのトス。
M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」でGuardチーム全員がアークを描いて一斉に投げるのが,このポーズ付のトス。
最近,Gry Guardチームが関西大会でフラッグトスをドロップすることは,Guard初心者の高校1年生を含めてもほとんどありません。しかし,フラッグ以外のボディワークの個人差をこれからいかに狭めていくかが課題となっています。このトスも全員のタイミングとポーズを一定の範囲に収めていくこと,そしてトスの隊形であるアークをキレイに作ることなど,これからの課題が山積しています。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」でもう一つ,三角形に並んだGuardチームが投げるパラレルトス。ヘリコプターの回転翼のように,床面と並行に回転させながらトスするします。素人から見るとキャッチも一段と難しいように思うのですが,これも易々と投げています。
ただ,キレイな三角形で投げられるように,コンテのポジションを前後の振付を踊りながらキープすることは,やはり課題として残っています。

「Liberation」は,HornLineも昨年以上に大きな動きが多く盛り込まれています。動いているのがフィールド後方なので,正面からショウを見ていると気づきにくいのが,M3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」で回転する正方形,向かって左奥の角部分。
ここにTubaが位置するのですが,角が大きく回る図では,ほとんど走っているかのように動いています。こうして写真だけ見ていると人間業のようには見えませんが,初心者の高校1年生も含めて,これが意外に動けてしまう絵なんですね。
でも高校1年生は,見てすぐおわかりになるように,この絵の中でベルをコントロールする余裕まではまだありません。ちゃんと吹けているかどうかも・・・ちょっと微妙でしょうか。
この辺りは,これからの彼女たちの「伸びしろ」でもあります。期待しましょう。

「走る」といえば, M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」最後のアップテンポ部分のデカ旗たち。毎年のショウで既にお馴染みの風景ですが,今季ショウ「Liberation」でも,最後はフィールド枠からさらにはみ出して,デカ旗が駆け抜けます。
フィールド全体を色で染め上げるためにも,デカ旗を活用してスピード感を出すためにも,このパターンが攻めるのが常套手段となります。(デカ旗でトスをするのはかなり困難なので・・・)
かくしてGry Guardチームは,ショウ・ラストシーンでは渾身の力で走ることになります。これも,ちゃんと間隔を維持して,決められた拍数で決められた距離を走るのは,それなりに練習が必要になります。

あれれハギ先生,例の黒板,いつのまにか2台ですか(_ _;)
あれだけ聞こえるんだから,1台で十分なのでは(-。-;)?
「ウィーンのシェーンブルン宮殿の門は両開きでしょ? だから両側にないとね(*^^)b」
そ,そうなんですか・・・宮殿の門は見たことないけど,説得力はありますね(^_^;)
あ~でもこの音に耐えられない私としては,シェーンブルン宮殿というより「地獄の門扉」なのでは,と思うのですが・・・。(ネタ撮影のため耳を塞ぐことができない・・・シャッター押すだけで寿命が削られる気分です)


12時10分,予定よりちょっと早めにランスルー。明日の午前中は合奏のみで太陽ヵ丘体育館へ移動しますから,ファーストショウ前にコンテを動けるのは,これが最後の機会。メンバー全員が自分たちが描く図形と動きを確認して欲しいものです。ランスルータイムは7分53秒と,この時期としてはまずまず。
デカ旗たちの走りは,まだまだ乱れますが,雰囲気はだんだん出てきている感じです。
今日のランスルーを見た限りでは,明日は練習でうまくいったバージョンを出来れば,そこそこ恥ずかしくないショウができるとは思いますが,そこを完璧に読み切れないのが,神様ならぬ人間の悲しいところ。
どうやら今年もファーストショウはSTAFFにとって心臓に負担がかかるショウになるのは避けられそうにありません(v_v)

ランスルーを終え,体育館の広さを想定して合奏だけをすませると,17時まで残って練習に取り組むGuardチームを残して,いったん解散→15時30分に梅小路小学校へ再集合。
Pit.楽器等を搬入し終えると,出番が来るまではちょっと長めの待機となります。梅小路公園での開催なら,場所が確保できるので,各セクションが思い思いに復習をしていた時間帯ですが,梅小路小学校では,出演団体が譲り合って待機のため,いろいろな過ごし方が見られます。
Tpはプログラムに掲載されている楽譜を見ながら出演者全員の合同演奏曲「ふるさと」を小声で合唱中。(→恒例の合同演奏は今年はスペースの関係からカットされました)
「誰かちょっと違うで,ハモらんがな(-。-;)」

待機時間がどれほど長くても,スティックと練習台さえあればBattery人たちに「退屈」の2文字はあり得ません。まして本番前ともなれば「中毒」と思われようがお構いなし。心ゆくまで叩き続けていました。
音出しできない狭い場所で待機する場合でも,思いっきり練習できるのは,Batteryだけですね。

16時に開演するまでに,ある程度Pit.楽器を搬入しておかなければなりません。
理由の一つはGryphonsの鍵盤楽器等を「共有楽器」として他の出演団体にお貸しするため。
第二に,待機場所の校舎内に置いておくスペース確保が難しいため,そして第三に出番直前の舞台転換を短くするため。
搬入の合間を見て,Pit.のNanaとYukaがビブラフォンのペダルを補修中。さすがはハギハラ工房直属のPit.パート。工具の使い方にも習熟しております。

ま,なんのかんのといっても,もっとも有効な待機時間の使い方はこれかもしれません。
副団長NorioさんはマーチングのキャリアはGryでも有数のベテラン。本番に備えて気力・体力をしっかり温存しておく姿勢は,経験から来る知恵でしょうか。どんなところでも休息を取れるのもベテランならでは!

DM・N兄&N弟と,Baritone Wadacchiは同じ中学校の吹奏楽部出身。出演団体の一つ,下京中学校吹奏楽部の顧問をされているH先生は,彼らが洛南中学校時代,吹奏楽部顧問や学級担任としてお世話になった先生です。TONAN BrassもH先生が洛南中学在任中は,現役高校生の演奏会合同演奏で,いろいろとお世話になっていました。(→その節はありがとうございました!)
待機時間の間,しばし思い出話や近況報告に花が咲く,の図。

主催者の少年補導委員会の方々が懸命に運営をして下さいますが,一つの出入口で各団体を回していくため,どうしても場面転換に時間がかかってしまいます。
TONAN Brass & Gryphonsの本番は予定よりかなり遅れてスタート。
なお,指揮台の設営位置をやや誤ったため,ご心配をおかけいたしましたが,私の頭蓋骨は大丈夫でしたm(_ _)m(←会場におられた方にしかわからないネタで申し訳ありません)
TONAN Brassの秋プロ曲立奏に続いて,Gryphons2009「Liberation」を全曲演奏。

かなり強い雨が降り続けている中,大勢の皆さんがこの梅小路ふれあいコンサートに来て下さっていました。地域にしっかり根付いているイベントなんですね。
Gryphonsとしても,30m×30mで演じるフル・ショウをご披露できなくて申し訳ありませんが,せめて演奏だけでショウの雰囲気をお伝えしようと頑張りました。
(立奏は動いている時と違って音楽がかなり丁寧→動いてもこれくらい吹ける,というのはこれからのコンテ練の課題ですね(v_v;)

今日の梅小路ふれあいコンサートでは,体育館開催ということでHornLine・Battery・Pit.が出演,Guardは体育館を独占して振付&コンテ練という変則的な形になりました。
少々無理をすればGuard演技も何とかなりそうな舞台設定でしたが,Guardチームとしてはファーストショウ前日に自分たちの演技を追求できる貴重な機会となったようです。
主催されている少年補導委員会の皆さま,今年もお世話になり,ありがとうございました!
【本日の番外編その1】・・・GuardのTシャツできました!
全セクションの先陣を切って,Guard・Tシャツが完成したと聞き,さっそくネタにさせていただきました。今季Tシャツ,背中は「Liberation」のモチーフとなっている「翼」をあしらっただけのシンプルな構成ですね。前のプリントも良い感じですよ。ん?左袖のキャラは何ですかね?
は?!「トート様」ですか。ずいぶん可愛い黄泉の帝王ですな(^0^;)

