Brassレッスンの日
2008-05-18
5月27日から塔南高校1タームテストが始まるため,試験前にあるGry練習は今週だけ。
次回は6月1日となります。今季メンバー募集期限が5月末日までに設定されているため,見学ご希望の方は,この日がラストチャンスとなってしまいました。
期限の設定について,もう少し熟慮すべきだったかもしれません。(来季の課題,とします)
今日はBrassインストラクターのM先生をお迎えしての練習。高校1年生を含むGry2008 Brassセクションの状況を見極めていただき,今季の目標と課題を設定することになります。

次回は6月1日となります。今季メンバー募集期限が5月末日までに設定されているため,見学ご希望の方は,この日がラストチャンスとなってしまいました。
期限の設定について,もう少し熟慮すべきだったかもしれません。(来季の課題,とします)
今日はBrassインストラクターのM先生をお迎えしての練習。高校1年生を含むGry2008 Brassセクションの状況を見極めていただき,今季の目標と課題を設定することになります。

Gry全体としての本格的なMM練習はやっと3回目。
コンテ入りまでの練習日数を計算して,ストリー(Stretchリーダー)諸君がスケジュールを組んでいます。回を重ねるごとに,新しいメニューやチェックポイントがどんどん加わっていき,7月までに最低限コンテの中で動くことができる程度に,が目標です。
(もちろん,個人差がありますので,せめて理論面だけでも,だそうです)
一歩目を踏み出した瞬間でフリーズして,さて,爪先は? 重心は?

今季もこの時期はフォワード(前進)までしか取り組んでいません。本格的にマーチするのが初めての高校1年生たちにとっては,それでもかなりいっぱいいっぱいでしょう。
どこを意識して,どういう姿勢が美しいか,まずはそこをつかんでもらえれば,コンテに入ってから9月のファーストショウまでの練習で,グングンと成長できるはずです。
とはいえ,フォワードに関しては,そろそろ上級生&一般リピーターとあまり見分けがつきにくくなってきました。楽器を持ってどうか,音を出してどうか,まだハードルがいくつかありますが,がんばっています。

まずはウォームアップとMBP(Marching Brass Practice=金管楽器基本練習)から。指揮はSub.DMのN兄です。
18日現在のBrass編成はTp17名・Hr11名・Bar12名・Eup3名・Tub8名の計51名。うち14名が高校1年生ですが,MBPメニューは現役高校生だけで毎日同じメニューを練習しているので,二週間たつと(楽器初心者にはまだエアーでしか参加できないメニューは残りますが)何とか上級生や一般メンバーにもついてきているようです。
昨季は「ピッチ」をテーマに,セクションとして音程をしっかりそろえていくことが目標でしたが,今季はさらに一歩進めて「ブレンド」=音を合わせてしっかり溶け合わせることを目標にしていくことになりました。

MBPの後は,各PART単位のレッスンへ。
原点からしっかり確認をしていこう,とまずは「ブレス(呼吸法)」から再チェック。
黒板に向かってティッシュと格闘中なのはTp。自分のブレスでティッシュを黒板に固定する,というメニューに取り組んでいます。(けっこう楽しそう・・・)
自分の音とブレスを,五感をフルに使ってつかんでいく,というのが目的の一つ。

Wood(木管楽器)諸君は一日PART練習となりましたが,最後にHornLine(管楽器)全員で合奏を組みました。楽譜を配られた直後に合奏した撰集に比べ,さすがにどの曲も楽譜通りのサウンドが伝わるようになっています。
仮アレンジ譜のカットや,テンポの調整は先週で終えていますので,まずは吹き慣れていくことが当面の目標でしょうか。
それにしても,今季の曲は良いメロディーの曲ばかり。今の段階の合奏(それもHornLineのみ)を聴いていても,グッとくる部分がどんどん出てきます。これからBatteryやPit.が加わったら,さらに泣けそうです。

今日も17時で練習終了。
その後はSTAFF会議となります。今日の議題は次回6月1日練習で企画している,親睦会。練習を早めに切り上げて,バーベキューをみんなに楽しんでもらいつつ,2008メンバーの交流を深めようという趣旨で,道具や食材の調達,当日の練習メニューや練習場所の調整などを話し合いました。
ただ肉を焼いて食べるだけ,のことなのですが,それを120人前となると,肉の量だけでもkg単位で恐ろしい数字になっていきます。

コンテで動くHornLine・Battery・Guardにつきましては,6月1日の練習をもって募集を締め切らせていただきます。
コンテで動かないPit.については,7月中旬ごろまではまだ参加は可能です。
いよいよレギュラーシーズンに突入したGryphons。まずはチームの和と,楽譜の完成をめざし,6月は1日・8日・15日・22日の4回,練習を予定しています。
入団とは関係なく,練習見学はいつでも歓迎しております。
今シーズンもご声援よろしくお願い申し上げます。
コンテ入りまでの練習日数を計算して,ストリー(Stretchリーダー)諸君がスケジュールを組んでいます。回を重ねるごとに,新しいメニューやチェックポイントがどんどん加わっていき,7月までに最低限コンテの中で動くことができる程度に,が目標です。
(もちろん,個人差がありますので,せめて理論面だけでも,だそうです)
一歩目を踏み出した瞬間でフリーズして,さて,爪先は? 重心は?

今季もこの時期はフォワード(前進)までしか取り組んでいません。本格的にマーチするのが初めての高校1年生たちにとっては,それでもかなりいっぱいいっぱいでしょう。
どこを意識して,どういう姿勢が美しいか,まずはそこをつかんでもらえれば,コンテに入ってから9月のファーストショウまでの練習で,グングンと成長できるはずです。
とはいえ,フォワードに関しては,そろそろ上級生&一般リピーターとあまり見分けがつきにくくなってきました。楽器を持ってどうか,音を出してどうか,まだハードルがいくつかありますが,がんばっています。

まずはウォームアップとMBP(Marching Brass Practice=金管楽器基本練習)から。指揮はSub.DMのN兄です。
18日現在のBrass編成はTp17名・Hr11名・Bar12名・Eup3名・Tub8名の計51名。うち14名が高校1年生ですが,MBPメニューは現役高校生だけで毎日同じメニューを練習しているので,二週間たつと(楽器初心者にはまだエアーでしか参加できないメニューは残りますが)何とか上級生や一般メンバーにもついてきているようです。
昨季は「ピッチ」をテーマに,セクションとして音程をしっかりそろえていくことが目標でしたが,今季はさらに一歩進めて「ブレンド」=音を合わせてしっかり溶け合わせることを目標にしていくことになりました。

MBPの後は,各PART単位のレッスンへ。
原点からしっかり確認をしていこう,とまずは「ブレス(呼吸法)」から再チェック。
黒板に向かってティッシュと格闘中なのはTp。自分のブレスでティッシュを黒板に固定する,というメニューに取り組んでいます。(けっこう楽しそう・・・)
自分の音とブレスを,五感をフルに使ってつかんでいく,というのが目的の一つ。

Wood(木管楽器)諸君は一日PART練習となりましたが,最後にHornLine(管楽器)全員で合奏を組みました。楽譜を配られた直後に合奏した撰集に比べ,さすがにどの曲も楽譜通りのサウンドが伝わるようになっています。
仮アレンジ譜のカットや,テンポの調整は先週で終えていますので,まずは吹き慣れていくことが当面の目標でしょうか。
それにしても,今季の曲は良いメロディーの曲ばかり。今の段階の合奏(それもHornLineのみ)を聴いていても,グッとくる部分がどんどん出てきます。これからBatteryやPit.が加わったら,さらに泣けそうです。

今日も17時で練習終了。
その後はSTAFF会議となります。今日の議題は次回6月1日練習で企画している,親睦会。練習を早めに切り上げて,バーベキューをみんなに楽しんでもらいつつ,2008メンバーの交流を深めようという趣旨で,道具や食材の調達,当日の練習メニューや練習場所の調整などを話し合いました。
ただ肉を焼いて食べるだけ,のことなのですが,それを120人前となると,肉の量だけでもkg単位で恐ろしい数字になっていきます。

コンテで動くHornLine・Battery・Guardにつきましては,6月1日の練習をもって募集を締め切らせていただきます。
コンテで動かないPit.については,7月中旬ごろまではまだ参加は可能です。
いよいよレギュラーシーズンに突入したGryphons。まずはチームの和と,楽譜の完成をめざし,6月は1日・8日・15日・22日の4回,練習を予定しています。
入団とは関係なく,練習見学はいつでも歓迎しております。
今シーズンもご声援よろしくお願い申し上げます。
コーディネイトの日
2008-05-11
Gryphons2008第二日は,トータル=コーディネイトを見ていただいているE先生をお迎えしました。今季のショウ「ALIVE」は,昨季までのショウ作りとはアプローチの手法を大幅に改革しています。
そこで,例年なら日曜スタートのはずが, E先生に見ていただくため,前日の土曜からスタートすることになりました。HornLineは初日に配布されたPART譜を,できる範囲でしっかり演奏したいものです。

