マーチングバンド関西大会の日
2007-10-28
とうとうやって来た大会当日。
5月に楽譜を手にしてから,7月のコンテ入り,8月の合宿,9~10月のファーストショウ,そして地域行事への出演。暑さに身体がめげた時も,うまく吹けず(動けず)に心がめげた時もありましたが,今日ここまでみんなでショウを作り上げてきました。
あとは,大会本番のフィールドで,その成果を存分に発揮できさえすれば,今までの練習も報われるというものです。
幸いなことに,今日は見事な秋晴れ。本番までの時間も大切に,しっかり特別な一日を楽しみましょう。

5月に楽譜を手にしてから,7月のコンテ入り,8月の合宿,9~10月のファーストショウ,そして地域行事への出演。暑さに身体がめげた時も,うまく吹けず(動けず)に心がめげた時もありましたが,今日ここまでみんなでショウを作り上げてきました。
あとは,大会本番のフィールドで,その成果を存分に発揮できさえすれば,今までの練習も報われるというものです。
幸いなことに,今日は見事な秋晴れ。本番までの時間も大切に,しっかり特別な一日を楽しみましょう。

大会当日であるといっても,いつもの練習ルーティーンを崩すようなことはしたくありません。ストレッチ→MM→そしてMBP。昨日までの練習と同じように,淡々とウォームアップが続きます。
セクションごとに分かれてのウォームアップとなったので,High-Brassはセクションリーダー・ヤタオ氏が仕切ります。

Low-Brassは・・・っと? あぁいました。
High-Brassからちょうど反対側に行ったタクシー乗り場?風の屋根の下でウォームアップ中。めちゃくちゃ良い天気なんですが,あまりにも良すぎて日射しが強いからでしょう。体力気力を温存しようという考え方のようです。

姫路市立城西・城乾小学校さんが使っているフィールドを,使用後に使わせていただけることになりました。(ありがとうございました!)
順番が回ってくるのを待っている,Pit.人たちです。
黒いGryphonsジャンパーを裏返して,なにやらアラビア風の出で立ち。
たしかに,今日は10月末とは信じられない陽気と日射し,ふだん屋内でしか練習しないPit.人としては,こうでもしないとやっとられん,というところでしょうか?

最後のコンテ練。M1冒頭のプッシュなど,重点的にさらいたい部分だけは複数回,練習しますが,基本的にはM1からラストまで,大きなチャンク(=塊)で区切りながら,サラリと通していくだけのメニューとなります。
ランスルーも予定していません。
朝いちランスルーは,毎回,ショウとしての出来が今ひとつなので,今日初めて動く,という点だけをクリアして,身体の記憶を呼び出しておこうという感じです。

Guardも本番用衣装は着用せず,デカ旗も燭台も薔薇シートも使いませんでした。
会場の雰囲気のせいでしょうか,メンバー諸君も,いつもの練習時よりエンジンのかかりが早いように感じます。それとも,やはりギャラリーがいるから,気合いが入る理由でしょうかね?

20分少々と,いつものコンテ練を考えれば,ほとんど練習したうちには入らないぐらいの,短時間で終了。DM.Sonyさんがみんなを鼓舞します。
「今日のみんなは超~~~ステキ!」

コンテ練が終わるといったん解散。昼食を取り,会場に入ってみてフィールドの状態を確かめます。
アリーナへ入る前に,衣装を本番用にあらため,最後にもう一度合奏。
午前中のコンテ練より,さすがにみんなの顔にも緊張の色が見受けられます。

アリーナの出演者入口で,時間が来るまで待機。
このあたりから緊張のピークを迎えるはずですが,それでもカメラを向けるとVサイン。
さっきまで表情が引きつっていたように思ったのですが・・・。
大物なのか,条件反射なのかはおいといて,この場面でこの笑顔が出るのは,さすが表情も演技のうちになるGuardですね!ということにしておきましょう。

初めて大会に出場する高校1年生の感想。
『アリーナ入口前‥‥泣きそうです。なんですかこのとてつもないキンチョーや怖さは。でも先パイ達やみんなに「大丈夫や☆」と言ってもらえるとさらに泣きそうになったけど,絶対成功させよう!! 最高のShowにしよう!! と思えたし,勇気が出てきました』
そう,一人でフィールドに立つわけではありません。今までの自分が乗り切ってきた練習を信じて,仲間を信じて,思いっきりいきましょう。

チューニングルームとなっているSub.アリーナへ。
まず最初に入るのがGuardとBattery。
一番多数を占めるHornLineが入り終わるかどうか,という時点から,いつものBasicパターンを始めます。
ここ何年間かのチューニングタイムの使い方は,同じSub.アリーナで音出しなければならないので,前半はBatteryに,後半はHornLineのチューニングに,と時間差で使い分けることがほとんどです。

Guardは壁に向かい,思い思いに自分のやっておきたい振付をさらいます。
ライフル隊の今日の合い言葉は,もちろん「No Drop!」
やはり最後まで気になるのはライフル・トスのようですね。

HornLineのチューニングが終わるまでは,実はすることがないDM.Sonyさん。
こちらも壁に向かって一人ストレッチをしています。
そうですよね,こういう場面で何もすることがないっていうのは,逆にすごく緊張が高まるもの。その気持ち,ようくわかります。

最後はHornLine全員でいつものコラール。
さぁ,いよいよ本番です。
ここまで来たら,自分たちのやってきた練習を信じて,大舞台を思い切り楽しんできて欲しいと思います。Fight!

残念ながら本番中の写真はありません。
撮影はさすがに自粛です(それにSTAFFもそれどころではなかったもので)
『いよいよ関西大会なのです。にゃー o (^-^)o
友だちが名前さけんでくれて,あ,がんばれるって思った(笑)
本番はあっちゅーま!! すーぐおわった』
高校生の感想はこんな感じが多かったですね。
前で見ている限り,課題はまだまだあるものの,かなりのレベルで実力を出せた,いいショウだったと思いました。
本番を終えた写真撮影タイム。フロアで入場ライン前に立っていた時とは,打ってかわって,みんな柔らかい表情になっています。

9月から取材に来られていたKBS放送「Go-on」のSTAFFさんは,大会事務局の取材許可を取り,大会当日の今日も密着取材。番組の中の1コーナーとして,マーチングバンドの練習から大会本番までを編集したものなるそうです。
Gryphonsのコーナーが登場する「Go-on」の放映時間は,
11月19日(月) 23時00分~23時55分(KBS京都放送)
11月23日(金) スカイパーフェクトTV 京都チャンネル
と伺っています。さて,どんな番組になっているのか,ちょっと楽しみな気もします。

ショウを終えて外へ出ると,もう夕暮れ。
長かったような,短かったような・・・大会当日というのは何度体験しても「非日常」的な特別な一日となります。
たしかに主観的には,本番は「あっちゅーま!!」だったかもしれませんが,その「あっ」という部分に,合宿を含めて今日までの全ての練習時間が凝縮されていますから・・・。

自分たちはがんばって練習した,そして今日も全力を出し切れた,という確信はあっても,審査するのは審査員です。
いつもドキドキして迎える成績発表,そして表彰式。
今年も一般の部第一位をいただき,全国大会代表に選ばれました。
ご声援をいただいた皆さん,ありがとうございました。
また,フラッグ制作や燭台制作でご尽力いただいたり,ランスルービデオの提供などで,今日までGryphonsを支援してくださったSupporter Clubのみなさん,ありがとうございました。

閉会後の集合風景。みんなかなりハイになっています。
『マーチングは,気持ち(全員の)次第でこんなにも違いが生み出せるものなのかと。改めてすごくすごーく感じさせられました。・・・私はこの関西大会までにやってきたこと,思ったこと,すべてをこのShowにぶち込むいきおいでいどみました。てかぶち込みました。Gryのみんなとオペラ座ができてよかった。やってよかったと思います。』
毎年ですが,「全国大会をめざそう!」といって練習をする中,高校1年生は,今ひとつ実感が伴わないような,わかっているようでわかっていないまま,ひたすら練習に取り組むしかありません。
彼ら・彼女らが,本当に自分たちのやってきたことに「自信」「誇り」を持てるのは,この瞬間から,といってもいいでしょう。
おめでとう,よくがんばりました!

さすがに,一度は全国の舞台を踏んだ上級生ともなると,
『1位とれて,めっちゃ嬉しかったけど,ビデオ見て,やっぱり課題はいっぱいあるなぁと思いました@ ラインとかインターバルとか見れてないとこ結構あったから,次は一つ一つの動きや音を丁寧にできるようにー!!』
翌日の,現役だけの反省会(というかビデオ鑑賞会?)から,心はすでにこれからの練習と,さいたまスーパーアリーナの舞台へ向かうようです。
そうですね,今シーズンはまだ終わったわけではありません。関西代表として,今度は全国大会の舞台をめざし,もっともっとショウを磨いてクォリティを上げていきましょう。
とりあえず,今日はお疲れ様。
さて,これは番外編。
集合の最後に,スペシャルな発表がありました。
Gryphons団長モーリ氏と,Eup.N嬢がこのたび,結婚することになりました。団長みずから報告し,メンバー全員から祝福の拍手を受けています。
おめでとうございます! お幸せに!

セクションごとに分かれてのウォームアップとなったので,High-Brassはセクションリーダー・ヤタオ氏が仕切ります。

Low-Brassは・・・っと? あぁいました。
High-Brassからちょうど反対側に行ったタクシー乗り場?風の屋根の下でウォームアップ中。めちゃくちゃ良い天気なんですが,あまりにも良すぎて日射しが強いからでしょう。体力気力を温存しようという考え方のようです。

姫路市立城西・城乾小学校さんが使っているフィールドを,使用後に使わせていただけることになりました。(ありがとうございました!)
順番が回ってくるのを待っている,Pit.人たちです。
黒いGryphonsジャンパーを裏返して,なにやらアラビア風の出で立ち。
たしかに,今日は10月末とは信じられない陽気と日射し,ふだん屋内でしか練習しないPit.人としては,こうでもしないとやっとられん,というところでしょうか?

最後のコンテ練。M1冒頭のプッシュなど,重点的にさらいたい部分だけは複数回,練習しますが,基本的にはM1からラストまで,大きなチャンク(=塊)で区切りながら,サラリと通していくだけのメニューとなります。
ランスルーも予定していません。
朝いちランスルーは,毎回,ショウとしての出来が今ひとつなので,今日初めて動く,という点だけをクリアして,身体の記憶を呼び出しておこうという感じです。

Guardも本番用衣装は着用せず,デカ旗も燭台も薔薇シートも使いませんでした。
会場の雰囲気のせいでしょうか,メンバー諸君も,いつもの練習時よりエンジンのかかりが早いように感じます。それとも,やはりギャラリーがいるから,気合いが入る理由でしょうかね?

20分少々と,いつものコンテ練を考えれば,ほとんど練習したうちには入らないぐらいの,短時間で終了。DM.Sonyさんがみんなを鼓舞します。
「今日のみんなは超~~~ステキ!」

コンテ練が終わるといったん解散。昼食を取り,会場に入ってみてフィールドの状態を確かめます。
アリーナへ入る前に,衣装を本番用にあらため,最後にもう一度合奏。
午前中のコンテ練より,さすがにみんなの顔にも緊張の色が見受けられます。

アリーナの出演者入口で,時間が来るまで待機。
このあたりから緊張のピークを迎えるはずですが,それでもカメラを向けるとVサイン。
さっきまで表情が引きつっていたように思ったのですが・・・。
大物なのか,条件反射なのかはおいといて,この場面でこの笑顔が出るのは,さすが表情も演技のうちになるGuardですね!ということにしておきましょう。

初めて大会に出場する高校1年生の感想。
『アリーナ入口前‥‥泣きそうです。なんですかこのとてつもないキンチョーや怖さは。でも先パイ達やみんなに「大丈夫や☆」と言ってもらえるとさらに泣きそうになったけど,絶対成功させよう!! 最高のShowにしよう!! と思えたし,勇気が出てきました』
そう,一人でフィールドに立つわけではありません。今までの自分が乗り切ってきた練習を信じて,仲間を信じて,思いっきりいきましょう。

チューニングルームとなっているSub.アリーナへ。
まず最初に入るのがGuardとBattery。
一番多数を占めるHornLineが入り終わるかどうか,という時点から,いつものBasicパターンを始めます。
ここ何年間かのチューニングタイムの使い方は,同じSub.アリーナで音出しなければならないので,前半はBatteryに,後半はHornLineのチューニングに,と時間差で使い分けることがほとんどです。

Guardは壁に向かい,思い思いに自分のやっておきたい振付をさらいます。
ライフル隊の今日の合い言葉は,もちろん「No Drop!」
やはり最後まで気になるのはライフル・トスのようですね。

HornLineのチューニングが終わるまでは,実はすることがないDM.Sonyさん。
こちらも壁に向かって一人ストレッチをしています。
そうですよね,こういう場面で何もすることがないっていうのは,逆にすごく緊張が高まるもの。その気持ち,ようくわかります。

最後はHornLine全員でいつものコラール。
さぁ,いよいよ本番です。
ここまで来たら,自分たちのやってきた練習を信じて,大舞台を思い切り楽しんできて欲しいと思います。Fight!

残念ながら本番中の写真はありません。
撮影はさすがに自粛です(それにSTAFFもそれどころではなかったもので)
『いよいよ関西大会なのです。にゃー o (^-^)o
友だちが名前さけんでくれて,あ,がんばれるって思った(笑)
本番はあっちゅーま!! すーぐおわった』
高校生の感想はこんな感じが多かったですね。
前で見ている限り,課題はまだまだあるものの,かなりのレベルで実力を出せた,いいショウだったと思いました。
本番を終えた写真撮影タイム。フロアで入場ライン前に立っていた時とは,打ってかわって,みんな柔らかい表情になっています。

9月から取材に来られていたKBS放送「Go-on」のSTAFFさんは,大会事務局の取材許可を取り,大会当日の今日も密着取材。番組の中の1コーナーとして,マーチングバンドの練習から大会本番までを編集したものなるそうです。
Gryphonsのコーナーが登場する「Go-on」の放映時間は,
11月19日(月) 23時00分~23時55分(KBS京都放送)
11月23日(金) スカイパーフェクトTV 京都チャンネル
と伺っています。さて,どんな番組になっているのか,ちょっと楽しみな気もします。

ショウを終えて外へ出ると,もう夕暮れ。
長かったような,短かったような・・・大会当日というのは何度体験しても「非日常」的な特別な一日となります。
たしかに主観的には,本番は「あっちゅーま!!」だったかもしれませんが,その「あっ」という部分に,合宿を含めて今日までの全ての練習時間が凝縮されていますから・・・。

自分たちはがんばって練習した,そして今日も全力を出し切れた,という確信はあっても,審査するのは審査員です。
いつもドキドキして迎える成績発表,そして表彰式。
今年も一般の部第一位をいただき,全国大会代表に選ばれました。
ご声援をいただいた皆さん,ありがとうございました。
また,フラッグ制作や燭台制作でご尽力いただいたり,ランスルービデオの提供などで,今日までGryphonsを支援してくださったSupporter Clubのみなさん,ありがとうございました。

閉会後の集合風景。みんなかなりハイになっています。
『マーチングは,気持ち(全員の)次第でこんなにも違いが生み出せるものなのかと。改めてすごくすごーく感じさせられました。・・・私はこの関西大会までにやってきたこと,思ったこと,すべてをこのShowにぶち込むいきおいでいどみました。てかぶち込みました。Gryのみんなとオペラ座ができてよかった。やってよかったと思います。』
毎年ですが,「全国大会をめざそう!」といって練習をする中,高校1年生は,今ひとつ実感が伴わないような,わかっているようでわかっていないまま,ひたすら練習に取り組むしかありません。
彼ら・彼女らが,本当に自分たちのやってきたことに「自信」「誇り」を持てるのは,この瞬間から,といってもいいでしょう。
おめでとう,よくがんばりました!

さすがに,一度は全国の舞台を踏んだ上級生ともなると,
『1位とれて,めっちゃ嬉しかったけど,ビデオ見て,やっぱり課題はいっぱいあるなぁと思いました@ ラインとかインターバルとか見れてないとこ結構あったから,次は一つ一つの動きや音を丁寧にできるようにー!!』
翌日の,現役だけの反省会(というかビデオ鑑賞会?)から,心はすでにこれからの練習と,さいたまスーパーアリーナの舞台へ向かうようです。
そうですね,今シーズンはまだ終わったわけではありません。関西代表として,今度は全国大会の舞台をめざし,もっともっとショウを磨いてクォリティを上げていきましょう。
とりあえず,今日はお疲れ様。
さて,これは番外編。
集合の最後に,スペシャルな発表がありました。
Gryphons団長モーリ氏と,Eup.N嬢がこのたび,結婚することになりました。団長みずから報告し,メンバー全員から祝福の拍手を受けています。
おめでとうございます! お幸せに!

関西大会前日練習
2007-10-27
いよいよ明日は,この半年,みんなで目標にしてきた関西大会。
泣いても笑っても今日一日が最後の練習となります。
月曜に行って来たばかりの舞洲アリーナで,明日,たった10分間という限られたショウタイムの中に,今までの練習の成果を全て出し切れるかどうか?
まずは今日一日の練習に,どんな姿勢・心構えで臨むか,を大事にしたいところです。
朝の集合でのみんなの顔は,やはり心持ち引き締まっていたように感じました。
さぁ,気合い入れていきましょう!

泣いても笑っても今日一日が最後の練習となります。
月曜に行って来たばかりの舞洲アリーナで,明日,たった10分間という限られたショウタイムの中に,今までの練習の成果を全て出し切れるかどうか?
まずは今日一日の練習に,どんな姿勢・心構えで臨むか,を大事にしたいところです。
朝の集合でのみんなの顔は,やはり心持ち引き締まっていたように感じました。
さぁ,気合い入れていきましょう!

今日はデザイナーM先生にも,最後のレッスンをしていただくことになっています。
朝いちランスルーの後は,昼休みを(Batteryの叩く部分が少ないため)Batteryとそれ以外でズラしながらM2をさらい,その後は一番クリーニングが必要と判断されるM3に重点を置きつつ,ショウの出来を左右するM1ファーストヒットなどをチェックする予定になっています。
DM.Sonyさんのコメント,今日はないのかな?と思っていたら,後ほど書き加えられていたそうで,ネタ撮りに失敗してしまいました(T.T)

いつものとおり,フロア半面を使用してBrassのMBPが始まります。
毎週末,常に練習を見ているSTAFFとしては,えてして「できていない部分」に注意が集中しがちになります。
しかし,二ヶ月前と同じ会場に来て,同じBasicメニューを聞いていると,ある瞬間,今日までの練習の中で,メンバー一人一人が成長してきた高みに気づいて愕然とすることがあります。
なるほど,ここまで鳴るようになってるんだ,うまくなってるんだ,成長したよなぁ・・・。特に高校1年生の伸びは,吸収力が高い年代だけあって,まるで別人を見ている(あくまで演奏&演技能力に関しては,ですが)ような感じですね。

残りの半面ではGuardが入念に振付の同期をチェック中。
これはM1「Angle of Music」のGuardフィーチャー部分ですね。AyakoさんのTrumpetソロが終わり,フルバンドのTuttiで演奏されるプッシュのところ。
うん,フラッグはかなり揃ってきた感じですね! 脚などのボディワークがもう一息,というところでしょうか。
このうち9人が,半年前に初めてフラッグを持って踊り始めた1年生とは思えません。
4月当初のPART決定ミーティングで「どうしてもGuardをやりたいです」と一歩も引かなかった彼女たちも,よくがんばりました。明日はぜひ,今までの成果を出し切ってほしいものです。

朝いちランスルーでの,先ほどGuardが合わせていたM1「Angle of Music」Guardフィーチャー部分。Ayakoさんソロ終わりでプッシュが始まった瞬間です。
う~ん,残念ながら先ほどの合わせより,若干ズレが大きいように見受けられますね。
まだまだ“発展途上”は続くようですが,ここは「これからの伸び代が大きい!」とプラス思考でいくべきでしょうか(_ _;)
Guard Fight~

朝いちランスルーの後は,デザイナーM先生のレッスンを軸に,今日のクリーニングの成果が,明日の大会に効果的に出るような部分を重点的に取り組んでいきます。
これはその一例。M1ファーストヒット直前の,最前列に位置するTubaラインのローテーション。自分の靴を到達ポイントに残して,動いてみて確実に到着するかどうかをチェックしているところです。
真ん中の4人だけが捕まっているのは,視線がフォーカスするセンター付近で動くのに,今日は誤差が一番大きかったというのが理由。
でも,前日にここまでチェックしたから,明日は大丈夫! 今日のチェックを忘れずに決めにいって下さい。

昼休みを一部分ズラし,Batteryが取り組むのがM3冒頭のBatteryソロ。
こういったイカツイ系が大好き,というより基本的に「目立ちたがり屋」が大勢を占めるBatteryの面目躍如,という極めつけのシーン。
今季から大会規定が変更され,ショウタイムが短縮されたため,Batteryの単独フィーチャーが作りにくくなったのですが,全体の中で,Batteryらしい持ち味が生かせるようなシーンをうまく作ることができてよかったと思います。
さて,明日は「心はHotに頭はCoolで」を忘れず,しっかり決めて下さい!