【本日の番外編その2】・・・(祝)ドラメ家にBABY誕生!
政権交代が決まった8月30日,ドラメ家に新しい家族が加わりました。体重3406gの悠人(ゆうと)くんです。
前DM・Sonyさんの懐妊発表以来,チーム内でも何かと(勝手に)話題になっていたのがドラメ家BABYのネーミング。「やはり太鼓関係の字でないと(^。^)」「鼓(つづみ)なら男女どっちでも使えるで(^_^)b」「いや,漢字はどうでもいいけど,やっぱ男の子ならグリオ,女の子ならグリコで決まりでは(^^)」「指揮するドラメ家だけに琢人(たくと)とか(*^^)v」「ドラメは指揮棒(タクト)持ってへんで(-。-;)」・・・。
Kikuちゃんおめでとうございます! Sonyさんもお疲れさまでした。
胎教に「Liberation」合奏を聴いていた悠人くん,またそのうち英才教育?を兼ねて練習見に来るときに連れてきて下さいね。


秋プロ・ファーストショウの日
2009-09-10
塔南高校吹奏楽部では,Gryphonsの「Liberation」と並行して,7月から現役高校生だけでステージサイズ(12m×10m)のショウ作りに取り組んでいます。
部内では通称「秋プログラム=秋プロ」と呼ばれ,企画・選曲から練習まで現役高校生を中心に運営されています。塔南高校吹奏楽部の一年間は,半年間がGryphonsと秋プロ,残りの半年間が演奏会準備,というのが大まかな流れです。
この秋プロのファーストショウは,毎年9月の学園祭での舞台発表。平日に積み重ねてきた練習成果を,人前で初めて披露する日となります。同時に,高校に入ってからマーチングを始めた高校1年生にとっては,初めて人前でマーチングを演じる,記念すべき日でもあります。

部内では通称「秋プログラム=秋プロ」と呼ばれ,企画・選曲から練習まで現役高校生を中心に運営されています。塔南高校吹奏楽部の一年間は,半年間がGryphonsと秋プロ,残りの半年間が演奏会準備,というのが大まかな流れです。
この秋プロのファーストショウは,毎年9月の学園祭での舞台発表。平日に積み重ねてきた練習成果を,人前で初めて披露する日となります。同時に,高校に入ってからマーチングを始めた高校1年生にとっては,初めて人前でマーチングを演じる,記念すべき日でもあります。

1年生の合唱が終わった辺りから,グラウンド南端のテニスコート(正式には屋外バレーコート)でウォームアップに入ります。クラス演劇等で抜ける部員もいますので,入れ替わり立ち替わりとなってしまうのは,致し方ないところです。

Woodもこの時間が空いている部員だけが集まってウォームアップ。

Guardは秋プロの振付を復習中。屋外ではトスが風の影響を受けるため,なかなか上手くいかない時もありますが,秋プロは屋外での本番の方が回数が多いため,これに慣れる必要もあります。Gryショウの振付よりは,難度が低い振りが多いのですが,考案する高校2年生の拘りからでしょうか,少し手数が多い目になるのが例年の傾向。
しかも,Gryphonsの振付より,一つの振付あたりの練習量がどうしても少なめとなるため,本番直前まで,一生懸命です。

Hornsリーダーの不安からでしょうか,屋外という環境でもランスルーまでしておかないと,と本番前の練習としては,ちょっとハードなメニューのように思われます。
まぁあらゆる意味で初めて尽くしのファーストショウですから,その気持ちはわからないでもありません。
ちょっと砂埃がすごいですね。休憩の合間を利用して水まきでもしておきましょう。

昼食休憩と準備をすませ,一つ前の演劇部が終わるまで,本館2F廊下に待機。
Pit.運び上げのために小さな楽器からサポートチームを出しているので,一人でいくつも楽器を抱えている場合もあります。

まず,Guardショウからスタート。
曲は,エーゲ海の小島にある古びたホテルを舞台に,結婚を間近に控えた父親を知らない娘が,ひそかにかつての母親の恋人たちを自分の結婚式に招待したことから起こる出来事を描いたミュージカル,「マンマ・ミーア!」から選曲しました。
このミュージカルは,全曲がスウェーデンのポップグループ,ABBAのヒット曲で作られています。その中から選曲したのは「The Winner Takes it All」

『guard showのリボンは絡まらず自分の納得いくように振れたので安心しました。フラッグもトス返ってきて間に合ったのでよかったです。
オープナーは練習では落とした事なかった出だしのドロップトスを落としちゃってむちゃ悔しかったです。他はとにかく後半の人へのパスのトスが綺麗に決まってお客さんに拍手してもらえてむっちゃむっちゃ嬉しかったです★
ステップはお客さんみんな手拍子してくれてめっちゃ笑顔になれました!! 自然と体がノリノリになりました。
クローザーはいつもできひんところもできて最後のトスも決まってめっちゃ気持ちよかったです!!
全体は必死になりすぎてお客さんをあんまり見ることできなくて舞台のお客さんばかり見てしまいました。
気づいたらステップでめっちゃ早いなって思いました。
とりあえずオープナーで後半の人にトスでパスするところが全員決まって拍手してくれはってめっちゃめっちゃ嬉しかったし気持ちがよかったです!!
今日失敗したところは次失敗しないようにしたいと思います。』(Guard1年)

『緊張で顔がカチカチでした。もっと意識したかったです
ガードショーでゎ最後の旗の最初のトスをもっときれいにキャッチしたかったです。あれが揃って決めれるよぅに頑張りたいです。
ステップに切りかわってからのはけ方をしっかり音聞いて出来るょうにしたいです。
クローザーゎダンスのところの振りが全然できなかったのでもっと音聞いて次の振りを考えて動けるようになりたいです。
なにかとトスになると余裕がなく焦りが出てくるのでもっと落ち着いて顔も素に戻らず出来るように意識したいです。
なにより緊張で一瞬に感じたファーストショーでした。』(Guard1年)

『2回目のファーストショーは,自分達が先輩と言うのもあり,去年とはちょっと違う感覚でした。今年の秋プロをやっている時間が少しゆっくりながれた気がしたし,緊張してるのに何故かお客さんや3年生の顔を見れたりしたんで・・・。今でも秋プロをやってる記憶は残ってまね★
踊っている途中,3年生の顔を見ていたら,結構みんな涙目だったんで,こっちももらい泣きしそうでした!! 終わった後も3年生が出迎えてくれていて,顔見た瞬間今まであった不安や緊張てかが吹っ飛んで泣いてしました∀★
みんなから名前を呼ばれたのもすごく嬉しかったです^^!!』(Guard2年)

途中にあるTrumpetソロ。演奏するのはHornsリーダーSakurako。
バッチリ決まりました。
『去年は緊張と不安でいっぱいだったけど,今年はとても楽しかったです!
でもまだ課題があるし,本番もあるからちょっとしたピッチとか音色とか本番重ねるごとに合わしていけたらいいと思いました!』(Wood2年)

『めっちゃ緊張したけれどすごく楽しかったです。いざショウが始まるとあっという間に終わってしまって,気がついた時には終わってました。自分たちのショウを見て泣いてくれる人がいたり,名前を呼んでくれたり,一緒に笑ってくれたりと,「こんな自分でも誰かに感動をあたえられるんや」ってすごく嬉しかったです。
本当に今まで頑張ってきて良かったです。
本当にガードに入って良かったです。
これから,しんどい時もあると思いますが,もう一度この感動をあじわえるように頑張ります。』(Guard1年)

司会がショウ曲目を紹介している間に,隊形をオープニング・フォーメイションに組み直し,いよいよ秋プロ2009マーチングショウの開始。
1曲目は,アメリカのエレクトリック・ジャズバンド,ウェザーリポートが1977年に大ヒットさせた名曲「BIRDLAND」
『一年前は客席にいたのに今日は演じてる方で,憧れてたユニフォームも着れて,それだけがただ嬉しかった。所々ミスをしてしまったのが悔しい。
来年の文化祭はもう最後になるから,今年よりも余裕を持って楽しみたいと思う。』(Wood1年)

『今日のfirstshowは昨日までスゴく楽しみだったのに今日になるとほんっとに緊張ばっかりしてました!! 旧体に入った時の人の多さに少しビビりました・・・。
でも3年生とか見てる人の笑ってる顔を見てたらこっちも笑って楽しもうとぃぅ気持ちになってきて自然と緊張もなくなってぃました。showが始まってから終わるまでマーチングを楽しむコトができました!! 今までの練習の成果も出てた\(^ー^)/
そして何ょりもお客さんの歓声が嬉しかった・・・。失敗も全部含めて今日は本当に楽しかったです★』(Low-Brass1年)