そこで,例年なら日曜スタートのはずが, E先生に見ていただくため,前日の土曜からスタートすることになりました。HornLineは初日に配布されたPART譜を,できる範囲でしっかり演奏したいものです。

いつものストレッチからGryの一日が始まります。
高校1年生は,演奏会終了後の5月7日より,本格的に練習参加していますが,通常のストレッチは,4月から何度かしているメニューなので,既にして余裕があります。
伸ばすべき部位をしっかり意識していきましょう。
そうそう,ログに『背筋の時,反ったら背骨がボキボキボキッッ・・・あせった~』と書いていたChinamiさん,くれぐれも無理は禁物ですからね。ゆっくりいきましょう(^_^;)

7日から2008年度ストリー(Stretchリーダー)を担当する高校2年生諸君が,進行役を務めます。上級生から引き継いだばかりですが,高校1年生や一般ルーキーさんに,見本を見せながらメニューの内容と注意点を説明していきます。
Gry全体でのトレーニングは,まだ始めたばかりですが,なかなかしっかり進めているようですね。

例年ならレギュラーシーズン冒頭に行っていた発表会にかわり,シーズンを通して,練習メニューに少しお遊びメニューを加えて「プチ交流会」を組んでいこう,というのが今季からの新しい方向性。
ストレッチとトレーニングが一通り終わった時点で,まずは第一弾。
題してPART対抗「バランスでタイタニック」
PART全員で数珠繋ぎになって,目を閉じて片脚をあげ,先頭の者は(もちろん目を閉じて)両腕を横へ伸ばして映画「タイタニック」の名場面を気取る,というメニュー。

1ゲーム30秒ぐらいかな?という想定だったのですが,各PARTの意地(プライド?)のせいか大変な頑張りようで,数分間に及ぶ熱戦となりました。さすが,Marchingバンドのメンバーですね。
平均年齢がずば抜けて高いBatteryがもっとも苦戦するだろう,というのが大方の予想。結果は10秒と保たず,でその通りだったのですが,アッという間に崩れてしまったのが「一番若い」はずの高校生だった,という予想外のオチがつきました。
STAFFの想定とは裏腹に,各対戦とも長期戦になった結果,トレーニングとしては,かなりハードなメニューになってしまいました。

トレーニングの後は,いつものMM(Marching基本練習)となります。
ここでも,昼休みに入る直前の最終部分に,プチ交流会的なメニューが用意されました。
題して「MMでダルマさんが転んだ!」
鬼(Sub.DMのN兄です)が「ダルマさんがこ~ろんだ」とうつむいて唱えている間だけ,動くことができるという,伝統的な遊び。
これを旧体育館の両端から,センターラインをめざしてセクション単位で競うというもの。
もちろん,動いている時も静止した時も,しっかりMarchingの姿勢でなければなりません。
ほらほらっ! しっかり爪先上げよう! 重心はどこ?

最初に誰かがセンターラインに到達したセクションの勝ち,となります。
勝利に貢献した人にはDM.Sonyさんからの“すてきなプレゼント”も!(チュッパチャップスでした)
ところで,日常まったくMMと縁がないPit.はどうすればよいでしょう?
STAFFでいろいろと意見が交わされましたが,結局,鳴り物を手に普通の「ダルマさんが転んだ」でいくことになりました。
静止しなければならない時に,鳴り物の音が鳴るとアウト,という条件です。
スタート前からやる気満々ですね。

そのPit.と対戦するのは,Percussion仲間ということでBatteryの面々。
コンテの中と同じように,というSTAFFの陰謀により,クラブ・ウォーク(コンテ中に横方向へ動く時,正面にドラムを保持したまま,横歩きするステップ)での対戦となりました。
う~む,これはちょっとハンデが大きすぎたかな?
案の定,Pit.チームが大差をつけて圧勝。

HornLineたちが楽器のウォームアップとBasic&曲練をしている間だけ,Guardチームはようやく旧体育館のフロアを独占できます。
早くも各種のトスにチャレンジしている様子。このトスはたしか去年は6月頃にやっていませんでしたっけ?
今年もまたスピードアップしてるなぁ,と感心していたら,午後遅くからは「フラット」とか「45°」とかの,けっこう高度なトスもやり始めていました。今はまだ失敗する方が多いようですが,今年もGuardチーム,期待できそうですね。

午後からは,HornLineは旧体育館半面を譲ってもらって曲の合奏。
仮アレンジ譜のどこを使うか,いろいろな想定をしながら楽譜をさらっていきます。
何とかタイム的な部分も含めて,これでいけるのではないか,という手応えが感じられるようになってきました。
一日の練習の最後を締めくくって全曲合奏。
M2のバラードだけ,Pit.譜も一通りは仮アレンジが叩けるようなので,合流します。
Batteryはまだ叩ける状態にないので,仮アレンジ譜を片手に見学。Guardもまだ振付に入っていませんから,合奏を聴いて自分たちが踊る音楽のイメージをつかみます。

17時に練習終了。
STAFFはそれからが今日のメインです。
合奏中の試行錯誤を踏まえて,仮アレンジ譜をどのような形で完成版へ持っていくか,演奏タイムや曲の雰囲気,そして何よりも自分たちが表現したいテーマを念頭に,テンポや小節数について,議論が進められていきます。
シーズンを通して,ショウを仕上げていくスケジュール的な調整・確認や,大まかな演出に関する意見交換も行われました。

Gryphons2008はレギュラーシーズン二日目にして,すでにエンジン全開でショウ作りに取り組んでいます。今後,6月いっぱいで楽譜関係の調整を全て終え,7月中旬からコンテに入る計画です。
新しい個性も加わって,どんなチームに成長していくのか,今はとても楽しみです。
高校1年生は,演奏会終了後の5月7日より,本格的に練習参加していますが,通常のストレッチは,4月から何度かしているメニューなので,既にして余裕があります。
伸ばすべき部位をしっかり意識していきましょう。
そうそう,ログに『背筋の時,反ったら背骨がボキボキボキッッ・・・あせった~』と書いていたChinamiさん,くれぐれも無理は禁物ですからね。ゆっくりいきましょう(^_^;)

7日から2008年度ストリー(Stretchリーダー)を担当する高校2年生諸君が,進行役を務めます。上級生から引き継いだばかりですが,高校1年生や一般ルーキーさんに,見本を見せながらメニューの内容と注意点を説明していきます。
Gry全体でのトレーニングは,まだ始めたばかりですが,なかなかしっかり進めているようですね。

例年ならレギュラーシーズン冒頭に行っていた発表会にかわり,シーズンを通して,練習メニューに少しお遊びメニューを加えて「プチ交流会」を組んでいこう,というのが今季からの新しい方向性。
ストレッチとトレーニングが一通り終わった時点で,まずは第一弾。
題してPART対抗「バランスでタイタニック」
PART全員で数珠繋ぎになって,目を閉じて片脚をあげ,先頭の者は(もちろん目を閉じて)両腕を横へ伸ばして映画「タイタニック」の名場面を気取る,というメニュー。

1ゲーム30秒ぐらいかな?という想定だったのですが,各PARTの意地(プライド?)のせいか大変な頑張りようで,数分間に及ぶ熱戦となりました。さすが,Marchingバンドのメンバーですね。
平均年齢がずば抜けて高いBatteryがもっとも苦戦するだろう,というのが大方の予想。結果は10秒と保たず,でその通りだったのですが,アッという間に崩れてしまったのが「一番若い」はずの高校生だった,という予想外のオチがつきました。
STAFFの想定とは裏腹に,各対戦とも長期戦になった結果,トレーニングとしては,かなりハードなメニューになってしまいました。

トレーニングの後は,いつものMM(Marching基本練習)となります。
ここでも,昼休みに入る直前の最終部分に,プチ交流会的なメニューが用意されました。
題して「MMでダルマさんが転んだ!」
鬼(Sub.DMのN兄です)が「ダルマさんがこ~ろんだ」とうつむいて唱えている間だけ,動くことができるという,伝統的な遊び。
これを旧体育館の両端から,センターラインをめざしてセクション単位で競うというもの。
もちろん,動いている時も静止した時も,しっかりMarchingの姿勢でなければなりません。
ほらほらっ! しっかり爪先上げよう! 重心はどこ?