休憩中の風景その1。
さすがに秋も深まり,気温が下がってきたために,楽器機材係が用意するウォータークーラーの飲料消費量も激減しているようです。それでも,練習中は常に小走りに近い状態で歩き回っているのに等しいため,休憩中の水分補給はまだまだ重要。
各自の持参したペットボトルを,思い思いのタイミングで口にします。このあたりのメンバーによるセルフコントロールも,暑い夏の練習をこなしていく中で,ある程度は身についてきているようですね。

休憩中の風景その2。
さすがはHrズ,休憩中Gryメンバーの生態を1PARTで体現しております。
「マグロ」「復習」「おしゃべり」・・・昼食時を除く休憩時間を過ごすメンバーの生態は,おおむねこの3パターンといえるでしょう。「マグロ」役のItane先輩はちょっとお疲れモードのようですね。
一方「復習」組では,ラインのインターバルについてYui先輩の鋭いツッコミが入っているようです。

休憩中の風景その3。
緑軍団Woodセクションとお話ししているのはDM.Sonyさん。Woodフィーチャー部分の指揮についての打ち合わせ? それともバランスについての協議でしょうか?
今季GryWoodセクション,高校1年生は初心者が中心で,他校生をもっとも多く含むセクションにも関わらず,サウンドでもメンバーシップでも,なかなかのまとまりを見せてくれます。それもあって“ダイコン3兄弟”なんて言いにくいのですが・・・今や,それにしか見えなくなってきた今日このごろ・・・ (^_^;)

休憩中の風景その4。
一人プレッシャーに耐え続けるのが“ソリスト”としての宿命。
先日のすばらしい個人レッスンによって,ある程度の自信?は得られたかもしれませんが,ことが“ソロ”に関するだけに,そのプレッシャーには一人で立ち向かわねばなりません。
というわけで,「前日」という状況の中,一人壁に向かって黙々?と自分の音と会話している,という次第でしょうか。
ショウのクォリティについて,ごく短い一定部分とはいえ,たった一人で責任を負う厳しさがその背中に感じられます。
大丈夫,メロディはたった一人でも,バンドのみんながしっかり伴奏で支えますから,思い切って吹き倒してしまいましょう。

休憩中の風景その5。
本番前日になると,あちらこちらで出現する「ピカピカ族」
日頃,やれどこが抜けないあそこが凹んだとかで,楽器屋さんと修理日程やら代金についてやりとりする事務局としては,日常の手入れこそが肝心ではないか?と声を大にしたいところですが・・・。

さて,文字通り最後となる,練習最後を締めくくるランスルー。
次にランスルーをするのは,関西大会本番のフィールド上であることは,口には出さずとも,メンバーはよく知っています。
今日はドレスリハーサルではなく,ジャージ姿のままのランスルーですが,Gryphons Supporter Clubをはじめ,多くの方々が「大会前最後のランスルー」を見届けるために来て下さいました。
もう慣れきったはずの「集中タイム」も,今日は独特の緊張感が漂います。Low-Brassは,いつもならPART単位でする「集中」を,今日だけはセクション全員で。

大会の成否を占う意味でも,今夕のランスルーは大きな意味を持っています。
以前から,STAFFや講師の先生方から「本番には強いGryphons(=本番だけにはスイッチが入る)」と,言われ続けているだけに(←注:練習では本気を出せないのか?! という指摘を裏返すとこういう言い方になります)今日のランスルーは魂が入っています。
決して褒められたクセではないのですが,入らないよりはマシ,というところでしょうか・・・(^_^;)
今日の練習で調整したM2Guardの燭台フラッシュの光らせ方も,いいタイミングになっています。このランスルーは「よし!」ですね。

17時00分,応援に来ていただいたみなさんに,メンバー全員でお礼を言って練習終了。
明日の関西大会本番へ向けて,楽器梱包&積み込みに取りかかります。
10月に入ってから,午前・午後・夜間という練習に取り組んできたGryメンバーにとって,この時間に終わるのは,まだまだ余力をたっぷり残している状態。
しかし,ここは明日のコンディションを考えて無理をしないスケジュールとしています。
さぁ,次に楽器を降ろすのは舞洲アリーナですよ。

積み込みが終了したところで,解散前最後の集合。
STAFFから,今までの練習の総括と,明日への想いが語られます。
そう,右も左もわからない高校1年生も含め,メンバー140名がそれぞれのベストを尽くそうともがき,暑さや眠気やしんどさを克服し,楽譜やコンテと格闘した半年・・・。
この歳月は決して無駄ではありませんでした。
明日こそ,その全てをたった10分間に凝縮して表現する「本番」です。
今日はしっかり睡眠とって,明日,最高のコンディションで臨みましょう。

毎年のことではありますが,初めて合奏をした・コンテを読んだ・ランスルーをした,など節目の日には,「今年はどないなるんやろ(>_<)」と頭を抱えるのが現実です。
しかし,STAFFのそんな憂いを見事に打ち砕き,いつもいつもショウを仕上げてくるメンバーの努力と信念に,驚かされ,感銘を受けることになります。
そう,今年もメンバーたちは,STAFFや講師の先生方の要求に,全力で取り組み,互いに支え合い,時には悩み,そして歯を食いしばって練習して,自分たちの「オペラ座の怪人」を作り上げてきました。
明日,舞洲アリーナのフィールドで,メンバーみんながその全てを出し切れるよう,入場口の扉が開くまで,STAFFも全力を尽くしたいと思います。
朝いちランスルーの後は,昼休みを(Batteryの叩く部分が少ないため)Batteryとそれ以外でズラしながらM2をさらい,その後は一番クリーニングが必要と判断されるM3に重点を置きつつ,ショウの出来を左右するM1ファーストヒットなどをチェックする予定になっています。
DM.Sonyさんのコメント,今日はないのかな?と思っていたら,後ほど書き加えられていたそうで,ネタ撮りに失敗してしまいました(T.T)

いつものとおり,フロア半面を使用してBrassのMBPが始まります。
毎週末,常に練習を見ているSTAFFとしては,えてして「できていない部分」に注意が集中しがちになります。
しかし,二ヶ月前と同じ会場に来て,同じBasicメニューを聞いていると,ある瞬間,今日までの練習の中で,メンバー一人一人が成長してきた高みに気づいて愕然とすることがあります。
なるほど,ここまで鳴るようになってるんだ,うまくなってるんだ,成長したよなぁ・・・。特に高校1年生の伸びは,吸収力が高い年代だけあって,まるで別人を見ている(あくまで演奏&演技能力に関しては,ですが)ような感じですね。

残りの半面ではGuardが入念に振付の同期をチェック中。
これはM1「Angle of Music」のGuardフィーチャー部分ですね。AyakoさんのTrumpetソロが終わり,フルバンドのTuttiで演奏されるプッシュのところ。
うん,フラッグはかなり揃ってきた感じですね! 脚などのボディワークがもう一息,というところでしょうか。
このうち9人が,半年前に初めてフラッグを持って踊り始めた1年生とは思えません。
4月当初のPART決定ミーティングで「どうしてもGuardをやりたいです」と一歩も引かなかった彼女たちも,よくがんばりました。明日はぜひ,今までの成果を出し切ってほしいものです。

朝いちランスルーでの,先ほどGuardが合わせていたM1「Angle of Music」Guardフィーチャー部分。Ayakoさんソロ終わりでプッシュが始まった瞬間です。
う~ん,残念ながら先ほどの合わせより,若干ズレが大きいように見受けられますね。
まだまだ“発展途上”は続くようですが,ここは「これからの伸び代が大きい!」とプラス思考でいくべきでしょうか(_ _;)
Guard Fight~

朝いちランスルーの後は,デザイナーM先生のレッスンを軸に,今日のクリーニングの成果が,明日の大会に効果的に出るような部分を重点的に取り組んでいきます。
これはその一例。M1ファーストヒット直前の,最前列に位置するTubaラインのローテーション。自分の靴を到達ポイントに残して,動いてみて確実に到着するかどうかをチェックしているところです。
真ん中の4人だけが捕まっているのは,視線がフォーカスするセンター付近で動くのに,今日は誤差が一番大きかったというのが理由。
でも,前日にここまでチェックしたから,明日は大丈夫! 今日のチェックを忘れずに決めにいって下さい。

昼休みを一部分ズラし,Batteryが取り組むのがM3冒頭のBatteryソロ。
こういったイカツイ系が大好き,というより基本的に「目立ちたがり屋」が大勢を占めるBatteryの面目躍如,という極めつけのシーン。
今季から大会規定が変更され,ショウタイムが短縮されたため,Batteryの単独フィーチャーが作りにくくなったのですが,全体の中で,Batteryらしい持ち味が生かせるようなシーンをうまく作ることができてよかったと思います。
さて,明日は「心はHotに頭はCoolで」を忘れず,しっかり決めて下さい!

休憩中の風景その1。
さすがに秋も深まり,気温が下がってきたために,楽器機材係が用意するウォータークーラーの飲料消費量も激減しているようです。それでも,練習中は常に小走りに近い状態で歩き回っているのに等しいため,休憩中の水分補給はまだまだ重要。
各自の持参したペットボトルを,思い思いのタイミングで口にします。このあたりのメンバーによるセルフコントロールも,暑い夏の練習をこなしていく中で,ある程度は身についてきているようですね。

休憩中の風景その2。
さすがはHrズ,休憩中Gryメンバーの生態を1PARTで体現しております。
「マグロ」「復習」「おしゃべり」・・・昼食時を除く休憩時間を過ごすメンバーの生態は,おおむねこの3パターンといえるでしょう。「マグロ」役のItane先輩はちょっとお疲れモードのようですね。
一方「復習」組では,ラインのインターバルについてYui先輩の鋭いツッコミが入っているようです。

休憩中の風景その3。
緑軍団Woodセクションとお話ししているのはDM.Sonyさん。Woodフィーチャー部分の指揮についての打ち合わせ? それともバランスについての協議でしょうか?
今季GryWoodセクション,高校1年生は初心者が中心で,他校生をもっとも多く含むセクションにも関わらず,サウンドでもメンバーシップでも,なかなかのまとまりを見せてくれます。それもあって“ダイコン3兄弟”なんて言いにくいのですが・・・今や,それにしか見えなくなってきた今日このごろ・・・ (^_^;)

休憩中の風景その4。
一人プレッシャーに耐え続けるのが“ソリスト”としての宿命。
先日のすばらしい個人レッスンによって,ある程度の自信?は得られたかもしれませんが,ことが“ソロ”に関するだけに,そのプレッシャーには一人で立ち向かわねばなりません。
というわけで,「前日」という状況の中,一人壁に向かって黙々?と自分の音と会話している,という次第でしょうか。
ショウのクォリティについて,ごく短い一定部分とはいえ,たった一人で責任を負う厳しさがその背中に感じられます。
大丈夫,メロディはたった一人でも,バンドのみんながしっかり伴奏で支えますから,思い切って吹き倒してしまいましょう。

休憩中の風景その5。
本番前日になると,あちらこちらで出現する「ピカピカ族」
日頃,やれどこが抜けないあそこが凹んだとかで,楽器屋さんと修理日程やら代金についてやりとりする事務局としては,日常の手入れこそが肝心ではないか?と声を大にしたいところですが・・・。

さて,文字通り最後となる,練習最後を締めくくるランスルー。
次にランスルーをするのは,関西大会本番のフィールド上であることは,口には出さずとも,メンバーはよく知っています。
今日はドレスリハーサルではなく,ジャージ姿のままのランスルーですが,Gryphons Supporter Clubをはじめ,多くの方々が「大会前最後のランスルー」を見届けるために来て下さいました。
もう慣れきったはずの「集中タイム」も,今日は独特の緊張感が漂います。Low-Brassは,いつもならPART単位でする「集中」を,今日だけはセクション全員で。

大会の成否を占う意味でも,今夕のランスルーは大きな意味を持っています。
以前から,STAFFや講師の先生方から「本番には強いGryphons(=本番だけにはスイッチが入る)」と,言われ続けているだけに(←注:練習では本気を出せないのか?! という指摘を裏返すとこういう言い方になります)今日のランスルーは魂が入っています。
決して褒められたクセではないのですが,入らないよりはマシ,というところでしょうか・・・(^_^;)
今日の練習で調整したM2Guardの燭台フラッシュの光らせ方も,いいタイミングになっています。このランスルーは「よし!」ですね。

17時00分,応援に来ていただいたみなさんに,メンバー全員でお礼を言って練習終了。
明日の関西大会本番へ向けて,楽器梱包&積み込みに取りかかります。
10月に入ってから,午前・午後・夜間という練習に取り組んできたGryメンバーにとって,この時間に終わるのは,まだまだ余力をたっぷり残している状態。
しかし,ここは明日のコンディションを考えて無理をしないスケジュールとしています。
さぁ,次に楽器を降ろすのは舞洲アリーナですよ。

積み込みが終了したところで,解散前最後の集合。
STAFFから,今までの練習の総括と,明日への想いが語られます。
そう,右も左もわからない高校1年生も含め,メンバー140名がそれぞれのベストを尽くそうともがき,暑さや眠気やしんどさを克服し,楽譜やコンテと格闘した半年・・・。
この歳月は決して無駄ではありませんでした。
明日こそ,その全てをたった10分間に凝縮して表現する「本番」です。
今日はしっかり睡眠とって,明日,最高のコンディションで臨みましょう。

毎年のことではありますが,初めて合奏をした・コンテを読んだ・ランスルーをした,など節目の日には,「今年はどないなるんやろ(>_<)」と頭を抱えるのが現実です。
しかし,STAFFのそんな憂いを見事に打ち砕き,いつもいつもショウを仕上げてくるメンバーの努力と信念に,驚かされ,感銘を受けることになります。
そう,今年もメンバーたちは,STAFFや講師の先生方の要求に,全力で取り組み,互いに支え合い,時には悩み,そして歯を食いしばって練習して,自分たちの「オペラ座の怪人」を作り上げてきました。
明日,舞洲アリーナのフィールドで,メンバーみんながその全てを出し切れるよう,入場口の扉が開くまで,STAFFも全力を尽くしたいと思います。
関西大会への道程(その8)
2007-10-22
20日(土)に行われた塔南高校学校説明会。今日は月曜ですが,現役高校生はその代休日となります。平日だからこそ,幸運にも舞洲アリーナを押さえることができました。
もちろん,塔南高校以外の高校生や学生にはそれぞれ授業がありますし,社会人メンバーは休みが取れた場合を除いて参加できませんから,フルメンバーでの練習にならないのは辛いところです。
それでも,今週末の関西大会と同じ会場で,その雰囲気やフィールドからの見え方を体験できる(特に現役高校1年生にとっての)貴重な機会として,ちょっと贅沢かとは思うのですが,経費に見合った以上の成果が得られると考えて計画しました。

もちろん,塔南高校以外の高校生や学生にはそれぞれ授業がありますし,社会人メンバーは休みが取れた場合を除いて参加できませんから,フルメンバーでの練習にならないのは辛いところです。
それでも,今週末の関西大会と同じ会場で,その雰囲気やフィールドからの見え方を体験できる(特に現役高校1年生にとっての)貴重な機会として,ちょっと贅沢かとは思うのですが,経費に見合った以上の成果が得られると考えて計画しました。

9時00分からの使用時間に合わせ,8時30分には到着していたい。
しかし,今日は月曜,阪神高速を通過するのはまさに通勤ラッシュど真ん中の時間帯。
渋滞の予想がつかないため,余裕をもって移動スケジュールを組むと,塔南高校7時00分出発ということになってしまいました。
ということで,朝6時40分集合に・・・(v_v)
さぁ,長い一日になりますが,大会会場でできるのは,本当に幸せなことですから,みんなで良い練習になるよう,気合い入れていきましょう!

練習場所がどこであろうとも,まずはCarry隊中心に搬入,そしてSetting係を主力とするマーカー隊がフィールドを設営することから始まるのはいつものこと。ただし今日は大会会場ということで,ポイントの設営も大会事務局から配布されている,会場設営図に忠実に設営します。
フィールドの壁からの距離,入退場ラインの引かれる位置なども,慎重に計測して設営していきます。
それにしても,何度見ても,舞洲のフロアの広さには感心します。

HornLineがMMを,GuardがBasicを,思い切りスペースを取ってやっても,まだまだ余裕があります。考えてみれば,八木町ではここの半分以下の広さで練習しているわけですから,何となく広さをもてあまし気味にも見えますね。
こんなに広いのに,一方の側に何となく偏って使っているので,奥の方がガランと空いています。これも「八木慣れ」の一つかも・・・。

正面の前方ではPit.がBasicを始めていますが,ハギ先生は何やら書き物中。
今日は何かが壊れたわけではなく,Pit.のPART譜を書き直しておられるようです。これからマリンバに積載される予定のグロッケンは,キーボードの代わりでしょう。
演出プランに修正が加えられるたびに,必要とあらばPit.譜もあちこちマイナーチェンジされていきます。この拘りがGryphonsのPit.を支えているのです\(_ _ )

DM.Sonyさん謹製の本日のホワイトボード。
会場練習ということで,トータルコーディネイトをはじめ,ご都合を調整していただけた先生方にもお越しいただけることになりました。結果としては,先週に引き続いての「全講師レッスン」状態といっても同然に。
せっかくの会場練習なので,ありがたいことです。
まずはランスルーを見ていただき,その上で会場に合わせて調整するところや細かく詰めるところをピックアップして,午後の練習に取り組んでいくことになります。

舞洲では屋外での音出しOKです。(アリーナ周辺もだだっ広いところですから)
そこで,BrassはMMが終わると,北面の搬出口付近でMBPへ。
現役高校生中心とはいえ,人数的には決して少なくないBrass Lineですが,これだけ施設が大きいと,片隅にポコンと収まってしまっているように錯覚してしまいます。

角を曲がったところではBatteryがBasicの真っ最中。
こちらも(押し込められずに)伸び伸びとBasicに取り組んでいます。
京都府マーチングコンテストが開催される太陽ヵ丘では,屋外での音出しが一切不可という点が難点ですから,舞洲の環境は,とてもありがたいと思います。

Woodは2Fロビー通路でBasic。もともと23名のWoodは他校生5名・一般2名に加え,体調を崩している塔南高校生の欠席もあって,今日は少し寂しい状態になりました。
おや,ところで今日は全員同じ緑のTシャツ姿ですね。
ひょっとしてそれ2007年版のWoodセクションTシャツですか?

