関西大会反省会の日
2008-10-26
関西大会から一週間。今日は練習の最後に,恒例?の反省会を行います。
日本パルスさんの当日渡しビデオ(フルショット版)を全員で見た後,各キャプションの審査員が吹き込んで下さった講評テープを聴くのが,いつもの流れです。
ところで,今日はスクールガイダンスの余波で,いつもなら土曜に実施されている模試が日曜実施になりました。1・2年生のみらい科と文理系は,必須受験であるため,TONAN Brassの現役高校生は半数以上が受験します。
受験組は模試終了後(1年生は午後から,2年生は15時頃から)に練習に合流することになります。

日本パルスさんの当日渡しビデオ(フルショット版)を全員で見た後,各キャプションの審査員が吹き込んで下さった講評テープを聴くのが,いつもの流れです。
ところで,今日はスクールガイダンスの余波で,いつもなら土曜に実施されている模試が日曜実施になりました。1・2年生のみらい科と文理系は,必須受験であるため,TONAN Brassの現役高校生は半数以上が受験します。
受験組は模試終了後(1年生は午後から,2年生は15時頃から)に練習に合流することになります。

今日は音の響かせ方と,バランス調整がメインテーマのため,あえて体育館を確保しないで,校区内のグラウンドをお借りしました。
ただ,天気予報は「雨」,珍しく的中しているようで,怪しい雲行き。
グラウンド集合で朝から行けるところまで屋外でやろう,というスケジュールで練習スタート。

Batteryは駐車場でセクション練。教室や体育館ではなく,屋外では反響がなく,各自が叩いた音の粒がはっきり聞き取れます。
Battery STAFFも兼ねるSub.DM菊ちゃんにとっては,「音練にはベストな環境」なのだそうです。ふだんの塔南高校練の際に屋外で叩くと,近所迷惑なので,高速道路と下水処理場に隣接し,周囲に人家がまったくないこの場所は,思いきり叩ける理想的な環境なんでしょう。
みらい科と文理系の現役高校生が模試で抜けているので,ちょっと寂しい風景ですが・・・。

練習は,各PARTごとに分かれてのBasic(基礎練)から始まります。
関西大会までは,ショウを一定レベル以上まで仕上げることが最優先になってしまうため,次のハードルを目指すために,ここでもう一度足元から見直していこうという方針。
Brassであれば,ロングトーンやマウスピース練など,本当に初歩の初歩まで戻って,再度音色や音型に注意しながら音を出していきます。
Eup.は今季ベテランMohri嫁を中心に高校生2名のたった3名で奮闘しています。このPARTには模試組がいないため,今日は朝から出席率100%の数少ないPARTです。

PART練習に移ってまもなく,予報通りにパラパラと雨粒が降ってきました。
まだ,傘をささなければ濡れるほどの降りではありませんが,とりあえず,荷物や楽器ケースが濡れてしまわないよう,ブルーシートを折って被せておきましょう。
PART練の間は手空きのSub.DM・N兄とMarippeが素早く対応をとっています。

さて,そのころ,屋外で思いきり叩ける幸せに浸っていたBatteryたちは,木陰に退避して叩き続けていました。
Batteryはシェル(胴体)が木製なので,濡れるのはあまりよくありません。っと,あれ?BD隊はどこへ消えたのでしょう?

あーいたいた。避難所用にすぐ近くに駐車してあったハギ号車内で練習台を叩いていました。そうですね。BD本体での練習にはさっさと見切りをつけたのは大正解だったようです。Batteryの楽器ケースも一緒に退避中ですね。

雨脚は次第に強くなり,傘がないと無理な状況になりました。
ここで屋外での練習(コンテ練)をあきらめ,塔南高校へ移動開始。今日は一日,音を追求することになりました。
ところで,傘さし運転は危ないよ。カッパは持っていないのか?

模試組も合流して練習も無事に終了。
今日の最後は関西大会反省会。
いつものように,メンバー全員の手元には,講評テープから起こしたテキスト文が配られており,目と耳でショウを追いながら,どんなシーンにどのようなコメントがつけられているかをじっくり確かめます。
これからのGry日数で二週間,コメントを参考にしながらも,自分たちで「ALIVE」のクォリティをどうやって上げていくのか,悩みながら工夫を重ねる日々が始まります。

メンバーが帰宅の途についた後も,STAFF会議が引き続き行われます。
どの部分に手を入れるのか,クォリティアップの優先順はどうするのか,これからのGry練二週間の各練習日のテーマ設定など,議題は山積みです。

関西大会終了後に,メンバーのテンションが下がり,練習が中だるみしたシーズンも過去ありました。
昨年度から全国大会が約1カ月前倒しになって練習時間が限られてしまうこと,そして昨年の結果にメンバーが満足していなかったことが,今季11月の練習時間を今までとは違うものに変えてくれることを期待しましょう。
また,ショウ作りのアプローチも,昨季より大幅に変更され,シーズン当初からメンバーも含めて「みんなで作る」手応えが感じられるように,STAFFも心がけています。
今季の取り組みがどのような形で応えてくれるのか,これからが真価を問われる時期です。
ただ,天気予報は「雨」,珍しく的中しているようで,怪しい雲行き。
グラウンド集合で朝から行けるところまで屋外でやろう,というスケジュールで練習スタート。

Batteryは駐車場でセクション練。教室や体育館ではなく,屋外では反響がなく,各自が叩いた音の粒がはっきり聞き取れます。
Battery STAFFも兼ねるSub.DM菊ちゃんにとっては,「音練にはベストな環境」なのだそうです。ふだんの塔南高校練の際に屋外で叩くと,近所迷惑なので,高速道路と下水処理場に隣接し,周囲に人家がまったくないこの場所は,思いきり叩ける理想的な環境なんでしょう。
みらい科と文理系の現役高校生が模試で抜けているので,ちょっと寂しい風景ですが・・・。

練習は,各PARTごとに分かれてのBasic(基礎練)から始まります。
関西大会までは,ショウを一定レベル以上まで仕上げることが最優先になってしまうため,次のハードルを目指すために,ここでもう一度足元から見直していこうという方針。
Brassであれば,ロングトーンやマウスピース練など,本当に初歩の初歩まで戻って,再度音色や音型に注意しながら音を出していきます。
Eup.は今季ベテランMohri嫁を中心に高校生2名のたった3名で奮闘しています。このPARTには模試組がいないため,今日は朝から出席率100%の数少ないPARTです。

PART練習に移ってまもなく,予報通りにパラパラと雨粒が降ってきました。
まだ,傘をささなければ濡れるほどの降りではありませんが,とりあえず,荷物や楽器ケースが濡れてしまわないよう,ブルーシートを折って被せておきましょう。
PART練の間は手空きのSub.DM・N兄とMarippeが素早く対応をとっています。

さて,そのころ,屋外で思いきり叩ける幸せに浸っていたBatteryたちは,木陰に退避して叩き続けていました。
Batteryはシェル(胴体)が木製なので,濡れるのはあまりよくありません。っと,あれ?BD隊はどこへ消えたのでしょう?

あーいたいた。避難所用にすぐ近くに駐車してあったハギ号車内で練習台を叩いていました。そうですね。BD本体での練習にはさっさと見切りをつけたのは大正解だったようです。Batteryの楽器ケースも一緒に退避中ですね。

雨脚は次第に強くなり,傘がないと無理な状況になりました。
ここで屋外での練習(コンテ練)をあきらめ,塔南高校へ移動開始。今日は一日,音を追求することになりました。
ところで,傘さし運転は危ないよ。カッパは持っていないのか?

模試組も合流して練習も無事に終了。
今日の最後は関西大会反省会。
いつものように,メンバー全員の手元には,講評テープから起こしたテキスト文が配られており,目と耳でショウを追いながら,どんなシーンにどのようなコメントがつけられているかをじっくり確かめます。
これからのGry日数で二週間,コメントを参考にしながらも,自分たちで「ALIVE」のクォリティをどうやって上げていくのか,悩みながら工夫を重ねる日々が始まります。

メンバーが帰宅の途についた後も,STAFF会議が引き続き行われます。
どの部分に手を入れるのか,クォリティアップの優先順はどうするのか,これからのGry練二週間の各練習日のテーマ設定など,議題は山積みです。

関西大会終了後に,メンバーのテンションが下がり,練習が中だるみしたシーズンも過去ありました。
昨年度から全国大会が約1カ月前倒しになって練習時間が限られてしまうこと,そして昨年の結果にメンバーが満足していなかったことが,今季11月の練習時間を今までとは違うものに変えてくれることを期待しましょう。
また,ショウ作りのアプローチも,昨季より大幅に変更され,シーズン当初からメンバーも含めて「みんなで作る」手応えが感じられるように,STAFFも心がけています。
今季の取り組みがどのような形で応えてくれるのか,これからが真価を問われる時期です。
スクールガイダンスの日
2008-10-25
今日は土曜日ですが,塔南高校スクールガイダンスが開催されます。午前中1~4限は授業があり,中学生が授業見学をします。午後からは本編のガイダンス(説明会)と部活動見学,という二本立ての構成。
授業日なのでGry練はなく,一般メンバー有志による自主練がありました。
現役高校生たちは,スクールガイダンスでは旧体育館舞台を使っての歓迎演奏,そして野球部と合同で「驀進応援団」のステージを担当します。
その後の部活動見学では,秋プロ2008ショウを見ていただき,その後は中学生に楽器体験(というか交流会?)を楽しんでもらうことになっています。

授業日なのでGry練はなく,一般メンバー有志による自主練がありました。
現役高校生たちは,スクールガイダンスでは旧体育館舞台を使っての歓迎演奏,そして野球部と合同で「驀進応援団」のステージを担当します。
その後の部活動見学では,秋プロ2008ショウを見ていただき,その後は中学生に楽器体験(というか交流会?)を楽しんでもらうことになっています。

関西大会の結果を受けて,今年も「祝 全国大会出場」の垂れ幕を掲げていただきました。今年は,野球部が秋季近畿大会へ初出場し,弓道部の活躍もめざましく,垂れ幕が並んでいます。マーチングバンドのものは,2004年度に初出場した時にPTAが作って下さったもので,両隣より年季の入っている分,やや薄い目ですね。

会場準備が終わった旧体育館で,開場までの時間を使ってGuardの場当たりをさせてもらえました。前日夕方に,歓迎演奏と驀進応援団リハーサルは行っているのですが,プロジェクターなどの機材や,最前列の長椅子との距離は図面上でしか確認できていなかったため,実際の会場で距離感をつかめたのは助かりました。
ついでに,シートの上でのシューズの滑り具合(通常のフロアより滑らなくなって踊りにくい)も確かめておくことができました。

開場の頃から各セクションに分かれてウォームアップ。
こちらはWoodセクション。

BrassセクションはいつものMBP。いつもは2グループほどに分かれて行っているようですが,今日は一教室でまとまって行います。

BatteryはGry練と同じ教室でウォームアップしていますが,現役高校生だけだと,かなり人口密度が低く感じられます。今日はまだ大会本番用のヘッドがついたままです。(経費節減の一環で,通常の練習時は,練習用のヘッド?!に張り戻します)

旧体育館は会場として使用されているため,Guardのウォームアップは中庭で。
天候が悪い場合は廊下で何とかしてもらうしかありませんが,今日は大丈夫です。
17名が同じタイミングでフラッグを回していると,それだけでかなり見応えがあります。

開始時間が近づくと会場は中学生と保護者の皆さんで満席に。
今日のスクールガイダンスには500名を越える方に来ていただいていると伺いました。

ガイダンスの最後に,歓迎演奏を行うのがTONAN Brassの務め。その後,野球部と合同で「驀進応援団」を演じ,受験生にエールを贈って幕を閉じるのが,塔南高校スクールガイダンスの伝統です。
各部署からの説明が続いている間,3F廊下にチューニングを終えた部員たちがスタンバイします。あまり緊張はしていないようですが・・・。

歓迎演奏では,Guardショウ曲も演奏するため,舞台前のスペースを使ってGuardの演技も披露します。旧体育館前では,Guardたちが各種フラッグや帽子などの手具を抱えて待機中。ここは北からの風が吹き抜けるところですが,今日は風がそれほど冷たくないので,助かります。

舞台にのるスペースがないため,Pit.は舞台上手方向のフロアに既にSetting済みです。だからPit.人たちは手ぶらです。出番が来るまでの時間,手をほぐす運動をするPit.人たち。
何となく楽しそうなので,「お遊戯」っぽい印象ですが,たぶん,トレーニングとしてはかなり“効く”メニューではないかと思われます。

生徒指導部のガイダンスが終わると,いよいよ歓迎演奏の出番。
Batteryは舞台を埋め尽くしたHornLineに埋もれて全く見えません。写真では分かりませんが,指揮者は旧体育館中央下手の壁際に設置した指揮台に,Sub.指揮者のハギ先生は上手舞台袖の垂れ幕内にいます。(←指揮が見えないBatteryのために振っています)

歓迎演奏の後,突如野球部の面々が旧体育館に走り込んできて,一気に「驀進応援団」ステージへ。野球応援のコンバットマーチを披露します。Guardたちも7月以来,久しぶりにチアガールの衣装で勢揃い。舞台中央は「応援団長」の野球部君です。

校歌の斉唱,そして「応援団長」の受験生へのエールで,スクールガイダンス本編も盛り上がって終了。全体の流れは部活動見学の時間帯になります。
吹奏楽部は旧体育館で秋プロショウを披露することになっており,歓迎演奏が終わると,ただちにショウ準備にとりかかります。
まず旧体育館の後ろ半面の長椅子を撤去。

そしてフロアシートをめくります。(ポイントは前日リハーサル時に設営済み)
こういった作業は,学園祭前などに何度も体験しているので,Setting隊長Ayaの指示で,どんどん作業が進みます。
開演までもうしばらくお待ち下さい。

お待ちどおさまでした!
それではこれより塔南高校吹奏楽部による秋プロ2008,どうぞお楽しみ下さい。
まず最初に“マーチングバンドの華”GuardチームによりますGuardショウ「Moulin Rouge」から。

秋プロのように幅12m×奥行10mのステージサイズの場合,BatteryとPit.はフィールド外で立奏になります。それでも管楽器・Guard63名によるマーチングは,スペース的にはちょっと窮屈になるのは避けられません。
最前列のお客さんとは,これだけしか距離がなく,細かい表情やスタイルまできちんと表現することが必要になります。
汚い音をお客さんの顔にぶつけるのも問題ですから,30m×30mの大会フィールドでのGryショウとは,別の厳しさがあります。

ショウが終わってからは,見に来てくれた中学生諸君を招いて「楽器体験」,というか「交流会」でしょうか?!
『昨年は自分がスクールガイダンスに来て楽器体験してました。なつかし~♪ 今年は自分の後輩が来てくれたし・・・』
管楽器の場合,まずは興味がある楽器を持ってみて(MelophoneとかBaritone・Euph
・Tubaはマーチング用楽器ですし)その後はそのPARTの高校生にあちこちのPARTを巡っていたようです。
一方,Guardは振付教室状態。『中学生いっぱいガードに来てくれた。ポンポン,旗,帽子,ライフル・・・色んなん教えてあげました(^-^) みんな「楽しい(^o^)」言うてくれて嬉しかったです。来年もいっぱい希望してくれたらいーなぁ♪』