最初に誰かがセンターラインに到達したセクションの勝ち,となります。
勝利に貢献した人にはDM.Sonyさんからの“すてきなプレゼント”も!(チュッパチャップスでした)
ところで,日常まったくMMと縁がないPit.はどうすればよいでしょう?
STAFFでいろいろと意見が交わされましたが,結局,鳴り物を手に普通の「ダルマさんが転んだ」でいくことになりました。
静止しなければならない時に,鳴り物の音が鳴るとアウト,という条件です。
スタート前からやる気満々ですね。

そのPit.と対戦するのは,Percussion仲間ということでBatteryの面々。
コンテの中と同じように,というSTAFFの陰謀により,クラブ・ウォーク(コンテ中に横方向へ動く時,正面にドラムを保持したまま,横歩きするステップ)での対戦となりました。
う~む,これはちょっとハンデが大きすぎたかな?
案の定,Pit.チームが大差をつけて圧勝。

HornLineたちが楽器のウォームアップとBasic&曲練をしている間だけ,Guardチームはようやく旧体育館のフロアを独占できます。
早くも各種のトスにチャレンジしている様子。このトスはたしか去年は6月頃にやっていませんでしたっけ?
今年もまたスピードアップしてるなぁ,と感心していたら,午後遅くからは「フラット」とか「45°」とかの,けっこう高度なトスもやり始めていました。今はまだ失敗する方が多いようですが,今年もGuardチーム,期待できそうですね。

午後からは,HornLineは旧体育館半面を譲ってもらって曲の合奏。
仮アレンジ譜のどこを使うか,いろいろな想定をしながら楽譜をさらっていきます。
何とかタイム的な部分も含めて,これでいけるのではないか,という手応えが感じられるようになってきました。
一日の練習の最後を締めくくって全曲合奏。
M2のバラードだけ,Pit.譜も一通りは仮アレンジが叩けるようなので,合流します。
Batteryはまだ叩ける状態にないので,仮アレンジ譜を片手に見学。Guardもまだ振付に入っていませんから,合奏を聴いて自分たちが踊る音楽のイメージをつかみます。

17時に練習終了。
STAFFはそれからが今日のメインです。
合奏中の試行錯誤を踏まえて,仮アレンジ譜をどのような形で完成版へ持っていくか,演奏タイムや曲の雰囲気,そして何よりも自分たちが表現したいテーマを念頭に,テンポや小節数について,議論が進められていきます。
シーズンを通して,ショウを仕上げていくスケジュール的な調整・確認や,大まかな演出に関する意見交換も行われました。

Gryphons2008はレギュラーシーズン二日目にして,すでにエンジン全開でショウ作りに取り組んでいます。今後,6月いっぱいで楽譜関係の調整を全て終え,7月中旬からコンテに入る計画です。
新しい個性も加わって,どんなチームに成長していくのか,今はとても楽しみです。
Gry2008始動の日
2008-05-10
第23回演奏会も盛況の内に終わり,5月7日よりTONAN Brassも新年度に入りました。
4月に入部した高校1年生のPART分けも終わり,いよいよGryphons2008レギュラーシーズンが始動する日を迎えます。
今までのGryならば,高校1年生やルーキーさんの顔合わせを兼ねて「発表会」の出し物作りをしてきた日ですが,今年からショウ作りのスケジュールを大幅に見直した結果,明日にはトータルコーディネイトのE先生をお迎えして,今年度のショウ「ALIVE」仮アレンジ譜を試奏することになっています。
というわけで,レギュラーシーズン初日から,しっかり練習するぞ!という幕開けとなりました。

4月に入部した高校1年生のPART分けも終わり,いよいよGryphons2008レギュラーシーズンが始動する日を迎えます。
今までのGryならば,高校1年生やルーキーさんの顔合わせを兼ねて「発表会」の出し物作りをしてきた日ですが,今年からショウ作りのスケジュールを大幅に見直した結果,明日にはトータルコーディネイトのE先生をお迎えして,今年度のショウ「ALIVE」仮アレンジ譜を試奏することになっています。
というわけで,レギュラーシーズン初日から,しっかり練習するぞ!という幕開けとなりました。

例年なら5~6月は日曜が練習のため,第一会議室でショウ概要とシーズンスケジュールの説明会をするところですが,今日は土曜日のために模試が実施されています。
そこで説明会は「社会科教室」へ移動。
STAFFやDrumMajorの紹介の後,ショウ概要についてのプリントが配られます。現在の時点での,それぞれの曲目で表現したいこと,ショウ全体のストーリーの流れなどが,説明され,映像がある曲についてはビデオを上映します。
Gry歴○年目の一般リピーター,初めてGryに入団してきたルーキーさんから,マーチングは(あるいは楽器は)初めてという高校1年生まで,多様なメンバーの気持ちを一つにしてショウを作っていくための,最低限の下地作りです。

昨年の内から企画構成が進んでいるため,レギュラーシーズン初日にPART譜を用意(なんとGry始まって以来のこと)できました。
ただし,この楽譜はあくまで「仮アレンジ」であり,全曲をそのまま演奏すると大会規定の時間制限をはるかに超えます。
今季のメンバーで(もちろん5月末まではまだ募集期間が続いています)音出しをして,各PARTのおおよその状況をつかむとともに,具体的に曲のどの部分を使ってどのようなショウを構成していくかを詰めていこうという流れになっています。

というわけで,説明会の後はひたすらPART譜のプリント作業で午前中が終わってしまいました。
楽しい?自己紹介タイムとウォームアップを終え,昼休みに入ったHornLine(管楽器)たちが,用意されたPART譜を取りにやってきます。
せっかく初日から楽譜を配ることができたので,午後はそのPART譜を軽くさらって,最後の30分間に,とりあえずHornLineだけで試奏してみることにしました。

一方,旧体育館では,まだ初々しい高校1年生Guardたちが,基本練習に取り組んでいます。ここ最近の傾向ですが,Guard志望の新入部員は,管楽器や打楽器には全く見向きもしない人たちが集まるようになりました。だから今年も「ぜっっっっったいGuard以外は・・・!!」と譲らず,晴れてGuardチームの一員となった彼女たちのガッツは相当のもの。
そんな高校1年生一人につき,複数の上級生または一般がついて,基本のボディワークから,コツコツ取り組んでいます。だから高校1年生たちも,どんどん上手くなっていて,すでに,本格的にGuardの一員となったばかりとは思えません(O_O)

4曲分のPART譜を配られてから約3時間。
Gry2008 HornLine初めてのセクション合奏が始まります。
楽器経験のある高校1年生は,楽器を持って吹けるところは吹いてみましょう,という形でもちろん参加。
楽器初心者の高校1年生も,まずは曲の雰囲気に触れてみよう,というわけで先輩や一般メンバーと並んで,とりあえずPART譜をもって試奏に参加しています。
こうして手探り状態ながら,仮アレンジ譜を音出ししてみました。

試奏には「今後の参考に」ということでBattery・Pit.も現時点で手元にある自分たちの仮アレンジPART譜をもって聴きに来ています。
何とか,という感じで全曲をひととおり試奏できました。
Gryとしては初めての,練習三昧のレギュラーシーズン始動日もこれで無事終了。
土曜日なので団長モーリ氏はお仕事。DrumMajorのSonyさんが締めくくります。

個人的感覚では演奏会が終わって一週間も経たない間に,早くもGry2008始動。まさに「息つくヒマもなく・・・」という気分でした。
でも,新しい曲や,新しいメンバーとの出会いは,やはりワクワクするもの。
さて今季はいったいどんなシーズンになるのでしょうか? 楽しみですね!
Gry2008「ALIVE」に,ぜひご声援よろしくお願いいたします。
そこで説明会は「社会科教室」へ移動。
STAFFやDrumMajorの紹介の後,ショウ概要についてのプリントが配られます。現在の時点での,それぞれの曲目で表現したいこと,ショウ全体のストーリーの流れなどが,説明され,映像がある曲についてはビデオを上映します。
Gry歴○年目の一般リピーター,初めてGryに入団してきたルーキーさんから,マーチングは(あるいは楽器は)初めてという高校1年生まで,多様なメンバーの気持ちを一つにしてショウを作っていくための,最低限の下地作りです。

昨年の内から企画構成が進んでいるため,レギュラーシーズン初日にPART譜を用意(なんとGry始まって以来のこと)できました。
ただし,この楽譜はあくまで「仮アレンジ」であり,全曲をそのまま演奏すると大会規定の時間制限をはるかに超えます。
今季のメンバーで(もちろん5月末まではまだ募集期間が続いています)音出しをして,各PARTのおおよその状況をつかむとともに,具体的に曲のどの部分を使ってどのようなショウを構成していくかを詰めていこうという流れになっています。