「もりフォンズ」を自称するWoodセクションでは,自分たちのセクションTシャツを「森T」と呼ぶようです。
木管→Wood→森ということから初代Tシャツの背中に漢字で「森」と大書されていたことからでしょうか。
「森」だから,という理由から,そのカラーも常に緑色系。今季はLow-Brassと色がかぶっていますが,これはLow-Brass側の「うっかり」といえるでしょう。
ところで森T・2007年版を見たビジュアル&Wood STAFF・Yoshiteru氏のご感想は「これダイコンやん(笑)」だったとか。
M2でGuardが使う燭台をあしらっていますが,「森T」だけに,その炎を「葉っぱ」としたコダワリが,見ようによっては・・・ウゥ~ム,たしかに・・・あ,いやいや。
でも,それを知ってからというもの,人間不思議なもので,いつ見ても「ダイコン3兄弟」に見えて仕方ありません (^0^;)
それでなくても,上にある「仮面」(・・・ですよね?)が少々平たくデフォルメされているため,「これ雲? 何で雲?」から「そうか!仮面か!」と気づくまでけっこう悩んだのは,ここだけのお話しです。

HornLine・Batteryがアリーナ周辺で音出しに励んでいるころ,館内のフロアではGuardがフィールドを使って練習を始めています。写真では見えませんが,観客席前縁の真下では,Pit.のBasicが進行中。
大会本番と同じ位置に立ち,観客席に対して,顔をどれくらいに上げ,目線をどこへ飛ばしていくか,入念に見え方をチェックして調整していきます。

舞洲アリーナのフィールドで演技するメンバーから,正面客席を見るとこんな感じになります。ここでのFocus Point(自分の音を当てていく場所)は客席中段通路の中心,ちょうどロイヤルBOX下の白く見える壁面上部のラインと,中央の通路階段の中心線の交点。
文字で書くとややこしそうですが,今日はそこにラインテープで×印を貼ったスピーカーアンプが置いてあります。
To The Box(ベルアップした時のFocus Point)は,写真ではちょっと暗くて分かりづらいですが,中央の通路階段最上部。
大会本番でメンバーがフィールドに出てきた後,何やら観客席に向かって楽器を構えてから演技準備に入るのは,この2カ所のポイントを確認しているからです。

10時30分,先生方をお迎えして始まりました,朝イチランスルー。
場所が大会会場だけに,関西大会当日のショウを占う意味でも,大切なランスルーです。
ファーストヒットの直前,引き裂かれた薔薇の下からファントムが出現してライフルをトスする,という今季の“つかみ”のシーン。
どうやら計算していたとおりの効果が望めそうです。

今季(毎年?)Gryphonsの最大の課題は「初めての場所で最初にやったランスルーに実力を出し切れない」という点です。
ふだんの練習でクリーニングしている時も,DM.SonyさんやSTAFFからほめられた後,「一発目から今のをやりましょう」と付け加えられることがしばしば。
関西大会は,何とかこうして会場練習が組めましたが,そうはいかないのが通常なので,この課題は,これからしっかり克服していかねばならないでしょう。

細部についてチェックしたいのでもう一度,という講師の先生方のご要望により,10分間の休憩をはさんで,朝イチランスルー二回目を行いました。連続でランスルーしたのは初めてですが,みんな,よくがんばって演じてくれました。
(本当なら二回目の方が大変なはずなのに,ランスルー自体の出来は二回目が良いのは,Gryの最大課題のとおりでした・・・)
今日は時間が貴重なので,午前中の残る50分間から,会場に合わせて,細かいバランスの調整やその他諸々についてのレッスンへ突入。
コンテ練をしばしばストップして,アンサンブル形式でのバランス調整や吹き方のチェックがどんどん入ります。

Percussionの方も,同じようにチェックが入っていきます。
先生方によれば,Gryphonsメンバーの良い点は「レッスンしたことに対して,すぐその場で音や動きがどんどん変わって(成長)いくところがスゴい」とお褒めをいただきました。
でも,毎回の練習をみている顧問・STAFFとしては「たしかに何でもどんどん吸収してすぐに変わっていける人たちですが,すぐに変わった(成長した)ことが次の練習時には抜けることが・・・」という想いもありますよ,メンバー諸君。
「一発目に全てを出し切れない」という弱点にもつながると思いますが,身につけたはずのものは,しっかり自分の力として表現できるバンドをめざして,これからもがんばりましょう。

「自分たちでショウを作ることを楽しむ」のがGryphonsの心得その1。
レッスンの合間にも,PARTごとに自分たちで確認したいことを自分たちでチェックし合う時間が設けられます。フィールドは一面ですが,舞洲の広さを最大限に活用したい時間ですね。
そうそう,これがWoodと色的にかぶってしまったLow-BrassのTシャツ。
「会場練習」という特別な日には,PARTでそろえて着たりすることが多いのですが,結果として今日はやたら緑の人間が目についてしまうことになってしまいました(^^)

18時40分,レッスンの最後を締めくくるランスルーは,ユニフォームから入退場も含め,関西大会本番と全く同じ状況で行います。(もちろんタイムも計測します)
さぁ,入場ラインから一斉にフィールドへ!
観客席から見守るSTAFF・先生方にとってもドキドキする瞬間です。
やはりユニフォーム姿になると,高校生とか一般ベテランとか関係なく,とたんに「Gryphons」っぽく見えてきます。(ちょっとこの感覚はうまく文字にしづらくて申し訳ありません)

10m四方の薔薇シートも,運び回って入場してからも,うまく開くことができました。
関西大会本番に向けて,最大の懸案事項だっただけに,STAFFとしても一安心です。
そうですね,薔薇シートの持ち方には,もう少し工夫がいるかもしれません。
でも,ここ舞洲アリーナで見ても,ちゃんと薔薇に見えるのにも,ホッとしました。

会場練習とはいえ,平日だけにあちこちに抜けがあるのは仕方ありませんが,このランスルーは,今までの中で最高の出来となりました。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが,最後にもやはり中央に赤い薔薇をあしらってあるつもりです。その中でクリスティーヌがデカ仮面=ファントムへの想いを掲げている,という絵です。
背景は地下,ファントムの世界を象徴するデカ旗,という図式となります。

18時55分,レッスンは終了。
レッスン終了後も,19時35分までPARTごとに本日の反省やショウへの意見交流,会場でぜひ確認しておきたいことをチェックする時間が設定されました。
優先順位の関係で,今日はほとんどレッスンでは取り上げなかったM2について,WoodセクションがE先生に押しかけレッスンを迫っていました。列車時間が迫る先生にはお気の毒かと思ったのですが,快くご指導いただき,ありがとうございました。
わずか10数分でしたが,Woodセクションの人たちはとても喜んでいたので感謝します。
長い一日でしたが,みんなでがんばって練習した分以上に,会場で有意義が成果が得られたと思います。
いよいよ関西大会までGry時間であと1日,前日練習を残すのみ。
5月からみんなで楽しく・しんどく作り上げてきたショウを,全力で問う舞台がいよいよ目前です。ここまで来ると,STAFFの心配事は,当日の天候と,メンバーのコンディションのみとなりました。
しかし,今日は月曜,阪神高速を通過するのはまさに通勤ラッシュど真ん中の時間帯。
渋滞の予想がつかないため,余裕をもって移動スケジュールを組むと,塔南高校7時00分出発ということになってしまいました。
ということで,朝6時40分集合に・・・(v_v)
さぁ,長い一日になりますが,大会会場でできるのは,本当に幸せなことですから,みんなで良い練習になるよう,気合い入れていきましょう!

練習場所がどこであろうとも,まずはCarry隊中心に搬入,そしてSetting係を主力とするマーカー隊がフィールドを設営することから始まるのはいつものこと。ただし今日は大会会場ということで,ポイントの設営も大会事務局から配布されている,会場設営図に忠実に設営します。
フィールドの壁からの距離,入退場ラインの引かれる位置なども,慎重に計測して設営していきます。
それにしても,何度見ても,舞洲のフロアの広さには感心します。

HornLineがMMを,GuardがBasicを,思い切りスペースを取ってやっても,まだまだ余裕があります。考えてみれば,八木町ではここの半分以下の広さで練習しているわけですから,何となく広さをもてあまし気味にも見えますね。
こんなに広いのに,一方の側に何となく偏って使っているので,奥の方がガランと空いています。これも「八木慣れ」の一つかも・・・。

正面の前方ではPit.がBasicを始めていますが,ハギ先生は何やら書き物中。
今日は何かが壊れたわけではなく,Pit.のPART譜を書き直しておられるようです。これからマリンバに積載される予定のグロッケンは,キーボードの代わりでしょう。
演出プランに修正が加えられるたびに,必要とあらばPit.譜もあちこちマイナーチェンジされていきます。この拘りがGryphonsのPit.を支えているのです\(_ _ )

DM.Sonyさん謹製の本日のホワイトボード。
会場練習ということで,トータルコーディネイトをはじめ,ご都合を調整していただけた先生方にもお越しいただけることになりました。結果としては,先週に引き続いての「全講師レッスン」状態といっても同然に。
せっかくの会場練習なので,ありがたいことです。
まずはランスルーを見ていただき,その上で会場に合わせて調整するところや細かく詰めるところをピックアップして,午後の練習に取り組んでいくことになります。

舞洲では屋外での音出しOKです。(アリーナ周辺もだだっ広いところですから)
そこで,BrassはMMが終わると,北面の搬出口付近でMBPへ。
現役高校生中心とはいえ,人数的には決して少なくないBrass Lineですが,これだけ施設が大きいと,片隅にポコンと収まってしまっているように錯覚してしまいます。

角を曲がったところではBatteryがBasicの真っ最中。
こちらも(押し込められずに)伸び伸びとBasicに取り組んでいます。
京都府マーチングコンテストが開催される太陽ヵ丘では,屋外での音出しが一切不可という点が難点ですから,舞洲の環境は,とてもありがたいと思います。

Woodは2Fロビー通路でBasic。もともと23名のWoodは他校生5名・一般2名に加え,体調を崩している塔南高校生の欠席もあって,今日は少し寂しい状態になりました。
おや,ところで今日は全員同じ緑のTシャツ姿ですね。
ひょっとしてそれ2007年版のWoodセクションTシャツですか?

「もりフォンズ」を自称するWoodセクションでは,自分たちのセクションTシャツを「森T」と呼ぶようです。
木管→Wood→森ということから初代Tシャツの背中に漢字で「森」と大書されていたことからでしょうか。
「森」だから,という理由から,そのカラーも常に緑色系。今季はLow-Brassと色がかぶっていますが,これはLow-Brass側の「うっかり」といえるでしょう。
ところで森T・2007年版を見たビジュアル&Wood STAFF・Yoshiteru氏のご感想は「これダイコンやん(笑)」だったとか。
M2でGuardが使う燭台をあしらっていますが,「森T」だけに,その炎を「葉っぱ」としたコダワリが,見ようによっては・・・ウゥ~ム,たしかに・・・あ,いやいや。
でも,それを知ってからというもの,人間不思議なもので,いつ見ても「ダイコン3兄弟」に見えて仕方ありません (^0^;)
それでなくても,上にある「仮面」(・・・ですよね?)が少々平たくデフォルメされているため,「これ雲? 何で雲?」から「そうか!仮面か!」と気づくまでけっこう悩んだのは,ここだけのお話しです。

HornLine・Batteryがアリーナ周辺で音出しに励んでいるころ,館内のフロアではGuardがフィールドを使って練習を始めています。写真では見えませんが,観客席前縁の真下では,Pit.のBasicが進行中。
大会本番と同じ位置に立ち,観客席に対して,顔をどれくらいに上げ,目線をどこへ飛ばしていくか,入念に見え方をチェックして調整していきます。

舞洲アリーナのフィールドで演技するメンバーから,正面客席を見るとこんな感じになります。ここでのFocus Point(自分の音を当てていく場所)は客席中段通路の中心,ちょうどロイヤルBOX下の白く見える壁面上部のラインと,中央の通路階段の中心線の交点。
文字で書くとややこしそうですが,今日はそこにラインテープで×印を貼ったスピーカーアンプが置いてあります。
To The Box(ベルアップした時のFocus Point)は,写真ではちょっと暗くて分かりづらいですが,中央の通路階段最上部。
大会本番でメンバーがフィールドに出てきた後,何やら観客席に向かって楽器を構えてから演技準備に入るのは,この2カ所のポイントを確認しているからです。

10時30分,先生方をお迎えして始まりました,朝イチランスルー。
場所が大会会場だけに,関西大会当日のショウを占う意味でも,大切なランスルーです。
ファーストヒットの直前,引き裂かれた薔薇の下からファントムが出現してライフルをトスする,という今季の“つかみ”のシーン。
どうやら計算していたとおりの効果が望めそうです。

今季(毎年?)Gryphonsの最大の課題は「初めての場所で最初にやったランスルーに実力を出し切れない」という点です。
ふだんの練習でクリーニングしている時も,DM.SonyさんやSTAFFからほめられた後,「一発目から今のをやりましょう」と付け加えられることがしばしば。
関西大会は,何とかこうして会場練習が組めましたが,そうはいかないのが通常なので,この課題は,これからしっかり克服していかねばならないでしょう。

細部についてチェックしたいのでもう一度,という講師の先生方のご要望により,10分間の休憩をはさんで,朝イチランスルー二回目を行いました。連続でランスルーしたのは初めてですが,みんな,よくがんばって演じてくれました。
(本当なら二回目の方が大変なはずなのに,ランスルー自体の出来は二回目が良いのは,Gryの最大課題のとおりでした・・・)
今日は時間が貴重なので,午前中の残る50分間から,会場に合わせて,細かいバランスの調整やその他諸々についてのレッスンへ突入。
コンテ練をしばしばストップして,アンサンブル形式でのバランス調整や吹き方のチェックがどんどん入ります。

Percussionの方も,同じようにチェックが入っていきます。
先生方によれば,Gryphonsメンバーの良い点は「レッスンしたことに対して,すぐその場で音や動きがどんどん変わって(成長)いくところがスゴい」とお褒めをいただきました。
でも,毎回の練習をみている顧問・STAFFとしては「たしかに何でもどんどん吸収してすぐに変わっていける人たちですが,すぐに変わった(成長した)ことが次の練習時には抜けることが・・・」という想いもありますよ,メンバー諸君。
「一発目に全てを出し切れない」という弱点にもつながると思いますが,身につけたはずのものは,しっかり自分の力として表現できるバンドをめざして,これからもがんばりましょう。

「自分たちでショウを作ることを楽しむ」のがGryphonsの心得その1。
レッスンの合間にも,PARTごとに自分たちで確認したいことを自分たちでチェックし合う時間が設けられます。フィールドは一面ですが,舞洲の広さを最大限に活用したい時間ですね。
そうそう,これがWoodと色的にかぶってしまったLow-BrassのTシャツ。
「会場練習」という特別な日には,PARTでそろえて着たりすることが多いのですが,結果として今日はやたら緑の人間が目についてしまうことになってしまいました(^^)

18時40分,レッスンの最後を締めくくるランスルーは,ユニフォームから入退場も含め,関西大会本番と全く同じ状況で行います。(もちろんタイムも計測します)
さぁ,入場ラインから一斉にフィールドへ!
観客席から見守るSTAFF・先生方にとってもドキドキする瞬間です。
やはりユニフォーム姿になると,高校生とか一般ベテランとか関係なく,とたんに「Gryphons」っぽく見えてきます。(ちょっとこの感覚はうまく文字にしづらくて申し訳ありません)

10m四方の薔薇シートも,運び回って入場してからも,うまく開くことができました。
関西大会本番に向けて,最大の懸案事項だっただけに,STAFFとしても一安心です。
そうですね,薔薇シートの持ち方には,もう少し工夫がいるかもしれません。
でも,ここ舞洲アリーナで見ても,ちゃんと薔薇に見えるのにも,ホッとしました。

会場練習とはいえ,平日だけにあちこちに抜けがあるのは仕方ありませんが,このランスルーは,今までの中で最高の出来となりました。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが,最後にもやはり中央に赤い薔薇をあしらってあるつもりです。その中でクリスティーヌがデカ仮面=ファントムへの想いを掲げている,という絵です。
背景は地下,ファントムの世界を象徴するデカ旗,という図式となります。

18時55分,レッスンは終了。
レッスン終了後も,19時35分までPARTごとに本日の反省やショウへの意見交流,会場でぜひ確認しておきたいことをチェックする時間が設定されました。
優先順位の関係で,今日はほとんどレッスンでは取り上げなかったM2について,WoodセクションがE先生に押しかけレッスンを迫っていました。列車時間が迫る先生にはお気の毒かと思ったのですが,快くご指導いただき,ありがとうございました。
わずか10数分でしたが,Woodセクションの人たちはとても喜んでいたので感謝します。
長い一日でしたが,みんなでがんばって練習した分以上に,会場で有意義が成果が得られたと思います。
いよいよ関西大会までGry時間であと1日,前日練習を残すのみ。
5月からみんなで楽しく・しんどく作り上げてきたショウを,全力で問う舞台がいよいよ目前です。ここまで来ると,STAFFの心配事は,当日の天候と,メンバーのコンディションのみとなりました。
関西大会への道程(その7)
2007-10-21
いよいよ,関西大会まであと一週間(Gry時間で3日間)となりました。
今日は,午前中は塔南高校での音練,午後からは屋外のグラウンドでのコンテ練,という二本立てで練習が計画されています。
それにしてもさわやかな空気と晴れ渡った空・・・ちょっとした行楽気分かも。
たしかに日射しは少し強烈ですが,屋外で思いっきり音を飛ばしながらの練習も,こんな日には気持ち良いですね。

今日は,午前中は塔南高校での音練,午後からは屋外のグラウンドでのコンテ練,という二本立てで練習が計画されています。
それにしてもさわやかな空気と晴れ渡った空・・・ちょっとした行楽気分かも。
たしかに日射しは少し強烈ですが,屋外で思いっきり音を飛ばしながらの練習も,こんな日には気持ち良いですね。

こんなに秋晴れがすばらしい日曜ですが,Guardはフルタイム旧体で練習。
フラッグの細かい同期や,振付細部のチェックには,やはり風の影響を受けず,足元が確かな屋内の方が,条件は良いのはもちろんのこと。
というわけで,今日の移動はHornLine(管楽器)とBatteryだけ,ということになりました。

先週,仮面をはぎ取る,という演出が「ショウの伝えたいことが,衝撃的なそのシーンに隠されて,かえって伝わりづらくなる」ということでボツになり,また,最後の最後にファントムをフィールド内に出すかどうかについても,「地下へ去っていったファントムがウロウロするより(ファントムの象徴である)薔薇の中で,クリスティーヌが仮面(=ファントムへの想い)を掲げて終わる」という演出にチェンジしました。
そこで,最後に掲げる仮面は,実際より大きく(何を掲げているかわからないでは困るので・・・)しようということで,Guard STAFFのYucchiさんがデカ仮面を制作してきてくれました。
おおよそ人間の顔と同程度の大きさのデカ仮面。これなら,舞洲の観客席からでも,何を掲げているかハッキリわかるでしょう。Yucchiさんご苦労様でした。

グラウンドへ移動してからのメニューは,まずPART単位のフィールド練習から。
お借りしているグラウンドは,本来の野球用2面から低いフェンスで仕切られた,本来はウォームアップ用の細長い敷地。
とはいえ,30m×30mフィールドが一面と,細い部分に15m×30mの半面を取ることが可能です。
いつもは30m四方一面だけですが,今日は1.5面仕様にして,一時に3PARTが半面を使って自分たちのさらいたい部分を取り出して練習する,という時間を取りました。
Batteryが取り組むのはM3冒頭のBattery&Pit.フィーチャーのコンテ練。

昨夜,ホルダー改造が終わり,今日から使用し始めたD社製新マルチテナードラム。
さて,実際の使い心地(叩き心地?)はどうでしょうか?
横で聞いている分には,木製の深い胴体部分のせいでしょうか,比較的浅めのY社製マルチ時代の「ポコポコ」感が少し薄まったように思うのですが・・・それともヘッド(皮)の違いですか?