2曲目は,アメリカのマーチング界で活躍するアレンジャー,ジェイ・ボコックのオリジナル・バラード,「Into The Light」
Guardチームも柔らかな色合いのコスチュームで,優雅に踊ります。
『出来なかった所も多少あったけれど,楽しめたのでよかったです★ クラスメイトが「感動した!」ってすごく喜んでくれたのが一番嬉しかったです(^^)♪』(Pit.1年)
『初めてのファーストショウ前やのに,体を壊してしまい,なかなか部活に参加もできず不安の方が大きかったですが,無事に終わってよかったです。自分の出来る事を精一杯やりました! 初めてで緊張しましたが楽しかったです(・∀・)』(Low-Brass1年)

3曲目は,アメリカのリズム&ブルース歌手,ウィルソン・ピケットのヒット曲「Land of 1000 Dances ~ダンス天国~」,Guardチームはチアガールのコスチュームに着替え,ポンポンを手に躍動感あふれるショウを演じてくれました。
『上級生になって初めてのマーチングショウやって,いろんな面で緊張しました。 去年は先輩に頼ってばかりやったんやなぁって改めて実感しました。 まだまだ頼りないところも沢山あると思うけど,1年生を引っ張っていけるようにしたいです!自分からテンション上げて行って盛り上げていきたいです! 』(Battery2年)

『ファーストショウはできを聞かれたらGryの方がラインとかあってるし,現役コンテはまだまだ未完成だけど,みんなすごく楽しそうにマーチングしてたし,3年生もすごく応援してくれて良かったです! 私自身もっとマーチングが好きになったし,この部活入って良かったって改めて思いました★』(Wood2年)

『今日の秋プロでは初めての本番でもあり結構緊張しました。個人的に動きのミスは少なかったけど音のミスがたくさんあったので残念です・・・。でもやっぱりマ-チングはやりがいあるし,ずっと憧れてたバンドでの本番だったので皆と一緒にできて楽しかったしこれからももっと良い秋プロショウを造っていきたいです。』(Wood1年)

最後に,ニューヨーク・イーストヴィレッジを舞台に,貧困や病気に悩む生活の中から,愛や生きる喜びを見いだしていく若者たちの一年を描いたミュージカル,「RENT!」。
その中で歌われる名曲「Seasons of Love」で締めくくります。
『ファーストショウはやってる時は緊張してあんまり覚えてないです・・・。始まる前は「ポイント全部忘れたらどうしよっ」とか思ってたんですが,歩き始めたら体が覚えてたみたいです。お客さんが想像以上に多くて前に行くところはすごいドキドキしてたからポイントに着けて無かったり前の人に上手く付いていけてなかったりしてたと思います。姿勢の事は練習の時は考えたりもしてたけど意識する余裕が無かったです。』(Low-Brass1年)

『今日は初衣装をきてやってワクワク半分不安半分でした。廊下で待機のとき頑張れとかいっぱい声をかけてくれる人がいたし嬉しかったです。いざ本番でマーチングを初めると頭真っ白になって自分が注意していたところが思い出せなかったりしたし,練習のうちに体にしみこましていかないとダメだという事が分かりました。自分の中では一番ステップ曲がやっぱりやってて楽しかったし,憧れてた塔南バンドで吹いてるって実感できたしよかったです。一番できなかったのはシーズンで図から図を作る間の斜めラインなど全然綺麗にできていなかったので,祥栄小学校のときまでには納得がいくマーチングにしたいです。初の本番あっとゆうまで緊張したけど楽しかったです。』(High-Brass1年)

『初めてのショウでめっちゃ緊張したけど始まったらすごくリラックスして最後まで演奏演技できました!
お客さんもいっぱいですごく感動しました。
3年生の応援の声がいっぱい飛んできててすごく嬉しかったです!
練習の成果は発揮できたと思うけど個人的に悔しいところもあったので次の本番では今日できなかった事をできるように頑張りたいです★』(High-Brass1年)

Seasons of Love中盤にフィーチャーされるSaxセクション・ソロ。曲のスタイルが「ゴスペル」なので,それなりの演奏と表情を,という注文はつけてありますが,今日はまだまだマジメが目立ちます。これから,しっかり雰囲気を演じていって欲しいところです。
『ショーを演じて,やっぱり自分が1年のころは自分の事しかできひんかったけど,2年になって周りを見ることもできるようになって,すごく成長できた感がありました。
本番も,緊張と言うより楽しみと言う気持ちの方が多かったです!!
ファーストショーは,1年生も2年生も結構大変やっと思うけど,次回のショーは,もっとラインをそろえるとか,バランスのいい音量感とか,そうところにも気をつけていきたい。
次回のショーも全員で楽しめるいいショーにしたいです!!!』(Wood2年)

『今日初めて人の前でショウをして,緊張して足ガタガタで,何回もつまづいたりしてめっちゃ危なかったけど,なんとかファーストショウが終わってホッとしてます!!
ショウが終わって拍手もらえてめっちゃ嬉しかったし,これからもそういう気持ちを味わいたいし1つ1つの本番を大事にしていきたいです。
土曜日は,今日したミスはしないように頑張ります。
今日は楽しめたしめっちゃ良かったです!!
反省しなアカンところいっぱいあるんですけど・・・。』(High-Brass1年)

『個人的に練習でよく間違えるところは意識できていましたが,普段出来ているところでミスが目立ちました。そういう部分で今まで練習してきた最大限が出せなかったと思うので少し悔いが残りました。思っていたより緊張もせず,コンテも一枚一枚冷静に歩けたのでよかったです。全体を見る余裕はあまりありませんでしたが,テンポとズレていたり,明らかにポイントにつけていない一年生がいたり・・・次回からの課題が見えてきたように思えます。なによりもファーストショウを楽しめたのがとても嬉しかったです。
次の本番では今日以上にフォークポイントを気にして歩けたらいいなと思います。』(High-Brass1年)

『まずは私なりにファーストショウのできが一番良かったので嬉しかったです(^^)!
正直まだまだ全然出来てへんところもいっぱいあって,いっぱい迷惑かけてばっかりやけど,先輩や先生のアドバイスで何とかここまでこれて良かったです〓!
次の梅小路では今日ミスしたところを改善できるようにしたいです\(^o^)/
次は梅小路とマーチング大会私なりに頑張りたいです∩^ω^∩』(High-Brass1年)
もらった感想を並べてみると,初めて人前でマーチングを演じた1年生は「緊張」
1年間のキャリアがある2年生は「余裕」という単語が目につきます。
それぞれが自分なりにショウを演じることを「楽しむ」と同時に,学年を問わず,よりクォリティの高いショウをめざして,課題を見つけることもできたようです。練習はしんどかったかもしれませんが,ファーストショウとしては,まず良い結果を得られた,と思いました。
最後に,ここまでTONAN Brassをリードしてきたリーダーたちの感想は?
『やっと一つの本番が終わって,ほっとしました。
でも課題も沢山見つかったので,これからの本番で無くしていきたいです。』
『やっぱり練習でインターバルがおかしかった所は,本番でも同じように悪かったし,もう一度全員が自分のポイントに均等に正確に着けるように練習して行きたいです。
でも,とりあえず個人的には割と落ち着いて,今まで練習してきたことは出せたかなと思います。』

Woodもこの時間が空いている部員だけが集まってウォームアップ。

Guardは秋プロの振付を復習中。屋外ではトスが風の影響を受けるため,なかなか上手くいかない時もありますが,秋プロは屋外での本番の方が回数が多いため,これに慣れる必要もあります。Gryショウの振付よりは,難度が低い振りが多いのですが,考案する高校2年生の拘りからでしょうか,少し手数が多い目になるのが例年の傾向。
しかも,Gryphonsの振付より,一つの振付あたりの練習量がどうしても少なめとなるため,本番直前まで,一生懸命です。

Hornsリーダーの不安からでしょうか,屋外という環境でもランスルーまでしておかないと,と本番前の練習としては,ちょっとハードなメニューのように思われます。
まぁあらゆる意味で初めて尽くしのファーストショウですから,その気持ちはわからないでもありません。
ちょっと砂埃がすごいですね。休憩の合間を利用して水まきでもしておきましょう。

昼食休憩と準備をすませ,一つ前の演劇部が終わるまで,本館2F廊下に待機。
Pit.運び上げのために小さな楽器からサポートチームを出しているので,一人でいくつも楽器を抱えている場合もあります。