今年もスクールガイダンスショウは,まずまず成功を収めたようです。
今,現役部員として活躍している1・2年生も,数年前にはこうしてショウを見て楽器体験をしてきた者が多くいます。
来春,いっしょにマーチングに挑戦してくれる人も,この中にきっといることでしょう。
たくさんの仲間が増えることを期待しましょう。中学生の皆さん,よろしく!
【本日の番外編】
スクールガイダンスショウが終わってから,BD・Yukaが「折れました・・・」とBDビーターを持ってきました(v_v)
以前からヒビでも入っていたかな? まぁ形あるものは必ず壊れるものですから,とりあえず打楽器担当のハギ先生に報告してきましょう。
しばらくすると笑顔で戻ってきて「新しくなりました!」
どうやらストックがあったようです。よかったね。



会場準備が終わった旧体育館で,開場までの時間を使ってGuardの場当たりをさせてもらえました。前日夕方に,歓迎演奏と驀進応援団リハーサルは行っているのですが,プロジェクターなどの機材や,最前列の長椅子との距離は図面上でしか確認できていなかったため,実際の会場で距離感をつかめたのは助かりました。
ついでに,シートの上でのシューズの滑り具合(通常のフロアより滑らなくなって踊りにくい)も確かめておくことができました。

開場の頃から各セクションに分かれてウォームアップ。
こちらはWoodセクション。

BrassセクションはいつものMBP。いつもは2グループほどに分かれて行っているようですが,今日は一教室でまとまって行います。

BatteryはGry練と同じ教室でウォームアップしていますが,現役高校生だけだと,かなり人口密度が低く感じられます。今日はまだ大会本番用のヘッドがついたままです。(経費節減の一環で,通常の練習時は,練習用のヘッド?!に張り戻します)

旧体育館は会場として使用されているため,Guardのウォームアップは中庭で。
天候が悪い場合は廊下で何とかしてもらうしかありませんが,今日は大丈夫です。
17名が同じタイミングでフラッグを回していると,それだけでかなり見応えがあります。

開始時間が近づくと会場は中学生と保護者の皆さんで満席に。
今日のスクールガイダンスには500名を越える方に来ていただいていると伺いました。

ガイダンスの最後に,歓迎演奏を行うのがTONAN Brassの務め。その後,野球部と合同で「驀進応援団」を演じ,受験生にエールを贈って幕を閉じるのが,塔南高校スクールガイダンスの伝統です。
各部署からの説明が続いている間,3F廊下にチューニングを終えた部員たちがスタンバイします。あまり緊張はしていないようですが・・・。

歓迎演奏では,Guardショウ曲も演奏するため,舞台前のスペースを使ってGuardの演技も披露します。旧体育館前では,Guardたちが各種フラッグや帽子などの手具を抱えて待機中。ここは北からの風が吹き抜けるところですが,今日は風がそれほど冷たくないので,助かります。

舞台にのるスペースがないため,Pit.は舞台上手方向のフロアに既にSetting済みです。だからPit.人たちは手ぶらです。出番が来るまでの時間,手をほぐす運動をするPit.人たち。
何となく楽しそうなので,「お遊戯」っぽい印象ですが,たぶん,トレーニングとしてはかなり“効く”メニューではないかと思われます。

生徒指導部のガイダンスが終わると,いよいよ歓迎演奏の出番。
Batteryは舞台を埋め尽くしたHornLineに埋もれて全く見えません。写真では分かりませんが,指揮者は旧体育館中央下手の壁際に設置した指揮台に,Sub.指揮者のハギ先生は上手舞台袖の垂れ幕内にいます。(←指揮が見えないBatteryのために振っています)

歓迎演奏の後,突如野球部の面々が旧体育館に走り込んできて,一気に「驀進応援団」ステージへ。野球応援のコンバットマーチを披露します。Guardたちも7月以来,久しぶりにチアガールの衣装で勢揃い。舞台中央は「応援団長」の野球部君です。

校歌の斉唱,そして「応援団長」の受験生へのエールで,スクールガイダンス本編も盛り上がって終了。全体の流れは部活動見学の時間帯になります。
吹奏楽部は旧体育館で秋プロショウを披露することになっており,歓迎演奏が終わると,ただちにショウ準備にとりかかります。
まず旧体育館の後ろ半面の長椅子を撤去。

そしてフロアシートをめくります。(ポイントは前日リハーサル時に設営済み)
こういった作業は,学園祭前などに何度も体験しているので,Setting隊長Ayaの指示で,どんどん作業が進みます。
開演までもうしばらくお待ち下さい。

お待ちどおさまでした!
それではこれより塔南高校吹奏楽部による秋プロ2008,どうぞお楽しみ下さい。
まず最初に“マーチングバンドの華”GuardチームによりますGuardショウ「Moulin Rouge」から。

秋プロのように幅12m×奥行10mのステージサイズの場合,BatteryとPit.はフィールド外で立奏になります。それでも管楽器・Guard63名によるマーチングは,スペース的にはちょっと窮屈になるのは避けられません。
最前列のお客さんとは,これだけしか距離がなく,細かい表情やスタイルまできちんと表現することが必要になります。
汚い音をお客さんの顔にぶつけるのも問題ですから,30m×30mの大会フィールドでのGryショウとは,別の厳しさがあります。

ショウが終わってからは,見に来てくれた中学生諸君を招いて「楽器体験」,というか「交流会」でしょうか?!
『昨年は自分がスクールガイダンスに来て楽器体験してました。なつかし~♪ 今年は自分の後輩が来てくれたし・・・』
管楽器の場合,まずは興味がある楽器を持ってみて(MelophoneとかBaritone・Euph
・Tubaはマーチング用楽器ですし)その後はそのPARTの高校生にあちこちのPARTを巡っていたようです。
一方,Guardは振付教室状態。『中学生いっぱいガードに来てくれた。ポンポン,旗,帽子,ライフル・・・色んなん教えてあげました(^-^) みんな「楽しい(^o^)」言うてくれて嬉しかったです。来年もいっぱい希望してくれたらいーなぁ♪』

今年もスクールガイダンスショウは,まずまず成功を収めたようです。
今,現役部員として活躍している1・2年生も,数年前にはこうしてショウを見て楽器体験をしてきた者が多くいます。
来春,いっしょにマーチングに挑戦してくれる人も,この中にきっといることでしょう。
たくさんの仲間が増えることを期待しましょう。中学生の皆さん,よろしく!
【本日の番外編】
スクールガイダンスショウが終わってから,BD・Yukaが「折れました・・・」とBDビーターを持ってきました(v_v)
以前からヒビでも入っていたかな? まぁ形あるものは必ず壊れるものですから,とりあえず打楽器担当のハギ先生に報告してきましょう。
しばらくすると笑顔で戻ってきて「新しくなりました!」
どうやらストックがあったようです。よかったね。


関西大会の日
2008-10-19
テーマ設定からほぼ一年。選曲会議から10ヵ月。楽譜配布から半年。コンテ入りから3ヵ月半・・・いよいよこの日がやってきました。
今までいいことも悪いこともいろいろありましたが,全てはこの日のショウのため。
チーム状態は「良い」と言えますし,昨季までの教訓や反省点もしっかり生かしてきたつもりではありますが,STAFFとしてはやはり不安は募ります。
いったん「入場」のフラッグが振り下ろされれば,あとはメンバー各個人次第。赤いライン(入場ライン)の外から見守るSTAFFにはできることは何もありません。
メンバーが赤いラインを越えるまでの時間について,スケジュールを組み,言葉をかけ,メンバーたちが「ただ一度のショウ」に今までの練習成果を出しきれることを期待しつつ祈るのみです。

今までいいことも悪いこともいろいろありましたが,全てはこの日のショウのため。
チーム状態は「良い」と言えますし,昨季までの教訓や反省点もしっかり生かしてきたつもりではありますが,STAFFとしてはやはり不安は募ります。
いったん「入場」のフラッグが振り下ろされれば,あとはメンバー各個人次第。赤いライン(入場ライン)の外から見守るSTAFFにはできることは何もありません。
メンバーが赤いラインを越えるまでの時間について,スケジュールを組み,言葉をかけ,メンバーたちが「ただ一度のショウ」に今までの練習成果を出しきれることを期待しつつ祈るのみです。

大会の日はメンバー全員(関西大会の場合は大阪在住メンバーを除いて)がバス3台に分乗して会場入りします。
大会本番の日とはいえ,いや,であるからこそ,いつもの練習と同じ手順を踏んで,じっくりとウォームアップ→Basicと進めていきます。

Brass全体でのウォームアップ&MBP(Marching Brass Practice)の後は,各PARTごとに分かれてチューニングと曲のチェック。
TrumpetはSTAFFヤタオ氏が指導して,丹念に音色チェックをしていました。

GuardはストレッチとBasicが終わると舞洲アリーナを臨む草地で,一通りの振付をチェックしていきます。「最後の練習」ではありますが,風がやや強く吹いているため,大会の本番直前に万一ケガをしたら・・・という危惧からフラッグやライフルのトスは投げないで,振付の確認だけにとどめました。

木管楽器は繊細なので,直射日光を避けて日陰で。
足元のブルーシートは楽器や荷物を置くスペースとして敷いてあるものです。直射日光を避けるように設営されているため,日陰でウォームアップをしようとすると,その周囲に集まってしまう形になりました。

Batteryは10月の日射し程度では全く動じず。
太陽の下でBasicから曲練までビシビシ練習を進めます。

お,今日は大会当日なのにいつものホワイトボードが出張ってきてますね。
たしかに,いろいろ込み入ったスケジュールになっていますから,これがあればメンバーも安心です。

ウォームアップ→Basic→PART練を終え,午前中最後のメニューは合奏。
Pit.を前にSettingして,HornLineで囲み,Batteryが外縁部に並ぶいつもの隊形。
日射しが強いので,タオルを帽子代わりに夏モードのメンバーもいます。

Low-Brassセクションの勇姿?!

一方,一通りのBasicと振付確認を終えたGuardは,合奏の間に本番用のドレスアップにとりかかります。コスチュームに着替えて,メーキャップも土台部分は済ませているので,メインは髪の処理のようですね。

短時間ですがコンテ練も終え,いよいよ大会本番へ向かって移動。サブアリーナのリハーサル時間を待ちます。
それにしても今年も晴れていて良かったですね。

ところが搬入直前にトラブル発生。
待機中に最後の調整をしている間Marimbaの上に乗せてあった,チャイムのフレームに風鑼(フェンルオ=薄手のシンバルのような銅鑼の一種)を装着しているアームのナットが,もののはずみでMarimba共鳴管の中に落ち込んでしまいました!
さらに間の悪いことに,件の共鳴管は貫通タイプではなく,底がついている箇所だったため,鍵盤を取り外して拾い出すハメに・・・。
居合わせたJ社S氏の助力もあって,搬入で動き出すまでにナット救出に成功,無事に装着を完了いたしました。

サブアリーナでのリハーサル(チューニング風景)
Sub.DM・N兄がLow-Brass→High-Brass→Woodの順に,テキパキとチューニングを進めます。
いつものコラールを演奏してからDM.Sonyさんにバトンタッチ,M1ファーストヒットなど,ポイントとなるいくつかの部分を演奏して,メンバーのスイッチをONにしていきます。
なお,この写真では見えませんが,後方ではGuardが屋外でできなかったトスを投げまくっています。

入場口のドアの前で待つのは,何回めであっても嫌なものです。ドア越しにかすかに聞こえてくる前団体の演技は,自分たちよりずっとすごい演技のように聞こえてきます。
ストレッチをする者,脚を振っている者,ただジッと立ちつくす者,むやみにテンションが上がる者・・・それぞれの方法で,こみ上げてくる緊張感を紛らわせます。

真っ先に入場するため,ドアの前に位置するGuardチーム。さすがに上級生&一般ともなれば,表情にもかなりの余裕が見て取れます。管楽器とGuardの気質の違いもあるかもしれません。
もしかするとカメラに対する条件反射がより染みついている,という見方もできるかもしれませんが・・・(^_^;)

木材を圧縮して作られている「ライフル」は,規格は同じでも微妙に重さやバランスが異なります。軽いものでは800g台半ば,重いものでは900g後半と,100gぐらいの違いがあります。そのため,Guardはいつも同じライフルを使用するようにしています。
より自分の愛器?を区別しやすいよう,演技中はあまり見えない部分に,ライフルの「氏名」が明記されています。
それにしても・・・「しゃるろっと」「マッケイ」「ディラン」に「ガッチャン」?
どれが誰のパートナーかは尋ねるのは怖いような気もします・・・。

M1:自然と文明 ~ Nature and Civilization ~
曲は「Legen of Ashitaka」「Crush」をメドレーにして,雄大な大自然と無機質な文明の対比を表現します。
“森”のイメージをフィールドいっぱいに表現する「Legend of Ashitaka」ファーストヒット。

M2:郷愁 ~ Nostalgia ~
曲は「旅情」
どこか哀愁が漂う優しいメロディーを木管楽器が歌い上げ,途中で色が変わるギミックが仕込まれた,Gryphons Supporter Club特製トリッキーフラッグでGuardが華を添えます。

M3:破壊 ~ Destruction ~
文明と大自然のせめぎ合いから破壊へ。曲は「Demon God」。
目まぐるしくテンポが変わる曲に乗せて,通称“山火事フラッグ”とライフル隊が激しくリズミカルな振付を踊り,後半部はBatteryソロが強烈なリズムを叩きます。

M4:再生 ~ Rebirth ~
曲は「Ashitaka and San」・・・NamiheiさんのA.Saxソロから,再び世界がよみがえり始めます。そして命の歓喜を歌い上げる「カンパニーフロント」へ。
ラストはGryphonsらしく,全力で吹いて・叩いて・振って終わります。

ショウを終えて写真撮影。
みんなホッとしたのか,力が抜けた良い表情をしていますね。
いつのまにか,太陽もかなり傾いているようです。

Gryphons Supporter Clubをはじめ,多くの方々のご支援とご声援をいただき,Gryphons2008「ALIVE~ともに生きる~」は,まだ課題は多く残してはいますが,舞洲アリーナでも練習の成果をそれなりに出しきることには成功したようです。
おかげさまで,今年も第一位・全国大会代表の座を獲得することができました。
ご支援ご声援をいただいた皆さまに,御礼申し上げます。
さて,メンバー諸君はこれから全国大会で「どこまで演技を仕上げるか」という,幸せではあっても厳しい日々が続きます。チームとしての真価を問われる1カ月と言っても過言ではありません。
事務局も,エントリー手続きや遠征ツアーの調整,経費試算など仕事が待っています。
大会本番の日とはいえ,いや,であるからこそ,いつもの練習と同じ手順を踏んで,じっくりとウォームアップ→Basicと進めていきます。

Brass全体でのウォームアップ&MBP(Marching Brass Practice)の後は,各PARTごとに分かれてチューニングと曲のチェック。
TrumpetはSTAFFヤタオ氏が指導して,丹念に音色チェックをしていました。

GuardはストレッチとBasicが終わると舞洲アリーナを臨む草地で,一通りの振付をチェックしていきます。「最後の練習」ではありますが,風がやや強く吹いているため,大会の本番直前に万一ケガをしたら・・・という危惧からフラッグやライフルのトスは投げないで,振付の確認だけにとどめました。

木管楽器は繊細なので,直射日光を避けて日陰で。
足元のブルーシートは楽器や荷物を置くスペースとして敷いてあるものです。直射日光を避けるように設営されているため,日陰でウォームアップをしようとすると,その周囲に集まってしまう形になりました。

Batteryは10月の日射し程度では全く動じず。
太陽の下でBasicから曲練までビシビシ練習を進めます。

お,今日は大会当日なのにいつものホワイトボードが出張ってきてますね。
たしかに,いろいろ込み入ったスケジュールになっていますから,これがあればメンバーも安心です。

ウォームアップ→Basic→PART練を終え,午前中最後のメニューは合奏。
Pit.を前にSettingして,HornLineで囲み,Batteryが外縁部に並ぶいつもの隊形。
日射しが強いので,タオルを帽子代わりに夏モードのメンバーもいます。

Low-Brassセクションの勇姿?!