というわけで,説明会の後はひたすらPART譜のプリント作業で午前中が終わってしまいました。
楽しい?自己紹介タイムとウォームアップを終え,昼休みに入ったHornLine(管楽器)たちが,用意されたPART譜を取りにやってきます。
せっかく初日から楽譜を配ることができたので,午後はそのPART譜を軽くさらって,最後の30分間に,とりあえずHornLineだけで試奏してみることにしました。

一方,旧体育館では,まだ初々しい高校1年生Guardたちが,基本練習に取り組んでいます。ここ最近の傾向ですが,Guard志望の新入部員は,管楽器や打楽器には全く見向きもしない人たちが集まるようになりました。だから今年も「ぜっっっっったいGuard以外は・・・!!」と譲らず,晴れてGuardチームの一員となった彼女たちのガッツは相当のもの。
そんな高校1年生一人につき,複数の上級生または一般がついて,基本のボディワークから,コツコツ取り組んでいます。だから高校1年生たちも,どんどん上手くなっていて,すでに,本格的にGuardの一員となったばかりとは思えません(O_O)

4曲分のPART譜を配られてから約3時間。
Gry2008 HornLine初めてのセクション合奏が始まります。
楽器経験のある高校1年生は,楽器を持って吹けるところは吹いてみましょう,という形でもちろん参加。
楽器初心者の高校1年生も,まずは曲の雰囲気に触れてみよう,というわけで先輩や一般メンバーと並んで,とりあえずPART譜をもって試奏に参加しています。
こうして手探り状態ながら,仮アレンジ譜を音出ししてみました。

試奏には「今後の参考に」ということでBattery・Pit.も現時点で手元にある自分たちの仮アレンジPART譜をもって聴きに来ています。
何とか,という感じで全曲をひととおり試奏できました。
Gryとしては初めての,練習三昧のレギュラーシーズン始動日もこれで無事終了。
土曜日なので団長モーリ氏はお仕事。DrumMajorのSonyさんが締めくくります。

個人的感覚では演奏会が終わって一週間も経たない間に,早くもGry2008始動。まさに「息つくヒマもなく・・・」という気分でした。
でも,新しい曲や,新しいメンバーとの出会いは,やはりワクワクするもの。
さて今季はいったいどんなシーズンになるのでしょうか? 楽しみですね!
Gry2008「ALIVE」に,ぜひご声援よろしくお願いいたします。
第23回演奏会(後編)
2008-05-04
さて,いよいよ演奏会も最後のステージ,第3部M.Stage(Marchingステージ)です。
“マーチングバンド”として活動するTONAN Brassが,もっとも得意とし,そしてもっとも力を注いできたステージ。
学校長挨拶が続く中,緞帳内のステージでは,Gryphonsのランスルー前と同じようにPARTごとに“集中”をした後,全員が円陣を組みます。
泣いても笑っても,このメンバーで同じ舞台に立ち,ショウを演じるのはあと1回。
今までの練習でがんばってきた自分を信じ,一緒にショウを作ってきた仲間を信頼して,演奏会最後のステージの幕を開けましょう!
塔南高校のホームページにも,吹奏楽部第23回演奏会の記事を掲載していただきました。

“マーチングバンド”として活動するTONAN Brassが,もっとも得意とし,そしてもっとも力を注いできたステージ。
学校長挨拶が続く中,緞帳内のステージでは,Gryphonsのランスルー前と同じようにPARTごとに“集中”をした後,全員が円陣を組みます。
泣いても笑っても,このメンバーで同じ舞台に立ち,ショウを演じるのはあと1回。
今までの練習でがんばってきた自分を信じ,一緒にショウを作ってきた仲間を信頼して,演奏会最後のステージの幕を開けましょう!
塔南高校のホームページにも,吹奏楽部第23回演奏会の記事を掲載していただきました。

まずはGryphons2007が全国大会で演じた「オペラ座の怪人」ショウを,高校生だけのステージサイズで演技します。
M1はファントムの猛々しい想いを表現した「The Phantom of The OPERA」から。
14名の高校生Guardチーム全員に演技できるスペースを常に確保できないのが,ステージショウの最大の悩み。バンドの展開に合わせてめまぐるしく舞台袖からの出入りを繰り返す,という次第になってしまいます。

コンテを描く時には,30m×30mのフィールドで演技したコンテを12m×10mのサイズで再現することに,全力を尽くします。
もちろん,コンテ上のポイントは,だいたい同じあたりに同じ楽器が来るように,という程度までしか再現できませんから,部員一人一人にとっては,大会コンテとは全く違う動き方になったりします。

それでも,なんとか大会ショウと同じ流れ,雰囲気が近いビジュアルを心がけて,コンテをデザインします。もちろん,もともとのコンテデザインが大変すばらしいものであることに,かなり助けられています。
フィールドでのショウと視点が違うことを考慮して,いかに「らしく」見せるかがテーマですが,スペースが狭いだけに,ダイナミックなスピード感を,いかにも「らしく」するのが難しいところです。

現役高校生の底力が伸びてきているからかどうかはわかりませんが,昨年までは大会と同じ一般メンバーにお願いしていた各所のソロも,今年は現役高校生で全て演奏しました。
M2「All I ask of You」前半を飾るMelophoneソロ。
大会ショウでは“ナイスソリスト”のヤタオ氏が,フリューゲルホルンで甘い音色をご披露したシーンですが,このソロを,オーディションでみごと勝ち取ったHr.ズNatsumiが演奏。

現役高校生だけで,という点はGuardも同じ。
一般メンバーの精鋭たちが優雅に舞った,木管フィーチャーの場面も,精鋭に加わっていた3年生Makiを中心に,2年生に振りをおろして,4名で再現。
企画段階で「誰かやらない?」と提案はしてみたものの,さすがにあのすばらしかった「ファントム」役に挑戦してみようという勇者がいなかったのは残念でした(^_^;)
(自分が大会で演じた振付や衣装に,みんな愛着もあったのでしょうが・・・)

M2ラストシーン。
燭台のストロボもバッチリ決まりました。GSC(Gryphons Supporter Club)のみなさまにご尽力いただいた,このすばらしい燭台も,今夜が最後の舞台となります。
ありがとうございました。
コンテ描きの裏話をご披露すると,M3冒頭のPARTごとに合流してくるシーンを再現するため,M2のラスト位置に,ほぼ大会通りの楽器が並ぶよう,M2前半から考えながら仕込むのが,けっこう大変でしたが,何とかうまくいったようです。

「オペラ座の怪人」ショウ再現の物理的な最難関,M3「Down Oncemore」
通常,ステージサイズのショウでは,ただでさえ限られたスペースを最大限に使うため,Batteryはフィールド後方から動きません(いや,動かせません)
しかし,このM3にはスネアドラムやマルチテナーのソロが,バンドやライフル隊(!!)と絡むことになっています。・・・テーマが「再現」だけに,ここは前へ出してくるしかないのかー!(-。-;)
大会ショウに比べると無きに等しい間隔。重量にして約1kgもあるライフルが,Batteryやバンドすれすれをビュンビュンかすめ(>_<)・・練習中から,とても循環器系にストレスがかかる場面です。
しかし,メンバー&部員諸君は無事故で,このシーンをしっかり演じてくれました。

そしてもちろん最後は「The Music of The Night」でカンパニーフロント。
これで,本当に「オペラ座の怪人」とはお別れです。
えぇい!と覚悟を決めて,デカ旗を9本,強引に並べてみました。(Batteryからは「指揮が見えない」とクレームが来ることは,ほぼ確実ですが・・・)
スペースの関係で,大きく降りたい時には半分ずつ時間差で,とはなりましたが,何とか全員がこの場面で舞台に載ることができて,よかったと思っています。

「オペラ座の怪人」の次は,Gryphons Battery&Pitチームのショウ。
まずはPit.チームの入魂のアンサンブル「Beyond The Century」
そしてBatteryが加わって「INFERNO」
ゴージャスなPit.の音色を堪能していただいた後は,クールなギミックをこれでもかとちりばめたコンテが展開されます。

このPerc.ショウは,現役高校生と一般メンバーの合同チームで演奏しています。
1月から毎週日曜を使ってみっちり練習してきました。
スネアドラム,マルチテナー,バスドラムそれぞれの見せ所もたっぷり用意され,盛んな拍手を浴びていました。

