ファーストショウ4日前
2009-08-30
Gryphonsはメンバー間の体力差が激しいので,暑い時期には真っ昼間の屋外コンテ練を避けています。ファーストショウまでの練習時間量を考えると,STAFFとしては何とか体育館を確保したかったのですが,残念ながらこの日はアウト。
午前~昼過ぎは塔南高校内で楽譜を相手に音練と合奏,午後遅くからグラウンドに移動してコンテ練,という流れになります。
そういえば今日は衆議院議員選挙投票日。わたしはもちろん学校へ来る前にちゃんと投票を済ませました。一般メンバーで選挙権を持っている人たちは,ちゃんと投票したかな?
午前~昼過ぎは塔南高校内で楽譜を相手に音練と合奏,午後遅くからグラウンドに移動してコンテ練,という流れになります。
そういえば今日は衆議院議員選挙投票日。わたしはもちろん学校へ来る前にちゃんと投票を済ませました。一般メンバーで選挙権を持っている人たちは,ちゃんと投票したかな?

今日はBatteryレッスンが入っており,Guardとしても例年以上にグレードが高い振付の習熟に時間を割きたい,とのご意向。Pit.はもともと屋外でのコンテ練には参加する計画がありません。
となるとグラウンドに移動して屋外コンテ練を実施するのはHornLineだけ,になるのかな?
八木から運んできた楽器をメンバーたちが運び上げている横で,朝イチのSTAFF会議。合奏の時間帯,昼休みの置き方(合奏は旧体育館なので,Guardの昼休みとリンクさせます)など調整します。どうでもいいですけど,もっとヤブ蚊がいない所で話し合いませんか(>_<)

今季のライフル隊が色とりどりのライフルを回しているのはわかっていました。
ライフルの色が変わると,トスをキャッチする時などに目がついていかず,色に慣れるまで時間をかける必要があるのも知っていました。
いったい「Liberation」のライフルは何色になるのか? もしかして黒とか白とか紫とかが混じり合う仕様になっているのか? と疑問を感じていましたが,どうやら発注したテープがなかなか届かなかったのが原因のようです。ようやく届いたテープの色は・・・「紫」ですね?!

午前最後の練習チャンクは合奏を組みました。合奏をする,と口で言うのは簡単ですが,準備をするためには,高校生・一般を問わずチーム全員が力を合わせる必要があります。
もう見慣れた合奏準備風景。4Fの音楽室から2.5Fにある旧体入口まで,Pit.楽器一式を運び降ろします。鍵盤楽器の中でも最大を誇る,この木マリ(=マリンバ)は5人掛かり。「木マリ」というのは通称で,普段は合成樹脂製の音板に換装されています。
ちなみに,最重量はチャイム,次いでビブラフォンと,やはり金属製楽器が上位を占めますね。

まぁ,体育館練で輸送する時は4Fから1Fまで運び降ろしてトラックに載せ,帰ってきてはまた運び上げるのですから,2.5Fの旧体育館までは楽な部類に入るでしょうか・・・。
体育館はもちろん土足禁止ですから,楽器のキャスターはしっかり拭いておく必要があります。
Pit.人たちが編み出したのが,この技法。濡らした雑巾を広げておいて,キャスターを転がして搬入,車輪の周囲を一通り拭います。

最近の合奏では,指揮をするDM・N兄にチェックが入ることが増えてきました。
特に歌いこんで聴かせたいバラード,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」では,HornLineが感情移入がしやすいように,かつテンポが不必要に伸びないように,と注文が次々に出されます。指揮法の入門書もお貸ししてあるので,チームの演奏とともに指揮するDMの力量も伸びていって欲しいですね。

M2では叩く譜面がないので,別室で練習していたBattery。今日はA先生をお招きしてのレッスンでもあります。レッスンを重ねていくと,楽譜がどんどん進化していくのが通例ですが,今日はクラッシャーが加わりましたね。昨年購入した品ですが,また活用していただけるのは事務局としては嬉しい話ですな。
音の効果はありますが,本体をリムへ固定するのに難がありますから,ハギハラ工房の仕事がまた増えるでしょうか?(←今日も合奏中に1つがはずれて大音響が響きました)

楽器を積み込み,グラウンドに向けて出発する直前に,ちょっとBatteryレッスンを覗いてみました。いつもの轟音が聞こえないな?と思ったら,教室の机を寄せて,みんなで何やら談笑しながら立ちん坊?
どうやらM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」でフィーチャーされているBatteryソロの動きを作っている最中だったようです。それぞれの並び方を指示されてみんなウロウロしていますが,こんな適当な指示でちゃんと動けるようになるのが不思議ですね。
この「口伝コンテ」の完成形は,ショウの中でお楽しみ下さい。

合奏以外の時間帯は旧体育館をGuardに振り向けたため,14:00とちょっと早い時間帯に屋外練習が始まります。まだちょっと暑いけど,これからどんどん涼しくなっていくので頑張ろう!
ストレッチ→トレーニング→MM(基本動作)と,いつもの動きのBasicからスタート。
Sub.DM・Marinも,すっかりお馴染みとなったメガホン一体化体制でサポートします。

天井や壁に音が反響しない屋外練,しかもBatteryもなく,純粋にHornLineの音だけしか鳴らない状況。加えて体育館と違って足場がやや不安定になりがちですから,屋外練の目的は音色とバランスに絞って「今日しかできないチェック」を重点的に取り組んでいくことになりました。
スコアとともにBrass STAFFのヤタオ氏がフィールドから20mほど離れた所に陣取り,コンテを動きながら演奏される音色を細かくチェックしていきます。

楽譜と照らし合わせていて,動きながらでは演奏として気になる部分があったところで動きをストップ。HornLineを合奏隊形に集め,立奏から入念に音色とバランスを作っていきます。

今年はプレイヤーも兼任しているヤタオ氏。メロディーの歌い方や,音の吹き出しのニュアンスなど,言葉ではなかなか伝わりにくい部分を説明する場合は,愛器Flugel Hornで該当する部分を吹いてみせて,メンバーたちの理解を図ります。
「え~~~~~,そこはこう,こんな感じでいってみたいと思います」

時にはDM・N兄に振ってもらい,少し離れたところをウロウロしながらバランスもチェック。とりあえず立奏でちゃんとバランスを作っておき,コンテを動きながら同じようなバランスに持っていくために微調整をする,という流れで一通りさらっていきました。

今日のコンテ練はHornLineの演奏にポイントを絞って行っています。今までの体育館練では,なかなかチェックを入れている余裕がないソロ周りも,今日なら時間を割いてしっかり手入れ可能。
M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭,Wadacchi担当Baritoneソロも今日は個人的に捕まります。

ヤタオ氏の懇切丁寧なレクチャーを受け,何度かトライを重ねます。
彼が高校生のころ,Baritoneが「バリッ」と爆音を発する度に「Wadacchi音を割らない!」と注意していたのを思うと,こんな音色でバラードのソロが吹けるようになった成長ぶりが嬉しいですね。

Pit.とGuardどころか,Batteryもいないため,STAFF間で「ランスルーする?」という議論は少しありました。もちろんHornLineだけでランスルーをすること自体が珍しいのですが,DM・N兄の「いける」「いっときたい」という想いをくんでランスルーを決行。

思っていた以上に“まともな”ランスルーになり,今季メンバーの成長をしっかり感じとることができました。ランスルータイムは7分45秒。今日はBatteryもPit.もいないだけに,どこかのセクションと「ズレる」「テンポが崩壊する」という事態もなく,スムーズに演奏できていたように思います。
来週からは,いよいよPit.がコンテ練に本格的に合流。HornLineとBattery・Pit.の音を出す3セクションで,音楽の縦線を合わせてサウンドのバランスを調整する,コーディネイト練習が始まります。
【本日の番外編】・・・日除けのバリエーション
この時期の屋外コンテ練は,日射しが傾いていく時間帯を狙って設定されますが,それでも「日除け」は重大問題。DM・N兄からも帽子着用令が何度も指示されます。もちろんGryphonsにユニフォーム以外の制帽があるわけもなく,みんな思い思いの日除けスタイル。
日除けとしては平均的なキャップを着用するのはTubaのFuyukiくん。そして前から見ていると平均的なキャップなのに,後頭部の日除けが特徴的なTuba・Norioさん。
Norioさんのはまるでジャングルで戦う兵隊みたいですね。

Trumpetの一般メンバーたちは,お揃いの麦わら帽子をかぶっています。

帽子着用令に忠実に,頭にタオルを巻いているのはアHr’sのMisaki。さて,その形状は何と表現したらいいでしょうか(^_^;)
強いていうなら「白雪姫」に出てくる七人の・・・。

となるとグラウンドに移動して屋外コンテ練を実施するのはHornLineだけ,になるのかな?
八木から運んできた楽器をメンバーたちが運び上げている横で,朝イチのSTAFF会議。合奏の時間帯,昼休みの置き方(合奏は旧体育館なので,Guardの昼休みとリンクさせます)など調整します。どうでもいいですけど,もっとヤブ蚊がいない所で話し合いませんか(>_<)

今季のライフル隊が色とりどりのライフルを回しているのはわかっていました。
ライフルの色が変わると,トスをキャッチする時などに目がついていかず,色に慣れるまで時間をかける必要があるのも知っていました。
いったい「Liberation」のライフルは何色になるのか? もしかして黒とか白とか紫とかが混じり合う仕様になっているのか? と疑問を感じていましたが,どうやら発注したテープがなかなか届かなかったのが原因のようです。ようやく届いたテープの色は・・・「紫」ですね?!

午前最後の練習チャンクは合奏を組みました。合奏をする,と口で言うのは簡単ですが,準備をするためには,高校生・一般を問わずチーム全員が力を合わせる必要があります。
もう見慣れた合奏準備風景。4Fの音楽室から2.5Fにある旧体入口まで,Pit.楽器一式を運び降ろします。鍵盤楽器の中でも最大を誇る,この木マリ(=マリンバ)は5人掛かり。「木マリ」というのは通称で,普段は合成樹脂製の音板に換装されています。
ちなみに,最重量はチャイム,次いでビブラフォンと,やはり金属製楽器が上位を占めますね。

まぁ,体育館練で輸送する時は4Fから1Fまで運び降ろしてトラックに載せ,帰ってきてはまた運び上げるのですから,2.5Fの旧体育館までは楽な部類に入るでしょうか・・・。
体育館はもちろん土足禁止ですから,楽器のキャスターはしっかり拭いておく必要があります。
Pit.人たちが編み出したのが,この技法。濡らした雑巾を広げておいて,キャスターを転がして搬入,車輪の周囲を一通り拭います。

最近の合奏では,指揮をするDM・N兄にチェックが入ることが増えてきました。
特に歌いこんで聴かせたいバラード,M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」では,HornLineが感情移入がしやすいように,かつテンポが不必要に伸びないように,と注文が次々に出されます。指揮法の入門書もお貸ししてあるので,チームの演奏とともに指揮するDMの力量も伸びていって欲しいですね。

M2では叩く譜面がないので,別室で練習していたBattery。今日はA先生をお招きしてのレッスンでもあります。レッスンを重ねていくと,楽譜がどんどん進化していくのが通例ですが,今日はクラッシャーが加わりましたね。昨年購入した品ですが,また活用していただけるのは事務局としては嬉しい話ですな。
音の効果はありますが,本体をリムへ固定するのに難がありますから,ハギハラ工房の仕事がまた増えるでしょうか?(←今日も合奏中に1つがはずれて大音響が響きました)

楽器を積み込み,グラウンドに向けて出発する直前に,ちょっとBatteryレッスンを覗いてみました。いつもの轟音が聞こえないな?と思ったら,教室の机を寄せて,みんなで何やら談笑しながら立ちん坊?
どうやらM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」でフィーチャーされているBatteryソロの動きを作っている最中だったようです。それぞれの並び方を指示されてみんなウロウロしていますが,こんな適当な指示でちゃんと動けるようになるのが不思議ですね。
この「口伝コンテ」の完成形は,ショウの中でお楽しみ下さい。

合奏以外の時間帯は旧体育館をGuardに振り向けたため,14:00とちょっと早い時間帯に屋外練習が始まります。まだちょっと暑いけど,これからどんどん涼しくなっていくので頑張ろう!
ストレッチ→トレーニング→MM(基本動作)と,いつもの動きのBasicからスタート。
Sub.DM・Marinも,すっかりお馴染みとなったメガホン一体化体制でサポートします。

天井や壁に音が反響しない屋外練,しかもBatteryもなく,純粋にHornLineの音だけしか鳴らない状況。加えて体育館と違って足場がやや不安定になりがちですから,屋外練の目的は音色とバランスに絞って「今日しかできないチェック」を重点的に取り組んでいくことになりました。
スコアとともにBrass STAFFのヤタオ氏がフィールドから20mほど離れた所に陣取り,コンテを動きながら演奏される音色を細かくチェックしていきます。

楽譜と照らし合わせていて,動きながらでは演奏として気になる部分があったところで動きをストップ。HornLineを合奏隊形に集め,立奏から入念に音色とバランスを作っていきます。

今年はプレイヤーも兼任しているヤタオ氏。メロディーの歌い方や,音の吹き出しのニュアンスなど,言葉ではなかなか伝わりにくい部分を説明する場合は,愛器Flugel Hornで該当する部分を吹いてみせて,メンバーたちの理解を図ります。
「え~~~~~,そこはこう,こんな感じでいってみたいと思います」

時にはDM・N兄に振ってもらい,少し離れたところをウロウロしながらバランスもチェック。とりあえず立奏でちゃんとバランスを作っておき,コンテを動きながら同じようなバランスに持っていくために微調整をする,という流れで一通りさらっていきました。

今日のコンテ練はHornLineの演奏にポイントを絞って行っています。今までの体育館練では,なかなかチェックを入れている余裕がないソロ周りも,今日なら時間を割いてしっかり手入れ可能。
M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭,Wadacchi担当Baritoneソロも今日は個人的に捕まります。

ヤタオ氏の懇切丁寧なレクチャーを受け,何度かトライを重ねます。
彼が高校生のころ,Baritoneが「バリッ」と爆音を発する度に「Wadacchi音を割らない!」と注意していたのを思うと,こんな音色でバラードのソロが吹けるようになった成長ぶりが嬉しいですね。

Pit.とGuardどころか,Batteryもいないため,STAFF間で「ランスルーする?」という議論は少しありました。もちろんHornLineだけでランスルーをすること自体が珍しいのですが,DM・N兄の「いける」「いっときたい」という想いをくんでランスルーを決行。

思っていた以上に“まともな”ランスルーになり,今季メンバーの成長をしっかり感じとることができました。ランスルータイムは7分45秒。今日はBatteryもPit.もいないだけに,どこかのセクションと「ズレる」「テンポが崩壊する」という事態もなく,スムーズに演奏できていたように思います。
来週からは,いよいよPit.がコンテ練に本格的に合流。HornLineとBattery・Pit.の音を出す3セクションで,音楽の縦線を合わせてサウンドのバランスを調整する,コーディネイト練習が始まります。
【本日の番外編】・・・日除けのバリエーション
この時期の屋外コンテ練は,日射しが傾いていく時間帯を狙って設定されますが,それでも「日除け」は重大問題。DM・N兄からも帽子着用令が何度も指示されます。もちろんGryphonsにユニフォーム以外の制帽があるわけもなく,みんな思い思いの日除けスタイル。
日除けとしては平均的なキャップを着用するのはTubaのFuyukiくん。そして前から見ていると平均的なキャップなのに,後頭部の日除けが特徴的なTuba・Norioさん。
Norioさんのはまるでジャングルで戦う兵隊みたいですね。

Trumpetの一般メンバーたちは,お揃いの麦わら帽子をかぶっています。

帽子着用令に忠実に,頭にタオルを巻いているのはアHr’sのMisaki。さて,その形状は何と表現したらいいでしょうか(^_^;)
強いていうなら「白雪姫」に出てくる七人の・・・。

ファーストショウ5日前
2009-08-29
今季2回目の全講師レッスン(All STAFF Day)で,M1~M4までの「つなぎ」も含め,「Liberation」外枠が固まりました。当面の目標は,9月13日(日)山城総合運動公園体育館で開催される,吹奏楽連盟主催の京都府マーチングコンテスト。
Gryphonsは毎年「オープン参加」という形で参加させていただいています。これが「Liberation」を人前でご披露する最初のショウ,ファーストショウとなります。
カレンダーの上ではまだ2週間ありますが,週末にしか練習しないGryphonsにとって,あと5回の練習でファーストショウを迎えることになり,「Gry時間」では今日が5日前。今日の練習は午後から夜間,場所はホームグラウンド?南丹市八木町です。

Gryphonsは毎年「オープン参加」という形で参加させていただいています。これが「Liberation」を人前でご披露する最初のショウ,ファーストショウとなります。
カレンダーの上ではまだ2週間ありますが,週末にしか練習しないGryphonsにとって,あと5回の練習でファーストショウを迎えることになり,「Gry時間」では今日が5日前。今日の練習は午後から夜間,場所はホームグラウンド?南丹市八木町です。

今日もコンテ・クリーニングが主目的のため,Pit.は校内練習です。Pit.を輸送しない,となると経費節減のためにトラックを手配しないので,顧問車2台に楽器等を満載して移動,というのが通例。しかし,今季はTubaが増えた関係もあって,顧問車だけでは積み切れなくなりました。そこで一般メンバーのエンジン組で何台かの協力を要請しました。
いつもの積み降ろし風景と異なり,玄関前にはたくさんの車が集まります。

練習を始める前に,少しだけMeetingを。
今季の課題の一つとして,演奏演技しているメンバーの方から「練習したいところ」「練習しなければいけないところ」を出してもらい,自分たちでショウ作りを進めるという姿勢を明確にしていきたい,と考えています。
たった15分ほどの話し合いで,大きく何かが変わるとは期待していませんが,DMの指示のまま受動的に練習に参加する,という現状を変えていくきっかけになれば,という趣旨。
変化が感じとれるまでは最低でも2シーズンくらいはかかるのではないかと思います。

ストレッチとMMの間,DM・N兄&Sub.DM・Marin,そしてBrass STAFFヤタオ氏は今日のスケジュールの調整。まず現役高校生の列車時刻から逆算してランスルー時間を設定。練習できる時間をどの部分にどれだけ配分するか,優先順位を調整しながら割り振っていきます。
ヤタオ氏はプレイヤー兼任なので,ショウの中から見た&感じた視点も重要な参考資料です。

DM・N兄謹製の本日のスケジュール。最初の体育館練習ではかなり気合いが入っていたのに,最近さぼり気味でないかい?
と突っ込んでみたら,今日はTubaが散りばめられました。某リゾートのお土産袋かい?!
ここまでするなら,どこかに隠れ●●が紛れている,なんてひねりが欲しかったところです。
来週はPit.が合流して,音のタイミング&バランスのチェックがメインになる予定ですから,立ち位置の確認やコンテの習熟に集中できるのは今日が最後。有意義な練習にしたいところです。

さぁMBP(Marching Brass Practice)だ,とBrassが外へ出ようとしたタイミングでかなり強い雨が降り出しました。どうやら今季の雨女(男?)がBrassラインの中にいることは,これでほぼ確定といえるでしょう(^_^;)
ちょっと変則的な並び方になりますが,Brass諸君は軒下に。指揮をするヤタオ氏は雨の中。
あまりにお気の毒なので,DM・N兄が傘をさしかけることになりました。
(→「もちろん」というべきか「当然」というべきか,MBP終了後まもなく,雨はあっさり降り止みました・・・)

館内のアリーナではGuardが立ち位置の調整中。ファーストヒットの視覚的なボリューム感を出すために,高校1年生Guardも通称“ちょうちょフラッグ”を持って振ることになりました。
2Fギャラリーから全体を見渡しながら,チーフSushiが立ち位置を調整します。

今日はPit.がいないため,コンテの図形をクリーニングすること,メンバーがショウ全体の流れに慣れることを優先して練習に取り組みます。ファーストショウまでにショウ全体を100%の状態に持っていくことは,技術的にも時間的にも不可能なので,「ファーストショウでもここは決めたい!」「ここは見せたい!」「ここは聴かせたい!」という“見せ場”や“聴きどころ”を重点的にさらうことになります。

いつものコンテ練では,DMまたはSTAFFが上からチェックして修正を指示しながら練習を進めます。しかし,今季はメンバーでも,余裕がある上級生&一般を中心に,ときおりコンテから抜けて上から見て自分のPARTの気になるところをチェックすることを奨励しています。そのため,決め所の練習では,抜けたメンバーが2Fに上がりやすい側に正面を切り替えるなど,STAFF側でも気を配ります。

体育館でコンテ・クリーニングをする時,用いられる個人用ポイント。ビニールテープを短く切って,目標とするポイントに貼り付け,そこへたどり着けるようにトライを繰り返すためのものです。自分が分かればOKなので,形状も書かれている文字も様々です。

例年なら,Gryphonsのコンテは,後方は30mライン上が限界となっています。
しかし今季「Liberation」のコンテでは,隊列の形状を重視した(←キレイな正方形なので・・・)ために,大きく後方へはみ出す絵が1枚だけ存在します。不運にこの位置に該当するのは最後列に並ぶTubaが約3名。
余裕がある体育館では,後方に3m程度(はみ出すのは4歩=2.5m)余裕を持たせてフィールドを設営しますが,八木ではこの方向に正面を設定すると30m少ししか取れないため,壁にめり込むしかありません。実際にはメンバーが機転を利かせて角の部分を潰して対応します。

午後からの練習は夕方へと向かう時間帯ですので,どんどん涼しくなっていきます。
コンテ練も予定を順調に消化し,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」までたどり着きました。アップテンポ以降の大きく動くフォーメイションも,メンバーが慣れてくるにつれて,全体の流れがだんだんクリアに見えてきました。

M4カンパニーフロント以降は,デカ旗を持ってほとんど走っているGuard。この時期は走るだけの練習に時間をかけるのがもったいない,と屋外で振付練をすることになりました。
雲が多くなりましたが天気はまずまず。ガランとした駐車場でしっかりM1トールフラッグの練習に励みます。

予定通りにランスルー。先週の全講師レッスンで調整した各曲の「つなぎ」も,次第に消化されてきました。コンテに慣れてくるに従ってテンポもだんだん速められ,メトロノームのクリック音を抜いても本来のショウ・テンポに近い速さで演技ができるようになってきています。
今夜のランスルータイムは7分54秒。ランスルー5回目にして,制限時間の8分00秒を切ってきました。今季のメンバーはなかなかやってくれますね。この先が楽しみです。

現役高校生たちが八木駅に向かって出発し,急に静かになった館内。ロビーでは昼間と同じ光景・・・DM&STAFF会議が行われます。
今日できるようになったこと,まだできていないこと,前から・後から・中から見ていた意見を出し合い,明日の練習予定を検討します。

明日は体育館が確保できていないため,昼過ぎまではしっかり音をさらい,午後遅くから屋外グラウンドに出て行くパターンとなります。
大枠が見えてきたとはいうものの,Gryphons2009「Liberation」,まだ自分たちのショウとして,消化できている状態ではありません。せめて人前でご披露できるレベルをあと4日間(Gry時間)でクリアするための努力が続きます。
【本日の番外編】・・・夜の秘密?練習
高校生を中心とするJR組は,八木駅20:32発の列車に乗車するため,20:00には体育館を出発します。体育館自体は21:00までお借りしているため,一般メンバーのエンジン組たちは,余った時間を利用して自分の練習に励む,というのが今季の傾向。
Nabeちゃんは,M1トールフラッグの振付を,Mihoに見てもらって特訓中。

反対側ではTakapikoくんの「ライフル講座」が開講中。

TrumpetのTsuru & Macchanは体育館の中でずーっとロングトーン。

館内にスペースがたっぷりあるのに,なぜかBattery人は屋外で・・・。

いつもの積み降ろし風景と異なり,玄関前にはたくさんの車が集まります。

練習を始める前に,少しだけMeetingを。
今季の課題の一つとして,演奏演技しているメンバーの方から「練習したいところ」「練習しなければいけないところ」を出してもらい,自分たちでショウ作りを進めるという姿勢を明確にしていきたい,と考えています。
たった15分ほどの話し合いで,大きく何かが変わるとは期待していませんが,DMの指示のまま受動的に練習に参加する,という現状を変えていくきっかけになれば,という趣旨。
変化が感じとれるまでは最低でも2シーズンくらいはかかるのではないかと思います。