一方,一通りのBasicと振付確認を終えたGuardは,合奏の間に本番用のドレスアップにとりかかります。コスチュームに着替えて,メーキャップも土台部分は済ませているので,メインは髪の処理のようですね。

短時間ですがコンテ練も終え,いよいよ大会本番へ向かって移動。サブアリーナのリハーサル時間を待ちます。
それにしても今年も晴れていて良かったですね。

ところが搬入直前にトラブル発生。
待機中に最後の調整をしている間Marimbaの上に乗せてあった,チャイムのフレームに風鑼(フェンルオ=薄手のシンバルのような銅鑼の一種)を装着しているアームのナットが,もののはずみでMarimba共鳴管の中に落ち込んでしまいました!
さらに間の悪いことに,件の共鳴管は貫通タイプではなく,底がついている箇所だったため,鍵盤を取り外して拾い出すハメに・・・。
居合わせたJ社S氏の助力もあって,搬入で動き出すまでにナット救出に成功,無事に装着を完了いたしました。

サブアリーナでのリハーサル(チューニング風景)
Sub.DM・N兄がLow-Brass→High-Brass→Woodの順に,テキパキとチューニングを進めます。
いつものコラールを演奏してからDM.Sonyさんにバトンタッチ,M1ファーストヒットなど,ポイントとなるいくつかの部分を演奏して,メンバーのスイッチをONにしていきます。
なお,この写真では見えませんが,後方ではGuardが屋外でできなかったトスを投げまくっています。

入場口のドアの前で待つのは,何回めであっても嫌なものです。ドア越しにかすかに聞こえてくる前団体の演技は,自分たちよりずっとすごい演技のように聞こえてきます。
ストレッチをする者,脚を振っている者,ただジッと立ちつくす者,むやみにテンションが上がる者・・・それぞれの方法で,こみ上げてくる緊張感を紛らわせます。

真っ先に入場するため,ドアの前に位置するGuardチーム。さすがに上級生&一般ともなれば,表情にもかなりの余裕が見て取れます。管楽器とGuardの気質の違いもあるかもしれません。
もしかするとカメラに対する条件反射がより染みついている,という見方もできるかもしれませんが・・・(^_^;)

木材を圧縮して作られている「ライフル」は,規格は同じでも微妙に重さやバランスが異なります。軽いものでは800g台半ば,重いものでは900g後半と,100gぐらいの違いがあります。そのため,Guardはいつも同じライフルを使用するようにしています。
より自分の愛器?を区別しやすいよう,演技中はあまり見えない部分に,ライフルの「氏名」が明記されています。
それにしても・・・「しゃるろっと」「マッケイ」「ディラン」に「ガッチャン」?
どれが誰のパートナーかは尋ねるのは怖いような気もします・・・。

M1:自然と文明 ~ Nature and Civilization ~
曲は「Legen of Ashitaka」「Crush」をメドレーにして,雄大な大自然と無機質な文明の対比を表現します。
“森”のイメージをフィールドいっぱいに表現する「Legend of Ashitaka」ファーストヒット。

M2:郷愁 ~ Nostalgia ~
曲は「旅情」
どこか哀愁が漂う優しいメロディーを木管楽器が歌い上げ,途中で色が変わるギミックが仕込まれた,Gryphons Supporter Club特製トリッキーフラッグでGuardが華を添えます。

M3:破壊 ~ Destruction ~
文明と大自然のせめぎ合いから破壊へ。曲は「Demon God」。
目まぐるしくテンポが変わる曲に乗せて,通称“山火事フラッグ”とライフル隊が激しくリズミカルな振付を踊り,後半部はBatteryソロが強烈なリズムを叩きます。

M4:再生 ~ Rebirth ~
曲は「Ashitaka and San」・・・NamiheiさんのA.Saxソロから,再び世界がよみがえり始めます。そして命の歓喜を歌い上げる「カンパニーフロント」へ。
ラストはGryphonsらしく,全力で吹いて・叩いて・振って終わります。

ショウを終えて写真撮影。
みんなホッとしたのか,力が抜けた良い表情をしていますね。
いつのまにか,太陽もかなり傾いているようです。

Gryphons Supporter Clubをはじめ,多くの方々のご支援とご声援をいただき,Gryphons2008「ALIVE~ともに生きる~」は,まだ課題は多く残してはいますが,舞洲アリーナでも練習の成果をそれなりに出しきることには成功したようです。
おかげさまで,今年も第一位・全国大会代表の座を獲得することができました。
ご支援ご声援をいただいた皆さまに,御礼申し上げます。
さて,メンバー諸君はこれから全国大会で「どこまで演技を仕上げるか」という,幸せではあっても厳しい日々が続きます。チームとしての真価を問われる1カ月と言っても過言ではありません。
事務局も,エントリー手続きや遠征ツアーの調整,経費試算など仕事が待っています。
関西大会前日
2008-10-18
いよいよ今季ショウ「ALIVE」の真価が問われる,マーチングバンド関西大会が明日に迫りました。
この期に及んで,今さらショウの中味をどうこうする予定はありません。
今日の練習目的は,メンバーが今までの練習成果をしっかり確認すること,そして大会本番中にどこを見るか,どこと揃えるか(ラインも音も)などをもう一度確認すること,の2点がメインとなります。
特に,現役高校2年生は,研修旅行という大イベントでメンタル的には大きなブランクが生じているはずですから,この日でしっかり感覚を取り戻しておきたいところです。

この期に及んで,今さらショウの中味をどうこうする予定はありません。
今日の練習目的は,メンバーが今までの練習成果をしっかり確認すること,そして大会本番中にどこを見るか,どこと揃えるか(ラインも音も)などをもう一度確認すること,の2点がメインとなります。
特に,現役高校2年生は,研修旅行という大イベントでメンタル的には大きなブランクが生じているはずですから,この日でしっかり感覚を取り戻しておきたいところです。

琵琶湖畔にそびえるS社体育館をお借りするのは,今季は2回目。
いつも格別のご配慮をいただき,感謝するばかりです。
この場を借りて御礼申し上げます。

Basicの間に,Battery STAFFでもあるSub.DM菊ちゃんは,13日に張り替えたヘッドのチューニングを再チェック中。管楽器出身としてはあまり「皮」に関することはわかりませんが,見た目の“いかつさ”というのでしょうか,黒一色のBatteryはなかなか見栄えがいいと思います。デザイン的には白よりも好みですね。

“あと一日”という限られた時間の中で,廊下や観客席,フィールドを回しながら,各セクションが可能な限りロスなく練習時間を活用できるか?
毎回のことながら,DM.SonyさんやSTAFFはギリギリまで苦慮し続けます。
朝イチ・ランスルーの結果次第では,さらに修正も必要になったりしますから,大変です。

STAFFの熟慮の結果がこのスケジュール。大会本番を想定した朝イチ・ランスルーと,今日一日の練習成果を確認する最後のランスルー。2回のランスルーができることになってます。言うまでもなく,3回目が関西大会本番です。

明日の大会本番でも,多少のコンテ練はするものの,全曲通して動くことは想定されてなく,合奏によるミュージックランスルーのみになる予定です。今日の朝イチ・ランスルーを実施するにあたっては,ランスルーまでの流れも大会本番当日にできるだけ同じように計画されます。
メンバーの負担を考え,さすがにミュージックランスルーまではシミュレートはしませんが,まずは合奏から。

今日の朝イチ・ランスルーは,大会同様を再現する目的で入退場付となりました。
しかも,入場ラインからの距離を実際の舞洲アリーナと同じにするため,朝イチ・ランスルーは正面の向きを変えて,長手方向を横に取る形で行います。
Sub.DM・N兄が手を振り下ろすと同時に一斉にフィールドへ。

フロアの短い方を縦に取ったため,Pit.は壁際に押しつけられ,観客席から見てても最前列部分が隠れてしまいますが,ここは入退場を含めてショウ開始までの感覚をしっかり確認することを目標としました。
もう一つ,「初めての場所での一発目」の演技で,今までの練習の成果をメンバーたちが出しきれるかどうか?というチェックも隠れた目標です。
さて,その出来映えというと・・・かなりボロボロでした。やはり研修旅行疲れも響いているのでしょうか?

大会前日といっても壊れる物は壊れます。今日のハギハラ工房,お客様はPit.鍵盤楽器に装着されている小物台。誰かがうっかりイスと間違えたらしく,人間様の重みに耐えきれず,あっさり壊れたとのこと。(←歩くときには足元をくれぐれもよく確かめてね・・・)
ため息をつきつつ,工具箱をお供に手早く作業終了。

フィールドをフルに有効活用するため,HornLine&GuardとBattery&Pit.は昼休みを交互に取ることになりました。
HornLine&Guardが昼休み中,Battery&Pit.はセクション合奏とコンテ練。
む?! 全員がオレンジのTシャツを着ているということは,それが「鼓」Tシャツ2008年度版のようですね。関西大会には辛くも間に合ったというわけですか。

なるほど,たしかに「鼓」Tシャツです。毎年デザインが変わる他PART・セクションに対して,Battery&Pit.はGryで初めてセクションTシャツを作成して以来,字体とTシャツの色は変わっても,基本のデザインは不変ですね。今後も頑固一徹でいってもらいたいものです。
ところで今季は千手観音状態のMizukiさん,一ヶ月前の記憶と比較すると,シンバルが増殖しているように見えるのは錯覚でしょうか・・・?

Battery&Pit.がセクション練に取り組んでいる間, HornLineは昼休みを利用してキラキラタスキの衣装合わせ。
キラキラタスキは,通常のユニフォーム上衣の上から(クリーニングしづらい素材なので)マジックテープによって装着します。個人の体格差はある程度までは吸収できるのですが,念のため,自分が割り振られたキラキラタスキ(No.で管理されています)が,ちゃんと装着できるかどうかのチェックを事前にしておきます。

メーカー在庫が逼迫したため,関西大会に間に合うかどうかが危ぶまれた,Gryジャンパーも,何とか高校1年生と一般ルーキーに渡すことができました。スタジオグローブさんありがとうございました。
昼休みにキラキラタスキとジャンパーの配布に奮闘する,現役高校生衣装係2年生のTomokoとKana。あれっ?ところでそのお揃いのTシャツ,Hrズの2008年度版?
そっちも関西大会に間に合ったわけだ。

ふ~ん,今季の「あHrズ」Tシャツはグリーンなんですね。でも「森フォンズ」を自称するWood セクションの緑より,若干薄目のライトグリーンを選んだ辺りが,Hrズとしての矜持でしょうか?
昨季の白い「変子」トレーナーよりは,日常でも着られる余地が少し広いめであることは認めますが,「AHORNS」と堂々と書くかなぁ・・・。

チーム全体に対しては,DM.Sonyさんがホワイトボードで予定を徹底しますが,こちらはSub.DM・N兄の個人的なメモ。ホワイトボードに記載されているよりも(指示を出す立場として)さらに詳細な情報が書き込まれています。おかげさまで,モジャーマンが犬を飼っていることも判明しました(^0^;)

ほぼ予定通りの進行でコンテ練が進みます。M3「Demon God」のBatteryソロも,今日は全員そろいの「鼓」Tシャツで“オレンジ軍団”となっているため,いつもよりさらにいかつく感じられます。スネアには(音を前に飛ばすため下部に装着する)プロジェクターもついて,本番仕様になっています。
そろいのユニフォーム効果はかなり大きいようですね。明日,Gryの正式ユニフォームで身を固め,さらにカッコよくなることを期待しましょう。

Batteryソロの間,ライフル隊と反対側で,スネアドラムソロと絡みながら激しくトールフラッグを扱う“山火事フラッグ”チーム。側転など,やや器械体操的な振付も入っていて,精鋭を集めても難航を極めていたようですが,最近になって振りが安定してきました。

大会前,最後のランスルー。
さすがに今日一日練習してきただけに,朝イチと比べると鳴りも動きも生き生きしています。これを朝一番でもできるようにならないもんでしょうか・・・(v_v)
タイム的には7分46秒。最近,テンポ感がつかめてきたのか,安定しています。入退場含めて10分以内という,関西大会の規定では,おそらく入場に約60~70秒,退場に約30秒として,9分30秒台で納まる計算です。

『今日は時間が過ぎるん早かった。1回1回の練習を大切にしてたけど,前からできひんところはやっぱりできひんし,できるところはできる。もっと練習しとけばよかったと,ふと思った。でも明日は本番!! 悔いの残らへんショウができるように,精一杯頑ばりとん!!!!』
『朝イチランスルーはボロボロやったけど,ラストランスルーはまちがえんとできた(^_^)v STAFFさんからも最後のランスルーはよかった!って言ってもらえた♪ あしたも今日みたいによかったって言ってもらえるよーな本番になったらいーなと思う。とにかく明日がんばる!!』
はい,そうですね。とにかく今日までの練習の成果を,舞洲のフィールドで全て出しきるしかありません。
出しきれるように,がんばっていきましょう。
いつも格別のご配慮をいただき,感謝するばかりです。
この場を借りて御礼申し上げます。

Basicの間に,Battery STAFFでもあるSub.DM菊ちゃんは,13日に張り替えたヘッドのチューニングを再チェック中。管楽器出身としてはあまり「皮」に関することはわかりませんが,見た目の“いかつさ”というのでしょうか,黒一色のBatteryはなかなか見栄えがいいと思います。デザイン的には白よりも好みですね。

“あと一日”という限られた時間の中で,廊下や観客席,フィールドを回しながら,各セクションが可能な限りロスなく練習時間を活用できるか?
毎回のことながら,DM.SonyさんやSTAFFはギリギリまで苦慮し続けます。
朝イチ・ランスルーの結果次第では,さらに修正も必要になったりしますから,大変です。

STAFFの熟慮の結果がこのスケジュール。大会本番を想定した朝イチ・ランスルーと,今日一日の練習成果を確認する最後のランスルー。2回のランスルーができることになってます。言うまでもなく,3回目が関西大会本番です。

明日の大会本番でも,多少のコンテ練はするものの,全曲通して動くことは想定されてなく,合奏によるミュージックランスルーのみになる予定です。今日の朝イチ・ランスルーを実施するにあたっては,ランスルーまでの流れも大会本番当日にできるだけ同じように計画されます。
メンバーの負担を考え,さすがにミュージックランスルーまではシミュレートはしませんが,まずは合奏から。

今日の朝イチ・ランスルーは,大会同様を再現する目的で入退場付となりました。
しかも,入場ラインからの距離を実際の舞洲アリーナと同じにするため,朝イチ・ランスルーは正面の向きを変えて,長手方向を横に取る形で行います。
Sub.DM・N兄が手を振り下ろすと同時に一斉にフィールドへ。

フロアの短い方を縦に取ったため,Pit.は壁際に押しつけられ,観客席から見てても最前列部分が隠れてしまいますが,ここは入退場を含めてショウ開始までの感覚をしっかり確認することを目標としました。
もう一つ,「初めての場所での一発目」の演技で,今までの練習の成果をメンバーたちが出しきれるかどうか?というチェックも隠れた目標です。
さて,その出来映えというと・・・かなりボロボロでした。やはり研修旅行疲れも響いているのでしょうか?

