裁断の日

本来のスケジュールであれば，現役高校生の2ターム中テスト直前の週末，ということで「オフ」になっていたこの日ですが，例の新型インフルエンザによる休校の影響で，一週間テスト期間がずれました。
HornLine・Battery・Pit.は，この時期，楽譜を練習することに重点を置いているのですが，Guardは振付習得と並行して，自分たちが使用するフラッグの制作にもとりかかります。
アメリカに発注していた布地が航空便で届いたので，Guardは練習ではなく布地の裁断で一日を過ごしました。

続きを読む

今年届いた布地は大きな段ボール１箱。
でも，あちこちにベタベタと「CAUTION HEAVY」と大書された黄色いステッカーが貼り付けられています。布地の種類は少ないのですが，大量に使用する１色があるからでしょうか。
伝票には何と「46kg」の表示・・・もしかするとハギ先生より重たいかも?!
さっそく箱を開け，まずは伝票と付き合わせながら，発注した布地が間違いなくそろっているかどうかを確認します。

確認作業と並行して，こちらではGuard STAFFのYucchiさんが作ってきてくれた，フラッグの型紙を広げ始めます。
フラッグデザインに合わせて切り分けられている，これらの型紙を使って，布地から各色のパーツを切り出していくことになります。

フラッグデザインによって，型紙もいろいろな形状になっており，できるだけ布地にロスが生じないように，うまく配置を組み合わせていかなければなりません。上級生＆一般と，初めてパーツ裁断に取り組む高校1年生を組み合わせて担当チームを作ってあるのも，技術？の伝承が目的なんでしょうね。

型紙の形状をどう組み合わせてパーツを切り出すかが決まると，まずは型紙を当てながら太い色鉛筆を使用して枠を布に書いていきます。
もちろん何色の色鉛筆を用いるかは，布地の色に合わせて，できるだけ見やすいようにセレクトします。



一つ型を書き込むごとに，型紙に確認マークを付けて必要枚数をちゃんと書き込みできるよう，チェックしていきます。フラッグの本数は，種類によって変わりますから，必要枚数も型紙に明記してあるので，非常にわかりやすくなっています。さすがはGuardチーム，こうした部分はきちんとシステム化されていますね。
型が書き込めたら，縫い代の分をみてやや大きめに切り抜いていきます。
Gry2009 Guardチームは総勢25名。全員で振る予定のフラッグは，パーツは各25枚となります。

Guardが昼休みをとっている１時間，空いている旧体育館では，HornLineとBatteryがMM（基本動作練）に取り組みます。
今日からMark Time Pivot（マークタイム・ピボット＝足踏みしながら回転する）が入ってくるようですね。
PART単位に分かれての練習から，全員での練習→楽器を持っての練習→FM（前進）やRM（後進）と組み合わせての練習と，だんだんステップアップしていきます。

昼休みを終えたGuardチームが旧体育館に戻ってきて，MMと交替。
今日は午後もすべて裁断にあてるとのことです。
こちらでは，模造紙を貼り合わせたものに書き込まれたラインに沿ってハサミを入れ，型紙を制作中。

もとになっているデザイン図（設計図？）がこれ。Guard STAFF Yucchiさんの力作で，各パーツの色とおおよそのサイズが書き込まれています。
このデザイン図を元に布地それぞれの必要メートル数を割り出し，さらにそれを「ヤード」に換算（アメリカでは布地はメートルではなくヤード単位で販売・・・メートル法は世界標準じゃなかったっけ?!）して発注します。

このデザイン図はGryショウでは最後に必ず登場するデカ旗のもの。
今年はオーストリア帝国，それも伝統あるハプスブルグ家の宮殿が舞台となっています。そのため，デカ旗の色配分はゴールド系のグラデーションを用い，伝統と富にふさわしいゴージャス感と，耀きに満ちあふれた「自由」のイメージをフィールドにくり広げようという狙いです。
それにしても，さすがにデカ旗のパーツは大きいですね。
これは，さすがに「自宅で裁断してきて」は無理でしょう。


Guardチーム高校1年生の感想
『今日は一日旗の裁断でした。旗をキレイに作るために，わざわざGSCの方が教えに来て下さいました。とてもていねいに教えて下さいました。一番感じたことは，やっぱり「物を大切にする」「感謝の気持ちを忘れない」ということです。・・・・どんなに上手に踊れたとしても，この気持ちを忘れるとどこかで自分に返ってくると思います。とても難しい（旗をつくること）と思いますが，一針一針心を込めてぬっていきます。』