ストレッチとMMの間,DM・N兄&Sub.DM・Marin,そしてBrass STAFFヤタオ氏は今日のスケジュールの調整。まず現役高校生の列車時刻から逆算してランスルー時間を設定。練習できる時間をどの部分にどれだけ配分するか,優先順位を調整しながら割り振っていきます。
ヤタオ氏はプレイヤー兼任なので,ショウの中から見た&感じた視点も重要な参考資料です。

DM・N兄謹製の本日のスケジュール。最初の体育館練習ではかなり気合いが入っていたのに,最近さぼり気味でないかい?
と突っ込んでみたら,今日はTubaが散りばめられました。某リゾートのお土産袋かい?!
ここまでするなら,どこかに隠れ●●が紛れている,なんてひねりが欲しかったところです。
来週はPit.が合流して,音のタイミング&バランスのチェックがメインになる予定ですから,立ち位置の確認やコンテの習熟に集中できるのは今日が最後。有意義な練習にしたいところです。

さぁMBP(Marching Brass Practice)だ,とBrassが外へ出ようとしたタイミングでかなり強い雨が降り出しました。どうやら今季の雨女(男?)がBrassラインの中にいることは,これでほぼ確定といえるでしょう(^_^;)
ちょっと変則的な並び方になりますが,Brass諸君は軒下に。指揮をするヤタオ氏は雨の中。
あまりにお気の毒なので,DM・N兄が傘をさしかけることになりました。
(→「もちろん」というべきか「当然」というべきか,MBP終了後まもなく,雨はあっさり降り止みました・・・)

館内のアリーナではGuardが立ち位置の調整中。ファーストヒットの視覚的なボリューム感を出すために,高校1年生Guardも通称“ちょうちょフラッグ”を持って振ることになりました。
2Fギャラリーから全体を見渡しながら,チーフSushiが立ち位置を調整します。

今日はPit.がいないため,コンテの図形をクリーニングすること,メンバーがショウ全体の流れに慣れることを優先して練習に取り組みます。ファーストショウまでにショウ全体を100%の状態に持っていくことは,技術的にも時間的にも不可能なので,「ファーストショウでもここは決めたい!」「ここは見せたい!」「ここは聴かせたい!」という“見せ場”や“聴きどころ”を重点的にさらうことになります。

いつものコンテ練では,DMまたはSTAFFが上からチェックして修正を指示しながら練習を進めます。しかし,今季はメンバーでも,余裕がある上級生&一般を中心に,ときおりコンテから抜けて上から見て自分のPARTの気になるところをチェックすることを奨励しています。そのため,決め所の練習では,抜けたメンバーが2Fに上がりやすい側に正面を切り替えるなど,STAFF側でも気を配ります。

体育館でコンテ・クリーニングをする時,用いられる個人用ポイント。ビニールテープを短く切って,目標とするポイントに貼り付け,そこへたどり着けるようにトライを繰り返すためのものです。自分が分かればOKなので,形状も書かれている文字も様々です。

例年なら,Gryphonsのコンテは,後方は30mライン上が限界となっています。
しかし今季「Liberation」のコンテでは,隊列の形状を重視した(←キレイな正方形なので・・・)ために,大きく後方へはみ出す絵が1枚だけ存在します。不運にこの位置に該当するのは最後列に並ぶTubaが約3名。
余裕がある体育館では,後方に3m程度(はみ出すのは4歩=2.5m)余裕を持たせてフィールドを設営しますが,八木ではこの方向に正面を設定すると30m少ししか取れないため,壁にめり込むしかありません。実際にはメンバーが機転を利かせて角の部分を潰して対応します。

午後からの練習は夕方へと向かう時間帯ですので,どんどん涼しくなっていきます。
コンテ練も予定を順調に消化し,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」までたどり着きました。アップテンポ以降の大きく動くフォーメイションも,メンバーが慣れてくるにつれて,全体の流れがだんだんクリアに見えてきました。

M4カンパニーフロント以降は,デカ旗を持ってほとんど走っているGuard。この時期は走るだけの練習に時間をかけるのがもったいない,と屋外で振付練をすることになりました。
雲が多くなりましたが天気はまずまず。ガランとした駐車場でしっかりM1トールフラッグの練習に励みます。

予定通りにランスルー。先週の全講師レッスンで調整した各曲の「つなぎ」も,次第に消化されてきました。コンテに慣れてくるに従ってテンポもだんだん速められ,メトロノームのクリック音を抜いても本来のショウ・テンポに近い速さで演技ができるようになってきています。
今夜のランスルータイムは7分54秒。ランスルー5回目にして,制限時間の8分00秒を切ってきました。今季のメンバーはなかなかやってくれますね。この先が楽しみです。

現役高校生たちが八木駅に向かって出発し,急に静かになった館内。ロビーでは昼間と同じ光景・・・DM&STAFF会議が行われます。
今日できるようになったこと,まだできていないこと,前から・後から・中から見ていた意見を出し合い,明日の練習予定を検討します。

明日は体育館が確保できていないため,昼過ぎまではしっかり音をさらい,午後遅くから屋外グラウンドに出て行くパターンとなります。
大枠が見えてきたとはいうものの,Gryphons2009「Liberation」,まだ自分たちのショウとして,消化できている状態ではありません。せめて人前でご披露できるレベルをあと4日間(Gry時間)でクリアするための努力が続きます。
【本日の番外編】・・・夜の秘密?練習
高校生を中心とするJR組は,八木駅20:32発の列車に乗車するため,20:00には体育館を出発します。体育館自体は21:00までお借りしているため,一般メンバーのエンジン組たちは,余った時間を利用して自分の練習に励む,というのが今季の傾向。
Nabeちゃんは,M1トールフラッグの振付を,Mihoに見てもらって特訓中。

反対側ではTakapikoくんの「ライフル講座」が開講中。

TrumpetのTsuru & Macchanは体育館の中でずーっとロングトーン。

館内にスペースがたっぷりあるのに,なぜかBattery人は屋外で・・・。

全講師レッスンの日~All STAFF Day 2~
2009-08-24
今日は今季2回目となる全講師レッスン(All STAFF Day)の日。
コーディネイトからGuardまで,各セクションを見ていただいているインストラクターの先生方に一同に会していただき,ショウの方向性について検討する重要な節目です。体育館を確保できた日程で設定するため,夏休み中の平日となってしまいましたが,多くの一般メンバーも予定をやり繰りして出席してくれました。
6月の全講師レッスンは譜面上の確認でしたが,今の時期にはコンテが通ってショウという形態が見えてきた段階。昨秋から会議を積み重ねてきたGryphons2009「Liberation」が,実際の演技として姿を現します。

コーディネイトからGuardまで,各セクションを見ていただいているインストラクターの先生方に一同に会していただき,ショウの方向性について検討する重要な節目です。体育館を確保できた日程で設定するため,夏休み中の平日となってしまいましたが,多くの一般メンバーも予定をやり繰りして出席してくれました。
6月の全講師レッスンは譜面上の確認でしたが,今の時期にはコンテが通ってショウという形態が見えてきた段階。昨秋から会議を積み重ねてきたGryphons2009「Liberation」が,実際の演技として姿を現します。

今日の練習会場は伏見区内の体育館。こちらも京都市教育委員会のご尽力で,格別の取り計らいで使わせていただいています。
このようにGryphonsの活動は,Gryphons Supporter Clubだけではなく,校内外の多くの方々に支えられて成り立っています。メンバー諸君はそのことにしっかり感謝して練習に取り組んでいきましょう。そして「いいショウをお見せする」という形で,支援していただいた多くの方々にご恩返しをしていきたいと思います。

各セクションがそれぞれBasicに取り組み始めると,会議室ではSTAFF会議が始まります。
インストラクターの先生方と何からどう調整を進めるか?
時間配分をどうするか?
ショウの演出に関するSTAFFの共通認識を確認しておくことも重要です。
とはいっても,昨年12月(全国大会翌日)に東京で始まり,5月~6月のコーディネイトレッスンのたびに意見交換をしながら進めてきたため,演出に関してはお互いの認識を確認していく程度でササッと進みます。

フロアではBrass セクションがHigh-Brassリーダーでもあるヤタオ氏の指揮でMBP(Marching Brass Practice)メニューに取り組んでいます。残り半面はGuardがBasic中。この体育館は天井が高く,しかも平らなせいか,音があまりグルグル回らないのが特徴。
大人数で音を出すGryphonsにとっては,たいへんありがたい練習場所です。

ここでもBatteryは屋外で叩くことはできません。必然的にBasicタイムはどこかに“押し込め”られるのが運命。
しかし,“押し込め”先が広い更衣室(←しかも空調付!)となれば,“押し込め”られるのも歓迎すべきことなのかもしれませんね。倉庫に比べるとかなり恵まれた環境といえるでしょう。

Guardチームはレッスン前のランスルーで,先週届いたばかりのコスチューム着用で踊ることになりました。インストラクターの先生方に実際の大会演技に近い状態でランスルーを見ていただき,演出効果やフラッグとのコントラストなどをチェックするのが目的です。
コスチュームと一緒に発注した胸元のアクセントとなるスパンコールを各自が縫いつけて,これも自作のティアラを頭に飾ります。
大会本番までには,さらにいろいろとアクセサリが追加される予定ですが,今日はとりあえず,ここまでということで。実際の振付で踊った時,コスチュームによって動きが阻害されないかどうかをチェックするという目的もあります。


ランスルーに向けてコンテの復習が始まる中,たかはしTは電車でお見えになるコーディネイト・E先生をお迎えに,近鉄竹田駅へ。

インストラクターの先生方がお揃いになった時点で,今日最初のランスルー。M1前半「Prolog(プロローグ)」のファーストヒットは,黒を基調としたダブルフラッグと三角形で決めにいきます。皇帝フランツ=ヨーゼフとの結婚を選んだ結果,オーストリア帝国皇后という立場と責任に束縛されていくエリザベートの魂を象徴するシーン。
ランスルーはこれで3回目ですが,回を重ねるごとに安定感が増していくのが分かります。

全講師レッスン(All STAFF Day)は,日程やスケジュールが天候に左右されるわけにはいかないため,必ず体育館を確保します。(正確には確保できた日程で設定するよう努力します)
体育館での練習といえば,スケジュールを記載したホワイトボード。DM・N兄,最近余裕がないのかな? 初めてホワイトボードを書いた時に比べると,あっさり感が・・・。
全講師レッスン(All STAFF Day)は。チェックした状態やメンバーの反応に合わせて,メニューや時間配分がコロコロ変わっていくのが普通。今日のスケジュールも二転三転しています。

フィールド後方で指揮をするSub.DM・Marin。観覧席がアリーナに張り出しているため,“ロングさん”(←普通の脚立はCarry表にこの名称で記載されていて・・・)に登って指揮をするMarinの頭は天井すれすれとなります。昨季の首席Sub.DM・Kikuちゃんはたしか納まらなかったような記憶が・・・(^_^;)
指揮に集中するあまり,天井にゴツンといかないよう,くれぐれもご注意を!

コーディネイトE先生のレッスンでは,サウンド感も大変重視されます。いったん合奏隊形に並び直し,立奏でサウンドの組立を念入りにチェック。ある程度メンバーが理解した段階で,今度は動いて同じサウンド感を出せるように練習,というパターンを繰り返しつつ,レッスンが進んでいきます。
ほんの一言のアドバイスで出てくるサウンドがガラッと変わってしまうのがすごいですね。吹いているメンバーの技術が急に伸びているわけではありませんから,これはもう「マジック」という感じです。

フィールド前に位置するPit.は,HornLineと一緒にサウンド作りに参加。HornLineがピンポイントで捕まっている隙をついて,ハギ先生がチョコチョコと楽譜の細かい手直しや,マレット交換を指示していきます。
あぁ,やっぱりその黒板,使うんですね?・・・(v_v;)

この体育館は開口部がやや少ないため,暑い季節の練習は比較的厳しい条件になることもありますが,今日はかなりの風が吹き込みます。ボールが飛び出していくのを防ぐために,ドッシリと重いネットがドアに留めてありますが,これが軽々と巻き上がるぐらいの風量。
おかげで8月中の練習にも関わらず,かなり涼しく,練習もどんどんはかどります。

全講師レッスン(All STAFF Day)を締めくくる最後のランスルー。昼前に行ったものとは,かなり違ったものに感じられます。ランスルータイムはクリック音を抜いた条件で8分03秒。
そろそろメンバー諸君もコンテに慣れてきた感がありますね。
それにしても,インストラクターの先生方の力量もさることながら,今季のメンバー諸君が秘めていた潜在能力の可能性に驚かされた一日となりました。あとは引き出されるのを待っていないで,自分たちで出していけるか,という課題が残っていますね。

練習終了後,慌ただしく行われる撤収&積み込みと並行して,コーディネイトE先生を駅までお送りします。何とか予定していた列車に間に合うように,竹田駅に到着することができました。
トラックの出発後,ガランとした会議室ではDM・N兄を中心に次回の練習メニューの検討が始まります。結局,使用終了時間である21:00ギリギリまで,スケジュール検討とこれからファーストショウまでの限られた期間に何を詰めて何を先送りすべきかにつき,意見交換が続きました。

昨年秋から今日まで,STAFFとインストラクターの先生方が協議してきた「Liberation」ショウは,何とか想定していた効果を身にまといつつ,予定通りに仕上がりそうなメドが立ちました。選曲から企画&構成の段階は,昨季以上のショウとしてアピールできることが確認でき,STAFFとしてはホッと一息。
いかに完成度を高めていけるかは,フィールド内で演技するメンバー全員の課題となります。
【本日の番外編】・・・妖しい笑顔?!
体育館の片隅から,ガシャンじゃりじゃりガシャンじゃりじゃりと異様な音がします。
そこには鎖を両手に妖しい笑みを浮かべるハギ先生のお姿が(-。-;)
ど,どうかされました?
はぁ,「束縛」を強調するため,効果音に鎖が擦れる音はどうかといろいろ落とし方を試して・・・。
なるほど。いやぁさすが,研究熱心ですね。
でも,いい音が出た!という嬉しいお気持ちはよ~く分かりますが,ニマッと笑ったその表情で鎖を上下するのは,いかがなものかと・・・(^_^;)




このようにGryphonsの活動は,Gryphons Supporter Clubだけではなく,校内外の多くの方々に支えられて成り立っています。メンバー諸君はそのことにしっかり感謝して練習に取り組んでいきましょう。そして「いいショウをお見せする」という形で,支援していただいた多くの方々にご恩返しをしていきたいと思います。

各セクションがそれぞれBasicに取り組み始めると,会議室ではSTAFF会議が始まります。
インストラクターの先生方と何からどう調整を進めるか?
時間配分をどうするか?
ショウの演出に関するSTAFFの共通認識を確認しておくことも重要です。
とはいっても,昨年12月(全国大会翌日)に東京で始まり,5月~6月のコーディネイトレッスンのたびに意見交換をしながら進めてきたため,演出に関してはお互いの認識を確認していく程度でササッと進みます。

フロアではBrass セクションがHigh-Brassリーダーでもあるヤタオ氏の指揮でMBP(Marching Brass Practice)メニューに取り組んでいます。残り半面はGuardがBasic中。この体育館は天井が高く,しかも平らなせいか,音があまりグルグル回らないのが特徴。
大人数で音を出すGryphonsにとっては,たいへんありがたい練習場所です。

ここでもBatteryは屋外で叩くことはできません。必然的にBasicタイムはどこかに“押し込め”られるのが運命。
しかし,“押し込め”先が広い更衣室(←しかも空調付!)となれば,“押し込め”られるのも歓迎すべきことなのかもしれませんね。倉庫に比べるとかなり恵まれた環境といえるでしょう。

Guardチームはレッスン前のランスルーで,先週届いたばかりのコスチューム着用で踊ることになりました。インストラクターの先生方に実際の大会演技に近い状態でランスルーを見ていただき,演出効果やフラッグとのコントラストなどをチェックするのが目的です。
コスチュームと一緒に発注した胸元のアクセントとなるスパンコールを各自が縫いつけて,これも自作のティアラを頭に飾ります。
大会本番までには,さらにいろいろとアクセサリが追加される予定ですが,今日はとりあえず,ここまでということで。実際の振付で踊った時,コスチュームによって動きが阻害されないかどうかをチェックするという目的もあります。


ランスルーに向けてコンテの復習が始まる中,たかはしTは電車でお見えになるコーディネイト・E先生をお迎えに,近鉄竹田駅へ。

インストラクターの先生方がお揃いになった時点で,今日最初のランスルー。M1前半「Prolog(プロローグ)」のファーストヒットは,黒を基調としたダブルフラッグと三角形で決めにいきます。皇帝フランツ=ヨーゼフとの結婚を選んだ結果,オーストリア帝国皇后という立場と責任に束縛されていくエリザベートの魂を象徴するシーン。
ランスルーはこれで3回目ですが,回を重ねるごとに安定感が増していくのが分かります。

全講師レッスン(All STAFF Day)は,日程やスケジュールが天候に左右されるわけにはいかないため,必ず体育館を確保します。(正確には確保できた日程で設定するよう努力します)
体育館での練習といえば,スケジュールを記載したホワイトボード。DM・N兄,最近余裕がないのかな? 初めてホワイトボードを書いた時に比べると,あっさり感が・・・。
全講師レッスン(All STAFF Day)は。チェックした状態やメンバーの反応に合わせて,メニューや時間配分がコロコロ変わっていくのが普通。今日のスケジュールも二転三転しています。

フィールド後方で指揮をするSub.DM・Marin。観覧席がアリーナに張り出しているため,“ロングさん”(←普通の脚立はCarry表にこの名称で記載されていて・・・)に登って指揮をするMarinの頭は天井すれすれとなります。昨季の首席Sub.DM・Kikuちゃんはたしか納まらなかったような記憶が・・・(^_^;)
指揮に集中するあまり,天井にゴツンといかないよう,くれぐれもご注意を!

コーディネイトE先生のレッスンでは,サウンド感も大変重視されます。いったん合奏隊形に並び直し,立奏でサウンドの組立を念入りにチェック。ある程度メンバーが理解した段階で,今度は動いて同じサウンド感を出せるように練習,というパターンを繰り返しつつ,レッスンが進んでいきます。
ほんの一言のアドバイスで出てくるサウンドがガラッと変わってしまうのがすごいですね。吹いているメンバーの技術が急に伸びているわけではありませんから,これはもう「マジック」という感じです。

フィールド前に位置するPit.は,HornLineと一緒にサウンド作りに参加。HornLineがピンポイントで捕まっている隙をついて,ハギ先生がチョコチョコと楽譜の細かい手直しや,マレット交換を指示していきます。
あぁ,やっぱりその黒板,使うんですね?・・・(v_v;)

この体育館は開口部がやや少ないため,暑い季節の練習は比較的厳しい条件になることもありますが,今日はかなりの風が吹き込みます。ボールが飛び出していくのを防ぐために,ドッシリと重いネットがドアに留めてありますが,これが軽々と巻き上がるぐらいの風量。
おかげで8月中の練習にも関わらず,かなり涼しく,練習もどんどんはかどります。

全講師レッスン(All STAFF Day)を締めくくる最後のランスルー。昼前に行ったものとは,かなり違ったものに感じられます。ランスルータイムはクリック音を抜いた条件で8分03秒。
そろそろメンバー諸君もコンテに慣れてきた感がありますね。
それにしても,インストラクターの先生方の力量もさることながら,今季のメンバー諸君が秘めていた潜在能力の可能性に驚かされた一日となりました。あとは引き出されるのを待っていないで,自分たちで出していけるか,という課題が残っていますね。

練習終了後,慌ただしく行われる撤収&積み込みと並行して,コーディネイトE先生を駅までお送りします。何とか予定していた列車に間に合うように,竹田駅に到着することができました。
トラックの出発後,ガランとした会議室ではDM・N兄を中心に次回の練習メニューの検討が始まります。結局,使用終了時間である21:00ギリギリまで,スケジュール検討とこれからファーストショウまでの限られた期間に何を詰めて何を先送りすべきかにつき,意見交換が続きました。

昨年秋から今日まで,STAFFとインストラクターの先生方が協議してきた「Liberation」ショウは,何とか想定していた効果を身にまといつつ,予定通りに仕上がりそうなメドが立ちました。選曲から企画&構成の段階は,昨季以上のショウとしてアピールできることが確認でき,STAFFとしてはホッと一息。
いかに完成度を高めていけるかは,フィールド内で演技するメンバー全員の課題となります。
【本日の番外編】・・・妖しい笑顔?!
体育館の片隅から,ガシャンじゃりじゃりガシャンじゃりじゃりと異様な音がします。
そこには鎖を両手に妖しい笑みを浮かべるハギ先生のお姿が(-。-;)
ど,どうかされました?
はぁ,「束縛」を強調するため,効果音に鎖が擦れる音はどうかといろいろ落とし方を試して・・・。
なるほど。いやぁさすが,研究熱心ですね。
でも,いい音が出た!という嬉しいお気持ちはよ~く分かりますが,ニマッと笑ったその表情で鎖を上下するのは,いかがなものかと・・・(^_^;)




ファーストショウ7日前
2009-08-23
Gryphons2009「Liberation」ファーストショウも,いよいよカウントダウンに入りました。
先週,初ランスルーが成功したことで最初のハードルは越えましたが,「ファーストショウまで」と限定しても詰め切れていない課題が山積みになっています。
メンバーもコンテで動き始めてまだ間がないので,完璧なショウをめざすというより,まずはコンテにしっかり慣れることが最優先。動きについては最低限のクリーニングで抑え,全体の流れをメンバーにしっかりつかんでもらいたいところです。
今日の練習場所はS社体育館。数年前,日程的に必要な体育館がどうしても確保できずに困っていた時,メンバーの保護者が勤務されているご縁で紹介していただきました。S社の皆さま,今季もよろしくお願いいたします。

先週,初ランスルーが成功したことで最初のハードルは越えましたが,「ファーストショウまで」と限定しても詰め切れていない課題が山積みになっています。
メンバーもコンテで動き始めてまだ間がないので,完璧なショウをめざすというより,まずはコンテにしっかり慣れることが最優先。動きについては最低限のクリーニングで抑え,全体の流れをメンバーにしっかりつかんでもらいたいところです。
今日の練習場所はS社体育館。数年前,日程的に必要な体育館がどうしても確保できずに困っていた時,メンバーの保護者が勤務されているご縁で紹介していただきました。S社の皆さま,今季もよろしくお願いいたします。

S社体育館は,滋賀県にあります。公共交通機関がないわけではありませんが,メンバーの時間的&体力的負担を考慮して貸切バスを手配しました。9:00から体育館をお借りしているので,8:30には到着できるよう,ちょっと早めですが7:15集合。
学校へ来てみてビックリ,手配したのは2台のはずなのに3台も並んでるぞ?!
実は,野球部も今日が秋季大会第一戦で,ほぼ同じ出発時間でバスを手配していたとのこと。
お互いに「台数が違う!」とドッキリした朝でした。

琵琶湖を眺めるのも昨年12月以来でしょうか。やや雲は多いものの,琵琶湖も比良連峰もクッキリ見えています。風も爽やかで,過ごしやすい一日になりそうですね。
冷房をいれるほどの予算はさすがにありませんので,練習する日に涼しいのは助かります。

DM・N兄による本日のスケジュール。
この体育館はフロア面積に余裕があるため,組み合わせに制約があるものの,2セクションが同時に練習をすることも不可能ではありません。今季はM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」にBatteryの譜面がありませんので,M2をメインに練習している間にBatteryが昼食を摂る,というのが基本パターンとなります。「M1頭」というのは例のヴェール練です。

いつものように各セクションに分かれてBasicから練習開始。アリーナがあるのは建物の2F,観覧席の入口は3Fにあり,3F廊下及びアリーナを「コ」の字形に囲んでいる2Fの廊下もフルに使ってBasicすることが可能です。
こんな立派な施設を使わせてもらっているのだから,しっかり練習して上手くなって帰りましょう!

