Guardレッスンの日
2009-05-17
先週は合奏を中心に一日を組み立てましたが,今日はレッスンのGuardが旧体育館を独占し,Guardの昼休みに1時間だけMMという予定。
HornLineは先週のレッスンでざっと一通りとおした「Liberation」仮アレンジ譜のうち,ほぼ変更なしと決まったところを中心にさらってもらいましょう,とPART練習中心となります。
GuardはインストラクターH先生をお招きし,いよいよ振付が始まるとお伺いしています。

HornLineは先週のレッスンでざっと一通りとおした「Liberation」仮アレンジ譜のうち,ほぼ変更なしと決まったところを中心にさらってもらいましょう,とPART練習中心となります。
GuardはインストラクターH先生をお招きし,いよいよ振付が始まるとお伺いしています。

今季のClarinetは高校生中心の陣容ですが,高校1年生4名が全員Clarinet経験者のため,スタート時点での練習レベルが例年なら夏休み以降で要求されるようなところにきているようです。やっているのは基礎用コラールですが,すでにハーモニー作りに取り組んでいます。

こちらは同じフロアで練習中のTrumpet。ちょうど,今日の見学者の皆さんが回ってきたところです。高校2年生PARTリーダーSakurakoが,高校1・2年生のマウスピースでの鳴りをチェック中。一般メンバー諸君は後方でPARTリーダーを中心に,M1~M4のPART分け(Tpは通常1st・2nd・3rdの3パートに分かれています)の検討中。

Hr.ズも,今年の高校1年生3名はHr.もしくはTp.経験者です。そのため,Basicでもいきなり上級生と同じメニューでも何とかついてきてくれるため,例年なら夏休みぐらいの感じの鳴り方で基礎練中。
現時点での高校1年生の見分け方は,楽器を保持するための筋力がまだ不足していること。
微妙にベルが前下がりになってしまっているのが高校1年生です。お分かりになるでしょうか?

こちらはBaritone。やはり4名の高校1年生が新加入しましたが,中学時代にトロンボーン等を経験したのは2名。それに加えて伝統的にLow-BrassはHigh-Brassよりも基礎練重視の傾向があります。
今日は楽譜をさらうよりも,まずは個人の基礎力向上が優先のようですね。上級生と一般メンバーがマンツーマン,いや高校1年生につき2~3人がかりで呼吸法と音色のチェックから取り組んでいます。

先週の時点では人数的に厳しい状態でのスタートとなったBattery。高校1年生は黒一点のS君を含めて3名。Gryphonsの伝統として,3名とも今季はBD隊に入って基本を習得することを第一にシーズンに取り組みます。
Battery PART譜は現在作成中なので,一日Basicメニューとなりますが,スティックを手にして思いきり叩けるだけで,Battery人には十分なようです。おそらくGryphonsでもっともBasicメニューを愛せる人たちでしょう。
今週の時点では人数の問題も,なんとか例年なみの陣容が整うようにも伺っています。
よかったですね。でも,それって例年なみのペースでヘッド(皮)も破れるだろうということで,昨季と同じ程度にはヘッド(皮)購入が必要ということですね・・・(v_v)

高校1年生が4名,新たに加わったものの,一般メンバーが少ないために人材が不足するPit。ハギ先生的にはあと3人ぐらいどっかから湧いてでないかと,つい周囲を見回す日々が続いているようです。それも「鍵盤叩ける人が・・・」との条件が充たされたら,幸せ満開,というところでしょうか。
いかがでしょう? やりがいのある手応え十分のPART譜は,ハギ先生が責任を持って(喜んで?)書いてくれますよ! バリバリ鍵盤を叩いてみたい方,ぜひご連絡下さい。

さて,旧体育館ではH先生による振付レッスンが佳境を迎えています。
流れている演奏(先週の合奏を録音しました)からすると,M1後半部5/4拍子で演奏される「All the questions have been Asked (あらゆる問いがたてられた)」ですね。ミュージカル『エリザベート(ELISABETH)』では,皇帝フランツ=ヨーゼフ1世とエリザベートの結婚式シーンです。
それにしても今季の振付は難しそうですね。トールフラッグの振りでこんなに難度が高いのは(Gryでは)初めてじゃないでしょうか?
一般メンバーも上級生たちも,さすがにちょっと苦労しているようです。

Guardとして練習し始めて間もない高校1年生には,この難度の振付練習をフラッグ持って挑戦するなんて,とんでもないこと。そこで,まずは振りの中に含まれる脚のステップ部分だけを取り出して練習することになりました。
バレエの専門用語は知らないので,なんというステップなのかわかりませんが,これ,すごく難しいんじゃないですかね?
どちらかというと「踊りの練習」というよりは「体育の授業」っぽい雰囲気です。

レッスンの終わりには,高校1年生たちが見守る中,一般メンバー&上級生による発表会?!
今日午後から練習をした振付を録音された演奏に合わせて通してみます。トールフラッグを振りながら例の一番難しいステップをちゃんとできたのは数名でしたが,それ以外の部分は,とりあえず踊ってみせるぐらいの段階には大部分が到達できているようですね。
さすがは一般&上級生。高校1年生にキャリアの差を見せつけた,というところでしょうか。これからは振付を習得した彼女&彼らが高校1年生を指導していくことになります。

塔南高校の第1タームテストが入ってくるため,5月24日(日)はオフとなります。
というのが当初の練習計画でしたが,新型インフルエンザによって塔南高校も22日(金)~27日(水)が休校となり,それに伴ってテスト週間が一週間ずれこむことになりました。
5月24日現在では,次回練習は6月6日(土)となっています。
Pit.以外のコンテ内を動く人たちはいよいよメンバーも募集期限が迫っています。
5月31日の見学はできませんが,入団を検討しておられる方がいらっしゃれば,見学する機会を設けるよう調整は試みます。まずは,ご連絡下さい。

こちらは同じフロアで練習中のTrumpet。ちょうど,今日の見学者の皆さんが回ってきたところです。高校2年生PARTリーダーSakurakoが,高校1・2年生のマウスピースでの鳴りをチェック中。一般メンバー諸君は後方でPARTリーダーを中心に,M1~M4のPART分け(Tpは通常1st・2nd・3rdの3パートに分かれています)の検討中。

Hr.ズも,今年の高校1年生3名はHr.もしくはTp.経験者です。そのため,Basicでもいきなり上級生と同じメニューでも何とかついてきてくれるため,例年なら夏休みぐらいの感じの鳴り方で基礎練中。
現時点での高校1年生の見分け方は,楽器を保持するための筋力がまだ不足していること。
微妙にベルが前下がりになってしまっているのが高校1年生です。お分かりになるでしょうか?

こちらはBaritone。やはり4名の高校1年生が新加入しましたが,中学時代にトロンボーン等を経験したのは2名。それに加えて伝統的にLow-BrassはHigh-Brassよりも基礎練重視の傾向があります。
今日は楽譜をさらうよりも,まずは個人の基礎力向上が優先のようですね。上級生と一般メンバーがマンツーマン,いや高校1年生につき2~3人がかりで呼吸法と音色のチェックから取り組んでいます。

先週の時点では人数的に厳しい状態でのスタートとなったBattery。高校1年生は黒一点のS君を含めて3名。Gryphonsの伝統として,3名とも今季はBD隊に入って基本を習得することを第一にシーズンに取り組みます。
Battery PART譜は現在作成中なので,一日Basicメニューとなりますが,スティックを手にして思いきり叩けるだけで,Battery人には十分なようです。おそらくGryphonsでもっともBasicメニューを愛せる人たちでしょう。
今週の時点では人数の問題も,なんとか例年なみの陣容が整うようにも伺っています。
よかったですね。でも,それって例年なみのペースでヘッド(皮)も破れるだろうということで,昨季と同じ程度にはヘッド(皮)購入が必要ということですね・・・(v_v)

高校1年生が4名,新たに加わったものの,一般メンバーが少ないために人材が不足するPit。ハギ先生的にはあと3人ぐらいどっかから湧いてでないかと,つい周囲を見回す日々が続いているようです。それも「鍵盤叩ける人が・・・」との条件が充たされたら,幸せ満開,というところでしょうか。
いかがでしょう? やりがいのある手応え十分のPART譜は,ハギ先生が責任を持って(喜んで?)書いてくれますよ! バリバリ鍵盤を叩いてみたい方,ぜひご連絡下さい。

さて,旧体育館ではH先生による振付レッスンが佳境を迎えています。
流れている演奏(先週の合奏を録音しました)からすると,M1後半部5/4拍子で演奏される「All the questions have been Asked (あらゆる問いがたてられた)」ですね。ミュージカル『エリザベート(ELISABETH)』では,皇帝フランツ=ヨーゼフ1世とエリザベートの結婚式シーンです。
それにしても今季の振付は難しそうですね。トールフラッグの振りでこんなに難度が高いのは(Gryでは)初めてじゃないでしょうか?
一般メンバーも上級生たちも,さすがにちょっと苦労しているようです。

Guardとして練習し始めて間もない高校1年生には,この難度の振付練習をフラッグ持って挑戦するなんて,とんでもないこと。そこで,まずは振りの中に含まれる脚のステップ部分だけを取り出して練習することになりました。
バレエの専門用語は知らないので,なんというステップなのかわかりませんが,これ,すごく難しいんじゃないですかね?
どちらかというと「踊りの練習」というよりは「体育の授業」っぽい雰囲気です。