【本日の番外編】
さて，毎年のことながら，この時期の事務局は書類作業の他に，活動に必要とされる各種の物品（楽器・衣装から細かい消耗品まで）調達作業に追われています。
今日届いているのは，現役高校生が野球応援で使用する白ポロシャツと，マーチングシューズ。これからも，黒Tシャツやジャンパーetc.が，続々と届くことになっています。（＋届いた品物の代金支払い or 振込がその後に続きます・・・）

初合奏の日（All STAFF Day）

今日はコーディネイトE先生，アレンジャーW先生をはじめ，Brass・Battery・Guardそれぞれのセクションを指導していただいているインストラクターの先生方をお招きする「全講師レッスン～All STAFF Day～」です。
この日をめざして，BatteryもPit.もPART譜を制作し，初めてバンドの全セクションが揃っての合奏ともなります。
さて，Gryphons2009「Liberation」はいったいどんな響きになるのでしょうか？
私たちSTAFFも楽しみです。

続きを読む

各セクションに分かれてBasicが始まるころ，たかはしTはインストラクターの先生方をお迎えに京都駅へ。
いつもなら九条大宮近辺を抜けていくのですが，今日は21日の日曜日。九条大宮の東寺では「弘法さん」のため，渋滞となっているはずなので，十条通りから回りました。
京都駅八条口近辺は今日も賑わっています。

午前の練習，最後のチャンク（＝塊）で，アレンジャーW先生の到着に合わせて，まずは現在のアレンジで一通りの合奏を行います。

今日はPit.とBatteryが加わっているので，5月のHornLine（管楽器）だけの合奏とは一味も二味も違います。
高校に入ってから初めて本格的に鍵盤楽器に取り組んだ者が大半であるPit.の高校1年生も，見ている限りでは1カ月でずいぶん成長したように感じました。
なかなか，しっかり叩けているようです。（少なくとも管楽器出身の私にはそう見えました。ハギ先生的には“いやいや，まだまだ”なんでしょうが・・・）

M２「Boote in der Nacht～夜のボート～」では，今季はBatteryは叩かない方向で進行中です。当然の事ながらPART譜も用意されないので，M２を合奏している間，Batteryたちはいつものように練習台とともに。
自分たちのソロがフィーチャーされるM３「Der letzte Tanz ～ 最後のダンス～」に備えて，復習（予習？）に余念がありません。

合奏のために旧体の半面（いや2/3面かな）を提供してくれたGuardも，レッスンであることには変わりなく，何とか充分な広さを確保しようと探してみました。塔南高校から徒歩2分ほどの距離に，京都市が運営する地域体育館があり，運良くこの日に空いている時間帯があったので，お借りすることが出来ました。Guardはいくつかのグループに分かれて，降ろされた振付を我が物にしようとがんばっています。


ところで，今日STAFF会議の席上に持ち込まれたこの物体，Gryphons Supporter Clubが制作して下さっている，今回のショウで使う小道具？の一つです。
まだ骨組みだけの段階ですが，木製の車輪のようなものとパイプが組み合わされています

こちらはGryphons Supporter Clubの某秘密工場での制作風景。
この日のSTAFF会議で，大きさなどの仕様がいけそうだということになったので，この骨組みにいろいろと外装を施して仕上げていくことになりました。
ショウの中では，このように持ち上げて使用する形となります。



最後の全曲通しの時には，地域体育館で別練習をしていたGuardも，練習を終えて鑑賞。一部に振付がついていっていますが，実際のバンドの音で自分たちが踊るイメージを確認していきます。

練習終了後にも，合奏を踏まえてインストラクターの先生方とSTAFFの会議が行われ，楽譜的な部分については，ほぼショウの方向性が固まりました。
また，それぞれの楽曲の演出についても，視覚的効果や手具の色も含めて，概要が決まりました。
Gryphons2009「Liberation」が次第に具体化してくると，少しワクワクします。さて，どんなショウに仕上がっていくのでしょうか？　乞うご期待！

【本日の番外編】～帰ってきたマント～
昨季はBrass STAFFとしてプレイヤーを1年お休みしていた“ナイス・ソリスト”のヤタオ氏。今季はFlugel Hornでプレイヤー復帰することになりました。
ヤタオ氏といえば，トレードマークがこの「タオルdeマント」，気温が上がってきて今季初お目見えです。
柄はすでにお馴染みの「しんかんせんくん」ですね。今季も新柄が出たらネタに使わせてもらえますかね?!