まず,Guardショウからスタート。
曲は,エーゲ海の小島にある古びたホテルを舞台に,結婚を間近に控えた父親を知らない娘が,ひそかにかつての母親の恋人たちを自分の結婚式に招待したことから起こる出来事を描いたミュージカル,「マンマ・ミーア!」から選曲しました。
このミュージカルは,全曲がスウェーデンのポップグループ,ABBAのヒット曲で作られています。その中から選曲したのは「The Winner Takes it All」

『guard showのリボンは絡まらず自分の納得いくように振れたので安心しました。フラッグもトス返ってきて間に合ったのでよかったです。
オープナーは練習では落とした事なかった出だしのドロップトスを落としちゃってむちゃ悔しかったです。他はとにかく後半の人へのパスのトスが綺麗に決まってお客さんに拍手してもらえてむっちゃむっちゃ嬉しかったです★
ステップはお客さんみんな手拍子してくれてめっちゃ笑顔になれました!! 自然と体がノリノリになりました。
クローザーはいつもできひんところもできて最後のトスも決まってめっちゃ気持ちよかったです!!
全体は必死になりすぎてお客さんをあんまり見ることできなくて舞台のお客さんばかり見てしまいました。
気づいたらステップでめっちゃ早いなって思いました。
とりあえずオープナーで後半の人にトスでパスするところが全員決まって拍手してくれはってめっちゃめっちゃ嬉しかったし気持ちがよかったです!!
今日失敗したところは次失敗しないようにしたいと思います。』(Guard1年)

『緊張で顔がカチカチでした。もっと意識したかったです
ガードショーでゎ最後の旗の最初のトスをもっときれいにキャッチしたかったです。あれが揃って決めれるよぅに頑張りたいです。
ステップに切りかわってからのはけ方をしっかり音聞いて出来るょうにしたいです。
クローザーゎダンスのところの振りが全然できなかったのでもっと音聞いて次の振りを考えて動けるようになりたいです。
なにかとトスになると余裕がなく焦りが出てくるのでもっと落ち着いて顔も素に戻らず出来るように意識したいです。
なにより緊張で一瞬に感じたファーストショーでした。』(Guard1年)

『2回目のファーストショーは,自分達が先輩と言うのもあり,去年とはちょっと違う感覚でした。今年の秋プロをやっている時間が少しゆっくりながれた気がしたし,緊張してるのに何故かお客さんや3年生の顔を見れたりしたんで・・・。今でも秋プロをやってる記憶は残ってまね★
踊っている途中,3年生の顔を見ていたら,結構みんな涙目だったんで,こっちももらい泣きしそうでした!! 終わった後も3年生が出迎えてくれていて,顔見た瞬間今まであった不安や緊張てかが吹っ飛んで泣いてしました∀★
みんなから名前を呼ばれたのもすごく嬉しかったです^^!!』(Guard2年)

途中にあるTrumpetソロ。演奏するのはHornsリーダーSakurako。
バッチリ決まりました。
『去年は緊張と不安でいっぱいだったけど,今年はとても楽しかったです!
でもまだ課題があるし,本番もあるからちょっとしたピッチとか音色とか本番重ねるごとに合わしていけたらいいと思いました!』(Wood2年)

『めっちゃ緊張したけれどすごく楽しかったです。いざショウが始まるとあっという間に終わってしまって,気がついた時には終わってました。自分たちのショウを見て泣いてくれる人がいたり,名前を呼んでくれたり,一緒に笑ってくれたりと,「こんな自分でも誰かに感動をあたえられるんや」ってすごく嬉しかったです。
本当に今まで頑張ってきて良かったです。
本当にガードに入って良かったです。
これから,しんどい時もあると思いますが,もう一度この感動をあじわえるように頑張ります。』(Guard1年)

司会がショウ曲目を紹介している間に,隊形をオープニング・フォーメイションに組み直し,いよいよ秋プロ2009マーチングショウの開始。
1曲目は,アメリカのエレクトリック・ジャズバンド,ウェザーリポートが1977年に大ヒットさせた名曲「BIRDLAND」
『一年前は客席にいたのに今日は演じてる方で,憧れてたユニフォームも着れて,それだけがただ嬉しかった。所々ミスをしてしまったのが悔しい。
来年の文化祭はもう最後になるから,今年よりも余裕を持って楽しみたいと思う。』(Wood1年)

『今日のfirstshowは昨日までスゴく楽しみだったのに今日になるとほんっとに緊張ばっかりしてました!! 旧体に入った時の人の多さに少しビビりました・・・。
でも3年生とか見てる人の笑ってる顔を見てたらこっちも笑って楽しもうとぃぅ気持ちになってきて自然と緊張もなくなってぃました。showが始まってから終わるまでマーチングを楽しむコトができました!! 今までの練習の成果も出てた\(^ー^)/
そして何ょりもお客さんの歓声が嬉しかった・・・。失敗も全部含めて今日は本当に楽しかったです★』(Low-Brass1年)

2曲目は,アメリカのマーチング界で活躍するアレンジャー,ジェイ・ボコックのオリジナル・バラード,「Into The Light」
Guardチームも柔らかな色合いのコスチュームで,優雅に踊ります。
『出来なかった所も多少あったけれど,楽しめたのでよかったです★ クラスメイトが「感動した!」ってすごく喜んでくれたのが一番嬉しかったです(^^)♪』(Pit.1年)
『初めてのファーストショウ前やのに,体を壊してしまい,なかなか部活に参加もできず不安の方が大きかったですが,無事に終わってよかったです。自分の出来る事を精一杯やりました! 初めてで緊張しましたが楽しかったです(・∀・)』(Low-Brass1年)

3曲目は,アメリカのリズム&ブルース歌手,ウィルソン・ピケットのヒット曲「Land of 1000 Dances ~ダンス天国~」,Guardチームはチアガールのコスチュームに着替え,ポンポンを手に躍動感あふれるショウを演じてくれました。
『上級生になって初めてのマーチングショウやって,いろんな面で緊張しました。 去年は先輩に頼ってばかりやったんやなぁって改めて実感しました。 まだまだ頼りないところも沢山あると思うけど,1年生を引っ張っていけるようにしたいです!自分からテンション上げて行って盛り上げていきたいです! 』(Battery2年)

『ファーストショウはできを聞かれたらGryの方がラインとかあってるし,現役コンテはまだまだ未完成だけど,みんなすごく楽しそうにマーチングしてたし,3年生もすごく応援してくれて良かったです! 私自身もっとマーチングが好きになったし,この部活入って良かったって改めて思いました★』(Wood2年)

『今日の秋プロでは初めての本番でもあり結構緊張しました。個人的に動きのミスは少なかったけど音のミスがたくさんあったので残念です・・・。でもやっぱりマ-チングはやりがいあるし,ずっと憧れてたバンドでの本番だったので皆と一緒にできて楽しかったしこれからももっと良い秋プロショウを造っていきたいです。』(Wood1年)

最後に,ニューヨーク・イーストヴィレッジを舞台に,貧困や病気に悩む生活の中から,愛や生きる喜びを見いだしていく若者たちの一年を描いたミュージカル,「RENT!」。
その中で歌われる名曲「Seasons of Love」で締めくくります。
『ファーストショウはやってる時は緊張してあんまり覚えてないです・・・。始まる前は「ポイント全部忘れたらどうしよっ」とか思ってたんですが,歩き始めたら体が覚えてたみたいです。お客さんが想像以上に多くて前に行くところはすごいドキドキしてたからポイントに着けて無かったり前の人に上手く付いていけてなかったりしてたと思います。姿勢の事は練習の時は考えたりもしてたけど意識する余裕が無かったです。』(Low-Brass1年)

『今日は初衣装をきてやってワクワク半分不安半分でした。廊下で待機のとき頑張れとかいっぱい声をかけてくれる人がいたし嬉しかったです。いざ本番でマーチングを初めると頭真っ白になって自分が注意していたところが思い出せなかったりしたし,練習のうちに体にしみこましていかないとダメだという事が分かりました。自分の中では一番ステップ曲がやっぱりやってて楽しかったし,憧れてた塔南バンドで吹いてるって実感できたしよかったです。一番できなかったのはシーズンで図から図を作る間の斜めラインなど全然綺麗にできていなかったので,祥栄小学校のときまでには納得がいくマーチングにしたいです。初の本番あっとゆうまで緊張したけど楽しかったです。』(High-Brass1年)

『初めてのショウでめっちゃ緊張したけど始まったらすごくリラックスして最後まで演奏演技できました!
お客さんもいっぱいですごく感動しました。
3年生の応援の声がいっぱい飛んできててすごく嬉しかったです!
練習の成果は発揮できたと思うけど個人的に悔しいところもあったので次の本番では今日できなかった事をできるように頑張りたいです★』(High-Brass1年)