大会前日といっても壊れる物は壊れます。今日のハギハラ工房,お客様はPit.鍵盤楽器に装着されている小物台。誰かがうっかりイスと間違えたらしく,人間様の重みに耐えきれず,あっさり壊れたとのこと。(←歩くときには足元をくれぐれもよく確かめてね・・・)
ため息をつきつつ,工具箱をお供に手早く作業終了。

フィールドをフルに有効活用するため,HornLine&GuardとBattery&Pit.は昼休みを交互に取ることになりました。
HornLine&Guardが昼休み中,Battery&Pit.はセクション合奏とコンテ練。
む?! 全員がオレンジのTシャツを着ているということは,それが「鼓」Tシャツ2008年度版のようですね。関西大会には辛くも間に合ったというわけですか。

なるほど,たしかに「鼓」Tシャツです。毎年デザインが変わる他PART・セクションに対して,Battery&Pit.はGryで初めてセクションTシャツを作成して以来,字体とTシャツの色は変わっても,基本のデザインは不変ですね。今後も頑固一徹でいってもらいたいものです。
ところで今季は千手観音状態のMizukiさん,一ヶ月前の記憶と比較すると,シンバルが増殖しているように見えるのは錯覚でしょうか・・・?

Battery&Pit.がセクション練に取り組んでいる間, HornLineは昼休みを利用してキラキラタスキの衣装合わせ。
キラキラタスキは,通常のユニフォーム上衣の上から(クリーニングしづらい素材なので)マジックテープによって装着します。個人の体格差はある程度までは吸収できるのですが,念のため,自分が割り振られたキラキラタスキ(No.で管理されています)が,ちゃんと装着できるかどうかのチェックを事前にしておきます。

メーカー在庫が逼迫したため,関西大会に間に合うかどうかが危ぶまれた,Gryジャンパーも,何とか高校1年生と一般ルーキーに渡すことができました。スタジオグローブさんありがとうございました。
昼休みにキラキラタスキとジャンパーの配布に奮闘する,現役高校生衣装係2年生のTomokoとKana。あれっ?ところでそのお揃いのTシャツ,Hrズの2008年度版?
そっちも関西大会に間に合ったわけだ。

ふ~ん,今季の「あHrズ」Tシャツはグリーンなんですね。でも「森フォンズ」を自称するWood セクションの緑より,若干薄目のライトグリーンを選んだ辺りが,Hrズとしての矜持でしょうか?
昨季の白い「変子」トレーナーよりは,日常でも着られる余地が少し広いめであることは認めますが,「AHORNS」と堂々と書くかなぁ・・・。

チーム全体に対しては,DM.Sonyさんがホワイトボードで予定を徹底しますが,こちらはSub.DM・N兄の個人的なメモ。ホワイトボードに記載されているよりも(指示を出す立場として)さらに詳細な情報が書き込まれています。おかげさまで,モジャーマンが犬を飼っていることも判明しました(^0^;)

ほぼ予定通りの進行でコンテ練が進みます。M3「Demon God」のBatteryソロも,今日は全員そろいの「鼓」Tシャツで“オレンジ軍団”となっているため,いつもよりさらにいかつく感じられます。スネアには(音を前に飛ばすため下部に装着する)プロジェクターもついて,本番仕様になっています。
そろいのユニフォーム効果はかなり大きいようですね。明日,Gryの正式ユニフォームで身を固め,さらにカッコよくなることを期待しましょう。

Batteryソロの間,ライフル隊と反対側で,スネアドラムソロと絡みながら激しくトールフラッグを扱う“山火事フラッグ”チーム。側転など,やや器械体操的な振付も入っていて,精鋭を集めても難航を極めていたようですが,最近になって振りが安定してきました。

大会前,最後のランスルー。
さすがに今日一日練習してきただけに,朝イチと比べると鳴りも動きも生き生きしています。これを朝一番でもできるようにならないもんでしょうか・・・(v_v)
タイム的には7分46秒。最近,テンポ感がつかめてきたのか,安定しています。入退場含めて10分以内という,関西大会の規定では,おそらく入場に約60~70秒,退場に約30秒として,9分30秒台で納まる計算です。

『今日は時間が過ぎるん早かった。1回1回の練習を大切にしてたけど,前からできひんところはやっぱりできひんし,できるところはできる。もっと練習しとけばよかったと,ふと思った。でも明日は本番!! 悔いの残らへんショウができるように,精一杯頑ばりとん!!!!』
『朝イチランスルーはボロボロやったけど,ラストランスルーはまちがえんとできた(^_^)v STAFFさんからも最後のランスルーはよかった!って言ってもらえた♪ あしたも今日みたいによかったって言ってもらえるよーな本番になったらいーなと思う。とにかく明日がんばる!!』
はい,そうですね。とにかく今日までの練習の成果を,舞洲のフィールドで全て出しきるしかありません。
出しきれるように,がんばっていきましょう。
北海道研修旅行レポート
2008-10-16
Gry的日常,今回はまるまる番外編です
10月13日(祝)~16日(木),塔南高校北海道研修旅行。久しぶりに付添として同行することになりました。研修旅行を行うのは2年2組~8組の7クラス約240人。教育みらい科の2年生は,すでに今年1月にタイ研修旅行を終えており,同じ期間中に祥栄小学校での授業実習を行っています。
Gryphonsの活動とは直接関係ありませんが,付添担当したクラスに在籍している部員を中心に,研修旅行とGuard自主練の模様をレポートいたします。

10月13日(祝)~16日(木),塔南高校北海道研修旅行。久しぶりに付添として同行することになりました。研修旅行を行うのは2年2組~8組の7クラス約240人。教育みらい科の2年生は,すでに今年1月にタイ研修旅行を終えており,同じ期間中に祥栄小学校での授業実習を行っています。
Gryphonsの活動とは直接関係ありませんが,付添担当したクラスに在籍している部員を中心に,研修旅行とGuard自主練の模様をレポートいたします。

付添担当となったのは2年2・3・6・7組からなるA団。A団は関西空港から出発なので,朝6:10に塔南高校出発というスケジュール・・・8:00頃に関西空港に到着して搭乗手続きを待っているところです。
現役GuardチーフIyonaが抱えているのは,ライフルが7本納まった袋。
研修旅行が関西大会直前ということで,Brassはマウスピース,Percussionは練習台,そしてGuardはライフルと持参して,少しでもコンディション作りを試みるそうです。

それにしても「この人たちはこんなに日頃の行いが良かったのか・・・」と感心するぐらいの快晴。(→けっきょく北海道では一度も雨が降らず,暖かい日ばかりでした)
そろそろ着陸態勢に入るかな,と外を見てみると十和田湖がクッキリ見えました。

無事に新千歳空港に到着。初日に訪れたのは札幌市郊外にある「北海道開拓の村」。
そういえば制服でもジャージでもない部員たちを見ることは滅多にありませんね。
旧開拓使本庁舎前にて。

「北海道開拓の村」は明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を移築・復元した野外博物館。日本史を教えている身としては,興味深い建物がいくつもありました。
これは北海道遺産に指定されている旧納内屯田兵屋の室内。部屋の隅に銃と軍服がきちんと整理してまとめてあります。

村内には馬車鉄道も走っていました。料金は¥270。授業のネタになる体験として乗っておこうかとも考えましたが,ダイヤが都合に合わなかったので,運行風景だけを眺めておきます。
この後は再びバスに乗車して道央自動車道をひた走り,旭川から約1時間,白金温泉というところにある今夜の宿,国立大雪青少年交流の家「ゆーすぴあ大雪」まで移動。

10月14日,研修旅行第二日。
国立大雪青少年交流の家「ゆーすぴあ大雪」の朝です。今日は午前中は体験学習ということで,朝早くから起床→朝食→出発と忙しいスケジュールになっています。
この辺は北海道でも標高が高いらしく,紅葉もやや盛りを過ぎています。今日もあきれるぐらいの好天。

研修旅行第二日は,富良野・美瑛周辺のスポットでラフティング・フィッシング・サイクリング・ホーストレッキング・手作り体験など,それぞれのコースに分かれての体験学習。
たかはしTは,そのうちラフティングの付添が担当です。宿舎から富良野市までバスで約1時間強の移動。
北海道ならではの景色が広がる車窓。
(でも生徒諸君の多くは爆睡中でした・・・バスの中ではなく,夜にさっさと寝て欲しいのですが・・・)

こういうアドベンチャー系の体験学習(レジャー?)は,最近,雪のない時期の北海道の観光で重要な位置づけになっているようです。
ラフティング体験学習では“ドライスーツ”と称される防水服に,ヘルメット,救命胴着で完全装備。GuardコスチュームやGryユニフォームを着ているより決まっているかな?

インストラクター氏が「空知川はどちらかというと癒し系のラフティングです」と説明していましたが,時にはこういう激しい流れのスポットがあります。
代表の方のお話しでは,ここを上手くスムーズに乗り切れるチームは,ここへ流れ着くまでにしっかりチームワークができた証拠だとか。
また,ボートから人が転落する可能性があるのもこのポイント,ということで,写真の外ではレスキュー担当の方が,いつでも飛び込める状態で全員が通過するまで待機しておられました。

午後からラベンダー畑で有名なファーム富田,美瑛北西の丘を見学し,第二日の夜は,富良野スキー場前のペンション街で,クラスごとの分宿。

たまたま2組・7組のペンションが隣り合わせであったため,(携帯で打ち合わせて)夕食後の自由時間を利用して,はるばる運んできたライフルを練習することになりました。
屋外に出るために担任の先生の許可が必要だったので,ペンションの真ん前とはいえ,付き添うことに。
街灯が明るいとはいえ,ライフルにはやや暗いようで,「見えへん!」「ちょっと鈍った!」と言いつつ約30分,M3の振付を通して終わりましたが,かなり息が切れたご様子。

10月15日,研修旅行第三日は霧が立ちこめる富良野市を朝早く出発。
畑がキラキラ光っているのは霜が朝日を反射しているとバスガイドさんが教えて下さいました。
午前中は,全国的に有名になった旭山動物園へ。開園直前に到着したのですが,既に多くのバスが並んでいました。11時30分までの短い園内自由行動でしたが,出発する時も次々に観光バスが駐車場に乗り込んできていました。

午後はクラスごとに地区を分けて「ファームビジット(農業体験)」,7組がやってきたのは石狩平野の真ん中に位置する美唄市です。
美唄市役所で生徒たちは体験訪問する農家の人たちに班ごとに引き取られていき,教員2名は美唄市役所の担当T氏らと農家さんを回っていきました。
7組のGuard3人娘の班は,K農園。
いつもはフラッグやライフルを振り回して踊っているTomogeも,今日はおばちゃんにダイコンの抜き方を教わって・・・。

えいっとばかりに引っこ抜きます。うん,けっこう上手ですよ。

NtsumiもItsukiもしっかり体験していました。

最後の夜は全クラスが定山渓グランドホテル瑞苑に宿泊。
夕食・入浴後の自由時間に,やっとライフル隊が全員そろっての練習ができました。湯冷めして体調を崩すと本末転倒なので,日本旅行の添乗員さんがホテル側の許可をとって下さり,Basic約20分間はロビーですることができました。

身体も暖まったところで,屋外へ出てホテル前の駐車場で振付練。食べ物が美味しい北海道で,朝から晩までソフトクリームやゆでトウキビの誘惑に素直に応えていたGuard諸君,ちょっと息が切れるようです。
この光景が珍しかったのか(ふつう,そうですよね)一般の旅行客のご夫婦が写真を撮って下さいました。
(しかも,後日,学校までわざわざ写真を送って下さいました。高知のAさん,ありがとうございました)

約40分の練習を終え,ようやく一息。重たい想いをして北海道をライフルとともに回った甲斐がありました。お疲れ様。あと一日残っているから,ぜひ早く寝て下さい。

10月16日,第四日(最終日)は,定山渓を出発して小樽へ。
9:00~11:30,自主研修(というかお土産タイム?)を行ってから新千歳空港へ。2回目という事で保安検査も含めてスムーズに搭乗手続きも終わりました。
A団の飛行機が着陸したのは,今度は伊丹空港。
北海道をともに旅したライフルも,無事に関西へ帰ってきました。それにしてもたくさんお土産買ったんですね。

翌17日(金)はいちおう13日(祝)の代休日となっていますが,関西大会も目前に迫っています。
高校2年生も,午後から高校1年生に合流して,18日の前日練習までに少しでもコンディションを整えることになっています。
現役GuardチーフIyonaが抱えているのは,ライフルが7本納まった袋。
研修旅行が関西大会直前ということで,Brassはマウスピース,Percussionは練習台,そしてGuardはライフルと持参して,少しでもコンディション作りを試みるそうです。

それにしても「この人たちはこんなに日頃の行いが良かったのか・・・」と感心するぐらいの快晴。(→けっきょく北海道では一度も雨が降らず,暖かい日ばかりでした)
そろそろ着陸態勢に入るかな,と外を見てみると十和田湖がクッキリ見えました。

無事に新千歳空港に到着。初日に訪れたのは札幌市郊外にある「北海道開拓の村」。
そういえば制服でもジャージでもない部員たちを見ることは滅多にありませんね。
旧開拓使本庁舎前にて。

「北海道開拓の村」は明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を移築・復元した野外博物館。日本史を教えている身としては,興味深い建物がいくつもありました。
これは北海道遺産に指定されている旧納内屯田兵屋の室内。部屋の隅に銃と軍服がきちんと整理してまとめてあります。

村内には馬車鉄道も走っていました。料金は¥270。授業のネタになる体験として乗っておこうかとも考えましたが,ダイヤが都合に合わなかったので,運行風景だけを眺めておきます。
この後は再びバスに乗車して道央自動車道をひた走り,旭川から約1時間,白金温泉というところにある今夜の宿,国立大雪青少年交流の家「ゆーすぴあ大雪」まで移動。

10月14日,研修旅行第二日。
国立大雪青少年交流の家「ゆーすぴあ大雪」の朝です。今日は午前中は体験学習ということで,朝早くから起床→朝食→出発と忙しいスケジュールになっています。
この辺は北海道でも標高が高いらしく,紅葉もやや盛りを過ぎています。今日もあきれるぐらいの好天。

研修旅行第二日は,富良野・美瑛周辺のスポットでラフティング・フィッシング・サイクリング・ホーストレッキング・手作り体験など,それぞれのコースに分かれての体験学習。
たかはしTは,そのうちラフティングの付添が担当です。宿舎から富良野市までバスで約1時間強の移動。
北海道ならではの景色が広がる車窓。
(でも生徒諸君の多くは爆睡中でした・・・バスの中ではなく,夜にさっさと寝て欲しいのですが・・・)

こういうアドベンチャー系の体験学習(レジャー?)は,最近,雪のない時期の北海道の観光で重要な位置づけになっているようです。
ラフティング体験学習では“ドライスーツ”と称される防水服に,ヘルメット,救命胴着で完全装備。GuardコスチュームやGryユニフォームを着ているより決まっているかな?