レッスンの終わりには,高校1年生たちが見守る中,一般メンバー&上級生による発表会?!
今日午後から練習をした振付を録音された演奏に合わせて通してみます。トールフラッグを振りながら例の一番難しいステップをちゃんとできたのは数名でしたが,それ以外の部分は,とりあえず踊ってみせるぐらいの段階には大部分が到達できているようですね。
さすがは一般&上級生。高校1年生にキャリアの差を見せつけた,というところでしょうか。これからは振付を習得した彼女&彼らが高校1年生を指導していくことになります。

塔南高校の第1タームテストが入ってくるため,5月24日(日)はオフとなります。
というのが当初の練習計画でしたが,新型インフルエンザによって塔南高校も22日(金)~27日(水)が休校となり,それに伴ってテスト週間が一週間ずれこむことになりました。
5月24日現在では,次回練習は6月6日(土)となっています。
Pit.以外のコンテ内を動く人たちはいよいよメンバーも募集期限が迫っています。
5月31日の見学はできませんが,入団を検討しておられる方がいらっしゃれば,見学する機会を設けるよう調整は試みます。まずは,ご連絡下さい。
コーディネイトレッスンの日
2009-05-10
今日はHornLine(管楽器)だけですが,初めてショウ曲「エリザベート」を合奏する日。
昨日,PART譜が配布されたばかりで,Basicメニュー以外に個人またはPARTで楽譜をさらう時間はあまり確保できなかったかもしれません。
しかし,今日はショウ全体のコーディネイトをしていただいているE先生,BrassのM先生,BatteryのA先生にお越しいただきます。
インストラクターの先生方とともに。実際に今季メンバーが演奏している生音をチェックした上で,今後の楽譜改訂・Battery&Pit.譜作成,そしてVisual(視覚的)要素も含めた構成を方向づけるための重要な一日です。

昨日,PART譜が配布されたばかりで,Basicメニュー以外に個人またはPARTで楽譜をさらう時間はあまり確保できなかったかもしれません。
しかし,今日はショウ全体のコーディネイトをしていただいているE先生,BrassのM先生,BatteryのA先生にお越しいただきます。
インストラクターの先生方とともに。実際に今季メンバーが演奏している生音をチェックした上で,今後の楽譜改訂・Battery&Pit.譜作成,そしてVisual(視覚的)要素も含めた構成を方向づけるための重要な一日です。

各セクションがウォームアップとBasicに取り組み始めた後,たかはし号は京都駅八条口までE先生・A先生のお迎えに出発。合流するのは団体バス駐車場近辺ですが,観光シーズンを迎えた京都駅周辺はごった返しているため,ちょうど良いタイミングになるように,やや離れたポイントで時間調整を。

先生方に全員であいさつを済ませた後,BatteryとPit.はそれぞれPART練習に戻ります。Guardに半面を譲ってもらって,HornLineはそのまま旧体育館で合奏へ。コンピュータ上でしか聴いていない「エリザベート」M1~M4を,どんなサウンドになりそうか&どんな雰囲気になるのか,管楽器の生演奏で確認していきます。
Guardは半面を使って昨日からのバレエ・レッスンの続きのようです。

合奏をインストラクターの先生方と一緒に聴きながら,チラチラとGuardの高校1年生も気になるのでチェックしております。えーと,たしかこれは半面なので「クロス」していません(^_^;)が,「クロスフロア」とか呼ばれているBasicだったでしょうか?
自分の身体が思うように動かないため,今は見ていると笑い出しそうになるような状態です。一方で「使用前」「使用後」みたいに比較しつつ,高校2年生がメニューを楽々とこなしているのを見ると,あらためて1年間でこれだけ成長するのか,と驚きます。

午前中,ひととおりHornLineの合奏を聴いていただいたところで,STAFF会議に移ります。途中,昼食を摂りながら約4時間,M1~M4までの全体の流れ,ショウとして表現したいストーリー,演出のキーワードetc.・・・。
Gryphons STAFF側と,インストラクターの先生方との,お互いがイメージしている「エリザベートをどう表現するか?」が,楽譜を媒介に次第に姿を現し始めます。

最後の2時間は再びHornLine合奏。
先ほどまでのSTAFF会議を踏まえて,その場で修正することはチェックしながら,もう一度M1~M4までをさらっていきます。大きな変更を予定している箇所は,メンバーに対して「こんな風にしていく予定です」と説明が入ります。
純粋にPART練習時間が積み重なっているので,午前中に比べても,演奏がかなりクリアになっているので,判りやすくなりました。
レギュラーシーズン始動の段階で,ここまで演奏できるとは思っていなかったので,これから期待できる成長を考えると,今季のショウもすばらしいものになる予感がします。

合奏の間,Guard諸君には再び半面を譲ってもらっています。
高校1年生たちは,どうやらフラッグのBasicメニューに取り組んでいるようです。まだまだ拙いのは当然ですが,彼女たちはGuardとしての練習を始めて,まだ一週間くらいのはず。なのにちょっと前には1カ月くらいは習得に要していたメニューを,それなりに振っています。

一方,上級生と一般メンバーはライフル練。
今日,男性Guardの入団希望者がもう一人,見学に来てくれました。この日,入団届の用紙を持ち帰りになったので,今季のGryphons GuardチームにはMen’s Guard3名を擁することになりそうです。
彼らの存在をショウ全体の演出上,どのように生かしていくか,STAFFもいろいろなプランを考えることができそうですね。

一日の練習の最後は,Battery・Pit・Guard各セクションも旧体育館に集合して全曲通し合奏を鑑賞。BatteryとPit.のPART譜はこれから作成に入るわけですが,全体の流れと雰囲気をできるだけつかんでおこうという時間です。

練習終了後にもSTAFF会議が行われ,Gry2009「Liberation~自由への飛翔~」の大筋が固まりました。この会議の協議に沿って,配布されている仮アレンジ版のうち,必要な部分はアレンジャーW先生に改訂をお願いすることになります。
一方,Gryphons側はBatteryとPit.のPART譜作成にとりかかり,6月21日(日)に全セクションによる全曲合奏を実現することを目標に,練習を進めていくことになります。
Gryphons 2009 メンバー募集は5月31日(日)が〆切となります。
今年もGryphonsの持ち味を前面に押し出したショウをみんなで作っていく道筋が見えてきました。入団を検討中の方は,ぜひ見学にお越し下さい。

先生方に全員であいさつを済ませた後,BatteryとPit.はそれぞれPART練習に戻ります。Guardに半面を譲ってもらって,HornLineはそのまま旧体育館で合奏へ。コンピュータ上でしか聴いていない「エリザベート」M1~M4を,どんなサウンドになりそうか&どんな雰囲気になるのか,管楽器の生演奏で確認していきます。
Guardは半面を使って昨日からのバレエ・レッスンの続きのようです。

合奏をインストラクターの先生方と一緒に聴きながら,チラチラとGuardの高校1年生も気になるのでチェックしております。えーと,たしかこれは半面なので「クロス」していません(^_^;)が,「クロスフロア」とか呼ばれているBasicだったでしょうか?
自分の身体が思うように動かないため,今は見ていると笑い出しそうになるような状態です。一方で「使用前」「使用後」みたいに比較しつつ,高校2年生がメニューを楽々とこなしているのを見ると,あらためて1年間でこれだけ成長するのか,と驚きます。

午前中,ひととおりHornLineの合奏を聴いていただいたところで,STAFF会議に移ります。途中,昼食を摂りながら約4時間,M1~M4までの全体の流れ,ショウとして表現したいストーリー,演出のキーワードetc.・・・。
Gryphons STAFF側と,インストラクターの先生方との,お互いがイメージしている「エリザベートをどう表現するか?」が,楽譜を媒介に次第に姿を現し始めます。

最後の2時間は再びHornLine合奏。
先ほどまでのSTAFF会議を踏まえて,その場で修正することはチェックしながら,もう一度M1~M4までをさらっていきます。大きな変更を予定している箇所は,メンバーに対して「こんな風にしていく予定です」と説明が入ります。
純粋にPART練習時間が積み重なっているので,午前中に比べても,演奏がかなりクリアになっているので,判りやすくなりました。
レギュラーシーズン始動の段階で,ここまで演奏できるとは思っていなかったので,これから期待できる成長を考えると,今季のショウもすばらしいものになる予感がします。

合奏の間,Guard諸君には再び半面を譲ってもらっています。
高校1年生たちは,どうやらフラッグのBasicメニューに取り組んでいるようです。まだまだ拙いのは当然ですが,彼女たちはGuardとしての練習を始めて,まだ一週間くらいのはず。なのにちょっと前には1カ月くらいは習得に要していたメニューを,それなりに振っています。

一方,上級生と一般メンバーはライフル練。
今日,男性Guardの入団希望者がもう一人,見学に来てくれました。この日,入団届の用紙を持ち帰りになったので,今季のGryphons GuardチームにはMen’s Guard3名を擁することになりそうです。
彼らの存在をショウ全体の演出上,どのように生かしていくか,STAFFもいろいろなプランを考えることができそうですね。

一日の練習の最後は,Battery・Pit・Guard各セクションも旧体育館に集合して全曲通し合奏を鑑賞。BatteryとPit.のPART譜はこれから作成に入るわけですが,全体の流れと雰囲気をできるだけつかんでおこうという時間です。