Seasons of Love中盤にフィーチャーされるSaxセクション・ソロ。曲のスタイルが「ゴスペル」なので,それなりの演奏と表情を,という注文はつけてありますが,今日はまだまだマジメが目立ちます。これから,しっかり雰囲気を演じていって欲しいところです。
『ショーを演じて,やっぱり自分が1年のころは自分の事しかできひんかったけど,2年になって周りを見ることもできるようになって,すごく成長できた感がありました。
本番も,緊張と言うより楽しみと言う気持ちの方が多かったです!!
ファーストショーは,1年生も2年生も結構大変やっと思うけど,次回のショーは,もっとラインをそろえるとか,バランスのいい音量感とか,そうところにも気をつけていきたい。
次回のショーも全員で楽しめるいいショーにしたいです!!!』(Wood2年)

『今日初めて人の前でショウをして,緊張して足ガタガタで,何回もつまづいたりしてめっちゃ危なかったけど,なんとかファーストショウが終わってホッとしてます!!
ショウが終わって拍手もらえてめっちゃ嬉しかったし,これからもそういう気持ちを味わいたいし1つ1つの本番を大事にしていきたいです。
土曜日は,今日したミスはしないように頑張ります。
今日は楽しめたしめっちゃ良かったです!!
反省しなアカンところいっぱいあるんですけど・・・。』(High-Brass1年)

『個人的に練習でよく間違えるところは意識できていましたが,普段出来ているところでミスが目立ちました。そういう部分で今まで練習してきた最大限が出せなかったと思うので少し悔いが残りました。思っていたより緊張もせず,コンテも一枚一枚冷静に歩けたのでよかったです。全体を見る余裕はあまりありませんでしたが,テンポとズレていたり,明らかにポイントにつけていない一年生がいたり・・・次回からの課題が見えてきたように思えます。なによりもファーストショウを楽しめたのがとても嬉しかったです。
次の本番では今日以上にフォークポイントを気にして歩けたらいいなと思います。』(High-Brass1年)

『まずは私なりにファーストショウのできが一番良かったので嬉しかったです(^^)!
正直まだまだ全然出来てへんところもいっぱいあって,いっぱい迷惑かけてばっかりやけど,先輩や先生のアドバイスで何とかここまでこれて良かったです〓!
次の梅小路では今日ミスしたところを改善できるようにしたいです\(^o^)/
次は梅小路とマーチング大会私なりに頑張りたいです∩^ω^∩』(High-Brass1年)
もらった感想を並べてみると,初めて人前でマーチングを演じた1年生は「緊張」
1年間のキャリアがある2年生は「余裕」という単語が目につきます。
それぞれが自分なりにショウを演じることを「楽しむ」と同時に,学年を問わず,よりクォリティの高いショウをめざして,課題を見つけることもできたようです。練習はしんどかったかもしれませんが,ファーストショウとしては,まず良い結果を得られた,と思いました。
最後に,ここまでTONAN Brassをリードしてきたリーダーたちの感想は?
『やっと一つの本番が終わって,ほっとしました。
でも課題も沢山見つかったので,これからの本番で無くしていきたいです。』
『やっぱり練習でインターバルがおかしかった所は,本番でも同じように悪かったし,もう一度全員が自分のポイントに均等に正確に着けるように練習して行きたいです。
でも,とりあえず個人的には割と落ち着いて,今まで練習してきたことは出せたかなと思います。』
ファーストショウ2日前
2009-09-06
塔南高校内は,学園祭直前ということでにぎやかですが,Gryphonsは練習場所を求めて今日もS社の体育館を使わせていただくことになりました。
いよいよファーストショウまで,実際のカレンダーでも一週間前となりました。京都のみなさんに少しでも良いショウを見ていただこうと,暑さの中,メンバー・STAFFともに頑張りました。

いよいよファーストショウまで,実際のカレンダーでも一週間前となりました。京都のみなさんに少しでも良いショウを見ていただこうと,暑さの中,メンバー・STAFFともに頑張りました。

今日は滋賀県内での練習。学園祭前のこの週末は,二日続けてのバス移動となりました。
京丹波町よりは少し距離が近く,二週間前にも使わせていただいた場所なので,移動時間も計算できます。
集合は7時15分→出発は7時30分となりました。

今日はとてもいい天気。琵琶湖も二週間前よりも青く見えます。
しかし,前回以上に天気がいいということは,今日はかなり暑くなるということでもあります。
皮肉なことに,8月中より9月になってからの方が,暑さとの戦いが厳しくなった感じですね。

立派な施設なので,Basicタイムも各セクションが伸び伸びと取り組んでいます。
Pit.は移動の関係で,2Fアリーナと同じフロアの廊下?でBasic。大型鍵盤楽器やティンパニ,タムやシンバルをこれでもかと装備したラックなど,並べるのに大きな面積を必要とするPit.も余裕を持って配置できます。

恒例の朝イチDM&STAFF会議。練習の進め方について最終調整をしています。Pit.のハギ先生の姿が見えないと思ったら,入退場サポートチーム動員プリントを学校まで取りに戻ったとのこと。
ところで今日の午前中,「衣装慣れ」をするためにGuardチームは本番用コスチュームで練習しています。なぜ午前中だけなのか?はあえて尋ねませんでしたが,おそらく「少しでも気温が低いうちに」というのが理由かと思われます。

ファーストショウ前日の練習は,夕方から出演する「梅小路ふれあいコンサート」の練習と移動のため,「Liberation」の練習は半日しか確保できません。そのため,前日は復習程度の確認がメインになる予定で,実質的に今日がファーストショウに向けての最後の練習となります。
BatteryとGuardはファーストショウに向けて最後のレッスンも組まれています。

今日のメニューの中で特に重要なのが入退場練習。ファーストショウとなる京都府マーチングコンテストは,オープン参加なので審査対象外。したがって計時もされないのですが,多数の手具・Pit.楽器をスムーズに運び込み&運び出すためには,事前の入念な打ち合わせが必要です。
Guard手具についてはGuardチーフSushiがこれを計画しますが,Pit.を仕切るのはハギ先生。
スタートフォーメイションでPit.に近く,かつ他人に預けるのが容易な軽い楽器のメンバーから,入退場サポートチームを組織します。

まずは,全体の割り振り計画を図示したプリントを配布。
続いてスタートフォーメイションの順に並んでみて,サポートチームが楽器を預けるメンバーを確認します。

今季,入退場のカギを握るのは,おそらくこのヴェールと王冠のセットになると思われます。
何といっても質量と体積が「手具」の範囲をかなり逸脱している大物。視覚的なインパクトもかなりなものですが,これをいかにしてフィールド内にセットするかが大問題。
とりあえず,たたんだ状態で要所をヒモで縛り,さらに折り重ねて,という方法でファーストショウを乗りきることになりました。

続いて退場時のサポートをチェック。ラスト・フォーメイションの位置に立ち,サポートチームが誰に自分の楽器を預けるのか,誰の楽器を預かるのかを決定します。
「はい,今のところ何もあたってない人は手を挙げて!」
「では,その人たちは京都大会では仕事がない,ということでヨロシク(^^)」

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」で活躍するフラッグ隊。フィールドの一番後方ではありますが,スピード感あふれる振付がビシッとそろってきました。「Liberation」の中でも,今一番完成度が高い振りではないでしょうか。レッスンで厳しいチェックをつけているH先生も,ここのフラッグ隊については「OK!いいよ!」

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭で,ゆったりとした音色を聴かせてくれるのは,Flugel Hornヤタオ氏のソロ。マーチングショウでは,曲と曲のつなぎ方や,間の取り方も重要な要素となります。M3とM4のつなぎは,現実の「束縛」からゆっくりと魂が解放されていくシーン。中央に集まった全バンドがFlugel Hornに合わせてゆっくりと解けていくようになっています。

今日のランスルーでは,本番と同じ視野をチェックするため,帽子を着用します。
帽子を着用することによってツバで視界が制約されることもあり,他のメンバーの帽子や羽根で,いつもなら見えている指揮やポイント・ラインが遮られることもあります。本番になってアタフタ(←特に初めてGryショウ本番を迎える高校1年生ですね)しないように,ランスルーで本番と同じ状況を確認しよう,という目的です。
ランスルーを入場&Settingから始めるのも同じ目的です。