アリーナ脇の通路では,GSC(Gryphons Supporter Club)のN氏・S氏がヴェールを支えるポール作りに取り組んでおられます。毎週のように作業していただき,ありがとうございます。

今季Pit.はフルメンバーで10名。今日は全員がそろっています。タムやシンバルがセットされた右端のラックから左端のティンパニまで,15mほどに渡ってセットされています。
「Liberation」コンテでは,昨季よりもHornLineが前まで出てくる(=30m×30mをフル活用している)ため,Pit.のセッティングにはハギ先生もいろいろと悩んでおられるご様子。例年ならフィールドに1歩踏み込んだあたりにPit.人たちが立つ(鍵盤楽器が前縁のライン上にある)のですが,今季は全体的に前へずれています。

「Sub.DMへの道」は今日も続きます。
HornLineと入れ替わりで昼休みを取っていたBatteryのフィールド練。いつものようにスネアドラムの後方には,肩からメガホンを吊ったSub.DM・Marinが背後霊のようにピッタリついてまわり,Batteryたちにテンポを送ります。すでにメト操作はベテランの域に到達しました。

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」冒頭に登場するGuardソロ。このソリストに抜擢されたのは高校1年生GuardのRinaでした。人選はGuard STAFFに一任されているので,初めてこのソロを見せられた時,高校1年生が踊っていることにまずビックリ(・o・)
続いて実際に踊っているのを見て,あまりにも上手なのでまたビックリ(℃゜)
訊けば小学校3年生からバレエを続けているとのこと。なるほど,フラッグやライフルなどの手具を使わない踊りなら,すでにかなりのキャリアがあるわけですね。
トータルしてほんの10数秒ですが,会場の視線を一身に集める大役です。よろしくお願いしますね!



今季「Liberation」のコンテは,昨季「ALIVE」と比較すると,HornLine・Battery・Guardを問わず,いずれのセクションも大きな距離を動き続けている時間が長く,動きの面で1ランクみんなが忙しくなっています。
後方に位置することが多いTubaも,速いテンポの曲でかなりのスピードで動いています。ファーストショウ前は,未だ動いて吹くのにかなりのエネルギーを割いているようですね。ベルのコントロールが今ひとつそろっていません。HornLineでもっとも大きな楽器ですから,ビジュアル的に常に目立っていますから,これからしっかりそろえていきましょうか。

どこの体育館へ行っても,メンバーが練習しているフロアより,STAFFがチェックしている2F(ここの場合は観覧席)の方が暑くなるのは,「暖まった空気は冷えた空気より軽い」という原理からいって当然のこと。観覧席の温度計は30℃ほどですね。
途中から体育館STAFFの皆さん達が観覧席上方の換気窓を開けて回ってくださり,熱気が抜けて一気に過ごしやすくなりました。ありがとうございました!

ファーストショウでは,メトロノームのクリック音を入れてショウを演じるわけにはいきません。そのため,テンポキープが安定せず,多少ブレても,とりあえず「指揮に合わせてショウを演じる」という練習も必要となってきます。
今日はクリック音を入れてコンテを復習し,ある程度を練習すると同じ部分をクリック音を抜いて指揮だけでトライする,という形でファーストショウに備えた練習が入ってきました。
フィールドの前後で指揮をするDM・N兄とSub.DM・Marin。まぁ,これが本来のお役目といえばそうなんですけど。

予定はやや押し気味でしたが,何とか当初の目標をクリアしてランスルーにこぎ着けました。
この体育館は,縦方向に長く取ってフィールドまでの距離を確保して,実際の大会フィールドに近い条件でショウをチェックできるのが魅力の一つです。

Gryphonsメンバーがもっとも気持ちを込める,お決まりの「カンパニーフロント」。
良くいえば「定番」,悪くいえば「ワンパターン」というのは重々理解しております。
それでもフィールドの幅一杯のカンパニーフロントに合わせて全体の色をガラリと変える,メンバーもSTAFFもこのシーンがGryphonsが演じるショウのもっとも基本の「型」と考えています。
今季も観客の皆さまに感動をお伝えできるカンパニーをめざし,チーム一丸でがんばっていきましょう。

今日のランスルータイムは8分16秒。まだ本来のテンポで動けていない部分もあり,曲と曲のつなぎは明日のテーマの一つなので,まずまず予定通りのタイムでしょう。
17:00にはフロア清掃を含めて撤収を完了し,17:30には建物から退出します。
今日はバスで大半のメンバーが塔南高校へ戻るため,滋賀県居住組及びエンジン組はここから帰宅するため,積み込みをちょっと中断して終わりの集合を。

この時期の17:30頃はまだ太陽が高く,「夕方」という雰囲気でもありませんが,明日はいよいよ全講師レッスン。平日実施のため一般メンバーで出席できない人も,仕事があるはずですよね。明日に備えて早く帰宅し,しっかり休養を取っておきましょう。
【本日の番外編】・・・効果絶大?(>_<)
今日は久しぶりにPit.と一緒の練習。何かネタはないかいな,と。・・・ん?Nanaその黒板は? そう,効果音用なのね。
M1前半「Prolog(プロローグ)」は,もともとのミュージカルでは煉獄の裁判所シーン。エリザベート殺害犯人ルケーニの呼出で,死者たちが証言をするために次々に棺から現れます。ハギ先生はその「オドロオドロ」感を表現するために,俗に言う「黒板を爪でひっかく音」を加えるおつもりでしょう。どうでもいいけど,もうちょっとキレイなのはなかったのかな・・・。
えっ?!ちょっと待って!そんなでっかい熊手でやるの?
『☆@△#~~~~!!』(←表記不能)
ぅわゎ!ゴメン!その音とめて!
ハギ先生,これ,やっぱやめときませんか・・・(T.T)


学校へ来てみてビックリ,手配したのは2台のはずなのに3台も並んでるぞ?!
実は,野球部も今日が秋季大会第一戦で,ほぼ同じ出発時間でバスを手配していたとのこと。
お互いに「台数が違う!」とドッキリした朝でした。

琵琶湖を眺めるのも昨年12月以来でしょうか。やや雲は多いものの,琵琶湖も比良連峰もクッキリ見えています。風も爽やかで,過ごしやすい一日になりそうですね。
冷房をいれるほどの予算はさすがにありませんので,練習する日に涼しいのは助かります。

DM・N兄による本日のスケジュール。
この体育館はフロア面積に余裕があるため,組み合わせに制約があるものの,2セクションが同時に練習をすることも不可能ではありません。今季はM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」にBatteryの譜面がありませんので,M2をメインに練習している間にBatteryが昼食を摂る,というのが基本パターンとなります。「M1頭」というのは例のヴェール練です。

いつものように各セクションに分かれてBasicから練習開始。アリーナがあるのは建物の2F,観覧席の入口は3Fにあり,3F廊下及びアリーナを「コ」の字形に囲んでいる2Fの廊下もフルに使ってBasicすることが可能です。
こんな立派な施設を使わせてもらっているのだから,しっかり練習して上手くなって帰りましょう!

アリーナ脇の通路では,GSC(Gryphons Supporter Club)のN氏・S氏がヴェールを支えるポール作りに取り組んでおられます。毎週のように作業していただき,ありがとうございます。

今季Pit.はフルメンバーで10名。今日は全員がそろっています。タムやシンバルがセットされた右端のラックから左端のティンパニまで,15mほどに渡ってセットされています。
「Liberation」コンテでは,昨季よりもHornLineが前まで出てくる(=30m×30mをフル活用している)ため,Pit.のセッティングにはハギ先生もいろいろと悩んでおられるご様子。例年ならフィールドに1歩踏み込んだあたりにPit.人たちが立つ(鍵盤楽器が前縁のライン上にある)のですが,今季は全体的に前へずれています。

「Sub.DMへの道」は今日も続きます。
HornLineと入れ替わりで昼休みを取っていたBatteryのフィールド練。いつものようにスネアドラムの後方には,肩からメガホンを吊ったSub.DM・Marinが背後霊のようにピッタリついてまわり,Batteryたちにテンポを送ります。すでにメト操作はベテランの域に到達しました。

M3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」冒頭に登場するGuardソロ。このソリストに抜擢されたのは高校1年生GuardのRinaでした。人選はGuard STAFFに一任されているので,初めてこのソロを見せられた時,高校1年生が踊っていることにまずビックリ(・o・)
続いて実際に踊っているのを見て,あまりにも上手なのでまたビックリ(℃゜)
訊けば小学校3年生からバレエを続けているとのこと。なるほど,フラッグやライフルなどの手具を使わない踊りなら,すでにかなりのキャリアがあるわけですね。
トータルしてほんの10数秒ですが,会場の視線を一身に集める大役です。よろしくお願いしますね!



今季「Liberation」のコンテは,昨季「ALIVE」と比較すると,HornLine・Battery・Guardを問わず,いずれのセクションも大きな距離を動き続けている時間が長く,動きの面で1ランクみんなが忙しくなっています。
後方に位置することが多いTubaも,速いテンポの曲でかなりのスピードで動いています。ファーストショウ前は,未だ動いて吹くのにかなりのエネルギーを割いているようですね。ベルのコントロールが今ひとつそろっていません。HornLineでもっとも大きな楽器ですから,ビジュアル的に常に目立っていますから,これからしっかりそろえていきましょうか。

どこの体育館へ行っても,メンバーが練習しているフロアより,STAFFがチェックしている2F(ここの場合は観覧席)の方が暑くなるのは,「暖まった空気は冷えた空気より軽い」という原理からいって当然のこと。観覧席の温度計は30℃ほどですね。
途中から体育館STAFFの皆さん達が観覧席上方の換気窓を開けて回ってくださり,熱気が抜けて一気に過ごしやすくなりました。ありがとうございました!

ファーストショウでは,メトロノームのクリック音を入れてショウを演じるわけにはいきません。そのため,テンポキープが安定せず,多少ブレても,とりあえず「指揮に合わせてショウを演じる」という練習も必要となってきます。
今日はクリック音を入れてコンテを復習し,ある程度を練習すると同じ部分をクリック音を抜いて指揮だけでトライする,という形でファーストショウに備えた練習が入ってきました。
フィールドの前後で指揮をするDM・N兄とSub.DM・Marin。まぁ,これが本来のお役目といえばそうなんですけど。

予定はやや押し気味でしたが,何とか当初の目標をクリアしてランスルーにこぎ着けました。
この体育館は,縦方向に長く取ってフィールドまでの距離を確保して,実際の大会フィールドに近い条件でショウをチェックできるのが魅力の一つです。

Gryphonsメンバーがもっとも気持ちを込める,お決まりの「カンパニーフロント」。
良くいえば「定番」,悪くいえば「ワンパターン」というのは重々理解しております。
それでもフィールドの幅一杯のカンパニーフロントに合わせて全体の色をガラリと変える,メンバーもSTAFFもこのシーンがGryphonsが演じるショウのもっとも基本の「型」と考えています。
今季も観客の皆さまに感動をお伝えできるカンパニーをめざし,チーム一丸でがんばっていきましょう。

今日のランスルータイムは8分16秒。まだ本来のテンポで動けていない部分もあり,曲と曲のつなぎは明日のテーマの一つなので,まずまず予定通りのタイムでしょう。
17:00にはフロア清掃を含めて撤収を完了し,17:30には建物から退出します。
今日はバスで大半のメンバーが塔南高校へ戻るため,滋賀県居住組及びエンジン組はここから帰宅するため,積み込みをちょっと中断して終わりの集合を。

この時期の17:30頃はまだ太陽が高く,「夕方」という雰囲気でもありませんが,明日はいよいよ全講師レッスン。平日実施のため一般メンバーで出席できない人も,仕事があるはずですよね。明日に備えて早く帰宅し,しっかり休養を取っておきましょう。
【本日の番外編】・・・効果絶大?(>_<)
今日は久しぶりにPit.と一緒の練習。何かネタはないかいな,と。・・・ん?Nanaその黒板は? そう,効果音用なのね。
M1前半「Prolog(プロローグ)」は,もともとのミュージカルでは煉獄の裁判所シーン。エリザベート殺害犯人ルケーニの呼出で,死者たちが証言をするために次々に棺から現れます。ハギ先生はその「オドロオドロ」感を表現するために,俗に言う「黒板を爪でひっかく音」を加えるおつもりでしょう。どうでもいいけど,もうちょっとキレイなのはなかったのかな・・・。
えっ?!ちょっと待って!そんなでっかい熊手でやるの?
『☆@△#~~~~!!』(←表記不能)
ぅわゎ!ゴメン!その音とめて!
ハギ先生,これ,やっぱやめときませんか・・・(T.T)


屋外コンテ練の日
2009-08-22
初ランスルーも成功し,いよいよファーストショウへ向かって「Liberation」第一段階がスタート。この週末(正確には場所の関係で月曜になってしまいますが)には,ショウ全体の方向性をコンテが通った時点でチェックする全講師レッスンが予定されています。
検討する材料として,現時点でできる限りちゃんとショウを演じる必要があるため,土日にコンテに少しでも慣れ,メンバーが動きの流れをつかんでいきたいところです。
今日は体育館を確保できなかったため,7月末にゲリラ豪雨に襲われた校外グラウンドでコンテ練を行いました。

検討する材料として,現時点でできる限りちゃんとショウを演じる必要があるため,土日にコンテに少しでも慣れ,メンバーが動きの流れをつかんでいきたいところです。
今日は体育館を確保できなかったため,7月末にゲリラ豪雨に襲われた校外グラウンドでコンテ練を行いました。

Gryphons2009「Liberation」で,Guardチームが着用するコスチュームが,発注していたMAX繊維さんより届きました。
大きな段ボール2箱に入って届いたのは,女性陣が着用するコスチューム。

昨季ショウ「ALIVE」では“自然と文明の対立と共生”を軸にショウを構成したので,シンプルでナチュラルなイメージを追求したコスチュームでした。
「Liberation」の舞台となるのは,ハプスブルグ家が支配する19世紀後半のオーストリア帝国。
昨年とは一転して,「ゴージャス」「エレガント」をテーマに,ハプスブルグの栄光をイメージするコスチュームとなります。
胸元を飾る豪華なスパンコールも,そのための大切なアクセント。

3名の男性陣は,女性陣とは異なったコスチュームを着用します。
19世紀後半,男性の正装といえば「フロックコート」がそれにあたるでしょうか。やはり「宮殿」「貴族」といったキーワードでイメージするとそれしか思いつきませんでした。ただ,しっかり踊りやライフル演技もするため,そのままとはいきません。
フロックコートをイメージして,こんなコスチュームにしてみました。
男性用も女性用も(費用節約のためもあって・・・)これから自分たちでアクセサリを付け加えて,ウィーンの宮廷に集うゴージャスでエレガントな紳士淑女を演じてもらうことになります。

恒例になりつつある朝イチDM会議。
今日はHornLineは午後から校外グラウンドでコンテ練,レッスンがあるBatteryと,Guard・Pit.は校内でのセクション練と分散した練習になります。

Marinに協力してもらって半ば強引にシリーズ化している「Sub.DMへの道」。
Sub.DM・Marinは,もともとClarinetプレイヤーでしたので,今日はWood(木管楽器)セクションの合奏をお手伝いしています。各セクションにそれぞれSTAFFとしてサポートする人がいれば,チームとしては理想でしょう。
今季に限っていえば,WoodにMarin,High-Brassにヤタオ氏(プレイヤー兼任ですが),Low-BrassはDM・N兄,BatteryにKiku氏,Pit.にハギ先生,GuardにN先生とYucchiさんと,顔ぶれがそろっている状態です。だから今季のメンバーは恵まれていますよね。

お昼にGuardから旧体育館を半面譲ってもらって合奏。今季の特色は,8月下旬というこの時期としては,例年に比べてとても音色がクリアなこと。高校1年生(特にWoodとHigh-Brass)に楽器経験者が多いことも影響しているかもしれません。
今の課題は,合奏で聴かせてくれる表現をコンテで動きながらも演奏できること。まずはコンテを動くことにもっと慣れていくことでしょうか。

舞台の上には(プレイヤーとして演奏しているヤタオ氏を除く)Gryphons STAFF陣が勢揃い。
この時期になると合奏でメトのクリックを使うことも少なくなってきて,Sub.DM・Marinもスコア片手に舞台上へ。

今日もGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんが,ヴェールの補強を中心とする調整のために,集まって下さいました。先週の初ヴェール練で,王冠への取り付け部分に裂け目ができたため,修復と補強をしていただきました。
ショウ冒頭の10数秒ですが,ショウの「つかみ」として重要な演出,メンバーだけではどうにもならなかった部分です。ありがとうございます!

HornLineは14:00から楽器を積み込んで移動開始。本日お借りしている校外グラウンドで15:00から練習再開。この時期は真っ昼間に屋外練習をすることは控えるように練習計画を組みます。
怖いのは熱中症。DM・N兄からも「帽子着用」が奨励されます。
「帽子持ってきてない人はタオルをかぶる,でもいいので,ちゃんと日除けをして下さい」

とはいうものの,太陽はどんどん傾き,グラウンドの西端にあるフィールドには影が広がっていきます。(この時間帯から出てくるのはそのためでもあります)
今日やっておかなければならない宿題は,M1前半「Prolog(プロローグ)」冒頭のコンテ。
ラインが次第にバラバラになっていく絵ですが,「バラバラ」を一人単位で解けていくように調整しておくよう,M先生から指示が出ています。まずは自分たちで拍数や人数をもとに解け方を考えます。

何回かの試行錯誤の結果,何とか想定されていたように見える動き方が決まりました。
端っこからバラバラ・・・と解けていくように見えるでしょうか?

ところが「グリグリ」フォーメイションと同様,Tubaだけがこの解けていくラインに所属しておりません。解け方練習をしているこの時間帯も,Tubaは別課題を自分たちで練習。

Sub.DM・Marinはいつものようにメト操作に専念しています。
ちなみにメトを必ず後方に設置するのは,Marchingならではタイミングの取り方を常に意識するためです。フィールドでは前後の距離が最大30m,全員が同時に音を出すとズレ(音速が秒速約300mとすると約1/10秒)が生じます。
全員の音が一つになるように演奏するために,後方から聞こえてくる音に合わせて自分の音を乗せていくのが原則。ほとんど意識と慣れの問題なので,コンテ練では必ず後方からテンポを出すようにしているわけです。

体育館と違って,天井や壁に反響しないため,自分たちの音は全く違って聞こえます。
ところで,全国大会の会場となるさいたまスーパーアリーナは,いわば規格外の施設。2/3を使用する大会フィールドでも,途方もなく巨大な空間です。出場したメンバーに言わせると,屋内というよりもグラウンドで吹いている感じ,なのだそうです。
雨に左右されない体育館は,練習スケジュールを進める上で重要ですが,反響音にだまされない屋外でのコンテ練も,ショウを仕上げていくためには必要不可欠です。

18:30,日が沈みかけて練習終了も間もなくです。
足元が違うため,動きにためらいも出たりしますが,いつのまにか日が落ちるのが早くなったなぁ,と秋の気配が感じとれるのも屋外練習でしょうか(^_^)b 夏休みももうすぐ終わりです。
それにしてもDM・N兄,そんな端っこに立っていて大丈夫ですかね?(←転がり落ちてくれればネタにはなるかも・・・?!)

今日はたまたま体育館が確保できなかった日として,屋外コンテ練を組みました。たしかにメンバーのコンディションを考慮して真っ昼間を避けると,コンテを動ける時間は制約を受けるので,毎回となると練習量として不安が残ります。
しかし,音練という観点では,反響にだまされずに自分たちの音色が確認できるというメリットもあります。
管理している団体の格別のご厚意でお借りしているこのグラウンド,Gryphonsが屋外で音を出して練習できる数少ない環境として,これからもお世話になります。関係者の皆さまよろしくお願いいたします。
【本日の番外編】・・・不審人物?!
午前のセクション練タイム。テクニカル=インストラクターO君のレッスンに励むBatteryにお邪魔しました。Hide兄やYuuki君が帰国してフルメンバーとなったBattery,練習にも熱が入っていますね。
お?スネアドラム前のあれは何でしょう?

ときおりスネアドラムの前からヒョコッと頭がのぞきます。
あのメガネはどうやらDM・N兄ですな。かくれんぼじゃあるまいし,何してるの?

どうやらメトのスイッチ操作(←昨年までメト株式会社代表取締役だったDM・N兄には得意技!)をお手伝いしつつ,スコアを見ながら指揮練習中。
指揮する時,DMはBatteryの足の運びやスネアドラムのスティックを確認して,互いのテンポを確認することが多いので,BatteryのやっていることをHornLine楽譜とリンクしようとがんばっているようです。
しかし,そんなところにしゃがみこんでいて,耳は大丈夫ですか?!

大きな段ボール2箱に入って届いたのは,女性陣が着用するコスチューム。

昨季ショウ「ALIVE」では“自然と文明の対立と共生”を軸にショウを構成したので,シンプルでナチュラルなイメージを追求したコスチュームでした。
「Liberation」の舞台となるのは,ハプスブルグ家が支配する19世紀後半のオーストリア帝国。
昨年とは一転して,「ゴージャス」「エレガント」をテーマに,ハプスブルグの栄光をイメージするコスチュームとなります。
胸元を飾る豪華なスパンコールも,そのための大切なアクセント。

3名の男性陣は,女性陣とは異なったコスチュームを着用します。
19世紀後半,男性の正装といえば「フロックコート」がそれにあたるでしょうか。やはり「宮殿」「貴族」といったキーワードでイメージするとそれしか思いつきませんでした。ただ,しっかり踊りやライフル演技もするため,そのままとはいきません。
フロックコートをイメージして,こんなコスチュームにしてみました。
男性用も女性用も(費用節約のためもあって・・・)これから自分たちでアクセサリを付け加えて,ウィーンの宮廷に集うゴージャスでエレガントな紳士淑女を演じてもらうことになります。

恒例になりつつある朝イチDM会議。
今日はHornLineは午後から校外グラウンドでコンテ練,レッスンがあるBatteryと,Guard・Pit.は校内でのセクション練と分散した練習になります。

Marinに協力してもらって半ば強引にシリーズ化している「Sub.DMへの道」。
Sub.DM・Marinは,もともとClarinetプレイヤーでしたので,今日はWood(木管楽器)セクションの合奏をお手伝いしています。各セクションにそれぞれSTAFFとしてサポートする人がいれば,チームとしては理想でしょう。
今季に限っていえば,WoodにMarin,High-Brassにヤタオ氏(プレイヤー兼任ですが),Low-BrassはDM・N兄,BatteryにKiku氏,Pit.にハギ先生,GuardにN先生とYucchiさんと,顔ぶれがそろっている状態です。だから今季のメンバーは恵まれていますよね。

お昼にGuardから旧体育館を半面譲ってもらって合奏。今季の特色は,8月下旬というこの時期としては,例年に比べてとても音色がクリアなこと。高校1年生(特にWoodとHigh-Brass)に楽器経験者が多いことも影響しているかもしれません。
今の課題は,合奏で聴かせてくれる表現をコンテで動きながらも演奏できること。まずはコンテを動くことにもっと慣れていくことでしょうか。

舞台の上には(プレイヤーとして演奏しているヤタオ氏を除く)Gryphons STAFF陣が勢揃い。
この時期になると合奏でメトのクリックを使うことも少なくなってきて,Sub.DM・Marinもスコア片手に舞台上へ。

今日もGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんが,ヴェールの補強を中心とする調整のために,集まって下さいました。先週の初ヴェール練で,王冠への取り付け部分に裂け目ができたため,修復と補強をしていただきました。
ショウ冒頭の10数秒ですが,ショウの「つかみ」として重要な演出,メンバーだけではどうにもならなかった部分です。ありがとうございます!

HornLineは14:00から楽器を積み込んで移動開始。本日お借りしている校外グラウンドで15:00から練習再開。この時期は真っ昼間に屋外練習をすることは控えるように練習計画を組みます。
怖いのは熱中症。DM・N兄からも「帽子着用」が奨励されます。
「帽子持ってきてない人はタオルをかぶる,でもいいので,ちゃんと日除けをして下さい」

とはいうものの,太陽はどんどん傾き,グラウンドの西端にあるフィールドには影が広がっていきます。(この時間帯から出てくるのはそのためでもあります)
今日やっておかなければならない宿題は,M1前半「Prolog(プロローグ)」冒頭のコンテ。
ラインが次第にバラバラになっていく絵ですが,「バラバラ」を一人単位で解けていくように調整しておくよう,M先生から指示が出ています。まずは自分たちで拍数や人数をもとに解け方を考えます。

何回かの試行錯誤の結果,何とか想定されていたように見える動き方が決まりました。
端っこからバラバラ・・・と解けていくように見えるでしょうか?