練習終了後にもSTAFF会議が行われ,Gry2009「Liberation~自由への飛翔~」の大筋が固まりました。この会議の協議に沿って,配布されている仮アレンジ版のうち,必要な部分はアレンジャーW先生に改訂をお願いすることになります。
一方,Gryphons側はBatteryとPit.のPART譜作成にとりかかり,6月21日(日)に全セクションによる全曲合奏を実現することを目標に,練習を進めていくことになります。
Gryphons 2009 メンバー募集は5月31日(日)が〆切となります。
今年もGryphonsの持ち味を前面に押し出したショウをみんなで作っていく道筋が見えてきました。入団を検討中の方は,ぜひ見学にお越し下さい。
レギュラーシーズン始動の日
2009-05-09
いよいよ今日からGryphons 2009レギュラーシーズン始動。
あらためてカレンダーを見ると,演奏会が終わってからまだ一週間もたっていません。
何か「息つく暇なく」次のフェーズに雪崩れ込んでいるような感じですが,思い返してみても演奏会はずいぶん以前のことだったような“気分”があって,目まぐるしいのかどうか,自分でも定かではない心持ちです。
平日の活動でも,3年生が引退→1年生が練習と人間が入れ替わってはいるのですが・・・。
何はともあれ,今日からGryphons 2009「Liberation~自由への飛翔~」は,離陸に向けて助走開始です。

あらためてカレンダーを見ると,演奏会が終わってからまだ一週間もたっていません。
何か「息つく暇なく」次のフェーズに雪崩れ込んでいるような感じですが,思い返してみても演奏会はずいぶん以前のことだったような“気分”があって,目まぐるしいのかどうか,自分でも定かではない心持ちです。
平日の活動でも,3年生が引退→1年生が練習と人間が入れ替わってはいるのですが・・・。
何はともあれ,今日からGryphons 2009「Liberation~自由への飛翔~」は,離陸に向けて助走開始です。

レギュラーシーズン初日は,今季ショウの概要説明会から始まります。第一会議室が校内模試の会場となっているため,かなり手狭ですが社会科教室ですることになりました。
机は40人分しかないので,イスに二人がけでも立ち見が出てしまいますが,ちょっと我慢してもらうしかありませんm(_ _)m
今日の時点で確定している年間練習計画表が配られ,今日から12月23日のWinter Marching Party in KYOTO 2009(今年度ラストショウ)までの日程説明も行われます。

題材として取り上げるミュージカル「エリザベート」の舞台映像も鑑賞し,イメージをつかんでもらいました。ドイツ語によるウィーン版と,日本語の宝塚版を交互に見ましたが,全編を見るとなると約3時間ほどが必要なので,実際にショウで使用する曲目の部分だけをとりあえず鑑賞。

ちょっと休憩を挟んでショウで使用する楽曲の楽譜紹介。プロジェクターを使って楽譜ソフト「FINALE」の画面を映し出して再生します。(←ただし,現時点では管楽器のみで,BatteryとPitはガイドが少し入っているだけですが)
現役高校生には前日に配布したPART譜を手に,画面のスコア上を再生ラインが動きながら出てくる音を耳に,どんな感じで管楽器が組み合わされているかを大雑把に確認しておきます。
一回聴いただけではつかみきることはできませんが,とりあえず,今日のPART練習でどこから手を付けるか,どこを重点的にやるべきか,という目安をつけてもらおうという趣旨です。

説明会が終わると,各PARTごとに割り当てられた教室へ移動。さっそく練習を始めます。
明日,10日にはコーディネイトのE先生,BrassのM先生,BatteryのA先生をお迎えして仮アレンジを合奏し,これからの楽譜作り(そしてショウの演出方針)の方向性を決めるためのレッスンが設定されています。
と,いうわけで各PARTとも自己紹介もそこそこに,Basic→譜面さらいに入ります。
今日,見学に来てくれた3名も(申し訳ありませんが)いきなりPART練習に参加,という形で体験してもらいました。

Tubaの部屋にもお邪魔してみました。・・・っと何です徳パイ? その意味ありげな視線は・・・。
ははぁ,楽器が足りなくなりそうなんですか。なるほど,9kgのTubaが3本か4本ねェ。・・・プチTuba(6kg)ではダメですかね? あ,音色的に・・・,そうなんですか。
え?! 今年度の購入予定ですか?
いや・・・それは,その,え~と,,,検討してみます,ハイ。

今季からメト株式会社代表取締役から昇格(?)してDrumMajorとなったN原兄。
明日のコーディネイトレッスンでは,合奏指揮を務めるので,スコアとメトをお供にショウ曲「エリザベート」仮アレンジ版の予習に余念がありません。
せめて,教室でやれば・・・?!

旧体育館では,Guardの高校1年生が初めてのバーレッスンを受講中。
N先生がビシビシと突っ込みを入れておられます。今年も「Guard熱望」の1年生が7名,新たに加わりました。今はまだ,自分の身体が自分の思うように動いてくれないという現実に直面する毎日。糸の切れた操り人形か錆び付いたロボットか,という状態です。
でもこれから練習を重ね,いろいろな舞台を踏んでいくうちに,立派な踊り手に成長していくはず。期待しましょう。

上級生諸君と一般ベテランメンバーは,旧体育館後方でライフルのBasic中。
今季はルーキーとして男性がGry・Guardチームに加わってくれました。得意なのはライフルだということで,軽々とトスを上げてしまいます。やはり絶対的な筋力の差,というのはあるものだと納得してしまいました。ただ,Gry・Guardチームの得意とする優雅なボディワークはどちらかというと苦手なようです。
女性陣とお互いの持ち味を生かしながら,切磋琢磨していって下さい。
Guardチーム2009も,どんな演技を見せてくれるのか,大いに楽しみです。

17時00分,2009レギュラーシーズン初日も無事に終了。
旧体育館に全員集合して締めくくりの集合。団長Mori氏はお仕事のため,新DMのN原兄と,今季はSTAFFのSonyさんが代わりに仕切ってくれました。

メンバーが下校してもSTAFFはまだ会議が残っています。
明日,コーディネイトレッスンの時に,Gryphons側としての意見も求められるため,内部での意見交換&調整をしておく必要もあります。
また,レギュラーシーズン始動にあたり,年間計画のチェックや明日の練習予定の確認もしておきたいところですね。

合奏に備えて,今日は説明会以外はPART練習の一日でした。
コンピュータ上で再生された音源は聴いていますが,実際に管楽器で合奏するとどんな響きになるのか,STAFFとしても明日が楽しみです。
机は40人分しかないので,イスに二人がけでも立ち見が出てしまいますが,ちょっと我慢してもらうしかありませんm(_ _)m
今日の時点で確定している年間練習計画表が配られ,今日から12月23日のWinter Marching Party in KYOTO 2009(今年度ラストショウ)までの日程説明も行われます。

題材として取り上げるミュージカル「エリザベート」の舞台映像も鑑賞し,イメージをつかんでもらいました。ドイツ語によるウィーン版と,日本語の宝塚版を交互に見ましたが,全編を見るとなると約3時間ほどが必要なので,実際にショウで使用する曲目の部分だけをとりあえず鑑賞。

ちょっと休憩を挟んでショウで使用する楽曲の楽譜紹介。プロジェクターを使って楽譜ソフト「FINALE」の画面を映し出して再生します。(←ただし,現時点では管楽器のみで,BatteryとPitはガイドが少し入っているだけですが)
現役高校生には前日に配布したPART譜を手に,画面のスコア上を再生ラインが動きながら出てくる音を耳に,どんな感じで管楽器が組み合わされているかを大雑把に確認しておきます。
一回聴いただけではつかみきることはできませんが,とりあえず,今日のPART練習でどこから手を付けるか,どこを重点的にやるべきか,という目安をつけてもらおうという趣旨です。

説明会が終わると,各PARTごとに割り当てられた教室へ移動。さっそく練習を始めます。
明日,10日にはコーディネイトのE先生,BrassのM先生,BatteryのA先生をお迎えして仮アレンジを合奏し,これからの楽譜作り(そしてショウの演出方針)の方向性を決めるためのレッスンが設定されています。
と,いうわけで各PARTとも自己紹介もそこそこに,Basic→譜面さらいに入ります。
今日,見学に来てくれた3名も(申し訳ありませんが)いきなりPART練習に参加,という形で体験してもらいました。

Tubaの部屋にもお邪魔してみました。・・・っと何です徳パイ? その意味ありげな視線は・・・。
ははぁ,楽器が足りなくなりそうなんですか。なるほど,9kgのTubaが3本か4本ねェ。・・・プチTuba(6kg)ではダメですかね? あ,音色的に・・・,そうなんですか。
え?! 今年度の購入予定ですか?
いや・・・それは,その,え~と,,,検討してみます,ハイ。

今季からメト株式会社代表取締役から昇格(?)してDrumMajorとなったN原兄。
明日のコーディネイトレッスンでは,合奏指揮を務めるので,スコアとメトをお供にショウ曲「エリザベート」仮アレンジ版の予習に余念がありません。
せめて,教室でやれば・・・?!