GSC総会の日

今年もこの日がやって来ました。Gryphons2009の陣容も定まり，チームの人数がハッキリした段階で毎年行われるGSC（Gryphons Supporter Club）総会。
一般メンバー及び現役高校生の保護者を中心に，Gryphonsを様々な面で支えていただいている方々にお集まりいただき，昨シーズンの活動報告・収支報告を行い，今シーズンの活動計画と予算計画を説明します。
総会終了後は，各セクションに分かれて練習しているメンバーの様子を見学していただくことになっています。

続きを読む

午前中は収支報告・予算書を含む「総会資料」のチェックや印刷など，諸々の準備作業に追われている間に過ぎていきます。
マーカー隊がSettingしてくれた第一会議室に，庶務会計を中心にお手伝い担当チームを招集。印刷の終わった資料を製本してもらいました。資料は12ページほどの小冊子になりますが，総会出席者とチーム全員分なので180部ほどになります。

製本作業が済んだところで，準備作業も一区切り。食べられるうちに昼食を摂っておこうかとハギ先生を誘いに職員室へ行ってみると・・・。
こちらはこちらで修羅場真っ只中のご様子。昼食を摂る時間ももったいないオーラが立ちのぼってますね・・・食べるものだけはちゃんと食べて下さいよ?!

GSC総会は14時から。受付が始まる13時30分までには，案内表示の看板出しも含めて全ての準備を終えることができました。
受付のお手伝いに，GSCからもY氏ご夫妻とUさんが来て下さいました。ありがとうございました。

昨年度までは，講義形式のようにテーブルセッティングがしてあり，どちらかといえば顧問側からの一方的な説明に終始していたような印象がありました。
せっかくの日曜に，わざわざ来ていただくからには，顧問の説明以外にもっと何かできることはないかな？と考えてみて，今年は島式にテーブルをセットし，出席者リストをもとにPARTごとに座席を指定させていただきました。
さすがに名札を用意するところまでは手が回りませんでしたが，交流の一助となればと座席配置図もお配りしてみました。

１時間強で今年度のGSC総会も無事に終了。
昨季はBatteryやPit.も加わって初めて行われた合奏を見ていただいたのですが，今季はBatteryもPit.もまだPART譜が完成＆習熟できていないため，セクション単位に分かれての練習を見学していただきました。
HornLine（管楽器）は，Guardから旧体育館の半面を譲ってもらってセクション合奏。PART譜が配布されて1カ月，どうやら楽譜にも慣れてきたようです。

残りの半面ではGuardが二手に分かれて練習中。
高校1年生は先週の続きでM１冒頭ファーストヒットのトールフラッグを練習しています。
社会人１年生ながら今季もチームに参加しているMihoとGuard STAFF兼ボディワークのコーチでもあるN先生が，1人1人の膝の角度や脚の運びなどをチェックして，うまく踊れるようにアドバイスをしていきます。
上級生と一般メンバーは，ライフル隊2009入隊をかけて必死でライフルに取り組んでいるようです。

Pit.は音楽室でハギ先生によるセクション練習。Pit.人たちの保護者の方はこちらにご案内しました。
今日の時点までで出来ているPART譜を少しずつさらっているようです。

事務局担当としては怒濤のような１日もようやく終わり，Gryphons2009が名実ともに本格稼働した想いです。
今日は練習終了後，高校生たちを帰宅させてから一般メンバーPARTリーダー会議が開催されます。外側からはどう見えているかはわかりませんが，Gryphonsはまだまだ発展途上のチーム。チームとしてメンバーとしてのスタイルは，テクニック的にもメンタル的にもどんどん成長（変化？）し続けています。
まずは今季のチーム全体の意思統一など，シーズンを走り始めながらの試行錯誤が始まりました。

コーディネイトE先生とアレンジャーW先生をお迎えして行う，今季初の全体合奏も来週に迫りました。PARTリーダー会議の傍らでは，熱い議論を聞きながら，Pit.譜を書き続けるハギ先生，Battery譜を書き続けるShimiゴンの姿が・・・。

活動計画も数日の練習場所を残して確定し，チーム人数が確定したため予算計画もたち，事務局としてのシーズンは今日からやっと始まったようなもの。
今季もメンバーが思いっきり練習に打ち込み，フィールドで練習成果を120％発揮できるよう，微力ながらサポートしていきたいと思います。