ところが「グリグリ」フォーメイションと同様,Tubaだけがこの解けていくラインに所属しておりません。解け方練習をしているこの時間帯も,Tubaは別課題を自分たちで練習。

Sub.DM・Marinはいつものようにメト操作に専念しています。
ちなみにメトを必ず後方に設置するのは,Marchingならではタイミングの取り方を常に意識するためです。フィールドでは前後の距離が最大30m,全員が同時に音を出すとズレ(音速が秒速約300mとすると約1/10秒)が生じます。
全員の音が一つになるように演奏するために,後方から聞こえてくる音に合わせて自分の音を乗せていくのが原則。ほとんど意識と慣れの問題なので,コンテ練では必ず後方からテンポを出すようにしているわけです。

体育館と違って,天井や壁に反響しないため,自分たちの音は全く違って聞こえます。
ところで,全国大会の会場となるさいたまスーパーアリーナは,いわば規格外の施設。2/3を使用する大会フィールドでも,途方もなく巨大な空間です。出場したメンバーに言わせると,屋内というよりもグラウンドで吹いている感じ,なのだそうです。
雨に左右されない体育館は,練習スケジュールを進める上で重要ですが,反響音にだまされない屋外でのコンテ練も,ショウを仕上げていくためには必要不可欠です。

18:30,日が沈みかけて練習終了も間もなくです。
足元が違うため,動きにためらいも出たりしますが,いつのまにか日が落ちるのが早くなったなぁ,と秋の気配が感じとれるのも屋外練習でしょうか(^_^)b 夏休みももうすぐ終わりです。
それにしてもDM・N兄,そんな端っこに立っていて大丈夫ですかね?(←転がり落ちてくれればネタにはなるかも・・・?!)

今日はたまたま体育館が確保できなかった日として,屋外コンテ練を組みました。たしかにメンバーのコンディションを考慮して真っ昼間を避けると,コンテを動ける時間は制約を受けるので,毎回となると練習量として不安が残ります。
しかし,音練という観点では,反響にだまされずに自分たちの音色が確認できるというメリットもあります。
管理している団体の格別のご厚意でお借りしているこのグラウンド,Gryphonsが屋外で音を出して練習できる数少ない環境として,これからもお世話になります。関係者の皆さまよろしくお願いいたします。
【本日の番外編】・・・不審人物?!
午前のセクション練タイム。テクニカル=インストラクターO君のレッスンに励むBatteryにお邪魔しました。Hide兄やYuuki君が帰国してフルメンバーとなったBattery,練習にも熱が入っていますね。
お?スネアドラム前のあれは何でしょう?

ときおりスネアドラムの前からヒョコッと頭がのぞきます。
あのメガネはどうやらDM・N兄ですな。かくれんぼじゃあるまいし,何してるの?

どうやらメトのスイッチ操作(←昨年までメト株式会社代表取締役だったDM・N兄には得意技!)をお手伝いしつつ,スコアを見ながら指揮練習中。
指揮する時,DMはBatteryの足の運びやスネアドラムのスティックを確認して,互いのテンポを確認することが多いので,BatteryのやっていることをHornLine楽譜とリンクしようとがんばっているようです。
しかし,そんなところにしゃがみこんでいて,耳は大丈夫ですか?!

初ランスルーの日
2009-08-16
二日連続で大山崎町にやって来ました。
今日こそ,Gryphons2009「Liberation」の初ランスルー(全曲通し練)を成功させたいですね。
と(おそらく)テンションを上げてメンバーが集結したのですが,ここでちょっとトラブル発生。内容としては120名を越える人間が一箇所で一つのことをやっていればありがちな「行き違い」のレベルかもしれません。
しかし,今季Gryphonsのチーム目標は,テクニックでもメンタルでも「チーム全員」が心を120%合わせてこそ,何とか達成できるレベルのもの。STAFFは,ここで問題を先送りにしてランスルーへ持っていくことより,今日,全員の前で問題点を明らかにして共有する方が優先順位が高い,という意見で一致しました。
というわけで午前中は体育館の広いフロアでミーティング。練習に取りかかるのは午後からとなりました。

今日こそ,Gryphons2009「Liberation」の初ランスルー(全曲通し練)を成功させたいですね。
と(おそらく)テンションを上げてメンバーが集結したのですが,ここでちょっとトラブル発生。内容としては120名を越える人間が一箇所で一つのことをやっていればありがちな「行き違い」のレベルかもしれません。
しかし,今季Gryphonsのチーム目標は,テクニックでもメンタルでも「チーム全員」が心を120%合わせてこそ,何とか達成できるレベルのもの。STAFFは,ここで問題を先送りにしてランスルーへ持っていくことより,今日,全員の前で問題点を明らかにして共有する方が優先順位が高い,という意見で一致しました。
というわけで午前中は体育館の広いフロアでミーティング。練習に取りかかるのは午後からとなりました。

たった3時間ほどのミーティングで,何もかも解決するなどという幻想は,STAFFも持っていません。しかし,今季のチーム目標に向けて,全員が心を合わせるきっかけにはなったと思います。
さて,できるかどうかわかりませんが,ランスルーに向けて練習開始。
HornLineとBatteryがBasicと音練をしている時間,先に昼食を済ませたGuardは,残っている未確定部分,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」最後のデカ旗フォーメイションを確認します。まず,全体の動きの流れについて,全員がしっかり理解しましょう。

まず最初の課題は,コンテ位置というより誰の後についてどれくらいのペースで走るか,ということになります。デカ旗を持って何度も走るのは体力的に辛いので,何も持たないで走ってみるGuardチーム。
ファーストショウまでの期間では,走っている間のインターバル(人と人の間の距離)をそろえることよりも,決められたルートを想定した拍数で一定の速度を維持して最終ポイントに到着できるかどうか,をまず優先して確実にしていきます。

Gry時間では帰国二日目のBattery・N兄。走るガードチームの傍らでスネアドラムを装着するホルダーの高さ調整中。Pit.がこない体育館練では,いつものハギハラ工房もネタにできないので,その代わりにパチリ。

何とか今日の目標「初ランスルー」を実現するため,昼休みも40分,練習もM1からM4まで,一つのチャンク(=塊)は短く,休憩も短く,でサラーッと一通り全曲を復習していきます。
昨日のGuardレッスンの成果でしょうか,今までHornLineとBatteryしかいなかったM3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」にも,フラッグ隊とライフル隊が参加し,本来のショウの効果が分かるようになってきました。
やっぱりGuardが加わるとショウがいちだんと華やかになりますね。

Sub.DM・Marinは今日もメト&ワイヤレス装置を手に,メガホンを肩に,クリック音をコントロールしつつBattery背後に密着しています。
地味な裏方仕事ですが,彼女がいなければ練習が進まないので,責任は重大。今でも肩ベルトがくい込んで大変なのかな? よろしく頼みますねm(_ _)m

今日,コンテ練の時にフロアをうろついていて,こちらの壁にも温度計がぶら下げてあるのを発見しました。ちょうど,2Fギャラリーにある温度計の向かいにある壁にありました。
もしかしたら?と思い,一枚撮影してから2Fギャラリーに行って温度計を確認。2Fの方がほんの少し暑いことを確認できました。(←プチ達成感!)


半日の復習で詰められるだけのことを詰め,いよいよGryphons2009「Liberation」の初ランスルー。ランスルー前にPARTまたはセクション単位で集まり,イメージトレーニングをして集中を高めるのは,Gryphons恒例の儀式。これも今季初めてとなります。
所属している人数の関係かどうかはわかりませんが,なぜかHigh-Brassは多くの場合TrumpetとHornに分かれ,Wood(木管)とLow-Brassはセクション単位でこの時間を過ごすのが伝統となっています。

テンポキープに不安があるのでメトのクリック音付でのランスルー。自分たちでテンポを感じて演じるのがMarchingですが,今の時期はテンポのことはメトロノームに託し,それ以外のことに気力を集中しましょう。
M1の難所「グリグリ」フォーメイションも,班別練習の成果が出てき始めたみたいです。合宿の時は,正直なところ通勤ラッシュの駅前みたいにしか見えませんでしたが,今日は描こうとしている図形がある程度わかるまでになっていますね。

Guardチームが走って作っていたコンテを,ショウの中でデカ旗を持って行うとこのような光景になります。デカ旗の間隔(=Guardチームのインターバル)はやはりどうにもなりませんが,前方で回転形のフォーメイションを動いているHornLineとうまく効果が重なり合い,スピード感と色彩感が加わると思います。
とりあえず,これでファーストショウまでがんばってみましょうか。

初めてのランスルーは,クリック音をつけていたのでテンポが伸びるor走ることはありませんでしたが,メト操作の関係で曲間がコントロールできず,タイムとしては8分30秒ほどとなりました。実際の大会では,曲と曲の「間」がもっと短縮されますので,想定したショウタイムに納まるはずです。
18時。撤収と積み込みを終えて集合。お疲れさまでした!

今季のGuardチームはGryphonsの歴史始まって以来の陣容を誇ります。しかし,今季の振付もGryphons Guardチーム創設以来もっとも難度が高くなっています。静止状態だとある程度のところまでは振れる&踊れるのですが,コンテ内を動くとまだまだです。終わりの集合が終わったあと,Guardチームは短時間ミーティング。

こちらではPARTリーダー会議も。

今日はいろいろありましたが,120人もの人間が一つのことに関わる以上,意見の違い等が生じるのは当然のこと。大事なのは「いいショウをみんなで作る」という共通の「目的」を忘れず,自分も共有しているチームの「目標」のためには,チームに所属する全員の力が必要であることを忘れないことだと思います。
コンテを復習する時間こそ短かったのですが,初ランスルーにはメンバーたちの気持ちが少し伝わってきたようにも感じました。
来週はいよいよPit.が合流し,全講師レッスンに向けてコーディネイションが始まります。
【本日の番外編】・・・新チーム名決定?!
はい,たしかに使わせていただくのは二年ぶりでした。申込用紙にも見慣れない綴りの英文字で団体名書いてありますし・・・(_ _;)
そうですねぇ・・・「緑の音」っていうのも,もしかすると「エコ」がキーワードになる21世紀のチーム名としては,悪くないのかもしれませんが (^。^;)

さて,できるかどうかわかりませんが,ランスルーに向けて練習開始。
HornLineとBatteryがBasicと音練をしている時間,先に昼食を済ませたGuardは,残っている未確定部分,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」最後のデカ旗フォーメイションを確認します。まず,全体の動きの流れについて,全員がしっかり理解しましょう。

まず最初の課題は,コンテ位置というより誰の後についてどれくらいのペースで走るか,ということになります。デカ旗を持って何度も走るのは体力的に辛いので,何も持たないで走ってみるGuardチーム。
ファーストショウまでの期間では,走っている間のインターバル(人と人の間の距離)をそろえることよりも,決められたルートを想定した拍数で一定の速度を維持して最終ポイントに到着できるかどうか,をまず優先して確実にしていきます。

Gry時間では帰国二日目のBattery・N兄。走るガードチームの傍らでスネアドラムを装着するホルダーの高さ調整中。Pit.がこない体育館練では,いつものハギハラ工房もネタにできないので,その代わりにパチリ。

何とか今日の目標「初ランスルー」を実現するため,昼休みも40分,練習もM1からM4まで,一つのチャンク(=塊)は短く,休憩も短く,でサラーッと一通り全曲を復習していきます。
昨日のGuardレッスンの成果でしょうか,今までHornLineとBatteryしかいなかったM3前半「Der letzte Tanz(最後のダンス)」にも,フラッグ隊とライフル隊が参加し,本来のショウの効果が分かるようになってきました。
やっぱりGuardが加わるとショウがいちだんと華やかになりますね。

Sub.DM・Marinは今日もメト&ワイヤレス装置を手に,メガホンを肩に,クリック音をコントロールしつつBattery背後に密着しています。
地味な裏方仕事ですが,彼女がいなければ練習が進まないので,責任は重大。今でも肩ベルトがくい込んで大変なのかな? よろしく頼みますねm(_ _)m

今日,コンテ練の時にフロアをうろついていて,こちらの壁にも温度計がぶら下げてあるのを発見しました。ちょうど,2Fギャラリーにある温度計の向かいにある壁にありました。
もしかしたら?と思い,一枚撮影してから2Fギャラリーに行って温度計を確認。2Fの方がほんの少し暑いことを確認できました。(←プチ達成感!)


半日の復習で詰められるだけのことを詰め,いよいよGryphons2009「Liberation」の初ランスルー。ランスルー前にPARTまたはセクション単位で集まり,イメージトレーニングをして集中を高めるのは,Gryphons恒例の儀式。これも今季初めてとなります。
所属している人数の関係かどうかはわかりませんが,なぜかHigh-Brassは多くの場合TrumpetとHornに分かれ,Wood(木管)とLow-Brassはセクション単位でこの時間を過ごすのが伝統となっています。

テンポキープに不安があるのでメトのクリック音付でのランスルー。自分たちでテンポを感じて演じるのがMarchingですが,今の時期はテンポのことはメトロノームに託し,それ以外のことに気力を集中しましょう。
M1の難所「グリグリ」フォーメイションも,班別練習の成果が出てき始めたみたいです。合宿の時は,正直なところ通勤ラッシュの駅前みたいにしか見えませんでしたが,今日は描こうとしている図形がある程度わかるまでになっていますね。

Guardチームが走って作っていたコンテを,ショウの中でデカ旗を持って行うとこのような光景になります。デカ旗の間隔(=Guardチームのインターバル)はやはりどうにもなりませんが,前方で回転形のフォーメイションを動いているHornLineとうまく効果が重なり合い,スピード感と色彩感が加わると思います。
とりあえず,これでファーストショウまでがんばってみましょうか。

初めてのランスルーは,クリック音をつけていたのでテンポが伸びるor走ることはありませんでしたが,メト操作の関係で曲間がコントロールできず,タイムとしては8分30秒ほどとなりました。実際の大会では,曲と曲の「間」がもっと短縮されますので,想定したショウタイムに納まるはずです。
18時。撤収と積み込みを終えて集合。お疲れさまでした!

今季のGuardチームはGryphonsの歴史始まって以来の陣容を誇ります。しかし,今季の振付もGryphons Guardチーム創設以来もっとも難度が高くなっています。静止状態だとある程度のところまでは振れる&踊れるのですが,コンテ内を動くとまだまだです。終わりの集合が終わったあと,Guardチームは短時間ミーティング。

こちらではPARTリーダー会議も。

今日はいろいろありましたが,120人もの人間が一つのことに関わる以上,意見の違い等が生じるのは当然のこと。大事なのは「いいショウをみんなで作る」という共通の「目的」を忘れず,自分も共有しているチームの「目標」のためには,チームに所属する全員の力が必要であることを忘れないことだと思います。
コンテを復習する時間こそ短かったのですが,初ランスルーにはメンバーたちの気持ちが少し伝わってきたようにも感じました。
来週はいよいよPit.が合流し,全講師レッスンに向けてコーディネイションが始まります。
【本日の番外編】・・・新チーム名決定?!
はい,たしかに使わせていただくのは二年ぶりでした。申込用紙にも見慣れない綴りの英文字で団体名書いてありますし・・・(_ _;)
そうですねぇ・・・「緑の音」っていうのも,もしかすると「エコ」がキーワードになる21世紀のチーム名としては,悪くないのかもしれませんが (^。^;)

ランスルーへの道(第二歩)
2009-08-15
五日間の「お盆休み」も終わり,Gryphonsも練習再開。とはいえ週末ごとの練習間隔は変わっていないので,平日の練習がなかった現役高校生はともかく,一般メンバーにとっては「休み」があった感はちょっと薄いかもしれません。
この週末は大山崎町へやって来ました。昨季はこの体育館はまったく確保できなかったのですが,今季は5回ほどお世話になることになっています。この春からの京都市区域公立高校学区再編により,ここ大山崎町から通学している現役高校生メンバーもいます。彼女たちにとっては,文字通り自分の地元でGry練習,ということになりますね。

この週末は大山崎町へやって来ました。昨季はこの体育館はまったく確保できなかったのですが,今季は5回ほどお世話になることになっています。この春からの京都市区域公立高校学区再編により,ここ大山崎町から通学している現役高校生メンバーもいます。彼女たちにとっては,文字通り自分の地元でGry練習,ということになりますね。

7:30。先週,八木町から戻って教室に集積してあった楽器を積み込むことから一日がスタート。
この日,現役高校生電車組は京都駅に集合,JR長岡京駅経由で大山崎へ向かいますが,CarryのYukie&Kotokoは積み込みを担当するために塔南高校経由で行くことになりました。
エンジン組一般メンバーの手を借りてたかはし号&ハギ号及び一般メンバー車にHornLine&BatteryとGuard手具を積み込んでいきます。

朝イチのDM会議。N兄がメーリングリストでセクションリーダーやSTAFFと調整してきた予定案をもとに一日の練習の流れを最終確認。ホワイトボードへ転記していきます。
Sub.DM・Marinは自分の左手にスケジュールをメモ中。たしかにそこならいつでも確認できますね。

今日はGuard・H先生とBrass・M先生に来ていただき,主にGuardの振付とコンテ上での動きを調整することが大きな目的となっています。体育館自体は全日(9:00~21:00)お借りしていますが,フルに練習するのはメンバーの体力が続きません。それに明日も同じ体育館での練習が予定されています。
今日は無理をしないで,調整したことを明日しっかり確認してから,初ランスルーに挑戦することになりました。

5月末からアメリカで「REVOLUTION」というCorps(コー)に所属し,DCIに参加していたBattery・Hide兄とYuukiくんが帰国して今日からGryphonsに復帰。
お帰りなさい! 二人そろってずいぶんいい色になりましたね!
アメリカでMarchingした経験で得たことを,ぜひチームのみんなに伝えてあげて下さいね。

昨秋,ELISABETHに題材が決まり,年明け早々から何度かの会議を重ねて検討してきた「Liberation」ショウ。その方針を実際のランスルーを見て確認するための「All Staff Day(全講師レッスン)」が,いよいよ来週に迫ってきました。
その日に合わせて,GuardもGSC(Gryphons Supporter Club)のご支援をいただきながら,フラッグのデザイン決定→布地購入→制作を進めてきました。一週間前になって次々に紙の上のプランだったものが,現実のものとなって現れ始めます。

この体育館でのBasicメニューは,GuardとHornLineがアリーナを使用。フロア面積が大きいので,かなりゆったりできます。

いつもなら倉庫などに押し込められる運命のBattery。しかし,この体育館は名神高速道路と国道171号線&東海道新幹線に囲まれ,隣接して大山崎インターチェンジもあるため,大音量が出るBatteryが屋外で叩いても大丈夫です。雨さえ降っていなければ,外で思いっきりBasicができるのは,Batteryにとっては大変恵まれた環境といえるでしょう。

今日の練習テーマの一つとして重要なのがこれです。
「Liberation」ショウ冒頭は,物語の発端となるエリザベートとオーストリア皇帝フランツ=ヨーゼフとの結婚式を想定したシーン。演出の要として登場するのが,大きな王冠と巨大なヴェールです。
GSC(Gryphons Supporter Club)が制作して下さった王冠とヴェールが届きました。Guardチーム全員で使用方法についてのレクチャーを受けます。
はたして,実際に想定通りの演出効果が出るのか,フィールドに展開するHornLine・Batteryとうまくかみ合うか,実際のコンテ練の中でチェックしてみないとわからないことを確かめなければなりません。

いよいよヴェール練習開始。
王冠を支えているのは高校1年生Guard・Maya。はい,じゃぁ見えないけど一応笑顔でよろしく!と言いたいところですが,よく見ると表情が引きつっております。というかほとんど半泣き状態。
「お・・・重いです・・・も,死にそうです。」

う~む,木材のあちこちを抜くとか,ポールをアルミ製に変更するとか,GSCでも軽量化に苦心していただいたのですが,ヴェールの重さと抵抗が加わると,やはり一人では無理のようです。王冠担当を増員することで何とかしていきましょうか。
かくしてドキドキものの初ヴェール練スタート。うわ,凄いな・・・。
ヴェールの取り付け強度など,まだ改善の余地は残りますが,想定した以上のインパクトが得られそうです!

本日,王冠の下でがんばったのは高校1年生GuardのMayo&Yukiのお二人さん。
とりあえずで一般メンバーからも助っ人が参加し,3~4人がかりとなりました。とにかく今日はお疲れさま。え?これから家で頑張って腕立て伏せしますって? そうだね,でも実際のショウで担当する人数は,直後のファーストヒットで登場するダブルフラッグの人数を考慮して調整していくから,まだ誰になるかわからないでしょう。決まってから考えた方がよくない?

ヴェールのメドが立ったので,その後は通常のコンテ練に戻ります。コンテは全て読み終わっているとはいえ,通ったのが先週のこと。メンバーもまだまだ自信を持って吹いて(叩いてor踊って)動ける状態ではありません。明日のランスルーに備えて,Guardの演技位置の調整を交えながら復習を重ねます。

一部のベテラン一般メンバーたちを除いて,この時期に吹いて(叩いてor踊って)で精一杯のメンバーたちは,音楽のテンポキープに気を配る余裕がほとんどありません。まともに練習を進めるためにも,楽器の音にかき消されないよう,メガホンでメトロノームのクリックを大音量で流し,それに合わせて練習を進めます。
クリックで練習している間は後方の指揮者は必要がないため,Sub.DM・Marinのお仕事はメガホンを抱えてのメト操作。今日もがんばっています。

2Fギャラリーに設置してある温度計。かなりの気温となっています。どこの体育館でも,メンバーが練習している1Fのフロアより,STAFFがチェックしている2Fの方がさらに暑いのですが,今日は比較的マシな印象。湿度が低いせいでしょうかね?

メンバー側の視点でショウを見るとこんな感じですね。
2シーズン前にこの体育館で練習したときより,フォーカスポイント(音を集める=ベルが向いているポイント)の高さが,かなり高く設定されています。もちろん,大会会場でメンバーたちが対応しなければならない高さに近づけたためですが,こういったことも「慣れ」の問題なので,どこでも高め高めで作っています。

クリック音で練習を進めていても,全員が後方を向いている状態で,曲最後の音を切ったりするのは,Sub.DM・Marinが活躍。本来のお仕事の一端をようやく務められるようになりました,というところでしょうか。
後方を向いているメンバーによっては,位置関係からSub.DM・Marinの姿が見えない場合も多く,これから指揮に合わせてコンテ練を進めていく間に,調整が必要となってくるはずです。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」のラストでは,Guardチームは最大幅40mまで広がる部分があります。体育館の長手方向を正面に設定していると,いくら広いフロアでもGuardは壁にめり込んでいく形にならざるを得ません。そこで今日はM4復習に入る時点で,フィールドの使い方を90°回転し,長手方向を左右に使うようにして練習しました。
Gryphonsといえば「カンパニーフロント」がないとショウを終えた気がしない人たちの集まり。今季もしっかりコンテに組み込んでいただきました!