旧体育館では,Guardの高校1年生が初めてのバーレッスンを受講中。
N先生がビシビシと突っ込みを入れておられます。今年も「Guard熱望」の1年生が7名,新たに加わりました。今はまだ,自分の身体が自分の思うように動いてくれないという現実に直面する毎日。糸の切れた操り人形か錆び付いたロボットか,という状態です。
でもこれから練習を重ね,いろいろな舞台を踏んでいくうちに,立派な踊り手に成長していくはず。期待しましょう。

上級生諸君と一般ベテランメンバーは,旧体育館後方でライフルのBasic中。
今季はルーキーとして男性がGry・Guardチームに加わってくれました。得意なのはライフルだということで,軽々とトスを上げてしまいます。やはり絶対的な筋力の差,というのはあるものだと納得してしまいました。ただ,Gry・Guardチームの得意とする優雅なボディワークはどちらかというと苦手なようです。
女性陣とお互いの持ち味を生かしながら,切磋琢磨していって下さい。
Guardチーム2009も,どんな演技を見せてくれるのか,大いに楽しみです。

17時00分,2009レギュラーシーズン初日も無事に終了。
旧体育館に全員集合して締めくくりの集合。団長Mori氏はお仕事のため,新DMのN原兄と,今季はSTAFFのSonyさんが代わりに仕切ってくれました。

メンバーが下校してもSTAFFはまだ会議が残っています。
明日,コーディネイトレッスンの時に,Gryphons側としての意見も求められるため,内部での意見交換&調整をしておく必要もあります。
また,レギュラーシーズン始動にあたり,年間計画のチェックや明日の練習予定の確認もしておきたいところですね。

合奏に備えて,今日は説明会以外はPART練習の一日でした。
コンピュータ上で再生された音源は聴いていますが,実際に管楽器で合奏するとどんな響きになるのか,STAFFとしても明日が楽しみです。
演奏会反省会&第48期引継式の日
2009-05-04
演奏会から一夜が明けました。
9時00分,トラック&顧問車から楽器降ろしを始め,午前中は楽器メンテナンス,反省会準備,BOX整理&清掃,毛布干しなどを手分けして行います。
お菓子をたくさん用意して,午後いっぱいかけて食べ尽くす心づもりのため,昼食を用意している者はおりません(^_^;)

9時00分,トラック&顧問車から楽器降ろしを始め,午前中は楽器メンテナンス,反省会準備,BOX整理&清掃,毛布干しなどを手分けして行います。
お菓子をたくさん用意して,午後いっぱいかけて食べ尽くす心づもりのため,昼食を用意している者はおりません(^_^;)

反省会に先だって,演奏会前に所属するPARTが決まった1年生部員をそれぞれのPARTに紹介するセレモニーが行われました。
ちょっと緊張しながら一人ずつ,名前とPART名を(小さな声なのは,この時期では無理もないでしょう^_^;)告げる1年生たちを,PARTごとに座っている上級生が大騒ぎで自分たちの席に招き入れます。

1年生がそれぞれのPARTに落ち着くと,いよいよ反省会(?)開始。
まずは「乾杯」から。その後,歓談しつつGryphons Supporter Clubが撮影して下さった当日のビデオを鑑賞しました。(←いつも不思議に思うんですが,これのどこが“反省会”なんでしょう?)

続いて「引継式」になだれ込みます。
と,その前に,2年生から引退する3年生に贈る“出し物”から。
この辺りから,涙と笑顔が交錯する,わけのわからないノリのイベントと化していくのが,毎年の恒例ですね。

贈られる側の3年生は,まるで記者会見のカメラマンのような状態。
2年生が涙に詰まって言葉が出なくなると「がんばれコール」が飛び出します。

これも毎年のことながら,上級生たちのテンションに1年生たちは全くついていけません。
「呆然」という形容詞がふさわしい表情で,先輩たちの盛り上がりをただ見つめているばかり・・・。
大丈夫ですよ,2年生も1年前は君たちとそっくりの表情でそこに座っていたもんです。

続いて3年生も,後輩である2年生にいろいろと言葉を贈ります。
BGMはアカペラの「約束の場所」,2年生諸君はもちろん向かい側でカメラマンに変身中。
やっぱりここでも1年生は置いてけぼりなのは相変わらずですね。

それからやっと「本題」の引継式へ・・・。
部長からはじまり,副部長,庶務会計,衣装・・・と各係の3年生から,後を引き継ぐ2年生に先輩から受け継いできたグッズや,自分が書き留めてきたマニュアルノートなどを渡し,係の仕事について心得などを語る,というセレモニー。
その後にすぐ記念撮影,になってしまうのが,今時の高校生なんでしょう。

最後の〆はすでに“前”部長Nagiのことば。
一年間で部長ぶりもすっかり板につきました。お疲れ様。
3年生に,そしてこれから一年間がんばっていく1・2年生に,顧問からも言葉を贈り,今年の引継式もお開きです。

TONAN Brass第47期生の一年も,こうして幕を閉じました。
カレンダーの巡り合わせの幸運で,5日・6日はオフとなり,一息ついた7日(木)からTONAN Brassにとっての新年度がスタートします。
Gryphons 2009も9日(土)からレギュラーシーズン始動。(今はまだあまり実感は伴いませんが・・・)
新年度・新シーズンも,TONAN Brass & Gryphonsにご支援ご声援よろしくお願い申し上げます。
ちょっと緊張しながら一人ずつ,名前とPART名を(小さな声なのは,この時期では無理もないでしょう^_^;)告げる1年生たちを,PARTごとに座っている上級生が大騒ぎで自分たちの席に招き入れます。

1年生がそれぞれのPARTに落ち着くと,いよいよ反省会(?)開始。
まずは「乾杯」から。その後,歓談しつつGryphons Supporter Clubが撮影して下さった当日のビデオを鑑賞しました。(←いつも不思議に思うんですが,これのどこが“反省会”なんでしょう?)

続いて「引継式」になだれ込みます。
と,その前に,2年生から引退する3年生に贈る“出し物”から。
この辺りから,涙と笑顔が交錯する,わけのわからないノリのイベントと化していくのが,毎年の恒例ですね。

贈られる側の3年生は,まるで記者会見のカメラマンのような状態。
2年生が涙に詰まって言葉が出なくなると「がんばれコール」が飛び出します。

これも毎年のことながら,上級生たちのテンションに1年生たちは全くついていけません。
「呆然」という形容詞がふさわしい表情で,先輩たちの盛り上がりをただ見つめているばかり・・・。
大丈夫ですよ,2年生も1年前は君たちとそっくりの表情でそこに座っていたもんです。

続いて3年生も,後輩である2年生にいろいろと言葉を贈ります。
BGMはアカペラの「約束の場所」,2年生諸君はもちろん向かい側でカメラマンに変身中。
やっぱりここでも1年生は置いてけぼりなのは相変わらずですね。

それからやっと「本題」の引継式へ・・・。
部長からはじまり,副部長,庶務会計,衣装・・・と各係の3年生から,後を引き継ぐ2年生に先輩から受け継いできたグッズや,自分が書き留めてきたマニュアルノートなどを渡し,係の仕事について心得などを語る,というセレモニー。
その後にすぐ記念撮影,になってしまうのが,今時の高校生なんでしょう。

最後の〆はすでに“前”部長Nagiのことば。
一年間で部長ぶりもすっかり板につきました。お疲れ様。
3年生に,そしてこれから一年間がんばっていく1・2年生に,顧問からも言葉を贈り,今年の引継式もお開きです。

TONAN Brass第47期生の一年も,こうして幕を閉じました。
カレンダーの巡り合わせの幸運で,5日・6日はオフとなり,一息ついた7日(木)からTONAN Brassにとっての新年度がスタートします。
Gryphons 2009も9日(土)からレギュラーシーズン始動。(今はまだあまり実感は伴いませんが・・・)
新年度・新シーズンも,TONAN Brass & Gryphonsにご支援ご声援よろしくお願い申し上げます。
塔南高校第24回演奏会(後編)
2009-05-03
さて,いよいよ演奏会最後のステージ,第3部マーチングステージです。
“マーチングバンド”として活動するTONAN Brassが,もっとも得意とし,そしてもっとも力を注いできたステージ。そして一年間,毎日のように苦楽をともにしてきたこのメンバーで同じ舞台に立って演じる最後のショウ。
今までの練習でがんばってきた自分を信じ,一緒にショウを作ってきた仲間を信頼して,演奏会最後のステージの幕を開けましょう!

“マーチングバンド”として活動するTONAN Brassが,もっとも得意とし,そしてもっとも力を注いできたステージ。そして一年間,毎日のように苦楽をともにしてきたこのメンバーで同じ舞台に立って演じる最後のショウ。
今までの練習でがんばってきた自分を信じ,一緒にショウを作ってきた仲間を信頼して,演奏会最後のステージの幕を開けましょう!