採寸の日

例年なら6月は日曜しか練習を組まないのですが，昨日は5月31日の代替で土曜に練習＆バーベキュー大会を行いました。
２週間後にはコーディネイトのE先生とアレンジャーW先生をお迎えしての楽譜最終確定のためのレッスンが予定されていますので，それまでに，ある程度は今の仮アレンジ版を吹きこなしておかねばなりません。
7月のコンテに入るまでに，高校1年生を中心としてメンバーのMM（マーチング基本動作）も，コンテで必要な部分まで取り組んでおく必要があります。
そうです，スケジュール的には少々せっぱ詰まってきました。

続きを読む

今日は高校1年生と一般ルーキーのユニフォーム採寸がありました。
場所は第一会議室。毎年お願いしている村田堂さんに塔南高校まで出向いていただきました。
肩廻りをチェックするためにサンプルとして用意された上衣に腕をとおしつつ，「中学校からこの服，憧れていたんすよね」と少し嬉しそうな人も・・・。
いやいや，これからは君たちがそのユニフォームを着て，チームを支えていくんですよ。私たちも君たち1年生の成長を期待してますから・・・ってさり気なくピースしている場合ですかっ(-。-;)


今日はGuardレッスンも入っているので，HornLineがMM（基本動作）で旧体育館を使うのは，Guardが昼休みを取っている間の1時間。高校1年生は5月から本格的にマーチングを始めた者が大半ですが，フォワードマーチ（前進）はかなりそれなりに見えるようになりました。
ということもあって，今日から，リアマーチ（後進）が本格的に入ります。
昨年までフィジカルリーダーを務めていたDM・N兄の実演付レクチャーも行われます。


MMの足音が響く，旧体直下の職員室では，ハギ先生がコンピュータとキーボードをお供に，Pit.譜の作成に取り組んでいます。
「うぅ～～～ん，どうもここ，もっとオドロオドロ感が欲しいんですけどね～」
Pit.人がもっと増殖してくれればやりようもあるのかもしれませんが，現有戦力で最大の効果をあげるべく，悩みは尽きないようです。

午後から旧体ではGuardレッスンが再開。
上級生＆一般Memberは，H先生が指導するライフル演技の仮振付と格闘しています。今季ライフル隊の振付もかなり高度ことが盛り込まれているようですね。3月のばたばた会，5月の演奏会を経て，一人前のライフル隊員に成長した上級生も，なかなか苦労しているようです。

本格的にGuardを始めて1カ月の高校1年生は，旧体半面を使って先月に上級生たちが取り組んでいたトールフラッグのM１振付を練習中。
お，先月までは脚だけの振りで精一杯だったのですが，今日は実際にトールフラッグを持ちながらの練習にステップアップしていますね！
人前で堂々と演技できるまでは，まだまだ先は長そうですが，それぞれが着実に伸びてきていることがハッキリ目に見える（体感できる）のがGuardとしての楽しみでしょうか。

17時，今日の練習も無事に終了。楽器を片づけたメンバーたちが家路につくころ，STAFFは次回練習の打ち合わせなどをしています。
今春，塔南高校を卒業して，今は大阪の某音大に通うPit.STAFFのFushimin。
いずれはハギ先生のPit.ヘッド（頭）の地位を奪わんとする野望をお持ちですが，今日のところは，ハギ先生の下請けで書いてきたPit.譜を広げつつ，ちょっと元気がないようです。
「う～～～～ん・・・ここは，もっと，こう，なんていうか・・・」
おぉ，ハギ先生からの容赦ないツッコミが炸裂中ですか。野望実現の日はまだ少し遠いようです。がんばれFushimin！

コーディネイトE先生とアレンジャーW先生お迎えして，今季ショウの楽譜を確定するレッスンまで，あと１日。この1日の練習をどう組むか？
こちらでは団長Mouri氏とDM・N兄と，Brass STAFF兼任のヤタオ氏，今年はSTAFFにまわっているKiku＆Sonyがスケジュール会議の真っ最中。

どうやら来週は，全セクションが揃っての合奏は組まないで，21日のレッスンに向けて，各セクションがそれぞれ練習＆調整を進める，という方向が決まったようですね。
さ，こちらは採点に早く手をつけないと・・・(_ _;)

バーベキューの日

世間を騒がせております新型インフルエンザにともなう一斉休校のため，全てのスケジュールが7月まで一週間ずれました。本来なら，5月31日，今年度のメンバー募集を締め切った後，Gryphons2009の顔合わせと交流を兼ねて企画されたバーベキュー大会。
一週間ずれた現役高校生1タームテスト終了直後の土曜日を，5月31日の代替練習日として，そこへ組み込みました。