Batteryは帽子だけではなく,上衣も着用。腕を使って演奏するBatteryは,袖や袖につけるカフスの影響も,併せてチェックする必要がある,とのことでした。
この暑さの中で大丈夫なん? あ,着るのは上衣だけなんだ。じゃ,少しはマシやね。

いよいよランスルー開始。
ランスルー回数を重ねるにつれ,「Liberation」の中でも乱れが生じやすい部分が次第に明確になってきます。ショウ前半で最大の山場はM1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」の音ズレ。
前方を高速で横切っていくHrズのメロディと,後方を同じ向きに移動しているMT(マルチ・テナー・ドラム)のテンポ感がずれることが第一。さらに続くWoodセクションのメロディと,やはり後方を横切っていくSD(スネアドラム)とのズレ。
どちらもM1の時間では重点的に練習したものの,ファーストショウまでに克服するのは難しそうです。

Batteryの下半身は練習時と同じジャージ姿。ドラムから上は本番と同じでカッコいいのに,足元を見ると・・・で,視覚的にはちょっとミスマッチなランスルーになりました。
全員が帽子を着用するだけで,ラインとしての一体感がグッと変わりますから,マーチングにおける衣装の役割は重要ですね。

ランスルータイムは7分50秒とまずまず。しかし,それよりも一番の課題として今日もさんざん練習したM1後半の問題部分で,BatteryとHornLineが崩壊してしまい,音楽の縦線がグシャグシャになってしまいました。
ハギ先生も「ランスルー直前にさらった部分ほど,よくできるのは当たり前かもしれませんが,午前の練習が全部とぶようでは・・・」と困り顔。
【本日の番外編】・・・マニフェストを考える
ウォータースポーツのメッカ琵琶湖。そのシーズン真っ只中の帰路は渋滞との戦いとなります。いつもたかはし号がS社体育館へのルートに使用するのは名神高速経由。このルートで昨年はあまり渋滞にはまった記憶はありません。
しかし今日は瀬田西インターを先頭に約6kmの渋滞。近畿圏内を動くばかりで直接の恩恵をほとんど受けられませんが,土日1,000円になってから渋滞が多くなった印象。これでも湖岸道路や湖西バイパスより少しはマシなのかな?

現役高校生総務の段取りの問題もあって,帰校したのは19時30分となってしまいました。
政権交代で高速道路が無料になったら,もっと渋滞がひどくなるのでしょうか?
通行料金がかからなくなっても,そっちの方がちょっと困るような気がします(_ _;)

京丹波町よりは少し距離が近く,二週間前にも使わせていただいた場所なので,移動時間も計算できます。
集合は7時15分→出発は7時30分となりました。

今日はとてもいい天気。琵琶湖も二週間前よりも青く見えます。
しかし,前回以上に天気がいいということは,今日はかなり暑くなるということでもあります。
皮肉なことに,8月中より9月になってからの方が,暑さとの戦いが厳しくなった感じですね。

立派な施設なので,Basicタイムも各セクションが伸び伸びと取り組んでいます。
Pit.は移動の関係で,2Fアリーナと同じフロアの廊下?でBasic。大型鍵盤楽器やティンパニ,タムやシンバルをこれでもかと装備したラックなど,並べるのに大きな面積を必要とするPit.も余裕を持って配置できます。

恒例の朝イチDM&STAFF会議。練習の進め方について最終調整をしています。Pit.のハギ先生の姿が見えないと思ったら,入退場サポートチーム動員プリントを学校まで取りに戻ったとのこと。
ところで今日の午前中,「衣装慣れ」をするためにGuardチームは本番用コスチュームで練習しています。なぜ午前中だけなのか?はあえて尋ねませんでしたが,おそらく「少しでも気温が低いうちに」というのが理由かと思われます。

ファーストショウ前日の練習は,夕方から出演する「梅小路ふれあいコンサート」の練習と移動のため,「Liberation」の練習は半日しか確保できません。そのため,前日は復習程度の確認がメインになる予定で,実質的に今日がファーストショウに向けての最後の練習となります。
BatteryとGuardはファーストショウに向けて最後のレッスンも組まれています。

今日のメニューの中で特に重要なのが入退場練習。ファーストショウとなる京都府マーチングコンテストは,オープン参加なので審査対象外。したがって計時もされないのですが,多数の手具・Pit.楽器をスムーズに運び込み&運び出すためには,事前の入念な打ち合わせが必要です。
Guard手具についてはGuardチーフSushiがこれを計画しますが,Pit.を仕切るのはハギ先生。
スタートフォーメイションでPit.に近く,かつ他人に預けるのが容易な軽い楽器のメンバーから,入退場サポートチームを組織します。

まずは,全体の割り振り計画を図示したプリントを配布。
続いてスタートフォーメイションの順に並んでみて,サポートチームが楽器を預けるメンバーを確認します。

今季,入退場のカギを握るのは,おそらくこのヴェールと王冠のセットになると思われます。
何といっても質量と体積が「手具」の範囲をかなり逸脱している大物。視覚的なインパクトもかなりなものですが,これをいかにしてフィールド内にセットするかが大問題。
とりあえず,たたんだ状態で要所をヒモで縛り,さらに折り重ねて,という方法でファーストショウを乗りきることになりました。

続いて退場時のサポートをチェック。ラスト・フォーメイションの位置に立ち,サポートチームが誰に自分の楽器を預けるのか,誰の楽器を預かるのかを決定します。
「はい,今のところ何もあたってない人は手を挙げて!」
「では,その人たちは京都大会では仕事がない,ということでヨロシク(^^)」

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」で活躍するフラッグ隊。フィールドの一番後方ではありますが,スピード感あふれる振付がビシッとそろってきました。「Liberation」の中でも,今一番完成度が高い振りではないでしょうか。レッスンで厳しいチェックをつけているH先生も,ここのフラッグ隊については「OK!いいよ!」

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭で,ゆったりとした音色を聴かせてくれるのは,Flugel Hornヤタオ氏のソロ。マーチングショウでは,曲と曲のつなぎ方や,間の取り方も重要な要素となります。M3とM4のつなぎは,現実の「束縛」からゆっくりと魂が解放されていくシーン。中央に集まった全バンドがFlugel Hornに合わせてゆっくりと解けていくようになっています。

今日のランスルーでは,本番と同じ視野をチェックするため,帽子を着用します。
帽子を着用することによってツバで視界が制約されることもあり,他のメンバーの帽子や羽根で,いつもなら見えている指揮やポイント・ラインが遮られることもあります。本番になってアタフタ(←特に初めてGryショウ本番を迎える高校1年生ですね)しないように,ランスルーで本番と同じ状況を確認しよう,という目的です。
ランスルーを入場&Settingから始めるのも同じ目的です。

Batteryは帽子だけではなく,上衣も着用。腕を使って演奏するBatteryは,袖や袖につけるカフスの影響も,併せてチェックする必要がある,とのことでした。
この暑さの中で大丈夫なん? あ,着るのは上衣だけなんだ。じゃ,少しはマシやね。

いよいよランスルー開始。
ランスルー回数を重ねるにつれ,「Liberation」の中でも乱れが生じやすい部分が次第に明確になってきます。ショウ前半で最大の山場はM1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」の音ズレ。
前方を高速で横切っていくHrズのメロディと,後方を同じ向きに移動しているMT(マルチ・テナー・ドラム)のテンポ感がずれることが第一。さらに続くWoodセクションのメロディと,やはり後方を横切っていくSD(スネアドラム)とのズレ。
どちらもM1の時間では重点的に練習したものの,ファーストショウまでに克服するのは難しそうです。

Batteryの下半身は練習時と同じジャージ姿。ドラムから上は本番と同じでカッコいいのに,足元を見ると・・・で,視覚的にはちょっとミスマッチなランスルーになりました。
全員が帽子を着用するだけで,ラインとしての一体感がグッと変わりますから,マーチングにおける衣装の役割は重要ですね。

ランスルータイムは7分50秒とまずまず。しかし,それよりも一番の課題として今日もさんざん練習したM1後半の問題部分で,BatteryとHornLineが崩壊してしまい,音楽の縦線がグシャグシャになってしまいました。
ハギ先生も「ランスルー直前にさらった部分ほど,よくできるのは当たり前かもしれませんが,午前の練習が全部とぶようでは・・・」と困り顔。
【本日の番外編】・・・マニフェストを考える
ウォータースポーツのメッカ琵琶湖。そのシーズン真っ只中の帰路は渋滞との戦いとなります。いつもたかはし号がS社体育館へのルートに使用するのは名神高速経由。このルートで昨年はあまり渋滞にはまった記憶はありません。
しかし今日は瀬田西インターを先頭に約6kmの渋滞。近畿圏内を動くばかりで直接の恩恵をほとんど受けられませんが,土日1,000円になってから渋滞が多くなった印象。これでも湖岸道路や湖西バイパスより少しはマシなのかな?