第3部開演に先立って,京都市長,京都市教育長はじめ多数いただいた祝電・花束の一部をご紹介させていただきました。ありがとうございました。
さらに,今年3月で定年退職された前学校長Akeo先生に,在任中に大変ご支援ご声援をいただいていたので,部員一同を代表して部長Nagiより花束を贈呈しました。Akeo先生,お疲れ様でした。
続いて,この4月に学校長に赴任されたNishina先生からもご挨拶をいただきました。


第3部マーチングステージ最初のパートは,Gryphons 2008で1シーズン取り組み,全国大会で第5位を獲得した「ALIVE~ともに生きる~」を現役高校生だけで演じます。
昨年5月から,まずGryphonsとして8ヵ月,さらに現役高校生だけで4ヵ月・・・まるまる一年間,向き合ってきた曲とも,今夜でお別れです。
まずはM1「Nature and Civilization~自然と文明~」から。
前半部「Legend of Ashitaka」でのファーストヒットは,森をイメージしたフラッグが舞台を一気に染め上げます。

そのまま文明を象徴する「圧壊」へとダイレクトにつながります。
Guardは森カラーのフラッグから,メタリックに輝くスパナへ手具をチェンジ。
組み上げられた鉄骨をイメージした「トラス」も加わって,タワーを建設して曲が終わります。


続いてM2「Nostalgia~郷愁~」
久石譲作曲の美しくも温かいメロディを,Gryphonsの持ち味の一つでもある木管楽器群の繊細な音色で聴いていただきましょう。初心者が多い現役高校生Woodセクションも,この1年ですばらしい音色を出せるようになりました。

途中で色が変わる“トリッキーフラッグ”はGryphons Supporter Club特製。
本番直前にも,制作の中心となっていただいたN氏が,学校を訪問して本番に向けて調整を加えて下さいました。おかげさまで,全国大会に続いて演奏会の舞台上でも,単色だったフラッグが見事に虹色に変化しました。


Gryphonsのショウをマーチングステージで取り上げる時には,可能な限り大会演技のイメージを大切にします。個々人のポジションまではどうにもなりませんが,PART(楽器群)のステージング(位置)や動きの方向性は,大会演技のイメージにできる限り近づけるように心がけてコンテを描きます。
M2ラストはやはりGuardチーム全員による「虹」を。舞台だけでは幅が不足したので,花道までフルに使って何とか納まりました。

M3「Destruction~破壊~」
激しく動き回るBatteryと,ライフルを手に踊るGuard,そしてHornLineが速いテンポで目まぐるしく絡み合います。今回もHornLineで一杯になる舞台上にBatteryとライフルがすり抜ける,描いている身としてはとてもスリリングなコンテになりました。


さすがにBatteryソロ部分はHornLineをいったん舞台袖に引っ込めてスペースを確保することができました。それでも大会演技では“山火事”フラッグとライフルの他に,M1でも登場した「トラス」が加わっていたのですが,演奏会では見送りです。


最後には全てが崩壊し,世界の破滅が訪れる様を表現します。こういうシーンは,やはり照明の効果を生かせる,ステージショウの方がインパクトが強いですね。

M4「Rebirth~再生~」
破壊された廃墟の中から,たった一本の芽が生え出し,世界は再び命あふれるものへと蘇ります。この表現のために,音楽上はSax.ソロから次第に楽器が加わっていく形を,視覚的には次第に大きなラインが現れてくるように表現します。Sax.ソロはHornsリーダーYukikoが担当。


ほんの一時でしたが,大会で使った中旗をGuard17名分すべて並べました。このシーンでも舞台だけではスペースが不足するので,両側の花道もフルに活用します。
コンテを描いた側としても,これではかなり「色の洪水」だなぁ,ちょっと視覚的に暴力的すぎるなぁと思わないこともないのですが,第3部で一瞬でも全員で演技する時間を作りたかったため,振り付け的に(フラッグが大きいだけに単純な振り付けしか付けられない=振るためのスペースが狭小でも)何とかなる可能性が高いこの場面で設定してみました。


第3部の中間部は,Pit,Battery,Guardなどのショウで構成されています。まずは現役高校生&一般メンバー合同のBattery&PitチームによるPercussionショウ。曲は「ガイアの船」,Pit.の旋律をメインにBatteryがリズムを合わせます。
続いてBatteryが激しく動き回る「Blue Groove」
マルチテナードラム,スネアドラム,バスドラムのソロを組み込みながら,華麗なスティックワークを見せてくれました。



続いて現役高校生Guardチームによるショウ「Riverdance」
昨年までは,HornLineとPercussionが演奏をつけていたのですが,
1. 従来なら取り上げないようなジャンルの曲を用いて表現の幅を拡げたい。
2. バンドの演奏スペースを確保すると,17名のGuardが思いきり振るペースが不足する。
といった事情から,初めて「音源」を用いたショウに取り組んでみました。
7/8拍子も混じる複雑な構成の曲に合わせ,エレガントなダンス,フラッグ,全員によるライフルなど,今のGuardチームのできることを全て5分間に盛り込みました。






そしてGryphons一般メンバー及び有志による「一般ショウ」
今回の使用曲はダンテ「神曲」をモチーフにした吹奏楽曲「神曲」より地獄篇・天国篇をマーチング用にアレンジしたもの。
いきなり黒ずくめの集団(冥界の使徒?)に担ぎ上げられたGuardが舞台中央に運ばれて登場するというショッキングなオープニング。さすが,大人の演技ですね!

天国篇になると黒いパーカーを脱ぎ捨てて,白いTシャツへ。
Guardも黒から白へと衣装を換えて,音楽を視覚的に支えます。
2月から始まった一般ショウ練習。激しい動きをしていても,さすが,音色には最低限の影響しか及ぼしていませんでした。


第3部マーチングステージ最後のパートは,現役高校生によるショウ。
1曲目はアメリカのロックバンドSTYXのナンバーから「Mr.Roboto」
冒頭のTpソロを決めてくれたのは3年生Risa。



続いて「Into the Light」です。演奏会マーチングステージとしては久しぶりに本格的なバラード曲をプログラムに取り上げました。優雅に踊るGuardに囲まれてソロを吹くのはHornsリーダーNagisa。

「Into the Light」のプッシュ部分では,ステージ一杯を使って大きな図形のまま,グルッとRotationをしてみました。音色の柔らかさに合わせて,フラッグもパステル調のグラデーションになっていますが,お分かりになるでしょうか?


「Into the Light」には,Batteryの楽譜がなく,Pit.とHornLineだけで曲が構成されています。それを逆手にとって,Batteryは「Into the Light」演奏中に静かに舞台袖へ移動をすませています。
3曲目は映画『マスク』の中で,ジム=キャリーとキャメロン=ディアスが踊るシーンで使われた「Hey! Pachuco!」
曲のあちこちにドラム(Battery)の熱いビートが散りばめられたホットなナンバーなので,通常ならステージの一番奥に設置してあるBatteryを何とか前にもってきてフィーチャーしようという趣向。

Guardの衣装も赤を基調とした情熱的なものに一変。
バラードからガラリと雰囲気を変えてイケイケ気分満開です。
途中,Low-BrassセクションとBatteryによるコラボ部分がありますが,High-BrassとWoodは思いきり手拍子,Guardは踊り狂い,BatteryとLow-Brassはクールに決める,という絵にしてみました。
最後はHornLineも激しく踊りながら演奏して終了。



あっという間に今夜のショウも最後の曲となりました。
曲はミュージカル「RENT」より名曲「Seasons of Love」
まずはWoodセクションのフィーチャーから。
カンパニーフロントまでGuardは出てきませんが,これは衣装チェンジのため。おそらく舞台裏ではすごいことになっているはずです。


HornデュエットソロはErikaとNagi,TrumpetデュエットソロはManaとAyanoがブラインドオーディションで吹く権利をゲットしました。
ようやく(?)衣装チェンジが終わったGuardも加わり,最後のカンパニーフロント。
写真が小さくて判りづらいですが,フラッグにキラキラ光る紙吹雪が仕込まれていて,振ると同時にパァッと空中にまき散らされるようにしてあります。



華やかなGuardの後ろからHornsリーダーYukikoが登場,前進するタイミングに合わせて降りてくるバナー。
毎年のことながら,ほんの数回のリハでこのタイミングを決めていただけるSTAFFには感謝するばかりです。今回も無事に敬礼が決まり,会場全体からはとても大きな拍手をいただきました。
後日のログ(=練習日誌)に部員がその時の感動を書いてくれました。『一年間,しんどいこともたくさんあったけど,やはり並みの生活してたらぜったい得られない感動と達成感だった!』


演奏会のエンディングは,今日まで一年間,上級生としてバンドをまとめてきた3年生紹介。曲はもはや“伝統の”というしかない「約束の場所へ」
3年生35名,一人ずつにつける顧問のコメントも,ハギ先生と二人がかりで何とか開演前までにまとめ終わりました。
ほんの一瞬ですが,この時だけは舞台を独り占め。笑顔あり,泣き顔あり・・・。




裏方のSTAFFとして演奏会を支えてくれた,入部したばかりの1年生も,この時だけ全員が舞台に立つことも,3年生紹介と同様にTONAN Brassの伝統です。
1年生,2年生,3年生の全員がそろって同じ舞台上に立つのは,この「約束の場所へ」が最初で・・・そして最後となります。

塔南高校吹奏楽部第24回演奏会は,おかげさまをもちまして,1298名のお客さんにご来場いただき,盛大なご声援をいただきながら,無事に終演を迎えることができました。
日々の活動を支えてくださった部員保護者ならびにGryphons Supporter Clubの皆さま,ご指導いただいた学校長をはじめ塔南高校教職員の皆さま,
暖かいご声援をいただいた地域の皆さま,
パンフレットの「広告」という形でご支援いただいた皆さま,
ありがとうございました。
さらに,今年3月で定年退職された前学校長Akeo先生に,在任中に大変ご支援ご声援をいただいていたので,部員一同を代表して部長Nagiより花束を贈呈しました。Akeo先生,お疲れ様でした。
続いて,この4月に学校長に赴任されたNishina先生からもご挨拶をいただきました。