インストラクター氏が「空知川はどちらかというと癒し系のラフティングです」と説明していましたが,時にはこういう激しい流れのスポットがあります。
代表の方のお話しでは,ここを上手くスムーズに乗り切れるチームは,ここへ流れ着くまでにしっかりチームワークができた証拠だとか。
また,ボートから人が転落する可能性があるのもこのポイント,ということで,写真の外ではレスキュー担当の方が,いつでも飛び込める状態で全員が通過するまで待機しておられました。

午後からラベンダー畑で有名なファーム富田,美瑛北西の丘を見学し,第二日の夜は,富良野スキー場前のペンション街で,クラスごとの分宿。

たまたま2組・7組のペンションが隣り合わせであったため,(携帯で打ち合わせて)夕食後の自由時間を利用して,はるばる運んできたライフルを練習することになりました。
屋外に出るために担任の先生の許可が必要だったので,ペンションの真ん前とはいえ,付き添うことに。
街灯が明るいとはいえ,ライフルにはやや暗いようで,「見えへん!」「ちょっと鈍った!」と言いつつ約30分,M3の振付を通して終わりましたが,かなり息が切れたご様子。

10月15日,研修旅行第三日は霧が立ちこめる富良野市を朝早く出発。
畑がキラキラ光っているのは霜が朝日を反射しているとバスガイドさんが教えて下さいました。
午前中は,全国的に有名になった旭山動物園へ。開園直前に到着したのですが,既に多くのバスが並んでいました。11時30分までの短い園内自由行動でしたが,出発する時も次々に観光バスが駐車場に乗り込んできていました。

午後はクラスごとに地区を分けて「ファームビジット(農業体験)」,7組がやってきたのは石狩平野の真ん中に位置する美唄市です。
美唄市役所で生徒たちは体験訪問する農家の人たちに班ごとに引き取られていき,教員2名は美唄市役所の担当T氏らと農家さんを回っていきました。
7組のGuard3人娘の班は,K農園。
いつもはフラッグやライフルを振り回して踊っているTomogeも,今日はおばちゃんにダイコンの抜き方を教わって・・・。

えいっとばかりに引っこ抜きます。うん,けっこう上手ですよ。

NtsumiもItsukiもしっかり体験していました。

最後の夜は全クラスが定山渓グランドホテル瑞苑に宿泊。
夕食・入浴後の自由時間に,やっとライフル隊が全員そろっての練習ができました。湯冷めして体調を崩すと本末転倒なので,日本旅行の添乗員さんがホテル側の許可をとって下さり,Basic約20分間はロビーですることができました。

身体も暖まったところで,屋外へ出てホテル前の駐車場で振付練。食べ物が美味しい北海道で,朝から晩までソフトクリームやゆでトウキビの誘惑に素直に応えていたGuard諸君,ちょっと息が切れるようです。
この光景が珍しかったのか(ふつう,そうですよね)一般の旅行客のご夫婦が写真を撮って下さいました。
(しかも,後日,学校までわざわざ写真を送って下さいました。高知のAさん,ありがとうございました)

約40分の練習を終え,ようやく一息。重たい想いをして北海道をライフルとともに回った甲斐がありました。お疲れ様。あと一日残っているから,ぜひ早く寝て下さい。

10月16日,第四日(最終日)は,定山渓を出発して小樽へ。
9:00~11:30,自主研修(というかお土産タイム?)を行ってから新千歳空港へ。2回目という事で保安検査も含めてスムーズに搭乗手続きも終わりました。
A団の飛行機が着陸したのは,今度は伊丹空港。
北海道をともに旅したライフルも,無事に関西へ帰ってきました。それにしてもたくさんお土産買ったんですね。

翌17日(金)はいちおう13日(祝)の代休日となっていますが,関西大会も目前に迫っています。
高校2年生も,午後から高校1年生に合流して,18日の前日練習までに少しでもコンディションを整えることになっています。
自主練と張替えの日
2008-10-13
塔南高校は10月11日から19日まで,いわゆる「秋休み」に入っています。
その間,今日から(1月にタイ研修旅行を終えている)教育みらい科を除く高校2年生は北海道研修旅行へ出発。
そのため,3連休最後の日は,高校1年生による単独練習メニューとなりました。Gryphonsとしての正規の練習は組まないで,一般メンバーは校内を使って自主練習をすることになりました。
また,Batteryは週末に迫った関西大会に備え,用意した新しいヘッドに交換する作業をこの機会を利用してまとめて行います。

その間,今日から(1月にタイ研修旅行を終えている)教育みらい科を除く高校2年生は北海道研修旅行へ出発。
そのため,3連休最後の日は,高校1年生による単独練習メニューとなりました。Gryphonsとしての正規の練習は組まないで,一般メンバーは校内を使って自主練習をすることになりました。
また,Batteryは週末に迫った関西大会に備え,用意した新しいヘッドに交換する作業をこの機会を利用してまとめて行います。

高校1年生だけのPART練習は,補習とか模試とかで上級生が抜けることも時々あるため,入部以来初めてではないかもしれません。でも秋休み中はほぼ高校1年生だけで活動を行いますから,自分たちだけで全てを運営することになります。来年度に向けての予行演習も兼ねています。
しかし,すでに5ヵ月のキャリアがありますから,案ずることもなさそうですね。
キーボードを使ってのチューニング練も,バッチリ進んでいるようです。

Pit.人たちも高校1年生3人だけで,基礎から曲練まで,しっかり取り組みました。

一方,一般メンバーは自主練。普段は全体の流れに沿って練習に取り組まなければならないので,自分の気になるところを自分たちだけで心ゆくまで練習できるというのは,とても貴重な機会となります。
年に1回あるかないかというチャンスですね。

Wadacchi君は練習と楽器整備にこの日を充てているようです。
いつもの撤収では,まわりの作業展開に制約を受けるので,気にはなっていても手を付けられないような作業に没頭中。これで関西大会はピカピカの楽器で臨めそうです。

Battery部屋では,一般メンバーとみらい科2年生Tomokoを中心に,新しいヘッドに張り替える作業が進みます。
今季のヘッドは黒なんですね。管楽器出身なので「皮」のことはよくわかりませんが,見た目だけで言うと,黒はいかつくて好きです。

スネアドラムも上下とも新しいヘッドに交換。
楽器をバラしたついでに,日常の手入れではできない部分をしっかり磨いておきます。

スネアドラムの下側ヘッド。こちらも今季はモデルチェンジですね。
メッシュがついていて(やはり見栄えしか今はわかりませんが)なかなかカッコいいと思います。ショウの間,お客さんからは全く見えないのがちょっと残念です。

バスドラムも全交換。バスドラムは胴体の内側にウレタン製の「ミュート」を貼ります。
ヘッドだけでは“ポコポコ”“ボコボコ”して,残響が多すぎるため,マーチングではバスドラムのヘッドにミュートを充てて響きを抑え,引き締まった音になるように工夫します。

ヘッドをはずさないとできない清掃を,ついでにしっかりしておくのもスネアドラムと同じです。ミュートはヘッドの外側に貼り付ける方法もありますが,GryのBatteryは中につける方法を採用しています。

高校1年生はハギ先生の指導で基礎合奏にも取り組みます。
関西大会,そして抜けられればその先へと,ショウのクォリティアップを目指すためには,最後には個人の演奏技倆(音色・音量)がカギを握ります。
楽譜やコンテに追われがちな練習の日々ですから,こういった機会にしっかり足元を見つめ直しましょう。

高校2年生が北海道から帰ってくるのが16日(木)です。関西大会直前のため,“代休”となっている翌17日(金)午後から,練習に復帰します。高校1年生は14日をオフとして,あと二日と半日,自分たちだけでの練習に取り組みます。
(教育みらい科2年生は,明日から隣の祥栄小学校で授業実習をがんばります)
しかし,すでに5ヵ月のキャリアがありますから,案ずることもなさそうですね。
キーボードを使ってのチューニング練も,バッチリ進んでいるようです。

Pit.人たちも高校1年生3人だけで,基礎から曲練まで,しっかり取り組みました。

一方,一般メンバーは自主練。普段は全体の流れに沿って練習に取り組まなければならないので,自分の気になるところを自分たちだけで心ゆくまで練習できるというのは,とても貴重な機会となります。
年に1回あるかないかというチャンスですね。

Wadacchi君は練習と楽器整備にこの日を充てているようです。
いつもの撤収では,まわりの作業展開に制約を受けるので,気にはなっていても手を付けられないような作業に没頭中。これで関西大会はピカピカの楽器で臨めそうです。

Battery部屋では,一般メンバーとみらい科2年生Tomokoを中心に,新しいヘッドに張り替える作業が進みます。
今季のヘッドは黒なんですね。管楽器出身なので「皮」のことはよくわかりませんが,見た目だけで言うと,黒はいかつくて好きです。

スネアドラムも上下とも新しいヘッドに交換。
楽器をバラしたついでに,日常の手入れではできない部分をしっかり磨いておきます。

スネアドラムの下側ヘッド。こちらも今季はモデルチェンジですね。
メッシュがついていて(やはり見栄えしか今はわかりませんが)なかなかカッコいいと思います。ショウの間,お客さんからは全く見えないのがちょっと残念です。

バスドラムも全交換。バスドラムは胴体の内側にウレタン製の「ミュート」を貼ります。
ヘッドだけでは“ポコポコ”“ボコボコ”して,残響が多すぎるため,マーチングではバスドラムのヘッドにミュートを充てて響きを抑え,引き締まった音になるように工夫します。

ヘッドをはずさないとできない清掃を,ついでにしっかりしておくのもスネアドラムと同じです。ミュートはヘッドの外側に貼り付ける方法もありますが,GryのBatteryは中につける方法を採用しています。

高校1年生はハギ先生の指導で基礎合奏にも取り組みます。
関西大会,そして抜けられればその先へと,ショウのクォリティアップを目指すためには,最後には個人の演奏技倆(音色・音量)がカギを握ります。
楽譜やコンテに追われがちな練習の日々ですから,こういった機会にしっかり足元を見つめ直しましょう。

高校2年生が北海道から帰ってくるのが16日(木)です。関西大会直前のため,“代休”となっている翌17日(金)午後から,練習に復帰します。高校1年生は14日をオフとして,あと二日と半日,自分たちだけでの練習に取り組みます。
(教育みらい科2年生は,明日から隣の祥栄小学校で授業実習をがんばります)
関西大会二日前
2008-10-12
昨日のコーディネイトレッスンで,いよいよ関西大会に向けてショウの最終確定を終えました。
今日はあえて体育館を確保せず,屋外での練習で,大会に向けて音の最終調整をする日として,練習を設定しています。
この場合,天候によっては,練習効果を期待通りに望めない可能性も残るのですが,今季メンバーは日頃の行いの良い者がそろっているのでしょうか・・・快晴とはいかないまでも,まずまずの天候に恵まれて,当初の計画通りの練習をこなすことができました。

今日はあえて体育館を確保せず,屋外での練習で,大会に向けて音の最終調整をする日として,練習を設定しています。
この場合,天候によっては,練習効果を期待通りに望めない可能性も残るのですが,今季メンバーは日頃の行いの良い者がそろっているのでしょうか・・・快晴とはいかないまでも,まずまずの天候に恵まれて,当初の計画通りの練習をこなすことができました。

トラック&顧問車から楽器搬入を終えた後,午前中は校内で音の練習。
HornLineはPARTごと,セクションごとのBasicからHornLine合奏へ。先週と同様,指揮を担当するのはSub.DM・N兄,サポートはSub.DM・Marippe,指導はSTAFFのYoshiteru君,という陣容で。

HornLine全員を一教室に集めますから,こんな状態になってしまいます。
空気の量から考えると,ffはかなり困難な状況ですが,この時期の音の課題が,細かい部分でのピッチコントロールやハーモニーの理解(自分はハーモニーのどの部分を担当しているか,どのPARTとどんな関係でハーモニーを作っているか,etc・・・)などがメインになってくるため,何とかこの状況でやっているようです。

別の教室では,Perc.出身のドラメ家の指揮&指導でBatteryがセクション中。
みんなちゃんと耳栓をしていますか?