TrumpetはPARTリーダーMayu嬢の仕切りでコンテの一部分を繰り返し練習。
動きだけで音を出さずにクリーニングしているので,いったいどこの部分なのか,見当がつきませんでした。(半面でやっているため,本来のコンテ上Tp位置とも関係ないし・・・)
とにかく,自分たちだけであれこれ言い合いながらショウを磨いていく時間,これは本来のマーチングバンド活動における「お楽しみ」部分でもありますから,貴重な機会を有意義に活用しましょう。

PART練習にすると,自分だけがこれといってすることがないことにハタと気づいたDM.Sonyさん。
秋の日射しを浴びつつ,しばしボーッと練習風景を眺めておられます。
フィールドを使っているPARTリーダーが奥ゆかしいと,こうしてSonyさんはヒマになってしまうわけです。
昔から「立っている者は何とやら」ということも(Sonyさんは座ってますが)あるし,PART練習にも,どんどん声をかけて,カウントを出すとか,外からチェックしてもらうとか等々で,参加してもらえばいいのにな,と思います。
え? せっかく気持ちよく日光浴してるから,よけいなことは言わない方がいい?

Batteryの次にこちらにやって来たのはWoodセクション。
セクションリーダーNaminが前で仕切るのはM3の「All I ask of You Reprise」部分。
動きながらのWoodフィーチャーです。
M2「All I ask of You」のWoodフィーチャーはHold(動かない状態)での演奏だからでしょう。フォロー・ザ・リーダー(先頭について同じ軌跡を動いていく)でラインが流れた後,分散していく部分をさらっています。

フィールドを使う順番に当たっていない時は,音練になります。
こちらはLow-Brassセクションですね。教室での練習とは違い,屋外での練習は「響き」にごまかされないので,自分たちの本当の音がよ~くわかります。
『なんか今日はめっちゃいい音が出てた。いつもより息をいっぱい吸えた。肺活量ふえたかも』とはLow-Brass1年生のログ。
いや,たかが1日で,さすがに肺活量は変わらんと思いますが,とにかく気持ちよく練習できた,という雰囲気はよく伝わります。

陽がかなり傾いたころ,登場したのは今季ソリストの3人衆。
実は,今日,彼らは個人レッスンを受けに遠征していたのです。レッスンを終えてこれからコンテ練に合流しようというところ。
やぁ,レッスンはいかがでした? は?! あの先生と結婚したい?
誰もそんなこと聞いてませんって・・・(^_^;)
かなりすごいレッスンだったようですね。その成果,しっかり音にして下さいね。

屋外で練習する時は,とにかくff以上の部分を思いっきり吹くことを心がけます。
ふだん,空気量が少ない体育館で練習していると,その響きについつい耳が慣れてしまい,そう大した音量で吹いているわけでもないのに「吹ききった気分」に浸って満足してしまいがち(何せ身体は楽してますから)になってしまうからです。
最後に取り組んだM3カンパニーで,「は~い,とても良いですね今の感じ。じゃぁ,その雰囲気のままでいいんで,あとは音量を2倍にしてみましょうか」とサラッと言ってあげた時,メンバー(特にBrass)諸君の顔が一瞬引きつったのは,しっかり見てましたよ!

かくして,関西大会前・最後の屋外練習も,秋晴れに恵まれて,有意義な時間となりました。「もっと,もっと」と大きく鳴り響かせることを要求され続けたメンバーも,練習が終わるころには,充実した練習をした,という心地よい疲労と満足感に浸って(いたはずですよね,みんな?)帰宅の途に着きました。
明日は土曜日に行われた学校説明会代休日。これを利用して,大会会場となる舞洲アリーナでの練習を予定しています。
明日も長い一日になりますが,大会会場で練習できる貴重なチャンスに感謝しつつ,みんなで良い練習になるように,しっかり一日を過ごしましょう。
フラッグの細かい同期や,振付細部のチェックには,やはり風の影響を受けず,足元が確かな屋内の方が,条件は良いのはもちろんのこと。
というわけで,今日の移動はHornLine(管楽器)とBatteryだけ,ということになりました。

先週,仮面をはぎ取る,という演出が「ショウの伝えたいことが,衝撃的なそのシーンに隠されて,かえって伝わりづらくなる」ということでボツになり,また,最後の最後にファントムをフィールド内に出すかどうかについても,「地下へ去っていったファントムがウロウロするより(ファントムの象徴である)薔薇の中で,クリスティーヌが仮面(=ファントムへの想い)を掲げて終わる」という演出にチェンジしました。
そこで,最後に掲げる仮面は,実際より大きく(何を掲げているかわからないでは困るので・・・)しようということで,Guard STAFFのYucchiさんがデカ仮面を制作してきてくれました。
おおよそ人間の顔と同程度の大きさのデカ仮面。これなら,舞洲の観客席からでも,何を掲げているかハッキリわかるでしょう。Yucchiさんご苦労様でした。

グラウンドへ移動してからのメニューは,まずPART単位のフィールド練習から。
お借りしているグラウンドは,本来の野球用2面から低いフェンスで仕切られた,本来はウォームアップ用の細長い敷地。
とはいえ,30m×30mフィールドが一面と,細い部分に15m×30mの半面を取ることが可能です。
いつもは30m四方一面だけですが,今日は1.5面仕様にして,一時に3PARTが半面を使って自分たちのさらいたい部分を取り出して練習する,という時間を取りました。
Batteryが取り組むのはM3冒頭のBattery&Pit.フィーチャーのコンテ練。

昨夜,ホルダー改造が終わり,今日から使用し始めたD社製新マルチテナードラム。
さて,実際の使い心地(叩き心地?)はどうでしょうか?
横で聞いている分には,木製の深い胴体部分のせいでしょうか,比較的浅めのY社製マルチ時代の「ポコポコ」感が少し薄まったように思うのですが・・・それともヘッド(皮)の違いですか?

TrumpetはPARTリーダーMayu嬢の仕切りでコンテの一部分を繰り返し練習。
動きだけで音を出さずにクリーニングしているので,いったいどこの部分なのか,見当がつきませんでした。(半面でやっているため,本来のコンテ上Tp位置とも関係ないし・・・)
とにかく,自分たちだけであれこれ言い合いながらショウを磨いていく時間,これは本来のマーチングバンド活動における「お楽しみ」部分でもありますから,貴重な機会を有意義に活用しましょう。

PART練習にすると,自分だけがこれといってすることがないことにハタと気づいたDM.Sonyさん。
秋の日射しを浴びつつ,しばしボーッと練習風景を眺めておられます。
フィールドを使っているPARTリーダーが奥ゆかしいと,こうしてSonyさんはヒマになってしまうわけです。
昔から「立っている者は何とやら」ということも(Sonyさんは座ってますが)あるし,PART練習にも,どんどん声をかけて,カウントを出すとか,外からチェックしてもらうとか等々で,参加してもらえばいいのにな,と思います。
え? せっかく気持ちよく日光浴してるから,よけいなことは言わない方がいい?

Batteryの次にこちらにやって来たのはWoodセクション。
セクションリーダーNaminが前で仕切るのはM3の「All I ask of You Reprise」部分。
動きながらのWoodフィーチャーです。
M2「All I ask of You」のWoodフィーチャーはHold(動かない状態)での演奏だからでしょう。フォロー・ザ・リーダー(先頭について同じ軌跡を動いていく)でラインが流れた後,分散していく部分をさらっています。

フィールドを使う順番に当たっていない時は,音練になります。
こちらはLow-Brassセクションですね。教室での練習とは違い,屋外での練習は「響き」にごまかされないので,自分たちの本当の音がよ~くわかります。
『なんか今日はめっちゃいい音が出てた。いつもより息をいっぱい吸えた。肺活量ふえたかも』とはLow-Brass1年生のログ。
いや,たかが1日で,さすがに肺活量は変わらんと思いますが,とにかく気持ちよく練習できた,という雰囲気はよく伝わります。

陽がかなり傾いたころ,登場したのは今季ソリストの3人衆。
実は,今日,彼らは個人レッスンを受けに遠征していたのです。レッスンを終えてこれからコンテ練に合流しようというところ。
やぁ,レッスンはいかがでした? は?! あの先生と結婚したい?
誰もそんなこと聞いてませんって・・・(^_^;)
かなりすごいレッスンだったようですね。その成果,しっかり音にして下さいね。

屋外で練習する時は,とにかくff以上の部分を思いっきり吹くことを心がけます。
ふだん,空気量が少ない体育館で練習していると,その響きについつい耳が慣れてしまい,そう大した音量で吹いているわけでもないのに「吹ききった気分」に浸って満足してしまいがち(何せ身体は楽してますから)になってしまうからです。
最後に取り組んだM3カンパニーで,「は~い,とても良いですね今の感じ。じゃぁ,その雰囲気のままでいいんで,あとは音量を2倍にしてみましょうか」とサラッと言ってあげた時,メンバー(特にBrass)諸君の顔が一瞬引きつったのは,しっかり見てましたよ!

かくして,関西大会前・最後の屋外練習も,秋晴れに恵まれて,有意義な時間となりました。「もっと,もっと」と大きく鳴り響かせることを要求され続けたメンバーも,練習が終わるころには,充実した練習をした,という心地よい疲労と満足感に浸って(いたはずですよね,みんな?)帰宅の途に着きました。
明日は土曜日に行われた学校説明会代休日。これを利用して,大会会場となる舞洲アリーナでの練習を予定しています。
明日も長い一日になりますが,大会会場で練習できる貴重なチャンスに感謝しつつ,みんなで良い練習になるように,しっかり一日を過ごしましょう。
学校説明会の日
2007-10-20
今日は土曜日ですが,午前中は月曜授業1~3限(中学3年生たちが授業見学に来校)→大掃除。そして午後からは教育みらい科・普通科の学校説明会がダブルヘッダーで開催されました。
例年,塔南ブラスはマーチングショウを演じるとともに,野球部とともに「驀進応援団」を披露して,受験生にエールを贈ることになっています。
今日も,多くの中学生(とその保護者の方々)が塔南高校へ足を運んで下さいました。

例年,塔南ブラスはマーチングショウを演じるとともに,野球部とともに「驀進応援団」を披露して,受験生にエールを贈ることになっています。
今日も,多くの中学生(とその保護者の方々)が塔南高校へ足を運んで下さいました。

大掃除が終わった後,例によって本番前のウォームアップから。
いつものMBP(Marching Brass Practice)メニューに取り組みます。
見ている側としては,毎日ほぼ同じメニューで飽きないのかな?!と思うのですが,今年(または昨年)5月からこれに取り組んだからこそ,今の演奏能力があると思うのか,けっこう一生懸命にやっています。
(本番前だから? いやいやそんなことはないですよね?)
高校1年生も,近ごろでは「腕がプルプル・・・」とログでグチをこぼすことは,ほとんどなくなりました。

Guardは中庭でBasic。
いつも思うのですが,この1列になってフラッグを回転させる各種メニューをこなす姿,かなりカッコいいですね。アピール度高いと思います。
夏過ぎまでは,回転速度がけっこうバラバラだったのですが,秋が深まるにつれて,どんどん回転がシンクロしてきます。
もう,こうなると,見ているだけで「すごいなぁ」と感心してしまいます。
(こうして写真にすると,わずかなズレがまだ見受けられますが・・・)

13時00分,まずは教育みらい科の説明会が始まります。
教育みらい科の募集定員は1クラス40名。説明会も約140名が参加して下さったと伺いました。みらい科説明会では,旧体半面をマーチングショウ用に,あらかじめセッティングしてあります。

出番直前の風景。旧体南側の階段が待機場所です。
階段の上からは,進路部や企画推進部の説明が漏れ聞こえてきます。
校内での本番とはいえ,お客さんの前でショウを演じることは,それなりにプレッシャーとの戦いが・・・。
突然,大きな金属音とともにEuphoniumが転がる,というハプニングも起きましたが,幸いなことに大きなダメージもなく,ホッと一安心。

説明会では,舞台を向いていた参加者のみなさんに,後ろ向けに座り直していただき,
いよいよ,本番。秋プロマーチングショウの開始。
そうですね,関西大会直前のこの時期ともなりますと,現役だけの秋プロショウも,学園祭の時とはまったく別のバンドのような動きと響きになっています。
Gryphonsの一員として,全国大会をめざして練習を重ねてきた中で,現役高校生も着実に実力を伸ばしていることが,はっきり見て取れ(聞き取れ?)ました。

CloserのTrumpetソロはHornsリーダーのMiki。ブラインド・オーディションを経て勝ち取ったソロです。
学園祭の時は,まだ地に足が着いていないような危なっかしさがありましたが,今ではドッシリと安定感のある演奏は,さすが上級生の「貫禄」という感じです。

Closer終了後,突然始まるヒット・ファンファーレ。
これを合図に野球部と,Closerを抜けて先にチアガールへと着替えをすませたGuardが,旧体へなだれ込み,そのまま「驀進応援団」ステージへ。
塔南高校の驀進エネルギーを,受験生のみなさんにお土産に持って帰ってもらいましょう。

予定より少し押して14時終了。ただちに旧体半面にシートを敷き直し,長イス80脚を並べ,指揮台とPit.&Batteryを移動させて,次の普通科説明会の準備。
さすが,日頃の体育館練習で鍛えられているだけあって,セッティング係の指示も的確です。予定は押しましたが,設営転換そのものは,予定どおり10分間で仕上げてみせました。
14時30分開始ということで,すでに受付は始まっているため,どんどん会場がいっぱいになります。

設営転換を終え,しばらく休憩をとり,普通科説明会のための待機に入ります。
普通科説明会では,舞台上での歓迎演奏となるため,旧体北側の階段が待機場所となります。今日は風が冷たいので,チアガールのコスチュームを着ているGuardは,ちょっと寒そうです。

普通科説明会は旧体いっぱいの参加者に来校していただけるため,残念ながら,本来の持ち味であるマーチングショウは,ご披露することはできません。
そこで,舞台を(ちょっと窮屈ですが)最大限に使い,秋プロショウで使う曲を「歓迎演奏」として聴いていただき(もちろん,説明会終了後には動いてやりますよ!というアピールは欠かせません)やはりヒット・ファンファーレから野球部と合流して「驀進応援団」を演じます。
写真では写っておりませんが,参加者席を取り囲むように,野球部が旧体壁際にグルリと並んで,応援歌を歌い,エールを贈ります。

普通科説明会終了後は自由参観の「部活動見学・体験」となります。
塔南ブラスの本領発揮はここから。
多くの参加者の方が,マーチングショウを観るために旧体に残って下さいました。
申し訳ありませんが,後ろ半分に座っておられた方々には舞台側へ移動していただき,力を合わせてシートをグーッとめくって準備完了。

本日2回目の秋プロショウ公演にも関わらず,Opener→Production→Closerと,疲れを感じさせない(スタミナと集中力が切れない)演奏・演技が続きます。
現役高校生たちは,Gryphonsの練習では,どうかすると,気合いも技術もキャリアを背景にブイブイいわせる一般メンバーの陰に隠れ,どちらかといえば控えめな印象がありますが,やはり,こういった伸び代の大きさは「若さ」ならではでしょう。
こうして秋プロショウも,10月になると「仕上がったな!」感がどんどん大きくなります。

秋プロショウが終わってからは,ショウを観てくれた中学3年生に声をかけて,楽器(フラッグ&ポンポン)体験。黙ってみてると,自分たち自身が中学生をダシにして,いろんな楽器を吹き倒して楽しんでいるような雰囲気も少々・・・。
ま,いいですか。
今日はみらい科&普通科のダブルヘッダーを,しっかり演じきったので,少々は目をつぶることにしましょう。中学生と楽しくやって下さいな。
さてさて,今日,楽しんでくれた中学生のうち,来年4月から,ショウを作る苦楽をともにするご縁があるのは,何人ぐらいいらっしゃるでしょうか?・・・そんな「出会い」も顧問稼業の一つの楽しみですね。

塔南高校は19時00分完全下校。で,ここからは本日の番外編。
現役高校生たちが下校した後,土曜日ということでBattery一般メンバーが学校説明会の裏で,関西大会にむけて,ヘッド(皮)の張り替え,またはチューニングにいそしんでおります。
Sゴン先輩は,スネアドラムのヘッドを張り替えた後,裏側のスナッピー調整に余念がありません。

その向かい側では,Battery STAFFも兼ねているSub.DM菊氏が,ハギハラ工房より借りだした電動ドリルを使ってマルチテナードラム用ベストホルダーのブラケット交換作業中。
DM.Sonyさんも,あれやこれやとお手伝いで,ほとんど家内工業状態を呈しております。
実は今季,スネアドラムに続いて,マルチテナードラムをY社からD社にリプレイスしたのですが,それがようやく(リムなどがAll-ブラックの特注色なので)この週末に納品されたのです。
関西大会で使用できるように,Y社製ホルダーに,D社パーツを付け替える必要があるため,電動ドリルの出番と相成りました。
そうですね,菊氏はハギハラ工房の下請けは,かなり十分,務まりますよ。さすがは技術系?!

ハギ先生はというと,隣の教室で,やはりBattery STAFFのK君と,バスドラムのチューニング中。1番BDの割れていたフープ(皮を押さえている輪状のパーツ=木製です)を交換するついでに,来週の関西大会に備えてチューニングも,ということのようです。

さて,明日はいよいよ関西大会まで実日数で一週間。
22日(月)は,学校説明会の代休を利用して,関西大会の会場である舞洲アリーナを使っての練習が計画されています。
いよいよ,関西大会目前という実感が,ヒシヒシと感じられるようになりました。
まずは明日。大会前最後の屋外練習です。
がんばっていきましょう!
いつものMBP(Marching Brass Practice)メニューに取り組みます。
見ている側としては,毎日ほぼ同じメニューで飽きないのかな?!と思うのですが,今年(または昨年)5月からこれに取り組んだからこそ,今の演奏能力があると思うのか,けっこう一生懸命にやっています。
(本番前だから? いやいやそんなことはないですよね?)
高校1年生も,近ごろでは「腕がプルプル・・・」とログでグチをこぼすことは,ほとんどなくなりました。

Guardは中庭でBasic。
いつも思うのですが,この1列になってフラッグを回転させる各種メニューをこなす姿,かなりカッコいいですね。アピール度高いと思います。
夏過ぎまでは,回転速度がけっこうバラバラだったのですが,秋が深まるにつれて,どんどん回転がシンクロしてきます。
もう,こうなると,見ているだけで「すごいなぁ」と感心してしまいます。
(こうして写真にすると,わずかなズレがまだ見受けられますが・・・)

13時00分,まずは教育みらい科の説明会が始まります。
教育みらい科の募集定員は1クラス40名。説明会も約140名が参加して下さったと伺いました。みらい科説明会では,旧体半面をマーチングショウ用に,あらかじめセッティングしてあります。

出番直前の風景。旧体南側の階段が待機場所です。
階段の上からは,進路部や企画推進部の説明が漏れ聞こえてきます。
校内での本番とはいえ,お客さんの前でショウを演じることは,それなりにプレッシャーとの戦いが・・・。
突然,大きな金属音とともにEuphoniumが転がる,というハプニングも起きましたが,幸いなことに大きなダメージもなく,ホッと一安心。

説明会では,舞台を向いていた参加者のみなさんに,後ろ向けに座り直していただき,
いよいよ,本番。秋プロマーチングショウの開始。
そうですね,関西大会直前のこの時期ともなりますと,現役だけの秋プロショウも,学園祭の時とはまったく別のバンドのような動きと響きになっています。
Gryphonsの一員として,全国大会をめざして練習を重ねてきた中で,現役高校生も着実に実力を伸ばしていることが,はっきり見て取れ(聞き取れ?)ました。

CloserのTrumpetソロはHornsリーダーのMiki。ブラインド・オーディションを経て勝ち取ったソロです。
学園祭の時は,まだ地に足が着いていないような危なっかしさがありましたが,今ではドッシリと安定感のある演奏は,さすが上級生の「貫禄」という感じです。

Closer終了後,突然始まるヒット・ファンファーレ。
これを合図に野球部と,Closerを抜けて先にチアガールへと着替えをすませたGuardが,旧体へなだれ込み,そのまま「驀進応援団」ステージへ。
塔南高校の驀進エネルギーを,受験生のみなさんにお土産に持って帰ってもらいましょう。