第3部マーチングステージ最初のパートは,Gryphons 2008で1シーズン取り組み,全国大会で第5位を獲得した「ALIVE~ともに生きる~」を現役高校生だけで演じます。
昨年5月から,まずGryphonsとして8ヵ月,さらに現役高校生だけで4ヵ月・・・まるまる一年間,向き合ってきた曲とも,今夜でお別れです。
まずはM1「Nature and Civilization~自然と文明~」から。
前半部「Legend of Ashitaka」でのファーストヒットは,森をイメージしたフラッグが舞台を一気に染め上げます。

そのまま文明を象徴する「圧壊」へとダイレクトにつながります。
Guardは森カラーのフラッグから,メタリックに輝くスパナへ手具をチェンジ。
組み上げられた鉄骨をイメージした「トラス」も加わって,タワーを建設して曲が終わります。


続いてM2「Nostalgia~郷愁~」
久石譲作曲の美しくも温かいメロディを,Gryphonsの持ち味の一つでもある木管楽器群の繊細な音色で聴いていただきましょう。初心者が多い現役高校生Woodセクションも,この1年ですばらしい音色を出せるようになりました。

途中で色が変わる“トリッキーフラッグ”はGryphons Supporter Club特製。
本番直前にも,制作の中心となっていただいたN氏が,学校を訪問して本番に向けて調整を加えて下さいました。おかげさまで,全国大会に続いて演奏会の舞台上でも,単色だったフラッグが見事に虹色に変化しました。


Gryphonsのショウをマーチングステージで取り上げる時には,可能な限り大会演技のイメージを大切にします。個々人のポジションまではどうにもなりませんが,PART(楽器群)のステージング(位置)や動きの方向性は,大会演技のイメージにできる限り近づけるように心がけてコンテを描きます。
M2ラストはやはりGuardチーム全員による「虹」を。舞台だけでは幅が不足したので,花道までフルに使って何とか納まりました。

M3「Destruction~破壊~」
激しく動き回るBatteryと,ライフルを手に踊るGuard,そしてHornLineが速いテンポで目まぐるしく絡み合います。今回もHornLineで一杯になる舞台上にBatteryとライフルがすり抜ける,描いている身としてはとてもスリリングなコンテになりました。


さすがにBatteryソロ部分はHornLineをいったん舞台袖に引っ込めてスペースを確保することができました。それでも大会演技では“山火事”フラッグとライフルの他に,M1でも登場した「トラス」が加わっていたのですが,演奏会では見送りです。


最後には全てが崩壊し,世界の破滅が訪れる様を表現します。こういうシーンは,やはり照明の効果を生かせる,ステージショウの方がインパクトが強いですね。

M4「Rebirth~再生~」
破壊された廃墟の中から,たった一本の芽が生え出し,世界は再び命あふれるものへと蘇ります。この表現のために,音楽上はSax.ソロから次第に楽器が加わっていく形を,視覚的には次第に大きなラインが現れてくるように表現します。Sax.ソロはHornsリーダーYukikoが担当。


ほんの一時でしたが,大会で使った中旗をGuard17名分すべて並べました。このシーンでも舞台だけではスペースが不足するので,両側の花道もフルに活用します。
コンテを描いた側としても,これではかなり「色の洪水」だなぁ,ちょっと視覚的に暴力的すぎるなぁと思わないこともないのですが,第3部で一瞬でも全員で演技する時間を作りたかったため,振り付け的に(フラッグが大きいだけに単純な振り付けしか付けられない=振るためのスペースが狭小でも)何とかなる可能性が高いこの場面で設定してみました。


第3部の中間部は,Pit,Battery,Guardなどのショウで構成されています。まずは現役高校生&一般メンバー合同のBattery&PitチームによるPercussionショウ。曲は「ガイアの船」,Pit.の旋律をメインにBatteryがリズムを合わせます。
続いてBatteryが激しく動き回る「Blue Groove」
マルチテナードラム,スネアドラム,バスドラムのソロを組み込みながら,華麗なスティックワークを見せてくれました。



続いて現役高校生Guardチームによるショウ「Riverdance」
昨年までは,HornLineとPercussionが演奏をつけていたのですが,
1. 従来なら取り上げないようなジャンルの曲を用いて表現の幅を拡げたい。
2. バンドの演奏スペースを確保すると,17名のGuardが思いきり振るペースが不足する。
といった事情から,初めて「音源」を用いたショウに取り組んでみました。
7/8拍子も混じる複雑な構成の曲に合わせ,エレガントなダンス,フラッグ,全員によるライフルなど,今のGuardチームのできることを全て5分間に盛り込みました。






そしてGryphons一般メンバー及び有志による「一般ショウ」
今回の使用曲はダンテ「神曲」をモチーフにした吹奏楽曲「神曲」より地獄篇・天国篇をマーチング用にアレンジしたもの。
いきなり黒ずくめの集団(冥界の使徒?)に担ぎ上げられたGuardが舞台中央に運ばれて登場するというショッキングなオープニング。さすが,大人の演技ですね!

天国篇になると黒いパーカーを脱ぎ捨てて,白いTシャツへ。
Guardも黒から白へと衣装を換えて,音楽を視覚的に支えます。
2月から始まった一般ショウ練習。激しい動きをしていても,さすが,音色には最低限の影響しか及ぼしていませんでした。


第3部マーチングステージ最後のパートは,現役高校生によるショウ。
1曲目はアメリカのロックバンドSTYXのナンバーから「Mr.Roboto」
冒頭のTpソロを決めてくれたのは3年生Risa。



続いて「Into the Light」です。演奏会マーチングステージとしては久しぶりに本格的なバラード曲をプログラムに取り上げました。優雅に踊るGuardに囲まれてソロを吹くのはHornsリーダーNagisa。

「Into the Light」のプッシュ部分では,ステージ一杯を使って大きな図形のまま,グルッとRotationをしてみました。音色の柔らかさに合わせて,フラッグもパステル調のグラデーションになっていますが,お分かりになるでしょうか?


「Into the Light」には,Batteryの楽譜がなく,Pit.とHornLineだけで曲が構成されています。それを逆手にとって,Batteryは「Into the Light」演奏中に静かに舞台袖へ移動をすませています。
3曲目は映画『マスク』の中で,ジム=キャリーとキャメロン=ディアスが踊るシーンで使われた「Hey! Pachuco!」
曲のあちこちにドラム(Battery)の熱いビートが散りばめられたホットなナンバーなので,通常ならステージの一番奥に設置してあるBatteryを何とか前にもってきてフィーチャーしようという趣向。

Guardの衣装も赤を基調とした情熱的なものに一変。
バラードからガラリと雰囲気を変えてイケイケ気分満開です。
途中,Low-BrassセクションとBatteryによるコラボ部分がありますが,High-BrassとWoodは思いきり手拍子,Guardは踊り狂い,BatteryとLow-Brassはクールに決める,という絵にしてみました。
最後はHornLineも激しく踊りながら演奏して終了。



あっという間に今夜のショウも最後の曲となりました。
曲はミュージカル「RENT」より名曲「Seasons of Love」
まずはWoodセクションのフィーチャーから。
カンパニーフロントまでGuardは出てきませんが,これは衣装チェンジのため。おそらく舞台裏ではすごいことになっているはずです。


HornデュエットソロはErikaとNagi,TrumpetデュエットソロはManaとAyanoがブラインドオーディションで吹く権利をゲットしました。
ようやく(?)衣装チェンジが終わったGuardも加わり,最後のカンパニーフロント。
写真が小さくて判りづらいですが,フラッグにキラキラ光る紙吹雪が仕込まれていて,振ると同時にパァッと空中にまき散らされるようにしてあります。



華やかなGuardの後ろからHornsリーダーYukikoが登場,前進するタイミングに合わせて降りてくるバナー。
毎年のことながら,ほんの数回のリハでこのタイミングを決めていただけるSTAFFには感謝するばかりです。今回も無事に敬礼が決まり,会場全体からはとても大きな拍手をいただきました。
後日のログ(=練習日誌)に部員がその時の感動を書いてくれました。『一年間,しんどいこともたくさんあったけど,やはり並みの生活してたらぜったい得られない感動と達成感だった!』


演奏会のエンディングは,今日まで一年間,上級生としてバンドをまとめてきた3年生紹介。曲はもはや“伝統の”というしかない「約束の場所へ」
3年生35名,一人ずつにつける顧問のコメントも,ハギ先生と二人がかりで何とか開演前までにまとめ終わりました。
ほんの一瞬ですが,この時だけは舞台を独り占め。笑顔あり,泣き顔あり・・・。




裏方のSTAFFとして演奏会を支えてくれた,入部したばかりの1年生も,この時だけ全員が舞台に立つことも,3年生紹介と同様にTONAN Brassの伝統です。
1年生,2年生,3年生の全員がそろって同じ舞台上に立つのは,この「約束の場所へ」が最初で・・・そして最後となります。