Batteryが練習している教室の隅に,何やら段ボールが積んでありました。
これは来週に迫った関西大会本番用のBattery各楽器のヘッド(太鼓で言えば皮,です)そしてバスドラム用のミュート(ヘッドを押さえて明瞭な響きを出すのに必要!)の山です。
明日から高校2年生が北海道研修旅行に出発するため,高校1年生と残る一般メンバーで自主練が組まれていますが,Battery諸兄はヘッドの貼り替え作業も行います。

13時30分からは場所を校外のグラウンドに移してコンテ練へ。
体育館の中だけで練習していると,館内の響きに耳が惑わされて,音がどうしても弱くなる傾向が出てきます。この季節になると,屋外の練習も一定確保して,響かない場所で一生懸命に吹く機会を作るように計画されています。
ただ,先週のように,雨天になった場合のことを考えると,体育館もしっかり確保しておかねばならないため,年間計画を立てる時,体育館使用申請の結果が帰ってきた時には,STAFFがいろいろと悩むことになります

屋外で練習をしていると,体育館のように響きすぎないため,音のアラがよくわかります。

こちらはM1「Crush」で,重要なメロディを担当しているLow-Brass軍団。
Hold(静止)で動きも音楽も決める,ショウのポイントとなる場面です。

休憩中の風景その1。
PARTごとの細かい調整は,休憩時間の一部を使用して。

休憩風景その2。
Guardも自分たちが一番気になる振付を休憩時間を活用してチェックしています。
これはM1「Crush」で使われるスパナですね。

休憩風景その3。
ドラメーズとSTAFFが次の練習枠でチェックする内容について最後の調整。

M2「Nostalgia」をさらう間,この曲で演奏する楽譜がないBatteryは,隣接したところにマーカー隊が作ってくれた半面フィールドで別メニュー。Sub.DM・菊ちゃんの厳しいチェックを受けているのはM3「Demon God」のBatteryソロですね。

やや足元が心もとないのでやるかどうか議論されましたが,練習の締めくくりにランスルーを実施しました。
特にフロアにべったり横たわる演出がついているGuardは,屋外のグラウンドでは少々やりにくそうですが,何とかうまくごまかして対応してくれました。

全てのフラッグをここまで運ぶことができませんので,持ってこなかったフラッグを使用する部分はエアーで行います。

M2「Nostalgia」も,本来使用するフラッグではなく,練習用に作ったものを使用。長さ&重さがかなり異なるため,練習のためには運び込んだ方がよいのですが・・・。

足元が滑りやすいので危惧をしたのですが,転倒する者もなく,無事にM4「Ashitaka and San」カンパニーフロントまでこぎ着けました。

Guardが最後に使用する“中旗”は,トラックでないと積載不可能なので,こちらも練習用フラッグで代用します。

17時,陽が傾いてにわかに風が肌寒くなりました。
昨日のコーディネイトレッスンで指導していただいた部分を,自分たちなりに消化していくのが今日のテーマでした。屋外で練習することで,自分たちの音についても,いろいろと分かったこともありました。
この成果をぜひ来週の舞洲アリーナで出しきって欲しいものです。

いよいよ関西大会まで残すは前日練習のみとなりました。
明日13日から普通科の高校2年生は北海道研修旅行に出発,帰京するのは16日(木)→大会が迫っているため17日(金)午後から練習合流となります。教育みらい科の2年生は,1月に研修旅行(タイ)を済ませていますが,秋休み期間中はお隣の祥栄小学校で授業実習が行われるため,金曜午前までは高校1年生だけの練習となります。
HornLineはPARTごと,セクションごとのBasicからHornLine合奏へ。先週と同様,指揮を担当するのはSub.DM・N兄,サポートはSub.DM・Marippe,指導はSTAFFのYoshiteru君,という陣容で。

HornLine全員を一教室に集めますから,こんな状態になってしまいます。
空気の量から考えると,ffはかなり困難な状況ですが,この時期の音の課題が,細かい部分でのピッチコントロールやハーモニーの理解(自分はハーモニーのどの部分を担当しているか,どのPARTとどんな関係でハーモニーを作っているか,etc・・・)などがメインになってくるため,何とかこの状況でやっているようです。

別の教室では,Perc.出身のドラメ家の指揮&指導でBatteryがセクション中。
みんなちゃんと耳栓をしていますか?

Batteryが練習している教室の隅に,何やら段ボールが積んでありました。
これは来週に迫った関西大会本番用のBattery各楽器のヘッド(太鼓で言えば皮,です)そしてバスドラム用のミュート(ヘッドを押さえて明瞭な響きを出すのに必要!)の山です。
明日から高校2年生が北海道研修旅行に出発するため,高校1年生と残る一般メンバーで自主練が組まれていますが,Battery諸兄はヘッドの貼り替え作業も行います。

13時30分からは場所を校外のグラウンドに移してコンテ練へ。
体育館の中だけで練習していると,館内の響きに耳が惑わされて,音がどうしても弱くなる傾向が出てきます。この季節になると,屋外の練習も一定確保して,響かない場所で一生懸命に吹く機会を作るように計画されています。
ただ,先週のように,雨天になった場合のことを考えると,体育館もしっかり確保しておかねばならないため,年間計画を立てる時,体育館使用申請の結果が帰ってきた時には,STAFFがいろいろと悩むことになります

屋外で練習をしていると,体育館のように響きすぎないため,音のアラがよくわかります。

こちらはM1「Crush」で,重要なメロディを担当しているLow-Brass軍団。
Hold(静止)で動きも音楽も決める,ショウのポイントとなる場面です。

休憩中の風景その1。
PARTごとの細かい調整は,休憩時間の一部を使用して。

休憩風景その2。
Guardも自分たちが一番気になる振付を休憩時間を活用してチェックしています。
これはM1「Crush」で使われるスパナですね。

休憩風景その3。
ドラメーズとSTAFFが次の練習枠でチェックする内容について最後の調整。

M2「Nostalgia」をさらう間,この曲で演奏する楽譜がないBatteryは,隣接したところにマーカー隊が作ってくれた半面フィールドで別メニュー。Sub.DM・菊ちゃんの厳しいチェックを受けているのはM3「Demon God」のBatteryソロですね。

やや足元が心もとないのでやるかどうか議論されましたが,練習の締めくくりにランスルーを実施しました。
特にフロアにべったり横たわる演出がついているGuardは,屋外のグラウンドでは少々やりにくそうですが,何とかうまくごまかして対応してくれました。

全てのフラッグをここまで運ぶことができませんので,持ってこなかったフラッグを使用する部分はエアーで行います。

M2「Nostalgia」も,本来使用するフラッグではなく,練習用に作ったものを使用。長さ&重さがかなり異なるため,練習のためには運び込んだ方がよいのですが・・・。

足元が滑りやすいので危惧をしたのですが,転倒する者もなく,無事にM4「Ashitaka and San」カンパニーフロントまでこぎ着けました。

Guardが最後に使用する“中旗”は,トラックでないと積載不可能なので,こちらも練習用フラッグで代用します。

17時,陽が傾いてにわかに風が肌寒くなりました。
昨日のコーディネイトレッスンで指導していただいた部分を,自分たちなりに消化していくのが今日のテーマでした。屋外で練習することで,自分たちの音についても,いろいろと分かったこともありました。
この成果をぜひ来週の舞洲アリーナで出しきって欲しいものです。

いよいよ関西大会まで残すは前日練習のみとなりました。
明日13日から普通科の高校2年生は北海道研修旅行に出発,帰京するのは16日(木)→大会が迫っているため17日(金)午後から練習合流となります。教育みらい科の2年生は,1月に研修旅行(タイ)を済ませていますが,秋休み期間中はお隣の祥栄小学校で授業実習が行われるため,金曜午前までは高校1年生だけの練習となります。
関西大会三日前
2008-10-11
いよいよ関西大会まで実日数でもあと一週間となりました。今日はコーディネイトのE先生をお招きして,コンテ・楽譜から細かいテンポ変化,演出まで含む関西大会バージョンの最終確定を行います。
レギュラーシーズン入りした5月から,Instructorの先生方,STAFF,メンバーが多くのやりとりをしながら,みんなで作り上げてきた「ALIVE」です。昨季までとショウ作りのアプローチを大幅に変更し,ここまでの過程の中で全てのSTAFF・メンバーがそれぞれの立場でチーム作り&ショウ作りに関わってきました。そのため今季は最後にお互いがそれぞれの想いを確認するだけなので,“最終確定”なんて大げさな単語はあまり似合わないかもしれません。

レギュラーシーズン入りした5月から,Instructorの先生方,STAFF,メンバーが多くのやりとりをしながら,みんなで作り上げてきた「ALIVE」です。昨季までとショウ作りのアプローチを大幅に変更し,ここまでの過程の中で全てのSTAFF・メンバーがそれぞれの立場でチーム作り&ショウ作りに関わってきました。そのため今季は最後にお互いがそれぞれの想いを確認するだけなので,“最終確定”なんて大げさな単語はあまり似合わないかもしれません。

今日の練習会場は,8月31日以来,久しぶりの南丹市八木町。
あ,そういえば8月の八木練はコンテ読み&習熟がメインテーマで,Pit.人たちはずっと塔南高校で分散練習してましたっけ。とするとPit.人たちが八木町へ来るのは今シーズン初めてのことになりますね。ついでにトラックでPit.楽器を八木町まで輸送するのも初めて,ということですか。

先週までGuardチームが裁断していたGold布,M1ファーストヒットで使用する「森」フラッグのボリューム感をアップさせるために,上縁にあしらうことになっていました。
今日はE先生に加え,Guard InstructorのH先生も指導に来て下さるので,何とか制作が間に合ってよかったです。
さて,こうして近くで見ていても,そう大きな変化がつくようには思えないのですが,これが23本もフィールドで一斉に広がった時のインパクトは,果たしてどうでしょうか?

今日のMMには早めのテンポでのジャズランが組まれているようです。最初の5mを8歩(これが日本のマーチングの標準歩幅で1歩が62.5cmとなります)で歩き,そのまま次の5mを4歩で歩く(走る?それともやっぱり“跳ぶ”という表現でしょうか)というのが今日のメニュー。後半にはジャズラン部分が10mに延長されました。
あぁYukkero,まだ1年生だから無理ないかもしれないけど,ジャズランでカカトから着地するのはやめた方がいいよ。

各セクションのBasicの裏番組で,DM.Sonyさんは今日もホワイトボードに練習予定を書き込み始めました。
しかし,E先生とH先生のご要望や,チェックする優先順位が相談次第で変わっていくはずなので,午後の予定を稠密に組むのは断念,レッスン進行状況に合わせて臨機応変に進めていくことになりました。(世間では成り行きに任せて,とも言うようです)
下半分が真っ白なのは,手を抜いているのではありませんよ。

E先生が到着されるまで,自分たちで先週までの復習と確認。
M1「Legen of Ashitaka」ファーストヒット,フラッグの改変による効果はどうでしょうか?
そうですね,たかが10cmほどのGold帯が加わっただけですが,フラッグの存在感がグッと増したので,よりインパクトがあるように感じました。

M1冒頭は,9月15日のファーストショウから,コンテそのものを描き直していただいてチェンジが入っています。
これはNew M1でフィールド中央に新しく加わったGuardの群れ。静かに,しかし確実に迫ってくる“何か”をダンスとフラッグ1本で表現することにチャレンジしてみました。

E先生は昼休み直前の11:23に八木駅に到着される予定です。コンテ練を抜けて八木駅にお迎えツアー。(といっても5分ほどですが・・・)
ここへ来るのも8月以来ですが,いつも変わらない,ゆったりと時間が流れる駅前風景に,なぜか少しホッとした心地になります。かなり離れているにも関わらず,風の加減でフッと「Demon God」が聞こえたりするので,その時の違和感というか・・・不思議な感覚がたまりません。

午前中,Pit.人たちは第二会議室でセクション練習を続けています。
ひょいと覗いてみると,ハギ先生がなにやら作業中。「これは何かネタになるかも?!」とさっそく中へ。フム,これは余っているゴング(つり下がっていた本体はひび割れが入って昇天しました)のスタンドですね。で,これがトタン板,と。これをつり下げて楽器にしてしまおうということのようです。

午後からはPit.もアリーナでの練習に合流。フロア保護のためにシートを敷くのですが,そこらをウロウロしていると,また何か変わった物を発見。これは自動車のブレーキディスクですか。でっかいバネは? なるほどトラックのサスペンションに使われているバネですね。ほう,Pit.人Kaoriさんの知人から入手したんですか。
Pit.を育てていく上では,人脈も重要な要素になるようですね。

あれ?先ほどのトタン板はどこへいったのでしょう?
尋ねてみると,どうやら叩いたときの音色が期待していたものとは若干雰囲気が違ったため,「保留」となっているようです。
ブレーキディスク&バネは無事に採用されたようで,ハギ先生自らスタンドをセットして装着作業中。

それにしても自動車のブレーキディスクがこんなに重い物とは知りませんでした。かくしてブレーキディスクとバネが今日からPit.楽器に仲間入り。
ところが,Pit.人たちがカナヅチで思いっきり叩いても,バンドがffで演奏していると,意外に目立たないような気が・・・(. .;)


最終確定,いや確認は,まず合奏からアプローチします。
まず合奏の中でショウの音楽をしっかり理解し,音楽が醸し出す「雰囲気」を感じとってから,それをフィールドを動きながら再現するように努力する,という形で進みます。
ハギ先生はPit.に新たに組み込んだ楽器のバランスや叩く位置(装着する楽器と叩く担当者)を「ここか?あそこか?」と試行錯誤に躍起になっております。

関西大会では,入場ラインから踏み込んで演技→退場ラインから最後の一人が出るまでを計時します。規定されている制限時間は10分間。
一人一人が自分の楽器を持っているHornLine&Batteryはともかく,何種類ものフラッグや手具を,フィールドに入っていく位置にセットしておかなければならないGuardや,大きな鍵盤楽器をいくつも運び込まねばならないPit.は大変です。
そこで毎年,大会前にハギ先生の監督・指示のもと,時間を確保して全員で入場と退場の練習を行います。
これが始まると,大会前気分が一気に盛り上がります。

入退場練習を済ませたので,今日のランスルーは(ハギ先生の言によれば)「軽~く入場付」で行いました。
サイド方向が30m強なので,実際の入場より距離的に短くなります。しかし,「入場」が審査されるわけではなくても,入場→Setting→そして始まるのが“大会演技”ですから,この段階を踏んでランスルーを始めるのも,大切な練習となります。

ランスルーのタイムは7分49秒台後半。今日のレッスンで変更になったテンポなどは,まだメンバー全員に浸透しきっていないところもありました。ただ,ショウ全体の安定感は,次第に感じとれるようになってきているので,あと二回の練習の中で,しっかり自分たちのものにしていって欲しいと思います。

これまであまり詳しく取り上げる機会がなかったのですが,「ALIVE」のBatteryソロは,例年以上にBatteryとGuardが有機的に絡んでいます。これはマルチテナードラムのソロとライフル隊の絡みのシーン。

ところでハギ先生,今日のレッスンのご感想は?
「いやぁ,E先生とご相談するよりも,あれがハズれた,これがどうした,と工具箱抱えて一日中走り回ったことしか,はっきりした記憶が・・・」
ご苦労様でした。でもPit.に完成の文字はありませんから,ハギ先生の挑戦(そして調整)は,舞洲アリーナでメンバーたちが入場ラインを越えるまで続くことでしょう。
練習終了は19時40分。今日もたくさん応援に来てくださったSupporterの皆さんありがとうございました。
明日はまた塔南高校→屋外グラウンドコンテ練の一日となります。
あ,そういえば8月の八木練はコンテ読み&習熟がメインテーマで,Pit.人たちはずっと塔南高校で分散練習してましたっけ。とするとPit.人たちが八木町へ来るのは今シーズン初めてのことになりますね。ついでにトラックでPit.楽器を八木町まで輸送するのも初めて,ということですか。

先週までGuardチームが裁断していたGold布,M1ファーストヒットで使用する「森」フラッグのボリューム感をアップさせるために,上縁にあしらうことになっていました。
今日はE先生に加え,Guard InstructorのH先生も指導に来て下さるので,何とか制作が間に合ってよかったです。
さて,こうして近くで見ていても,そう大きな変化がつくようには思えないのですが,これが23本もフィールドで一斉に広がった時のインパクトは,果たしてどうでしょうか?