Perc.ショウから現役高校生Guardショウへのつなぎは,Saxophone四重奏。
高校生Guardショウのタイトルが「Over The Rainbow」なので,この四重奏はその「序曲」的な位置づけになります。
曲はもちろん「Over The Rainbow」,演奏の間にBatteryの置き換え,管楽器の舞台入場などを行います。

現役高校生GuardチームによるGuardショウ。
嵐(ライフルをメインにしたダイナミックな振付の激しいロック)→晴れ間(ボディワークを生かしたオールダンス,柔らかな色彩のフラッグを用いたリズミカルな演技)と,ある時はソロで,ある時はデュエットで,そしてチームで,と舞台上の主役が次々に入れ替わり,さまざまな手具を駆使しながら,ショウは進みます。
中にはこのような全員で決める大技もありましたが,みごとに成功。

もちろん,「Over The Rainbow」というタイトル通り,最後にはステージいっぱいに「虹」色のフラッグが広がってフィナーレ。

続いてGryphons 一般メンバーGuardチームによる「All That Jazz」ショウ。
今日のステージで唯一音源を使用した場面です。映画「Chicago」のサウンドトラックに乗って,高校生とは一味違う大人の演技がくり広げられます。

続いて登場したのは,この日のために結成されたバスドラム・アンサンブルチーム。
グルグルお互いの位置を変えながら叩いてみたり,空中でお互いのビーターをぶつけてアクセントをつけたりと変幻自在。
ピッタリと息のあった楽しいショウを演じてくれました。

さて,いよいよ第23回演奏会M.Stageも最終章。現役高校生による元気いっぱいのショウが始まります。
今年は,全曲を「West Side Story」から選曲・構成してみました。
その前に!
先ほどアンサンブルで使ったバスドラムを,ラックにセットする必要が・・・。
そこで,場面つなぎをお願いしたのが,休憩時間中にロビーで楽しいアンサンブルを披露してくれた「グリフォニアンサンブルgoo」の面々。(正確には+EupのSachiyo先輩)
「West Side Story」ショウの幕開けということで,曲は「Somewhere」,さすがに花道の演奏では仮面はなし,で。

Openerは「Maria」
「West Side Story」ショウでは,14人の現役Guardチームは,6人+8人の2チームに分かれて登場することにしました。Mariaチームは上下黒のシックなスカート姿で登場。

続いて「Cool」
8人のCoolチームが,ジェット団とシャーク団の抗争をイメージした,激しく情熱的なダンスを披露します。

「Cool」は,今回の「West Side Story」ショウの中でもっとも長い曲で,かつコンテももっとも複雑に描いてあります。
ステージサイズのショウを練習する時は,最初の「コンテ読み」の段階だけ(絵を描いた責任もあり,コンテだけでは説明できない演出上のリクエストをしておく必要もあり,で)顧問が立ち会いますが,ショウとしてのクォリティを上げていくクリーニングの段階では,HornsリーダーとStretchリーダーを中心に,高校生たちだけで仕上げていきます。

3曲目は「Gee, Officer KRUPKE」
一転してコミカルな曲。バンドの部員たちも急に表情を変えて,いわゆる「きちんとしたMarching」からは少しはずれたところを狙います。
練習の時でも,こういったコミカルな振付をやることになると,返事の声量も含め,とたんに元気いっぱいになるのは,どうしてなんでしょうかね・・・。

練習中には「ほらほら,そんな怖い表情で吹いてない!」なんて注意が“まじめに”飛び交います。最初の内はぎこちない(特に初めての2年生)部員たちも,練習量が積み重なってコンテや振付に慣れてくるにつれ,どんどん変わってきます。「自分たちがまず演じることを楽しむ」からこそ,お客さんも楽しんでいただける,というのが演技のポリシーですから,それはそれで良いことなんでしょう。
Mariaチーム6名がライフルを持って乱入し,コミカルな振付をさらにトッピング。
最後は全員で楽しくポーズを決めましょう!(ラストノートのタイミングがずれてしまったのだけは悔やまれます・・・)

こうして,指揮を振っている方も(たぶん部員たちも)ハッと気づいたら,何と演奏会最後の曲が始まっているではありませんか。
「One Hand, One Heart」から始まり,「Somewhere」でカンパニー。
「Somewhere」からはGuardチーム14名全員が,白を基調にしたコスチュームに着替えて合流。カンパニーに華を添えます。

万感の想いを込めて,HornsリーダーMikiがバナーを背に敬礼を決めます。
これで,M.Stage全曲の演奏演技終了,そして第23回演奏会の終了です。
3年生にとっては,この曲をもって,2年間にわたったTONAN Brass&Gryphonsの活動に,「引退」という形でひとまず終止符を打つことになります。
よくがんばったね,お疲れさま。

M.Stageのショウが全て終わりました。
演奏会最後のこの場面をお借りして,恒例の3年生紹介。
曲は,毎年必ず「約束の場所へ」と決まっています。
楽譜を配って初めて合奏をするのがだいたい4月中旬。合奏中からすでにウルウル状態の者が出る体たらくで・・・。
裏方のSTAFFとして演奏会を支えてくれた,入部したばかりの1年生も,この時だけ全員が舞台に立つことも,3年生紹介と同様にTONAN Brassの伝統です。
1年生,2年生,3年生の全員がそろって同じ舞台上に立つのは,この「約束の場所へ」が最初で・・・そして最後となります。

ボロボロ涙を流しながら「約束の場所へ」を吹いていても,いざ自分が紹介される時には,みんなとびきりの笑顔になれるのは,いったい・・・?
会場のあちこちからOBや一般メンバーの声援が飛び,その瞬間だけは1300余名のお客さんと文化パルク城陽プラムホールを独り占め,となります。

塔南高校吹奏楽部第23回演奏会は,おかげさまをもちまして,1300余名のお客さんにご来場いただき,盛大なご声援をいただきながら,無事に終演を迎えることができました。
日々の活動を支えてくださった部員保護者ならびにGryphons Supporter Clubの皆さま,
ご指導いただいた学校長をはじめ塔南高校教職員の皆さま,
暖かいご声援をいただいた地域の皆さま,
パンフレットの「広告」という形でご支援いただいた皆さま,
ありがとうございました。
【おまけ】
翌5月5日,トラックから全ての楽器を運び上げた後,塔南高校第一会議室で演奏会反省会ならびに引継式が行われました。
笑いあり,涙ありのイベントですが,これをもって正式に3年生は「引退」
先輩諸君のハイテンションに,この日は呆然としていた1年生と,先輩から引き継いだ「責任」を未だ実感していない2年生を中心に,7日よりTONAN Brass新年度がスタートいたします。

Gryphonsも5月10日より2008年度レギュラーシーズンが本格始動する予定です。
今シーズンもTONAN BrassならびにGryphonsに対しまして,変わらぬご支援ご声援を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
M1はファントムの猛々しい想いを表現した「The Phantom of The OPERA」から。
14名の高校生Guardチーム全員に演技できるスペースを常に確保できないのが,ステージショウの最大の悩み。バンドの展開に合わせてめまぐるしく舞台袖からの出入りを繰り返す,という次第になってしまいます。

コンテを描く時には,30m×30mのフィールドで演技したコンテを12m×10mのサイズで再現することに,全力を尽くします。
もちろん,コンテ上のポイントは,だいたい同じあたりに同じ楽器が来るように,という程度までしか再現できませんから,部員一人一人にとっては,大会コンテとは全く違う動き方になったりします。

それでも,なんとか大会ショウと同じ流れ,雰囲気が近いビジュアルを心がけて,コンテをデザインします。もちろん,もともとのコンテデザインが大変すばらしいものであることに,かなり助けられています。
フィールドでのショウと視点が違うことを考慮して,いかに「らしく」見せるかがテーマですが,スペースが狭いだけに,ダイナミックなスピード感を,いかにも「らしく」するのが難しいところです。

現役高校生の底力が伸びてきているからかどうかはわかりませんが,昨年までは大会と同じ一般メンバーにお願いしていた各所のソロも,今年は現役高校生で全て演奏しました。
M2「All I ask of You」前半を飾るMelophoneソロ。
大会ショウでは“ナイスソリスト”のヤタオ氏が,フリューゲルホルンで甘い音色をご披露したシーンですが,このソロを,オーディションでみごと勝ち取ったHr.ズNatsumiが演奏。

現役高校生だけで,という点はGuardも同じ。
一般メンバーの精鋭たちが優雅に舞った,木管フィーチャーの場面も,精鋭に加わっていた3年生Makiを中心に,2年生に振りをおろして,4名で再現。
企画段階で「誰かやらない?」と提案はしてみたものの,さすがにあのすばらしかった「ファントム」役に挑戦してみようという勇者がいなかったのは残念でした(^_^;)
(自分が大会で演じた振付や衣装に,みんな愛着もあったのでしょうが・・・)