懸案だったM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」で,まだ確定していなかったGuardの演技位置,及び振付の調整も何とかクリアすることができ,明日は何とかランスルーにこぎ着けることができそうです。
暑いけど,もう一日がんばっていきましょう!
【本日の番外編】・・・夜の個人練習
社会人であるTuba・Norioさん。仕事が終わってから練習に駆けつけてくれましたが,すでに練習最後のチャンクでした。全日フルタイムでお借りしている体育館,練習が終わってメンバーたちは帰宅の途につきましたが,体育館使用は21:00まで可能。そこでNorioさんは「一人コンテ練」でがんばっております。

エンジン組(阪急バス&JRを利用しない)の一般メンバーたちも,思い思いに個人練を21:00まで続けていました。こちらはGuard諸君。ただし,この映像は撮影用のポーズです。過去のGryphonsショウで使われた振付の決めポーズですが,さて,何のショウで使われたポーズか,おわかりになります?(←その時在籍したGuard以外でこれが分かる方には,Gry博士号を差し上げたいくらいですね)

この日,現役高校生電車組は京都駅に集合,JR長岡京駅経由で大山崎へ向かいますが,CarryのYukie&Kotokoは積み込みを担当するために塔南高校経由で行くことになりました。
エンジン組一般メンバーの手を借りてたかはし号&ハギ号及び一般メンバー車にHornLine&BatteryとGuard手具を積み込んでいきます。

朝イチのDM会議。N兄がメーリングリストでセクションリーダーやSTAFFと調整してきた予定案をもとに一日の練習の流れを最終確認。ホワイトボードへ転記していきます。
Sub.DM・Marinは自分の左手にスケジュールをメモ中。たしかにそこならいつでも確認できますね。

今日はGuard・H先生とBrass・M先生に来ていただき,主にGuardの振付とコンテ上での動きを調整することが大きな目的となっています。体育館自体は全日(9:00~21:00)お借りしていますが,フルに練習するのはメンバーの体力が続きません。それに明日も同じ体育館での練習が予定されています。
今日は無理をしないで,調整したことを明日しっかり確認してから,初ランスルーに挑戦することになりました。

5月末からアメリカで「REVOLUTION」というCorps(コー)に所属し,DCIに参加していたBattery・Hide兄とYuukiくんが帰国して今日からGryphonsに復帰。
お帰りなさい! 二人そろってずいぶんいい色になりましたね!
アメリカでMarchingした経験で得たことを,ぜひチームのみんなに伝えてあげて下さいね。

昨秋,ELISABETHに題材が決まり,年明け早々から何度かの会議を重ねて検討してきた「Liberation」ショウ。その方針を実際のランスルーを見て確認するための「All Staff Day(全講師レッスン)」が,いよいよ来週に迫ってきました。
その日に合わせて,GuardもGSC(Gryphons Supporter Club)のご支援をいただきながら,フラッグのデザイン決定→布地購入→制作を進めてきました。一週間前になって次々に紙の上のプランだったものが,現実のものとなって現れ始めます。

この体育館でのBasicメニューは,GuardとHornLineがアリーナを使用。フロア面積が大きいので,かなりゆったりできます。

いつもなら倉庫などに押し込められる運命のBattery。しかし,この体育館は名神高速道路と国道171号線&東海道新幹線に囲まれ,隣接して大山崎インターチェンジもあるため,大音量が出るBatteryが屋外で叩いても大丈夫です。雨さえ降っていなければ,外で思いっきりBasicができるのは,Batteryにとっては大変恵まれた環境といえるでしょう。

今日の練習テーマの一つとして重要なのがこれです。
「Liberation」ショウ冒頭は,物語の発端となるエリザベートとオーストリア皇帝フランツ=ヨーゼフとの結婚式を想定したシーン。演出の要として登場するのが,大きな王冠と巨大なヴェールです。
GSC(Gryphons Supporter Club)が制作して下さった王冠とヴェールが届きました。Guardチーム全員で使用方法についてのレクチャーを受けます。
はたして,実際に想定通りの演出効果が出るのか,フィールドに展開するHornLine・Batteryとうまくかみ合うか,実際のコンテ練の中でチェックしてみないとわからないことを確かめなければなりません。

いよいよヴェール練習開始。
王冠を支えているのは高校1年生Guard・Maya。はい,じゃぁ見えないけど一応笑顔でよろしく!と言いたいところですが,よく見ると表情が引きつっております。というかほとんど半泣き状態。
「お・・・重いです・・・も,死にそうです。」

う~む,木材のあちこちを抜くとか,ポールをアルミ製に変更するとか,GSCでも軽量化に苦心していただいたのですが,ヴェールの重さと抵抗が加わると,やはり一人では無理のようです。王冠担当を増員することで何とかしていきましょうか。
かくしてドキドキものの初ヴェール練スタート。うわ,凄いな・・・。
ヴェールの取り付け強度など,まだ改善の余地は残りますが,想定した以上のインパクトが得られそうです!

本日,王冠の下でがんばったのは高校1年生GuardのMayo&Yukiのお二人さん。
とりあえずで一般メンバーからも助っ人が参加し,3~4人がかりとなりました。とにかく今日はお疲れさま。え?これから家で頑張って腕立て伏せしますって? そうだね,でも実際のショウで担当する人数は,直後のファーストヒットで登場するダブルフラッグの人数を考慮して調整していくから,まだ誰になるかわからないでしょう。決まってから考えた方がよくない?

ヴェールのメドが立ったので,その後は通常のコンテ練に戻ります。コンテは全て読み終わっているとはいえ,通ったのが先週のこと。メンバーもまだまだ自信を持って吹いて(叩いてor踊って)動ける状態ではありません。明日のランスルーに備えて,Guardの演技位置の調整を交えながら復習を重ねます。

一部のベテラン一般メンバーたちを除いて,この時期に吹いて(叩いてor踊って)で精一杯のメンバーたちは,音楽のテンポキープに気を配る余裕がほとんどありません。まともに練習を進めるためにも,楽器の音にかき消されないよう,メガホンでメトロノームのクリックを大音量で流し,それに合わせて練習を進めます。
クリックで練習している間は後方の指揮者は必要がないため,Sub.DM・Marinのお仕事はメガホンを抱えてのメト操作。今日もがんばっています。

2Fギャラリーに設置してある温度計。かなりの気温となっています。どこの体育館でも,メンバーが練習している1Fのフロアより,STAFFがチェックしている2Fの方がさらに暑いのですが,今日は比較的マシな印象。湿度が低いせいでしょうかね?

メンバー側の視点でショウを見るとこんな感じですね。
2シーズン前にこの体育館で練習したときより,フォーカスポイント(音を集める=ベルが向いているポイント)の高さが,かなり高く設定されています。もちろん,大会会場でメンバーたちが対応しなければならない高さに近づけたためですが,こういったことも「慣れ」の問題なので,どこでも高め高めで作っています。

クリック音で練習を進めていても,全員が後方を向いている状態で,曲最後の音を切ったりするのは,Sub.DM・Marinが活躍。本来のお仕事の一端をようやく務められるようになりました,というところでしょうか。
後方を向いているメンバーによっては,位置関係からSub.DM・Marinの姿が見えない場合も多く,これから指揮に合わせてコンテ練を進めていく間に,調整が必要となってくるはずです。

M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」のラストでは,Guardチームは最大幅40mまで広がる部分があります。体育館の長手方向を正面に設定していると,いくら広いフロアでもGuardは壁にめり込んでいく形にならざるを得ません。そこで今日はM4復習に入る時点で,フィールドの使い方を90°回転し,長手方向を左右に使うようにして練習しました。
Gryphonsといえば「カンパニーフロント」がないとショウを終えた気がしない人たちの集まり。今季もしっかりコンテに組み込んでいただきました!

懸案だったM3後半「Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」で,まだ確定していなかったGuardの演技位置,及び振付の調整も何とかクリアすることができ,明日は何とかランスルーにこぎ着けることができそうです。
暑いけど,もう一日がんばっていきましょう!
【本日の番外編】・・・夜の個人練習
社会人であるTuba・Norioさん。仕事が終わってから練習に駆けつけてくれましたが,すでに練習最後のチャンクでした。全日フルタイムでお借りしている体育館,練習が終わってメンバーたちは帰宅の途につきましたが,体育館使用は21:00まで可能。そこでNorioさんは「一人コンテ練」でがんばっております。

エンジン組(阪急バス&JRを利用しない)の一般メンバーたちも,思い思いに個人練を21:00まで続けていました。こちらはGuard諸君。ただし,この映像は撮影用のポーズです。過去のGryphonsショウで使われた振付の決めポーズですが,さて,何のショウで使われたポーズか,おわかりになります?(←その時在籍したGuard以外でこれが分かる方には,Gry博士号を差し上げたいくらいですね)

ランスルーへの道(第一歩)
2009-08-09
今日も八木町でのコンテ練。昨日に引き続いてPit.は塔南高校での練習です。
そして急遽Guardチームも塔南高校で練習することになりました。H先生レッスン日だったのですが,今のところM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」の振りがほとんど付いていないということで,今日はコンテ練よりも振付確定を優先しようと,旧体育館で振付レッスンに取り組みます。
今日から始まった学習合宿に参加する者もいて,人数的には少し寂しい?八木町練となりました。

そして急遽Guardチームも塔南高校で練習することになりました。H先生レッスン日だったのですが,今のところM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」の振りがほとんど付いていないということで,今日はコンテ練よりも振付確定を優先しようと,旧体育館で振付レッスンに取り組みます。
今日から始まった学習合宿に参加する者もいて,人数的には少し寂しい?八木町練となりました。

昨夕は確かに夕焼け空だったのですが,今日は雨。次の日は晴れると言い伝えられているはずなのに?
やはり今季は雨とお友達でがんばるシーズンかもしれません。
とはいっても体育館内での練習ですから,とりあえず天気とは関係なし。かえって気温が低いはずなので助かるかもしれません。

水分補給の準備を担当する楽器機材係たち。楽器と一緒にペットボトルをケース単位で持ち込みます。各PARTから1名,氷を持参してもらって準備中。今年の飲料はポ○リスエットと麦茶が採用されているようです。昨年までアク○リアスがメインだったのですが,保健室の先生からポ○リスエットを勧められたとか。
コンテ練が始まってから11月くらいまで,練習前が忙しい時期が続きます。

Guardがいてもいなくても,八木町に来ればBattery Basicは倉庫に押し込められるのが運命。
申し訳ありませんが今日もよろしく。

八木町に来た時,木管がBasicをしているのはこの階段室。Batteryが押し込められている倉庫ほどではありませんが,それなりに狭いところで頑張ってもらっています。

今日のMM(基本動作)では,ジャズランが組まれていました。5mを8歩で(1歩が62.5cm=日本のMarchingでは基本とされる歩幅)×2ポイント,そして5mを4歩(1歩が125cm)で1ポイント動くメニュー。それなりのテンポなので,まるで走っているように見えます。
難しいように見えますが,ちゃんとコツがあり,練習すれば大丈夫。しかも,実際のショウの中でジャズランが必要とされるのは数秒間あるかないか,というところでしょうか。

おぉ,いよいよ今日は初ランスルーか?! と色めき立つメンバーに肩すかしを食わせるような本日のスケジュール。よ~っく見てみましょう。「ランスルー」ではなく「ランする~?」ですよ。
ランスルーのための練習ではなく,コンテ練を進めていき,もし時間的かつ技術的にランスルーが可能であれば,やってみるかも?ということらしいです。何が何でもランスルーを強行するのでは,一日の練習が無意味になりかねない,というDM・N兄の判断。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」の最後に,動きの「難所」があります。速いテンポなのに3拍単位で方向と歩幅がドンドン変わっていくため,個人の動きが大変。しかも全体の形がシンプルなので,少しでも位置がずれるとグチャっとなってしまいます。
この難所をクリアしていくため,全体での練習よりも,より個人一人一人の動きに目が行き届くよう,関連した動きをしている8名を1班として,班別にクリーニングしていく方針を立てました。グリグリ動いているから名付けて「グリグリ班」(^^ゞ

グリグリ班はA~Hまで8名×8班が編制されました。しかし,このグリグリ班に参加しないのがTuba。Tubaラインはこの「グリグリ」フォーメイションの外側に独立しているため,「グリグリ」がないからです。
班別に「グリグリ」練をしている間,TubaはPARTで別メニューに取り組みます。

ところが,Tubaのうち2本だけはグリグリ班に配属されています。Tuba以外のHornLineが62名なので,致し方ないところです。コンテが配布された初日に決めたポジションをショウの間ずっと担当しますから,お二人さんはまさかこの難所でグリグリ班入りを果たすとは予想していなかったはず。
重量があるTubaで「グリグリ」するのは大変でしょうが,頑張りましょう!

「グリグリ」フォーメイション前半12拍4図と後半12拍1図,合わせて24拍分を延べ30分ほどかけて班別に取り組んでもらいました。最後に全体で合わせてみましょうか。
そうですね,班別練習前に比べて,「グリグリ」しているのが何となく見えてきたように思います。この「グリグリ」フォーメイション」24拍は,シーズン終わりまでより精度が高められるよう,チャレンジを続ける予定です。

Guardがいないので,昼休みはBatteryとHornLineで交互にとることになります。
HornLineが昼休みを取っている間,Batteryは自分たちの気になるところをフィールド独占でチェック中。Sub.DM・Marinがメトとワイヤレス装置を片手にお付き合い。
こうしてメンバーから頼りにされるようになってくると「Sub.DMへの道」もそろそろ半ば? だんだんらしくなってきましたね。

メンバー全員がまだ「Liberation」コンテに慣れていないこともあって,M1からM4まで,各チャンクは全て時間が超過気味。全体のスケジュールはどんどん後へずれていきます。
結局,ちゃんと一通り復習&チェックを済ませると,ランスルーのための時間は確保できそうになく,となればSTAFFもあっさり今日はあきらめることに。まぁ例年お盆明けに初ランスルーが相場だったし,この調子なら来週は何とかなりそうですからね。
M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭でFlugel Hornの甘い音色を響かせるヤタオ氏。トレードマークのマントは今日も健在です。(←柄はしんかんせんくんですね)

練習を終え,さぁ楽器を積み込んで帰りましょう,というところで大粒の雨が八木町を襲います。とりあえず困ったのが積み込みですが,ササッとブルーシートでトンネルが構築され,積み込みが始まりました。

雨天経験が豊富で,特に指示を出さなくてもテキパキと対応策が繰り出されるのは,喜ばないといけないのでしょうが・・・(v_v)

ほとんどの高校生は八木町までの足がJRなので,京都駅で解散となります。
楽器を積んだ顧問&一般車は,積み降ろしのために塔南高校へ。通称エンジン組と呼ばれている,自力で八木町まで来ている一般メンバー,保護者に送迎してもらった高校生も,搬入要員としてお願いしています。
塔南高校ではGuardレッスンが最後の詰めを迎えております。

ショウのストーリーでは,M3には「束縛」というサブタイトルが付いています。自由奔放なエリザベートの魂を束縛する,オーストリア皇后の立場と責任,ハプスブルグ家の伝統と格式などを表現したい曲。Batteryソロがフィーチャーされ,ライフル隊とフラッグ隊も活躍しますが,実はあと一つ,手具が登場します。Guardチームより,ファーストショウまで掲載禁止を申し渡されているため,お披露目はまたの機会にいたしましょう。

聞くところによれば,M3のGuardの振付も,現時点で可能な部分はほとんど付いたとのこと。あとは実際にHornLineと絡む部分で,コンテの見え方によって決まる箇所が残っているそうです。
明日から五日間は,学校閉鎖。TONAN BrassもGryphonsも,世間一般とは数日ずれていますが「お盆休み」となります。お盆明けの週末には大山崎町で練習が組まれており,今季初ランスルーをめざしての練習となります。
【本日の番外編】・・・休憩中の二コマ
首筋を扇風機で冷やすBaritone1年Haruka。どう?気持ちいい?
「え,ピンですか(^^*)v」
ん?!・・・え~とそうなりますね。(←予想外のリアクションに台詞の意味を解するまで2秒ほどかかってしまいました)

傍らには,ほとんど“死体”と化したTpルーキーMaっちゃん。
誰か「おくり人」してあげましょう(^_^;)

やはり今季は雨とお友達でがんばるシーズンかもしれません。
とはいっても体育館内での練習ですから,とりあえず天気とは関係なし。かえって気温が低いはずなので助かるかもしれません。

水分補給の準備を担当する楽器機材係たち。楽器と一緒にペットボトルをケース単位で持ち込みます。各PARTから1名,氷を持参してもらって準備中。今年の飲料はポ○リスエットと麦茶が採用されているようです。昨年までアク○リアスがメインだったのですが,保健室の先生からポ○リスエットを勧められたとか。
コンテ練が始まってから11月くらいまで,練習前が忙しい時期が続きます。

Guardがいてもいなくても,八木町に来ればBattery Basicは倉庫に押し込められるのが運命。
申し訳ありませんが今日もよろしく。

八木町に来た時,木管がBasicをしているのはこの階段室。Batteryが押し込められている倉庫ほどではありませんが,それなりに狭いところで頑張ってもらっています。

今日のMM(基本動作)では,ジャズランが組まれていました。5mを8歩で(1歩が62.5cm=日本のMarchingでは基本とされる歩幅)×2ポイント,そして5mを4歩(1歩が125cm)で1ポイント動くメニュー。それなりのテンポなので,まるで走っているように見えます。
難しいように見えますが,ちゃんとコツがあり,練習すれば大丈夫。しかも,実際のショウの中でジャズランが必要とされるのは数秒間あるかないか,というところでしょうか。

おぉ,いよいよ今日は初ランスルーか?! と色めき立つメンバーに肩すかしを食わせるような本日のスケジュール。よ~っく見てみましょう。「ランスルー」ではなく「ランする~?」ですよ。
ランスルーのための練習ではなく,コンテ練を進めていき,もし時間的かつ技術的にランスルーが可能であれば,やってみるかも?ということらしいです。何が何でもランスルーを強行するのでは,一日の練習が無意味になりかねない,というDM・N兄の判断。

M1後半「Alle Fragen sind gestellt(すべての問が立てられた)」の最後に,動きの「難所」があります。速いテンポなのに3拍単位で方向と歩幅がドンドン変わっていくため,個人の動きが大変。しかも全体の形がシンプルなので,少しでも位置がずれるとグチャっとなってしまいます。
この難所をクリアしていくため,全体での練習よりも,より個人一人一人の動きに目が行き届くよう,関連した動きをしている8名を1班として,班別にクリーニングしていく方針を立てました。グリグリ動いているから名付けて「グリグリ班」(^^ゞ

グリグリ班はA~Hまで8名×8班が編制されました。しかし,このグリグリ班に参加しないのがTuba。Tubaラインはこの「グリグリ」フォーメイションの外側に独立しているため,「グリグリ」がないからです。
班別に「グリグリ」練をしている間,TubaはPARTで別メニューに取り組みます。

ところが,Tubaのうち2本だけはグリグリ班に配属されています。Tuba以外のHornLineが62名なので,致し方ないところです。コンテが配布された初日に決めたポジションをショウの間ずっと担当しますから,お二人さんはまさかこの難所でグリグリ班入りを果たすとは予想していなかったはず。
重量があるTubaで「グリグリ」するのは大変でしょうが,頑張りましょう!

「グリグリ」フォーメイション前半12拍4図と後半12拍1図,合わせて24拍分を延べ30分ほどかけて班別に取り組んでもらいました。最後に全体で合わせてみましょうか。
そうですね,班別練習前に比べて,「グリグリ」しているのが何となく見えてきたように思います。この「グリグリ」フォーメイション」24拍は,シーズン終わりまでより精度が高められるよう,チャレンジを続ける予定です。

Guardがいないので,昼休みはBatteryとHornLineで交互にとることになります。
HornLineが昼休みを取っている間,Batteryは自分たちの気になるところをフィールド独占でチェック中。Sub.DM・Marinがメトとワイヤレス装置を片手にお付き合い。
こうしてメンバーから頼りにされるようになってくると「Sub.DMへの道」もそろそろ半ば? だんだんらしくなってきましたね。

メンバー全員がまだ「Liberation」コンテに慣れていないこともあって,M1からM4まで,各チャンクは全て時間が超過気味。全体のスケジュールはどんどん後へずれていきます。
結局,ちゃんと一通り復習&チェックを済ませると,ランスルーのための時間は確保できそうになく,となればSTAFFもあっさり今日はあきらめることに。まぁ例年お盆明けに初ランスルーが相場だったし,この調子なら来週は何とかなりそうですからね。
M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」冒頭でFlugel Hornの甘い音色を響かせるヤタオ氏。トレードマークのマントは今日も健在です。(←柄はしんかんせんくんですね)

練習を終え,さぁ楽器を積み込んで帰りましょう,というところで大粒の雨が八木町を襲います。とりあえず困ったのが積み込みですが,ササッとブルーシートでトンネルが構築され,積み込みが始まりました。

雨天経験が豊富で,特に指示を出さなくてもテキパキと対応策が繰り出されるのは,喜ばないといけないのでしょうが・・・(v_v)

ほとんどの高校生は八木町までの足がJRなので,京都駅で解散となります。
楽器を積んだ顧問&一般車は,積み降ろしのために塔南高校へ。通称エンジン組と呼ばれている,自力で八木町まで来ている一般メンバー,保護者に送迎してもらった高校生も,搬入要員としてお願いしています。
塔南高校ではGuardレッスンが最後の詰めを迎えております。

ショウのストーリーでは,M3には「束縛」というサブタイトルが付いています。自由奔放なエリザベートの魂を束縛する,オーストリア皇后の立場と責任,ハプスブルグ家の伝統と格式などを表現したい曲。Batteryソロがフィーチャーされ,ライフル隊とフラッグ隊も活躍しますが,実はあと一つ,手具が登場します。Guardチームより,ファーストショウまで掲載禁止を申し渡されているため,お披露目はまたの機会にいたしましょう。

聞くところによれば,M3のGuardの振付も,現時点で可能な部分はほとんど付いたとのこと。あとは実際にHornLineと絡む部分で,コンテの見え方によって決まる箇所が残っているそうです。
明日から五日間は,学校閉鎖。TONAN BrassもGryphonsも,世間一般とは数日ずれていますが「お盆休み」となります。お盆明けの週末には大山崎町で練習が組まれており,今季初ランスルーをめざしての練習となります。
【本日の番外編】・・・休憩中の二コマ
首筋を扇風機で冷やすBaritone1年Haruka。どう?気持ちいい?
「え,ピンですか(^^*)v」
ん?!・・・え~とそうなりますね。(←予想外のリアクションに台詞の意味を解するまで2秒ほどかかってしまいました)

傍らには,ほとんど“死体”と化したTpルーキーMaっちゃん。
誰か「おくり人」してあげましょう(^_^;)

初めての体育館練の日
2009-08-08
今日はGryphonsのホームグラウンドともいえる南丹市八木町へ。毎年10回前後はお借りしているお馴染みの体育館で今季初めてとなるコンテ練。
ただし,この週末はコンテ読みがメインとなるため,Pit.は塔南高校で練習することになっているので人数的にはちょっと寂しいのは仕方ありません。
コンテ・デザイナーM先生から,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」ラストまで,今季ショウ「Liberation~自由への飛翔~」全図が届いています。合宿までの雨によるスケジュールの遅れを取り戻せる見込みが出てきたので,STAFFとしても一安心。暑い季節だけに,あとはメンバー諸君の頑張りに期待したいところです。

ただし,この週末はコンテ読みがメインとなるため,Pit.は塔南高校で練習することになっているので人数的にはちょっと寂しいのは仕方ありません。
コンテ・デザイナーM先生から,M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」ラストまで,今季ショウ「Liberation~自由への飛翔~」全図が届いています。合宿までの雨によるスケジュールの遅れを取り戻せる見込みが出てきたので,STAFFとしても一安心。暑い季節だけに,あとはメンバー諸君の頑張りに期待したいところです。

合宿では,天候のためにM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」コンテをしっかり読み込むことができませんでした。動きだけは届いたコンテの最後まで通したものの,一般メンバーたちは実際に音を出して動く時間がほとんどなく,高校生たちも最終日まで取り組んだものの,やはりメンバーがそろっていないと分かりにくい部分もあるはず。
そういった事情に配慮しつつ,無理なくこの土日でランスルーにどれだけ迫れるか,各セクションの現状を考慮しながら,STAFF・DM&Sub.DM,そしてGuardチーフSushiが今日のスケジュール組み立てに頭を絞ります。

体育館をお借りしての練習,ということになると登場するのがスケジュールを書き込んだホワイトボード。マグネットを使って金属製の扉に掲示されます。
今日はまず合宿で読み込みが不足したM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」を復習の復習から始め, M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」まで読み切ることを優先したスケジュールですね。

晴れているのでHornLineは屋外でMBP(Marching Brass Practice)を行います。メンバーは体力温存をはかって日陰でメニューに取り組み,STAFFは(ヤタオ氏はプレイヤーでもありますが)日なたで仕切ります。

八木町でのBasicでは,館内のフロアはGuardに使ってもらうのが通常のパターンです。
今日はライフル隊とフラッグ隊に分かれてのBasic。Guardチームでは,Basicでも振付練でも,前に立つ人間はどんどん交代していき,全員が前から見る立場を担当するのが伝統となっています。

Battery Basicは,ここ八木町では倉庫に押し込められるのが運命。
くれぐれも耳の健康にご注意を!(←いつもながらご本人たちはあまり気にしていない・・・すでに手遅れか?!)