現役高校生総務の段取りの問題もあって,帰校したのは19時30分となってしまいました。
政権交代で高速道路が無料になったら,もっと渋滞がひどくなるのでしょうか?
通行料金がかからなくなっても,そっちの方がちょっと困るような気がします(_ _;)

ファーストショウ3日前
2009-09-05
今日はGryphons初の京丹波町練習です。
塔南高校の学園祭が9月8日~11日の日程で開催されます。いつも練習場所として使用している旧体育館も,舞台発表の会場としてセッティングされて演劇等のリハーサルが入ってきます。
また,各教室でクラスの準備作業が行われることが多いため,校内には練習できる場所がありません。ファーストショウ直前で練習を抜くわけにもいかず,屋外のグラウンドでは雨天時の対応ができないため,この週末は大会前日とともに体育館確保の最重要日となります。
そのため,8月上旬までSTAFFが奔走しましたが,今季は諸般の事情で体育館を確保できず,ピンチに陥りました。そんな時,京丹波町に「マーチング練習でも貸していただける屋根付きゲートボール場がある」という情報があり,何とか天候に左右されない練習場所を確保することができました。

塔南高校の学園祭が9月8日~11日の日程で開催されます。いつも練習場所として使用している旧体育館も,舞台発表の会場としてセッティングされて演劇等のリハーサルが入ってきます。
また,各教室でクラスの準備作業が行われることが多いため,校内には練習できる場所がありません。ファーストショウ直前で練習を抜くわけにもいかず,屋外のグラウンドでは雨天時の対応ができないため,この週末は大会前日とともに体育館確保の最重要日となります。
そのため,8月上旬までSTAFFが奔走しましたが,今季は諸般の事情で体育館を確保できず,ピンチに陥りました。そんな時,京丹波町に「マーチング練習でも貸していただける屋根付きゲートボール場がある」という情報があり,何とか天候に左右されない練習場所を確保することができました。

練習場所として確保できた施設は,公共の交通機関での往復はかなり厳しい立地条件。予算的には痛いところですが,貸切バスを手配することになりました。土曜日の朝なので,京都縦貫道は空いているはずですが,週末の高速料金が千円になってからは渋滞予測が難しく,大事をとって早めの7時00分集合→7時15分出発のスケジュールを設定しました。

今回の施設は初めて使用するため,8月末にDM・N兄が下見をしてくれました。
本来は4面のコートがある屋根付きゲートボール場,足元は塩を入れて固められた土で,ポイントも屋外用のものを使用します。
楽器やフラッグを置くためのブルーシートが欠かせませんが,これはグラウンドでも同じ。
屋根によって日光が遮られ,壁の大部分が開閉式で風が吹き抜けるため,グラウンドで練習するよりも暑さ的にはしのぎやすいかもしれません。

今日の練習の目的はコーディネイション。まずはコンテ内を動いているHornLine・BatteryとPit.の音のタイミングをクリアにしていくことが目標です。コンテのそれぞれの部分で,どこの音にタイミングを合わせていくかをメンバーが把握していくことも重要です。
それにしても言ってみるもんですね。最近のホワイトボードにはキャラが復活しました。DM・N兄ご苦労さんです!

周囲に民家がないため,屋外でBatteryが音出しするのも可能。“押し込め”られるのが運命のBatteryたちには,ここは天国です。
美味しい空気をたっぷり吸いながら,伸び伸びとBasicタイム。たくましいBatteryたちは日光などものともしない・・・ようですね。たしかに風が爽やかで気持ちいい所です。

Woodは日陰を探して屋外でBasicタイム。Cl.出身のSub.DM・Marinがお手伝い。一通りのBasicメニューを終えると,コンテ練に備えてチューニングを。

各セクションがそれぞれBasicタイムを過ごしている間,ハギ先生は本部?でスコアチェックに余念がありません。どうやら先週のレッスンで大きく変わったBatteryソロの譜面が気になるご様子。
「う~~ん・・・5連符とかあって拍がわかりにくいんで,管楽器とかなかなかテンポが取りにくそうなんですよ~。しっかり確認してから動いた方がよさそうですね・・・」

Basicタイムも終わり,M1「Prolog(プロローグ)」から曲順にコンテ練が始まります。土がかなり堅く固められているので,マーチングとして動いた場合はどうでしょう?
もちろん堅く締まっているので足がめり込むことはありませんが,細かい土の粒子が浮いている状態なので,足先でブレーキをかけると少し滑るかもしれませんね。
たしかに日光は遮られ,風は吹き通る構造ですが,昼間になるとそれなりには暑くなります。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」で,フィールド前方を端から端まで駆け抜けるHrズ・Saxブロック。
塔南高校のグラウンドや,地域行事でGryショウを演じる時は,もう少し足場が厳しい条件となる場合もありますから,大丈夫だろうと踏んでいたものの,こういう速いテンポの大きな動きでは,土の状態が気がかりでした。
でもメンバー諸君はしっかり適応してくれているようです。

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」の時間帯になると,M2に楽譜がないBatteryは昼休みに入ります。後ほど,他のセクションが交代で昼休みになった裏番組で,フィールドでBatteryソロのコンテを練習する予定。
しかし,これが「昼休み」の風景ですかね(_ _;)
昼食中はともかく,食べ終わった後はひたすら練習台を叩き続けているのでは,練習時間と変わらないのでは・・・?

「昼休み」に励んでいるBatteryをよそに,フィールドではM2練習が進みます。
バラードなので,まず美しいメロディーをしっとりと歌い上げていきたいところ。動きよりも合奏による音作りから取りかかりましょう。

指揮をするのはもちろんDM・N兄,チェックをするのはハギ先生,Sub.DM・MarinはSub.指揮の練習。
お?! DM・N兄のその手,何だか派手な手袋使っていますね!
やっぱりアレですか,下見で確認した壁の色が白系だから,みんなが指揮を見やすいようにそんな手袋を探してきたんですか?

さすがはDM!と感嘆していたら,「みんなが指揮見にくいから,私のこれ使って」とTubaのTokuパイから渡されたそうな。
な~んだ,「見えやすいように」というのはわかるけど,よりによってそんだけ派手な柄のをわざわざ選ぶとはね~(^_^;)と思っていたら,Tokuパイの趣味なんですね。
「なんか危ないバイ菌で病気になった手みたいです・・・」
あ,そんなこと言っていいのかな?(←今日はなぜか怖いもの知らずモードだ(-。-;)

HornLine・Guard・Pit.が昼休みにはいると,入れ替わりに「昼休み」していたBatteryたちが勇んでフィールドへ。先週のBatteryレッスンで作られたM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」“口伝コンテ”を動くのが目標のようです。
今日もメトロノーム&メガホンと一体化しているSub.DM・Marinのサポートで,何度もトライを重ねます。なかなかカッコいいじゃないですか。これに他のセクションが加わったら,もっといい感じになりそうですね。

ここのフィールドは後方に余裕を持ってフィールドを設定できる広さがあります。八木町では壁にめり込むはずのTubaたちも,ちゃんと自分のポジションに立つことができます。
これから正方形が中心に向かって急速に回転しながら収束していく絵,エリザベートの魂を束縛する「現実」を象徴するシーンです。正方形の形状をしっかり作ることが要求され,回転する際の位置(=特に角の部分ですね)によっては非常に大きな歩幅で動かなければならないコンテとなっています。

練習を締めくくるランスルー。ランスルーもだんだんメンバーが慣れてきたのが感じとれます。ただ,体育館に比べると屋根までの高さがかなり低い場所なので,ライフルの高いトスは天井に当たりそうなのでカット。
M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」カンパニーフロントで登場するデカ旗も,高さの関係で難しいため,カンパニーはエアーフラッグで。いつもなら「フラッグで指揮が見えません(>_<)」というHornLineたちにとっては,やりやすい?ランスルーになったかもしれません。

ランスルータイムは7分57秒。ギリギリ規定内とはいえ,先週から少しテンポが伸びました。
HornLineだけの先週と比べて,やはりBatteryやPit.との間で,テンポ感が食い違う箇所もあり,これからのコーディネイトの課題が見えてきたランスルーでした。
しかし,ファーストショウ以前にこういう心配ができるシーズンというのも初めてかもしれません。いつもは辛口のハギ先生も「なかなかやるじゃないですか」というコメント。
そうですね~,いつもファーストショウといえば「最後まで止まらずにいってくれ・・・」とハラハラドキドキしながら傍観しているしかない状態が普通でしたからねぇ(v_v)
【本日の番外編】・・・図面がとんだ♪川までとんだ♪
コンテ練の傍らで,何やら作業中だったGuardチーフSushiとHideが爆笑してます。
「まさかと思たけど,川にあってん!」
手にはビショビショになったレポート用紙とおぼしきA4用紙。何かあったの?