今日のMMには早めのテンポでのジャズランが組まれているようです。最初の5mを8歩(これが日本のマーチングの標準歩幅で1歩が62.5cmとなります)で歩き,そのまま次の5mを4歩で歩く(走る?それともやっぱり“跳ぶ”という表現でしょうか)というのが今日のメニュー。後半にはジャズラン部分が10mに延長されました。
あぁYukkero,まだ1年生だから無理ないかもしれないけど,ジャズランでカカトから着地するのはやめた方がいいよ。

各セクションのBasicの裏番組で,DM.Sonyさんは今日もホワイトボードに練習予定を書き込み始めました。
しかし,E先生とH先生のご要望や,チェックする優先順位が相談次第で変わっていくはずなので,午後の予定を稠密に組むのは断念,レッスン進行状況に合わせて臨機応変に進めていくことになりました。(世間では成り行きに任せて,とも言うようです)
下半分が真っ白なのは,手を抜いているのではありませんよ。

E先生が到着されるまで,自分たちで先週までの復習と確認。
M1「Legen of Ashitaka」ファーストヒット,フラッグの改変による効果はどうでしょうか?
そうですね,たかが10cmほどのGold帯が加わっただけですが,フラッグの存在感がグッと増したので,よりインパクトがあるように感じました。

M1冒頭は,9月15日のファーストショウから,コンテそのものを描き直していただいてチェンジが入っています。
これはNew M1でフィールド中央に新しく加わったGuardの群れ。静かに,しかし確実に迫ってくる“何か”をダンスとフラッグ1本で表現することにチャレンジしてみました。

E先生は昼休み直前の11:23に八木駅に到着される予定です。コンテ練を抜けて八木駅にお迎えツアー。(といっても5分ほどですが・・・)
ここへ来るのも8月以来ですが,いつも変わらない,ゆったりと時間が流れる駅前風景に,なぜか少しホッとした心地になります。かなり離れているにも関わらず,風の加減でフッと「Demon God」が聞こえたりするので,その時の違和感というか・・・不思議な感覚がたまりません。

午前中,Pit.人たちは第二会議室でセクション練習を続けています。
ひょいと覗いてみると,ハギ先生がなにやら作業中。「これは何かネタになるかも?!」とさっそく中へ。フム,これは余っているゴング(つり下がっていた本体はひび割れが入って昇天しました)のスタンドですね。で,これがトタン板,と。これをつり下げて楽器にしてしまおうということのようです。

午後からはPit.もアリーナでの練習に合流。フロア保護のためにシートを敷くのですが,そこらをウロウロしていると,また何か変わった物を発見。これは自動車のブレーキディスクですか。でっかいバネは? なるほどトラックのサスペンションに使われているバネですね。ほう,Pit.人Kaoriさんの知人から入手したんですか。
Pit.を育てていく上では,人脈も重要な要素になるようですね。

あれ?先ほどのトタン板はどこへいったのでしょう?
尋ねてみると,どうやら叩いたときの音色が期待していたものとは若干雰囲気が違ったため,「保留」となっているようです。
ブレーキディスク&バネは無事に採用されたようで,ハギ先生自らスタンドをセットして装着作業中。

それにしても自動車のブレーキディスクがこんなに重い物とは知りませんでした。かくしてブレーキディスクとバネが今日からPit.楽器に仲間入り。
ところが,Pit.人たちがカナヅチで思いっきり叩いても,バンドがffで演奏していると,意外に目立たないような気が・・・(. .;)


最終確定,いや確認は,まず合奏からアプローチします。
まず合奏の中でショウの音楽をしっかり理解し,音楽が醸し出す「雰囲気」を感じとってから,それをフィールドを動きながら再現するように努力する,という形で進みます。
ハギ先生はPit.に新たに組み込んだ楽器のバランスや叩く位置(装着する楽器と叩く担当者)を「ここか?あそこか?」と試行錯誤に躍起になっております。

関西大会では,入場ラインから踏み込んで演技→退場ラインから最後の一人が出るまでを計時します。規定されている制限時間は10分間。
一人一人が自分の楽器を持っているHornLine&Batteryはともかく,何種類ものフラッグや手具を,フィールドに入っていく位置にセットしておかなければならないGuardや,大きな鍵盤楽器をいくつも運び込まねばならないPit.は大変です。
そこで毎年,大会前にハギ先生の監督・指示のもと,時間を確保して全員で入場と退場の練習を行います。
これが始まると,大会前気分が一気に盛り上がります。

入退場練習を済ませたので,今日のランスルーは(ハギ先生の言によれば)「軽~く入場付」で行いました。
サイド方向が30m強なので,実際の入場より距離的に短くなります。しかし,「入場」が審査されるわけではなくても,入場→Setting→そして始まるのが“大会演技”ですから,この段階を踏んでランスルーを始めるのも,大切な練習となります。

ランスルーのタイムは7分49秒台後半。今日のレッスンで変更になったテンポなどは,まだメンバー全員に浸透しきっていないところもありました。ただ,ショウ全体の安定感は,次第に感じとれるようになってきているので,あと二回の練習の中で,しっかり自分たちのものにしていって欲しいと思います。

これまであまり詳しく取り上げる機会がなかったのですが,「ALIVE」のBatteryソロは,例年以上にBatteryとGuardが有機的に絡んでいます。これはマルチテナードラムのソロとライフル隊の絡みのシーン。

ところでハギ先生,今日のレッスンのご感想は?
「いやぁ,E先生とご相談するよりも,あれがハズれた,これがどうした,と工具箱抱えて一日中走り回ったことしか,はっきりした記憶が・・・」
ご苦労様でした。でもPit.に完成の文字はありませんから,ハギ先生の挑戦(そして調整)は,舞洲アリーナでメンバーたちが入場ラインを越えるまで続くことでしょう。
練習終了は19時40分。今日もたくさん応援に来てくださったSupporterの皆さんありがとうございました。
明日はまた塔南高校→屋外グラウンドコンテ練の一日となります。
関西大会四日前
2008-10-05
今日はBattery Instructor A先生をお招きして,Battery&Pit.を中心にいろいろとショウをチェックしていただきました。
野球部が近畿大会出場をかけて京都府秋季大会3位決定戦に臨んでいるため,空いているグラウンドを使ってコンテも見ていただく予定でしたが,あいにくの雨模様。残念ながら?今日は一日,サウンド面をじっくりと磨く練習メニューとなりました。
関西大会までの残る三日間は,体育館二日+校外グラウンド一日(雨天ならサウンドの日になりますが)という予定で,もしかすると音だけを追求できるのは,今日が最後になるかもしれません。

野球部が近畿大会出場をかけて京都府秋季大会3位決定戦に臨んでいるため,空いているグラウンドを使ってコンテも見ていただく予定でしたが,あいにくの雨模様。残念ながら?今日は一日,サウンド面をじっくりと磨く練習メニューとなりました。
関西大会までの残る三日間は,体育館二日+校外グラウンド一日(雨天ならサウンドの日になりますが)という予定で,もしかすると音だけを追求できるのは,今日が最後になるかもしれません。

雨天のおかげ?で,かなり余裕を持ってPART練習時間を確保することができました。
そこで各PARTリーダーがいろいろと工夫して,パートの枠を越えてショウの中で合わせておきたい部分を,いろいろな集まりで練習する機会を作っています。
ここはA.Sax・Clarinet・TpにHrですか。どうやらM2「Nostalgia」のメロディパートで集まって,フレーズ感の統一などに取り組んでいるようです。

1Fの第一会議室では,フラッグポールの補修にGSC(Gryphons Supporter Club)の方々が取り組んで下さっています。昨日の体育館でも作業をしていただいたのですが,対象本数が23本と多く,一日では全てを補修することができませんでした。
そこで,今日も学校へ出向いて作業をして下さっています。ありがとうございました。

校内で練習する時は,各教室の黒板にPARTリーダーが予定を書き出すため,いつものホワイトボードは出番がありません。
これはSub.DM・N兄がミニ・ホワイトボード(合宿の時にも一度登場してましたっけ)で,11時30分の旧体育館使用(ガードの昼休みに旧体育館を使う)時間から終了までの流れを書き込んだもの。なるほど,最後には合奏ですね。了解いたしました。

11時30分,HornLineメンバーが(Battery&Pit.はA先生のレッスン中)旧体育館に集合します。ストレッチはPARTごとに済ませてくることになっているので,トレーニングから。
関西大会直前の最後の仕上げ段階,ということでストレッチリーダーN兄としては,トレーニングメニューも一段ギアシフトしたようですね。
「シェイプアップ」と呼ばれているこのメニュー,メトロノームのリズムに合わせて両手両足を閉じたり開いたりしてジャンプするというものです。たぶん心肺能力強化用でしょうが,今日回数が一気に2倍になり,指示を聞いたメンバーの間からも思わずざわめきが・・・。

さすがに全員2倍回数をこなせたものの,終わってからしばらくは水揚げされた魚状態の者がゴロゴロという状態。いきなり2倍だからキツかったのかな・・・。
『シェイプアップがいつもの2倍の100回だった。最初は無理って思っていたけれど,50回をこえたら,けっこうなれてきて楽だった。』(Low-Brass1年生)

トレーニングの次はMM(基本動作練)に。今日はRM(リアマーチ=後進)のみという思い切った構成。ただメトロノームのテンポがどんどん速くなっていくことになっていて,この時期にやはりMMメニューも一段ギアが上がった印象。
『テンポはどんどん上がっていくから,どうしていいのかが分からなくなってかなりパニくった』(Low-Brass1年生)
テンポ140ぐらいまでは,1年生もそこそこキレイに動けている者が多かったのですが,150→160→170→180と,テンポが速くなっていくにつれ,オタオタ・バタバタしてしまう者が増えていきます。
これもショウの中で使われるテンポを楽に動けるようになるためのメニューですから,これからしっかりテンポに対応できる力を身につけていきましょう。

トレーニングとMMでがんばった後は昼休み。
午後からは再び音の練習に戻ります。音楽室では,午前中BatteryをレッスンしていただいたA先生に,Pit.を加えたPercussion全体練を見ていただきました。

ふと見るとMarimbaの間に何やら見慣れないものが鎮座していました。これは工事現場などでよく見かける,いわゆる「一輪車」ですよね?
ほんで鎖と熊手? 何か壊れたわけじゃなさそうだし・・・。
ハギ先生によると,一輪車の車体?を熊手でこすったり(説明されているだけで背中がゾクゾクっ(>_<)としました→個人的に黒板をひっかく音は大嫌いです)鎖をガラガラ動かしたりして,M1後半「Crush」で表現したい“文明の効果音”として使うそうです。
う~~ん・・・舞洲アリーナに一輪車押して入場する情景はあまり想像したくありませんが,どんなものでも叩けば楽器になる,ということですね・・・。

Battery&Pit.がA先生レッスンを受けている間,HornLineも一堂に会してセクション合奏。多少欠席者がいるとはいえ,この人数が教室に集合すると,かなりの人口密度になりますね。DM.Sonyさんは音楽室で指揮を担当しているため,HornLineセクションは最近メキメキと実力を伸ばしているSub.DM・N兄が担当。指導はSTAFF・Yoshiteru君です。

16時よりバンド全セクションが旧体育館に集まり,久しぶりの合奏。
こういう形で最後に合奏したのは,ファーストショウ当日でしたっけ。もう2週間以上たっていることになります。
A先生にも合奏を聴いていただき,Battery&Pit.をメインに,いろいろとご指導をいただきました。

申し訳ありませんが,Guardには旧体育館の6割を譲ってもらいました。
残ったスペースを使って,GuardたちはM1フラッグボリュームアップに使うGold布裁断の続きや,M1冒頭ダンスの復習などにがんばっていました。

合奏(そして今日の練習)の締めくくりはミュージックランスルー(全曲通し)を。
来週,関西大会直前・最後の調整にレッスンをお願いしているE先生に,事前に現状を把握しておいていただくため,録音をすることになりました。担当を任されたのはICレコーダーを持参していたSub.DM・N兄。
「もし録音し損ねたら・・・わかってるね(-_^:)」とDM.Sonyさんにジロリとにらまれてメンバーよりも緊張してしまいました。録音中もモニターしながら真剣な表情。

Sub.DM・N兄が超真剣に録音に取り組んだおかげで無事に成功しました。タイムは7分49秒58。さすがDM.Sonyさんの方がテンポキープには「一日の長」がある,ということでしょうか。
さて,大会前日を除けば,次の週末が最後の練習となります。いよいよ今季ショウ「ALIVE」に対するGryメンバー&STAFF全員の努力が,その真価を問われる日が近づいてきました。ワクワクすると同時に,ドキドキします。
まずはその日まで「人事を尽くす」ことだけを考えていたいと思う,今日この頃です。
そこで各PARTリーダーがいろいろと工夫して,パートの枠を越えてショウの中で合わせておきたい部分を,いろいろな集まりで練習する機会を作っています。
ここはA.Sax・Clarinet・TpにHrですか。どうやらM2「Nostalgia」のメロディパートで集まって,フレーズ感の統一などに取り組んでいるようです。

1Fの第一会議室では,フラッグポールの補修にGSC(Gryphons Supporter Club)の方々が取り組んで下さっています。昨日の体育館でも作業をしていただいたのですが,対象本数が23本と多く,一日では全てを補修することができませんでした。
そこで,今日も学校へ出向いて作業をして下さっています。ありがとうございました。

校内で練習する時は,各教室の黒板にPARTリーダーが予定を書き出すため,いつものホワイトボードは出番がありません。
これはSub.DM・N兄がミニ・ホワイトボード(合宿の時にも一度登場してましたっけ)で,11時30分の旧体育館使用(ガードの昼休みに旧体育館を使う)時間から終了までの流れを書き込んだもの。なるほど,最後には合奏ですね。了解いたしました。

11時30分,HornLineメンバーが(Battery&Pit.はA先生のレッスン中)旧体育館に集合します。ストレッチはPARTごとに済ませてくることになっているので,トレーニングから。
関西大会直前の最後の仕上げ段階,ということでストレッチリーダーN兄としては,トレーニングメニューも一段ギアシフトしたようですね。
「シェイプアップ」と呼ばれているこのメニュー,メトロノームのリズムに合わせて両手両足を閉じたり開いたりしてジャンプするというものです。たぶん心肺能力強化用でしょうが,今日回数が一気に2倍になり,指示を聞いたメンバーの間からも思わずざわめきが・・・。

さすがに全員2倍回数をこなせたものの,終わってからしばらくは水揚げされた魚状態の者がゴロゴロという状態。いきなり2倍だからキツかったのかな・・・。
『シェイプアップがいつもの2倍の100回だった。最初は無理って思っていたけれど,50回をこえたら,けっこうなれてきて楽だった。』(Low-Brass1年生)

トレーニングの次はMM(基本動作練)に。今日はRM(リアマーチ=後進)のみという思い切った構成。ただメトロノームのテンポがどんどん速くなっていくことになっていて,この時期にやはりMMメニューも一段ギアが上がった印象。
『テンポはどんどん上がっていくから,どうしていいのかが分からなくなってかなりパニくった』(Low-Brass1年生)
テンポ140ぐらいまでは,1年生もそこそこキレイに動けている者が多かったのですが,150→160→170→180と,テンポが速くなっていくにつれ,オタオタ・バタバタしてしまう者が増えていきます。
これもショウの中で使われるテンポを楽に動けるようになるためのメニューですから,これからしっかりテンポに対応できる力を身につけていきましょう。