予定より少し押して14時終了。ただちに旧体半面にシートを敷き直し,長イス80脚を並べ,指揮台とPit.&Batteryを移動させて,次の普通科説明会の準備。
さすが,日頃の体育館練習で鍛えられているだけあって,セッティング係の指示も的確です。予定は押しましたが,設営転換そのものは,予定どおり10分間で仕上げてみせました。
14時30分開始ということで,すでに受付は始まっているため,どんどん会場がいっぱいになります。

設営転換を終え,しばらく休憩をとり,普通科説明会のための待機に入ります。
普通科説明会では,舞台上での歓迎演奏となるため,旧体北側の階段が待機場所となります。今日は風が冷たいので,チアガールのコスチュームを着ているGuardは,ちょっと寒そうです。

普通科説明会は旧体いっぱいの参加者に来校していただけるため,残念ながら,本来の持ち味であるマーチングショウは,ご披露することはできません。
そこで,舞台を(ちょっと窮屈ですが)最大限に使い,秋プロショウで使う曲を「歓迎演奏」として聴いていただき(もちろん,説明会終了後には動いてやりますよ!というアピールは欠かせません)やはりヒット・ファンファーレから野球部と合流して「驀進応援団」を演じます。
写真では写っておりませんが,参加者席を取り囲むように,野球部が旧体壁際にグルリと並んで,応援歌を歌い,エールを贈ります。

普通科説明会終了後は自由参観の「部活動見学・体験」となります。
塔南ブラスの本領発揮はここから。
多くの参加者の方が,マーチングショウを観るために旧体に残って下さいました。
申し訳ありませんが,後ろ半分に座っておられた方々には舞台側へ移動していただき,力を合わせてシートをグーッとめくって準備完了。

本日2回目の秋プロショウ公演にも関わらず,Opener→Production→Closerと,疲れを感じさせない(スタミナと集中力が切れない)演奏・演技が続きます。
現役高校生たちは,Gryphonsの練習では,どうかすると,気合いも技術もキャリアを背景にブイブイいわせる一般メンバーの陰に隠れ,どちらかといえば控えめな印象がありますが,やはり,こういった伸び代の大きさは「若さ」ならではでしょう。
こうして秋プロショウも,10月になると「仕上がったな!」感がどんどん大きくなります。

秋プロショウが終わってからは,ショウを観てくれた中学3年生に声をかけて,楽器(フラッグ&ポンポン)体験。黙ってみてると,自分たち自身が中学生をダシにして,いろんな楽器を吹き倒して楽しんでいるような雰囲気も少々・・・。
ま,いいですか。
今日はみらい科&普通科のダブルヘッダーを,しっかり演じきったので,少々は目をつぶることにしましょう。中学生と楽しくやって下さいな。
さてさて,今日,楽しんでくれた中学生のうち,来年4月から,ショウを作る苦楽をともにするご縁があるのは,何人ぐらいいらっしゃるでしょうか?・・・そんな「出会い」も顧問稼業の一つの楽しみですね。

塔南高校は19時00分完全下校。で,ここからは本日の番外編。
現役高校生たちが下校した後,土曜日ということでBattery一般メンバーが学校説明会の裏で,関西大会にむけて,ヘッド(皮)の張り替え,またはチューニングにいそしんでおります。
Sゴン先輩は,スネアドラムのヘッドを張り替えた後,裏側のスナッピー調整に余念がありません。

その向かい側では,Battery STAFFも兼ねているSub.DM菊氏が,ハギハラ工房より借りだした電動ドリルを使ってマルチテナードラム用ベストホルダーのブラケット交換作業中。
DM.Sonyさんも,あれやこれやとお手伝いで,ほとんど家内工業状態を呈しております。
実は今季,スネアドラムに続いて,マルチテナードラムをY社からD社にリプレイスしたのですが,それがようやく(リムなどがAll-ブラックの特注色なので)この週末に納品されたのです。
関西大会で使用できるように,Y社製ホルダーに,D社パーツを付け替える必要があるため,電動ドリルの出番と相成りました。
そうですね,菊氏はハギハラ工房の下請けは,かなり十分,務まりますよ。さすがは技術系?!

ハギ先生はというと,隣の教室で,やはりBattery STAFFのK君と,バスドラムのチューニング中。1番BDの割れていたフープ(皮を押さえている輪状のパーツ=木製です)を交換するついでに,来週の関西大会に備えてチューニングも,ということのようです。

さて,明日はいよいよ関西大会まで実日数で一週間。
22日(月)は,学校説明会の代休を利用して,関西大会の会場である舞洲アリーナを使っての練習が計画されています。
いよいよ,関西大会目前という実感が,ヒシヒシと感じられるようになりました。
まずは明日。大会前最後の屋外練習です。
がんばっていきましょう!
関西大会への道程(その6)
2007-10-14
今週もまたまたやって来ました,南丹市八木町。河や山の風景もすっかりおなじみになりました。
先週に引き続いて午前・午後・夜間のフルタイム練習。時間が長いだけに大変は大変ですが,関西大会本番まであと三日間,ここはSTAFFもメンバーも踏ん張りどころです。
しかし,「心と力を合わせて楽しんでショウを作る」を活動方針とするGryphonsにとって,ショウ作りを120%満喫できる,という意味ではこの時期がもっとも楽しい?時期かもしれません。
また,今日は関西大会版のショウを確定する目的で,「全講師レッスン」として設定されています。関西大会の出来は今日のレッスンで定まるといってもよい大事な練習日でもあります。

先週に引き続いて午前・午後・夜間のフルタイム練習。時間が長いだけに大変は大変ですが,関西大会本番まであと三日間,ここはSTAFFもメンバーも踏ん張りどころです。
しかし,「心と力を合わせて楽しんでショウを作る」を活動方針とするGryphonsにとって,ショウ作りを120%満喫できる,という意味ではこの時期がもっとも楽しい?時期かもしれません。
また,今日は関西大会版のショウを確定する目的で,「全講師レッスン」として設定されています。関西大会の出来は今日のレッスンで定まるといってもよい大事な練習日でもあります。

もう見慣れた朝一番の風景。
自力組(送迎含む)がすでに到着しているトラックから楽器を降ろしだすころ,八木駅8時34分着の電車に乗ってきた電車組がたどり着き始めます。
さぁ,今日も一日がんばっていきましょう!

今日のハギハラ工房。
ウィンドチャイム(ベルツリーともいう)の箱を補修しております。
実は先ほど,ハギ号サイドのスライドドアを引き開けたハギ先生の目前で,金属音と共に駐車場へこぼれ落ちたウィンドチャイム・・・。さすがに箱はしっかり固定してありましたが,その箱自体がパックリ状態だったので,中味はアスファルト上へ真っ逆さまに!
「もぉ~,Pit.人たちはこういうことには雑だから・・・(v_v)」とつぶやきつつ,ストレッチ&MMの裏でセッセと手を動かしておられます。

営業中のハギハラ工房からほど遠からぬ一角では,BatteryチーフのSゴン先輩も何やら作業中。昨日届いたばかりのサウンド・プロジェクターをスネアドラムに黙々と取り付けています。
例年,10月も半ばを過ぎるころから,HornLine(管楽器)が鳴り出してくると,Batteryがだんだんバランス的に聞こえにくくなっていくのが通例。(コンテに慣れてくること,高校1年生が伸びてくること,が要因と思われます)
スネアドラムのサウンド・プロジェクターとは,楽器の下部に取り付けるプラ製の反射板で,本来は真下へ響く音をより前方へ飛ばすためのものです。
Gryphonsでは今季から初めて使用しますが,はたしてその効果は?

予約通りなら,Pit.は1F第2会議室で練習をする予定でした。
ところが,廊下一つ隔てたお向かいの第3会議室に,別件の会議が入り,音出しをするGryphonsが,気を遣わずに練習できるよう,会館側のご厚意とご配慮で(たまたま空いていた)2F大会議室を斡旋していただきました。
おかげさまで,午前中の練習,そして午後のセクション単位のレッスン時間も,伸び伸びと練習をすることが出来ました。ありがとうございました!

9月29日の練習を取材していたKBS「Go-on」のSTAFFが,2回目の取材に来られました。Gryとしては9月29日とさして変わらぬ一日を過ごしているような気がするのですが,番組としては二週間の練習の成果がバッチリ出ているのでしょうか?

第1会議室ではDM.Sonyさんが本日の予定をホワイトボードに記入中。
先週,大井のコーナンで「展示品限り見切り処分特価」で入手してきたNewホワイトボードはいかがでしょう? お気に召していただけましたか?
ところがSonyさん,ボード面の保護に貼り付けられているフィルムに気づかず,その上からいきなり書いておられたのが発覚したのは練習後でした。
「書いた文字が消えない!」と焦って,水拭きするなど必死になって消しておられたようです。一枚ペロッとフィルムをはがすとちゃんと消せる普通のホワイトボードですが・・・(^_^;)

同じ第1会議室の一角では,GSCのN氏・Y氏がM2で使うGuardグッズの収納&運搬箱の仕上げの真っ最中。
今日は関西大会仕様のショウを,本番と同じ装備で行うと共に,入退場練習も予定しているため,今夕までに仕上げるべく,がんばっていただいています。
それにしても,例のグッズもさることながら,それをフィールドに持ち込む箱までも,職人技が光っております。Guard諸君,心して踊るように!

今日は講師の先生方をお迎えして,まず最初にランスルー。8月19日以来の成果についての総括を踏まえ,関西大会へ向けての取り組みをどのように進めるかを検討して,レッスンに入る,という流れになっています。
そのため,午後以降の予定は未定のまま。
ただ,8月のレッスン以来2ヶ月,何も知らなかった1年生も何度かの本番を経て,メンタル的にも技術的にも大きく伸びてきています。バンド全体としても,8月の頃とは別バンドかと思うくらいに,サウンドやボリューム感が変わってきていますから,メンバーの成長を踏まえて(関西大会までの練習回数を踏まえて)どこまでを残し,どこを伸ばしていくか,その見極めが問われます。はぁ=3 それはそれでけっこう大変そうですねぇ・・・。

11時30分,たかはしTはJR八木駅に講師の先生方をお迎えツアー。
前回ここへ来たときはお盆明けの残暑厳しい日でした。今日は肌寒いぐらいのさわやかな秋風が吹き抜けます。
日々,日常との奮闘を続けていると,季節の変わり目にも,なかなか気が回らないものですが,こんな時にふと「いよいよシーズンも大詰めだなぁ」と思うと,少し寂しく感じるのは歳のせいでしょうか・・・。

講師の先生方にお見せするランスルーを!と気合いを入れているさなか,Pit.ではトラブル発生。ハギハラ工房本日二回目の出動です。
シンバル=ステーションを支えているラックが,ネジのゆるみからか,不調をきたしたようです・・・。ランスルーの時間が迫っている関係で,分解して調整する余裕がなく,シンバルやタムをフル装備した状態のまま,人海戦術の力業で調整。
ハギハラ工房,技だけが売り物ではありません?!

久しぶりの朝イチ(昼前?)ランスルー。
やはりPit.がいてくれるとショウがゴージャスになります。なかなかの出来ではありましたが,さて,これをどう関西に向けてクォリティ・アップをはかるか・・・。
まずは,HornLine的には,サウンドのブレンド感をよりいっそう高めていくことが課題となりそうですね。そしてffの長い音符が,どうしても短めになってしまうのも,ぜひ改善していきたいところです。

Sickleライフルも,関西大会仕様にバージョンアップ。
ファーストショウでは普通の赤いビニールテープで演じましたが,関西大会ではピカピカ光るテープに巻き替えることになりました。
照明を反射して,フィールドでも抜群に映えるのですが,見かけが少し変わっただけでも,トスをしてキャッチしなければならないライフル隊には,回転を見極めにくくなるため,習熟が必要なんだそうです。
しかし,ここはぜひとも演出効果を取りたいところ。ライフル隊の奮起に期待したいと思います。めざせノードロップ!

屋外では,さっそくM1冒頭のオルゴール部分に新しい振付がつけられています。
今まではこの部分は,何も演出が組み込まれていなかったのですが,ショウ冒頭の薔薇が開く前に,Guardによる雰囲気たっぷりのダンスが入ることになりました。
Gryphons Guardチームの持ち味を十分に生かし,オルゴールの雰囲気ともしっかりマッチしていて,ショウの幕開けを鮮やかに印象づけるシーンとなります。乞うご期待!

Tシャツネタ第六号。
2007年度版Low-Brassシャツが完成したそうです。デザインはTuba1年生Misatoと伺いました。なかなかのセンスとお見受けします。モデルは同じくTuba1年生のAya。
グリーン時に金文字でタイトル,赤い薔薇をあしらった上に,「オペラ座の怪人」ショウのラストフォーメイションがかぶせてあります。(ちなみに上が正面=メンバー視点ですね)
昨年版と同様,Low-Brassメンバーのポジションだけ「★」で示されているのが特徴ですね。
裾には今季Low-Brassメンバーの名前がローマ字で並んでいます。

Low-Brassに負けじと,新柄マントでアピールするのはおなじみのヤタオ氏。
ディズニー柄ですが,ほのぼの路線ではなく,ちょっとシックな雰囲気で勝負されておられるようです。
この新柄タオルも,お家の在庫にいつのまにか加わっていたとのこと。秋の訪れと共に終焉を迎えたはずのタオルdeマントコーナーも,まだまだがんばっています。

本日のレッスン中,突然始まったこのメニュー,題して「一人カンパニー」
カンパニーフロントといえば,Gryメンバーの大半が,そのエネルギーと想いの90%をぶつけると噂される,ショウ最大の見せ場。このカンパニーをしたいがために,Gryphonsを続けている者も数知れずとされているくらいです。
そのカンパニーを一人ずつやっていく・・・このようなメニューがあり得るのか,というぐらい衝撃的な練習でした。
目的は,一人ずつがカンパニーへの想いを自分のものとして,自分の力と音で表現すること。
緊張のあまりか力んで思わず音をはずす者,
気持ちだけが空回りして音が前に飛ばない者,
ガチガチになってしまって何が何だかわからんままに終わってしまった者等々,
メンバーそれぞれの性格と技術がハッキリと見え,ショウに臨むメンタル面について,メンバーそれぞれが考える,大きなきっかけになったと思います。
これはLow-Brass副団長のMarippeさん。さすが,貫禄と気合いの「一人カンパニー」でした!

19時20分より,今日のレッスンの集大成を披露する夜のランスルー。
先週までの「オペラ座の怪人」ショウの雰囲気がガラリと変わっています。
全体のタイミングがそろってきた,という要素も大きいとは思いますが,それ以上に,今日一日で自分たちのショウに対する,メンバーの想いがより明確になったことも大きいのではないでしょうか・・・。
M3-Battery Solo の決めも,今まであまり感じられなかったオーラが,少しずつ醸し出されてきたように思います。

HornLineのサウンド感も今日で大きく変わりました。
今までは,個々人の音をかなりはっきりと聞き分けることができ,全体的にはバラバラなイメージが強かったサウンドが,HornLine全体で,切れ目のない鳴りへ。
そうですね,これがGryphonsの本来の鳴りですね。今季もこのサウンド感にようやくみんなが到達してくれました。それぞれのセクションのサウンドが,どんどんブレンド(溶け合い)し始めています。もう少しで,Gryならではのゴージャスなサウンド感に届きそうです。カンパニーもGryらしい雰囲気が良いですね!

トータルコーディネイトのE先生は,都合がどうしても合わず,10月22日(月)の舞洲練習で,本日の成果をチェックしていただくことになっています。
大会二週間前,という段階で,ようやく「オペラ座の怪人」というテーマを,Gryの持ち味で消化することに手応えを感じた一日でした。
メンバー諸君もお疲れさま。
でも今日みんなでがんばったことで,Gryphonsはとても大きな一歩を踏み出すことが出来たような気がします。
関西大会までの練習は,泣いても笑ってもGry時間であと三日。悔いのない練習を積み重ね,自信と笑顔で本番に臨めるよう,みんなでショウを磨いていきましょう!
自力組(送迎含む)がすでに到着しているトラックから楽器を降ろしだすころ,八木駅8時34分着の電車に乗ってきた電車組がたどり着き始めます。
さぁ,今日も一日がんばっていきましょう!

今日のハギハラ工房。
ウィンドチャイム(ベルツリーともいう)の箱を補修しております。
実は先ほど,ハギ号サイドのスライドドアを引き開けたハギ先生の目前で,金属音と共に駐車場へこぼれ落ちたウィンドチャイム・・・。さすがに箱はしっかり固定してありましたが,その箱自体がパックリ状態だったので,中味はアスファルト上へ真っ逆さまに!
「もぉ~,Pit.人たちはこういうことには雑だから・・・(v_v)」とつぶやきつつ,ストレッチ&MMの裏でセッセと手を動かしておられます。

営業中のハギハラ工房からほど遠からぬ一角では,BatteryチーフのSゴン先輩も何やら作業中。昨日届いたばかりのサウンド・プロジェクターをスネアドラムに黙々と取り付けています。
例年,10月も半ばを過ぎるころから,HornLine(管楽器)が鳴り出してくると,Batteryがだんだんバランス的に聞こえにくくなっていくのが通例。(コンテに慣れてくること,高校1年生が伸びてくること,が要因と思われます)
スネアドラムのサウンド・プロジェクターとは,楽器の下部に取り付けるプラ製の反射板で,本来は真下へ響く音をより前方へ飛ばすためのものです。
Gryphonsでは今季から初めて使用しますが,はたしてその効果は?

予約通りなら,Pit.は1F第2会議室で練習をする予定でした。
ところが,廊下一つ隔てたお向かいの第3会議室に,別件の会議が入り,音出しをするGryphonsが,気を遣わずに練習できるよう,会館側のご厚意とご配慮で(たまたま空いていた)2F大会議室を斡旋していただきました。
おかげさまで,午前中の練習,そして午後のセクション単位のレッスン時間も,伸び伸びと練習をすることが出来ました。ありがとうございました!

9月29日の練習を取材していたKBS「Go-on」のSTAFFが,2回目の取材に来られました。Gryとしては9月29日とさして変わらぬ一日を過ごしているような気がするのですが,番組としては二週間の練習の成果がバッチリ出ているのでしょうか?

第1会議室ではDM.Sonyさんが本日の予定をホワイトボードに記入中。
先週,大井のコーナンで「展示品限り見切り処分特価」で入手してきたNewホワイトボードはいかがでしょう? お気に召していただけましたか?
ところがSonyさん,ボード面の保護に貼り付けられているフィルムに気づかず,その上からいきなり書いておられたのが発覚したのは練習後でした。
「書いた文字が消えない!」と焦って,水拭きするなど必死になって消しておられたようです。一枚ペロッとフィルムをはがすとちゃんと消せる普通のホワイトボードですが・・・(^_^;)

同じ第1会議室の一角では,GSCのN氏・Y氏がM2で使うGuardグッズの収納&運搬箱の仕上げの真っ最中。
今日は関西大会仕様のショウを,本番と同じ装備で行うと共に,入退場練習も予定しているため,今夕までに仕上げるべく,がんばっていただいています。
それにしても,例のグッズもさることながら,それをフィールドに持ち込む箱までも,職人技が光っております。Guard諸君,心して踊るように!