続きを読む

顔を合わすのは6月14日以来，というメンバーたち。久しぶりの集合です。
メンバーたちの表情が明るいのは，やっと練習ができるからでしょうか・・・。もしかすると現役高校生はとりあえず今年度最初のテストが終わった！という開放感から元気が出てきたのかもしれませんね(^_^;)
もちろん，顧問は採点の山を前にため息をつく今日この頃です。

「Liveration」ショウで使用するフラッグのデザイン案を，Guard STAFF Yucchiさんが描いてきてくれました。毎年のことながらすばらしいデザイン案が並びました。
ELISABETHの世界を，Gryphonsは「自由を求める魂が束縛から解放される」というコンセプトで再構築していく方針になっています。
そのため，ショウ前半の色づかいは，「束縛」とか「混沌」をイメージして選ばれているようですね。

15:00に練習を切り上げて，バーベキュー大会の会場である桂川河川敷へと移動。
心配されていた天候も，幸いなことに予報がはずれてバーベキュー日和。
さっそく各PARTごとに分かれて肉を焼き始めます。
こちら，今季も16名とHornLine最大人数を擁するTrumpet。昨年度はSTAFFとして参加していたヤタオ氏も，Flugel Hornでプレイヤーに復帰します。今季は2年ぶりに「ナイス・ソリスト」の甘い音色がご披露できそうです。

ギリギリのところで15名が集まったBattery。10名と少数精鋭ながら，昨季とほぼ同じ陣容となったPit.。これがそのPerc.に集った（濃い）人々です。
今日は風が少々強いため，かえって木炭がとてもよく熾って，ウチワなどであおぐ必要が全くありませんでした。どこの炉でも順調に焼き上がっているようです。

120人分の肉を取り分けるのに忙しいSTAFF陣。の画を撮ろうと思っていたら飛び入りで肉を取りに来たBaritone のRyousukeも写ってしまいました(-_-;)

お肉屋さんで買い込んできた焼き野菜セットにモヤシが入っているのですが，各PARTの炉にセットされているのは網。
そこでこちらで各PARTから（網では焼けない）モヤシを順番に持ってきてもらって，STAFFがヤキソバに仕立てる作業を一括して行っております。（そのための専用炉を用意して鉄板をレンタルしてきました）

焼き上がったヤキソバは，大きな紙皿に乗せて各PARTへ帰ってきます。
たいていは，アッというまにメンバーの胃袋に納まってしまうようですが・・・。

おおかた食べ終えてしまったGuardたちはライフルを回し始めました。
聞くところによると，「全員でライフル」というシーンは今季ショウでは予定されていないため，定員があるライフル隊の希望者が多く，6月のどこかの時点で一般＆上級生からライフル隊が選抜されるとのこと。（Gryphonsでは高校1年生がライフルを持てるのは１月からとなっています）
そこで，寸暇を惜しんでライフルに触っているようですね。

寸暇どころか，ちょっとした暇さえあればスティックに手が伸びるBattery人たち。
肉を食べ尽くすとさっそく練習台とメトロノームが登場。

若さで勝負する高校生は，一日練習した後でもまだまだ元気が有り余っているようですね。Battery＆Pit.の現役高校生たちは，スティックを出すよりは身体を動かして騒いでいます。「ダルマさんが転んだ」と鬼が数えている間にしか動けないという遊び，正式名称は何というのでしょうか？
ところで高校1年生黒一点のS君，きみはそんなところに仁王立ちして何してるの？

S君が手にしているのは楽譜を入れるクリアファイル。
どうやら，屋外で背を向けて「ダルマさんが転んだ」を数える鬼の声が，後ろから近づく他の参加者に聞き取れるように，人間反響板の役を買って出たようです。
ナイス・アイディア！と称えるべきなんでしょうか・・・f(^―^;

来たときよりも美しく。
全員で後片付けと積み込みを行って，締めくくりの集合。
お仕事で欠席の団長Mouri氏に代わって，今季から正DrumMajorへ昇格したN兄が取りしきります。

新型インフルエンザに伴う一斉休校が入ったため，メンバー募集の〆切もあやふやになってしまい，最終的なメンバーが固まらない状況の中でしたが，練習以外でのお互いの一面を知る貴重な機会となりました。