トレーニングとMMでがんばった後は昼休み。
午後からは再び音の練習に戻ります。音楽室では,午前中BatteryをレッスンしていただいたA先生に,Pit.を加えたPercussion全体練を見ていただきました。

ふと見るとMarimbaの間に何やら見慣れないものが鎮座していました。これは工事現場などでよく見かける,いわゆる「一輪車」ですよね?
ほんで鎖と熊手? 何か壊れたわけじゃなさそうだし・・・。
ハギ先生によると,一輪車の車体?を熊手でこすったり(説明されているだけで背中がゾクゾクっ(>_<)としました→個人的に黒板をひっかく音は大嫌いです)鎖をガラガラ動かしたりして,M1後半「Crush」で表現したい“文明の効果音”として使うそうです。
う~~ん・・・舞洲アリーナに一輪車押して入場する情景はあまり想像したくありませんが,どんなものでも叩けば楽器になる,ということですね・・・。

Battery&Pit.がA先生レッスンを受けている間,HornLineも一堂に会してセクション合奏。多少欠席者がいるとはいえ,この人数が教室に集合すると,かなりの人口密度になりますね。DM.Sonyさんは音楽室で指揮を担当しているため,HornLineセクションは最近メキメキと実力を伸ばしているSub.DM・N兄が担当。指導はSTAFF・Yoshiteru君です。

16時よりバンド全セクションが旧体育館に集まり,久しぶりの合奏。
こういう形で最後に合奏したのは,ファーストショウ当日でしたっけ。もう2週間以上たっていることになります。
A先生にも合奏を聴いていただき,Battery&Pit.をメインに,いろいろとご指導をいただきました。

申し訳ありませんが,Guardには旧体育館の6割を譲ってもらいました。
残ったスペースを使って,GuardたちはM1フラッグボリュームアップに使うGold布裁断の続きや,M1冒頭ダンスの復習などにがんばっていました。

合奏(そして今日の練習)の締めくくりはミュージックランスルー(全曲通し)を。
来週,関西大会直前・最後の調整にレッスンをお願いしているE先生に,事前に現状を把握しておいていただくため,録音をすることになりました。担当を任されたのはICレコーダーを持参していたSub.DM・N兄。
「もし録音し損ねたら・・・わかってるね(-_^:)」とDM.Sonyさんにジロリとにらまれてメンバーよりも緊張してしまいました。録音中もモニターしながら真剣な表情。

Sub.DM・N兄が超真剣に録音に取り組んだおかげで無事に成功しました。タイムは7分49秒58。さすがDM.Sonyさんの方がテンポキープには「一日の長」がある,ということでしょうか。
さて,大会前日を除けば,次の週末が最後の練習となります。いよいよ今季ショウ「ALIVE」に対するGryメンバー&STAFF全員の努力が,その真価を問われる日が近づいてきました。ワクワクすると同時に,ドキドキします。
まずはその日まで「人事を尽くす」ことだけを考えていたいと思う,今日この頃です。
関西大会五日前
2008-10-04
塔南高校第2ターム末テストが終了したところで,気がつけばすでに10月。顧問は採点&成績処理にこれから追い立てられるのですが,関西大会まで実日数でも2週間となりました。
今季のショウ「ALIVE」は,楽譜的にもコンテ的にも昨季ショウよりもグレードアップを図っていますが,練習日程的には逆に1週間早まっています。マーチングが初めてという高校1年生も含めて,メンバー諸君は実によくがんばって「ALIVE」にチャレンジしてくれていますが,果たして関西大会にどこまでクォリティを上げていけるのか?
STAFFにとっては胃の痛む想いで見守る時期が今季もやってきました。

今季のショウ「ALIVE」は,楽譜的にもコンテ的にも昨季ショウよりもグレードアップを図っていますが,練習日程的には逆に1週間早まっています。マーチングが初めてという高校1年生も含めて,メンバー諸君は実によくがんばって「ALIVE」にチャレンジしてくれていますが,果たして関西大会にどこまでクォリティを上げていけるのか?
STAFFにとっては胃の痛む想いで見守る時期が今季もやってきました。

今日,ドラメ家のお二人はGryphons初代団長氏の結婚式出席のため,お休み。
ホワイトボードにスケジュールを書き込むのはBrass STAFFであり旧ナイス・ソリストことヤタオ氏。Sub.DM・Marippeにサポートしてもらいながら,「いやぁ,これ書くの初めてです。読めるかなぁ」なんてぼやいておいででした。

はい,これがヤタオ氏のホワイトボード・デビュー作。ちゃんと書けていると思いますが?!
「一歩,一音を大切にしていきましょう」なんて,良いお言葉です。
ところで,途中から文字色が黒から青に変わるのには,何か意味があるのでしょうか?

ヤタオ氏がホワイトボードを前にタラタラ脂汗を流しておられる傍らでは,ハギハラ工房が工具箱を広げて作業の真っ最中。納品されたバスドラム用のクラッシャー(ガチャンガチャンという効果音を入れるための金属製小物楽器)を装着する準備作業中です。

「ちょっとごめん・・・」
MM中のBD1年生Kotokoを捕まえて,実際にうまく装着できるかどうか,念入りにチェック。そうですね,こんな代物がショウの間にはずれたら,とんでもない音は鳴るわ,ガラガラ転がって危ないわで,かなり周囲に迷惑ふりまくはずですから,しっかりお願いします。

このクラッシャーは(“鉄十字”型とでもいうのでしょうか?) ちょっとおもしろい形状です。たかはしTはウン十年ほど前にドイツ軍戦車のプラモデル(TAMIYA製!)をよく作ったものですが,たしかこんな形状のマークが付いていたように思います。世の中にはいろんな楽器があるもんなんですねぇ・・・。
ところで,「楽器として演奏する目的以外は,絶対に使用しないで下さい」って「注意/警告」にデカデカと書いてありますが,さて,どんな風に使用する人がいたんでしょうか?(^◇^;)

ハギハラ工房の手腕で無事に装着完了。
2番BD・Yukaがお休みなので4本だけですが,とりあえず装着後の勇姿をネタに,ということでBD隊のみんなに協力していただきました。

今日はGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんが,フラッグ補修作業のために集まって下さいました。
メンバーとSTAFFがアリーナで奮闘している間,ロビーでも一日かけて,M2「Nostalgia」でGuardが使用する(全部で23本ある)ギミック付の特製フラッグポールの補修&調整に,ミシンを何台か持ち込んで取り組んでいただきました。
ありがとうございました。
メンバー諸君,感謝の気持ちはしっかり練習に取り組んで,クォリティの高いショウをお見せすることで!

また,M3「Demon God」ラスト,文明と自然がせめぎ合い,全てが破壊し尽くされるというシーンで,Guardの一部メンバーが使用する手具に,さらなる演出効果を狙って機材を仕込む作業を,こちらでも黙々と進めてくださっています。こちらは全部で8×2セットですが,基盤を小加工する必要があるので,ハンダごて片手に奮闘していただいています。

アリーナでは,ハギハラ工房も負けじと営業中。
どうやら今度は,Glockenのケースが崩壊したようですね。スタンドの一部として一体化している関係で,工具箱を動員していったんバラした後,マーカー隊の袋から赤ガムテープを徴発して,とりあえず応急修理を進めている模様です。

M1「Legend of Ashitaka」のコンテチェンジ,最大の変更点は冒頭フィールドいっぱいに散っていたGuardを,バンドの中央に集めたこと。
周囲をバンドが取り巻く真ん中に,Guardが密集してダンスをします。広いフィールド全体を使って踊るのも,かなりおもしろいシーンだったのですが,こうして中央に集結してダンスをすると,迫力がグッと増したように感じました。得体の知れない「森の奥深さ」みたいな印象が強まって,なかなか良い感じです。

休憩時も指揮台から降りずにスコアを復習するSub.DM・N兄。
たしか去年の合宿最終日,DM.Sonyさんが下山してから,初めてコンテ練で指揮した時も,こんな感じでしたよね。

練習の締めくくりはNewバージョンのM1冒頭を含んだ「ALIVE」再改訂版初めてのランスルー。
ただし,指揮するのはSub.DM・N兄と同じくSub.DMのMarippeのお二人。
N兄曰く「参考値で」とされたショウ・タイムは7分56秒。ちょっと苦しいですね。
全体の演技の長さがどうこうではなく,やはりバンドも含めたテンポ感の問題でしょう。
現状のままでも「出入り含めて10分以内」という関西大会規定は,余裕を持ってクリアできるはずですが,「実演奏時間が8分以内」というのが全国大会の規定。
まずは関西大会が一つの壁とはいえ,せめてあと10秒短縮して,全国レベルでの規定を安全圏でクリアすることを何とか目指していきたいところです。

今日はBrass Instructorも兼ねるデザイナーM先生をお招きしてのレッスン日でもありました。ファーストショウのDVDはあらかじめ送付してありますが,ファーストショウを踏まえて,これから関西大会までに何を修正し,何を重点的にクォリティアップを図るか? STAFFは悩ましい日々が続きます。
明日はBattery Instructorをメインに,ショウや運営全般でアドバイスをいただいているA先生のレッスン。今日の練習とM1冒頭チェンジの印象をもとに,天気さえ回復していればコンテの中でのサウンドとバランスチェックを目的にレッスンをしていただく予定です。
ご指導いただいているInstructorの先生方が一堂に会する,Gryでいうところの「全講師レッスン」は,近年次第に日程調整が難しくなりつつありますが,コミュニケーションを密にして補っていきたいと思います。
ホワイトボードにスケジュールを書き込むのはBrass STAFFであり旧ナイス・ソリストことヤタオ氏。Sub.DM・Marippeにサポートしてもらいながら,「いやぁ,これ書くの初めてです。読めるかなぁ」なんてぼやいておいででした。

はい,これがヤタオ氏のホワイトボード・デビュー作。ちゃんと書けていると思いますが?!
「一歩,一音を大切にしていきましょう」なんて,良いお言葉です。
ところで,途中から文字色が黒から青に変わるのには,何か意味があるのでしょうか?

ヤタオ氏がホワイトボードを前にタラタラ脂汗を流しておられる傍らでは,ハギハラ工房が工具箱を広げて作業の真っ最中。納品されたバスドラム用のクラッシャー(ガチャンガチャンという効果音を入れるための金属製小物楽器)を装着する準備作業中です。

「ちょっとごめん・・・」
MM中のBD1年生Kotokoを捕まえて,実際にうまく装着できるかどうか,念入りにチェック。そうですね,こんな代物がショウの間にはずれたら,とんでもない音は鳴るわ,ガラガラ転がって危ないわで,かなり周囲に迷惑ふりまくはずですから,しっかりお願いします。

このクラッシャーは(“鉄十字”型とでもいうのでしょうか?) ちょっとおもしろい形状です。たかはしTはウン十年ほど前にドイツ軍戦車のプラモデル(TAMIYA製!)をよく作ったものですが,たしかこんな形状のマークが付いていたように思います。世の中にはいろんな楽器があるもんなんですねぇ・・・。
ところで,「楽器として演奏する目的以外は,絶対に使用しないで下さい」って「注意/警告」にデカデカと書いてありますが,さて,どんな風に使用する人がいたんでしょうか?(^◇^;)

ハギハラ工房の手腕で無事に装着完了。
2番BD・Yukaがお休みなので4本だけですが,とりあえず装着後の勇姿をネタに,ということでBD隊のみんなに協力していただきました。

今日はGSC(Gryphons Supporter Club)の皆さんが,フラッグ補修作業のために集まって下さいました。
メンバーとSTAFFがアリーナで奮闘している間,ロビーでも一日かけて,M2「Nostalgia」でGuardが使用する(全部で23本ある)ギミック付の特製フラッグポールの補修&調整に,ミシンを何台か持ち込んで取り組んでいただきました。
ありがとうございました。
メンバー諸君,感謝の気持ちはしっかり練習に取り組んで,クォリティの高いショウをお見せすることで!

また,M3「Demon God」ラスト,文明と自然がせめぎ合い,全てが破壊し尽くされるというシーンで,Guardの一部メンバーが使用する手具に,さらなる演出効果を狙って機材を仕込む作業を,こちらでも黙々と進めてくださっています。こちらは全部で8×2セットですが,基盤を小加工する必要があるので,ハンダごて片手に奮闘していただいています。

アリーナでは,ハギハラ工房も負けじと営業中。
どうやら今度は,Glockenのケースが崩壊したようですね。スタンドの一部として一体化している関係で,工具箱を動員していったんバラした後,マーカー隊の袋から赤ガムテープを徴発して,とりあえず応急修理を進めている模様です。

M1「Legend of Ashitaka」のコンテチェンジ,最大の変更点は冒頭フィールドいっぱいに散っていたGuardを,バンドの中央に集めたこと。
周囲をバンドが取り巻く真ん中に,Guardが密集してダンスをします。広いフィールド全体を使って踊るのも,かなりおもしろいシーンだったのですが,こうして中央に集結してダンスをすると,迫力がグッと増したように感じました。得体の知れない「森の奥深さ」みたいな印象が強まって,なかなか良い感じです。

休憩時も指揮台から降りずにスコアを復習するSub.DM・N兄。
たしか去年の合宿最終日,DM.Sonyさんが下山してから,初めてコンテ練で指揮した時も,こんな感じでしたよね。

練習の締めくくりはNewバージョンのM1冒頭を含んだ「ALIVE」再改訂版初めてのランスルー。
ただし,指揮するのはSub.DM・N兄と同じくSub.DMのMarippeのお二人。
N兄曰く「参考値で」とされたショウ・タイムは7分56秒。ちょっと苦しいですね。
全体の演技の長さがどうこうではなく,やはりバンドも含めたテンポ感の問題でしょう。
現状のままでも「出入り含めて10分以内」という関西大会規定は,余裕を持ってクリアできるはずですが,「実演奏時間が8分以内」というのが全国大会の規定。
まずは関西大会が一つの壁とはいえ,せめてあと10秒短縮して,全国レベルでの規定を安全圏でクリアすることを何とか目指していきたいところです。

今日はBrass Instructorも兼ねるデザイナーM先生をお招きしてのレッスン日でもありました。ファーストショウのDVDはあらかじめ送付してありますが,ファーストショウを踏まえて,これから関西大会までに何を修正し,何を重点的にクォリティアップを図るか? STAFFは悩ましい日々が続きます。
明日はBattery Instructorをメインに,ショウや運営全般でアドバイスをいただいているA先生のレッスン。今日の練習とM1冒頭チェンジの印象をもとに,天気さえ回復していればコンテの中でのサウンドとバランスチェックを目的にレッスンをしていただく予定です。
ご指導いただいているInstructorの先生方が一堂に会する,Gryでいうところの「全講師レッスン」は,近年次第に日程調整が難しくなりつつありますが,コミュニケーションを密にして補っていきたいと思います。
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