M2ラストシーン。
燭台のストロボもバッチリ決まりました。GSC(Gryphons Supporter Club)のみなさまにご尽力いただいた,このすばらしい燭台も,今夜が最後の舞台となります。
ありがとうございました。
コンテ描きの裏話をご披露すると,M3冒頭のPARTごとに合流してくるシーンを再現するため,M2のラスト位置に,ほぼ大会通りの楽器が並ぶよう,M2前半から考えながら仕込むのが,けっこう大変でしたが,何とかうまくいったようです。

「オペラ座の怪人」ショウ再現の物理的な最難関,M3「Down Oncemore」
通常,ステージサイズのショウでは,ただでさえ限られたスペースを最大限に使うため,Batteryはフィールド後方から動きません(いや,動かせません)
しかし,このM3にはスネアドラムやマルチテナーのソロが,バンドやライフル隊(!!)と絡むことになっています。・・・テーマが「再現」だけに,ここは前へ出してくるしかないのかー!(-。-;)
大会ショウに比べると無きに等しい間隔。重量にして約1kgもあるライフルが,Batteryやバンドすれすれをビュンビュンかすめ(>_<)・・練習中から,とても循環器系にストレスがかかる場面です。
しかし,メンバー&部員諸君は無事故で,このシーンをしっかり演じてくれました。

そしてもちろん最後は「The Music of The Night」でカンパニーフロント。
これで,本当に「オペラ座の怪人」とはお別れです。
えぇい!と覚悟を決めて,デカ旗を9本,強引に並べてみました。(Batteryからは「指揮が見えない」とクレームが来ることは,ほぼ確実ですが・・・)
スペースの関係で,大きく降りたい時には半分ずつ時間差で,とはなりましたが,何とか全員がこの場面で舞台に載ることができて,よかったと思っています。

「オペラ座の怪人」の次は,Gryphons Battery&Pitチームのショウ。
まずはPit.チームの入魂のアンサンブル「Beyond The Century」
そしてBatteryが加わって「INFERNO」
ゴージャスなPit.の音色を堪能していただいた後は,クールなギミックをこれでもかとちりばめたコンテが展開されます。

このPerc.ショウは,現役高校生と一般メンバーの合同チームで演奏しています。
1月から毎週日曜を使ってみっちり練習してきました。
スネアドラム,マルチテナー,バスドラムそれぞれの見せ所もたっぷり用意され,盛んな拍手を浴びていました。

Perc.ショウから現役高校生Guardショウへのつなぎは,Saxophone四重奏。
高校生Guardショウのタイトルが「Over The Rainbow」なので,この四重奏はその「序曲」的な位置づけになります。
曲はもちろん「Over The Rainbow」,演奏の間にBatteryの置き換え,管楽器の舞台入場などを行います。

現役高校生GuardチームによるGuardショウ。
嵐(ライフルをメインにしたダイナミックな振付の激しいロック)→晴れ間(ボディワークを生かしたオールダンス,柔らかな色彩のフラッグを用いたリズミカルな演技)と,ある時はソロで,ある時はデュエットで,そしてチームで,と舞台上の主役が次々に入れ替わり,さまざまな手具を駆使しながら,ショウは進みます。
中にはこのような全員で決める大技もありましたが,みごとに成功。

もちろん,「Over The Rainbow」というタイトル通り,最後にはステージいっぱいに「虹」色のフラッグが広がってフィナーレ。

続いてGryphons 一般メンバーGuardチームによる「All That Jazz」ショウ。
今日のステージで唯一音源を使用した場面です。映画「Chicago」のサウンドトラックに乗って,高校生とは一味違う大人の演技がくり広げられます。

続いて登場したのは,この日のために結成されたバスドラム・アンサンブルチーム。
グルグルお互いの位置を変えながら叩いてみたり,空中でお互いのビーターをぶつけてアクセントをつけたりと変幻自在。
ピッタリと息のあった楽しいショウを演じてくれました。

さて,いよいよ第23回演奏会M.Stageも最終章。現役高校生による元気いっぱいのショウが始まります。
今年は,全曲を「West Side Story」から選曲・構成してみました。
その前に!
先ほどアンサンブルで使ったバスドラムを,ラックにセットする必要が・・・。
そこで,場面つなぎをお願いしたのが,休憩時間中にロビーで楽しいアンサンブルを披露してくれた「グリフォニアンサンブルgoo」の面々。(正確には+EupのSachiyo先輩)
「West Side Story」ショウの幕開けということで,曲は「Somewhere」,さすがに花道の演奏では仮面はなし,で。

Openerは「Maria」
「West Side Story」ショウでは,14人の現役Guardチームは,6人+8人の2チームに分かれて登場することにしました。Mariaチームは上下黒のシックなスカート姿で登場。

続いて「Cool」
8人のCoolチームが,ジェット団とシャーク団の抗争をイメージした,激しく情熱的なダンスを披露します。

「Cool」は,今回の「West Side Story」ショウの中でもっとも長い曲で,かつコンテももっとも複雑に描いてあります。
ステージサイズのショウを練習する時は,最初の「コンテ読み」の段階だけ(絵を描いた責任もあり,コンテだけでは説明できない演出上のリクエストをしておく必要もあり,で)顧問が立ち会いますが,ショウとしてのクォリティを上げていくクリーニングの段階では,HornsリーダーとStretchリーダーを中心に,高校生たちだけで仕上げていきます。

3曲目は「Gee, Officer KRUPKE」
一転してコミカルな曲。バンドの部員たちも急に表情を変えて,いわゆる「きちんとしたMarching」からは少しはずれたところを狙います。
練習の時でも,こういったコミカルな振付をやることになると,返事の声量も含め,とたんに元気いっぱいになるのは,どうしてなんでしょうかね・・・。

練習中には「ほらほら,そんな怖い表情で吹いてない!」なんて注意が“まじめに”飛び交います。最初の内はぎこちない(特に初めての2年生)部員たちも,練習量が積み重なってコンテや振付に慣れてくるにつれ,どんどん変わってきます。「自分たちがまず演じることを楽しむ」からこそ,お客さんも楽しんでいただける,というのが演技のポリシーですから,それはそれで良いことなんでしょう。
Mariaチーム6名がライフルを持って乱入し,コミカルな振付をさらにトッピング。
最後は全員で楽しくポーズを決めましょう!(ラストノートのタイミングがずれてしまったのだけは悔やまれます・・・)

こうして,指揮を振っている方も(たぶん部員たちも)ハッと気づいたら,何と演奏会最後の曲が始まっているではありませんか。
「One Hand, One Heart」から始まり,「Somewhere」でカンパニー。
「Somewhere」からはGuardチーム14名全員が,白を基調にしたコスチュームに着替えて合流。カンパニーに華を添えます。

万感の想いを込めて,HornsリーダーMikiがバナーを背に敬礼を決めます。
これで,M.Stage全曲の演奏演技終了,そして第23回演奏会の終了です。
3年生にとっては,この曲をもって,2年間にわたったTONAN Brass&Gryphonsの活動に,「引退」という形でひとまず終止符を打つことになります。
よくがんばったね,お疲れさま。

M.Stageのショウが全て終わりました。
演奏会最後のこの場面をお借りして,恒例の3年生紹介。
曲は,毎年必ず「約束の場所へ」と決まっています。
楽譜を配って初めて合奏をするのがだいたい4月中旬。合奏中からすでにウルウル状態の者が出る体たらくで・・・。
裏方のSTAFFとして演奏会を支えてくれた,入部したばかりの1年生も,この時だけ全員が舞台に立つことも,3年生紹介と同様にTONAN Brassの伝統です。
1年生,2年生,3年生の全員がそろって同じ舞台上に立つのは,この「約束の場所へ」が最初で・・・そして最後となります。

ボロボロ涙を流しながら「約束の場所へ」を吹いていても,いざ自分が紹介される時には,みんなとびきりの笑顔になれるのは,いったい・・・?
会場のあちこちからOBや一般メンバーの声援が飛び,その瞬間だけは1300余名のお客さんと文化パルク城陽プラムホールを独り占め,となります。