今日も続く「Sub.DMへの道」
各セクションがBasicに取り組んでいる間,STAFFはすることがありません。
Basicメニューの仕切りをする場合もありますが,おおむねは暇ができます。試験の都合で合宿には参加できなかったSub.DM・Marinは,コンテとスコアの予習。コンテの各図が曲のどの部分になるのかをチェックしています。

今日のNewコンテはM3ラストのアップテンポ部分から。何とか今日中にM4ラストまで行くために,練習時間の前の方に枠が設定されています。昼食をはさみ,一日のうちでもっとも暑い時間帯のチャンクとなりますが,みんな集中しているから暑くないはず・・・はないか。
暑くてもテンション上げていきましょう!

ヤタオ氏がプレイヤーに復帰するとフィールドにマントが帰ってきました。
おぉ,懐かしい。2年前にもお使いになっていたピングー柄タオルですね。
コンテは自宅でPDFファイルをカラーでプリントアウトしてきます。STAFFが印刷するとA4用紙に2図,しかもモノクロ。A4に1図のカラー版は「見やすさが違う!」とのこと。

Sub.DM・Marinはコンテ読みの間,メトロノームとメガホンの操作がお仕事。
壁際ギリギリまでメンバーが動いてくるので,倉庫の中へ押し出されてしまいました。

合宿から帰ってから,BOX大掃除が敢行されました。これはその成果として発掘された扇風機。
そういえば,2年ほど前には夏の練習にはこれが持ち込まれていたのを思い出しました。昨年度はBOXの奥深く埋もれたまま夏を(いや一年を)お過ごしになっていたようです。
それにしても! 扇風機を前にしてやることは,メンバーが入れ替わっても変わらないもんですな(^。^)

あくまで「一通り」ですが,何とかM4ラストまでコンテ読みを終了。かなり時間的には押してしまいました。予定を順次繰り下げながら,M2→M1の復習へと練習は進みます。
これはM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」で登場するGuardチーム。M2の手具はトラックが動かない(Pit.が動かない日はトラック代を節約します)ため,輸送できませんでした。
なのでGuardはエアー手具で練習中。この手具はGuardチームよりファーストショウまで公開が禁じられているため,エアー状態だからこそ掲載できたショットですよ。(←あまり意味ないですかね・・・)

当初,今日のスケジュールは午後~夜間区分で体育館をお借りすることになっていました。ところが直前にキャンセルでもあったのでしょうか,「土曜の午前中が空きましたが使われますか?」と声をかけていただけたのです。合宿までの雨による遅れが気がかりだったSTAFFは,天の助けとばかりに飛びつき,今日はフルタイムでの使用となりました。
しかし,合宿直後の初体育館練習ということもあり,午前のスタート時間を10:00に遅らせています。
陽が傾いて夕闇が迫り,ようやく気温も下がってきて,練習しやすくなってきました。

「Liberation」のM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」ラストシーンは,今までのGryショウとはちょっとニュアンスが異なります。もちろん,カンパニーフロントをはずすわけにはいかないのは当然ですが,その後のアップテンポの展開に,今まであまり取り上げていない「グリグリ感」を出したコンテになっています。
もちろん,今は動くだけでも手一杯どころか,高校1年生を中心に動き切れていないメンバーもいるぐらいですが,これからのクリーニングで,何とかカッコよく仕上げていきたいところです。

「Sub.DMへの道」第四弾。
コンテ読みからしばらくの期間,メンバーがテンポキープまで気を配る余裕が少ないため,メトロノームのクリックに従って練習することが多くなります。このメト・コントロールはSub.DMの重要な職務。HornLineがffで吹き鳴らすと,クリック音が聞こえなくなるため,Sub.DMは「バンドの心臓」であり,テンポを支配するBattery(とりわけスネアドラム)の背後に密着します。
「メガホンのベルトで肩が痛くて・・・」がんばれMarin!

フルタイムでお借りするというのは21:00まで使えるということですが,八木町でそこまで練習するのは体力的に(そして女子高校生の帰宅時間としても!)かなり厳しいことになります。
そこで夜間区分までお借りした場合の練習は19:00前後には切り上げるのが通例。それでも19:45八木駅発のJRに乗車しても,京都駅に到着するのは20:32となります。
メンバーのほとんどが帰途について静まりかえった体育館では,STAFF・団長・DMが明日のスケジュールについての調整会議。

いつも思うのですが,Gryphonsの強みはこのSTAFFの影の支えですね。もう一つはGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんのご助力,この二つなくしてGryphonsのショウは成り立ちません。明日もメンバー全員が練習に専念できるよう,今夜もSTAFFの努力が続いています。
【本日の番外編】・・・New Tuba!
昨日,発注してあったMarching Tubaが納品されました。5月には「2本足りません」と迫られた(懇願された?)のですが,諸般の事情により,1本でということに落ち着きました。
さっそく八木町へ持ち込んでリプレイス。担当するのはLow-Brassセクションリーダーを務めますTokuパイです。
新しい楽器は気持ちいいんじゃないかと思うのが普通ですが,実際はちゃんと鳴るまでかなりの時間がかかるのが金管楽器。Tokuパイ,慣らし運転をよろしくお願いしますね!

そういった事情に配慮しつつ,無理なくこの土日でランスルーにどれだけ迫れるか,各セクションの現状を考慮しながら,STAFF・DM&Sub.DM,そしてGuardチーフSushiが今日のスケジュール組み立てに頭を絞ります。

体育館をお借りしての練習,ということになると登場するのがスケジュールを書き込んだホワイトボード。マグネットを使って金属製の扉に掲示されます。
今日はまず合宿で読み込みが不足したM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」を復習の復習から始め, M4「Ich gehör nur mir(私だけに)」まで読み切ることを優先したスケジュールですね。

晴れているのでHornLineは屋外でMBP(Marching Brass Practice)を行います。メンバーは体力温存をはかって日陰でメニューに取り組み,STAFFは(ヤタオ氏はプレイヤーでもありますが)日なたで仕切ります。

八木町でのBasicでは,館内のフロアはGuardに使ってもらうのが通常のパターンです。
今日はライフル隊とフラッグ隊に分かれてのBasic。Guardチームでは,Basicでも振付練でも,前に立つ人間はどんどん交代していき,全員が前から見る立場を担当するのが伝統となっています。

Battery Basicは,ここ八木町では倉庫に押し込められるのが運命。
くれぐれも耳の健康にご注意を!(←いつもながらご本人たちはあまり気にしていない・・・すでに手遅れか?!)

今日も続く「Sub.DMへの道」
各セクションがBasicに取り組んでいる間,STAFFはすることがありません。
Basicメニューの仕切りをする場合もありますが,おおむねは暇ができます。試験の都合で合宿には参加できなかったSub.DM・Marinは,コンテとスコアの予習。コンテの各図が曲のどの部分になるのかをチェックしています。

今日のNewコンテはM3ラストのアップテンポ部分から。何とか今日中にM4ラストまで行くために,練習時間の前の方に枠が設定されています。昼食をはさみ,一日のうちでもっとも暑い時間帯のチャンクとなりますが,みんな集中しているから暑くないはず・・・はないか。
暑くてもテンション上げていきましょう!

ヤタオ氏がプレイヤーに復帰するとフィールドにマントが帰ってきました。
おぉ,懐かしい。2年前にもお使いになっていたピングー柄タオルですね。
コンテは自宅でPDFファイルをカラーでプリントアウトしてきます。STAFFが印刷するとA4用紙に2図,しかもモノクロ。A4に1図のカラー版は「見やすさが違う!」とのこと。

Sub.DM・Marinはコンテ読みの間,メトロノームとメガホンの操作がお仕事。
壁際ギリギリまでメンバーが動いてくるので,倉庫の中へ押し出されてしまいました。

合宿から帰ってから,BOX大掃除が敢行されました。これはその成果として発掘された扇風機。
そういえば,2年ほど前には夏の練習にはこれが持ち込まれていたのを思い出しました。昨年度はBOXの奥深く埋もれたまま夏を(いや一年を)お過ごしになっていたようです。
それにしても! 扇風機を前にしてやることは,メンバーが入れ替わっても変わらないもんですな(^。^)

あくまで「一通り」ですが,何とかM4ラストまでコンテ読みを終了。かなり時間的には押してしまいました。予定を順次繰り下げながら,M2→M1の復習へと練習は進みます。
これはM2「Boote in der Nacht(夜のボート)」で登場するGuardチーム。M2の手具はトラックが動かない(Pit.が動かない日はトラック代を節約します)ため,輸送できませんでした。
なのでGuardはエアー手具で練習中。この手具はGuardチームよりファーストショウまで公開が禁じられているため,エアー状態だからこそ掲載できたショットですよ。(←あまり意味ないですかね・・・)

当初,今日のスケジュールは午後~夜間区分で体育館をお借りすることになっていました。ところが直前にキャンセルでもあったのでしょうか,「土曜の午前中が空きましたが使われますか?」と声をかけていただけたのです。合宿までの雨による遅れが気がかりだったSTAFFは,天の助けとばかりに飛びつき,今日はフルタイムでの使用となりました。
しかし,合宿直後の初体育館練習ということもあり,午前のスタート時間を10:00に遅らせています。
陽が傾いて夕闇が迫り,ようやく気温も下がってきて,練習しやすくなってきました。

「Liberation」のM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」ラストシーンは,今までのGryショウとはちょっとニュアンスが異なります。もちろん,カンパニーフロントをはずすわけにはいかないのは当然ですが,その後のアップテンポの展開に,今まであまり取り上げていない「グリグリ感」を出したコンテになっています。
もちろん,今は動くだけでも手一杯どころか,高校1年生を中心に動き切れていないメンバーもいるぐらいですが,これからのクリーニングで,何とかカッコよく仕上げていきたいところです。

「Sub.DMへの道」第四弾。
コンテ読みからしばらくの期間,メンバーがテンポキープまで気を配る余裕が少ないため,メトロノームのクリックに従って練習することが多くなります。このメト・コントロールはSub.DMの重要な職務。HornLineがffで吹き鳴らすと,クリック音が聞こえなくなるため,Sub.DMは「バンドの心臓」であり,テンポを支配するBattery(とりわけスネアドラム)の背後に密着します。
「メガホンのベルトで肩が痛くて・・・」がんばれMarin!

フルタイムでお借りするというのは21:00まで使えるということですが,八木町でそこまで練習するのは体力的に(そして女子高校生の帰宅時間としても!)かなり厳しいことになります。
そこで夜間区分までお借りした場合の練習は19:00前後には切り上げるのが通例。それでも19:45八木駅発のJRに乗車しても,京都駅に到着するのは20:32となります。
メンバーのほとんどが帰途について静まりかえった体育館では,STAFF・団長・DMが明日のスケジュールについての調整会議。

いつも思うのですが,Gryphonsの強みはこのSTAFFの影の支えですね。もう一つはGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんのご助力,この二つなくしてGryphonsのショウは成り立ちません。明日もメンバー全員が練習に専念できるよう,今夜もSTAFFの努力が続いています。
【本日の番外編】・・・New Tuba!
昨日,発注してあったMarching Tubaが納品されました。5月には「2本足りません」と迫られた(懇願された?)のですが,諸般の事情により,1本でということに落ち着きました。
さっそく八木町へ持ち込んでリプレイス。担当するのはLow-Brassセクションリーダーを務めますTokuパイです。
新しい楽器は気持ちいいんじゃないかと思うのが普通ですが,実際はちゃんと鳴るまでかなりの時間がかかるのが金管楽器。Tokuパイ,慣らし運転をよろしくお願いしますね!

合宿第五日
2009-08-05
いよいよ合宿最終日。今日の練習は午前中だけで,昼食後には山を下りることになります。
毎年のことながら,ハチ北高原に来た当初は五日間の合宿は果てしなく長いように感じますが,最終日になるとあっという間に終わったような気がします。
涼しい環境でできるコンテ練も,下山すれば秋が深まるまではお預けのはず。(冬になれば寒さとの闘いが始まりますが・・・)半日とはいえ,この時間もしっかり活用して,有意義な合宿にしていきましょう。

毎年のことながら,ハチ北高原に来た当初は五日間の合宿は果てしなく長いように感じますが,最終日になるとあっという間に終わったような気がします。
涼しい環境でできるコンテ練も,下山すれば秋が深まるまではお預けのはず。(冬になれば寒さとの闘いが始まりますが・・・)半日とはいえ,この時間もしっかり活用して,有意義な合宿にしていきましょう。

今までの苦労は何だったんだ的なくらいに思いっきり晴れました。
さすがはハチ北「高原」,日射しは強くても風は爽やかです。いやいや,そう簡単にはだまされませんぞ。昨日の例からみて,どうせ夕方近くには突如雨が降ったりするに決まっている。
しかし我々は既に山の下なので大丈夫なのだ!(^_^;)b

今季ショウ「Liberation」のコンテには,動きの面ではっきりした「難所」がいくつか設定されています。これらの「難所」は一人一人がきっちり動かないと全然かっこよく見えない上に,全てテンポが速い部分にあります。動き方自体もかなり難しく,合宿から1シーズンを通してクリーニングに挑戦していかなければならないと思います。
まずは,自分の動きがどのような絵を表現しているか,理解するところから始めましょうか。

合宿も最終日。お天気も晴れ。となれば迷うことなく午前の早い段階からPit.がフィールドへ移動してきました。さすがにここから雨はないでしょう?!(←あったら今年はもう屋外コンテ練は絶望的ですぞ・・・)

本日の練習は午前中だけの短期決戦。何とか合宿の成果をたしかなものにしたいとDM・N兄はかなり飛ばし気味に練習を進めていきます。おそらく少し前までなら,マーチングを始めて3ヵ月程度が多数を占める高校1年生にはついていけなかったのではないでしょうか。
コンテに取り組んで,Gry時間ではまだ6日目ですが,高校1年生も確実に成長していると見受けられます。

「納会」疲れなのか「合宿」疲れなのか,休憩中のテンションはあまり高くありません。それでもハチ北高原の環境に慣れてきたせいか,淡々と練習が進んでいきます。
晴れて日射しが強くなると,とたんにブヨに刺されることが激減しました。やはり涼しく湿った気候がブヨにとって快適なんでしょうか。

一般メンバー主力がほとんどいない練習の中,ほぼ本番並みの陣容を誇るのがTuba。仕事等で2名が抜けただけで10本がズラリと並びます。本数だけでいうなら,もしかすると日本一のベースセクションかもしれませんね。
高校1年生が3名含まれるので,彼女たちの成長がカギを握るでしょうか・・・。シーズンが終わるまでに,何とか本数にふさわしい響きで,Gryサウンドを支えてもらいたいものです。

合宿練習の最後を締めくくるのはもちろんランスルー。
ただし,コンテがあって動けるのはM3の29図までで,M3ラストシーン及びM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」のコンテはまだ届いていません。合宿では例年これくらいの範囲がコンテ練の限界なので,いつもコンテがない部分はそのまま立奏で演じる仮「ランスルー」を行っています。
本当のランスルーは,山を下りてお盆が明けた頃になるのが毎年のペース。
しかし,今年は雨が続いたため,例年よりもM3までを消化する時間がやや不足気味。STAFFとしては若干心配はあったのですが,メンバーたちはがんばって今年も仮ランスルーを演じてくれました。
お疲れ様でした! これで合宿の練習を終わります!

昼食も撤収も積み込みも着々と進み,出発の時間となりました。駐車場にはロッヂあさひの皆さん全員が見送りに出てきてくれました。
毎年のことながら,朝早くから夜遅くまで「ブカブカドンドン」と騒々しい人たちを温かくお世話していただき,ありがとうございました。来年までお元気で!

楽器を満載した顧問車は,バスの後を追うように出発しましたが,途中でスペシャルな休憩をとりました。立ち寄ったのは八鹿駅近くの国道9号線に面した道の駅ようか「但馬蔵」。
一昨年,車酔いが激しかった当時の1年生グッさんを休ませるために偶然立ち寄ったのですが,ここには足湯があるのです。たかはし号は昨年はここを素通りして八鹿駅経由となったのですが,ハギ先生にお伺いすると昨年はお湯交換直後で2cm程度しかお湯がなく,気分だけだったとか。
今年は2台ともしっかり休憩してきました(^。^)
さぁ京都まで安全運転でがんばっていきましょう!

こうして,今季も文字通り「練習漬け」の五日間を無事に終えることができました。朝6:00から夜中まで(毎晩日付が変わるまで廊下でコンテとにらめっこしている猛者もいましたが・・・)楽譜とコンテとメンバーと向き合うだけの「シーズンでもっとも濃い」合宿が終わりました。
今年は雨に悩まされそうな嫌な予感が残りますが,その中で,がんばって練習に取り組み,例年並みの成果を収めたメンバーなら,きっと「Liberation」もすばらしくミラクルなショウに仕上がっていくことと思います。
(おそらく)厳しい残暑の中,単調なクリーニングが続いていくでしょうが,今季も「感動を伝えられるショウ」めざして走り続けたいと思います。ご声援よろしくお願い申し上げます。
【本日の番外編】・・・ピンク!ピンク!ピンク!
高校1年生EupのHiroka。メガネのフレームからTシャツ,バッグ,タオル,靴下からシューズのラインまで,みごとピンク尽くしです。とってもピンクが好きなんですね?
もしかするとピンクのGパンとか持ってるのかな? あ,さすがにそれはないんですか。
いえ,別に文句はありませんよ。自分が気に入ってるんなら,いいんじゃないですか?!

さすがはハチ北「高原」,日射しは強くても風は爽やかです。いやいや,そう簡単にはだまされませんぞ。昨日の例からみて,どうせ夕方近くには突如雨が降ったりするに決まっている。
しかし我々は既に山の下なので大丈夫なのだ!(^_^;)b

今季ショウ「Liberation」のコンテには,動きの面ではっきりした「難所」がいくつか設定されています。これらの「難所」は一人一人がきっちり動かないと全然かっこよく見えない上に,全てテンポが速い部分にあります。動き方自体もかなり難しく,合宿から1シーズンを通してクリーニングに挑戦していかなければならないと思います。
まずは,自分の動きがどのような絵を表現しているか,理解するところから始めましょうか。

合宿も最終日。お天気も晴れ。となれば迷うことなく午前の早い段階からPit.がフィールドへ移動してきました。さすがにここから雨はないでしょう?!(←あったら今年はもう屋外コンテ練は絶望的ですぞ・・・)

本日の練習は午前中だけの短期決戦。何とか合宿の成果をたしかなものにしたいとDM・N兄はかなり飛ばし気味に練習を進めていきます。おそらく少し前までなら,マーチングを始めて3ヵ月程度が多数を占める高校1年生にはついていけなかったのではないでしょうか。
コンテに取り組んで,Gry時間ではまだ6日目ですが,高校1年生も確実に成長していると見受けられます。

「納会」疲れなのか「合宿」疲れなのか,休憩中のテンションはあまり高くありません。それでもハチ北高原の環境に慣れてきたせいか,淡々と練習が進んでいきます。
晴れて日射しが強くなると,とたんにブヨに刺されることが激減しました。やはり涼しく湿った気候がブヨにとって快適なんでしょうか。

一般メンバー主力がほとんどいない練習の中,ほぼ本番並みの陣容を誇るのがTuba。仕事等で2名が抜けただけで10本がズラリと並びます。本数だけでいうなら,もしかすると日本一のベースセクションかもしれませんね。
高校1年生が3名含まれるので,彼女たちの成長がカギを握るでしょうか・・・。シーズンが終わるまでに,何とか本数にふさわしい響きで,Gryサウンドを支えてもらいたいものです。

合宿練習の最後を締めくくるのはもちろんランスルー。
ただし,コンテがあって動けるのはM3の29図までで,M3ラストシーン及びM4「Ich gehör nur mir(私だけに)」のコンテはまだ届いていません。合宿では例年これくらいの範囲がコンテ練の限界なので,いつもコンテがない部分はそのまま立奏で演じる仮「ランスルー」を行っています。
本当のランスルーは,山を下りてお盆が明けた頃になるのが毎年のペース。
しかし,今年は雨が続いたため,例年よりもM3までを消化する時間がやや不足気味。STAFFとしては若干心配はあったのですが,メンバーたちはがんばって今年も仮ランスルーを演じてくれました。
お疲れ様でした! これで合宿の練習を終わります!

昼食も撤収も積み込みも着々と進み,出発の時間となりました。駐車場にはロッヂあさひの皆さん全員が見送りに出てきてくれました。
毎年のことながら,朝早くから夜遅くまで「ブカブカドンドン」と騒々しい人たちを温かくお世話していただき,ありがとうございました。来年までお元気で!

楽器を満載した顧問車は,バスの後を追うように出発しましたが,途中でスペシャルな休憩をとりました。立ち寄ったのは八鹿駅近くの国道9号線に面した道の駅ようか「但馬蔵」。
一昨年,車酔いが激しかった当時の1年生グッさんを休ませるために偶然立ち寄ったのですが,ここには足湯があるのです。たかはし号は昨年はここを素通りして八鹿駅経由となったのですが,ハギ先生にお伺いすると昨年はお湯交換直後で2cm程度しかお湯がなく,気分だけだったとか。
今年は2台ともしっかり休憩してきました(^。^)
さぁ京都まで安全運転でがんばっていきましょう!

こうして,今季も文字通り「練習漬け」の五日間を無事に終えることができました。朝6:00から夜中まで(毎晩日付が変わるまで廊下でコンテとにらめっこしている猛者もいましたが・・・)楽譜とコンテとメンバーと向き合うだけの「シーズンでもっとも濃い」合宿が終わりました。
今年は雨に悩まされそうな嫌な予感が残りますが,その中で,がんばって練習に取り組み,例年並みの成果を収めたメンバーなら,きっと「Liberation」もすばらしくミラクルなショウに仕上がっていくことと思います。
(おそらく)厳しい残暑の中,単調なクリーニングが続いていくでしょうが,今季も「感動を伝えられるショウ」めざして走り続けたいと思います。ご声援よろしくお願い申し上げます。
【本日の番外編】・・・ピンク!ピンク!ピンク!
高校1年生EupのHiroka。メガネのフレームからTシャツ,バッグ,タオル,靴下からシューズのラインまで,みごとピンク尽くしです。とってもピンクが好きなんですね?
もしかするとピンクのGパンとか持ってるのかな? あ,さすがにそれはないんですか。
いえ,別に文句はありませんよ。自分が気に入ってるんなら,いいんじゃないですか?!

合宿第四日(後編)
2009-08-03
合宿最後の夕食は,まつみやに宿泊している一般メンバーと一緒に,バイキング形式の「納会」で,華々しく(騒々しく?)行われます。
昔は通常の夕食の後,大量購入してきた菓子類を拡げて,1年生の出し物つきで開催されてきましたが,いつの頃からか,夕食そのものが「納会」という形式に落ち着きました。合宿はあと半日残っておりますが,練習がほぼ終わったという開放感でしょうか,この日の夕食は昨日までとは全く違った盛り上がりを見せます。

昔は通常の夕食の後,大量購入してきた菓子類を拡げて,1年生の出し物つきで開催されてきましたが,いつの頃からか,夕食そのものが「納会」という形式に落ち着きました。合宿はあと半日残っておりますが,練習がほぼ終わったという開放感でしょうか,この日の夕食は昨日までとは全く違った盛り上がりを見せます。

いつもの食堂(ロビー)はテーブル配置も変更され,バイキング・フィールドになっています。今年もロッヂあさひのご厚意により,美味しそうな料理がずらりと並びました。この日の夕食は高校生諸君が合宿で一番楽しみにしているようです。ロッヂあさひの皆さん,毎年ありがとうございます。

ロビー側の方は会食スペースとなり,セクション単位に分かれて着席することになっています。一般メンバーは,宿泊するまつみやで夕食を摂りますが「納会」の時だけはロッヂあさひで一緒に夕食に参加するのが伝統。
いつもの食事時なら,ときたま部長Mahoが「5分前行動を!」とお小言を言ったりするケースもありますが,今日は準備が終わるかどうかの段階ですでに黒山の人だかり。
はい,始まるまではスリッパ脱いで! お箸もおいて! 自分の席でおとなしく座っていましょうね。

これも恒例となっています,納会開始を告げる部長あいさつ。部長&副部長4名が前に立っています。
この直前,部長Mahoが階段付近でウロウロしながら一生懸命あいさつの文面を練習していたのですが,一見したところ真剣な表情で聞き入っている部員諸君の心が,あいさつの内容にまで向いてくれていたかどうかは・・・ちょっと怪しいですな(v_v)
どうも「いつあいさつが終わるか」という点に関心が集中していたようにも思えますが?!
ほらそこのRyousukeくん,テーブル下に潜んでいる姿はめちゃくちゃ怪しいですぞ!