今日は講師の先生方をお迎えして,まず最初にランスルー。8月19日以来の成果についての総括を踏まえ,関西大会へ向けての取り組みをどのように進めるかを検討して,レッスンに入る,という流れになっています。
そのため,午後以降の予定は未定のまま。
ただ,8月のレッスン以来2ヶ月,何も知らなかった1年生も何度かの本番を経て,メンタル的にも技術的にも大きく伸びてきています。バンド全体としても,8月の頃とは別バンドかと思うくらいに,サウンドやボリューム感が変わってきていますから,メンバーの成長を踏まえて(関西大会までの練習回数を踏まえて)どこまでを残し,どこを伸ばしていくか,その見極めが問われます。はぁ=3 それはそれでけっこう大変そうですねぇ・・・。

11時30分,たかはしTはJR八木駅に講師の先生方をお迎えツアー。
前回ここへ来たときはお盆明けの残暑厳しい日でした。今日は肌寒いぐらいのさわやかな秋風が吹き抜けます。
日々,日常との奮闘を続けていると,季節の変わり目にも,なかなか気が回らないものですが,こんな時にふと「いよいよシーズンも大詰めだなぁ」と思うと,少し寂しく感じるのは歳のせいでしょうか・・・。

講師の先生方にお見せするランスルーを!と気合いを入れているさなか,Pit.ではトラブル発生。ハギハラ工房本日二回目の出動です。
シンバル=ステーションを支えているラックが,ネジのゆるみからか,不調をきたしたようです・・・。ランスルーの時間が迫っている関係で,分解して調整する余裕がなく,シンバルやタムをフル装備した状態のまま,人海戦術の力業で調整。
ハギハラ工房,技だけが売り物ではありません?!

久しぶりの朝イチ(昼前?)ランスルー。
やはりPit.がいてくれるとショウがゴージャスになります。なかなかの出来ではありましたが,さて,これをどう関西に向けてクォリティ・アップをはかるか・・・。
まずは,HornLine的には,サウンドのブレンド感をよりいっそう高めていくことが課題となりそうですね。そしてffの長い音符が,どうしても短めになってしまうのも,ぜひ改善していきたいところです。

Sickleライフルも,関西大会仕様にバージョンアップ。
ファーストショウでは普通の赤いビニールテープで演じましたが,関西大会ではピカピカ光るテープに巻き替えることになりました。
照明を反射して,フィールドでも抜群に映えるのですが,見かけが少し変わっただけでも,トスをしてキャッチしなければならないライフル隊には,回転を見極めにくくなるため,習熟が必要なんだそうです。
しかし,ここはぜひとも演出効果を取りたいところ。ライフル隊の奮起に期待したいと思います。めざせノードロップ!

屋外では,さっそくM1冒頭のオルゴール部分に新しい振付がつけられています。
今まではこの部分は,何も演出が組み込まれていなかったのですが,ショウ冒頭の薔薇が開く前に,Guardによる雰囲気たっぷりのダンスが入ることになりました。
Gryphons Guardチームの持ち味を十分に生かし,オルゴールの雰囲気ともしっかりマッチしていて,ショウの幕開けを鮮やかに印象づけるシーンとなります。乞うご期待!

Tシャツネタ第六号。
2007年度版Low-Brassシャツが完成したそうです。デザインはTuba1年生Misatoと伺いました。なかなかのセンスとお見受けします。モデルは同じくTuba1年生のAya。
グリーン時に金文字でタイトル,赤い薔薇をあしらった上に,「オペラ座の怪人」ショウのラストフォーメイションがかぶせてあります。(ちなみに上が正面=メンバー視点ですね)
昨年版と同様,Low-Brassメンバーのポジションだけ「★」で示されているのが特徴ですね。
裾には今季Low-Brassメンバーの名前がローマ字で並んでいます。

Low-Brassに負けじと,新柄マントでアピールするのはおなじみのヤタオ氏。
ディズニー柄ですが,ほのぼの路線ではなく,ちょっとシックな雰囲気で勝負されておられるようです。
この新柄タオルも,お家の在庫にいつのまにか加わっていたとのこと。秋の訪れと共に終焉を迎えたはずのタオルdeマントコーナーも,まだまだがんばっています。

本日のレッスン中,突然始まったこのメニュー,題して「一人カンパニー」
カンパニーフロントといえば,Gryメンバーの大半が,そのエネルギーと想いの90%をぶつけると噂される,ショウ最大の見せ場。このカンパニーをしたいがために,Gryphonsを続けている者も数知れずとされているくらいです。
そのカンパニーを一人ずつやっていく・・・このようなメニューがあり得るのか,というぐらい衝撃的な練習でした。
目的は,一人ずつがカンパニーへの想いを自分のものとして,自分の力と音で表現すること。
緊張のあまりか力んで思わず音をはずす者,
気持ちだけが空回りして音が前に飛ばない者,
ガチガチになってしまって何が何だかわからんままに終わってしまった者等々,
メンバーそれぞれの性格と技術がハッキリと見え,ショウに臨むメンタル面について,メンバーそれぞれが考える,大きなきっかけになったと思います。
これはLow-Brass副団長のMarippeさん。さすが,貫禄と気合いの「一人カンパニー」でした!

19時20分より,今日のレッスンの集大成を披露する夜のランスルー。
先週までの「オペラ座の怪人」ショウの雰囲気がガラリと変わっています。
全体のタイミングがそろってきた,という要素も大きいとは思いますが,それ以上に,今日一日で自分たちのショウに対する,メンバーの想いがより明確になったことも大きいのではないでしょうか・・・。
M3-Battery Solo の決めも,今まであまり感じられなかったオーラが,少しずつ醸し出されてきたように思います。

HornLineのサウンド感も今日で大きく変わりました。
今までは,個々人の音をかなりはっきりと聞き分けることができ,全体的にはバラバラなイメージが強かったサウンドが,HornLine全体で,切れ目のない鳴りへ。
そうですね,これがGryphonsの本来の鳴りですね。今季もこのサウンド感にようやくみんなが到達してくれました。それぞれのセクションのサウンドが,どんどんブレンド(溶け合い)し始めています。もう少しで,Gryならではのゴージャスなサウンド感に届きそうです。カンパニーもGryらしい雰囲気が良いですね!

トータルコーディネイトのE先生は,都合がどうしても合わず,10月22日(月)の舞洲練習で,本日の成果をチェックしていただくことになっています。
大会二週間前,という段階で,ようやく「オペラ座の怪人」というテーマを,Gryの持ち味で消化することに手応えを感じた一日でした。
メンバー諸君もお疲れさま。
でも今日みんなでがんばったことで,Gryphonsはとても大きな一歩を踏み出すことが出来たような気がします。
関西大会までの練習は,泣いても笑ってもGry時間であと三日。悔いのない練習を積み重ね,自信と笑顔で本番に臨めるよう,みんなでショウを磨いていきましょう!
吉祥院ジャンボリーの日
2007-10-13
今日は校区の吉祥院小学校で開催される「吉祥院ふれあいジャンボリー」というイベントにお招きいただきました。
この吉祥院ジャンボリーへの出演は昨年に続いて二年連続,通算三回目となります。
今季メンバーにも,この小学校出身者がたしか在籍しているはず。
会場までは塔南高校から歩いて約10分ほどですので,輸送は顧問車・GSCサポート車のピストン輸送,メンバーは塔南高校から徒歩移動となります。

この吉祥院ジャンボリーへの出演は昨年に続いて二年連続,通算三回目となります。
今季メンバーにも,この小学校出身者がたしか在籍しているはず。
会場までは塔南高校から歩いて約10分ほどですので,輸送は顧問車・GSCサポート車のピストン輸送,メンバーは塔南高校から徒歩移動となります。

昨夜の設営段階からお願いして,現役高校生マーカー隊がポイントだけは設営しておきました。集合は8時30分。身体をほぐしてから,場当たりに取りかかります。
この小学校も,周囲は住宅に囲まれているため,Batteryはリム打ち,HornLine(管楽器)は軽くBop(ボップ=音の頭の部分だけを発音する)で。

Pit.も昨夜のポイント設営と同時に,何往復かをして小学校の体育館に搬入してありました。久我ではPit.を出す手間を省きましたが,小学校の体育館がグラウンドに面しているため,今朝はPit.付となりました。
ただし,時間と人手が限られているため,場当たりではマリンバやビブラフォン等の鍵盤楽器のみをグラウンドに運び出しました。なので,ティンパニ愛のU君は,お気の毒ですが「エアーティンパニ」状態・・・。
この場当たりが終わると,GuardとPit.はそのまま小学校体育館で練習へ。HornLineとBatteryは塔南高校へ移動して音練へ。

この「吉祥院ふれあいジャンボリー」はNPO法人ふれあい吉祥院ネットワークの主催です。塔南ブラスの演奏会でいつも合同演奏に参加していただいている,洛南中学吹奏楽部も,パレードやステージに出演されています。
せっかく同じイベントに出演しているのですが,お互いの出演時間・準備時間の関係で,演奏演技を見ることができないのが少し残念でした。

移動も兼ねた昼休みも終わって12時45分,いよいよ準備も最終段階。
朝の場当たりの時には閑散としていたグラウンドも,各テントの模擬店や催し物が大盛況で,活気にあふれています。
まずは移動に時間がかかるPit.がグラウンド反対側のステージ前まで移動開始。

体育館ではHornLineが本番前チューニングを念入りに。
仕切っているのはHigh-Brassセクションリーダーのヤタオ氏。
チューニングの最後は,今季の練習曲になっているロシアの作曲家ショスタコーヴィッチの作品「Fire of Eternal Glory」(もちろんマーチングアレンジ版ですが)

一方,グラウンドでは待ち時間を利用してハギ先生がPit.の曲練中。
本番直前といえども,一分たりとも練習時間を無駄にしないのがハギ先生の信念。
Pit.がフィーチャーされる部分を中心に,何度も繰り返して完璧を期します。

13時10分,いよいよ本番開始。
まずは現役高校生秋プロショウからスタート。
先月の学園祭ショウ以来の秋プロ本番です。(梅小路ふれあいコンサートは突然の大雨で演じられず)
Gryフィールド内に秋プロ用のポイントが別に設けてあります。旧体育館で練習しているときは大きく見えますが,やはりグラウンドに出るととても小さく思えてしまいます。
バンド紹介のMCからスタートしました。そうですね,現役高校生たちは,一般メンバーに見守られていることに,ちょっとはプレッシャーを感じているかもしれません。

一昨日まで高校2年生は北海道研修旅行。本来なら代休日である昨日の午後に2時間だけ,今日の本番に備えて練習をしておりました。
昨年も似たような日程で,当日の午前中だけの練習で同じ舞台に臨んだのですが,はっきり言って塔南ブラスとしては「かなり悲惨」なショウになってしまいました。
昨年同様な結果であれば,ご招待いただいた方々や観客のみなさまに失礼です。そこで今年は,高校2年生に顧問側から「秋プロするなら2年生は前日の代休日に練習しておく,代休日をフルに休みたいなら本番はGryショウだけに絞り込む」という提案をしてありました。

顧問側からの提案を受けて,高校2年生だけでMeetingをしていたようです。
どういう意見が交わされたのかは聞かされていませんが,2年生で話し合った結論として「前日練習→秋プロ披露」という方を選んできました。
その手順を踏んだせいなのか,やはり塔南ブラスもレベルアップしているのか,今年の吉祥院ジャンボリーでの秋プロショウはなかなかの出来となりました。
本番でこのショウを演じるのは2回目ですが,この1カ月の成長を感じさせる部分があったと思います。屋外で初めての秋プロでしたが,Closerの「Impossible Dream」も,なかなかそれらしい雰囲気が出ています。

現役高校生の秋プロショウに引き続いて,いよいよGryphons2007「オペラ座の怪人」ショウ。DM.Sonyさんのつなぎの名MCの間に,Pit.の再セッティングを終えてからスタート。もちろん,Guard衣装・振付などは“屋外仕様”になっています。
グラウンドに直接フラッグを置くわけにもいかないので,フィールド脇のあちらこちらにブルーシートを敷いて,ショウで使うライフルやフラッグを並べてあります。
M1の「Angle of Music」でSoloを演奏するTrumpet Ayako嬢。いつものことながら,マイルドな音色が曲の雰囲気によくマッチしています。

M3カンパニーもかなり良い感じになってきました。
こういったグラウンドでのショウは,同じ平面から見ていただくだけに,やはりショウの伝えたいことの全てをお見せできないのが残念です。

13時40分,無事に本番終了。
多くの地域の方々から,暖かい拍手をたくさんいただきました。
さて,GSCのY氏・H氏などに輸送サポートでお手伝いいただき,顧問車も何往復かをして,再び塔南高校へ移動。
16時30分までは各PARTで,音練&楽器整備となります。
現役高校生の係は,屋外ショウで使用した物のメンテナンスにも取り組みます。
渡り廊下でブルーシートをせっせと水拭きしているのは,楽器機材係でしょうか?
体育館内で敷いたりすることもあるため,屋外で使用した場合にはこうして水拭きして干しておくのも大切な仕事です。

南校舎へ行ってみると,手洗い場でLow-Brassが楽器を水洗い中。
土ボコリが付着した楽器を布で磨くと,細かい傷がつくからでしょうか?
それとも,関西大会前の最後の屋外本番が終わったので,大会に備えての楽器整備でしょうか?
いずれにせよ,ショウを演じるためにはなくてはならないものですから,愛機を大事にするのは良いことですね。

なんて感心しながら北校舎へ行ってみると,Hr.ズたちがこちらも水洗い中。
ねぇ,まさか,そのクレンザーつけたりしてないよね? と一瞬ドキリとしてしまいました。
もとから置いてあったようですが,セッケンならともかく手洗い場にクレンザー??
もしかすると学園祭模擬店クラスが使用した後に忘れられたままでしょうか?

17時00分,トラックが到着し,明日の八木町での練習のために楽器を積み込んで,本日は終了。お疲れ様でした。
大会前の本番は,今日の吉祥院ジャンボリーで最後となります。
明日は,コーディネイトのE先生はご都合があわなかったのですが,関西大会前最後の「全講師レッスン」が予定されています。
関西大会の演出の最終確定の大事な一日。明日を含めて大会までに練習できるのはGry時間で4日間。いよいよショウの仕上げもラストスパートに入ります。
この小学校も,周囲は住宅に囲まれているため,Batteryはリム打ち,HornLine(管楽器)は軽くBop(ボップ=音の頭の部分だけを発音する)で。

Pit.も昨夜のポイント設営と同時に,何往復かをして小学校の体育館に搬入してありました。久我ではPit.を出す手間を省きましたが,小学校の体育館がグラウンドに面しているため,今朝はPit.付となりました。
ただし,時間と人手が限られているため,場当たりではマリンバやビブラフォン等の鍵盤楽器のみをグラウンドに運び出しました。なので,ティンパニ愛のU君は,お気の毒ですが「エアーティンパニ」状態・・・。
この場当たりが終わると,GuardとPit.はそのまま小学校体育館で練習へ。HornLineとBatteryは塔南高校へ移動して音練へ。

この「吉祥院ふれあいジャンボリー」はNPO法人ふれあい吉祥院ネットワークの主催です。塔南ブラスの演奏会でいつも合同演奏に参加していただいている,洛南中学吹奏楽部も,パレードやステージに出演されています。
せっかく同じイベントに出演しているのですが,お互いの出演時間・準備時間の関係で,演奏演技を見ることができないのが少し残念でした。

移動も兼ねた昼休みも終わって12時45分,いよいよ準備も最終段階。
朝の場当たりの時には閑散としていたグラウンドも,各テントの模擬店や催し物が大盛況で,活気にあふれています。
まずは移動に時間がかかるPit.がグラウンド反対側のステージ前まで移動開始。

体育館ではHornLineが本番前チューニングを念入りに。
仕切っているのはHigh-Brassセクションリーダーのヤタオ氏。
チューニングの最後は,今季の練習曲になっているロシアの作曲家ショスタコーヴィッチの作品「Fire of Eternal Glory」(もちろんマーチングアレンジ版ですが)

一方,グラウンドでは待ち時間を利用してハギ先生がPit.の曲練中。
本番直前といえども,一分たりとも練習時間を無駄にしないのがハギ先生の信念。
Pit.がフィーチャーされる部分を中心に,何度も繰り返して完璧を期します。

13時10分,いよいよ本番開始。
まずは現役高校生秋プロショウからスタート。
先月の学園祭ショウ以来の秋プロ本番です。(梅小路ふれあいコンサートは突然の大雨で演じられず)
Gryフィールド内に秋プロ用のポイントが別に設けてあります。旧体育館で練習しているときは大きく見えますが,やはりグラウンドに出るととても小さく思えてしまいます。
バンド紹介のMCからスタートしました。そうですね,現役高校生たちは,一般メンバーに見守られていることに,ちょっとはプレッシャーを感じているかもしれません。

一昨日まで高校2年生は北海道研修旅行。本来なら代休日である昨日の午後に2時間だけ,今日の本番に備えて練習をしておりました。
昨年も似たような日程で,当日の午前中だけの練習で同じ舞台に臨んだのですが,はっきり言って塔南ブラスとしては「かなり悲惨」なショウになってしまいました。
昨年同様な結果であれば,ご招待いただいた方々や観客のみなさまに失礼です。そこで今年は,高校2年生に顧問側から「秋プロするなら2年生は前日の代休日に練習しておく,代休日をフルに休みたいなら本番はGryショウだけに絞り込む」という提案をしてありました。

顧問側からの提案を受けて,高校2年生だけでMeetingをしていたようです。
どういう意見が交わされたのかは聞かされていませんが,2年生で話し合った結論として「前日練習→秋プロ披露」という方を選んできました。
その手順を踏んだせいなのか,やはり塔南ブラスもレベルアップしているのか,今年の吉祥院ジャンボリーでの秋プロショウはなかなかの出来となりました。
本番でこのショウを演じるのは2回目ですが,この1カ月の成長を感じさせる部分があったと思います。屋外で初めての秋プロでしたが,Closerの「Impossible Dream」も,なかなかそれらしい雰囲気が出ています。

現役高校生の秋プロショウに引き続いて,いよいよGryphons2007「オペラ座の怪人」ショウ。DM.Sonyさんのつなぎの名MCの間に,Pit.の再セッティングを終えてからスタート。もちろん,Guard衣装・振付などは“屋外仕様”になっています。
グラウンドに直接フラッグを置くわけにもいかないので,フィールド脇のあちらこちらにブルーシートを敷いて,ショウで使うライフルやフラッグを並べてあります。
M1の「Angle of Music」でSoloを演奏するTrumpet Ayako嬢。いつものことながら,マイルドな音色が曲の雰囲気によくマッチしています。

M3カンパニーもかなり良い感じになってきました。
こういったグラウンドでのショウは,同じ平面から見ていただくだけに,やはりショウの伝えたいことの全てをお見せできないのが残念です。

13時40分,無事に本番終了。
多くの地域の方々から,暖かい拍手をたくさんいただきました。
さて,GSCのY氏・H氏などに輸送サポートでお手伝いいただき,顧問車も何往復かをして,再び塔南高校へ移動。
16時30分までは各PARTで,音練&楽器整備となります。
現役高校生の係は,屋外ショウで使用した物のメンテナンスにも取り組みます。
渡り廊下でブルーシートをせっせと水拭きしているのは,楽器機材係でしょうか?
体育館内で敷いたりすることもあるため,屋外で使用した場合にはこうして水拭きして干しておくのも大切な仕事です。

南校舎へ行ってみると,手洗い場でLow-Brassが楽器を水洗い中。
土ボコリが付着した楽器を布で磨くと,細かい傷がつくからでしょうか?
それとも,関西大会前の最後の屋外本番が終わったので,大会に備えての楽器整備でしょうか?
いずれにせよ,ショウを演じるためにはなくてはならないものですから,愛機を大事にするのは良いことですね。

なんて感心しながら北校舎へ行ってみると,Hr.ズたちがこちらも水洗い中。
ねぇ,まさか,そのクレンザーつけたりしてないよね? と一瞬ドキリとしてしまいました。
もとから置いてあったようですが,セッケンならともかく手洗い場にクレンザー??
もしかすると学園祭模擬店クラスが使用した後に忘れられたままでしょうか?