入場時にGuard手具をどうセッティングするかを書いてきた用紙が,フィールドを吹き抜ける風にさらわれたとのこと。近くに見あたらずにさんざん探したあげく,駐車場を飛び越えて道路際の川に落ちているのを発見したそうです。
30m近く飛んだわけですねぇ・・・濡れていても,とりあえず何とか読めませんか?

ボードに画鋲で固定して乾かしましょう。大丈夫,何とか読めそうですね。
隣にあるのは退場時に誰がどこの何を運び出すかの図。こちらは空中散歩&水泳を体験していないのでキレイです。


今回の施設は初めて使用するため,8月末にDM・N兄が下見をしてくれました。
本来は4面のコートがある屋根付きゲートボール場,足元は塩を入れて固められた土で,ポイントも屋外用のものを使用します。
楽器やフラッグを置くためのブルーシートが欠かせませんが,これはグラウンドでも同じ。
屋根によって日光が遮られ,壁の大部分が開閉式で風が吹き抜けるため,グラウンドで練習するよりも暑さ的にはしのぎやすいかもしれません。

今日の練習の目的はコーディネイション。まずはコンテ内を動いているHornLine・BatteryとPit.の音のタイミングをクリアにしていくことが目標です。コンテのそれぞれの部分で,どこの音にタイミングを合わせていくかをメンバーが把握していくことも重要です。
それにしても言ってみるもんですね。最近のホワイトボードにはキャラが復活しました。DM・N兄ご苦労さんです!

周囲に民家がないため,屋外でBatteryが音出しするのも可能。“押し込め”られるのが運命のBatteryたちには,ここは天国です。
美味しい空気をたっぷり吸いながら,伸び伸びとBasicタイム。たくましいBatteryたちは日光などものともしない・・・ようですね。たしかに風が爽やかで気持ちいい所です。

Woodは日陰を探して屋外でBasicタイム。Cl.出身のSub.DM・Marinがお手伝い。一通りのBasicメニューを終えると,コンテ練に備えてチューニングを。

各セクションがそれぞれBasicタイムを過ごしている間,ハギ先生は本部?でスコアチェックに余念がありません。どうやら先週のレッスンで大きく変わったBatteryソロの譜面が気になるご様子。
「う~~ん・・・5連符とかあって拍がわかりにくいんで,管楽器とかなかなかテンポが取りにくそうなんですよ~。しっかり確認してから動いた方がよさそうですね・・・」

Basicタイムも終わり,M1「Prolog(プロローグ)」から曲順にコンテ練が始まります。土がかなり堅く固められているので,マーチングとして動いた場合はどうでしょう?
もちろん堅く締まっているので足がめり込むことはありませんが,細かい土の粒子が浮いている状態なので,足先でブレーキをかけると少し滑るかもしれませんね。
たしかに日光は遮られ,風は吹き通る構造ですが,昼間になるとそれなりには暑くなります。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」で,フィールド前方を端から端まで駆け抜けるHrズ・Saxブロック。
塔南高校のグラウンドや,地域行事でGryショウを演じる時は,もう少し足場が厳しい条件となる場合もありますから,大丈夫だろうと踏んでいたものの,こういう速いテンポの大きな動きでは,土の状態が気がかりでした。
でもメンバー諸君はしっかり適応してくれているようです。

M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」の時間帯になると,M2に楽譜がないBatteryは昼休みに入ります。後ほど,他のセクションが交代で昼休みになった裏番組で,フィールドでBatteryソロのコンテを練習する予定。
しかし,これが「昼休み」の風景ですかね(_ _;)
昼食中はともかく,食べ終わった後はひたすら練習台を叩き続けているのでは,練習時間と変わらないのでは・・・?

「昼休み」に励んでいるBatteryをよそに,フィールドではM2練習が進みます。
バラードなので,まず美しいメロディーをしっとりと歌い上げていきたいところ。動きよりも合奏による音作りから取りかかりましょう。

指揮をするのはもちろんDM・N兄,チェックをするのはハギ先生,Sub.DM・MarinはSub.指揮の練習。
お?! DM・N兄のその手,何だか派手な手袋使っていますね!
やっぱりアレですか,下見で確認した壁の色が白系だから,みんなが指揮を見やすいようにそんな手袋を探してきたんですか?

さすがはDM!と感嘆していたら,「みんなが指揮見にくいから,私のこれ使って」とTubaのTokuパイから渡されたそうな。
な~んだ,「見えやすいように」というのはわかるけど,よりによってそんだけ派手な柄のをわざわざ選ぶとはね~(^_^;)と思っていたら,Tokuパイの趣味なんですね。
「なんか危ないバイ菌で病気になった手みたいです・・・」
あ,そんなこと言っていいのかな?(←今日はなぜか怖いもの知らずモードだ(-。-;)

HornLine・Guard・Pit.が昼休みにはいると,入れ替わりに「昼休み」していたBatteryたちが勇んでフィールドへ。先週のBatteryレッスンで作られたM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」“口伝コンテ”を動くのが目標のようです。
今日もメトロノーム&メガホンと一体化しているSub.DM・Marinのサポートで,何度もトライを重ねます。なかなかカッコいいじゃないですか。これに他のセクションが加わったら,もっといい感じになりそうですね。

ここのフィールドは後方に余裕を持ってフィールドを設定できる広さがあります。八木町では壁にめり込むはずのTubaたちも,ちゃんと自分のポジションに立つことができます。
これから正方形が中心に向かって急速に回転しながら収束していく絵,エリザベートの魂を束縛する「現実」を象徴するシーンです。正方形の形状をしっかり作ることが要求され,回転する際の位置(=特に角の部分ですね)によっては非常に大きな歩幅で動かなければならないコンテとなっています。

練習を締めくくるランスルー。ランスルーもだんだんメンバーが慣れてきたのが感じとれます。ただ,体育館に比べると屋根までの高さがかなり低い場所なので,ライフルの高いトスは天井に当たりそうなのでカット。
M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」カンパニーフロントで登場するデカ旗も,高さの関係で難しいため,カンパニーはエアーフラッグで。いつもなら「フラッグで指揮が見えません(>_<)」というHornLineたちにとっては,やりやすい?ランスルーになったかもしれません。

ランスルータイムは7分57秒。ギリギリ規定内とはいえ,先週から少しテンポが伸びました。
HornLineだけの先週と比べて,やはりBatteryやPit.との間で,テンポ感が食い違う箇所もあり,これからのコーディネイトの課題が見えてきたランスルーでした。
しかし,ファーストショウ以前にこういう心配ができるシーズンというのも初めてかもしれません。いつもは辛口のハギ先生も「なかなかやるじゃないですか」というコメント。
そうですね~,いつもファーストショウといえば「最後まで止まらずにいってくれ・・・」とハラハラドキドキしながら傍観しているしかない状態が普通でしたからねぇ(v_v)
【本日の番外編】・・・図面がとんだ♪川までとんだ♪
コンテ練の傍らで,何やら作業中だったGuardチーフSushiとHideが爆笑してます。
「まさかと思たけど,川にあってん!」
手にはビショビショになったレポート用紙とおぼしきA4用紙。何かあったの?

入場時にGuard手具をどうセッティングするかを書いてきた用紙が,フィールドを吹き抜ける風にさらわれたとのこと。近くに見あたらずにさんざん探したあげく,駐車場を飛び越えて道路際の川に落ちているのを発見したそうです。
30m近く飛んだわけですねぇ・・・濡れていても,とりあえず何とか読めませんか?

ボードに画鋲で固定して乾かしましょう。大丈夫,何とか読めそうですね。
隣にあるのは退場時に誰がどこの何を運び出すかの図。こちらは空中散歩&水泳を体験していないのでキレイです。

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