塔南高校吹奏楽部第24回演奏会は,おかげさまをもちまして,1298名のお客さんにご来場いただき,盛大なご声援をいただきながら,無事に終演を迎えることができました。
日々の活動を支えてくださった部員保護者ならびにGryphons Supporter Clubの皆さま,ご指導いただいた学校長をはじめ塔南高校教職員の皆さま,
暖かいご声援をいただいた地域の皆さま,
パンフレットの「広告」という形でご支援いただいた皆さま,
ありがとうございました。
塔南高校第24回演奏会(前編)
2009-05-03
準備や練習,新歓活動に追われ,あっという間に塔南高校吹奏楽部第24回演奏会,本番当日を迎えました。
会場は文化パルク城陽プラムホール。
天気予報は少し悪い感じだったのですが,朝の段階では何とか持ちこたえそうな雰囲気ですね。
今年の3年生は集合を昨年度より15分前倒して8時30分に設定しています。会場入りが可能になるのは9時からなので,ちょっと早めのような気がしないでもないのですが・・・。

会場は文化パルク城陽プラムホール。
天気予報は少し悪い感じだったのですが,朝の段階では何とか持ちこたえそうな雰囲気ですね。
今年の3年生は集合を昨年度より15分前倒して8時30分に設定しています。会場入りが可能になるのは9時からなので,ちょっと早めのような気がしないでもないのですが・・・。

会館入りが可能になるまで,屋外でストレッチを済ませておきます。これは毎年の光景なのですが,今年は終わってもまだまだ余裕が残りました。

上級生たちがストレッチをしている間,先日入部したばかりの1年生は,降ろせるものを2台の顧問車及びトラックから降ろしていきます。
例によってハギ先生の厳しい?!チェックの目が光って・・・ではなくて,今はすることがないだけなのかな?

いつものA運送さんに楽器輸送をお願いしていたのですが,配車の関係で冷蔵トラックが回ってきました。断熱材の分だけ容積が少ないため,前夜の積み込みでは最後まで載りきらなかったのです。しかたなく,もう一度ほとんどを外へ出して,Pit.鍵盤楽器を分解&梱包して積み直したため,積み込みに2時間以上を要する結果となりました。
今朝も,Pit.人たちは昨夜分解した鍵盤楽器の組立に追われます。一般Pit.人もお手伝いしてくれています。

9時にシャッターが開いて搬入が始まりました。
舞台では照明仕込み,ロビーではWood(木管楽器)やBrass(金管楽器)そしてGuardのウォームアップが始まります。
Batteryは大音響のため,チューニング室としてお借りしている「音楽練習室」でBasic。Pit.は舞台前のイス撤去後に搬入を終えると,照明仕込みが終わるまではロビー片隅で板打ち。
1年生は裏方として,来賓席・招待席・出演者席・立て看板などの設営や,1400冊のパンフレットにアンケートやチラシを挟み込みます。
11時過ぎ,照明仕込みが終わると,ポイント設営。並行して舞台係さんとバナーの高さ調整などをすませ,夕方まで続くリハーサルが始まります。








リハーサルが終わるころには長蛇の列。Gryphons Supporter Clubの方々が入場整理を担当して下さっています。
開場を15分近く早めていよいよ開演。
第1部は校区の洛南中学校・神川中学校・久世中学校の3校をゲストにお迎えし,塔南高校卒業生およびGryphons一般メンバーも交えての合同演奏をお楽しみいただくジョイントステージ。今年は「ヨーロッパの夜」と題し,ヨーロッパの国々の様々な情景を描いた作品を特集しました。
まずはHornsリーダーNagisaが指揮する「塔南高校校歌」から幕開け。

1曲目は,エマニュエル=シャブリエ作曲,「狂詩曲スペイン」。
1882年に,シャブリエが妻とともに4ヶ月間スペインに滞在した時,スペイン特有の情熱的な音楽の印象をもとに作曲されたといわれています。
この曲は洛南中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は洛南中学校A先生。

2曲目はヤン=ヴァン=デル=ロースト作曲「プスタ」です。
プスタとは,ハンガリーを中心とする広大な平原の呼び名で,プスタを旅して回る民族,ジプシーの音楽を取り入れた曲となっています。現在はロマと呼ばれるジプシーの音楽には,哀愁漂う切ないバラードのメロディーがあれば,ステップを飛び跳ねるかのような楽しいリズムもあり,非常に変化に富んだ音楽となっています。
この曲は神川中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は神川中学校Y先生。

3曲目はフィリップ=スパーク作曲の「オリエント急行」です。
ロンドンとイスタンブールを結ぶ有名なヨーロッパの長距離観光列車,オリエント急行での旅を描いた曲です。
蒸気機関車の汽笛や噴き出すスチームの音,列車が走り出す場面から,旅の中での様々な風景や心情が大変たくみに描写される,とても愉快な曲で,吹奏楽・金管バンドの世界でも人気の高い曲です。
この曲は久世中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は久世中学校F先生。

ジョイントステージの最後を飾るのは,シルヴェスタ=リーヴァイ作曲のミュージカル「エリザベート」メドレー。
ミュージカル「エリザベート」は,19世紀末,ハプスブルグ家が支配するオーストリアを舞台に,しきたりに縛られる重苦しい宮廷生活からの解放を望んだ美貌の皇后エリザベートが,最後に魂の自由を手に入れるまでの波乱の生涯を,彼女を暗殺した「ルキーニ」なる人物が語る形で描いたものです。
この曲は塔南高校吹奏楽部OB及びGryphons一般メンバーとの合同演奏。指揮はたかはしTが務めさせていただきました。

第2部はバラエティー・ステージ。
「私たち,普段はダンス教室の先生をしてるんですが,実は世界の平和を守るラッパーマンなんです!」
「これから,私たちの活躍をご覧いただきます。お楽しみ下さい!」
緞帳の前で元気よく司会役を務めるItsukiとTomoko。
今夜の物語はTVアニメの名作「ヤッターマン」のパロディ作品。コミカルなストーリーに沿ってお約束ギャグが炸裂する楽しいステージです。

オープニングナンバーは,もちろん「ヤッターマン」テーマソング。
ダンス教室の生徒に扮したGuardチームの精鋭メンバーが激しいダンスをご披露します。
そもそも,第4回演奏会からポップスステージを寸劇仕立てにダンスを組み込んで“バラエティ”化した理由は,当時の企画担当生徒が「マイケルジャクソンのスリラーを踊りたかった」から,というもの。
近年ではマーチングバンドの華,Guardチームの出演機会を確保する,という大義名分があり,「真っ当なポップスステージがしたい」というハギ先生の嘆きをよそに,この傾向は続きそうな雰囲気です。

ボス(つまりドクロベエ)の指示を受け,サングラストーンが見つかったという「メガネ村」へ向かわんとするドロンジョ一味。出陣の曲は「Make Her Mine」。
Baritoneアドリブ・ソロを決めるのはボヤッキーを演じるRyousuke。

変装してサングラストーン研究所の調査団に紛れ込み,まんまとサングラストーンを奪取したドロンジョたち,しかしそこで見つかってしまい,ボヤッキー自慢のメカが出動。
メカが発射するサングラ光線によって「メガネ村」住民すべてのメガネをサングラスに変えてしまい,サングラストーンを奪い取ろうとします。そこへ・・・

「ちょ~っと待ったぁ!」
元気な声とともに,客席中央通路の端にセットされたマーチング用指揮台の上に,さっそうとラッパーマンが登場。
「ラッパーマンがいる限り,この世に悪は栄えない!」
「サングラストーンを返しなさい!」

ところが多勢に無勢,ドロンジョ一味とメカたちによってたかってメチャクチャにやられてしまいました。
ラッパーマン2号「そうだ! 目には目を,メカにはメカよ! 1号“メカの素”よ!」
ラッパーマン1号「よしっわかったぁ~」



トランペットの高らかなファンファーレとともに登場したのは「今週のビックリドッキリメカ」
ラッパーマン1号「よ~し!反撃だぁ~!!」
サングラストーンをめぐって,メカ対メカ,ラッパーマン対ドロンジョ一味のバトルが再開します。曲は「鹿男あをによし」エンディングテーマ。



「何やってんだいあんたたち! チンタラしてんじゃないよ! 貸しな!」
劣勢に業を煮やしたドロンジョは,ボヤッキーからコントローラーを奪います。
「これでどうだ!」
♪ウィィィィィィィィン(←鳴り響くサイレン音)
「ドロンジョ様ぁ・・・それ、自爆ボタンですよ・・・・」
「なんでそんなもんつけたんだよー!!」
ドロンジョ一味のメカが爆発した後には,これまた,お約束の「ドクロのキノコ雲」が。

「やったぁ,私たちの勝利よ!」
「それじゃぁ,いつものやっときますか」
「勝利のポーズ!」
「ラッパー,ラッパー,ラッパーマン!」

爆発でアフロ化した頭を抱え,スゴスゴと三輪車で脱出するドロンジョ一味にボス(ドクロベェ)の怒りが!
「ま~た失敗したのか,このスカポンタン(`ヘ´)」
「お前たち全員,ママより怖い“おしおき”だベェ~~!」
バラエティステージ最後の曲,東京スカパラダイスオーケストラ「Me & My Skyline」にのって登場したのは巨大なハリセンでした。哀れボヤッキーRyousukeは舞台下へハタキ落とされてしまいます。
「Me & My Skyline」はそのままカーテンコールを兼ねているのですが,中程にすばらしいT.Saxソロがフィーチャーされています。演奏するのはHornsリーダーYukiko。





黒子役を務めてくれた1年生も含めて,全キャストが入れ替わり立ち替わりで最後のダンス。これにて第2部バラエティステージ「ラッパーマン★サングラストーンを守りぬけ!」終了です。


11月~1月,顧問から何度もダメ出しをされて書き直し(打ち直し?)を重ねた脚本作りから始まり,練習終了後もダンス練を続けてきたキャストたちの努力も,お客さんの大きな拍手で報われたのではないでしょうか。
続いては,いよいよ演奏会最後のステージ。
TONAN BrassとGryphonsが持ち味を最大限に発揮するマーチングステージです。

上級生たちがストレッチをしている間,先日入部したばかりの1年生は,降ろせるものを2台の顧問車及びトラックから降ろしていきます。
例によってハギ先生の厳しい?!チェックの目が光って・・・ではなくて,今はすることがないだけなのかな?