17時00分,トラックが到着し,明日の八木町での練習のために楽器を積み込んで,本日は終了。お疲れ様でした。
大会前の本番は,今日の吉祥院ジャンボリーで最後となります。
明日は,コーディネイトのE先生はご都合があわなかったのですが,関西大会前最後の「全講師レッスン」が予定されています。
関西大会の演出の最終確定の大事な一日。明日を含めて大会までに練習できるのはGry時間で4日間。いよいよショウの仕上げもラストスパートに入ります。
久我地区体育祭の日
2007-10-07
先週から順延になった久我地区体育祭本番のため,再び神川小学校へやって来ました。
今日は天気予報のとおり,運動会日和です。
屋外の,それもグラウンドという舞台でGryショウをご披露するのは今季初めてとなります。
もともと,大会用に作ってきたショウですから,やや斜め上から見下ろされることを前提にビジュアルやバランスが組み立てられていますが,ここではお客さんと同じ平面。
ショウに盛り込まれた本来の効果を全て楽しんでいただけない,という点がつらいところです。
メンバーにとっても,ベルをフォーカスするポイントが水平になったり,ポイントが白線で描かれていたりと,いつもと違うフィールド&風景の中でのショウ。
そして距離が近いということで,個人のスタイルや音色・振付や表情などがストレートにお客さんに伝わるため,どこまで「オペラ座の怪人」を自分のものにできているかを問われることになります。

今日は天気予報のとおり,運動会日和です。
屋外の,それもグラウンドという舞台でGryショウをご披露するのは今季初めてとなります。
もともと,大会用に作ってきたショウですから,やや斜め上から見下ろされることを前提にビジュアルやバランスが組み立てられていますが,ここではお客さんと同じ平面。
ショウに盛り込まれた本来の効果を全て楽しんでいただけない,という点がつらいところです。
メンバーにとっても,ベルをフォーカスするポイントが水平になったり,ポイントが白線で描かれていたりと,いつもと違うフィールド&風景の中でのショウ。
そして距離が近いということで,個人のスタイルや音色・振付や表情などがストレートにお客さんに伝わるため,どこまで「オペラ座の怪人」を自分のものにできているかを問われることになります。

7時00分集合→ストレッチとウォームアップの後,8時より場当たりを開始。
時間は早朝,周囲は住宅地,ということもあり,HornLineは軽くBop(ボップ=音の頭の部分だけを発音する)で演奏し,Batteryはリム打ちでのリハーサル。
もちろんPit.はなしです。
M1冒頭と(動きの激しい)M3を中心に,演技中の風景の見え方や,フォーカスポイント,地面の滑りぐあいなどをチェックします。

8時30分より開会式。
まずは現役高校生1・2年生メンバーだけで(つまり塔南高校吹奏楽部として)入場行進を先導するパレードを行います。
塔南ブラスはGry以外の場面でもマーチングバンドとして活動しているのですが,このような「普通の」パレードは,実は今季初体験。一週間順延になったおかげで,延べ5時間ほどの練習ができたので,先週に実施された場合よりは,たぶんしっかりできたかな?!と思いました。
先頭を歩くバナーが少し傾いているのはご愛敬ということで・・・担当するPit.のお二人が互いの身長差を意識しすぎたようですね(^_^;)

入場行進パレードに引き続いて,HornsリーダーYukariの指揮で開会式の式典演奏。
まず,開会宣言でファンファーレ。
ついで,昨年度の優勝旗返還や各競技のトロフィー返還の際に得賞歌を吹奏。
あとは,各種のご挨拶が終わるまで待機となります。
久我地区の体育祭は,毎年かなり盛大なもので,伏見区長をはじめ多くの来賓の方々がお見えになっておられました。

開会式式典演奏を終えて,現役高校生は控室になっている神川小学校体育館に戻ります。「オペラ座の怪人」ショウ本番は,午前中の競技の途中にプログラムしてされてます。いったん休憩を取らせてから,衣装を整え,あらためてBasicから本番に向かってのルーティーンに入ります。
準備の仕上げは全セクションによる合奏。
Guardは屋外仕様の振付(床に直接転がるような部分だけを変更しました・・・衣装が汚れてしまいますので)を確認しつつ,後ろ半分で。

一つ前の「綱引き」が,予想以上に時間がかかったため,余裕を持ってスタンバイしたつもりが,かなり長めの待機時間になってしまいました。
このあたりのスケジューリングは,なかなか難しいものがあります。
待機中,仮面をつけたままだったファントム役Mくん。小学生の女の子に至近距離で指さされ,「ヘンな顔の人がいる!」と叫ばれて苦笑い。
まぁ小学校低学年児童にとってはそうかも・・・子供は正直というか,遠慮なしですねぇ。
40分ほどの待機後,本番へ。準備中の間をつなぐのはDM.Sonyさんの名司会。

秋空に高々と舞い上がるファーストヒットのライフル。
初めての屋外ショウに臨んだ,高校1年生の感想は,
『すごく暑くてまぶしくて・・・待機時間もすごく長くってすごい緊張しました。いざ本番が始まって頭の中が真っ白になってしまいました(>_<) ポイントとかもいつもと違うのですごくテンパッてしまいました』
そのわりには状況をしっかり覚えているのは,やはり成長してきた証でしょう。
どうもGry2007にとって,M1は本来の調子が出にくいようです。
エンジンがかかりにくい人たちなのでしょうか?

『本番で今までのやったことを全部出す,という目標は達成できなかった。M1のホールドで,ちょっと動いちゃって,その後ずっと足ガクガクやったし・・・』
とはLow-Brassの高校1年生。
何事も「初めて」は大変なようですね。
でも,どこへ行っても本番は必ず「初めて」で,しかもそれが「最後」になります。
最初の一発目に練習の成果を全て出し切る,というメンタル面も含めて,これからしっかり伸びていって欲しいと思う部分です。
音色の効果を考慮して,MelophoneからFlugel Hornに持ち替えたヤタオ氏のM2Solo。
さすがはベテラン,いつもどおりの甘~いSolo。やや浮き足立っていたショウも落ち着きます。

高校1年生の感想その3。
『オペラ座のショウは,みんな,自分の力を全部はっきできなかったと思います。ミスもあったし,ラインもあんまり見れてなかったし・・・』
チームの問題点をしっかり見すえていてくれるのは頼もしい限りです。君たちはまだまだマーチングプレイヤーとして歩み始めたばかり。伸びてくるのはこれからです。
M2以降は,雰囲気に慣れてきたのか,聞こえ方に慣れてきたのか,おおよそ練習通りの感じでショウを演じてくれています。
(わたしの位置的にはほとんどPit.の音しか聞こえませんでした・・・Pit.のパワーもすごいですねぇ)

『思った以上に聞こえなくて,うごきにくくて本当大変だった。・・・外でのうごきに自分全然慣れてなかったなと思った。周りの人にたよりきってたせいか,となりの人が休んでいたら列がズレるとか・・・自分に言いきかせときます』
とはHigh-Brassの高校1年生の感想。
そうですね,自分のポジションは自分が責任をもって演じきるのが,メンバーシップというもの。しっかり言いきかせておきましょう。
メンバーそれぞれがしっかり集中して,自分自身の気持ちで演技すれば,きっと見ていただいている観客のみなさんにも,何か伝わるようなショウができると思います。

本番終了。撤収後,そのまま積み込みへ。
トラック1台では,さすがにマリンバ1本は解体する必要がありますか。
今日の午後はPit.とGuardが塔南高校で。HornLineとBatteryは校外グラウンドをお借りしての屋外練習,と分かれて練習します。
そのため,輸送に当たるトラック・ハギ号・たかはし号・GSCサポート車も,それぞれの練習場所へと動きますから,それぞれを振り分けて積み込みます。

ここでプチ=トラブル発生。
ビブラフォンのペダルを固定しているネジが緩みません。
ここで久々のハギハラ工房。というか,これぐらいは工具箱を引っ張り出さず力業で解決。
(ネタ的には嬉しいのですが,ハギ先生でなくても何とかなったのでは?)

午後の練習その1。Guardの校内練習。
昨日,赤デカ旗から転用したNewフラッグに換装したバタフライ=フラッグ・チームは,ラストフォーメイションの微調整。
今季の「オペラ座の怪人」ショウでは,赤い薔薇がファントムを象徴するイメージとして繰り返し出てきます。そのモチーフをさらに強化するため,最後の最後のフォーメイションも,色・形ともに「赤薔薇」をイメージしたものにチェンジしました。
私たちのショウでは,ファントムは想いを胸に地下へ去り,クリスティーヌも,「価値あるものへの愛=ファントム」を忘れることなく,地上で人間の暮らしを送る,というストーリーを考えています。
さて,「赤い薔薇の中に包み込まれるクリスティーヌ」という雰囲気に見えるでしょうか?

午後の練習その2。
Batteryはセクションからの強い要望により,音にこだわっての屋外練習。
教室等の室内では,響きすぎてよくわからない,細かいタッチやタイミングをしっかりチェックしたいとのことでした。
HornLineがPART練習をしているグラウンドの反対側,駐車スペースを使って叩きまくっています。
ここは付近に民家がいっさいなく,広大な浄水場と高速道路に隣接しているため,苦情の心配はありません。

Bass Drum隊は,同じ駐車スペース内で別メニュー。どうやら譜面上のマイナーチェンジか何かを伝授中でしょうか?
仕事が空いている時はBD隊を指導してくれている,元BatteryのSTAFF・K君が,5番BDの1年生M少年にアドバイスを。4番BD・Yossiyが残る1~3番の同じく1年生を指導中。

午後の練習その3。
HornLineも,久々の屋外練習ということで,動きながらしっかり「鳴らす」ということをテーマに,ショウの中から数カ所をピックアップして取り組みました。
『外での練習は貴重やし,思いっきり大きく吹いた! つもりやったけど,全然小さくしか聞こえなかった(Q_Q)↓・・・これはやばいなぁ,と思った。もっともっと先パイたちにたよらんと,1年も音出してかなあかん!! がんばる!!(>_<)』
とはHigh-Brassの高校1年生。
最近,DM.Sonyさんから何度も「八木慣れしない」「響きにゴマカされへんよう」と言い聞かされているせいか,高校1年生も,この場所で練習する目的をしっかり理解してくれているようです。

遠くへ,もっと遠くへ音を飛ばそう!
豊かな響きを求めて,秋空に向かって「動いても大きく鳴らす」練習が続きます。
今日はランスルーはなしで,予定通り17時00分終了。
はからずも(雨天順延により)2週間続いて朝早くから夕方まで練習することになってしまいました。
しかし,プレイヤーとしての経験値を上げ,初めての舞台で実力を出し切る難しさを実感し,響きにゴマカされない自分たちの本当のサウンドを確かめることもできました。
ちょっとハードな週末でしたが,しんどい思いをした分だけ,得られたものも多かったように感じました。

明日8日から,高校2年生は3泊4日の北海道研修旅行へ出発。
残る高校1年生は8日オフの後,秋季休業中ですが9~12日午前まで,塔南ブラスとして1年生だけの練習を行います。
先輩に頼らず,自分たちだけで練習時間を有意義に活用できるかどうか,次年度以降に「先輩」として塔南ブラスを運営する予行演習にもなりますね。
練習予定・内容の検討から始まり,使用場所の調整,解錠・施錠などの雑務など,きちんと部活をまわしていくために,ふだん2年生がやっていることを体験できるでしょう。
次回のGryphons本番は10月13日(土) 13時10分。京都市南区の吉祥院小学校グラウンドで開催される「吉祥院ジャンボリー」に出演します。
前半は高校1・2年生による秋プロショウ,続いてGryphonsによる「オペラ座の怪人」ショウとなります。
今日の本番から,ほとんど練習なしで再び屋外仕様のショウ。
しかも高校2年生は研修旅行直後,とチームとして万全の状態で迎えることが難しい日程ですが,関西大会前の最後の本番。
今日の反省を生かして,全員で現在のベストショウをめざしたいと思います。
時間は早朝,周囲は住宅地,ということもあり,HornLineは軽くBop(ボップ=音の頭の部分だけを発音する)で演奏し,Batteryはリム打ちでのリハーサル。
もちろんPit.はなしです。
M1冒頭と(動きの激しい)M3を中心に,演技中の風景の見え方や,フォーカスポイント,地面の滑りぐあいなどをチェックします。

8時30分より開会式。
まずは現役高校生1・2年生メンバーだけで(つまり塔南高校吹奏楽部として)入場行進を先導するパレードを行います。
塔南ブラスはGry以外の場面でもマーチングバンドとして活動しているのですが,このような「普通の」パレードは,実は今季初体験。一週間順延になったおかげで,延べ5時間ほどの練習ができたので,先週に実施された場合よりは,たぶんしっかりできたかな?!と思いました。
先頭を歩くバナーが少し傾いているのはご愛敬ということで・・・担当するPit.のお二人が互いの身長差を意識しすぎたようですね(^_^;)

入場行進パレードに引き続いて,HornsリーダーYukariの指揮で開会式の式典演奏。
まず,開会宣言でファンファーレ。
ついで,昨年度の優勝旗返還や各競技のトロフィー返還の際に得賞歌を吹奏。
あとは,各種のご挨拶が終わるまで待機となります。
久我地区の体育祭は,毎年かなり盛大なもので,伏見区長をはじめ多くの来賓の方々がお見えになっておられました。

開会式式典演奏を終えて,現役高校生は控室になっている神川小学校体育館に戻ります。「オペラ座の怪人」ショウ本番は,午前中の競技の途中にプログラムしてされてます。いったん休憩を取らせてから,衣装を整え,あらためてBasicから本番に向かってのルーティーンに入ります。
準備の仕上げは全セクションによる合奏。
Guardは屋外仕様の振付(床に直接転がるような部分だけを変更しました・・・衣装が汚れてしまいますので)を確認しつつ,後ろ半分で。

一つ前の「綱引き」が,予想以上に時間がかかったため,余裕を持ってスタンバイしたつもりが,かなり長めの待機時間になってしまいました。
このあたりのスケジューリングは,なかなか難しいものがあります。
待機中,仮面をつけたままだったファントム役Mくん。小学生の女の子に至近距離で指さされ,「ヘンな顔の人がいる!」と叫ばれて苦笑い。
まぁ小学校低学年児童にとってはそうかも・・・子供は正直というか,遠慮なしですねぇ。
40分ほどの待機後,本番へ。準備中の間をつなぐのはDM.Sonyさんの名司会。

秋空に高々と舞い上がるファーストヒットのライフル。
初めての屋外ショウに臨んだ,高校1年生の感想は,
『すごく暑くてまぶしくて・・・待機時間もすごく長くってすごい緊張しました。いざ本番が始まって頭の中が真っ白になってしまいました(>_<) ポイントとかもいつもと違うのですごくテンパッてしまいました』
そのわりには状況をしっかり覚えているのは,やはり成長してきた証でしょう。
どうもGry2007にとって,M1は本来の調子が出にくいようです。
エンジンがかかりにくい人たちなのでしょうか?

『本番で今までのやったことを全部出す,という目標は達成できなかった。M1のホールドで,ちょっと動いちゃって,その後ずっと足ガクガクやったし・・・』
とはLow-Brassの高校1年生。
何事も「初めて」は大変なようですね。
でも,どこへ行っても本番は必ず「初めて」で,しかもそれが「最後」になります。
最初の一発目に練習の成果を全て出し切る,というメンタル面も含めて,これからしっかり伸びていって欲しいと思う部分です。
音色の効果を考慮して,MelophoneからFlugel Hornに持ち替えたヤタオ氏のM2Solo。
さすがはベテラン,いつもどおりの甘~いSolo。やや浮き足立っていたショウも落ち着きます。

高校1年生の感想その3。
『オペラ座のショウは,みんな,自分の力を全部はっきできなかったと思います。ミスもあったし,ラインもあんまり見れてなかったし・・・』
チームの問題点をしっかり見すえていてくれるのは頼もしい限りです。君たちはまだまだマーチングプレイヤーとして歩み始めたばかり。伸びてくるのはこれからです。
M2以降は,雰囲気に慣れてきたのか,聞こえ方に慣れてきたのか,おおよそ練習通りの感じでショウを演じてくれています。
(わたしの位置的にはほとんどPit.の音しか聞こえませんでした・・・Pit.のパワーもすごいですねぇ)

『思った以上に聞こえなくて,うごきにくくて本当大変だった。・・・外でのうごきに自分全然慣れてなかったなと思った。周りの人にたよりきってたせいか,となりの人が休んでいたら列がズレるとか・・・自分に言いきかせときます』
とはHigh-Brassの高校1年生の感想。
そうですね,自分のポジションは自分が責任をもって演じきるのが,メンバーシップというもの。しっかり言いきかせておきましょう。
メンバーそれぞれがしっかり集中して,自分自身の気持ちで演技すれば,きっと見ていただいている観客のみなさんにも,何か伝わるようなショウができると思います。

本番終了。撤収後,そのまま積み込みへ。
トラック1台では,さすがにマリンバ1本は解体する必要がありますか。
今日の午後はPit.とGuardが塔南高校で。HornLineとBatteryは校外グラウンドをお借りしての屋外練習,と分かれて練習します。
そのため,輸送に当たるトラック・ハギ号・たかはし号・GSCサポート車も,それぞれの練習場所へと動きますから,それぞれを振り分けて積み込みます。

ここでプチ=トラブル発生。
ビブラフォンのペダルを固定しているネジが緩みません。
ここで久々のハギハラ工房。というか,これぐらいは工具箱を引っ張り出さず力業で解決。
(ネタ的には嬉しいのですが,ハギ先生でなくても何とかなったのでは?)

午後の練習その1。Guardの校内練習。
昨日,赤デカ旗から転用したNewフラッグに換装したバタフライ=フラッグ・チームは,ラストフォーメイションの微調整。
今季の「オペラ座の怪人」ショウでは,赤い薔薇がファントムを象徴するイメージとして繰り返し出てきます。そのモチーフをさらに強化するため,最後の最後のフォーメイションも,色・形ともに「赤薔薇」をイメージしたものにチェンジしました。
私たちのショウでは,ファントムは想いを胸に地下へ去り,クリスティーヌも,「価値あるものへの愛=ファントム」を忘れることなく,地上で人間の暮らしを送る,というストーリーを考えています。
さて,「赤い薔薇の中に包み込まれるクリスティーヌ」という雰囲気に見えるでしょうか?