練習の甲斐あってか無事に部長Mahoのあいさつも終わって「いただきます!」
その瞬間に食べ物に向かって殺到する高校生たち。
ハイ,昨年の反省はきちんと生かしました。「いただきます」直前に全てのフタは撤去してもらっていますから,今年はお皿を使うしかありませんぞ(^_^)b

まぁ現実的に考えれば,納会参加者全員がバイキング・フィールドへ入りきることは物理的に不可能なのは間違いありません。セクションでターゲット(食べ物)を分担してゲットしてくる作戦が必要なことは,わからなくはありません。
でも,やっぱフタ使っちゃダメですよ,フタは!
どうだね,元凶のPercussion諸君,今年はフタがなくて残念だったねぇ(^ニ^)
来年も絶対にこの一線は譲らないつもりですから,皆さんそのおつもりで戦略を立てましょう。

ジュースで乾杯の図。練習中よりはるかに生き生きした表情なのは,やはり食べ物を前にした高揚感ですかねぇ。

大部分の食べ物が胃袋へ納まった頃から,有志によるアトラクションへとうつります。現役高校生諸君にも公募されたのですが,どういうわけか出演は一般メンバーばかりとなりました。(←高校生は,合宿はコンテだけで手一杯,というところでしょうね)
まずトップを飾るのは,Low-Brassメンバーによるアンサンブル。本来はバリチューバ四重奏なんでしょうが,一本はBaritoneになっています。さすが,大人の演奏ですね。

続いての登場は,DM・N兄を筆頭に男性陣5名によるボイス・アンサンブル「野菜の気持ち」。
野菜?がプリントされた小道具の特製ウチワは,合宿前夜(当日朝?)3:00過ぎまでかかって制作したという力作(←前夜なんだから寝ろっ!という説もあった)だそうです。些細なことまで拘ったところが大うけの元でしょうか。
特にふだんは“マジメな先輩”の印象が強いWadacchiの「ポンカーンっ」に現役高校生も大爆笑。



アトラクションの最後をしめるのは,もちろんこのお二人。DM・N兄とBattery Chuuちゃんによるアンプラグド・ライブ。昨年から何度か耳にして,高校生たちにもすっかりお馴染みとなった「ボクとカルピス」,今年も大うけです。そういえば高校1年生は聴くのは初めてだったかな?

夕食後,現役高校生たちはお風呂シフトと並行しての花火大会に突入。
一般メンバーたちは今季最後の温泉ツアーに山を下ります。合宿お疲れ様でした!

風呂上がりにビール・・・じゃなくて自販機のカップ飲料で乾杯!
カップの中味はもちろん「カルピス」で決まり!ですね。

傍らではハギ先生が足ツボマシンを相手に至福の時を過ごしておられます。ハギ先生は実体験を重視されますので,実際に¥100を投入してのチャレンジ。
どうです? 気持ちいいもんですか? それ。
お答えは「いやぁ,気持ちいいというより,痛いって感じですかね」でした。

温泉ツアー組がロッヂあさひに帰り着く頃,まだ周辺にはもうもうと煙が立ちこめています。花火大会はお風呂シフトにしたがって人間が入れ替わり立ち替わりで行われるため,かなり長時間に及んでいるようです。地面には打ち上げまくった花火の残骸が延々と並び,手持ち花火をもって騒いでいる人たちがあちこちに・・・。



四日間というと長いようで,終わってみるとあっという間だったように感じます。
「納会」を楽しんだとはいえ,まだ明日午前中はがっちりコンテ練をする予定になっていますから,みんな早く寝てしまうように!
【本日の番外編】・・・真夜中の一コマ
一般メンバー有志数名は,静かになったロッヂあさひの食堂でマーチング談義(それにetc.)で夜遅くまで語り合っておりました。
「ね,ところでWadacchiはどう思う?」
「・・・・・」
「あれ? お~い,Wadacchi~?」


ゴン・・・ZZZ…

Wadacchiは眠り込んでもスコアを手放しませんでした・・・とさ。

ロビー側の方は会食スペースとなり,セクション単位に分かれて着席することになっています。一般メンバーは,宿泊するまつみやで夕食を摂りますが「納会」の時だけはロッヂあさひで一緒に夕食に参加するのが伝統。
いつもの食事時なら,ときたま部長Mahoが「5分前行動を!」とお小言を言ったりするケースもありますが,今日は準備が終わるかどうかの段階ですでに黒山の人だかり。
はい,始まるまではスリッパ脱いで! お箸もおいて! 自分の席でおとなしく座っていましょうね。

これも恒例となっています,納会開始を告げる部長あいさつ。部長&副部長4名が前に立っています。
この直前,部長Mahoが階段付近でウロウロしながら一生懸命あいさつの文面を練習していたのですが,一見したところ真剣な表情で聞き入っている部員諸君の心が,あいさつの内容にまで向いてくれていたかどうかは・・・ちょっと怪しいですな(v_v)
どうも「いつあいさつが終わるか」という点に関心が集中していたようにも思えますが?!
ほらそこのRyousukeくん,テーブル下に潜んでいる姿はめちゃくちゃ怪しいですぞ!

練習の甲斐あってか無事に部長Mahoのあいさつも終わって「いただきます!」
その瞬間に食べ物に向かって殺到する高校生たち。
ハイ,昨年の反省はきちんと生かしました。「いただきます」直前に全てのフタは撤去してもらっていますから,今年はお皿を使うしかありませんぞ(^_^)b

まぁ現実的に考えれば,納会参加者全員がバイキング・フィールドへ入りきることは物理的に不可能なのは間違いありません。セクションでターゲット(食べ物)を分担してゲットしてくる作戦が必要なことは,わからなくはありません。
でも,やっぱフタ使っちゃダメですよ,フタは!
どうだね,元凶のPercussion諸君,今年はフタがなくて残念だったねぇ(^ニ^)
来年も絶対にこの一線は譲らないつもりですから,皆さんそのおつもりで戦略を立てましょう。

ジュースで乾杯の図。練習中よりはるかに生き生きした表情なのは,やはり食べ物を前にした高揚感ですかねぇ。

大部分の食べ物が胃袋へ納まった頃から,有志によるアトラクションへとうつります。現役高校生諸君にも公募されたのですが,どういうわけか出演は一般メンバーばかりとなりました。(←高校生は,合宿はコンテだけで手一杯,というところでしょうね)
まずトップを飾るのは,Low-Brassメンバーによるアンサンブル。本来はバリチューバ四重奏なんでしょうが,一本はBaritoneになっています。さすが,大人の演奏ですね。

続いての登場は,DM・N兄を筆頭に男性陣5名によるボイス・アンサンブル「野菜の気持ち」。
野菜?がプリントされた小道具の特製ウチワは,合宿前夜(当日朝?)3:00過ぎまでかかって制作したという力作(←前夜なんだから寝ろっ!という説もあった)だそうです。些細なことまで拘ったところが大うけの元でしょうか。
特にふだんは“マジメな先輩”の印象が強いWadacchiの「ポンカーンっ」に現役高校生も大爆笑。



アトラクションの最後をしめるのは,もちろんこのお二人。DM・N兄とBattery Chuuちゃんによるアンプラグド・ライブ。昨年から何度か耳にして,高校生たちにもすっかりお馴染みとなった「ボクとカルピス」,今年も大うけです。そういえば高校1年生は聴くのは初めてだったかな?

夕食後,現役高校生たちはお風呂シフトと並行しての花火大会に突入。
一般メンバーたちは今季最後の温泉ツアーに山を下ります。合宿お疲れ様でした!

風呂上がりにビール・・・じゃなくて自販機のカップ飲料で乾杯!
カップの中味はもちろん「カルピス」で決まり!ですね。

傍らではハギ先生が足ツボマシンを相手に至福の時を過ごしておられます。ハギ先生は実体験を重視されますので,実際に¥100を投入してのチャレンジ。
どうです? 気持ちいいもんですか? それ。
お答えは「いやぁ,気持ちいいというより,痛いって感じですかね」でした。

温泉ツアー組がロッヂあさひに帰り着く頃,まだ周辺にはもうもうと煙が立ちこめています。花火大会はお風呂シフトにしたがって人間が入れ替わり立ち替わりで行われるため,かなり長時間に及んでいるようです。地面には打ち上げまくった花火の残骸が延々と並び,手持ち花火をもって騒いでいる人たちがあちこちに・・・。



四日間というと長いようで,終わってみるとあっという間だったように感じます。
「納会」を楽しんだとはいえ,まだ明日午前中はがっちりコンテ練をする予定になっていますから,みんな早く寝てしまうように!
【本日の番外編】・・・真夜中の一コマ
一般メンバー有志数名は,静かになったロッヂあさひの食堂でマーチング談義(それにetc.)で夜遅くまで語り合っておりました。
「ね,ところでWadacchiはどう思う?」
「・・・・・」
「あれ? お~い,Wadacchi~?」


ゴン・・・ZZZ…

Wadacchiは眠り込んでもスコアを手放しませんでした・・・とさ。
合宿第四日(前編)
2009-08-03
合宿四日目にして初めて朝から空が青いです。ようやく「らしく」なった感じですね。
一般メンバーの多くは日曜に下山しており,今日は仕事や試験で忙しいでしょう。合宿を続けている高校生75名と一般8名だけでは,コンテの中にたくさん「抜け」が生じてしまいますが,自分のポジションとして動くことにしっかり取り組みましょう。

一般メンバーの多くは日曜に下山しており,今日は仕事や試験で忙しいでしょう。合宿を続けている高校生75名と一般8名だけでは,コンテの中にたくさん「抜け」が生じてしまいますが,自分のポジションとして動くことにしっかり取り組みましょう。

ハチ北高原に来てからというもの,新聞もTVもご無沙汰しているため,さっぱりわかりませんが,もしかするとやっと梅雨が明けたのでしょうか?
青い空と白い雲と緑の山と・・・ようやく「夏休み」「合宿」らしいシチュエーションとなりました。山の上だけに日射しが強く感じられますが,それも夏の合宿本来の雰囲気。暑さに負けないでコンテをしっかり極めましょう。

Clarinetという楽器は,本来は木製のため,暑さ寒さや急激な温度変化に弱くすぐに管体が割れてしまいます。そのため屋外練習の時はタオルをまいています。
しかし,GryのCl.は炎天下の屋外から酷寒の体育館まで,過酷な練習環境にさらされることを考慮して,プラ管の楽器をメインにしています。金管出身の人間にはよくわからないのですが,プラ管でも日除けタオルが必要なのでしょうか・・・。

日射しによって気温が上昇すると,昨日までは余り人気がなかったウォータータンク前に,休憩コールの度に,たくさん人が群がってきます。熱中症予防のためにも,こまめな水分補給を心がけて下さい。

昨夏,ロッヂあさひ2F玄関脇,郵便ポストに隠れるように温度計があるのを発見しました。
今日は日射しがあるためか,体感的には昨日までと比較してすごく暑くなった感じがしますが,それでも今年は30℃以下なんですねぇ。昨夏は「山の上はやっぱり涼しいよね」なんて言いながら温度計を見ると35℃を越えていましたっけ。

午前中のコンテ練はM1後半部を中心に習熟とクリーニングに取り組みました。午前のチャンクの最後には,M1だけですが1曲を通してみます。その模様をビデオに録画,昼食後のロビーで上映をしました。メンバーたちにとっては,自分たちのショウがどのように見えているか(または見えるべきか)を確認する貴重な機会。次々と鑑賞にきては,自分なりにあれこれチェックを入れていました。

例年の合宿スケジュールでは,炎天下を避けるという意味で,午後最初のチャンクは音練になっています。今年の合宿では初めて,正式な晴天バージョン(本来のスケジュール)での練習となりました。
例年なら一般メンバーが一番多く参加しているのはBatteryなのですが,今年はTubaの人数がすごいですね。仕事等がある2名を除く5名がフルタイムで合宿に参加,現役高校生5名と合わせ,10本のTubaが並ぶのは壮観です。

今日は晴れている!ということで午後のコンテ練では早々とPit.がフィールドへ出てくることになりました。ロッヂあさひからフィールドまで約100m,HornLine・Battery・Guardは徒歩で移動しますが,Pit.はさすがに大物楽器が多く,顧問車2台をフル稼働してピストン輸送します。メンバーはコンテ練中なので,搬出&積み込みはPit.人たち自身の手で。

張り切ってPit.を輸送し,コンテ練に合流すると,雨がパラパラと・・・(Q.Q)
う~ん,これは晴天バージョンの音練をカットするべきだったか・・・。とりあえずコンテ練に未練が残るので,ブルーシートでPit.をカバーして天候回復を待つことになりました。
愛機?の下でジッと空をみるハギ先生の図。

人間は例によってテント下で雨宿り。練習が雨天中断している時は,通常の休憩タイムよりみんなのテンションがずっと高いのはなぜでしょうか・・・(-。-;)

30分ほど待っても雨が降り止まなかったため,雨天バージョンに切り替えることにしました。HornLine・Battery・Guardはロッヂあさひに戻って音練。Pit.は輸送してしまったので,カラになったテントを利用してGry史上初の屋外セクション練に挑戦です。テントの屋根に音が反響して,意外なくらいキレイに響きます。

何ということでしょう。雨天バージョンに切り替えて約15分,とつぜん雨が止みました。
どこかの神様を怒らせるようなことをメンバーの誰かがやらかしでもしたのでしょうか?
「今日はトコトン指示が裏目になりますよねぇ(v_v)」ハギ先生も苦笑するしかありません。取り急ぎ,連絡を回してHornLine・Battery・Guardを呼び戻してコンテ練再開。
M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭でBaritone Soloを担当するのはWadacchi。

中断があったり退避があったりとバリエーションにあふれた午後練習となりましたが,とりあえず,コンテにどんどん習熟しようという目的はある程度達成できました。昨年より大幅に涼しい環境は,メンバーの体力面でもラッキーだといえるでしょう。ただ,気温が低いせいなのか,ブヨに刺される頻度がかなり高いのは何とかならないでしょうかね・・・。

合宿練習もあっという間に四日目が終わりました。今日の夕食は高校生たちが楽しみにしているバイキング方式の「納会」で,夜練はありません。ただし,あと半日残っているのをお忘れなく!(→後編に続く)
青い空と白い雲と緑の山と・・・ようやく「夏休み」「合宿」らしいシチュエーションとなりました。山の上だけに日射しが強く感じられますが,それも夏の合宿本来の雰囲気。暑さに負けないでコンテをしっかり極めましょう。

Clarinetという楽器は,本来は木製のため,暑さ寒さや急激な温度変化に弱くすぐに管体が割れてしまいます。そのため屋外練習の時はタオルをまいています。
しかし,GryのCl.は炎天下の屋外から酷寒の体育館まで,過酷な練習環境にさらされることを考慮して,プラ管の楽器をメインにしています。金管出身の人間にはよくわからないのですが,プラ管でも日除けタオルが必要なのでしょうか・・・。

日射しによって気温が上昇すると,昨日までは余り人気がなかったウォータータンク前に,休憩コールの度に,たくさん人が群がってきます。熱中症予防のためにも,こまめな水分補給を心がけて下さい。

昨夏,ロッヂあさひ2F玄関脇,郵便ポストに隠れるように温度計があるのを発見しました。
今日は日射しがあるためか,体感的には昨日までと比較してすごく暑くなった感じがしますが,それでも今年は30℃以下なんですねぇ。昨夏は「山の上はやっぱり涼しいよね」なんて言いながら温度計を見ると35℃を越えていましたっけ。

午前中のコンテ練はM1後半部を中心に習熟とクリーニングに取り組みました。午前のチャンクの最後には,M1だけですが1曲を通してみます。その模様をビデオに録画,昼食後のロビーで上映をしました。メンバーたちにとっては,自分たちのショウがどのように見えているか(または見えるべきか)を確認する貴重な機会。次々と鑑賞にきては,自分なりにあれこれチェックを入れていました。

例年の合宿スケジュールでは,炎天下を避けるという意味で,午後最初のチャンクは音練になっています。今年の合宿では初めて,正式な晴天バージョン(本来のスケジュール)での練習となりました。
例年なら一般メンバーが一番多く参加しているのはBatteryなのですが,今年はTubaの人数がすごいですね。仕事等がある2名を除く5名がフルタイムで合宿に参加,現役高校生5名と合わせ,10本のTubaが並ぶのは壮観です。

今日は晴れている!ということで午後のコンテ練では早々とPit.がフィールドへ出てくることになりました。ロッヂあさひからフィールドまで約100m,HornLine・Battery・Guardは徒歩で移動しますが,Pit.はさすがに大物楽器が多く,顧問車2台をフル稼働してピストン輸送します。メンバーはコンテ練中なので,搬出&積み込みはPit.人たち自身の手で。

張り切ってPit.を輸送し,コンテ練に合流すると,雨がパラパラと・・・(Q.Q)
う~ん,これは晴天バージョンの音練をカットするべきだったか・・・。とりあえずコンテ練に未練が残るので,ブルーシートでPit.をカバーして天候回復を待つことになりました。
愛機?の下でジッと空をみるハギ先生の図。

人間は例によってテント下で雨宿り。練習が雨天中断している時は,通常の休憩タイムよりみんなのテンションがずっと高いのはなぜでしょうか・・・(-。-;)

30分ほど待っても雨が降り止まなかったため,雨天バージョンに切り替えることにしました。HornLine・Battery・Guardはロッヂあさひに戻って音練。Pit.は輸送してしまったので,カラになったテントを利用してGry史上初の屋外セクション練に挑戦です。テントの屋根に音が反響して,意外なくらいキレイに響きます。

何ということでしょう。雨天バージョンに切り替えて約15分,とつぜん雨が止みました。
どこかの神様を怒らせるようなことをメンバーの誰かがやらかしでもしたのでしょうか?
「今日はトコトン指示が裏目になりますよねぇ(v_v)」ハギ先生も苦笑するしかありません。取り急ぎ,連絡を回してHornLine・Battery・Guardを呼び戻してコンテ練再開。
M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」冒頭でBaritone Soloを担当するのはWadacchi。

中断があったり退避があったりとバリエーションにあふれた午後練習となりましたが,とりあえず,コンテにどんどん習熟しようという目的はある程度達成できました。昨年より大幅に涼しい環境は,メンバーの体力面でもラッキーだといえるでしょう。ただ,気温が低いせいなのか,ブヨに刺される頻度がかなり高いのは何とかならないでしょうかね・・・。

合宿練習もあっという間に四日目が終わりました。今日の夕食は高校生たちが楽しみにしているバイキング方式の「納会」で,夜練はありません。ただし,あと半日残っているのをお忘れなく!(→後編に続く)
合宿第三日
2009-08-02
ほぼフルメンバーによるGryphons2009ハチ北合宿も二日目となりました。
今日こそはコンテをしっかりさらっていきたいところですが,朝からあいにくの雨模様。太平洋高気圧はいったい何をしているのでしょう。
世間一般の「吹奏楽部」よりも経験豊富なため,雨天対応は手慣れてはいるものの,合宿がほぼフルメンバーとなる土日の練習目的が「ほぼ全員がそろった状態でコンテを読む」ことなので,コンテ練ができないのはちょっと痛いところです。

今日こそはコンテをしっかりさらっていきたいところですが,朝からあいにくの雨模様。太平洋高気圧はいったい何をしているのでしょう。
世間一般の「吹奏楽部」よりも経験豊富なため,雨天対応は手慣れてはいるものの,合宿がほぼフルメンバーとなる土日の練習目的が「ほぼ全員がそろった状態でコンテを読む」ことなので,コンテ練ができないのはちょっと痛いところです。

毎朝6:00になると廊下で響く,合宿恒例「おはよう太鼓」
布団の中で聞いていると編制は日々変わっているようですが,ひょっとすると起きられなかった者が抜けているだけでしょうか? ときたま楽譜も違っているような気もします。

今日も昨日に引き続いて「急に変更があるかも」の注釈付で雨天バージョンでの練習開始。
Wood(木管楽器)は8畳や6畳の部屋でPART練習を進めます。
High-Brass(Trumpet・Horn)2室ある16畳部屋,楽器自体がかさばるLow-Brass(Baritone・Euphonium・Tuba)は軒下でセクションとなりました。Batteryは1階21畳部屋,動かすのに多大な労力を要するPit.は今日もロビーです。



数年前なら,雨天時のGuardチームの合宿メニューは「お裁縫」がメイン。まだ縫い上がっていないフラッグをせっせと仕上げていたことを記憶しています。しかし,今のGry・Guardチームのスケジュールでは,手具の大半が制作完了状態(のはず)。
そこで,この日午前中のGuardチームは,1階20畳部屋において,一枚ずつのコンテでの自分の位置を数値で答えさせる「テスト」を実施。コンテをもらって間もない高校1年生にも,容赦なく指導が入ります。
「オラオラ! 0.5ポイント単位で見ないと曲線は合わないんだよ! なめてたらあかんでぇ!」
ホラホラ,せっかくのイメージ映像なんだから,周りのみんなも笑いこらえてもっと深刻な表情してくれないと(^_^;)・・・Guardには演技力も必要なんでしょ?!