塔南高校吹奏楽部第23回演奏会は,おかげさまをもちまして,1300余名のお客さんにご来場いただき,盛大なご声援をいただきながら,無事に終演を迎えることができました。
日々の活動を支えてくださった部員保護者ならびにGryphons Supporter Clubの皆さま,
ご指導いただいた学校長をはじめ塔南高校教職員の皆さま,
暖かいご声援をいただいた地域の皆さま,
パンフレットの「広告」という形でご支援いただいた皆さま,
ありがとうございました。
【おまけ】
翌5月5日,トラックから全ての楽器を運び上げた後,塔南高校第一会議室で演奏会反省会ならびに引継式が行われました。
笑いあり,涙ありのイベントですが,これをもって正式に3年生は「引退」
先輩諸君のハイテンションに,この日は呆然としていた1年生と,先輩から引き継いだ「責任」を未だ実感していない2年生を中心に,7日よりTONAN Brass新年度がスタートいたします。

Gryphonsも5月10日より2008年度レギュラーシーズンが本格始動する予定です。
今シーズンもTONAN BrassならびにGryphonsに対しまして,変わらぬご支援ご声援を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
第23回演奏会(前編)
2008-05-04
2008年5月4日(日),塔南高校吹奏楽部第23回演奏会の当日を迎えました。
この日をめざし,担当する係によっては昨年11月から企画を進め,人間関係に様々な波風を起こしながらも,「全員で演奏会を創る」という点だけは共有できることを確かめ合う日々が続いてきました。
この日9時00分からの12時間,今までの練習やその他諸々の準備の日々,現役から今日をもって引退する3年生の想い,その3年生と最後の舞台に臨む2年生の想い,それらの全てをこの時間内に凝縮して過ごす,恐ろしいまでに“濃い”一日が始まります・・・。

この日をめざし,担当する係によっては昨年11月から企画を進め,人間関係に様々な波風を起こしながらも,「全員で演奏会を創る」という点だけは共有できることを確かめ合う日々が続いてきました。
この日9時00分からの12時間,今までの練習やその他諸々の準備の日々,現役から今日をもって引退する3年生の想い,その3年生と最後の舞台に臨む2年生の想い,それらの全てをこの時間内に凝縮して過ごす,恐ろしいまでに“濃い”一日が始まります・・・。

会場の文化パルク城陽に入れるのは9時00分からですが,早く到着した部員から,その場でできる範囲の準備作業に取りかかり始めます。
Pit.人たちは,分解して積み込んだマリンバ等の組立にかかり,たかはし号&ハギハラ号に積み込まれた楽器や受付用品も,降ろせるだけ降ろして会場入りに備えます。
どれだけ忙しい状況でも,昨今の高校生はカメラを見たら,まったく・・・。

8時45分,当日進行表で決まっていた集合時間となりました。
制服を着ているのは,今日は裏方のSTAFFとして活躍してくれる入部したばかりの1年生諸君。上級生は上衣以外のマーチング・コスチュームにジャンパーを羽織った,通称「黒ずくめ」スタイル。

9時00分,搬入口の巨大な二重シャッターが開き始めました。
いよいよ演奏会の一日がスタートします!

2・3年生たちがウォームアップ~Basicに取り組んでいる間,1年生は会場内の様々な設営を分担してこなします。こちらでは,1400冊のパンフレットにアンケート用紙などを挟み込む作業に,一生懸命取り組んでいます。

たとえ演奏会当日といえども,MBP(Marching Brass Basic)や木管のABPなどのメニューに変更はありません。セクションごとにいつものBasicを終えた2・3年生たちは,舞台の照明仕込みが終わるまでの間,演奏会の中で気になっている部分を取り出し,PARTごとのチェックに余念がありません。

昨年5月以来,特にGryphonsシーズン中なら,ほぼ毎日顔を合わせ,ひょっとしたら家族よりも長い時間をともに過ごした上級生たち。2・3年生がみんなで同じメニューに取り組むのはこれが最後となります。
そういった感慨にふけりながらの練習なのか,それとも「このままじゃ・・・!!」といった危機感に追い詰められての練習なのか,傍目からは判断できませんね(^_^;)
君たち,これからリハーサルなんだから,あんまり飛ばしすぎないように・・・。

11時15分,舞台の照明仕込みが終わりました。すぐさま,マーカー隊が舞台上にポイントを設営していきます。
このステージでマーチングするのも4年目,マーカー隊の諸君は4月6日のホール練習で,実際にポイント設営を経験していますから,“本番仕様”とはいっても作業はどんどん進みます。

照明の仕込み中は音が出せないため,ロビーで板打ちをしていたPit.人たちがそれぞれの楽器に走ります。
マーカー隊の作業を妨げないよう,やや音量を絞りながら,約10分間の貴重なBasicタイム。

M.Stage→V.Stage→C.Stageと,本番と逆順で行ったリハーサルも,ハッと気がつけば終わっていて,お客さんが入口に長蛇の列を作っていました。
予定より15分前倒しで開場。(3年生紹介のネタ繰りもどうやら開演前に・・・(-。-;)
遠いところまで,多くの方々に来ていただき,とてもありがたく思いました。
18時00分,定刻通りに開演。
HornsリーダーYukariが指揮する「校歌」で幕が上がります。
第1部C.Stage(Concertステージ)は,ジョイント・ステージというサブタイトルがあり,さまざまな組み合わせで大編成の合同演奏を楽しんでいただくステージとなっています。
まずは,塔南高校吹奏楽部OBやGryphons一般メンバーとの合同演奏で,久石 譲 作曲の交響詩「もののけ姫3章」。
Gryphons 2008の中で取り上げる曲も含まれています。

司会を務めるのはやはり1年生。今年はGuardのSayakaとYunaのお二人です。
1300人の観客を前にしても,緊張はしつつもしっかりと大役を果たしています。さすが,Guard志望だけあって,舞台度胸は満点のようですね。

座席のナンバリング・システムも順調に機能しているようです。久世中学校吹奏楽部との入替も,予定通りにスムーズに終了。
演奏する曲は,酒井 格 作曲の「タナバタ」。
指揮は久世中学校吹奏楽部顧問のF先生。

あれだけ,いろいろと準備や調整をしてきたにも関わらず(いや,だからこそ,なんでしょうが)呆気ないほど淡々と本番は進行します。
続いて洛南中学校吹奏楽部との合同演奏。
真島俊夫作曲「波の見える風景」を指揮するのは,洛南中学校吹奏楽部顧問M先生。

C.Stage最後の曲は真島俊夫作曲「三つのジャポニズム」より第三楽章「祭り」。
この曲は神川中学校吹奏楽部との合同演奏。
指揮は同校顧問のY先生。なかなか情熱的な指揮ぶりです。
塔南高校の部員たちにとっても,いろいろな先生方の考え方や音楽の作り方にふれることによって,良い勉強になりました。
久世・洛南・神川中学校の皆さん,ありがとうございました!

第2部はV.Stage(Varietyステージ)。
今回は「ドレミの国アリス」と題してお送りします。
ひょんなことからウサギを追いかけてドレミの国に迷い込んだアリス。(♪Alice in Wonderland/♪Do-Re-Mi)
その日は女王様の誕生日会だったのですが,なぜか国中がどんどん真っ黒に染まってきていて,それどころではない状態・・・。
この国を救うためには“世界に一つだけの花”を見つけるしかない,とウサギはアリスに語ります。

黒大臣(Joker)の命を受けて,赤トランプ隊と黒トランプ隊は“世界で一つだけの花”の探索に出発。いつもは仲が悪い2隊は,黒トランプ隊長の提案により,ドレミの国を救うために協力し合うことにします。(♪Crazy Rainbow)

ところが,それはドレミの国を真っ黒にして支配しようとする黒大臣の陰謀でした。
協力するという申し出にだまされ,まんまと罠にひっかかってしまったアリス一行。
黒トランプ兵たちは「だまされる方がバカなのさ!」とあざ笑います。

森に潜む“怪物”の餌食にしようという黒トランプ兵の罠でしたが,実際の“怪物”は実はただのネコ?! いやチェシャ猫でした。
“世界で一つだけの花”の咲いている場所を知っているというチェシャ猫から,その場所を聞き出すため,アリスとウサギは,チェシャ猫が提案したゲームに挑戦します。
そのゲームとは・・・何と赤トランプ隊による「神経衰弱」でした!
Tp.ソロを決めるのはMisato。(♪Love it Song!=お父さんお母さんには懐かしい「秘密のアッコちゃん」です)

チェシャ猫の情報によって,“世界に一つだけの花”を黒くしてしまおうという黒大臣の陰謀を阻止することに何とか間に合ったアリス一行。
黒大臣&黒トランプ隊との壮絶なバトルに突入します。(♪Let’s Go Baikinman)

赤トランプ隊の活躍により,みごと黒大臣の野望を粉砕!
アリスが“世界で一つだけの花”をしっかり握りしめます。(♪世界で一つだけの花)