午後の練習その2。
Batteryはセクションからの強い要望により,音にこだわっての屋外練習。
教室等の室内では,響きすぎてよくわからない,細かいタッチやタイミングをしっかりチェックしたいとのことでした。
HornLineがPART練習をしているグラウンドの反対側,駐車スペースを使って叩きまくっています。
ここは付近に民家がいっさいなく,広大な浄水場と高速道路に隣接しているため,苦情の心配はありません。

Bass Drum隊は,同じ駐車スペース内で別メニュー。どうやら譜面上のマイナーチェンジか何かを伝授中でしょうか?
仕事が空いている時はBD隊を指導してくれている,元BatteryのSTAFF・K君が,5番BDの1年生M少年にアドバイスを。4番BD・Yossiyが残る1~3番の同じく1年生を指導中。

午後の練習その3。
HornLineも,久々の屋外練習ということで,動きながらしっかり「鳴らす」ということをテーマに,ショウの中から数カ所をピックアップして取り組みました。
『外での練習は貴重やし,思いっきり大きく吹いた! つもりやったけど,全然小さくしか聞こえなかった(Q_Q)↓・・・これはやばいなぁ,と思った。もっともっと先パイたちにたよらんと,1年も音出してかなあかん!! がんばる!!(>_<)』
とはHigh-Brassの高校1年生。
最近,DM.Sonyさんから何度も「八木慣れしない」「響きにゴマカされへんよう」と言い聞かされているせいか,高校1年生も,この場所で練習する目的をしっかり理解してくれているようです。

遠くへ,もっと遠くへ音を飛ばそう!
豊かな響きを求めて,秋空に向かって「動いても大きく鳴らす」練習が続きます。
今日はランスルーはなしで,予定通り17時00分終了。
はからずも(雨天順延により)2週間続いて朝早くから夕方まで練習することになってしまいました。
しかし,プレイヤーとしての経験値を上げ,初めての舞台で実力を出し切る難しさを実感し,響きにゴマカされない自分たちの本当のサウンドを確かめることもできました。
ちょっとハードな週末でしたが,しんどい思いをした分だけ,得られたものも多かったように感じました。

明日8日から,高校2年生は3泊4日の北海道研修旅行へ出発。
残る高校1年生は8日オフの後,秋季休業中ですが9~12日午前まで,塔南ブラスとして1年生だけの練習を行います。
先輩に頼らず,自分たちだけで練習時間を有意義に活用できるかどうか,次年度以降に「先輩」として塔南ブラスを運営する予行演習にもなりますね。
練習予定・内容の検討から始まり,使用場所の調整,解錠・施錠などの雑務など,きちんと部活をまわしていくために,ふだん2年生がやっていることを体験できるでしょう。
次回のGryphons本番は10月13日(土) 13時10分。京都市南区の吉祥院小学校グラウンドで開催される「吉祥院ジャンボリー」に出演します。
前半は高校1・2年生による秋プロショウ,続いてGryphonsによる「オペラ座の怪人」ショウとなります。
今日の本番から,ほとんど練習なしで再び屋外仕様のショウ。
しかも高校2年生は研修旅行直後,とチームとして万全の状態で迎えることが難しい日程ですが,関西大会前の最後の本番。
今日の反省を生かして,全員で現在のベストショウをめざしたいと思います。
関西大会への道程(その5)
2007-10-06
先週に引き続き,今週もやってきました南丹市八木町。
顧問としては,授業と採点と成績処理の荒波を何とかクリアし,ホッとして迎えた週末です。
塔南高校も昨日で前期が終了し,今日から秋季休業。
しかし,いよいよ10月に突入して関西大会も目前に迫っている上に,先週に順延になった久我地区体育祭本番を明朝に控えていることもあり,いつまでも燃え尽きているわけにはいきません。

顧問としては,授業と採点と成績処理の荒波を何とかクリアし,ホッとして迎えた週末です。
塔南高校も昨日で前期が終了し,今日から秋季休業。
しかし,いよいよ10月に突入して関西大会も目前に迫っている上に,先週に順延になった久我地区体育祭本番を明朝に控えていることもあり,いつまでも燃え尽きているわけにはいきません。

今日の練習は,年間計画の中ではコンテ・クリーニングが主目的のため,久しぶりにPit.は塔南高校で分離練習。
ということは同時に,ハギ先生も塔南高校に&トラックも手配されない,ということです。
たかはし号1台では楽器を輸送しきれないため,GSCにサポートをお願いするとともに,車を所有する一般メンバーがハギ号と交換することで,楽器輸送を何とかクリアします。
ところが,通常こういう場合にハギ号を運転する団長モーリ氏が,今日は仕事で欠席!
ハギ号は,その車体の大きさもさることながら,今時では希少な「マニュアル・ミッション」だけに,運転できる人材も限られてしまうのが現実です。

というわけで,本日,八木町までハギ号を転がしてきたのは,ドラメ家のお二人。(より正確にはSub.DM菊氏)
本来ならトラック以外では輸送しないデカ旗系を,今日,八木町で行いたい「ある作業」に必要なので積み込んだため,DM.Sonyさんは,ちょっと苦しい乗車姿勢だったかも・・・。
どこぞやで,少し後退しちゃったこともあったそうですが,無事に八木町に到着して,菊氏もホッとVサイン。

HornLineのストレッチを横目に,Guardが作業しているのは,バタフライ=フラッグの交換。そう,先週に裁断した布地を各自が持ち帰り,それぞれ仕上げてきて今までのフラッグと交換しています。
そして後方では,Newデカ旗をポールに装着中。
こちらもファーストショウ後に改良を加えられたものが,GSCのご尽力で完成したので,実際の効果を確認するため,サンプル用にと何とか2本だけデカ旗用ポールをハギ号に突っ込んで輸送しました。

フラッグ差し替えを終えてから,GuardはBasicに。
もちろん高校1年生もどんどん成長はしているのですが,さすが先輩は先輩,だてに1年間のキャリアを積んだわけではありません。
こうしてBasicを見ていると,脚の上がり方などに,そのキャリアの差がハッキリ出てしまいますね。
がんばろう1年生,きっと来年には君たちも,ボディワークを思うようにコントロールできるようになれるはずですからね。

今日はPit.別の練習なので,コンテ・クリーニングが主目的となっています。
特に,今まで「2回流して終わり」とか「一日で30分」とか,M1・M3優先であまり精度を上げることに時間をかけられなかったM2「All I ask of You」のコンテを,じっくりとさらうことにしています。
今日も午前~夜間とフルタイムでお借りしているので,夕休みも組んであります。

今日も新柄をお召しのヤタオ氏。
この記事をご覧になったGSC・O氏宅より寄贈をいただいたとのこと。しかも同じネコ柄の色違いで2枚組だそうです。
いつもカンパニーで声をかけていただいているだけでもありがたいことですのに,ネタ作りにまでご協力?いただきありがとうございました。
今季のカンパニーは,演出上,声をかけにくい構成となってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
代わりといっては何ですが,M1ファーストプッシュなどは,それらしくなっておりますので,よろしければ今季もご声援よろしくお願い申し上げます。

昼休み,たかはしTは亀岡市大井にある某ホームセンターへお買い物。
本日予定している「ある作業」に必要な道具を買いにきました。ここには昨シーズンまでにも八木町へ練習に来た時に,忘れたり不足したりしたものを購入しに来たことがあります。
本来の買い物は無事に購入できましたが,その他にアルミ枠の両面ホワイトボード展示品見切り処分特価を発見!
現在使用しているホワイトボードが,段ボールにプラ枠付の安物で,かなりガタがきているため,思わず衝動買いしてしまいました。DM.Sonyさんは喜んでくれるかな?

Tシャツネタ第四号。
こちらはPercussion(Battery&Pit.)2007年度版Tシャツです。
こういったPARTもしくはセクション単位のTシャツ制作は,もともとPercussionが始めたもの。必ず漢字1文字「鼓」が背中に入るのは,初代からの伝統です。
他セクションに先駆けて完成した2007年度版Tシャツ,その「鼓」ロゴをデザインしたのは,昨年までGry Snare Drumで活躍していたTomocchiさん。今日はそのTomocchiさんをお迎えして完成のお披露目?というわけです。

ご覧下さい,「鼓」文字は,Percussionには欠くことのできないスティックやマレットで構成されています。
それも,Snare Drum用が6組,Bass Drum用が5組,Multi Tenor用が3組とBatteryの人数分がきちんと描かれています。
もちろんPit.のマレットやビーター(大太鼓&ゴング用の大きなもの)もPit.人数分がそろえてあり,これらが全部集まって「鼓」文字を構成しているというすばらしく凝ったもの。
実はTomocchiさん,美術系大学出身でデザイナーが本業です。
さすがプロの技ですねぇ!

Tシャツネタ第五号。
2006年度Guard Tシャツです。
紫の地にピンクの花,これは昨年度「ミス=サイゴン」ショウM2で花開いたハスの花をイメージしたデザインですね。そこにかぶさるロゴが「咲かぬなら 咲かせてみよう 永遠の花」というもの。
地の紫色とも相まって,かわいい彼女たちではなく,それなりのお兄さまたちが特攻服の下に着て睨みをきかせても似合うんじゃないか? という第一印象がいまだに薄れません・・・(あ,ここだけの話にして下さい,口きいてもらえなくなりそうです)

今日も夕休み付フルタイムの練習日。
夕休みタイムのPART練習で,Hr.ズが取り組んでいるのはM1後半のサークルになっていくフォーメイションでしょう。
160という速いテンポで,ラインからグルリと回り込んでサークル(円)になっていく,という絵だけに,インターバル(間隔)の維持や,ベルのコントロールが難しい部分です。

こちらもBaritoneの夕休みタイム練習。
M2前半の,サークルで動くフォーメイションのチェックですね。
2FギャラリーにPARTリーダー・エリーゼが登って,上から確認してあれこれ指示をしています。
これはなかなか良いアイディアですね。

Guardは夕休みを利用して先週のランスルービデオを鑑賞。
このスクリーンとプロジェクターは,GSC・N氏が八木町まで持ち込んで下さいました。
こういう機会でないと,なかなか自分自身が振っているところを見ることができないので,有意義な夕休みとなりました。
ところが見終わって出てきたGuard諸君は,そろってあまり浮かない表情。
どうやら思っていた以上に「演技がそろっていない感」が強かったようですね。
そのせいか,その後も夕休みは30分近く残っていたのに,屋外で思い思いにトスや振付の確認をしておりました。

今日も練習の最後を締めくくるのはランスルー。しかたがないことですが,Pit.がいないので,音的にはちょっと寂しいランスルーです。
先週,STAFFが再構築したストーリーに基づき,M3のGuard振付に少しチェンジが加えられており,今日のランスルーで初演となりました。
大きくは,クリスティーヌがファントムの仮面を剥ぎ取る,というシーンが見せ場として加わったのですが,今日見た感じでは,もう少しこなれていけば,かなりうまく整理できたショウになる,という予感(^_^)v
演奏タイムも7分47秒と,本来のベストタイムに戻りました。

19時35分,ランスルー終了。
Pit.の積み込みがないので,撤収もごく簡単になります。
電車組が出発してから,送迎含む自力組で「ある作業」の開始。
これもGuard絡みで,関西大会初登場でサプライズを狙っている演出のため,それまではネタにすることを封印されているもの。6月頃にGuardが制作に取りかかっている風景だけは掲載させてもらいました。
体育館の床面とギャラリーの高さを利用して,パソコンとプロジェクターを用いて一気に作業を進めようという試み。
機材とアイディア,そして投影作業にはGSCのN氏・Y氏・S氏らの全面的なご協力をいただいております。
たいへんすばらしいアイディアでしたが,残念ながらうまく投影するには画像調整がもう少し必要だったようです。30分あまり,いろいろと試行錯誤をしてみたものの,どうしても満足できる状態には至らなかったため,今夜は断念。
夜遅くまでご尽力いただき,ありがとうございました。居残って作業に協力してくれた自力組諸君もご苦労様でした。
2年生が北海道研修旅行に出かけている秋季休業中に,1年生たちとがんばって人力で仕上げておきたいと思います。

さて,もちろん帰途も楽器輸送は大きな問題。しかも明日は久我地区体育祭出演のため,現地7時00分集合です。
新たに神川在住のN口氏からもお申し出をいただき,たかはし号ハギ号からあふれたTuba等を今晩から明朝まで積載していただけることになりました。
車内に収まりきらないBass Drumもルーフキャリアに・・・ありがとうございます。

天気予報によると,明日の本番はまず大丈夫でしょう。
屋外での初めての本番,はたしてどのような演奏演技になるのか,少々不安も残ります。
まして,今まで屋内の練習がメインで,屋外でPit.をつけてコンテをおこなったのは合宿以降2時間ほど。チームの成長状況も,初めての場所での一発目には,練習通りの実力をまだまだ発揮できない段階です。
吹奏感も聞こえ方も,場所によって大きく変わるだけに,音ズレや動きのタイミングをどこまでそろえていけるかが,大きな課題となります。早朝に集まって開会式前には場当たりを組むなど,スケジュールとしては,できるだけの手は尽くしました。
あとはメンバーのショウにかける「気持ち」に期待しましょう。
ということは同時に,ハギ先生も塔南高校に&トラックも手配されない,ということです。
たかはし号1台では楽器を輸送しきれないため,GSCにサポートをお願いするとともに,車を所有する一般メンバーがハギ号と交換することで,楽器輸送を何とかクリアします。
ところが,通常こういう場合にハギ号を運転する団長モーリ氏が,今日は仕事で欠席!
ハギ号は,その車体の大きさもさることながら,今時では希少な「マニュアル・ミッション」だけに,運転できる人材も限られてしまうのが現実です。

というわけで,本日,八木町までハギ号を転がしてきたのは,ドラメ家のお二人。(より正確にはSub.DM菊氏)
本来ならトラック以外では輸送しないデカ旗系を,今日,八木町で行いたい「ある作業」に必要なので積み込んだため,DM.Sonyさんは,ちょっと苦しい乗車姿勢だったかも・・・。
どこぞやで,少し後退しちゃったこともあったそうですが,無事に八木町に到着して,菊氏もホッとVサイン。

HornLineのストレッチを横目に,Guardが作業しているのは,バタフライ=フラッグの交換。そう,先週に裁断した布地を各自が持ち帰り,それぞれ仕上げてきて今までのフラッグと交換しています。
そして後方では,Newデカ旗をポールに装着中。
こちらもファーストショウ後に改良を加えられたものが,GSCのご尽力で完成したので,実際の効果を確認するため,サンプル用にと何とか2本だけデカ旗用ポールをハギ号に突っ込んで輸送しました。

フラッグ差し替えを終えてから,GuardはBasicに。
もちろん高校1年生もどんどん成長はしているのですが,さすが先輩は先輩,だてに1年間のキャリアを積んだわけではありません。
こうしてBasicを見ていると,脚の上がり方などに,そのキャリアの差がハッキリ出てしまいますね。
がんばろう1年生,きっと来年には君たちも,ボディワークを思うようにコントロールできるようになれるはずですからね。

今日はPit.別の練習なので,コンテ・クリーニングが主目的となっています。
特に,今まで「2回流して終わり」とか「一日で30分」とか,M1・M3優先であまり精度を上げることに時間をかけられなかったM2「All I ask of You」のコンテを,じっくりとさらうことにしています。
今日も午前~夜間とフルタイムでお借りしているので,夕休みも組んであります。

今日も新柄をお召しのヤタオ氏。
この記事をご覧になったGSC・O氏宅より寄贈をいただいたとのこと。しかも同じネコ柄の色違いで2枚組だそうです。
いつもカンパニーで声をかけていただいているだけでもありがたいことですのに,ネタ作りにまでご協力?いただきありがとうございました。
今季のカンパニーは,演出上,声をかけにくい構成となってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
代わりといっては何ですが,M1ファーストプッシュなどは,それらしくなっておりますので,よろしければ今季もご声援よろしくお願い申し上げます。

昼休み,たかはしTは亀岡市大井にある某ホームセンターへお買い物。
本日予定している「ある作業」に必要な道具を買いにきました。ここには昨シーズンまでにも八木町へ練習に来た時に,忘れたり不足したりしたものを購入しに来たことがあります。
本来の買い物は無事に購入できましたが,その他にアルミ枠の両面ホワイトボード展示品見切り処分特価を発見!
現在使用しているホワイトボードが,段ボールにプラ枠付の安物で,かなりガタがきているため,思わず衝動買いしてしまいました。DM.Sonyさんは喜んでくれるかな?

Tシャツネタ第四号。
こちらはPercussion(Battery&Pit.)2007年度版Tシャツです。
こういったPARTもしくはセクション単位のTシャツ制作は,もともとPercussionが始めたもの。必ず漢字1文字「鼓」が背中に入るのは,初代からの伝統です。
他セクションに先駆けて完成した2007年度版Tシャツ,その「鼓」ロゴをデザインしたのは,昨年までGry Snare Drumで活躍していたTomocchiさん。今日はそのTomocchiさんをお迎えして完成のお披露目?というわけです。

ご覧下さい,「鼓」文字は,Percussionには欠くことのできないスティックやマレットで構成されています。
それも,Snare Drum用が6組,Bass Drum用が5組,Multi Tenor用が3組とBatteryの人数分がきちんと描かれています。
もちろんPit.のマレットやビーター(大太鼓&ゴング用の大きなもの)もPit.人数分がそろえてあり,これらが全部集まって「鼓」文字を構成しているというすばらしく凝ったもの。
実はTomocchiさん,美術系大学出身でデザイナーが本業です。
さすがプロの技ですねぇ!

Tシャツネタ第五号。
2006年度Guard Tシャツです。
紫の地にピンクの花,これは昨年度「ミス=サイゴン」ショウM2で花開いたハスの花をイメージしたデザインですね。そこにかぶさるロゴが「咲かぬなら 咲かせてみよう 永遠の花」というもの。
地の紫色とも相まって,かわいい彼女たちではなく,それなりのお兄さまたちが特攻服の下に着て睨みをきかせても似合うんじゃないか? という第一印象がいまだに薄れません・・・(あ,ここだけの話にして下さい,口きいてもらえなくなりそうです)

今日も夕休み付フルタイムの練習日。
夕休みタイムのPART練習で,Hr.ズが取り組んでいるのはM1後半のサークルになっていくフォーメイションでしょう。
160という速いテンポで,ラインからグルリと回り込んでサークル(円)になっていく,という絵だけに,インターバル(間隔)の維持や,ベルのコントロールが難しい部分です。

こちらもBaritoneの夕休みタイム練習。
M2前半の,サークルで動くフォーメイションのチェックですね。
2FギャラリーにPARTリーダー・エリーゼが登って,上から確認してあれこれ指示をしています。
これはなかなか良いアイディアですね。

Guardは夕休みを利用して先週のランスルービデオを鑑賞。
このスクリーンとプロジェクターは,GSC・N氏が八木町まで持ち込んで下さいました。
こういう機会でないと,なかなか自分自身が振っているところを見ることができないので,有意義な夕休みとなりました。
ところが見終わって出てきたGuard諸君は,そろってあまり浮かない表情。
どうやら思っていた以上に「演技がそろっていない感」が強かったようですね。
そのせいか,その後も夕休みは30分近く残っていたのに,屋外で思い思いにトスや振付の確認をしておりました。

今日も練習の最後を締めくくるのはランスルー。しかたがないことですが,Pit.がいないので,音的にはちょっと寂しいランスルーです。
先週,STAFFが再構築したストーリーに基づき,M3のGuard振付に少しチェンジが加えられており,今日のランスルーで初演となりました。
大きくは,クリスティーヌがファントムの仮面を剥ぎ取る,というシーンが見せ場として加わったのですが,今日見た感じでは,もう少しこなれていけば,かなりうまく整理できたショウになる,という予感(^_^)v
演奏タイムも7分47秒と,本来のベストタイムに戻りました。

19時35分,ランスルー終了。
Pit.の積み込みがないので,撤収もごく簡単になります。
電車組が出発してから,送迎含む自力組で「ある作業」の開始。
これもGuard絡みで,関西大会初登場でサプライズを狙っている演出のため,それまではネタにすることを封印されているもの。6月頃にGuardが制作に取りかかっている風景だけは掲載させてもらいました。
体育館の床面とギャラリーの高さを利用して,パソコンとプロジェクターを用いて一気に作業を進めようという試み。
機材とアイディア,そして投影作業にはGSCのN氏・Y氏・S氏らの全面的なご協力をいただいております。
たいへんすばらしいアイディアでしたが,残念ながらうまく投影するには画像調整がもう少し必要だったようです。30分あまり,いろいろと試行錯誤をしてみたものの,どうしても満足できる状態には至らなかったため,今夜は断念。
夜遅くまでご尽力いただき,ありがとうございました。居残って作業に協力してくれた自力組諸君もご苦労様でした。
2年生が北海道研修旅行に出かけている秋季休業中に,1年生たちとがんばって人力で仕上げておきたいと思います。

さて,もちろん帰途も楽器輸送は大きな問題。しかも明日は久我地区体育祭出演のため,現地7時00分集合です。
新たに神川在住のN口氏からもお申し出をいただき,たかはし号ハギ号からあふれたTuba等を今晩から明朝まで積載していただけることになりました。
車内に収まりきらないBass Drumもルーフキャリアに・・・ありがとうございます。

天気予報によると,明日の本番はまず大丈夫でしょう。
屋外での初めての本番,はたしてどのような演奏演技になるのか,少々不安も残ります。
まして,今まで屋内の練習がメインで,屋外でPit.をつけてコンテをおこなったのは合宿以降2時間ほど。チームの成長状況も,初めての場所での一発目には,練習通りの実力をまだまだ発揮できない段階です。
吹奏感も聞こえ方も,場所によって大きく変わるだけに,音ズレや動きのタイミングをどこまでそろえていけるかが,大きな課題となります。早朝に集まって開会式前には場当たりを組むなど,スケジュールとしては,できるだけの手は尽くしました。
あとはメンバーのショウにかける「気持ち」に期待しましょう。
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