いつものA運送さんに楽器輸送をお願いしていたのですが,配車の関係で冷蔵トラックが回ってきました。断熱材の分だけ容積が少ないため,前夜の積み込みでは最後まで載りきらなかったのです。しかたなく,もう一度ほとんどを外へ出して,Pit.鍵盤楽器を分解&梱包して積み直したため,積み込みに2時間以上を要する結果となりました。
今朝も,Pit.人たちは昨夜分解した鍵盤楽器の組立に追われます。一般Pit.人もお手伝いしてくれています。

9時にシャッターが開いて搬入が始まりました。
舞台では照明仕込み,ロビーではWood(木管楽器)やBrass(金管楽器)そしてGuardのウォームアップが始まります。
Batteryは大音響のため,チューニング室としてお借りしている「音楽練習室」でBasic。Pit.は舞台前のイス撤去後に搬入を終えると,照明仕込みが終わるまではロビー片隅で板打ち。
1年生は裏方として,来賓席・招待席・出演者席・立て看板などの設営や,1400冊のパンフレットにアンケートやチラシを挟み込みます。
11時過ぎ,照明仕込みが終わると,ポイント設営。並行して舞台係さんとバナーの高さ調整などをすませ,夕方まで続くリハーサルが始まります。








リハーサルが終わるころには長蛇の列。Gryphons Supporter Clubの方々が入場整理を担当して下さっています。
開場を15分近く早めていよいよ開演。
第1部は校区の洛南中学校・神川中学校・久世中学校の3校をゲストにお迎えし,塔南高校卒業生およびGryphons一般メンバーも交えての合同演奏をお楽しみいただくジョイントステージ。今年は「ヨーロッパの夜」と題し,ヨーロッパの国々の様々な情景を描いた作品を特集しました。
まずはHornsリーダーNagisaが指揮する「塔南高校校歌」から幕開け。

1曲目は,エマニュエル=シャブリエ作曲,「狂詩曲スペイン」。
1882年に,シャブリエが妻とともに4ヶ月間スペインに滞在した時,スペイン特有の情熱的な音楽の印象をもとに作曲されたといわれています。
この曲は洛南中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は洛南中学校A先生。

2曲目はヤン=ヴァン=デル=ロースト作曲「プスタ」です。
プスタとは,ハンガリーを中心とする広大な平原の呼び名で,プスタを旅して回る民族,ジプシーの音楽を取り入れた曲となっています。現在はロマと呼ばれるジプシーの音楽には,哀愁漂う切ないバラードのメロディーがあれば,ステップを飛び跳ねるかのような楽しいリズムもあり,非常に変化に富んだ音楽となっています。
この曲は神川中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は神川中学校Y先生。

3曲目はフィリップ=スパーク作曲の「オリエント急行」です。
ロンドンとイスタンブールを結ぶ有名なヨーロッパの長距離観光列車,オリエント急行での旅を描いた曲です。
蒸気機関車の汽笛や噴き出すスチームの音,列車が走り出す場面から,旅の中での様々な風景や心情が大変たくみに描写される,とても愉快な曲で,吹奏楽・金管バンドの世界でも人気の高い曲です。
この曲は久世中学校吹奏楽部との合同演奏。指揮は久世中学校F先生。

ジョイントステージの最後を飾るのは,シルヴェスタ=リーヴァイ作曲のミュージカル「エリザベート」メドレー。
ミュージカル「エリザベート」は,19世紀末,ハプスブルグ家が支配するオーストリアを舞台に,しきたりに縛られる重苦しい宮廷生活からの解放を望んだ美貌の皇后エリザベートが,最後に魂の自由を手に入れるまでの波乱の生涯を,彼女を暗殺した「ルキーニ」なる人物が語る形で描いたものです。
この曲は塔南高校吹奏楽部OB及びGryphons一般メンバーとの合同演奏。指揮はたかはしTが務めさせていただきました。

第2部はバラエティー・ステージ。
「私たち,普段はダンス教室の先生をしてるんですが,実は世界の平和を守るラッパーマンなんです!」
「これから,私たちの活躍をご覧いただきます。お楽しみ下さい!」
緞帳の前で元気よく司会役を務めるItsukiとTomoko。
今夜の物語はTVアニメの名作「ヤッターマン」のパロディ作品。コミカルなストーリーに沿ってお約束ギャグが炸裂する楽しいステージです。

オープニングナンバーは,もちろん「ヤッターマン」テーマソング。
ダンス教室の生徒に扮したGuardチームの精鋭メンバーが激しいダンスをご披露します。
そもそも,第4回演奏会からポップスステージを寸劇仕立てにダンスを組み込んで“バラエティ”化した理由は,当時の企画担当生徒が「マイケルジャクソンのスリラーを踊りたかった」から,というもの。
近年ではマーチングバンドの華,Guardチームの出演機会を確保する,という大義名分があり,「真っ当なポップスステージがしたい」というハギ先生の嘆きをよそに,この傾向は続きそうな雰囲気です。

ボス(つまりドクロベエ)の指示を受け,サングラストーンが見つかったという「メガネ村」へ向かわんとするドロンジョ一味。出陣の曲は「Make Her Mine」。
Baritoneアドリブ・ソロを決めるのはボヤッキーを演じるRyousuke。

変装してサングラストーン研究所の調査団に紛れ込み,まんまとサングラストーンを奪取したドロンジョたち,しかしそこで見つかってしまい,ボヤッキー自慢のメカが出動。
メカが発射するサングラ光線によって「メガネ村」住民すべてのメガネをサングラスに変えてしまい,サングラストーンを奪い取ろうとします。そこへ・・・

「ちょ~っと待ったぁ!」
元気な声とともに,客席中央通路の端にセットされたマーチング用指揮台の上に,さっそうとラッパーマンが登場。
「ラッパーマンがいる限り,この世に悪は栄えない!」
「サングラストーンを返しなさい!」

ところが多勢に無勢,ドロンジョ一味とメカたちによってたかってメチャクチャにやられてしまいました。
ラッパーマン2号「そうだ! 目には目を,メカにはメカよ! 1号“メカの素”よ!」
ラッパーマン1号「よしっわかったぁ~」



トランペットの高らかなファンファーレとともに登場したのは「今週のビックリドッキリメカ」
ラッパーマン1号「よ~し!反撃だぁ~!!」
サングラストーンをめぐって,メカ対メカ,ラッパーマン対ドロンジョ一味のバトルが再開します。曲は「鹿男あをによし」エンディングテーマ。



「何やってんだいあんたたち! チンタラしてんじゃないよ! 貸しな!」
劣勢に業を煮やしたドロンジョは,ボヤッキーからコントローラーを奪います。
「これでどうだ!」
♪ウィィィィィィィィン(←鳴り響くサイレン音)
「ドロンジョ様ぁ・・・それ、自爆ボタンですよ・・・・」
「なんでそんなもんつけたんだよー!!」
ドロンジョ一味のメカが爆発した後には,これまた,お約束の「ドクロのキノコ雲」が。

「やったぁ,私たちの勝利よ!」
「それじゃぁ,いつものやっときますか」
「勝利のポーズ!」
「ラッパー,ラッパー,ラッパーマン!」

爆発でアフロ化した頭を抱え,スゴスゴと三輪車で脱出するドロンジョ一味にボス(ドクロベェ)の怒りが!
「ま~た失敗したのか,このスカポンタン(`ヘ´)」
「お前たち全員,ママより怖い“おしおき”だベェ~~!」
バラエティステージ最後の曲,東京スカパラダイスオーケストラ「Me & My Skyline」にのって登場したのは巨大なハリセンでした。哀れボヤッキーRyousukeは舞台下へハタキ落とされてしまいます。
「Me & My Skyline」はそのままカーテンコールを兼ねているのですが,中程にすばらしいT.Saxソロがフィーチャーされています。演奏するのはHornsリーダーYukiko。





黒子役を務めてくれた1年生も含めて,全キャストが入れ替わり立ち替わりで最後のダンス。これにて第2部バラエティステージ「ラッパーマン★サングラストーンを守りぬけ!」終了です。


11月~1月,顧問から何度もダメ出しをされて書き直し(打ち直し?)を重ねた脚本作りから始まり,練習終了後もダンス練を続けてきたキャストたちの努力も,お客さんの大きな拍手で報われたのではないでしょうか。
続いては,いよいよ演奏会最後のステージ。
TONAN BrassとGryphonsが持ち味を最大限に発揮するマーチングステージです。
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