一方,今朝方にデザイナーM先生からのM3コンテを受信した顧問部屋では,たかはしTが120名分のコンテをプリントアウトする作業に追われます。M3ラストシーンは未着ですが,それでも全部で29図(232拍分)が届きました。
A4用紙に2図をプリントして15枚×120名分=1,800枚。旧式のレーザープリンタを持ち込んでいますが,全てをプリントアウトするのに約2時間を要します。

たかはしTがプリンタから吐き出されるコンテ用紙(←熱で端がまるまっているため後から出てくる紙に押し出されて床へばらまかれる)と格闘する傍らでは,ハギ先生がPit.譜作りに追われています。顧問にとっての合宿とは,コンピュータの横に布団を敷いて究極の「職住接近」状態。練習に付き合っていない間は,それぞれが自分の作業と睡眠&食事がごった煮となった生活を送るのが通例です。

おっと,今日も10時を過ぎた頃から雨が上がってきたぞ。天候の変化が早いのは,やはり山の上ならでは,なのでしょうか?
軒下に押し込められていたLow-Brassたちは,さっそく広い屋外へ出て行って,PARTごとにMM(マーチング基本動作)の練習に励んでいます。マーチングは「音楽を身体で表現する」ものですが,マーチングバンドのメンバーとしては,天候に恵まれず今季は遅れ気味になっている動きの方も気になっているようです。

ネチネチと?突っ込まれながらコンテと数字にまみれていたGuardチームは,勇んでフィールドへ。先ほどまでのコンテ上のポジションを実際にフィールドに立って確認。
自分のポジションがポイントから縦何歩&横何歩離れたところかという数値は,精密にそろえていくためには重要なものです。いずれは全員が把握することを求められるのも毎年のこと。
しかし,ポジションは図上ではなく実際に立ってみるのが一番わかりやすいですね。正しいポジションに自分が立った時,周囲の人たちがどう見えるかというのも大切な情報です。
お,雲が切れてきて,今年ハチ北で初めて見る青空が見えました。

Gryphonsの合宿では,高校生はロッヂあさひに宿泊し,一般メンバーはとなりのまつみやでお世話になっています。それでも昼食だけは,全員がロッヂあさひで一緒に食べるのが恒例。
大人数バンドではありがちですが,自分の属するセクション以外のメンバーとコミュニケーションの機会がどうしても少なくなります。STAFFとしては積極的にその機会を作り出すべく,いろいろと仕掛けるのですが,これもその一つ。
高校生だけの朝&夕食はPART単位で席割りしますが,合宿土日の昼食は抽選制。仕切っているのはSetting係です。今日のメニューは牛丼ですな。

Tp1年生Minamiが,テーブルの間を回っては何やらもらい集めているようです。何もらってるの?
Minamiの目的は卓上に人数分おいてある「味付けのり」。聞けば夜食にパリパリ食べるのがお好みとのこと。「今日は38袋ゲットしました!」って嬉しそうでした。好物ってほんとうにいろいろあるんですねぇ・・・(←翌朝,このうち35袋が夜のうちに彼女の胃袋に消えたとご報告いただきました(+。+;)

午後からは再び雲が広がりました。しかし,おかげで涼しく感じられます。
午後の練習はコンテ練中心に。昨日までに読んだM1後半部及びM2コンテを音出して動くこと,さらに昼食後に配布したM3の29図を読むことが,残り数時間となった「ほぼフルメンバー」合宿コンテ練の目標となりました。

コンテ練がヒートアップしていくと,忙しくなるのが楽器機材係の彼女たち。休憩時間中の水分補給の需要が高まり,休憩のたびにロッヂあさひまで往復してお代わりをウォータータンクに補充して来ます。

どうやら今日の午後は天候も保ちそうだし,Pit.人たちに一度も「ほぼフルバンド」状態のコンテを背にしながら叩く経験を積ませておきたい。というわけでハギ先生もついに決断。
この合宿で初めてPit.が屋外へ登場。合奏では聞いたことが何度かありますが,コンテにPit.が加わるのは今シーズン初めてとなりました。Batteryはバンドの心臓,というのは真理だと思いますが,やはりPit.があると音楽に“華”が加わりますね!
ビジュアルの華としてのGuard,音楽の華はPit。やはりマーチングバンドは楽しいです。

コンテ練は,高校1年生たちにはちょっと酷だったかもしれないハイペースで進み,当初の目標どおりM1からM3・29図までの配布した全図を読むことができました。残念ながら,時間の関係でM3・29図までを十分に音出ししながら動くところまでは到達できませんでしたが,天候の関係で例年よりコンテ練時間が大幅に短縮される中,メンバー諸君はかなりがんばったと思います。

Gryphons2009「ほぼフルメンバー」合宿,練習終わりの集合。現役高校生と一部一般メンバーは,8/3(月)~8/4(火)午前中まで,あと一日半の練習を残していますが,大半の一般メンバーはこれからバスに乗って,仕事等が待つ下界へ戻ることになります。そういえば,昨年はこの時点で当時の主席Sub.DM・Kiku氏が「現実の重さに雄々しく立ち向かう気力を振り絞ろうとあがいて」いましたが,今季DMのN兄はフルタイムで参加なので,明日も山の上にいることになっています(^_^)
集合でのコメントが淡々としているのは,もしかしたらその違いでしょうか?!

予定では午後の練習終了が18:00。実際には少し押しました。
今夕下山する一般メンバーたちは,少し練習が押すであろうことは織り込み済みで,午後練開始までにそこそこ荷物もまとめておいてあります。下山組の団長Mohri氏より「バス乗車は18:30,それまでに荷物を持ってまつみや玄関前に集合」との指示が出ていましたが,まぁそれなりの時間に全員集合完了。

フルタイム参加組を含めて,明日以降は一般メンバーのうち8名が現役高校生とともに練習に励むことになっています。山を降りる者,残る者。見送りシーンは,ネタ協力の臭いがややあるような気がしましたが,それなりの盛り上がりを見せました。

今季の「ほぼフルメンバー」合宿は,意気地のない太平洋高気圧の影響で,天候には恵まれませんでした。しかし,メンバーの努力(特に初めてGryショウに挑む現役高校1年生)とDM・N兄の尽力により,何とかM1・M2,そしてM3・29図までを読むことができました。
明日からは一般メンバーのほとんどがいなくなりますが,現役高校生は下山するまでの一日半でM3・29図をできる限り消化しておきたいものです。
【本日の番外編】・・・蜘蛛騒動
下山する一般メンバーたちのバスを見送ってロッヂあさひに戻ると,現役高校生はとっくに夕食タイム。その団欒の真っ只中に乱入したのは一匹の小さな蜘蛛。
ご本人に悪気は全くないのはもちろんですが,照明のカサからツッーっとぶら下がっておられます。どうやら巣作りの最中に思わずバランスを崩して落下したところを,お得意の糸でくい止めたという印象。
その直下のテーブルではちょっとした騒動が発生。箸を握りしめたままイスからすっ飛んでしまう者,「わぁ蜘蛛が巣を作ってるて初めて見た!」と顔を輝かせる者,とりあえず自分の真上じゃないから平静を装う者,全く他人事の者・・・と各人各様のリアクション。

布団の中で聞いていると編制は日々変わっているようですが,ひょっとすると起きられなかった者が抜けているだけでしょうか? ときたま楽譜も違っているような気もします。

今日も昨日に引き続いて「急に変更があるかも」の注釈付で雨天バージョンでの練習開始。
Wood(木管楽器)は8畳や6畳の部屋でPART練習を進めます。
High-Brass(Trumpet・Horn)2室ある16畳部屋,楽器自体がかさばるLow-Brass(Baritone・Euphonium・Tuba)は軒下でセクションとなりました。Batteryは1階21畳部屋,動かすのに多大な労力を要するPit.は今日もロビーです。



数年前なら,雨天時のGuardチームの合宿メニューは「お裁縫」がメイン。まだ縫い上がっていないフラッグをせっせと仕上げていたことを記憶しています。しかし,今のGry・Guardチームのスケジュールでは,手具の大半が制作完了状態(のはず)。
そこで,この日午前中のGuardチームは,1階20畳部屋において,一枚ずつのコンテでの自分の位置を数値で答えさせる「テスト」を実施。コンテをもらって間もない高校1年生にも,容赦なく指導が入ります。
「オラオラ! 0.5ポイント単位で見ないと曲線は合わないんだよ! なめてたらあかんでぇ!」
ホラホラ,せっかくのイメージ映像なんだから,周りのみんなも笑いこらえてもっと深刻な表情してくれないと(^_^;)・・・Guardには演技力も必要なんでしょ?!

一方,今朝方にデザイナーM先生からのM3コンテを受信した顧問部屋では,たかはしTが120名分のコンテをプリントアウトする作業に追われます。M3ラストシーンは未着ですが,それでも全部で29図(232拍分)が届きました。
A4用紙に2図をプリントして15枚×120名分=1,800枚。旧式のレーザープリンタを持ち込んでいますが,全てをプリントアウトするのに約2時間を要します。

たかはしTがプリンタから吐き出されるコンテ用紙(←熱で端がまるまっているため後から出てくる紙に押し出されて床へばらまかれる)と格闘する傍らでは,ハギ先生がPit.譜作りに追われています。顧問にとっての合宿とは,コンピュータの横に布団を敷いて究極の「職住接近」状態。練習に付き合っていない間は,それぞれが自分の作業と睡眠&食事がごった煮となった生活を送るのが通例です。

おっと,今日も10時を過ぎた頃から雨が上がってきたぞ。天候の変化が早いのは,やはり山の上ならでは,なのでしょうか?
軒下に押し込められていたLow-Brassたちは,さっそく広い屋外へ出て行って,PARTごとにMM(マーチング基本動作)の練習に励んでいます。マーチングは「音楽を身体で表現する」ものですが,マーチングバンドのメンバーとしては,天候に恵まれず今季は遅れ気味になっている動きの方も気になっているようです。

ネチネチと?突っ込まれながらコンテと数字にまみれていたGuardチームは,勇んでフィールドへ。先ほどまでのコンテ上のポジションを実際にフィールドに立って確認。
自分のポジションがポイントから縦何歩&横何歩離れたところかという数値は,精密にそろえていくためには重要なものです。いずれは全員が把握することを求められるのも毎年のこと。
しかし,ポジションは図上ではなく実際に立ってみるのが一番わかりやすいですね。正しいポジションに自分が立った時,周囲の人たちがどう見えるかというのも大切な情報です。
お,雲が切れてきて,今年ハチ北で初めて見る青空が見えました。

Gryphonsの合宿では,高校生はロッヂあさひに宿泊し,一般メンバーはとなりのまつみやでお世話になっています。それでも昼食だけは,全員がロッヂあさひで一緒に食べるのが恒例。
大人数バンドではありがちですが,自分の属するセクション以外のメンバーとコミュニケーションの機会がどうしても少なくなります。STAFFとしては積極的にその機会を作り出すべく,いろいろと仕掛けるのですが,これもその一つ。
高校生だけの朝&夕食はPART単位で席割りしますが,合宿土日の昼食は抽選制。仕切っているのはSetting係です。今日のメニューは牛丼ですな。

Tp1年生Minamiが,テーブルの間を回っては何やらもらい集めているようです。何もらってるの?
Minamiの目的は卓上に人数分おいてある「味付けのり」。聞けば夜食にパリパリ食べるのがお好みとのこと。「今日は38袋ゲットしました!」って嬉しそうでした。好物ってほんとうにいろいろあるんですねぇ・・・(←翌朝,このうち35袋が夜のうちに彼女の胃袋に消えたとご報告いただきました(+。+;)

午後からは再び雲が広がりました。しかし,おかげで涼しく感じられます。
午後の練習はコンテ練中心に。昨日までに読んだM1後半部及びM2コンテを音出して動くこと,さらに昼食後に配布したM3の29図を読むことが,残り数時間となった「ほぼフルメンバー」合宿コンテ練の目標となりました。

コンテ練がヒートアップしていくと,忙しくなるのが楽器機材係の彼女たち。休憩時間中の水分補給の需要が高まり,休憩のたびにロッヂあさひまで往復してお代わりをウォータータンクに補充して来ます。

どうやら今日の午後は天候も保ちそうだし,Pit.人たちに一度も「ほぼフルバンド」状態のコンテを背にしながら叩く経験を積ませておきたい。というわけでハギ先生もついに決断。
この合宿で初めてPit.が屋外へ登場。合奏では聞いたことが何度かありますが,コンテにPit.が加わるのは今シーズン初めてとなりました。Batteryはバンドの心臓,というのは真理だと思いますが,やはりPit.があると音楽に“華”が加わりますね!
ビジュアルの華としてのGuard,音楽の華はPit。やはりマーチングバンドは楽しいです。

コンテ練は,高校1年生たちにはちょっと酷だったかもしれないハイペースで進み,当初の目標どおりM1からM3・29図までの配布した全図を読むことができました。残念ながら,時間の関係でM3・29図までを十分に音出ししながら動くところまでは到達できませんでしたが,天候の関係で例年よりコンテ練時間が大幅に短縮される中,メンバー諸君はかなりがんばったと思います。

Gryphons2009「ほぼフルメンバー」合宿,練習終わりの集合。現役高校生と一部一般メンバーは,8/3(月)~8/4(火)午前中まで,あと一日半の練習を残していますが,大半の一般メンバーはこれからバスに乗って,仕事等が待つ下界へ戻ることになります。そういえば,昨年はこの時点で当時の主席Sub.DM・Kiku氏が「現実の重さに雄々しく立ち向かう気力を振り絞ろうとあがいて」いましたが,今季DMのN兄はフルタイムで参加なので,明日も山の上にいることになっています(^_^)
集合でのコメントが淡々としているのは,もしかしたらその違いでしょうか?!

予定では午後の練習終了が18:00。実際には少し押しました。
今夕下山する一般メンバーたちは,少し練習が押すであろうことは織り込み済みで,午後練開始までにそこそこ荷物もまとめておいてあります。下山組の団長Mohri氏より「バス乗車は18:30,それまでに荷物を持ってまつみや玄関前に集合」との指示が出ていましたが,まぁそれなりの時間に全員集合完了。

フルタイム参加組を含めて,明日以降は一般メンバーのうち8名が現役高校生とともに練習に励むことになっています。山を降りる者,残る者。見送りシーンは,ネタ協力の臭いがややあるような気がしましたが,それなりの盛り上がりを見せました。

今季の「ほぼフルメンバー」合宿は,意気地のない太平洋高気圧の影響で,天候には恵まれませんでした。しかし,メンバーの努力(特に初めてGryショウに挑む現役高校1年生)とDM・N兄の尽力により,何とかM1・M2,そしてM3・29図までを読むことができました。
明日からは一般メンバーのほとんどがいなくなりますが,現役高校生は下山するまでの一日半でM3・29図をできる限り消化しておきたいものです。
【本日の番外編】・・・蜘蛛騒動
下山する一般メンバーたちのバスを見送ってロッヂあさひに戻ると,現役高校生はとっくに夕食タイム。その団欒の真っ只中に乱入したのは一匹の小さな蜘蛛。
ご本人に悪気は全くないのはもちろんですが,照明のカサからツッーっとぶら下がっておられます。どうやら巣作りの最中に思わずバランスを崩して落下したところを,お得意の糸でくい止めたという印象。
その直下のテーブルではちょっとした騒動が発生。箸を握りしめたままイスからすっ飛んでしまう者,「わぁ蜘蛛が巣を作ってるて初めて見た!」と顔を輝かせる者,とりあえず自分の真上じゃないから平静を装う者,全く他人事の者・・・と各人各様のリアクション。

合宿第二日
2009-08-01
合宿第二日,早朝に京都を出発した一般メンバーが合流し,仕事等の都合がつかなかった数名を除いてGryphons2009がハチ北高原に集結しました。
例年ならここでテンションも最高潮!というところですが,今年のコンテ練はとことん「水をさされる」運命なのか,天気が思わしくありません。
「山の天気は変わりやすい」と申しますが,分単位でクルクル変わる天気に対応しながらコンテ読みを進める合宿となりました。

例年ならここでテンションも最高潮!というところですが,今年のコンテ練はとことん「水をさされる」運命なのか,天気が思わしくありません。
「山の天気は変わりやすい」と申しますが,分単位でクルクル変わる天気に対応しながらコンテ読みを進める合宿となりました。

朝から小雨が降り続くあいにくの天気。朝食席上でSTAFFは一日のスケジュール調整を検討するのですが,雨が上がるかどうかは何とも言えません。
昨年はとことん暑さに苦しめられましたが,今年は一転して雨にたたられる合宿のようです。
というか,コンテ入りを予定していた先週からずっと雨にヤキモキしているような感じですね。

とりあえず8:00からの午前最初のチャンクは,「状況次第で変えていきます」という注釈付で雨天バージョンスタート。
そういえばWood(木管)は,今のところほとんど室内でしか音を出していませんよね?!

10時頃,ようやく雨が上がりました。ここで晴天バージョンにスケジュールを切り替えて,コンテ練をすることになりました。前夜からの雨でフィールド内にいくつか水がたまっているところがあったため,コンテ練までのわずかな時間を利用して,マーカー隊がロッジあさひで雑巾とバケツをお借りして水取り作業をしてくれました。

一般メンバーを加え,ほぼフルメンバーでのコンテ練開始。昨日と違ってほとんどのポジションが埋まっているため,絵が分かりやすくなっています。

ほぼフルメンバーとなったコンテ練を仕切るのは,日帰りで今日だけ参加のSTAFF・Kiku氏。
昨年までの首席Sub.DMの貫禄で,限られた時間の中で目標達成に向けてテキパキ練習を進めてくれました。

こうしてコンテ練は順調に進んでいましたが,やはり途中で雨が降り出しました。
まずパラパラ段階で木管楽器をフィールド近くに駐めたたかはし号車内に退避させました。何とかこれくらいで保つかなとドキドキしていたら,その後急に強く降り始めたため,いったん練習を中断。
人間はテント及び駐車場に隣接する更衣室へ,Batteryとフラッグはハギ号車内へと,退避します。




ハギ先生的には,そろそろPit.人たちにフィールドで後から聞こえてくるHornLine・Batteryの音に合わせる経験を積ませておこうと「午後最後のチャンクにはPit.上げますから」という計画だったのですが,この天候で本日は断念。Pit.は一日,ロッヂあさひロビーでセクション練習となりました。

30分ほどで雨が上がり,コンテ練再開。山の表面をゆっくりと雲が動いています。
とりあえず,視界の中には雨雲らしき雲はなく,降ったとしてもパラパラ程度ではないかと踏みました。一般メンバーが明日までであることを考えると, M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」14図を読むだけでも,本日中に済ませておきたいところです。

せっかくマーカー隊が水取りしてくれたフィールドも,また元の状態に戻ってしまいました。
水がたまっているといってもこの程度であるし,作業時間ももったいないし,また降り出すかもしれないし・・・ということで水取作業は省略されました。水に写るHornLineなんて,体育館やグラウンドでは絶対に撮れない情景なので,ネタとしては「あり」なんですが(^_^;)

その後は中断するほどの雨も降らず,M1・M2の全図を合宿メンバー全員が読み終えることができました。明日,音を出して動ける段階までいければ,この2曲について当初想定されていた合宿での目標は達成ということになります。
今日の夕食はすき焼き。少々「?!」な展開が見られる鍋もありましたが,今年の高校生たちも「真っ当なすき焼き」と呼べる範囲内で賞味しておりました。

食後のお風呂タイム,一般メンバー希望者はハチ北温泉「湯治の郷」へスペシャルツアー。もともとはロッヂあさひ・まつみやのお風呂シフトに,人数的に限界があることが発端でしたが,近年,一般メンバー限定のお楽しみになっております。小雨がときおりパラつきますが,今年も記念写真を。
ここで本領を発揮したのが旅行会社勤務のKくん,「はいはい2列目はちょっとかがんでー」職業柄か記念写真撮影の仕切りはバッチリですね!
「は~いっ!ハトが出ますよ~ぉ!」って・・・おかげでいい笑顔が撮れました,ありがとう(^_^)

楽しいお風呂タイムの後はいつもの夜練。
DCIに参加しているアメリカ組を除いた全員が集結したBattery。気のせいでしょうか,やはりメンバーがそろうと昨晩よりテンションが何ランクかはアップしているようです。(←音量も間違いなく数倍になった感がありますね)

雨天のために練習場所のやりくりが大変なのが,今年の夜練。
部屋の外でTrumpetの音がやけに響くなぁと思ってドアを開けたら,廊下を使っての“一列ロングトーン”でした。はたして,PARTとしてやる効果が期待できるのかどうかは怪しいけど・・・。本当は広い屋外で吹かせてあげたいところですが,致し方ないですね。

Low-Brassは楽器の大きさのため,室内での練習には難があるせいか,軒下部分を専有してセクション練。基礎重視をモットーとするLow-Brassなので,夜練メニューは音程・音色などのBasic(基礎練)が中心となります。

今季は雨女(男?)が大量に在籍しているのでしょうか?
そういえば,そんな話で部長Mahoがサラッと「わたし,雨女ですよぉ」と告白してましたが,いやいや,先週のゲリラ豪雨といい,合宿といい,一人二人程度でこうはいかないはずですよ(¨;)
ほぼフルメンバーでの合宿は明日まで。そういえばM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」コンテも届くかもしれません。
天気が回復することを祈りましょう。
昨年はとことん暑さに苦しめられましたが,今年は一転して雨にたたられる合宿のようです。
というか,コンテ入りを予定していた先週からずっと雨にヤキモキしているような感じですね。

とりあえず8:00からの午前最初のチャンクは,「状況次第で変えていきます」という注釈付で雨天バージョンスタート。
そういえばWood(木管)は,今のところほとんど室内でしか音を出していませんよね?!

10時頃,ようやく雨が上がりました。ここで晴天バージョンにスケジュールを切り替えて,コンテ練をすることになりました。前夜からの雨でフィールド内にいくつか水がたまっているところがあったため,コンテ練までのわずかな時間を利用して,マーカー隊がロッジあさひで雑巾とバケツをお借りして水取り作業をしてくれました。

一般メンバーを加え,ほぼフルメンバーでのコンテ練開始。昨日と違ってほとんどのポジションが埋まっているため,絵が分かりやすくなっています。

ほぼフルメンバーとなったコンテ練を仕切るのは,日帰りで今日だけ参加のSTAFF・Kiku氏。
昨年までの首席Sub.DMの貫禄で,限られた時間の中で目標達成に向けてテキパキ練習を進めてくれました。

こうしてコンテ練は順調に進んでいましたが,やはり途中で雨が降り出しました。
まずパラパラ段階で木管楽器をフィールド近くに駐めたたかはし号車内に退避させました。何とかこれくらいで保つかなとドキドキしていたら,その後急に強く降り始めたため,いったん練習を中断。
人間はテント及び駐車場に隣接する更衣室へ,Batteryとフラッグはハギ号車内へと,退避します。




ハギ先生的には,そろそろPit.人たちにフィールドで後から聞こえてくるHornLine・Batteryの音に合わせる経験を積ませておこうと「午後最後のチャンクにはPit.上げますから」という計画だったのですが,この天候で本日は断念。Pit.は一日,ロッヂあさひロビーでセクション練習となりました。

30分ほどで雨が上がり,コンテ練再開。山の表面をゆっくりと雲が動いています。
とりあえず,視界の中には雨雲らしき雲はなく,降ったとしてもパラパラ程度ではないかと踏みました。一般メンバーが明日までであることを考えると, M2「Boote in der Nacht(夜のボート)」14図を読むだけでも,本日中に済ませておきたいところです。

せっかくマーカー隊が水取りしてくれたフィールドも,また元の状態に戻ってしまいました。
水がたまっているといってもこの程度であるし,作業時間ももったいないし,また降り出すかもしれないし・・・ということで水取作業は省略されました。水に写るHornLineなんて,体育館やグラウンドでは絶対に撮れない情景なので,ネタとしては「あり」なんですが(^_^;)

その後は中断するほどの雨も降らず,M1・M2の全図を合宿メンバー全員が読み終えることができました。明日,音を出して動ける段階までいければ,この2曲について当初想定されていた合宿での目標は達成ということになります。
今日の夕食はすき焼き。少々「?!」な展開が見られる鍋もありましたが,今年の高校生たちも「真っ当なすき焼き」と呼べる範囲内で賞味しておりました。

食後のお風呂タイム,一般メンバー希望者はハチ北温泉「湯治の郷」へスペシャルツアー。もともとはロッヂあさひ・まつみやのお風呂シフトに,人数的に限界があることが発端でしたが,近年,一般メンバー限定のお楽しみになっております。小雨がときおりパラつきますが,今年も記念写真を。
ここで本領を発揮したのが旅行会社勤務のKくん,「はいはい2列目はちょっとかがんでー」職業柄か記念写真撮影の仕切りはバッチリですね!
「は~いっ!ハトが出ますよ~ぉ!」って・・・おかげでいい笑顔が撮れました,ありがとう(^_^)

楽しいお風呂タイムの後はいつもの夜練。
DCIに参加しているアメリカ組を除いた全員が集結したBattery。気のせいでしょうか,やはりメンバーがそろうと昨晩よりテンションが何ランクかはアップしているようです。(←音量も間違いなく数倍になった感がありますね)

雨天のために練習場所のやりくりが大変なのが,今年の夜練。
部屋の外でTrumpetの音がやけに響くなぁと思ってドアを開けたら,廊下を使っての“一列ロングトーン”でした。はたして,PARTとしてやる効果が期待できるのかどうかは怪しいけど・・・。本当は広い屋外で吹かせてあげたいところですが,致し方ないですね。

Low-Brassは楽器の大きさのため,室内での練習には難があるせいか,軒下部分を専有してセクション練。基礎重視をモットーとするLow-Brassなので,夜練メニューは音程・音色などのBasic(基礎練)が中心となります。

今季は雨女(男?)が大量に在籍しているのでしょうか?
そういえば,そんな話で部長Mahoがサラッと「わたし,雨女ですよぉ」と告白してましたが,いやいや,先週のゲリラ豪雨といい,合宿といい,一人二人程度でこうはいかないはずですよ(¨;)
ほぼフルメンバーでの合宿は明日まで。そういえばM3「Der letzte Tanz(最後のダンス)~Rastlose Jahre(安らぎのない年月)」コンテも届くかもしれません。
天気が回復することを祈りましょう。
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