“世界で一つだけの花”のおかげで,ドレミの国も色鮮やかな世界に戻りました!
トランプ兵たちも,もとの真っ白なカードに戻り,女王様からご褒美もいただいて,みんな大満足。みんなで楽しく踊って,めでたし,めでたし。(♪Happiness)

目覚まし時計の音で,アリスが目覚めると,そこはいつもの自分の部屋。
「あの冒険は夢だったの?」
がっかりするアリスの前に,ウサギが現れます。
「夢じゃないよ!」
フィナーレは全員でのカーテンコール。(♪Do-Re-Mi)
今度こそ,ハッピーエンドです。

こうして演奏会は順調に第2部まで終わりました。
さて,いよいよ第3部。
TONAN Brassがもっとも得意とするM.Stage(Marchingステージ)です。
今日のこのショウのために,部員全員ができる限りの努力を重ねてきました。
1300名を超える観客の皆さまと共に,私たちのMarchingの世界へ,いざ!
(後編に続く・・・)
Pit.人たちは,分解して積み込んだマリンバ等の組立にかかり,たかはし号&ハギハラ号に積み込まれた楽器や受付用品も,降ろせるだけ降ろして会場入りに備えます。
どれだけ忙しい状況でも,昨今の高校生はカメラを見たら,まったく・・・。

8時45分,当日進行表で決まっていた集合時間となりました。
制服を着ているのは,今日は裏方のSTAFFとして活躍してくれる入部したばかりの1年生諸君。上級生は上衣以外のマーチング・コスチュームにジャンパーを羽織った,通称「黒ずくめ」スタイル。

9時00分,搬入口の巨大な二重シャッターが開き始めました。
いよいよ演奏会の一日がスタートします!

2・3年生たちがウォームアップ~Basicに取り組んでいる間,1年生は会場内の様々な設営を分担してこなします。こちらでは,1400冊のパンフレットにアンケート用紙などを挟み込む作業に,一生懸命取り組んでいます。

たとえ演奏会当日といえども,MBP(Marching Brass Basic)や木管のABPなどのメニューに変更はありません。セクションごとにいつものBasicを終えた2・3年生たちは,舞台の照明仕込みが終わるまでの間,演奏会の中で気になっている部分を取り出し,PARTごとのチェックに余念がありません。

昨年5月以来,特にGryphonsシーズン中なら,ほぼ毎日顔を合わせ,ひょっとしたら家族よりも長い時間をともに過ごした上級生たち。2・3年生がみんなで同じメニューに取り組むのはこれが最後となります。
そういった感慨にふけりながらの練習なのか,それとも「このままじゃ・・・!!」といった危機感に追い詰められての練習なのか,傍目からは判断できませんね(^_^;)
君たち,これからリハーサルなんだから,あんまり飛ばしすぎないように・・・。

11時15分,舞台の照明仕込みが終わりました。すぐさま,マーカー隊が舞台上にポイントを設営していきます。
このステージでマーチングするのも4年目,マーカー隊の諸君は4月6日のホール練習で,実際にポイント設営を経験していますから,“本番仕様”とはいっても作業はどんどん進みます。

照明の仕込み中は音が出せないため,ロビーで板打ちをしていたPit.人たちがそれぞれの楽器に走ります。
マーカー隊の作業を妨げないよう,やや音量を絞りながら,約10分間の貴重なBasicタイム。

M.Stage→V.Stage→C.Stageと,本番と逆順で行ったリハーサルも,ハッと気がつけば終わっていて,お客さんが入口に長蛇の列を作っていました。
予定より15分前倒しで開場。(3年生紹介のネタ繰りもどうやら開演前に・・・(-。-;)
遠いところまで,多くの方々に来ていただき,とてもありがたく思いました。
18時00分,定刻通りに開演。
HornsリーダーYukariが指揮する「校歌」で幕が上がります。
第1部C.Stage(Concertステージ)は,ジョイント・ステージというサブタイトルがあり,さまざまな組み合わせで大編成の合同演奏を楽しんでいただくステージとなっています。
まずは,塔南高校吹奏楽部OBやGryphons一般メンバーとの合同演奏で,久石 譲 作曲の交響詩「もののけ姫3章」。
Gryphons 2008の中で取り上げる曲も含まれています。

司会を務めるのはやはり1年生。今年はGuardのSayakaとYunaのお二人です。
1300人の観客を前にしても,緊張はしつつもしっかりと大役を果たしています。さすが,Guard志望だけあって,舞台度胸は満点のようですね。

座席のナンバリング・システムも順調に機能しているようです。久世中学校吹奏楽部との入替も,予定通りにスムーズに終了。
演奏する曲は,酒井 格 作曲の「タナバタ」。
指揮は久世中学校吹奏楽部顧問のF先生。

あれだけ,いろいろと準備や調整をしてきたにも関わらず(いや,だからこそ,なんでしょうが)呆気ないほど淡々と本番は進行します。
続いて洛南中学校吹奏楽部との合同演奏。
真島俊夫作曲「波の見える風景」を指揮するのは,洛南中学校吹奏楽部顧問M先生。

C.Stage最後の曲は真島俊夫作曲「三つのジャポニズム」より第三楽章「祭り」。
この曲は神川中学校吹奏楽部との合同演奏。
指揮は同校顧問のY先生。なかなか情熱的な指揮ぶりです。
塔南高校の部員たちにとっても,いろいろな先生方の考え方や音楽の作り方にふれることによって,良い勉強になりました。
久世・洛南・神川中学校の皆さん,ありがとうございました!

第2部はV.Stage(Varietyステージ)。
今回は「ドレミの国アリス」と題してお送りします。
ひょんなことからウサギを追いかけてドレミの国に迷い込んだアリス。(♪Alice in Wonderland/♪Do-Re-Mi)
その日は女王様の誕生日会だったのですが,なぜか国中がどんどん真っ黒に染まってきていて,それどころではない状態・・・。
この国を救うためには“世界に一つだけの花”を見つけるしかない,とウサギはアリスに語ります。

黒大臣(Joker)の命を受けて,赤トランプ隊と黒トランプ隊は“世界で一つだけの花”の探索に出発。いつもは仲が悪い2隊は,黒トランプ隊長の提案により,ドレミの国を救うために協力し合うことにします。(♪Crazy Rainbow)

ところが,それはドレミの国を真っ黒にして支配しようとする黒大臣の陰謀でした。
協力するという申し出にだまされ,まんまと罠にひっかかってしまったアリス一行。
黒トランプ兵たちは「だまされる方がバカなのさ!」とあざ笑います。

森に潜む“怪物”の餌食にしようという黒トランプ兵の罠でしたが,実際の“怪物”は実はただのネコ?! いやチェシャ猫でした。
“世界で一つだけの花”の咲いている場所を知っているというチェシャ猫から,その場所を聞き出すため,アリスとウサギは,チェシャ猫が提案したゲームに挑戦します。
そのゲームとは・・・何と赤トランプ隊による「神経衰弱」でした!
Tp.ソロを決めるのはMisato。(♪Love it Song!=お父さんお母さんには懐かしい「秘密のアッコちゃん」です)

チェシャ猫の情報によって,“世界に一つだけの花”を黒くしてしまおうという黒大臣の陰謀を阻止することに何とか間に合ったアリス一行。
黒大臣&黒トランプ隊との壮絶なバトルに突入します。(♪Let’s Go Baikinman)

赤トランプ隊の活躍により,みごと黒大臣の野望を粉砕!
アリスが“世界で一つだけの花”をしっかり握りしめます。(♪世界で一つだけの花)

“世界で一つだけの花”のおかげで,ドレミの国も色鮮やかな世界に戻りました!
トランプ兵たちも,もとの真っ白なカードに戻り,女王様からご褒美もいただいて,みんな大満足。みんなで楽しく踊って,めでたし,めでたし。(♪Happiness)

目覚まし時計の音で,アリスが目覚めると,そこはいつもの自分の部屋。
「あの冒険は夢だったの?」
がっかりするアリスの前に,ウサギが現れます。
「夢じゃないよ!」
フィナーレは全員でのカーテンコール。(♪Do-Re-Mi)
今度こそ,ハッピーエンドです。

こうして演奏会は順調に第2部まで終わりました。
さて,いよいよ第3部。
TONAN Brassがもっとも得意とするM.Stage(Marchingステージ)です。
今日のこのショウのために,部員全員ができる限りの努力を重ねてきました。
1300名を超える観客の皆さまと共に,私たちのMarchingの世界へ,いざ!
(後編に続く・・・)
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